教育作品一覧

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  • 江南の発展 南宋まで
    4.0
    ユーラシアを見わたせば,中国は,北は遊牧世界,南は海域世界へと開かれている.第二巻は,長江流域に諸文化が展開する先秦から,モンゴルによる大統一を迎える南宋末までの長いスパンで「海の中国」を通観.中原と対峙・統合を重ねながら,この地域が経済・文化の中心として栄えゆく姿を,社会の重層性にも着目しつつダイナミックに描く.

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  • 高2で始める大学入試 1日10分で差がつく 英語リスニング(音声DL付)
    -
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は、大学入試を意識した高校2年生が入試の基礎事項を先取りすることができるように作られた大学入試対策用の問題集です。 多忙な高校生が日々の限られた時間の中でもコツコツ勉強を進めることができるように、以下のような特長を持たせています。 ◆1日(1回)10分から手軽に始められる 「10分」で取り組んでほしい部分にアイコンがついています。1日1回10分だけでもよいですし、時間のある日はそれ以上取り組んでも構いません。自分のペースで進めてください。 ◆基礎レベルから入試レベルへ着実にステップアップできる 入試レベルだけでなく基礎レベルの内容もしっかりと扱っているので、基礎から入試レベルへの無理のないステップアップ学習が可能です。 「英語リスニング」は以下のような構成になっています。 Chapter 1:「イメージする音」と「実際に聞こえる音」の違いを知る Chapter 2:リスニング問題でよく出るフレーズに慣れる Chapter 3:長めの英文を聞き取るコツと体力をつける ◆イギリス英語にも対応 近年の入試リスニングでの英語の多様化に対応し、Chapter 1・2の一部とChapter 3のすべての英文は《米》《英》両方の英語の音声で聞くことができます。 ※本書の音声は、旺文社リスニングアプリ「英語の友」でもお聞きいただけます。  詳しくは、公式ウェブサイトをご覧ください。
  • 高2で始める大学入試 1日10分で差がつく 英単語・語法(音声DL付)
    -
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 この本は、大学入試を意識した高校2年生が入試の基礎事項を先取りすることができるように作られた大学入試対策用の問題集です。 多忙な高校生が日々の限られた時間の中でもコツコツ勉強を進めることができるように、以下のような特長を持たせています。 ◆1日(1回)10分から手軽に始められる 「10分」で取り組んでほしい部分にアイコンがついています。1日1回10分だけでもよいですし、時間のある日はそれ以上取り組んでも構いません。自分のペースで進めてください。 ◆基礎レベルから入試レベルへ着実にステップアップできる 入試レベルだけでなく基礎レベルの内容もしっかりと扱っているので、基礎から入試レベルへの無理のないステップアップ学習が可能です。 「英単語・語法」は以下のような構成になっています。 DAY 1 知識整理(10分):重要単語を意味・語法などさまざまな観点からインプット DAY 2 問題演習(10分):DAY 1の内容をアウトプット演習で定着  ※DAY 1+2で1 UNIT。全50 UNIT構成、100日完成です。 ◆重要事項を「くり返し復習できる」 この本の解説は、重要な部分が太字になっているだけでなく、覚えてほしい部分が赤字になっていて、くり返し復習することができます。 ※本書の音声は、旺文社リスニングアプリ「英語の友」でもお聞きいただけます。 詳しくは、公式ウェブサイトをご覧ください。
  • 皇妃エリザベートの暗殺者 ルイジ・ルキーニ回顧録(集英社インターナショナル)
    4.0
    人気ミュージカル『エリザベート』に狂言回しとして登場するルイジ・ルキーニ。実在した彼は、19世紀末に孤児として生まれ、10代から職を転々とする。やがて無政府主義に傾倒、25歳の時にオーストリア皇妃を暗殺した。本書はルキーニが11年にわたる獄中生活で記した回顧録に加え、当時の公文書から暗殺事件の詳細や、逮捕当日から10回以上にわたる尋問、裁判での証言、手紙などから、真実の姿に迫る。ミュージカル『エリザベート』がより深く理解できる必読の書。俳優・成河(ソンハ)さん推薦。
  • 幸福と成功だけが人生か 「悲しみ」の日本精神史
    -
    1巻999円 (税込)
    宗教学の権威である著者は問う。「幸福と成功を追い求めるだけが人生なのか」と。むしろ著者は「不幸な悲しみに耐えている人間に尊敬を抱く」とも。その問題意識のもと、自らの死を予感していた源実朝、親族を皆殺しにした北条時頼、乞食願望を持ち続けた松尾芭蕉、キリスト教に入信した支倉常長、死んだ妹の魂を追いかけて旅した宮沢賢治、殉死の予行演習をしていた乃木希典、鴎外晩年の著作に執着した松本清張、死後も自分の欲望を満たそうとした谷崎潤一郎、『黒い雨』に慟哭の通奏低音を挿入した井伏鱒二、上官の罪を背負って処刑された青年学徒などを取り上げつつ、縄文の昔から日本人の底流に流れ続ける「悲しみ」の旋律を描いた渾身の作品。幸福願望ばかりが肥大化する現代において、「孤独とは何か」「人生の無常とは何か」を考えるうえで大切な視点を示してくれる一冊でもある。2002年1月に発刊された『悲しみの精神史』を加筆・改題して復刊。
  • 高分子科学―合成から物性まで
    -
    本書は学問としての高分子科学をまとめた教科書です。内容は「合成」「構造」「物性」の三本柱で構成し、これらを幹として高分子材料(機能性高分子)や生体高分子などの枝葉はある程度削ぎ落としました。一方で、高分子の発展において重要な鍵となる発見については、背景や経緯を述べることに努めました。また、現在最先端で行われている高分子の研究についても、基本概念や目的について触れることを重視しました。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 公文書をつかう 公文書管理制度と歴史研究
    -
    1巻2,860円 (税込)
    国民共有の知的資源である公文書。知る権利や説明責任を保障し、記憶や記録を未来に伝えていく必要性が求められているいま、二〇一一年に施行された公文書管理法の制定過程をていねいに検証し、公文書利用者・歴史研究者の立場から公文書管理制度の今後を展望する。

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  • 黄文雄の近現代史集中講座 台湾・朝鮮・満州編
    -
    1~3巻1,408円 (税込)
    破産状態の国家を近代化して蘇らせた資本投下。荒廃した土地を復活させた緑化政策。風土病を激減させた上下水道・衛生環境の整備、身分差別の旧弊を廃止した開放政策、法治社会の整備……。台湾・朝鮮・満州に近代化と安定をもたらした日本の外地経営の真実を詳説する決定版!
  • 攻防から読み解く 「土」と「石垣」の城郭
    -
    戦国期から江戸初期にかけて、全国各地で造られた数千とも数万ともいわれる城。 地形的制約と闘いながら知恵を絞って編み出された土塁や空堀、虎口、土橋、石垣。 生き馬の目を抜く戦国時代において磨かれた築城技術は、それぞれの地域や武家によって、また、その城の持つ目的によっても異なっていた。 その城をいかに守ろうとしたのか、攻めるならどこが弱点か。各城の軍事施設としての構造的特徴を読み解くことで、それらが浮かび上がってくる。 《巻頭対談》西股総生(戦国史・城郭研究家)×乃至政彦(歴史研究家) ■第一章 「土」と「石垣」の城の基礎知識 ■第二章 実戦分析から見えてくる堅い城・脆い城 小谷城・長谷堂城/「落城したか否か」の史実のみでは その城の真の実力は見抜けない? 七尾城・月山富田城・吉田郡山城/山全体が要塞と化した巨城の 城内に施された二重三重の仕掛け 二俣城・長篠城/急流に守られた崖の上の二城 その運命の分岐点を再検証する 備中高松城・忍城/土木技術と動員力を活かした城攻め 水攻めの成否を分けた要因とは? 高天神城/湿地帯にそびえる急峻な山崖の 弱点を克服する武田流築城術とは? ■第三章 名城もし戦わば......その強さを徹底検証 安土城/「見せる」たけの城ではなかった 天下人・信長の最高傑作の実力は? 竹田城/雲海に浮かぶ天空の高石垣は 実戦では有効だったのか? 岩殿城/忍者でもよじ登るのは不可能! 150メートルの断崖はまさに鉄壁 高松城/日本初といわれる本格的海城 海からの攻撃は想定外だった 丸亀城/日本一の高石垣だけではない 搦手も城内も含めた鉄壁の防御 名護屋城/天下人の総動員で築いた巨城で もし朝鮮出兵の撤退戦があったら ■第四章 セオリーに反するナゾだらけのレア城 城井谷城/「表門」も「裏門」も鉄壁の守り こじ開けるのは至難の谷の城 埴原城/全国の山城て?も稀に見る奇妙な構造 竪堀と組み合わせられた謎の凹凸 岩倉城/本丸は必ずしも頂上にはなかった 特殊な地理的条件での築城術 都於郡城/全国でも屈指の大堀切と高土塁 広大な城が生まれた地質的背景とは
  • 興亡の世界史 アレクサンドロスの征服と神話
    4.5
    ギリシア北方の山岳地帯で山羊の放牧を営んでいたマケドニア人が王国を建設したのが前7世紀半ば。前4世紀にギリシアを征服したフィリッポス2世の後を継いだアレクサンドロス大王は、前334年に東方遠征に出発し、ペルシア帝国を征服。たった10年で地中海からインダス川にいたる大帝国を築き上げた秘密と、ローマ帝国の皇帝崇拝など後の歴史に大王が与えた影響力を解明する。
  • 興亡の世界史 シルクロードと唐帝国
    3.3
    講談社創業100周年記念企画「興亡の世界史」の学術文庫版の第2冊目。「シルクロード」とは、単なる「ロマン溢れる東西交易路」などではなく、政治・経済・宗教・文化交流・戦争の現場、すなわち世界史の舞台だった。突厥、ウイグル、チベットなど諸民族が入り乱れたこの地域で、大きな足跡を残して姿を消した「ソグド人」とは。騎馬遊牧民の動向を追い、中央ユーラシアの草原から中華主義とヨーロッパ中心史観の打倒を訴える。
  • 興亡の世界史 モンゴル帝国と長いその後
    4.3
    13世紀初頭にチンギス・カンが興した「大モンゴル国」は、ユーラシア全域をゆるやかに統合して、東西の大交流をもたらした。この大帝国は、従来は「元朝」と呼ばれ、中国史やアジア史の枠でのみ語られがちだったが、近年は、この「モンゴル時代」を、世界史の重大な画期とみなす考え方が、「日本発信の世界史像」として、内外に広まりつつある。壮大な歴史観と筆力で多くのファンを持つ著者が、新たな世界史の地平を描き出す。
  • 興亡の世界史 オスマン帝国500年の平和
    4.1
    14世紀の初頭、アナトリアの辺境に生まれた小国は、バルカン、アナトリア、アラブ世界、北アフリカを覆う大帝国に発展した。強力なスルタンによる広大な地域の征服から、「民族の時代」の到来により「多民族の帝国」が分裂するまでを描き、柔軟に変化した帝国の仕組みと、イスタンブルに花開いたオスマン文化に光をあてる。 イラク、シリア、そしてパレスチナと、現在も紛争のさなかにあるこの地域を理解するためにも必読の書。
  • 興亡の世界史 大日本・満州帝国の遺産
    3.0
    東京帝大の学生時代は北一輝に心酔し、官界に進んでからは革新官僚として満州の経営に辣腕を振るった岸信介。敗戦後はA級戦犯容疑から総理の座に昇り詰め、高度成長を発進させて昭和の妖怪とも呼ばれる。かたや教師から立身のため満州国軍人となった青年は、戦後、韓国軍の中で頭角を現し、クーデタで政権を掌握。独裁者となって漢江の奇跡と呼ばれる高度成長を達成する。朴正煕と岸信介、二人の揺籃の地、満州国の遺産を問う。
  • 興亡の世界史 ロシア・ロマノフ王朝の大地
    3.8
    深刻な民族問題やシベリアの資源開発など、現在のロシアが抱える問題の多くは、帝政ロシア時代にすでに始まっていた。ロマノフ王朝の300年を中心に、ソ連邦の74年間をも加えた、広大無辺を誇る多民族帝国の通史。大改革を強行したピョートル大帝、女帝エカテリーナ2世と寵臣ポチョムキン、革命の中で銃殺されたニコライ2世一家。「よきツァーリ」たらんと奮闘を続けたロマノフ家の群像と、暗殺・謀略に満ちた権力のドラマ。
  • 興亡の世界史 イスラーム帝国のジハード
    4.4
    7世紀、アラビア半島の一角にムハンマドによって確立されたイスラームの共同体。それは人間の平等と弱者救済を訴え、迫害を受けながらアラビア半島全域に広がり、さらにビザンツ帝国、ササン朝ペルシアを滅ぼしてイベリア半島から中央アジアに至る大帝国を築き上げる。多くの異なる民族、多言語、多宗教の壁を乗り越えて大帝国を実現させたイスラームのジハードと融和の原理とは何か明らかにする。
  • 興亡の世界史 ケルトの水脈
    4.0
    ローマ文明とキリスト教におおわれる以前、ヨーロッパの基層をなしたケルト人は、どこへ消えたのか? 巨石文化からアーサー王の伝説、現代の「ケルト復興」まで、フランス、ブルターニュの歴史・信仰・言語を軸に、アイルランド中心の「ケルト・ブーム」を問い直す。
  • 興亡の世界史 スキタイと匈奴 遊牧の文明
    3.8
    定住農耕社会にとって、隣接する遊牧国家は常に脅威だった。ペルシア帝国をもってしても征服できなかった部族集団スキタイ。漢帝国と対等に闘った匈奴。こうした騎馬遊牧民はいつ頃誕生し、強大な力を握ったのか。「都市」のない遊牧社会を「野蛮」とみなすのは、定住農耕社会からの決めつけにすぎない。ソ連崩壊後のユーラシア草原地帯の発掘調査で次々と発見されている考古学資料を活かし、「もうひとつの文明」の実像に迫る。
  • 興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国
    4.1
    人類の今後を占ううえで、「人類の経験のすべてがつまっている」といわれる古代ローマ史ほど、参考になるものはない。小さな都市国家を強大化に導いた、「共和政ファシズム」の熱狂的エネルギー。猛将・ハンニバルが率いるカルタゴとの死闘。カエサルとアウグストゥスに始まる帝政。地中海はもちろん、ブリテン島から中東にいたる「世界帝国」の現出。そして、ローマ帝国が終焉を迎えた時、古代文明はどのように変貌していたのか。
  • 興亡の世界史 近代ヨーロッパの覇権
    4.3
    15世紀の大航海時代にアジア、新大陸に進出、激しい貿易戦争を繰り返しながらグローバル化を進め、幾多の戦乱と革命を経て国民国家を誕生させたヨーロッパ。産業革命と帝国主義により19世紀の世界に覇権を確立したが、二度の世界大戦で破局を迎える。その反省から生まれた欧州統合への長い道のりの栄光と挫折をも考察する。
  • 興亡の世界史 東インド会社とアジアの海
    4.5
    17世紀のイギリス、オランダ、フランスに相次いで誕生した東インド会社。この「史上初の株式会社」の興亡を通して、世界が大きく変貌した200年を描きだす異色作。喜望峰からインド、中国、長崎にいたる海域は、この時代に「商品」で結ばれ、世界の中心となり、人々の交流の舞台となっていた。そして、綿織物や茶、胡椒などがヨーロッパの市場を刺激して近代の扉を開き、現代に続くグローバル社会の先駆けとなったのだった。
  • 興亡の世界史 大英帝国という経験
    4.8
    アイルランドから、アフリカ、インド、香港まで、世界にその足跡を残した大英帝国。大陸の片隅の島国は、いかにして大帝国へと発展し、女王ヴィクトリアが治める最盛期へと至ったのか。「アメリカ植民地の喪失」をステップとし、多くのモノと文化と娯楽を手に入れ、女性たちが世界を旅したこの国は、なぜ、他国に先んじて奴隷制度を廃止することができたのか。解体と再編の歴史から、EU離脱に揺れるこの国の現代をも読み解く。
  • 興亡の世界史 大清帝国と中華の混迷
    4.0
    北東アジアの雄・ヌルハチ率いる満洲人の国家は、長城を越えて漢人を圧倒し、未曾有の大版図を実現した。康熙帝・雍正帝・乾隆帝による最盛期から、アヘン戦争・日清戦争をへて、ラストエンペラー・溥儀、西太后、李鴻章、孫文らが登場する清末まで、栄光と苦闘の270年を描き出す。「中華の文明」ではなくチベット仏教に支えられた、輝ける大帝国が抱え込んだ苦悩とは。「近代東アジア」と「中華民族」はいかに創り出されたか。
  • 興亡の世界史 人類文明の黎明と暮れ方
    3.5
    ヒトの誕生から古代地中海世界まで、長大な文明史の「見取り図」を示す。最初の都市文明・シュメール、従来の文明観に変更を迫る「古代アンデス文明」、著者自身が近年手掛けたローマ帝国の新たな遺跡など、文明・文化の「多様性」に着目。いくつもの危機を乗り越え、環境に適応し、地球上のあらゆる陸地に拡散して文明を築いた人類の未来は。廃墟と化した遺跡には、私たちの現在を知り、これからを考えるヒントが隠されている。
  • 興亡の世界史 東南アジア 多文明世界の発見
    3.3
    インドと中国にはさまれて仏教とヒンドゥー教の影響を受けながら多彩な歴史を歩んできた東南アジア。なかでも一二世紀に最盛期を迎えたアンコール王朝は、巨大遺跡と仏教美術で多くの世界遺産を誇る。本書はアンコール研究に半生を捧げてマグサイサイ賞を受けた著者がアンコール王朝600年の盛衰と人々の日常生活を再現し、多彩な東南アジア諸王朝の興亡を明らかにする。東南アジア諸国の歴史と現状を理解するための必読書。
  • 興亡の世界史 イタリア海洋都市の精神
    3.0
    ヴェネツィア、アマルフィ、ピサ、ジェノヴァの四大海洋都市のほか、南イタリアのガッリーポリ、モノーポリなど、海に開いた都市の繁栄の歴史を探る。中世の地中海世界では、民族相互の争いと交流のなかで、ローマ、ビザンツはもちろん、イスラーム世界からもさまざまな先進文化がヨーロッパへ流れ込んだ。実際に都市を歩き、建物、街路、広場、港の風景を観察しながら、海洋都市の生活空間の歴史と現在を読み解いていく。
  • 興亡の世界史 インカとスペイン 帝国の交錯
    4.4
    16世紀初頭、アンデス全域を支配するに至ったインカ帝国は、カトリック王国スペインの領袖ピサロにより征服され、その繁栄はわずか1世紀余りで幕を閉じた。帝国の衝突がもたらした植民地社会に生きるスペイン人、インカの末裔、さまざまな混血集団、イベリア半島を追放されたユダヤ人たち。共生と混交、服従と抵抗の果てにスペインとの訣別へと向かうアンデスの300年を描き出す。
  • 興亡の世界史 空の帝国 アメリカの20世紀
    -
    20世紀初頭、ついに「飛行の夢」を実現し、「空の覇権」を争い始めた人類。ライト兄弟やリンドバーグなど、庶民が担ってきたアメリカの「空の文化」は、やがて「空爆」という悪夢をもたらし、二度の世界大戦、ヴェトナム戦争などを経て、9.11事件へと向かう――。「アメリカの世紀」であるとともに「戦争の世紀」でもあった100年間を見つめ直す。「補章」として、ドローンにおおわれた「21世紀の空」を大幅に加筆。
  • 興亡の世界史 人類はどこへ行くのか
    4.0
    歴史を問うことは、現在を問うことである。大好評のシリーズ最終巻では、マクロな視点で世界の歴史を通観し、現代人が直面する問題へのヒントを探る。急増する人口と資源、人類の移動・定住と海、宗教がもたらす対立と共生、世界史のなかの日本、そして、人類誕生の地・アフリカの現状。新たな世界史像を日本から発信することをめざして、文明の来し方とこれからを「人類史」の視座から多角的に論じる。全21巻完結。
  • 光明皇后 平城京にかけた夢と祈り
    3.7
    大宝元年(七〇一)、藤原不比等の子として生まれ、同い年の聖武天皇と同じ邸宅で育った光明子。やがて皇后となり、天武―文武―聖武と続く皇統の維持が最大の使命となる。だが、長屋王の変、相次ぐ遷都、身近な人々の死など、動乱の荒波は彼女にひとときの安らぎも与えることはなかった。「稀代の女傑」か、慈悲深い篤信の女性か。毀誉褒貶半ばする光明皇后の心奥まで光を当て、天平のヒロインの実像にダイナミックに迫る。
  • 公民教育における「生存権」のあり方~子どもに願い・自律意志を育む教育を~
    -
    1巻1,833円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「子どもに願い・自律意志を育む教育を」―いまの子どもたちはいじめ、虐待、不登校などさまざまな問題に囲まれており、憲法で保障された「健康で文化的な」生活をおくる権利が脅かされている。本書は法学的アプローチに基づいて生存権を見直し、公民教育における生存権のあり方について、教育学的アプローチを視点に解説したものである。
  • 公務員教師にダメ出しを!
    3.0
    学校をより良くするためには、まず何よりも教師を変えなければいけない。馴れ合いの教育現場のなかには、ダメな教師や困った校長がまだまだ存在する。同時に、能力が高い教師は正しく評価されてはいない。それは、教育というサービスを受ける児童生徒と保護者をないがしろにしてきたからだ。今必要なのは学習者による評価制度だ。評価制度の具体例を提示しながら、その可能性に迫っていく。
  • 孝明天皇毒殺説の真相に迫る
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    慶応2年12月25日に崩御した孝明天皇については、その直後から「毒殺説」がささやかれていた。疱瘡(天然痘)に罹患したものの、快方に向かいつつあった天皇の容態が急変し、死に至ったからである。  戦後になると、ねずまさし、石井孝、田中彰氏らの近代史研究者によって「毒殺説」が主張されたものの、平成元年に原口清氏の論文が発表されるに及んで「病死説」が俄然有力になった。  著者は原口清氏の論文を批判して「毒殺説」を支持してきたが、近年(2020年12月)になって橋本博雄氏(医学博士)が論文「孝明天皇と痘瘡」を発表し、そこでは孝明天皇の症状の記録を検証する限り、痘瘡による病死とは考えられないという結論が導き出されていた。  これに示唆を受けた著者は関連史料を再読し、孝明天皇の死因は急性砒素中毒であることを論じたうえで、さらにその背後で画策した黒幕と、置毒した実行犯の女官の名前を割り出した。  本書は幕末維新史の再考を迫る内容を提示した表題作を中心とする史論集である。
  • 孔明と仲達 天才と英才の対決
    -
    1巻1,600円 (税込)
    『三国志』の最後を飾るふたりの戦略家の生き様をひもとき、数々の智謀・智略を徹底比較し不動の指導原理を解き明かした待望の書。
  • こうもり塚と江崎古墳
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古墳時代後期の吉備を代表する2つの巨大石室古墳を検証。
  • 甲陽軍鑑入門 武田軍団強さの秘密
    3.5
    武田信玄の手の内を明かした兵法書といわれ、江戸初期の成立以来、甲州流兵法の基本文献として重要視された『甲陽軍鑑』。その面白さと内容を、現代人向けに平易に紹介。武田軍団の魅力と強さを解き明かす。
  • こう読み直せ! 「日本の歴史」
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    敗戦史観、マルクス史観、東京裁判史観、自虐史観で歪められた「日本の正しい歴史」を取り戻すための一冊。本当の歴史通になろう。宮崎正弘の歴史レクチャー開講。
  • 公立学校施設整備事務ハンドブック 平成27年
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 公立学校施設整備助成に関する国庫補助事業の概要や自治体が行う事務手続きの留意点・手順などを解説。関係通知や用語解説、国庫補助制度に関するQ&Aなども収録し、公立学校施設関係事務担当者、必携の一冊。

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  • 公立学校施設整備事務ハンドブック-平成26年-
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、公立学校の施設整備に係る関係法令の中から、助成根拠法と負担割合の特例を定めたものなどを収録した法令集である。今年度は、平成26年6月1日現在の内容で最新の関係法令を収録している。

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  • 公立学校の外国籍教員――教員の生(ライヴズ)、「法理」という壁
    -
    日本の公立学校のなかで正規外国籍教員は、多くが「任期の期限を附さない常勤講師」として採用される。授業はできるが、管理職にはなれず、校務の運営には参画できない――。 現場に立つ6人の外国籍教員のライフヒストリーを軸に、学校・制度の問題点と課題を浮き彫りにする。
  • 公立校なら、上位10%を目指しなさい!
    3.0
    1巻1,072円 (税込)
    なんとなく公立? 不安だけど公立? あえて公立? 理由はどうあれ、その選択を100%生かす最強の作戦を徹底指南!公立小・中・高から難関大学へ。親子で読める超効率学習スーパーメソッドを大公開です!
  • 公立小・中・高から東大に合格した3兄弟の母は何をしたのか?
    3.8
    1巻1,232円 (税込)
    子育て方針は「1人で生きる力をつける」。 「知りたい気持ち」を育てれば、自ら学ぶ子になっていく。 私は子どもを東大に入れようと思って何かをしたことは一度もありません。 ・親ナシでもしっかり生きて行けるように鍛えたい ・子どもに色々な体験をさせて喜ばせてあげたい このような気持ちで日々子育てに取り組みました。 子どもの様子をしっかり観察し、子どもが何かに強い関心を持っていることに気づいたら、 すぐに深く関わらせました。 このことが【自ら学ぶ子】に育った理由かもしれません。 ■共働き家庭でも【自ら学ぶ子】が育つ! ・強制しない。タイミングよく誘導する ・叱らない。親の仕事は謝罪と弁償 ・本の読み聞かせ方 ・本の与え方 ・本と実物の両方で学ばせる方法 ・夏休みや冬休みは自立と体験のチャンス ・子どもの勉強面への関わり方(小・中・高) ・兄弟はお手本でありコーチでもある など。 ■大学受験生時の教育費はこれだけ! ・長男 5000円/月 ・次男 5000円/月 ・三男 0円/月 (短期講習を除く) ■「高校・浪人時代の勉強方法」を長男が公開 ■親子対談「子どもを勉強好きにする方法」
  • 公立・私立中堅校から東大に入る本
    4.0
    1巻1,232円 (税込)
    「子どもの受験」が変わるからこそ、絶対に親が読むべき本! 2020年から入試はどう変わるのか? 「偏差値50の子」こそ、東大を目指すべき! 東大合格までのゴールを見据え、「自分だけ」のカリキュラムをつくれば、 その先を「生き抜く力」も身につく! 先の見えない将来を生きる子どもたちに必要な「本当の勉強法」がここに! 親のころの受験とは、まったく違うんです! 「わかったつもり」の人も必読の書。 【ベストセラー『公立小中高から東大に入る本』の著書の最新刊!】 教育書を多数執筆し、多くがベストセラーになっている実績をもつ和田秀樹氏の渾身の書。 2020年の入試改革への備えにもふれ、具体的なノウハウを数多く入れました。 いわゆる「地頭のいい子」でなくとも、東大を目指せる、合格できると説得力と具体的方法論をもって伝えます。 著者実弟「勉強があまりできなかった子」のエピソードにも触れ、「普通の子」の親にとって希望が持てる内容になっています。
  • 公立中高一貫校選び 後悔しないための20のチェックポイント
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    近年、ますます人気が高まっている「公立中高一貫校」。 意外と知られていない「学校の見方・選び方」がこの一冊でわかる! 平成11年の制度開始以来、「公立中高一貫校」は右肩上がりで設置数を増やしています(25年現在、約450校)。 学費の安さやユニークな教育方針、高い教育レベル、そして堅調な進学実績…など、さまざまな要因により、有名私立中学並みの高い人気を誇っています。 しかし、その一方で、受検前に学校についてよく調べなかったために、子どもの性格と学校の個性の不一致による「ミスマッチ」が多く見られるようになってきたそうです。 いったん入学してしまうと、転校はなかなかしにくいもの。だからといって、6年もの長い間、子どもに苦しい思いをさせたくはありません。 そこで、本書では、公立中高一貫校選びで失敗・後悔しないためのチェックポイントを示します。 これまで全国約500人の教師に取材してきた著者が、「学力・進学実績」「校風・育成方針・カリキュラム」から、「教師・指導体制」「部活動・行事」「設備・環境」に至るまで、「絶対に外したくないポイント」をご紹介していきます。 公立中高一貫校の受検をお考えの方は必読の1冊です!
  • 公立中高一貫校に合格させる塾は何を教えているのか
    4.0
    2017年度の東京都下の公立中高一貫校総募集定員に対する学習塾enaの合格者占有率は約5割、多摩地区の4校に限った占有率はなんと6割を超える。公立中高一貫校対策塾として、東京都では「ひとり勝ち」である。enaでは何を教えているのか。それを明らかにすることで、これまでベールに包まれていた公立中高一貫校対策の実態が見えてくるはずだ。ただし本書は単なる公立中高一貫校攻略本ではない。公立中高一貫校の出現が、私立中学受験や高校受験、さらには大学入試改革に与える影響までをも考察する。
  • 公立VS私立
    3.9
    大学進学、就職、将来の年収、そして友人・恋人の数まで…… 公立と私立の選択でどれだけの差が出るのか? 小学校、中学校、高校、大学……、あらゆるカテゴリー で公立か私立かという選択はその後の人生を左右する大きな問題である。 本書では、「学力」、「お金」、「人間関係」の3大ポイントを 政府の統計、週刊誌のランキング、そして本書独自に行った 公立中高/私立中高出身者へのアンケートなどを元に、徹底的に数値で比較。 格差問題のスペシャリストであり、教育問題にも明るい 同志社大学教授・橘木俊詔氏が“教育格差”の大問題を解く意欲作。 データを引き、歴史を辿りながら縦横無尽に論じていく。
  • 興隆期のパクス・ブリタニカ 一つの歴史認識論
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ナポレオン戦争後から第一次世界大戦までの100年間、イギリスは「世界の工場」として、世界経済を牽引し、大英帝国として「世界の警察」として、世界平和を実現した。産業革命、資本主義の発展、海軍力と海運力で、英国はどうやって総人口4億人の大帝国を築くことができたのかを解き明かす。 【目次】 まえがき 第一章 第二代リヴァプール伯と自由貿易 第一節 経済観と政治システム 第二節 穀物法廃止の萌芽 むすび 第二章 リチャード・コブデンと自由貿易運動 はじめに 第一節「横の線のイメージ」の形成 一 パーソナリティ 二 アメリカ 三 ロシア 第二節 反穀物法協会(同盟)の成立 一 組織・運動 二 妥協 第三節 穀物法の廃止 一 最後の努力 二 勝利 (一)閣議 (二)議会 むすび 第三章 リチャード・コブデンとクリミア戦争 第一節 「自由放任」と平和 第二節 参戦の阻止 第三節 不干渉 むすび 第四章 リチャード・コブデンと英仏通商条約(一八六〇年) 第一節 背景 第二節 交渉 第三節 遅引 むすびにかえて 妥結 第五章 ジョン・ブライトと南北戦争 はじめに 第一節 状況と反応 第二節 トレント号事件 第三節 戦争と綿花 第四節 アラバマ号事件 むすび 第六章 グラッドストーンと植民地 第一節 植民地の保全 求心的イメージ 一 奴隷制 二 移民 三 自治 第二節 植民地の分離 遠心的イメージ 一 オーストラリア自治政府 二 自治植民地からのイギリス軍の撤退 むすびにかえて 求心的イメージの再現 第七章 サー・チャールズ・ディルクと英帝国 はじめに 第一節 イギリス・アメリカによる支配 第二節 遠心的イメージ 第三節 求心的イメージ むすびにかえて 帝国統合のイメージ あとがき 事項索引・人名索引 参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 交流分析が教育を変える
    -
    1巻314円 (税込)
    30年近く中学校の教師を勤め、非行やいじめの問題を生活指導の現場経験を踏まえ、交流分析の理論を応用していじめを解決してきた筆者の活動経験を述べ、交流分析の考え方を応用すれば、非行やいじめの問題を解決できると主張する筆者の理論の一端を簡潔に解説した学校関係者にとって指導の参考、ヒントとなる一冊。

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  • 厚労省と新型インフルエンザ
    3.5
    官製パニックはこうして作られた! 人権無視の異様な検疫風景、マスクなしでは街も歩けない風潮、泣き崩れる校長……。あのパニックを作ったのは厚労省幹部だった! 現役医系技官がその構図と真の問題点を鋭く分析。(講談社現代新書)
  • 声に出して覚える英語の詩50選
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ヘミングウェイが『誰のために鐘は鳴る』の題名をジョン・ダンの詩の一節から採ったということを知っていますか? では、”The Child is father of the Man.”(三つ子の魂百まで)がワーズワーズの詩の一節だということは? 本書には、このような詩にまつわる薀蓄が盛りだくさんです。詩が対訳になっているだけではなく、難しい単語には注釈を付け、わかりにくい文法はそのつど解説していますので、英語の学習にも最適です。また、詩を覚えることで英語の表現力が豊かになります。 英語圏の人は引用するのが好きです。詩を一つでも二つでも暗記しておけば、コミュニケーションの幅も広がるでしょう。 ※本作品には、紙書籍に付属しているCDは含まれておりません。また紙書籍再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合や、紙書籍とは異なる表記・表現の場合があります。あらかじめご了承ください。
  • 「声」の言語学入門 私たちはいかに話し、歌うのか
    3.6
    なぜ声や話し方で「印象」が変わるのか。音から意味が紡ぎ出される仕組みから、それぞれの音の発音方法の詳細、音声コミュニケーションを支える体の不思議までを網羅。俳優、歌人、ラッパー、声優、歌手、アナウンサーなど、「声のプロ」たちとの豊富なエピソードを題材に、多数の図版を使いながら「伝える・伝わる」の謎をわかりやすく解説する!
  • 〈声〉の国民国家 浪花節が創る日本近代
    4.0
    近代国家への歩みを始めた日本に国民国家の理念をもたらしたものは、上からの法制度や統治機構ではなく、大衆の側の浪花節芸人が語る物語と、彼らのメロディアスな<声>だった。前時代の封建的秩序を破壊し、天皇制の精神的支柱となった義理人情のモラルをつまびらかに分析、声を媒介に政治と芸能とを架橋して日本近代の成立を探る、斬新な試み。(講談社学術文庫)
  • 黒衣の外科医たち
    4.3
    セルフ手術で結石を取りだした鍛冶屋の男、 無痛分娩の先陣をきったヴィクトリア女王、 とがった器具で痔を切り裂かれたルイ14世…… スプラッターな「試行錯誤」がいまの医術を築いてきた 麻酔はない、消毒もない、手洗いすらない時代。 外科医たちは白衣ではなく、返り血を浴びても目立たないよう黒衣を着ていた。 傷口は水で洗うかわりに焼きごてで焼灼(しょうしゃく)。 出血多量のときこそ瀉血(しゃけつ)。 患者はベッドに押さえつけられ阿鼻叫喚の手術がおこなわれたが、 そこには治療の道を切り開こうと必死に手探りしていた人たちがいた。 驚愕と震撼とユーモアに満ちた、背筋も凍るほど刺激的な一書。 現代に生まれて、ほんとうによかった―― 目次 序章 「手」で治す外科医たち 第1章 ある鍛冶屋の男 膀胱を自分で切り裂き摘出――結石 第2章 アブラハムとルイ16世 ペニスを石でしごいて包皮を切りとる――包茎 第3章 エリザベート皇后 心臓を刺されても歩き回れたのはなぜか――血液循環 第4章 インノケンティウス8世・レオ10世・ヨハネ23世 教皇も逃れられない暴食――肥満 第5章 ヨハネ・パウロ2世 人気教皇、銃撃され腸が穴だらけ――人ストーマ工肛門 第6章 ペルシア帝国ダレイオス王 「手術で死んだら、外科医の手を切り落とす」――脱臼 第7章 ジョン・F・ケネディ 世界が見つめる世紀の大解剖――気管 第8章 リー・ハーヴェイ・オズワルド ケネディと同じ外科医が暗殺者も――手術の限界 第9章 アウストラロピテクス・アファレンシスのルーシー 二足歩行とひきかえに――静脈瘤 第10章 奇術師フーディーニ 水拷問よりも腹パンチよりも――虫垂炎 第11章 ヴィクトリア女王 無痛分娩、歴史が動くとき――麻酔 第12章 大航海時代の貿易商ストイフェサント 砲弾で砕かれた脚はどうなるのか――壊疽(えそ) 第13章 名探偵ポアロとシャーロック・ホームズ 外科医は金星人、内科医は火星人――診断 第14章 イランの元皇帝 一・五リットルの膿を腹に抱えた亡命生活――合併症 第15章 バロック音楽家リュリとボブ・マーリー 足指切断のかわりに失ったもの――播種(はしゅ) 第16章 ローマ帝国執政官 丸々と肥えた軍人には脂肪切除を――開腹手術 第17章 アインシュタイン 天才の血管は破裂寸前――動脈瘤 第18章 内視法の生みの親たち 腹を切り裂くか、鏡を突っ込むか――腹腔鏡手術 第19章 アダム・宦官・カストラート ペニスを切り落とす10の方法――去勢 第20章 英国王ジョージ6世 イギリス王室とタバコの関係――肺がん 第21章 宇宙飛行士アラン・シェパード 究極のプラセボ治療――瀉血(しゃけつ) 第22章 英国キャロライン王妃 でべそを隠した王妃の壮絶な最期――臍ヘルニア 第23章 イタリア戦争を生き延びた若き医師 自分の傷に指を突っ込み腹腔を学ぶ――鼠径ヘルニア 第24章 19世紀フランスのパン屋 歯科医がつくった機械の肩を埋め込まれた男――人工関節 第25章 レーニン 頭痛、不眠、ノイローゼの指導者――脳卒中 第26章 胃腸をはじめてつなぎ合わせた外科医 ちょっと雑でも高速技なら大丈夫――胃切除 第27章 ルイ14世 とがった器具をさし込み一気に引き抜く――痔 第28章 動物園の獣医 デンキウナギに麻酔をかける――動物の手術
  • 国外逃亡塾 普通の努力と少しばかりの勇気でチートモードな「自由」を手に入れる
    -
    1巻1,650円 (税込)
    「自分が若いときに知りたかった」 「我が子こそは、自由に生きてほしいので家族で国外逃亡を決意しました」 「特別に才能があるとか経済的に恵まれているわけではなくても、グローバル賃金への道は開かれていると知って、はじめて自分にもできるかもと希望を持ちました」 「教師をしているのですが、これから教え子たちを世に送り出すと思うと、是非知ってほしい内容です」 「ENGLISH JOURNAL ONLINE」連載時から話題沸騰!コロナ渦中でさらにメッセージ性が加速! 世界が未曾有のパンデミックに揺れ、物理的国境が封鎖され、多くの留学生が道半ばに帰国する中、迷える日本人の若者や保護者・教育者に、本書のメッセージがさらに加速しながら突き刺さるのは、根幹のところで、まさに今のような先の見えない時代にこそ必要な「自分の運命を自分で握る」ための思考や行動について語っているからである。 ゆっくりと沈むはずだった船が、突然、氷山と衝突したからといって、救命ボートに乗って近くの砂浜に上陸する必要がなくなる理由には到底ならない。 現実を見据えないと、希望と幻想の区別はつかない。 そして腹をくくって現実を見れば、自由に生きたい者にとって目の前の状況は希望だらけだ。 あなたが今、将来への不安や焦燥を抱える普通の日本人なら、本書が示す「自由」を手に入れるのに、特別な才能や裕福さは必要ない。 普通の努力と、少しばかりの勇気で一歩踏み出すための答えがここにある! 【目次】(抜粋) Stage 1 「世界」に出て経済的自由を手に入れよう Stage 3  10、15、25、35歳に捧げる、冒険前の「レベル上げ」の心得 Stage 4 大人が発揮すべき「リーダーシップ」について語ろう Stage 5 「沈みかけた船」の現実を直視しよう Stage 6 やりたいことを探す、英語とGoogleの使い方 【対象レベル】全レベル 【著者プロフィール】 白川 寧々(しらかわねね): 起業家/教育革命家/国外逃亡者を守護する召喚獣。華僑。日中英のトライリンガル。6歳で来日後、日本国籍取得。フェリス女学院中学・高校時代に独学で英語を学び、米国デューク大学に進学。卒業後、米国大手コンサルティングファーム勤務を経て、マサチューセッツ工科大学(MIT)MBA修了。在学中にMITの「創造しながら学ぶ」教育理念を英語学習に取り入れた英語習得メソッド「Native Mind」を開発し、MITソーシャルインパクト財団より出資を受ける。2015年にタクトピア株式会社、2017年に「Future HACK」を創設。グローバルキャリアと日中英の3か国語能力を生かして現在までに世界20か国、累計15,000人の学生に対してアントレナーシップ教育を行う。また、2018年には「教員をグローバルリーダーに。」というミッションのもとに「Hero Makers」を創設。同事業は経済産業省「未来の教室実証事業」に採択された。九州大学、立命館大学、奈良先端科学技術大学院大学、大阪府立大学のコンソーシアムのもとで行われたアントレプレナーシッププログラム、Startup Hub Tokyo 主催の起業家育成プログラムなどで、多数の起業家も輩出。現在は「教育乱世」を提唱。著名起業家、教育者、宇宙飛行士などの日本内外のグローバルリーダーや、官公庁、全国各地の教員、企業人、大学生や高校生を巻き込みながら、教育の本質的なシフトを世界的に推し進めるための活動に取り組んでいる。白川寧々チャンネル(YouTube)、ねねみそ相談サロン(Facebook グループ)でも活動中。
  • 国語おもしろ発見クラブ ことわざ・慣用句
    3.0
    1~10巻1,485円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ことわざ」と「慣用句」は、古くから日本で使われてきた短い言葉。そのなかには、おもしろい表現や「なるほど!」といった意味を持つものが、たくさんあるよ。この本では、そんな表現力ゆたかな言葉を紹介しよう。小学校中学年から。
  • 国語音韻論
    -
    1巻1,601円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 上段にはおおむね結論的な概論を述べ、下段では上段の記事の論拠、批判、発展、資料および参考文献を配し、みずから学習・研究を深められるようにした。
  • 国語学史
    4.0
    日本語とはいかなる言語か? 『万葉集』『古事記』の注釈や,「てにをは」の役割,仮名遣いや表記法など,平安から明治期までの長い歴史のなかで,文人・国学者らが捉えてきた日本語の姿を明らかにする.西洋から移入された言語学の枠組みではなく,自前の「国語学史」から日本語の本質に迫らんとする時枝誠記(1900―67)の高らかな宣言とその豊饒なる成果.(解説=藤井貞和)

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  • 国語学史 日本人の言語研究の歴史 新装版
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 昔の日本人は、言語の中にどのような論理を見出していたのか。音韻・仮名遣い・文法・方言など、30項目のトピックスで、歴史を繙く。
  • 国語学習の基盤となる情報を活用するスキルの育成 36 のアイディア集
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今、国語の学びには情報を活用するスキルが不可欠である。 ●話や文章に含まれている情報を取り出して整理したりその関係を捉えたりする。 ●目的に応じて文章を要約したり複数の情報を関連付けて理解を深めたりする。 ●文章で表された情報を的確に理解し自分の考えの形成に生かす。 こうした「情報を活用するスキル」を、小中学校の国語の授業を通してどのように育成するか。 その実践案を36のアイディアとして見開き形式で分かりやすく提示。 教科横断的な実践や、日常の場面における情報を活用する学びの方法も盛り込み、スキルの確実な習得をサポートする。
  • 国語学要論
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 上段に総括的な概論を叙述し、下段に参考文献等を中心に注記した概論書。音韻・文字・文法・語彙・文体・言語生活・方言・系統30項にわかち、各項をできるだけ平均化し、30回〔もしくは15回〕の時限にわけて教授できるよう有機的に編成した好テキスト。国語学の基本をマスターできる。
  • 国語が子どもをダメにする
    4.0
    国語力とは論理的思考力である。しかし、学校では感性の授業ばかり。一方、進学塾の模試やセンター試験は読解偏重、難解複雑信仰、長文速読主義で弊害が多い。カリスマ教師が、国語教育の大罪を内部から検証し、脚光を浴びる「ふくしま式」メソッドを伝授。革命的な国語教育論。
  • 国語が得意科目になる「お絵かき」トレーニング
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    「絵から文」「文から絵」の言い換えワークで、 一生ものの国語の基礎が身につきます。  「ごく普通に日本語が話せるのに、なぜ国語のテストで点が取れないの?」 「本を読めば国語ができるようになるの?」 「国語の勉強って、漢字覚えるくらいでしょ」 「私が子どものころ、国語を勉強した記憶はないけれど、それなりの点数は取れていたので、子どもに何をさせればよいか……」 国語の勉強について、このように感じる方も多いのではないかと思います。 考えれば考えるほど漠然としていて難しいものです。 算数は計算の練習をさせて問題を解かせて……、 社会や理科はテスト範囲をしっかり覚えさせて…… とやるべきことが出てきますが、 国語では「教科書を読んで、漢字を覚えておきなさい」と言うしかありません。 子どもも「この漢字なんて読むの?」という質問はしてきても、 「このお話の意味がわからない」と言ってくることはまずないでしょう。 そして、だんだん点が取れなくなる…… これが国語というものではないでしょうか。 国語という教科には、漢字や四字熟語といった覚えるべき知識もありますが、 「読解」においては、つねに文章を理解しているかいないかを確認しながら進むことになります。 親としては 「本当にわかっているのか?」と気になるところですが、 実は、子どもが文章の内容を理解しているかどうかは、文章から読み取った内容を「絵」に描かせてみればわかります。 逆に、「絵」を見せて、それを「文章」で説明させることによっても、読解力・理解力を測ることができます。 本書は、このような「絵から文」「文から絵」のワークに取り組むことによって、一生ものの国語力の基礎=「理解力」を鍛えるものです(小学校3年生以上推奨)。 *2016年12月、学力到達度調査(PISA)の結果が発表され、日本の「読解力」は8位に後退したことが大きく報道されました。 「視覚的な情報と言葉との結びつきが希薄になり、知覚した情報の意味を吟味して読み解くこと」が改善すべき課題として指摘されています(http://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/pdf/2015/05_counter.pdf)。 本書は、まさにその「視覚的な情報と言葉との結びつき」を強化しようとするものです。ぜひ、教育に携わる方にも本書の「絵から文」「文から絵」ワークをお試しいただけますと幸いです。
  • 国語が得意科目になる「印つけ」読解法
    値引きあり
    4.0
    1巻499円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ○(まる)と――(せん)をつけるだけ! 文章が苦手な子どもでも、ラクに読めるようになる! 文章の構造を「見える化」すれば、文章がラクラク読めるようになる! 「どんなに勉強しても、国語の成績が上がらない」 「国語の勉強の『やり方』がわからない」 「そもそも、国語の勉強の『やる気』が起きない」 そんな小学生が文章をすらすら読めるようになるには、文章に○印や傍線、記号などをつけるのが非常に有効です。 それが、本書でご紹介する「印つけ」読解法。 本書では、単なるテクニックではなく、文章がラクに読めるようになるためのシンプルなメソッドとして、この「印つけ」のやり方をご紹介していきます。 ▼ルールはたったこれだけ!カンタン「印つけ」▼ 【物語文】 1 「人物」に○をする 2 主な「できごと」「気持ち」に――線を引く 3 「場面の変わり目」に「V印」を入れる 【論説文】 1 「話題」に○をする 2 「重要文」に――線を引く 3 「具体例」に「→ ←」をつける 【随筆文】 1 「体験」に「→  ←」をつける 2 「感想」に――線を引く ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 国語教育 混迷する改革
    4.3
    新学習指導要領の告示から約二年経ち“戦後最大の改革”の中身がようやく見えてきた。「論理」と「文学」を切り分けると何が起きるか。今後の高校教育の方向性を示す「大学入学共通テスト」が扱う「実用文」「複数資料」の持つ構造的欠陥とは。この間に刊行された指導要領の解説本や、共通テストの試行調査から読み解く。好評既刊『国語教育の危機』の続編。歪められつつある国語教育の未来形を探る。
  • 国語教育の危機 ──大学入学共通テストと新学習指導要領
    4.0
    「大学入試センター試験」に代わって新しく導入される「大学入学共通テスト」。試行テスト等の内容を見る限りでは、本当に国語の大学入試問題なのかと首をかしげたくなる。新テストは、「新学習指導要領」の内容を先取りする形で作成されており、これが文部科学省の目指す理想形だとしたら、いま国語教育は重大な危機に瀕していると言えよう。「大学入学共通テスト」と「新学習指導要領」をつぶさに分析し、そこからかいま見える国語教育が抱える問題点を指摘し、警鐘を鳴らす。
  • 国語教育を救え
    -
    1巻1,584円 (税込)
    日本の教育現実に怒り、それを変えるべく本を書き戦い続けた学者が、作文教育を、定番の教材を斬る。 教育学界最長老の一人にして衰えることなく吠え続ける著者が、今作では国語教育に絞り、その現状を斬る。読書百遍義自ら見る――「読み書きの能力は、読み書きをすることによって育つ。」として、①とにかく読む。それも、古典を読み、模範とする。②体を使って(手書きで)書く。それなくして読み書きの能力が伸びることはないと言い切る。さらに、発問は教師の論理で作られていて、学習者の読み手としての独立した世界の可能性は無視されていると指摘。発問による授業を誤った有害な方法と断じる。(年齢等は刊行当時。) 【目次】 第1章 原稿用紙で思考するのだ 第2章 彼(彼女)は東大出だろうな 第3章 読めばいいのだ、書けばいいのだ 第4章 〈お礼〉の記号論 第5章 教室方言 第6章 前おきをやめよう 第7章 概念 第8章 教材文からの遊離・分裂 【著者】 宇佐美寛 1934年神奈川県横須賀市生まれ。東京教育大学教育学部卒業、同大学大学院教育学研究科博士課程修了、教育学博士。千葉大学名誉教授。東京教育大学助手、千葉大学講師、同助教授、教授(1993-97年教育学部長、1998-2000年東京学芸大学教授併任)。1961~62年米国、州立ミネソタ大学大学院留学(教育史・教育哲学専攻)。九州大学、山梨大学、岩手大学、山形大学、秋田大学、茨城大学、上智大学、立教大学、早稲田大学等の非常勤講師(客員教授)を務めた。2023年没。
  • 国語教科書の思想
    4.0
    戦後の学校教育は子供の人格形成を使命の一つとしてきた。現在、その役割を担っているのが国語である。小・中学校の教科書をテクストに、国語教科書が子供たちに伝えようとする「思想」が、どのような表現や構成によって作られているかを構造分析し、その中に隠されたイデオロギーを暴き出す。
  • 国語教科書の中の「日本」
    3.6
    「グローバル化」と「伝統重視」という相反する二つの流れの中で大転換期を迎える国語教育は、無意識のうちに「日本」という感性を押し付ける教育装置になってはいないか? 「古き良き日本」ばかりが描かれる小中学校の教科書をテクスト分析することで、書かれた言葉の裏に隠されたメッセージを読み解く。
  • 国語教科書の闇
    3.7
    国語の教科書が、変だ。「羅生門」「こころ」「舞姫」は、議論もされずに「定番教材」と化し、横並びで採録される没個性ぶり。国語教科書がここまで画一化したのはなぜなのか? そもそも、これらの「暗い」作品は教材にふさわしいのか? 「定番小説」という謎、知られざる舞台裏、採択を決定する「天の声」、教員の本音、仰天の実態。問題は歴史教科書だけじゃない。もう一つの「教科書問題」がここにある。
  • 国語史学基礎論 2006簡装版
    -
    1巻6,380円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小松英雄の創造的方法の原点。『古事記』注記の本質解明を課題とした、学習院大学における講義の記録。問題の設定から帰結に到達するまでの試行錯誤の過程をそのままに記録し、文献学的アプローチによる日本語史研究の方法を実践的に提示する。名著の最新版。
  • 国語史叢考
    -
    1巻14,417円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 知っているようで案外知らない日本語。その出自を追い求めてきた著者の主要論文集。日本語の表記・音韻を膨大な文献的知識により解明。日本語の多面性を改めて問うた労作。
  • 「国語」入試の近現代史
    -
    国語入試のなかでも、とりわけ「現代文」という科目は、読解力を問わねばならないため、つねに、客観性と公平性をどう実現するかという難問にさらされてきた。高等学校の共通試験に現代文が定着した大正期から、戦前期を経て、戦後民主主義、小林秀雄と天声人語のブーム、そして共通一次、マークシート化に至るまで、入試問題はどのように国民の言葉=国語を規定してきたのか。その歴史的な文脈を明らかにする力作。(講談社選書メチエ)
  • 「国語」の近代史 帝国日本と国語学者たち
    3.5
    明治維新後、日本は近代的な統一国家を目指し、ことばの地域差・階層差を解消するため「国語」を創始する。「国語」は国民統合の名の下に方言を抑圧し、帝国日本の膨張とともに植民地・占領地にも普及が図られていく。この「国語」を創り、国家の国語政策に深く関与したのが、国語学者であった。仮名文字化、ローマ字化、伝統重視派、普及促進派などの論争を通し、国家とともに歩んだ「国語」と国語学者たちの戦前・戦後を追う。
  • 国語の心得
    -
    1巻2,112円 (税込)
    本書は、「中学受験・大手塾が合わない子の国語の教科書」である。 みなさんは「中学受験の国語ができる子の二つの事実」を知っていますか? 一つ目は、国語ができる子は「大手塾に入る前からすでにできている」という事実。 つまり国語ができる子は、そもそも国語を勉強していないのである。 本書では国語ができる子と国語ができない子の比較をしながら課題を詳しく解説。 著者も国語が苦手で、10以上の大小の塾や通信教育、個人指導も受けたが一向に伸びず、国語が足を引っ張ったため浪人も経験。 本書の目的は国語ができる子が入塾前に身につけている国語の基礎・土台にあたる部分を、できない子に身につけてもらうことである。それを「国語の心得」と名づけた。具体的にいうと三つの取り組み方と四つの考え方に分けられる。これらが身につけば、現在大手塾の集団授業での理解も進み、演習も身についていく。それらが身についていない子は複数年集団授業を受けても伸びない。ここに大きな原因があった。 二つ目は、「集団授業を受信できる子」という事実。 集団授業ではあらかじめ決まった難関校合格に向けたカリキュラムと、想定する子供の課題を解決するための解決策を提示していく。それを受信できる子は、塾が設定したカリキュラムについていける子であり、塾が想定した課題とのギャップは少ない。発信される情報を集中して聞き、理解することができる子。つまり受信できる子である。 一方で大手塾に合わない子は受信できない子である。原因として、子供が抱える課題と塾の想定している課題がズレているか、子供が想定外の課題を持っているかである。 ここで重要なのは子供一人一人の課題をきちんと理解することである。授業や解決策を提示する前段階の話である。本書ではそれを「聞く授業」と呼んでいる。子供の課題から授業する著者の聞く授業と、志望校合格へ向けた発信する大手塾の集団授業や、有名ユーチューバーの講義とは出発点がそもそも違うのである。 著者は1対1の個別指導塾講師であり、中学受験生である子供の一人一人が抱える特殊な課題の理解に努めてきた。それは個別性が高い(特殊かつ多様)ことが原因となっていることを見つける。 集団授業や動画配信する授業は汎用性、網羅性がある一方特殊性はなく、多様ではない。だから国語が苦手な子に理解することが難しいのだ。「できない子の現実」と一人一人と向き合い続けて20年。子供たちの声を「聞く」ことに努める指導を積み上げ、個別性と特殊性を重点においた結晶のような国語の教科書である。 わかりやすい表現や言葉を厳選しており、親はもちろん、読むことに慣れてきたら高学年の小学生も読むことが可能。 本書のエッセンスは、「大手塾とは違う ! 個性と主観重視する」、「アニメ、漫画、ドラマ等も使って学べる」、「簡単 ! 親が読めば子を伸ばせる」など。

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  • 国語の成績は観察力で必ず伸びる
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    開成中、久留米大附設中、神戸女学院中、ラ・サール中、慶応大、早稲田大…… 一流難関校、国立医学部合格者を次々に輩出! 「観察眼」を磨いて読解力と作文力を驚くほど伸ばす、 これまでになかった国語学習法が本になりました。 「作文どころか、日記すらうまく書けない!」 「テストでは読み間違いばかりで、点数が全然伸びない」 「苦手な国語をどうにかしたいけれど、何からすればいいのかわからない」 とお悩みの保護者の方、必見です。
  • 国語のできる子どもを育てる
    値引きあり
    3.7
    読むこと・書くことをどう教えたらいいか。本の面白さを知らない、作文が書けない――子どもたちの「失語」的状況は単に能力低下だけが問題なのではない。本当の国語力を引き出すための実践的教育法を提示。(講談社現代新書)
  • 国語の花咲く国へ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一国の国語教育が、基礎段階から、しっかりと充実しているかどうかで、その国の未来が大体、予測できるのではないかと、かねてから考えている。 読まれる方々が、例えば、心の中で静かに、深い、あるいは重い思いを巡らされるような、あるいは、さらにこの国の現状に危機意識を抱かれるような切っ掛けに、もしこれがなるならば、幸せである。(著者「あとがき」より)
  • 国語の本質
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    1巻2,860円 (税込)
    日本を代表する文法学・国語学の泰斗の、言葉の内容を重視する「山田国語学」の真髄を、「国語とその教育」など平易な四本の講義から学ぶ。滝浦真人氏の解説を付し生誕150年記念復刊。
  • 国語文法論
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    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 文法理論、一目瞭然!上下二段組による"文法入門"。
  • 国語力アップの決め手! 「文章の書き方」がミルミルうまくなる本
    -
    1巻1,300円 (税込)
    「書きたいことを自由に書きなさい。」このように言われても、何をどのように書いていいかわからず、「作文嫌い」になってしまう子供は多い。本書は、子供に限らず、そうした「文章」を苦手とする人に向けた一冊。ユニークな問題が書きたい気持ちを呼び起こし、誰もがいきいきとした文章を書けるようになる。例えば「ウソ作文」では、「もしも、ゾウが先生だったら……」など実際にはあり得ない一場面を想定し、その後のストーリー展開を考える。また、「書き出し」の練習では、「クライマックスからはじめる」「五感にうったえる表現」など、文章を見違えさせるコツを体得、さらに、なぞなぞづくり、辞書づくりなど、表現力を養う問題から、正確な一文の書き方、読書感想文の攻略法、レトリックの方法といった、すぐに役立つテクニックまで盛りだくさんで紹介。自分の中に眠っている、想像力、表現力、発想力……などが次々と目覚める、究極の自己啓発書!
  • 国語力がメキメキ身につく本 日本人なら知っておきたい国語の常識ドリル
    -
    漢字の読み書き、ことわざ、敬語、カタカナ語から和歌、文学作品まで、「日本語力」にみるみる自信がつく博学本!

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  • 国語力のある子どもに育てる3つのルールと3つの方法
    値引きあり
    3.5
    1巻499円 (税込)
    どうすれば国語力が伸びるのだろう? と頭を悩ませている親御さんは多いに違いない。 たとえば算数なら、勉強の仕方や教え方もはっきりしているが、国語については確実な方法はないように見える。 しかし、長年の国語指導で実績をあげてきた著者は、明快に「3つのルール」と「3つの方法」を打ち出した。 本書を読めば、小手先の技に頼らない真の学力を子どもに持たせることができるはずだ。 文法の解説、敬語一覧表、覚えるべき漢字、要約練習の手法、推薦図書・教材リストなど、家庭での学習指導にすぐ役立つ事項も満載。 (本書は2008/8/18に小社より刊行された書籍を電子化したものです)
  • 国語力を磨く 書く読む話す聴く4つの力の育て方
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■国語力は一生必要な力、国語は全ての学問のベース! 国語力は一生にわたって必要な力です。「書く・読む・話す・聴く」という4つの力が国語力の軸であり、社会人に なってもコミュニケーション力と名前を変え、ついて回ります。つまり、国語力は人生において無視することが できない「力」なのです。 また、国語は全ての学問の土台となる教科です。何かを考える時は語彙力や論理的思考力が必要です。 人と会話する時にも相手の気持ちを察したり、わかりやすく伝えたりする力が要ります。実は、これらすべてが 国語力です。 人生の舵を取り、人と心を通わせて生きる為に国語力は不可欠なのです。 ■継続してはじめて実が成る力(教科)です 国語力を身に付けるには時間がかかります。だからこそ、子どものうちからコツコツと学び続ける必要が あるのです。そのため国語という教科は、まさに「継続は力なり」を地で行く教科とも言えるでしょう。 世の中には多くのテクニック本や攻略本がありますが、国語には「こう解けば必ず力が上がる」とか、「短期間で 国語力がアップする」という法則は存在しません。書く力・読む力・話す力・聴く力において、どれが今の自分に 不足しているのかを分析し、地道な努力で少しずつ伸ばしていくという、当たり前に感じる「学習を継続する」 ことが最も確実であり、付け焼き刃ではない「一生ものの国語力」を獲得するための最短ルートです。 ■本書は特に こんな方におすすめです ・お子さんの国語力にお悩みのお母さま、お父さま ・国語という教科を基本から学び直したい方 ・社会人になっても使える国語力を身に付けたいと考えている中高校生 ・コミュニケーション力に自信のない方 ■こんな方には向きません ・すぐに結果を求める方 ・テストの点数を上げることを主目的としている方※ ・受験合格がゴールだというお考えの方 ※本書は参考書や問題集ではありません ■特に効果があった学習方法の中から… 国語とはどのような教科で、何のために学ぶのか。 「書く・読む・話す・聴く」力を伸ばしていく具体的な方法とは ―札幌で「国語専門塾みがく」を主宰している筆者が、ご家庭ですぐに取り組める国語の学習法をお教えします。 30年を超える国語指導を通して、実際に生徒の力が目に見えて上がったアプローチ法を取り上げ、 教え子のエピソードやコラム、「国語専門塾みがく」でのユニークな取り組みを交えてご紹介します。 (※本書は2021/3/19に日本橋出版より発売された書籍を電子化したものです)
  • 国際関係論の新しい学び――英語を用いた学習者主体の授業実践
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    1巻2,464円 (税込)
    異なる価値観や意見をもった他者との間に生じた問題を解決する能力、21世紀型コンピテンシーを、大学教育における国際関係論で習得するために、英語を手段としてアクティブ・ラーニングの手法を用いた学習者主体の学びを提案し、その授業実践例を紹介する。
  • 国際教育開発入門 フィールドの拡がりと深化
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、国際教育開発、国際教育協力を学び、実践することを志す大学生、大学院生を主な読者として想定した入門書である。 本書所収の各章は、広島大学大学院国際協力研究科の教育開発コースの教員、研究員ならびに修了後、それぞれの道で活躍する修了生によるものであり、全3部13章からなる。 第1部では、教育開発や日本の教育経験といった歴史性ならびに経済発展、平等化と教育の関係性を問うことで、これまでの教育開発のあゆみを確認している。 第2部では、分権化、授業研究、教師教育、教育水準の国際比較、インパクト評価といった教育開発の諸領域を取り上げている。 第3部では、教育開発の諸領域のうちカリキュラムに焦点を合わせて、教科教育における言語・文化の役割、地域に根ざしたカリキュラム、科学的リテラシー、21世紀型スキルを取り上げている。
  • 国際交易の古代列島
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    国家誕生以前の古代において、越境的な交易関係は、文化の異なる地域や集団間でどのようにして結ばれ、いかに社会変容をもたらしてきたか。王権や国家間の外交史として語られがちな国際交易を、首長層ネットワークと威信財となったモノの動き、「海商の誕生」、東アジア海域での連鎖的で広域的な社会関係、唐物が偏重された背景などから探り、弥生時代からはじまる多様でグローバルな交易の実態を通史的に明らかにする。
  • 国際情勢でたどるオリンピック史
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    2024年7月に開幕するパリオリンピックを前に、国際情勢に翻弄されてきた近代オリンピックの激動の歴史を新たな視点からたどる。
  • 国際セクシュアリティ教育ガイダンス【改訂版】――科学的根拠に基づいたアプローチ
    NEW
    5.0
    性教育をすすめていくうえで世界のスタンダードとして定評のある手引きの改訂版。 本書は、セクシュアリティ教育を人権、ジェンダー平等という枠組みの中で再認識し、若者にとっての利益が最大となる、「性と人間関係」についての包括的な学びを提供している。
  • 「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」活用ガイド――包括的性教育を教育・福祉・医療・保健の現場で実践するために
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    性教育発展の国際的スタンダードである『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』の翻訳書を、日本の教育・福祉・医療・保健等の現場で活動する執筆者たちが読解・論議を重ねて解説。子ども・若者と語りあう包括的性教育を実践するためのヒントいっぱいの案内書。
  • 国際秩序
    4.3
    近代国際法の元となったのは、三十年戦争の講和条約、ヴェストファーレン条約。これにより「ヨーロッパにおける秩序」が形成された。それ以降、大きな戦争が起きるたびに、「地域における秩序」が確立されてきた。現在の「真にグローバル化した」国際環境では、どのような「国際秩序」が作られるべきなのか--いま最もホットな話題に、キッシンジャーが挑んだ話題作!
  • 国際平和を歴史的に考える
    4.0
    大学の研究者と高校の教員がともに、現代世界の諸問題を歴史的に即して考えることをコンセプトにした講座シリーズ『いまを知る、現代を考える 山川歴史講座』。 その第1弾「国際平和を歴史的に考える」は、不安な世界情勢を目の前にして、そもそも国家とは何か、国際連盟をつくった人びとはどのようにして平和を構築しようと考えたか、またヨーロッパとは異なる支配体制をおこなってきた国々は何を平和と考えたのか、といったさまざまな疑問を、紐解いてゆく。
  • 国際連盟 世界平和への夢と挫折
    4.0
    第一次世界大戦の悲劇を繰り返さないため、一九二〇年に史上初の普遍的国際組織として生まれた国際連盟。常任理事国、集団安全保障、一国一票原則など、その後の国際関係の枠組みを創り、当初は各国間の紛争解決に貢献した。だが三〇年代、満州事変、再軍備をめぐり日独が脱退、国際環境の激変のなか理想は徐々に潰えていく。本書は、二六年間の軌跡を精緻に辿る。さらに四大国の一角を占めた日本・日本人の行動に光を当てる。
  • 「国史」の誕生 ミカドの国の歴史学
    4.0
    近代日本の歴史学は、江戸期の漢学の流れと、国学・水戸学の流れ、そこに洋学が結合し、摩擦しながら、「新しい日本の自画像」を描くべく成立した。鎖国下の平賀源内や荻生徂徠、明治期の福沢諭吉、森鴎外らの歴史観、ドイツから来日したリースの働きなどから、「国史」誕生の経過を描く。さらに、久米邦武筆禍事件、南北朝正閏論争など、「天皇制」との軋轢のなかで近代歴史学が挫折し、鍛えられていく過程をたどる。(講談社学術文庫)
  • 黒死病 ペストの中世史
    3.0
    ある日、人びとは「この世の終わり」が来たことを知った―― 14世紀の欧州を覆い尽くした史上最悪の疫病に、 あらゆる角度から迫った克明な叙事詩。 目次 はじめに 第一章 オイメダム――さまよう病 第二章 「やつらは怪物だ、人間ではない」 第三章 恐怖の跫音 第四章 シチリアの秋 第五章 ヴィラーニかく記せり 第六章 テンプル騎士団総長の呪い 第七章 新しいガレノス医学 第八章 死という日常風景 第九章 頭を西に、足を東に向けて 第十章 ユダヤ人大虐殺 第十一章 「ああ、信仰薄き者たちよ」 第十二章 始まりの終わり 後記 黒死病はペストではなかった?
  • 国字の位相と展開
    -
    1巻9,801円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日本で創出された漢字である国字について、日本・中国・韓国などの資料を渉猟し、その原初の姿や歴史的な展開の実態を地域・社会・個人という観点を加え、初めて体系的に明らかにした画期的な書。巻末に詳細な索引(46頁)。
  • 〈黒人自由闘争〉のアメリカ史 公民権運動とブラック・パワーの相剋
    -
    1巻4,620円 (税込)
    キング牧師に代表される公民権運動と、マルコムXに象徴されるブラック・パワー運動。非暴力/暴力の二分法のもと分別されてきた両者を「黒人自由闘争」という枠組みに統合し、1930年代から続く一つの歴史として描き直す。

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  • 黒人と白人の世界史――「人種」はいかにつくられてきたか
    4.0
    「ヨーロッパ人は、アフリカ人を奴隷にしたために人種主義者になった」。 本書は大西洋奴隷貿易、奴隷制、植民地主義とともに、「人種」がどのように生み出され、正当化されていったのかを歴史的に解明する。 ◎ル・モンド紙が「まるで小説のように読める」と評す、人種の歴史の新たな基本書。
  • 黒人の歴史 30万年の物語
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人類の誕生から、Black Lives Matterまで。アフリカ大陸から始まる、黒人たちの遥かなる誇りと抵抗と闘いの歴史を、地図や図版を駆使して描いた、初めての一冊!
  • 国鉄―「日本最大の企業」の栄光と崩壊
    4.3
    1949年に誕生した国鉄は、復旧途上の設備で旅客・貨物輸送を一手に担い、戦後の高度成長を支え、新幹線もつくった。「鉄道は国家なり」であった。だが交通手段の多様化でシェアは低下、自立的な経営もままならず、赤字が雪だるま式に増え、労使関係も悪化、ついに1987年に分割民営化された。今、人口減、IT化、コロナ禍を受け、鉄道は再び危機に瀕している。国鉄の歴史に何を学ぶか、JR九州初代社長が明かす。
  • 国土と日本人 災害大国の生き方
    3.9
    山地が七割を占め、地震や台風にしばしば見舞われる日本。 この試練の多い土地に住みついた日本人は、古来、道を通し、川筋を変え、営々と自然に働きかけてきた。 私たちが見る風景は、自然と人が共に造り上げたものなのだ。 本書は、まず日本の国土の地形的・社会的特徴を明らかにする。 さらに大震災に見舞われ、財政危機にある今、海外に伍して豊かな国土を築き上げ、日本人が再び活力を取り戻すために何が必要かを提言する。 ■□■目次■□■ 第1章 国土はどう形成されてきたか 第2章 日本列島の自然条件―わが国土の実情1 第3章 国土の社会条件―わが国土の実情2 第4章 これまでの国土造り 第5章 これからの国土造り 終章 人の輝きを国土が支える―「人と国土」の思想

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