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「雪男(イエティ)がいるんですよ」。現地研究者の言葉で迷わず著者はブータンへ飛んだ。政府公認のもと、生物資源探査と称して未確認生命体の取材をするうちに見えてきたのは、伝統的な知恵や信仰と最先端の環境・人権優先主義がミックスされた未来国家だった。世界でいちばん幸福と言われる国の秘密とは何か。そして目撃情報が多数寄せられる雪男の正体とはいったい――!? 驚きと発見に満ちた辺境記。
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Posted by ブクログ
自由だけど個人が迷いや葛藤を抱かないようなシステムがあるのとてもうらやましい でも虫が殺せない決まりで布団でダニに刺されまくるのは困る 納豆の本も買ってあるのでこれから読むのが楽しみ
タイトルと写真に興味を惹かれ即購入。ブータンには、幸せな国の側面以外があることをこれまでの読書経験から理解しているが、なぜ「未来国家」なのか、地理や政治、経済は他の国との比較が難しいように思うがどう他の国に理想を提示できるのか、読み進めていきたい。 高野氏のテンポの良いリズミカルな文章から、ブータン...続きを読むの様子を頭の中に描く。サイズは九州ほどあるのに、人口が約70万人しかいないというところで、すでに日本とのスケールの違いにびっくり。さらには、伝統を守り、あまり外国人を入れず、半鎖国であるというのは驚きだった。 本の中盤で紹介されているニェップ。遠くに住んでいる人に家に泊まってもらい、その逆もある。高野氏も称賛しているが、このシステムが日本にもあれば、各地域への行き来が楽しいものになり、かつ都市と地方の交流も活発化するだろう。 読み終わって、もっとこの世界に浸っていたい!と思った。
高野秀行のバカUMA本としてはやや地味。『酒を主食とする人々』の番組作りと同様、TK調査や日程のタイトさといった煩わしい要素が足かせになって、本領発揮できてない感が否めない。 ブータン紹介本としては素晴らしい。 なぜ中国とインドに挟まれて伝統的な国家を守ることができているのか解き明かしている。後進...続きを読む国だからこそ先進国のニの轍を踏まないという無敵の国家運営をしている。 そんなブータンがインドと鉄道を結ぶというニュースが今日出た。ニムラとパートナーを結んだように、実利があるビジネスチャンスは決して逃さないのが実にブータンらしく思えた。(工事費は全てインド持ちのようだ)
ブータンという国が現世に存在していることの奇跡を感じました。国王やエリートが純心で、国のことを常に最優先で考えていること、国民に仏教の教えが根付いており、殺生を嫌う(小さな虫であっても)ゆえに、生物の多様性が守られていること、割と伝統文化が重んじられ、実質は多民族国家であるということなどが印象的でし...続きを読むた。
未確認動物探索家と聞くと世界の果てまでイッテQというテレビ番組を連想するが、まさに、その活字版という雰囲気の旅番組もとい紀行文。高野秀行の良い感じに肩の力を抜いた現地体験と、しかし、実はゾンカ語を習得せんとする努力と体当たりの行動力が、一緒に旅しているかのような臨場感を与えてくれる。で、ミステリーハ...続きを読むンターの今回のターゲットはブータンの雪男である。 雪男に会えるかどうかは感想には書かないが、この雪男はブータンではミゲと呼ばれているらしく、インターネットで検索しても、この高野秀行の本に辿り着く位で広がりが無い。つまり、ミゲを日本に詳しく伝えた第一人者(正確には違うが)のようで、まさに冒険家の本分であろう。会えるか会えないか、どうせ駄目だろうなーという脱力した感じが楽しい。 ところで、そもそものブータン行きの目的はニムラ・ジェネティック・ソリューションズの顧問としての出張である。本人は任務をよく理解していなかったようだが、同社は、ブータン原産の八角から取れるタミフルの原料となるシキミ酸や、シャネルと香料植物の共同研究なども行っている。これらの生物多様性調査をミッションにされた訳ではなく、ある種の現地調査や関係構築が任務だという事で、充分な成果を上げたわけだ。 旅を楽しみたければ、高野秀行を読めば良い。ソマリランドに続いて、そう感じた一冊だ。
よく言われている幸福の国、という点から踏み込むのではなく、普通に接しているところが良いなと思った それにしても人口70万人で今はテレビも携帯電話も普及してしまって、農村はやっていけてるのかと心配になる
高野さんお得意のあちこち行く話より、最後のまとめが印象深かった。 職業選択の自由、消費の自由、移動の自由、結婚するしないの自由もか…幸せのベースになるはずの自由がなくて、悩まなくてすむ幸せもあるのだなあと。日日食べられて村社会で平和に暮せれば。
生まれ変わったらブータンがいいなと思うくらい魅力的。ブータンはこのままの路線でいってほしい。 高野さんの雪男を探す話はほんとに遠野物語みたいで楽しい。
一応雪男と天然の薬草などの資源を探しに行くという縦線があったはずなのだが、すぐにそこから脱線してしまうのが著者の毎度のパターンでおもしろい。本作は特に後半その辺をたまに思い出すだけになりひたすらブータンのお国柄を面白がっているだけになるのでより微笑ましい。 最近まで存在した夜這いの習慣など性に寛容な...続きを読む風土のようで、キリスト教的な性愛感を導入した我が国よりも幸福度が高いのもうなづける。一夫一妻性の徹底とか純愛賛美ってどちらかというと人を不幸にするよね。 村の女たちに酒を飲まされまくる謎の行事が特に印象的だった。あまり酒に強くない自分にとってはおそろしすぎる。。。
ブータン見物記。 知人の研究を医薬原料発見を手伝うため、ブータンにやってきたノンフィクション辺境ライターの著者が、雪男(ミゲ)を探しつつブータン各地を巡り人と交流する。この時点では人懐こい人たちがいる田舎を巡っている感じ。
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