エッセイ・紀行作品一覧

非表示の作品があります

  • 変!!
    4.3
    「私事、この度、無事死去つかまつり候。……」と生前に妙な「死亡案内」を出した落語家。通勤電車の中で、オナラをしたしないで「つかみ合い」のケンカをするサラリーマン。凄い剣幕でリングに乱入しマイクを奪うが、いきなり「こんばんは」と挨拶してしまうレスラー。奇想の天才が綴った世の中の「変」が大集合。抱腹絶倒間違いなしのエッセイ集。文庫化に際しひさうちみちおと松尾貴史の特別対談収録。
  • 寂聴仏教塾
    4.0
    なぜ人を好きになればなるほど苦しくなるの? なぜ、生きていくことは、こんなに辛いことだらけなの? 「前世」や「運命」って存在するの? ――人生のさまざまな悩みや苦しみに寂聴さんがやさしく、分かりやすく答えてくれる「読む法話」決定版! お釈迦さまの教えから、「あの世」の話、霊魂の話、そしてお墓や戒名のことまで、あなたの知らなかった仏教のエッセンスが、ぎっしりと濃縮された一冊。
  • 猫談
    -
    子供の頃から動物まみれで暮らしてきた著者が綴る命の本質に迫るエッセイ集。四匹の飼い猫たちとの日常を描いた「馬鹿猫」、小動物系の都市伝説「小さきものの逆襲」、農家と肉牛の深い絆を綴る「家畜の気持ち」、虫やカエルを殺して遊んできた小学生の作文「懺悔」など、生きとし生けるものへオマージュ18篇を収録。新潮社刊「猫談」のリニューアル電子版。
  • アジアマリファナ旅行
    5.0
    1巻641円 (税込)
    カンボジアでの怠惰な大麻生活、インドのヤバイマーケット、 大麻にまみれたタイのレストラン、アフガン戦争の余波が感じられるアフガニスタン、 大麻の名産地ラオス、旅行者たちの楽園パキスタン、そして超親日国家のバングラデシュ…。 アジア8ヶ国を巡る、吸いまくり紀行18編!
  • 自分に正直に生きる
    -
    年を重ねることは、より個性的になること。 ◎逆算をして生きるということ ◎やっておきたいことのリスト ◎生涯現役でいるために ◎夫とのほどよい距離 ◎趣味はこころのサプリメント ◎美しく暮らす工夫 ――命ある限り自分らしくありたい、そう願うあなたのためのエッセイ集。
  • シナモンロールにハチミツをかけて
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、世界のダイバーたちに人気のトラック島。 その美しいミクロネシアの海底には日本軍の沈没船が今も眠っています。 この本は、ダイビングの神さまと愛されていた偉大なダイバー、キミオ・アイサックのものがたりです。 皇国教育を受けて育った軍国少年キミオは、目の前で、兄とも慕う日本兵たちが撃沈され沈んでいく、その時のことが忘れられません。 キミオは潜水技術を駆使し、命がけで戦友たちの遺骨を引きあげたり、深海の船に慰霊碑を設置したりと誠を尽くしました。 不言実行のその姿を心のバネに、著者はキミオと戦死者への追悼の記念碑を、キミオが設けた慰霊碑の横に手向けしたのでした。 本書は、戦後70年を期して20年余りの記録をまとめた一冊です。 ダイビングの縦軸に、戦争と愛を横軸に、熱い命のしぶきが飛び散ります。
  • あんパンとアメリカ
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ▼序文  この本の著者・榊原明子さんは、私が講師を務める「戸塚有隣堂カルチャーセンター 文章教室」の受講者さんでもあります。  月に一度の講座に、榊原さんは、毎月2~3作のエッセイ作品を自主的に書いて提出してくれます。その内容は、1984年~1990年までの間、ご主人のお仕事の都合で移住したアメリカ南部の都市ラリー(Raleigh)での体験をテーマにしたものです。  そのエッセイ作品は読んでいて大変楽しく、興味深いものばかりで、いつしか受講者と講師の関係から、書き手とファンの関係へと変化していきました。  そんな榊原さんに、お聞きしたことがあります。人生初の海外移住に、不安や不満はありませんでしたか? と。すると彼女は、「あまり行きたくはなかった。けれど、せっかくの機会を無駄にしたくもなかった」と答えてくださりました。  その前向きなチャレンジ精神は、この本の出版にも表れていると思います。自主的に書き続けた作品が、一冊の本にまとめられるほどの数と質になり、今ここに書籍という形になった。これもすべて、榊原さんのお人柄と生き方によるものでしょう。  一人の日本人主婦が立ち向かった、アメリカ南部暮らし。その日々を、読者の皆様もご体感ください。 ー木村文章店店主 木村吉貴 [内容紹介] 平凡な日々の中、ある日突然、“異国での生活”を命ぜられたら...。 まじめな主婦のその生の体験が、淡々と綴られています。 漠然として当たり前のことが、海を越えて、くっきりと見えてくる日本。 新鮮なまなざしだからこそ掬い取られた発見の数々。流れる水のように読ませるエッセイです。
  • 心の水 思いやり
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 タイへ…それは転入生を想う一人の教師の教育愛から始まりました。 タイに魅せられ、瞑想に出会い、人生の集大成を見出した… その魅力をあなたも探してみませんか?
  • ガイドブックには載っていない 本当は怖い沖縄の話
    3.5
    1巻1,122円 (税込)
    青い海に白い砂浜…多くの人が思い描く沖縄のイメージはリゾート地のそれだろう。 しかし、独特の文化発展を遂げ、本土とは違う歴史を経験してきた沖縄は明るく楽しいだけではなく、「怖い」一面も持ち合わせている。 米軍基地問題の利権でうごめく面々、危険な米兵との交流、地元の人が行きたがらない心霊スポット、沖縄の民間信仰ユタ、ハジチという刺青文化 …などなど沖縄の意外な姿にページをめくる手がとまらない!
  • 毎日すること。ときどきすること。
    3.5
    「10年後が違うかも、と思ってね」、毎日こつこつと続けていること。ものを1/3に減らしながら暮らすこと。"焼き色"を確かめながらの料理。ヨガ、茶道、ピアノなどの習い事。旅、そして仕事。年齢を重ねるごとに、魅力的なひとでいるために。暮らしや人生を豊かに楽しむ著者の、日々やっていること・続けていること。その「理由」までがディープに綴られた本書は、わたしたちの「これから」の指南書です。
  • 恋愛がらみ。 不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ
    4.0
    1巻1,287円 (税込)
    女友達でも絶対に言わない「愛のダメ出し」。 「知的ゲイは悩める女の共有財産」「辛気臭いのは御免。私たちはいつだって、華やかに叱られたい」とジェーン・スーさんも本書を絶賛! マツコ・デラックス、ミッツ・マングローブ両氏とも旧知の間柄、フリーランス編集者でエッセイストの高山真、「愛のダメ出し」満載の新感覚幸福論です。  著者はファッション誌『Oggi』誌上でオトコにも人生にも不器用な女子たちのお悩みに答え続けて祝10年。その超人気エッセイ「マナー美人の心意気」から「恋愛がらみ」に特化して書籍化した本書には、刺さるフレーズが満載です。 「恋愛を成果主義で考えるのはつまらないわ」「経済力のあるオトコを狙うなら、あなたもそのフィールドにいるべきよ」「スイートホーム? いえ、専用ラブホテル。そう考えるオトコもいるの」「つらい過去はネタにして、笑って学んで昇華させるの。それで未来って変わるわよ」…女友達でも絶対に言わない本音に、読者は笑いあり、涙ありでハマっていくのが高山節の真骨頂。「アタシたち、もっともっと幸せになっていいのよ」――熱いエールに背中を押され、自分にとっての幸せを見つめなおしたくなる一冊です(2016年1月発表作品)。
  • 老人の壁
    4.0
    「明るい老人の本」大好きな虫採りに明け暮れる解剖学者・養老孟司。古今東西さまざまな「本人」になっていくつもの人生を送るイラストレーター・南伸坊。ともに老人になった二人が、「老人とは何か」「老人はどう生きるべきか」を、科学とユーモアで徹底討論! 病気になったらどうしよう。死んでしまったらどうしよう。暗い気分になってしまうのは、暗い気分になるものしか見ていないからだ。どんなに年を取っても人生を変える発見がある。死んだ後のことは生きている人にまかせよう。人間のことより花鳥風月に目を向けよう。養老孟司のエッセンスと、南伸坊の笑いが炸裂する心が軽くなる対談集。
  • 横森理香 50代から もっと幸せ
    5.0
    本書は、これまで40代向けの本をたくさん書いてきた横森理香さんが、自身が50代となり体験して導き出した「アラフィフ世代がまだまだ幸せに」生きる方法論です。 50代になり2度も入院、家族のため、仕事のためと頑張り過ぎていた彼女ですが、最近、「疲れるほど頑張らなくていい」と気がついたとのこと。 本書には、体力・気力を温存するアイデアがいっぱい! そして自分に心地いい時間を与えるアイデアもたくさん! 体調が良くて、好きなことができれば、人はもうそれだけで幸せ。 そして「ごきげん」でいれば運気は好転!  嬉しいことが次々に起こって、ますます幸せになれると言えます。
  • 虐待の淵を生き抜いて
    2.5
    著者は、実父と継母の6年に渡る虐待で二度も死にかけた被害者でありながら、いま「加害者支援」に奔走する。優しかった父はなぜ「鬼」と化したのか――。二度と父のような悲しい人間をつくりたくないという思いが彼女の原動力になっている。「誰でも絶対にやり直せる! 」という信念のもと、加害者の心に寄り添う著者が紡ぐ愛と希望の言葉。
  • よく晴れた日にイランへ
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    危険だというイメージがある地域だが、同じ中東でもシリアやイラクと違い、イランは平和で治安もいい国だ。旅行客にとっては見どころも多く、蔵前仁一が一カ月かけてまわったイラン各地には、日本人がほとんど知らない素晴らしい場所が紹介されている。イランの実情が知りたい方、イラン旅行をお考えの方には必読。
  • バルカンの花、コーカサスの虹
    3.6
    1巻1,650円 (税込)
    日本人にはあまり馴染みのないバルカン諸国、コーカサスは、どこか危険で紛争の絶えないところという印象を受ける。実際に旅してみると、紛争の傷跡が残っているところもあれば、多くの観光客が押しかける観光地もあるなど、多彩な彩りを見せる。蔵前仁一が各地を旅して、人々の生活や見どころなどを紹介する。
  • 時のながめ
    -
    郷里秋田の角館の山桜、六月の葉山の若い緑の木々、敬愛する唐木順三氏の信州の別荘から見はるかす富士。家を焼かれ逃げ惑った空襲の悪夢、終戦のあとに命を絶った母、尼になった叔母。田宮虎彦、藤枝静男、後藤明生、江藤淳、三浦哲郎、秋山駿……亡き友人知己への痛烈な想い。清冽な文章で書かれた、九年ぶりのエッセイ集。
  • 宮脇俊三鉄道紀行全集 第一巻 国内紀行I
    -
    汽車旅の味わいをしなやかにつづる珠玉の紀行。忘れがたい郷愁に充ちた旅の日々の安らぎ――文学として確立された鉄道紀行の集大成! 【収録作品】/『時刻表2万キロ』『最長片道切符の旅』『汽車旅12カ月』 【月報1】/「快い文学」(吉村昭)、「宮脇俊三さんのこと」(種村直樹)、「〈連載〉近くにも旅はある(1) 横川駅と旧沓掛駅」(宮脇俊三)
  • あせらず、おこらず、あきらめず
    -
    長年テーマとしてきた「家族の絆」というライフワークを主軸に、ドラマ作りや舞台演出につながる原風景、美空ひばりさんや上戸彩さんなど幅広い層の名優とのエピソードから、ヒット作が生まれるまでの初公開秘話まで完全網羅。さらに、今年で90歳になる今も前向きに日々と向き合う著者の「自分スタイル」を多数紹介。毎日を充実して過ごすためのヒントが満載です
  • 癒しの旅 四国霊場八十八ヵ寺
    値引きあり
    -
    1巻715円 (税込)
    四国に生まれた画家が、ふるさとの八十八ヵ寺を写生していく巡礼の旅。丁寧に描かれた一枚一枚の細密ペン画は寺の「気」を伝え、境内での風景を短く記す文章からはなつかしく穏やかな時間が届く。ことばに言い尽くせない心の平穏が読み進めるうちに広がっていく、ユニークな四国霊場八十八ヵ寺案内の書。
  • ゴルフ 酒 旅
    -
    ゴルフは絶えざる自己との戦いである――。世は空前のゴルフブーム。その魅力に取り憑かれた著者が、その効能を説き、獅子文六、小林秀雄、石原慎太郎ら文士との交友を綴る。そして、はじめて飲んだ日本酒の味や、米欧旅行の見聞……。多忙な作家の執筆の合間には、いつも「ゴルフ、酒、旅」があった。 〈解説〉宮田毬栄
  • じぶんというもの 金子光晴老境随想
    3.5
    じぶんの歩いてきた路すじのあやまちを、それそこに石がある、こちらに木の根があると、知らせたい気持ちでいっぱいだからである(「青春について」)。恋愛について、反抗について…漂泊の詩人が波瀾万丈の来し方をふり返り、人生の後輩に向けて贈る人生指南。  〈巻末イラストエッセイ〉ヤマザキマリ
  • 本のなかの旅
    -
    宮本常一、吉田健一、開高健、ヘミングウェイ、中島敦……。旅をすることにより、生き、書いた人々。文学者のみならず、登山家、冒険家、釣り人たち18人が遺した旅の記憶を読み解くエッセイ集。
  • 勝つ恋愛!
    4.0
    男を知って、男を操る。それが「勝つ恋!」ガールの恋愛術。女の子の色々な恋の悩みに答えることで、男の子の本音を暴露し、恋を成就させる具体的な方法を紹介する“魔法の恋愛参考書”。
  • ぼくが医者をやめた理由 青春篇
    3.3
    1967年、広島から一人の青年が上京、志も高く医学の道を歩みだした。個性的な面々が集う学生寮での新生活、教授に対する反発心、初めての解剖学実習のこと、学生運動への違和感、臨床実習で患者を前にしたときの不安、卒業試験……。後年医者をやめることになった著者が、医学生時代に体験した気恥ずかしくて情けない、けれど充実した出来事の数々を、軽快なタッチで綴った好評エッセイ。 シリーズ第3弾! 本書は、一九九六年九月に平凡社ライブラリーとして刊行された『新宿医科大学』を改題のうえ文庫化したものが底本です。
  • ぼくが医者をやめた理由 つづき
    -
    「治るなんて信じていないんだろ、ドクターだって……。だから、もういいんだよ」そう呟いて延命治療を拒んだ英国人のお爺さん。温厚で病院中の誰もが慕っていた先輩医師がガンであると知った時……。決して教科書通りには捉えることの出来ないさまざまな「病気」を抱え、日々、病院を訪れてくる患者を前に、医者はどう向き合えばよいのだろう。理想と現実のはざまで揺れながら、絶えず自問自答し続けた内科医の八年間を振り返った評判の好著、いよいよ充実の第2弾! 本書は、一九九四年十一月に平凡社ライブラリーとして刊行された『ぼくが医者をやめた理由 つづき』を角川文庫化したものが底本です。
  • ストレスに効くはなし
    5.0
    「病気ってやつは、どうしてこんなに治らないんだろう」。医師としての大いなる疑問に捉えられてしまった勤務医時代の著者は、偶然出会った「ストレス学説」に光明を見いだした。厳寒のモントリオールで研究に没頭する日々、善良で個性的な現地の人々との交流を活写しながら、糖尿病や胃潰瘍、不眠症など、豊富な症例でストレスとのつきあい方をわかりやすく解き明かす。後年医者をやめた著者が、医師としてもっとも充実した日々を振り返った元気の出るメディカル・ストーリー全9話! 本書は、一九九三年六月に小社より刊行された『恋愛胃潰瘍の作り方』を改題のうえ文庫化したものが底本です。
  • 江戸の備忘録
    3.9
    なぜ信長は殺されたのか? 教育パパ家康が子どもたちに学ばせたものは? 江戸時代の教育事情は?  『武士の家計簿』『無私の日本人』など、著書が続々と映画化されている気鋭の歴史家が、広く、深く、日本史を見わたせるような歴史のトピックを厳選。かろやかな語り口を楽しむうちに、いつのまにか日本の歴史のたどり方が身につくエッセイ集。
  • つるつるの壺
    3.8
    妄想に近いたわごと。言葉になりかける寸前でぐずぐずになってしまう想い。ワードプロセッサーの中でのたうち回る私の思念が現実を浸食する。やめてくれないか。そういうことは。と思ったけれども、それでもほつほつ続けるうち私自身が因果そのものとなり果て…。町田節爆発、クールでキュートなエッセイ。
  • へらへらぼっちゃん
    3.8
    3年間、なにもしないで時代劇ばかりみていた。テレビの中では毎日のように悪人が誅せられ、善人が希望に満ちて旅立っていく。進展しないのわたしだけ。ただただ、朝が来て蛭が来て夜が来て、喰らい酔って眠りこけていたのである――。町田康にかかれば、日本語はこんなにおもしろい。瞠目のエッセイ集。
  • 二十世紀の怪物 帝国主義
    値引きあり
    4.0
    ホブソン、レーニンに先駆けて書かれた「帝国主義論」の嚆矢。仏訳もされ、基本文献として高く評価されている。師・中江兆民の思想を踏まえ、徹底した「平和主義」を主張する「反戦の書」。大逆事件による刑死直前に書かれた遺稿「死刑の前」を収録。
  • 「来ちゃった」
    3.9
    山へ!海へ!裏へ!端っこへ!の女子旅日記。 著書多数、超人気エッセイスト・酒井順子さんと、『きょうの猫村さん』で人気爆発の超人気漫画家・ほしよりこさん。 ふたりが選んだ目的地は、「出生率1位の地」「寅さんが最後に行った地」「こけし工人がいる温泉」etc. ど真ん中よりも端っこへ。限りなくニッチなデスティネーション(目的地)ばかり。 行った先ではリュックひとつ背負って、灼熱の太陽に焼かれながらサトウキビ畑のなかで自転車をひたすらこいだり、藁ぞうりに白手袋をはめ、ロープにつかまって岩をよじ登ったり、船酔いで顔面蒼白になったり―― いろんな意味で「来ちゃった…」とぽつり、つぶやいてしまうような、近くて遠い国内旅35+海外2か所、計37の旅の記録を1冊に詰め込み人気を博した単行本が文庫になりました。 文庫化に際し、2015年に旅したばかりの「インド マハラジャ・エクスプレス紀行」もあらたに収録。 あたりまえの観光地を訪ねる旅にはもう飽きてきた大人女子の皆さん、今度はこんな渋い目的地へ、ゆるーい旅をしてみませんか? 【ご注意】※この作品はカラ―イラストが含まれます。
  • 土から芽がでて風がそよそよ つれづれノート(29)
    3.8
    目標にしていた運動を半年間続け、パワーアップした銀色さん。今度は外の世界に飛びだすことに。ファンとの交流、イベント、旅行など大忙し。子供たちもそれぞれ頑張っている。一方クマちゃんはというと……
  • 怖い絵 死と乙女篇
    4.1
    全身にみなぎる憤怒と威厳、レーピンの「皇女ソフィア」――凄絶な姉弟喧嘩の末に、権力を握ったのは? 甘やかな香りが漂う、ボッティチェリの最高傑作、「ヴィーナスの誕生」――美の背後に秘められた、血なまぐさい出生の物語とは? 自らを死神になぞらえた、シーレの「死と乙女」――実際に画家とモデルを襲ったその後の運命は? 名画に秘められた人間心理の深層を鋭く読み解く物語シリーズ第2弾。ベラスケス「フェリペ・プロスペロ王子」、ミケランジェロ「聖家族」、ダ・ヴィンチ「聖アンナと聖母子」などなど――。名画に秘められた恐怖を読み解く「怖い絵」シリーズ、待望のオールカラー電子書籍化! 電子書籍版の絵画はすべてオールカラーで収録されています。 本書には、紙版に収録されていた「作品8 セガンティーニ 悪しき母たち」の章と、以下の2点の絵は収録されておりません。 岸田劉生「麗子像 一九二一」 パブロ・ピカソ「朝鮮の虐殺」
  • 怖い絵
    4.0
    残酷、非情で甘美……名画の“怖さ”をいかに味わうか。「特に伝えたかったのは、これまで恐怖と全く無縁と思われていた作品が、思いもよらない怖さを忍ばせているという驚きと知的興奮である」。絵の背景にある歴史を理解してこそ浮き彫りになる暗部。絵画の新しい楽しみ方を提案して大ヒットした「怖い絵」シリーズの原点が、満を持しての電子書籍化。ドガの『エトワール』、ラ・トゥールの『いかさま師』など全22作の隠れた魅力を堪能! 電子書籍版の絵画はすべてオールカラーで収録されています。 本書には、紙版に収録されていた以下の2点の絵は収録されておりません。 フランシス・ベーコン「ベラスケス〈教皇インノケンティウス十世像〉による習作」 岸田劉生「切通之写生」
  • 人間の大地
    値引きあり
    4.3
    国際郵便機のパイロットとしても長いキャリアを持つサン=テグジュペリが、勇敢な僚友たちの思い出、技術の進歩、また『ちいさな王子』や『夜間飛行』の物語の土台となった南米やアフリカでの極限状態など、自身の体験に基づいて時に臨場感豊かに、時に哲学的に綴ったエッセイ。本当の勇気とは何か、人間の使命とは何かを熱く問いかける傑作。
  • 救命センター カルテの向こう側
    4.0
    シリーズ累計115万部突破! 現役医師が描く、救命センターの知られざる人間ドラマ。一人暮らしで倒れているのを大家に発見され、救命センターに運び込まれた60代男性。家族がいるのかもわからないまま、重症で意識が戻らない――(「孤独死」)。喉とみぞおちを刺され、大量出血で運び込まれたが一命を取り留めた老人。意識が回復して発した言葉は、「妻を殺した」――(「刺創」)。老親への家庭内暴力、孤独死、介護疲れからの無理心中…。救急医療における「最後の砦」である救命センターにも、高齢化の波が押し寄せる。30年にわたり生死の境目を見続けてきた現役救命医が本音で綴った「命」を巡るメッセージ。
  • 写真ノ説明
    4.0
    父、母、妻、愛猫の死、そして自身もガンに冒され、ついには写真家として最も大切な利き眼である右眼を失明。だが、大切なモノを失うたびに、その写真はますます凄味と切なさを増していく。本書は、呼吸するように日々写真を撮り続ける“写鬼”アラーキーのここ一年余の活動を辿りつつ、過去の名作から最新撮り下ろし、ライフワーク「人妻エロス」の撮影模様まで収録。最も旬なアラーキーと「私写真家人生」の全てが見えてくる!
  • しあわせを生む小さな種 今日のベリーグッド
    4.1
    「暮しの手帖」編集長・松浦弥太郎が見つけた、必ず花が咲くしあわせの種をお裾わけします。本書は、著者渾身の「幸福論」。心にうつくしい花を咲かせる素敵なアイデアです。しあわせというのは、お金を出して買うものでもないし、どこかにあるものをとってくるものでもありません。自分で選んだ種を、自分で種を蒔いて、水をあげて、栄養もあげて、大切に育てていく。それではじめて花が咲く。しあわせとはそういうもの。毎日毎日、「今日のベリーグッド(素敵なこと)」を育てていく感覚だと著者はいいます。社会に出て約30年。その間に著者・松浦弥太郎が見つけた、必ず花が咲くしあわせの種がここには書かれています。この本を、あなたの心に植えてください。きっとしあわせの花が咲くでしょう。

    試し読み

    フォロー
  • 失敗から何度でも立ち上がる僕らの方法
    5.0
    ラグビーU20(20歳以下)日本代表ヘッドコーチを務める中竹竜二さんは、いまをときめく五郎丸歩選手に、あのカリスマ清宮克幸氏より「早大時代に自分の考え方を変えてくれた人」と言わせた人。そして税所篤快さんは、インターネット授業でバングラデシュをはじめとする世界の最貧国の若者の教育を支援するNPO法人e-Educationの創業者。自分の体力や能力を顧みず、夢に体当たりして山ほどの挫折を知る二人が、夢破れ力尽きたとき、何を考えどう行動したか。人の期待を裏切ることになったとき、どう乗り越えてきたかを伝授。◎引きこもって逃げてもいい ◎心は閉じても目は閉じるな ◎落ちこんだら弱音を吐こう ◎好きなことだけやろう ◎弱みを見つけて捨ててしまおう ◎人の期待は次の失敗を招く ◎過去の自分と対話しよう ◎「方針転換」を恐れるな……etc.つまずいてへこんでいる人に、再び挑戦する価値や方法を教え、心を軽くしてくれる本。

    試し読み

    フォロー
  • [よりぬき]今日もていねいに。BEST101
    4.3
    この本は、暮らしのなかの工夫と発見ノートのシリーズとして発刊し、多くの読者の方の支持を得てベストセラーとなった『今日もていねいに。』『あたらしいあたりまえ。』『あなたにありがとう。』の3冊の本の中から選び抜いた101のエッセイを、暮らし、仕事の工夫、人づきあいの3つの章にわけて、再編集したものです。よく働き、よく暮らし、自分とは違う別の誰かとかかわりあいながらより良く生きていきたいと願う僕が、ときに迷い、ときに悩みながらも、自分の経験から発見し、工夫を重ねながらノートに書き続けてきた毎日を大切に、ていねいに生きるためのヒントがつまっています。さあ、この本のページを開いてみてください。この本に書かれたことが、お読みになる方の役に立つことを願っています。 松浦弥太郎

    試し読み

    フォロー
  • アイドル受験戦記 SKE48をやめた私が数学0点から偏差値69の国立大学に入るまで
    無料あり
    4.3
    東進ハイスクール講師・安河内哲也氏推薦! 「人間なんていつだって変われる。ゼロからでもやればできる!」 ――その日私は髪を切り、スマホをガラケーに替えた。 アイドルグループSKE48の五期生に合格したのは中学三年生の秋だった。 小学生時代から習ったダンスの実力が功を奏し、同期で最初に選抜メンバーいり。 紅白出場も果たして充実した毎日だった。 しかし……忙しくて学校にはほとんどいけない。 悩んだ末に大学進学を決意し、高2の冬にSKEを卒業した。 だが、進級さえ危ぶまれた成績は壊滅的。 髪をバッサリ切り、スマホをガラケーに変え、一日十数時間の怒涛の受験勉強が始まった! だが、高3の6月、模試の数学は0点だった……。 そして迎えたセンター試験。 受験は、青春だ! カバー・扉などに撮り下ろしフォトを収録。 アイドル時代の自撮り写真など貴重なプライベートショットや、テスト成績表も掲載!
  • 腹黒女子のすすめ 頑張るのもいい人もやめたら、幸せがやってきた!
    -
    1~2巻330円 (税込)
    幸せになりたい…そのために、頑張って、いい人をやってきた私。だけど、いくら頑張っても幸せは姿を現さない。 そんな私が最後にたどりついた「腹黒くなる」という道。すると、今まで知らなかった新しい世界がそこに…。 頑張ってるのに、幸せになれないと悩む女性に、そんな私が教えるちょっと非常識な「腹黒女子になる」方法を書いたエッセイ。
  • 犬をえらばば
    -
    犬は飼い主に似るとか……。近藤啓太郎の「親切心」から紀州犬コンタを飼うことになった著者が、石坂洋次郎、丹羽文雄、坂口安吾、五味康祐、吉行淳之介、遠藤周作、江藤淳など、現代作家との交遊とその素顔を、それぞれの愛犬と飼い主との個性あふれる交わりを通して綴る。著者一流のオトボケの中に、エスプリの効いた文明批評が光る、楽しい連作エッセイ。
  • 汽車旅12カ月
    4.0
    数字が羅列してあるだけの無愛想な時刻表も、じっとながめていると、汽笛の音や線路の響きが聞えてくる。〈国鉄全線の完乗〉、〈最長片道切符の旅〉をなしとげ、無類の鉄道好きとして有名な著者が、バッグ片手にふらりとローカル線の旅に出た。――旅先で出会う珍しい風物、人情の機微、思わぬ新発見。四季折々に移りかわる旅の風情を、ユーモラスに爽やかに綴る、汽車の旅歳時記。
  • 随筆集 秋風日記
    -
    秋風は蕭々として稲の葉をそよがせ、沈みゆく夕日が村里にさしこむ時、憂愁の思いを筆に託す――信濃追分の初秋の爽やかさ、鏡花の「山海評判記」の読後感、中野重治氏の座談の面白さなど、起伏に富む小文を収める第六随筆集。
  • 良友・悪友
    -
    ユーモラスなタッチで描く現代作家のうらおもて。――安岡章太郎は、名作「海辺の光景」で自己の文学世界をあざやかに形成したが、彼を支え、才能を開花させたものは、文学を志す仲間たちとの心暖まる交友であった。柴田錬三郎、吉行淳之介、遠藤周作、庄野潤三、小島信夫、三浦朱門、古山高麗雄、開高健ら、現文壇の第一線に活躍する先輩同輩を爼上にのせ、その素顔を軽妙に綴る。
  • 随筆集 夢のように
    -
    春は平安京の夢の跡を訪ね、夏は信濃追分でのほたる狩りに室生さんの面影をしのぶ。四季の景物、忘れえぬ人。ゴーギャン、ベートーヴェンなど芸術の感興。玩艸亭先生が近年たのしくつきあった心なぐさむものの記!
  • 随筆集 書物の心
    -
    夏に因んだ詩を一篇えらべばマラルメの「夏の悲しみ」、卒業論文にランボーをやめて書いたロートレアモン、等身大の魅力もつ内田百間の文学、創作意欲をそそる源氏、文学者芸術家の手紙……読書随筆を蒐め、主要書評も収録!
  • 随筆集 枕頭の書
    -
    辞書を枕代りに夢路に入る――読書の無上のたのしさを語り、蒐書の苦労・手沢本の味・青春時代の読書・書物をえにしの邂逅・文人雅人の印象・身辺一冊の本の感想など……机辺の小閑につづった文章をあつめる随筆集! 「読書漫筆」「文人雅人」「身辺一冊の本」「足跡」の4つのジャンルに分けられています。
  • 随筆集 遠くのこだま
    -
    旅のそら、日々折々に、美しいものに触れては心のなかに遠くから溶け合うように響いてきたことども――絵・音楽・映画の鑑賞や批評から日常茶飯にとらえたちょっとした生活の味わいを綴る、『別れの歌』につづく随筆集!
  • 深夜の読書
    -
    21世紀を見通す先進的な企業集団西武セゾングループの総帥・堤清二のペンネームは辻井喬。詩人・小説家としても著名で、彼は一日の仕事を終えると、深夜書斎にこもり、創作の傍ら、好きな書物をひもとく。彼の魂が世界と向い合うのは、そんな時だ。西鶴やマルケスを論じる読書日記をはじめ、モーツァルトの音楽やクレーの絵画を鑑賞したエッセイ、自伝的小説等も収めた多彩な文集。
  • 余命半年の夢 末期ガン、人生最期の6ヵ月で手にした保険金
    -
    「あなたは余命6ヵ月です」。人によって、普段の生活のなかで大切にするものが違うように、突然、病によって人生の期限を区切られたときの行動もおのずと十人十色に分かれる。「余命6ヵ月以内」の診断によって、生前に最高3000万円程度の死亡保険金を受け取ることができる「リビング・ニーズ」という保険。従来の生命保険は、自分が死んだ後に保険金を家族に残す、つまり死んでから遺族が受け取るのが基本だった。「死」を前にした大金。本書はそれを現実に手にした5人の患者の人間ドキュメントである。
  • 一生、遊んで暮らしたい
    3.7
    フェリーの風呂場でイチモツをひけらかし、物々交換でイレズミを請け負い、嬉々として“ルイ・びとん”のゴム長を履き……。カオルちゃん、イサミちゃんをはじめとする岸和田少年愚連隊でお馴染みの面子が続々登場!あるときは石鹸を重ねて使う女にほろりとし、ろくでなしの親父のために体を売る女に情を寄せる、作家・中場利一の全人格の発露! ともいえるくだらなくも凄さみなぎるエッセイ集。
  • 終着駅は始発駅
    4.0
    地図と時刻表をたずさえて、いざ、自由の旅へ! 「赤字線の乗りごこち」でローカル鈍行の旅ののびやかさを語り、「通勤電車もまた愉しからずや」では都会の鉄道に思いがけない魅力を発見する。さびた鉄路の上に歴史の跡をたどり、鉄道マニアの東奔西走の日常を軽妙に綴る。――鉄道ファンの眼がとらえた現代にっぽん鉄道事情。旅心とユーモアと、鉄道知識のあふれる楽しい一巻。
  • 随筆集 別れの歌
    -
    高原の風は美しく遠い想いをくしけずる。人生の往還に身をよせた樹陰の潤い、足をとめさせた事ども。信濃追分、堀辰雄、室生犀星の回想を中心にした、福永武彦初めての随筆集。
  • 西方の音
    -
    時代小説家として名高い著者は、その一方で熱烈なHi-Fiマニアでもあった。その著者が、自ら手にしたレコードと再生装置について限りない愛情を込めて語る名エッセイ。『芸術新潮』誌に連載され、その紙価を高めたとも言われる音楽エッセイの代表作である。
  • 津軽空想旅行
    -
    死者に近い土地=津軽に生まれ育った著者が、津軽民謡、津軽三味線、あすなろの木、イタコ等、津軽の風土とそこに生活している人間のかかわりあいを心やさしいユーモアでとらえた初の随筆集。名もなく貧しいままに、生まれ死んでいく無告の民衆の〈歴史〉は、画一化の波に洗われている現代日本が失ったもの、大切にしなくてはいけないものとは何かを考えさせる。
  • 五味康祐 音楽巡礼
    -
    ドビュッシーのピアノ曲に霊感を得て執筆した小説が芥川賞を受賞した。剣豪作家として評価は高まっても、原稿料の大半は、レコードと高価なオーディオ機器に消えていった……。音楽への畏怖とあこがれを抱きつづけ、生涯、よりよい音で音楽を聴くことに情熱を傾けた一人の作家が、名曲について、名演奏について書き残した真情あふれる音楽エッセイ集。「バルトーク」「少年モーツァルト」「シベリウス」「ラヴェルとドビュッシー」「死と音楽」「日本のベートーヴェン」など19編。
  • なつかしい芸人たち
    4.0
    学校をサボって浅草六区に通い詰めた幼少の頃から、映画・テレビの普及した今日まで、著者が心ひかれ、熱い視線を注ぎ続けた、忘れがたい芸人たち。かれらは、独特の芸と異才で人気を博したが、どこか危ういはみ出し者でもあった。エノケン、ターキー、金語楼など名だたるスターはもとより、青バットの大下、ヒゲの伊之助から、トニー谷、左卜全、渥美清まで、奇人・変人が総登場。
  • ジョークなしでは生きられない
    4.7
    「お前は靴を磨きながら、どうしてあんな下品な歌を歌うのかねえ」「あら、奥さま、そのことでしたら少しも心配ありませんわ。銀の食器を磨くときにはモーツァルトを歌いますから」(『あなたは理屈を持っている』)。小咄やおいろけ話、落語など古今東西の傑作ジョーク集。
  • 『資本論』も読む
    3.7
    「せめて『資本論』を読んでから死にたい!」。憧れの気持ちは強くとも、歴史的大著の前では常に挫折の繰り返し。人生数度目の挑戦でも、長い序文が、他の原稿が、演劇の公演が、日常の雑事が、またも行く手を阻む。果たして今回は読み終わるのか――。「わからない。わからない」とつぶやきながら『資本論』と格闘する日々を綴る異色の七転八倒エッセイ。
  • 事実の読み方
    5.0
    みんながアイスクリームを食べているのに一人だけ食べない子がいる時、その理由をどう考えるか。――通念や先入観による判断の誤りは、日常生活のみならず報道や政治・外交などの場でも起こりうる。情報が溢れる現代において、いかにデータを読み解くか。経済摩擦、技術開発、災害・事故、医療などの諸問題について、予断を排し、「事実」の積み重ねのみによって考察したエッセイ集。
  • 人生論・幸福論
    -
    昭和の激動期に、なお柔軟な感受性と強靱な思索の両面をもって人間を直視し続けた著者の、文字通り人生探求の書である。「宗教と文学」「二十世紀日本人の可能性」「日本の智慧」「西洋の智慧」「様々な感想」「人生の途上で」「恋愛美学」「断想」の諸編を収録し、人間と幸福、愛と信仰、日本と西洋、美と知性を語ることによって、精神の未来像への希望を積極的に示そうとしている。
  • 疑惑の真相 「昭和」8大事件を追う
    4.5
    昭和最大の華麗なる完全犯罪「3億円事件」が生んだ忌まわしい悲劇。私利私欲を貪り尽くした為政者たちの横暴。そして、最先端の医療技術のもとになされた戦慄の行為……。立ちはだかる時間の壁。どす黒い謎に肉迫する執念の取材。〈昭和〉に封印された8つの事件の真相が新証言によって今明かされる衝撃のノンフィクション。時代の要請に応え装いも新たな文庫版を電子化!
  • 手掘り 司馬遼太郎
    5.0
    「私たちディレクターにとって最大の楽しみは、番組収録が終わったあと夕食をご一緒しながらさまざまな話を伺う、ひとときであった。私たちは、毎回ワクワクするような知的興奮を味わった。まさに芳醇で至福のひとときであった」(本文より)。NHK歴史番組の担当者として25年間、司馬遼太郎に接してきた著者が、その時間を回想しつつ、様々な角度から作品の魅力に迫る。司馬学をより広く深く読むための恰好の案内書。
  • 五味康祐 オーディオ遍歴
    -
    タンノイ、マランツ、マッキントッシュ――。世界の銘機も、使い方を誤れば音が悪くなる。生涯、理想の音を追求しつづけた著者にとって、よいオーディオ装置とは何だったか? スピーカーの逸品タンノイ・オートグラフへの愛を語り、真空管アンプの品位を称讃し、FMチューナー・マランツ10Bの性能向上に熱意を燃やしたスーパーマニアの、体験的オーディオ論19編を収める。
  • ザ・万字固め
    4.0
    この面白さ、何者? エッセイをこえた超エッセイ本! 『鴨川ホルモー』、『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』の万城目学が綴る、「作家の日常」&「奇想天外な世界」。 「やけどのあと ~2011 東京電力株主総会リポート~」収録! ! ひょうたんを愛する「全日本愛瓢会」に入会したり、2011年の東京電力株主総会に潜入したり、深夜にPSPのカードと格闘したり…。大人気作家、万城目学氏の、めくるめく日常。 地元大阪の話、少年時代の話から、無限・四次元・宇宙にまで想いを馳せ、そしてラストは…!? ウルトラ級のエッセイ集、誕生! !
  • 歴史への感情旅行
    -
    歴史は、資料の積み重ねではない、むしろ一個の感情である。――著者は、古老の「むかし噺」に耳を傾けるように古今の文学を逍遥する。酒を慈しみ、愛犬を偲び、信念を述べ、精一杯生きて逝った人々に思いを馳せる。どんな短い一章にも、半世紀にわたる作家人生の精髄が刻み込まれ、暮しの下敷きである「過去」への、敬愛の念が込められている。我に返る時間を与えてくれる一冊。
  • ラーメン煮えたもご存じない
    4.0
    インスタントラーメンだって工夫ひとつでおいしく食べられます――。柔らかい心で生きなければと思いつつも、今日び余りにも馬鹿げたことばかりで疲れます。自分中心の若者の無礼なること、権力志向する男の愚かしきこと、そして結婚だけが生きがいの女の鈍なること。しかしなぜか人生面白く人間商売やめられぬのだ。この恐ろしい世の中を、もっと柔らかい心で楽しく生きるために。
  • 江口寿史の正直日記
    3.8
    「江口さんには心底あきれました」(山上たつひこ)。「クズの日記だこれは」(日記本文より)。日記文学の最低作「正直日記」、実録マンガ「金沢日記」、描き下ろしの新作マンガ「金沢日記2」収録。
  • マリコ、炎上
    3.8
    ついに「週刊新潮」山口瞳氏の記録を抜いて、前人未到の32年目に突入! 「週刊文春」連載エッセイ第29弾。 林さんの近頃の関心事は、若い人達にどうやって本を読んでもらうかということ。林さん自身、美味しいものや美しいものへの好奇心は、本から吸収してきたという気持ちがあるから。特に、川崎の中学一年生の男子生徒が殺害された事件について書いた「お母さん、お願い」の回は、批判を含め、様々な議論を呼びました。 「批判されても、思ったことははっきりと言う。それが社会に対する私の責任だと思う。書かなきゃただのおばさんですから」。 飽くなき好奇心と覚悟に裏打ちされた、切れ味鋭いエッセイ最新刊!
  • 新しい須賀敦子
    4.0
    没後17年を過ぎてもなお、多くの読者を魅了し続ける須賀敦子氏の文学。類まれな知性のうつくしさともいうべきその魅力を読み解く。江國香織、松家仁之、湯川豊の三氏の対談、講演、評論を収録。1)須賀敦子の魅力(江國香織×湯川豊):「須賀敦子さんのエッセイはすべて<物語>になってしまう」と語る江國香織と『須賀敦子を読む』で読売文学賞を受賞した湯川豊の興味津々の対談。 2)須賀敦子を読み直す(湯川豊):起伏の多い人生から生まれた洗練された文章と堅牢な文学を読み解き、その物語性を分析する。 3)須賀敦子の手紙(松家仁之):新たに発見された、親友へ宛てた何通もの手紙を紹介。 4)須賀敦子が見ていたもの(松家仁之×湯川豊) 5)「新しい須賀敦子」五つの素描(湯川豊):父と娘、戦時下の青春、留学、イタリアでの新婚生活、信仰、読書体験、文体など多角的分析。他、略年譜も収録。
  • 「おつきあい」の壁を乗り越え48キロやせました
    4.0
    人付き合いを制するものがダイエットを制す! 痩せてもすぐ太る「形状記憶デブ」の著者が人生を賭けて紡いだ渾身のダイエット体験記 苦労して痩せてもまたすぐに太ってしまう、「形状記憶」の体を持った著者。子ども時代に受けたいじめのトラウマから、自己否定の言葉を生み出し続ける「自虐アプリ」が脳内にインストールされてしまう。社会人になってからも、デブいじめ・デブハラはなくなるどころか攻撃性が増していくばかり。そんな中で挑んだ決死のダイエット。そこで著者を待ち構えていたものは、ダイエットを妨害する「人づきあい」の難しさ、世間の目の厳しさ、巷に流れる嘘情報……。辛い日々を乗り越えた先で見つけた、形状記憶デブな自分と上手に付き合っていく生き方とは?
  • 泣きたくなる旅の日は、世界が美しい
    3.8
    旅先で出会った心に沁みる 22の実話と写真 《そのとき、つまらなかった日々に意味が生まれた》 仕事を辞めて日本を飛び出し5年――、世界50カ国を旅し、数々の人間ドラマを目の当たりにしてきた著者、小林希。 笑ったり泣いたりしながら「世界も捨てたもんじゃない」と思える、22のエピソード集。 住む国や文化は違っても、みんな懸命に生きている ・サムライ好きな切腹上等のキューバの葉巻おじさんの教え ・恋愛事情の厳しいチュニジアで恋するムスリム女子とのガールズトーク ・亡き妻の保険金でフランスを旅する日本人夫 ・バスに乗るためのお金を募ってくれたマレーシア空港の地上スタッフたち ・失踪した息子を探すために寄付金をスリランカで募る父親 ・停電や地震があっても家族とハイチで暮らし続ける日本人女性 など 結局、奥さんは40代の若さでこの世を去った。たくさん、たくさん旅をしようねと約束していたのに。そうして彼には保険金が残った。何に使うかなんて、もう決まっていたのだ。彼女の目と足になって、世界を歩こう。―――「亡き妻の欠片を求めて」より
  • 第二の人生
    3.0
    弱い心を認めて、自分にダメ出し。 失敗するからこそ、学べることがある。 “強面”キャラを捨て、素の自分になれた。 ―――ゼロから再出発するための、58の心得。 「あの事件」から今日までの思いを、正直に告白したエッセイ。 「もといた場所から再出発」 “あの事件”から今日までのこと、そして、“強面”キャラを演じなければ続けられなかった、プロサッカー選手時代のことを正面から綴ったエッセイ。 『酔っ払って暴力事件を起こすなんて本当に最低ですし、カッコ悪いことです。「マイアミの奇跡」は知らないけれど、「前園の事件」は知っている。そういう世代にも、僕の失敗体験と、復帰して今に至るまでの経験や考えてきたことから、何かを学んでもらえたらと思います。 』「はじめに」より 第1章 自分にダメ出しする 第2章 弱い心を認める 第3章 強い気持ちだけがミラクルを起こす 第4章 終わったことは受け入れる 第5章 ポジティブに自己否定する 第6章 キャラ設定が時には必要 第7章 アウェイで平常心を発揮する
  • 美女と呼ばないで
    -
    恋と結婚の名言炸裂! 本当に結婚したかったら、出会いの場なんていくらでもある。 女子会をやっている間に、男の人は完璧に遠ざかっていくのよ!  口を酸っぱくして言っても、伝わっているのかいないのか。 脱力しつつも、今日もマリコは赤い糸結びに励む。 もちろん、自分の美女度を上げるのが先だけど…。 恋と結婚についての名言炸裂、幸せになりたいアナタ、いますぐ読むべし。
  • BABYMETAL 追っかけ日記
    -
    僕自身、なぜ!? こうもBABYMETALの虜になったのか 世界的人気を誇る日本発のメタルダンスユニット・ BABYMETAL。 3人の少女たちと爆音を轟かせるバンドの活躍は、 国境や性別、年齢、個々人の趣味嗜好という垣根を超えて、 名実ともに世界中で語り継がれるようになった。 活動開始は10年11月。 成長期限定ユニットをうたうアイドルグループ・さくら学院内の課外活動「重音部」として産声を上げた。 かわいらしさと激しさを備えた「新しいメタルが誕生」 現在では、メタルの聖地といわれる目黒鹿鳴館、さいたまスーパーアリーナ、 海外でのライブツアーなど活躍場をますます広げている。 アイドル、メタルというジャンルに限らず、たくさんの人たちの心も身体も熱くさせている。 本書の内容には、多分に僕の主観も交えている。 一方ではできる限り客観的に「現象」そのものをまとめようと努めたものの、 それでも色濃く「ベビメタが好きだ」という強い感情がにじみ出ているのは否定できない。 なぜなら、彼女たちとメイトの関係は、教祖と信者のそれに近いからだ。 本書が、すでにBABYMETALへ精通されている方々にとっても、 初めて聴く人にとっても、新たな発見や刺激につながればと願う。 ★日本人として初快挙 ・武道館、サマソニの最年少記録 ・iTunes Storeにて7ヵ国のロックアルバムチャートでベスト10に入り ・米ビルボードの総合アルバムチャートに日本人最年少でランクイン ・BABYMETALがイギリスの老舗メタル雑誌「METAL HAMMER」日本人アーティストとして初めて表紙を飾る。  他 ■目次 ●2013 ・他3項目 ●2014 ・ベビメタはアイドルなのか、バンドなのか ・記事の失敗を通してわかった、メイトさんの熱量 ・ベビメタが世界に飛び立つことで感じた不安   日本武道館/14年3月2日 ・ニュースサイトからエンタメ誌まで。 BABYMETALを伝え続けるためには ・約半年ぶりの国内ライブと、オフ会で放ったイタ過ぎる言葉   幕張メッセ・イベントホール/14年9月14日 ・「記事を書いた人を紹介してほしい」。某テレビ番組に出演することになったが… ・いつかインタビューしたいと思っていたが…。ベビメタと奇跡の対面! ・他5項目 ●2015 ・ライブ前に知っておきたい「ベビメタ」キーワード辞典 ・「ベビメタ」年表 ■著者 カネコシュウヘイ
  • すべてが君の足あとだから-人生の道案内-
    -
    楽しいこと、幸せなこと、悲しいこと、苦しいこと…。生きている限り誰もが出会う、さまざまな出来事や感情。 その「すべて」が決して消すことのできない大事な大事な足あとだから―。そう、悲しみさえも…。 幼い頃に父親と死別、母親とも生き別れとなった経験をもつ著者の人生を、「起承転結」にあてはめ、「起=幼少期」「承=青年期」「転=中年期」「結=老年期」と整理して物語を展開させていきます。その物語のテーマは「喪失」。 「喪失」から始まった人生でしたが、いつしか、仏教や親鸞の教え、そして人との出会いから、「悲しみを味わう」ということに出会い…。 「悲しみ」と「不安」ばかりで生きてきた著者だからこそ伝えたい、悩めるすべての人に向けたやさしいメッセージと生き方のヒント。 【第一部】 人生の物語〔佐賀枝氏の人生の物語〕 「起」の物語 「承」の物語 「転」の物語 「結」の物語 【第二部】 ボクのおしゃべり〔コラム〕  悲しい気持ちのあなたへ(9編)  迷っているあなたへ(4編)  怒っているあなたへ(3編)  苦しいと感じているあなたへ(4編)  「いのち」についてのおはなし(2編)  仏教についてのおはなし(4編)
  • よりぬき大阪学 いらちで食い倒れで“ちゃうちゃう”で
    -
    日常会話からボケとツッコミ。いらちでかしましく儲けを勘定しつつも情に厚い。世界一元気な大阪人とは? 資料やデータを駆使して大阪人のメンタリティーと文化を読み解いた大ベストセラー『大阪学』『続・大阪学』2冊をよりぬき再構成した一冊!
  • 新装版 命の器
    3.8
    私は最近、やっとこの人間世界に存在する数ある法則の中のひとつに気づいた。「出会い」とは、決して偶然ではないのだ。でなければどうして、「出会い」が、ひとりの人間の転機と成り得よう(本文より)。――清澄な抒情を湛える数々の宮本作品。その文学世界の秘密を描き出した、自伝的エッセイ集。
  • 新装版 夜中の薔薇
    4.2
    気に入った手袋が見つからなくて、風邪をひくまでやせ我慢を通した22歳の冬以来、"いまだに何かを探している"……(「手袋をさがす」)。凛として自己主張を貫いてきた半生を率直に語り、人々のありふれた人生を優しい眼差しで掬いあげる 名エッセイの数々。突然の死の後も読者を魅了してやまない著者最後のエッセイ集。文字が大きく読みやすく、カバーの絵も美しくなった新装版。
  • 新版 トットチャンネル
    3.9
    いいお母さんになるやりかた、教えてくれるかも知れない――そうして、一人の少女はNHK専属テレビ女優第1号となり、放送の世界に飛び込んだ。しかし、録音された声を初めて聞いた時は、自分の声じゃないと泣きじゃくるなど、草創期のテレビ界でトットが巻き起こす事件の数々、やがて個性派女優へと開花していく姿を、笑いと涙で綴る感動の青春記。最新メッセージを加えた決定版。
  • アイドル脱落日記 ~ウェディング オブ ザ デッド~
    -
    1巻1,265円 (税込)
    17歳で芸能界デビューした女の子はいまやアラサーとなり、円形脱毛症に悩まされ、ゾンビアイドルという誰も手を出さない禁断の芸風に行き付いた。そんな唯一無二のゾンビアイドル小明ちゃんがついに結婚!? そして出産!?? 彼女にとって20代最後となる2012年末から2015年までの2年半に及ぶ妬みと嫉みと恨みと祝福を凝縮した爆笑愚痴コラムがついに書籍化。
  • 18きっぷ
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 僧侶、バンドボーカル、自衛隊員など46人の18歳の素顔を紹介しながら、それぞれの「人生の選択」に迫る。巻頭には朝井リョウの書き下ろしエッセイ、文中には「朝井リョウからの質問、最近怒ったこと」などがある。朝日新聞名古屋本社版連載の書籍化。
  • 「美人」の条件
    5.0
    もっとキレイに、もっと愛されて幸せに――そんな道を歩き続けるより、「自分」を無視せず生きる。星占いで多くの女性の悩みに直面してきた石井ゆかりが「美」について考え抜いたエッセイ集!
  • 結婚に遅いということはない
    4.2
    「結婚したい!」に振り回されていませんか?結婚カウンセラーが教える「成功する結婚」への道。 結婚を焦ってしまう30代女性は多いが、著者の経験上、37歳がもっとも不安になるピークの時期とのこと。しかし、焦れば焦るほど、結婚から遠ざかってしまうことも事実。「結婚したい!」で暴走している30~40代女性の何が違うのか、考え方のどこが間違っているのかを、結婚カウンセラーであり牧師でもある著者が、愛ある言葉でズバッと指摘。「結婚相手は恋愛相手とは違う」「相手を変えようとしてはダメ」「『結婚すれば幸せになれる』という勘違い」「結婚の動機が『一人はさびしいから』ではダメ」など、婚活女子には目からウロコの話が満載。豊富なあるあるエピソードにうなずきつつ、結婚への道を示してくれる言葉に元気がもらえる一冊!
  • 巨人への遺言 プロ野球 生き残りの道 無料お試し版
    無料あり
    4.3
    セ・パ両リーグ日本一監督による、日本野球への愛の鞭 セ・パ両リーグで日本一監督となった球界の伝説・広岡達朗氏が、84歳になってやっとわかった「野球の神髄」をまとめた、野球人生の集大成的な一冊。 新監督、大リーグから賭博事件、元選手の薬物逮捕といった近年の球界を取り巻く問題まで舌鋒鋭く斬り込んだ、日本プロ野球への「愛の鞭」が綴られている。 もくじ 巨人・高橋新監督の課題 ――まえがきにかえて―― 第1章 名監督の条件とは? 原・巨人の敗因/清原を責めるだけでいいのか/ヤクルト・リーグ優勝の勝因はバレンティンだ/プレミア12の小久保監督は悪くない ほか 第2章 選手指導の神髄 阿部の後継者を育てなかった巨人のコーチ/繰り返されるオリックスの悲劇/メジャーからの復帰選手は1年契約・出来高優先にしろ/松井は巨人に帰ってくる ほか 第3章 日本野球よ、それは間違っている! 日本ハム・大谷の二刀流はやめろ/誤審問題の再発防止は機械化より人を生かせ/バントをしない監督/監督はマウンドへ行け ほか 第4章 頑張れ! 日本のコミッショナー 正力松太郎が泣いている/巨人の賭博事件は氷山の一角/外国人選手の扱い方/プロ野球改革5つの注文 ほか 本ファイルは幻冬舎単行本『巨人への遺言 プロ野球 生き残りの道』の全204ページのうち19ページ分を収録した<無料お試し版>です。 9編を収録した電子限定ダイジェスト版(税抜き100円)や、全編を収録した製品版も、ぜひ各電子書店からご購入下さい。
  • 心を決めたあのことば
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 悩んでいる時やつらい時に、励ましてくれた、救ってくれた、身近な誰かの何気ない「ひとこと」。20代までの男女からネットで一般公募した中から、優秀100作品を紹介。
  • 巨人への遺言 プロ野球 生き残りの道
    3.8
    セ・パ両リーグ日本一監督による、日本野球への愛の鞭 セ・パ両リーグで日本一監督となった球界の伝説・広岡達朗氏が、84歳になってやっとわかった「野球の神髄」をまとめた、野球人生の集大成的な一冊。 新監督、大リーグから賭博事件、元選手の薬物逮捕といった近年の球界を取り巻く問題まで舌鋒鋭く斬り込んだ、日本プロ野球への「愛の鞭」が綴られている。 もくじ 巨人・高橋新監督の課題 ――まえがきにかえて―― 第1章 名監督の条件とは? 原・巨人の敗因/清原を責めるだけでいいのか/ヤクルト・リーグ優勝の勝因はバレンティンだ/プレミア12の小久保監督は悪くない ほか 第2章 選手指導の神髄 阿部の後継者を育てなかった巨人のコーチ/繰り返されるオリックスの悲劇/メジャーからの復帰選手は1年契約・出来高優先にしろ/松井は巨人に帰ってくる ほか 第3章 日本野球よ、それは間違っている! 日本ハム・大谷の二刀流はやめろ/誤審問題の再発防止は機械化より人を生かせ/バントをしない監督/監督はマウンドへ行け ほか 第4章 頑張れ! 日本のコミッショナー 正力松太郎が泣いている/巨人の賭博事件は氷山の一角/外国人選手の扱い方/プロ野球改革5つの注文 ほか
  • syunkonカフェ雑記 クリームシチュウはごはんに合うか否かなど
    4.2
    過去2000を超えるブログのおもしろ投稿の中から大反響90編を厳選。さらにオリジナルレシピを追加した1冊。笑いあり、切ない話あり。もちろんおいしい話も満載です。
  • 巨人への遺言 プロ野球 生き残りの道 【電子限定ダイジェスト版】
    -
    【単行本発売前に、電子書籍を緊急出版!】 セ・パ両リーグで日本一監督となった球界の伝説・広岡達朗氏が、84歳になってやっとわかった「野球の神髄」をまとめた、野球人生の集大成的な一冊『巨人への遺言 プロ野球 生き残りの道』のうち、9つのコラムを抜き出したダイジェスト版電子書籍を先行発売。 新監督、大リーグから賭博事件、元選手の薬物逮捕といった近年の球界を取り巻く問題まで舌鋒鋭く斬り込んだ、日本プロ野球への「愛の鞭」が綴られている。 【電子限定ダイジェスト版 目次】 巨人・高橋新監督の課題 原・巨人の敗因 清原を責めるだけでいいのか 阿部の後継者を育てなかった巨人のコーチ メジャーからの復帰選手は1年契約・出来高優先にしろ 阿部、松坂、藤川、黒田、イチローは引退して指導者になれ 松井は巨人に帰ってくる 正力松太郎が泣いている 巨人の賭博事件は氷山の一角

    試し読み

    フォロー
  • 旨いものが食いたくなる本 一
    -
    篆刻家・画家・陶芸家・書道家・漆芸家・料理家・美食家などで知られる北大路魯山人の食に関するエッセイ集。第一巻は「明石鯛に優る朝鮮の鯛」「味を知るもの鮮し」「甘鯛の姿焼き」「アメリカの牛豚」「鮎の食い方」「鮎の試食時代」「鮎の名所」「鮎ははらわた」「鮎を食う」「洗いづくりの美味さ」「洗いづくりの世界」「鮑の水貝」「鮑の宿借り作り」「鮟鱇一夕話」「生き烏賊白味噌漬け」「いなせな縞の初鰹」「猪の味」「インチキ鮎」「鰻の話」「美味い豆腐の話」の二十話を収録。
  • HAPPYENDでふられたい
    値引きあり
    -
    私を待つ誰かのために、素敵なさよならをしよう。大事なのは、さよならの瞬間ではなく、別れた後のこと。喪失し、ぽっかりと空いてしまった場所をどのように埋めてゆけるか。悲しみを乗り越え、大切なものの一つとして、いつ思い出すことができるか。失恋の思い出は、何物にもかえがたい財産なのだから――人気作詞家として数多くのラブソングを作り続けてきた著者による、究極の恋の美学。その他、嫉妬とのつきあい方、適齢期に揺れる微妙な女心等、切ない恋愛について、自由な発想で綴った恋のエッセイ。
  • だから恋は少しせつない
    値引きあり
    3.5
    打算のない無鉄砲な恋、素直になれずに失う恋、身勝手な相手にふり回される恋、なぜか心がすれ違ってしまう恋……。愛し合っていながら完全に身も心もひとつになれないもどかしさ。しかし、その重ならない部分から生まれる恋のせつなさがふくらむほどに、人は心の襞を刻み、感情を豊かに広げてゆく。この、“至福の悲しみ”というべき感情をじっくりと受けとめ、素敵な恋をみつけるプロセスに変えてゆきたい――。出逢いからさよならまで、9つの恋のエピソードと共に綴った、極上の恋愛エッセイ!
  • 花嫁は元男子。
    値引きあり
    4.3
    1巻407円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 嫁ちゃんと夫くんはとっても仲の良い夫婦。 ふたりはごく普通の恋愛をし、ごく普通の結婚をしました。 でも、ただひとつ違っていたのは、花嫁は……「元男子」だったのです……。 人気ブログ待望の書籍化! 全ページ描き下ろし! 「元男子」が花嫁になるまでの、ジェットコースターのような日々をつづったどたばた結婚コミックエッセイ。
  • 言葉の虫めがね
    3.0
    たとえば万葉集をひもとけば、千年以上前の言葉が、そこにはある。私が口ずさめば、千年の時空を超えて、鮮度を落とすことなく言葉は蘇る。言葉は、永遠なのだ。けれどたとえば、今日私が恋人に言った「好き」という言葉は、今日の二人のあいだで成立している、たった一度きりのもの。言葉は一瞬のものでもあるのだ―。読むこと、詠むこと、口ずさむこと。言葉を観察し、発見するエッセイ集。
  • 天皇家の人々 皇室のすべてがわかる本
    -
    天皇と皇族は、毎日どんな生活を送っているのか。仕事は何をしているのか。冠婚葬祭や宮中祭祀にはどんなものがあり、それにはどんな人たちが関わっているのか。そして出産、子育てはどのようにされるのか――。戦後、象徴天皇制の下、皇室はわれわれ国民にとって身近な存在になっていったが、その詳しい実態に関してはまだまだ知られていない点が多い。本書は、菊のカーテンの内側をわかりやすくコンパクトに解説。21世紀の国際社会で活躍する、新しい皇室の姿を紹介する。
  • かわいい子には旅をさせるな
    3.7
    鷺沢さんの旅はどこへ行ってもトラブルばかり。事前に目的地の正確な位置を調べなかったために、10メートル先も見えない霧の峠道で「はとバス」を反対車線から無理に追い抜くことになってしまったり、安いチケットを追求したために複雑な経由の便になってしまい、ロスト・バゲージのためシカゴの空港で6時間もひたすら待つことになったり――。だけど、やっぱり、旅立たずにはいられないのでした。笑って泣ける珠玉のエッセイ集。
  • 明日はじめる恋のために
    4.0
    身も心も焦がすようなドラマチックな恋、切なく苦しい悲劇の恋、策略に満ちたかけひきもあれば、深く秘めたひたむきな思いもある――映画の主人公たちが紡ぐ様々な愛の物語、それはきっとあなたの恋にヒントを与えてくれる。「人はどんな風に人を愛し、どんな風に生きてゆくのか」著者が涙し、笑い、心を揺さぶられた24本の映画から探る恋の作法、男と女のあり方。

最近チェックした作品からのおすすめ

無料で読めるエッセイ・紀行

一覧 >>

エッセイ・紀行ランキング

一覧 >>