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「仕方がない」から「仕方がある」へ。
ハーバード発、「社会の変え方」実践ガイド。
おかしな制度や慣習、困ったことや心配ごと……
社会の課題に気づいたとき、私たちに何ができるだろう?
普通の人々のパワーを集めて政治・地域・組織を変える方法
「コミュニティ・オーガナイジング」をストーリーで解説。
コミュニティ・オーガナイジングとは、「仲間を集め、その輪を広げ、多くの人々が共に行動することで社会変化を起こすこと」。
・戦略的で効果的なアクション……なんとなくデモや署名をするのとは異なり、変化につながる効果的なポイントを見つけ、戦略的に行動する。
・ごく普通の人たちでもできる……人のつながりを徐々に広げていくことで、大きなパワーを生み出す(スノーフレーク・リーダーシップ)。
・理論的・体系的に学べる……ハーバード大学のガンツ博士が理論化した実践的手法。バラク・オバマの大統領選キャンペーンでも活用された。
・身近な問題から法改正まで……地域の行事、PTA、組織改革、NPOの活動、法改正など、幅広く役立つ「ほしい未来をみんなで創る」方法。
理論と実践をわかりやすく伝える
・PART I:小学生カナメたちのストーリー……ある日、昼休みがなくなった! 新たな教頭先生が始めた取り組みに違和感を覚えた5年生のカナメと仲間たち。NPOで働くユキさんのアドバイスを得ながら、みんなで力を合わせて昼休みを取り戻す活動に乗り出した――。架空のストーリーを軸に、コミュニティ・オーガナイジングの5つのステップをわかりやすく解説。
・PART II:さまざまな実践事例……「おやじの会」や産後ケア施設の立ち上げ、若者による成人式の運営改革、著者も関わった刑法改正キャンペーン、難民支援の「6分間読書」キャンペーン等、幅広い分野における実践事例を紹介。
〈構成〉
序章「仕方がない」から「仕方がある」へ
(PART I METHOD 変革の起こし方)
第1章 コミュニティ・オーガナイジングとは何か
第2章 パブリックナラティブ――ストーリーを語り、勇気を育む
第3章 関係構築――価値観でつながる
第4章 チーム構築――三つの成果、三つの条件、三つの決めごと
第5章 戦略作り――みんなの資源をパワーに変える
第6章 アクション――リーダーシップを育てる
(PART II CASE 実践!コミュニティ・オーガナイジング)
第7章 人々の力を引き出す
第8章 身近なことから変化を起こす
第9章 政治を動かし、法を変える
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Posted by ブクログ
専門学校の先生からこれは絶対に読んでほしいと
2度も言われたのでようやく手をつけた本
コミュニティオーガニゼーションとは
地域組織化活動と訳されることが多いが
いまいち、よくわかんないが本音だろう
表紙の絵が全てではあるのだが
色々な事例を取り上げて具体的に実践行動に
落とし込む方法が書かれている
1番のメインは小学生の昼の休憩時間がなくなり
本を読む時間に変更になった
でも元どうりに何でもできる昼休みに戻したい
小学生がスーパーバイザーから
アドバイスをもらいながら奮闘していく物語が
メインシナリオ
ストーリーに共感すると人は行動する
つまり私ストーリー
→私たちストーリー
→行動ストーリーに落とし込む
社会的にパワーのない人がオーガナイズすれば
パワーを高められ
解決されなかった事をどうしたら解決できるかが
よく書かれている
人間関係やリーダーシップを作るために
小さな変化から大きな変化にもっていく術が
書かれている非常に勉強になる本
授業でやっていた事がこれを読んで
ようやく理解できたありがたい本
Posted by ブクログ
2024年5月に著者の鎌田華乃子氏の講演を聴講し、感銘を受け購読した。
世の中の出来事に「何かがおかしい」と思うことや暮らしている地域の問題に気づき、今の日本の社会や政治にも不満を感じている人に、少しでもその状況を変えられるかも知れないと知って欲しい。しかし、変わらないとあきらめて「仕方がない」となるのではなく、「社会は自分たちでかえられる」と思えたら、希望ある社会になるのではないだろうか。
実は、一見「仕方がない」とあきらめがちでも、「仕方がある」こととして、現に日本でもごく普通の人たちが社会を変えてきた例は沢山あります。その変化を起こす上で、必要な要素をコミュニティ・オーガナイジングの一連のプロセスを疑似体験し、地域行事から法改正まで、様々な分野でコミュニティ・オーガナイジングを使って変化が生み出された国内外の実際例を紹介します。個々人の関係構築は価値観でつながり、チーム構築の基本も関係構築、戦略と戦術を練り、アクションを起し、リーダーシップを育てる。根っこにあるのは、「なぜ」と問いかけるコーチングこそ重要だと指摘する。個性の異なる人々の力を引き出し、チームとして、集団としてアクションを起こす。わかっているようで、なかなかうまくいかない課題を、著者の試行錯誤と経験、そしてコミュニティ・オーガナイジングの理論を通じて追体験し、「社会は変わる、変えられる」と思う1刷となった。
Posted by ブクログ
コミュニティ・オーガナイジングとは、「仲間を集め、その輪を広げ、多くの人々が共に行動することで社会変化を起こすこと」。社会変化を起こすだけでなく、そのプロセスに参加する人たちの自立性、リーダーシップを育て、持続可能性を目指すものである。昔から社会変革を起こす人や方法はあったと思うが、それを体系化し、誰でも行えるようにパッケージされている点がこの方法の優点と思う。具体的には、1.パブリックナラティブ2.関係構築3.チーム構築4.戦略作り5.アクションそしてコーチングと言うパッケージにまとめられている。架空事例は小学生の行動として出されているが、架空なので少し甘い想定もあるが、それは理解しやすい事例として書かれているものと思われる。実際にわが国で行われた事例も紹介され、苦労もある分だけ、その後につながる事例と思われた。社会でも地域でも職場でも応用できる方法と思われた。全体を通して分かりやすく読みやすかった。
Posted by ブクログ
どこかの町で、議会の議決に反対して住民投票を求めた運動に対して、議員が「民主主義への冒涜」とテレビのインタビューで言ってて驚いたことが有ります。
しかし、その町の出来事はかなり特殊で、殆どそういう運動は有りません。仮に何故?と訊くと、面倒、ダサい、やっても変わらない、多分そういう意見が返ってくるはずです。
市民活動に対する研究結果がセオリーになっていることを、本書を読んで初めて知りました。勿論、セオリーなのでその通りにやっても上手くいくわけがなく、実際にはそれを応用して活動を起こす必要があります。
ただ、本書は初心者向けなのか割とハウ・ツゥー本っぽく書かれています。「このとおりにやってもうまくいかなかった」と文句を言う人が出なければいいですが。しかしそれでも、実際にやってみた、と言う人がいたとしたら、大成功だと思います。
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