興亡の世界史 アレクサンドロスの征服と神話

興亡の世界史 アレクサンドロスの征服と神話

1,375円 (税込)

6pt

4.5

ギリシア北方の山岳地帯で山羊の放牧を営んでいたマケドニア人が王国を建設したのが前7世紀半ば。前4世紀にギリシアを征服したフィリッポス2世の後を継いだアレクサンドロス大王は、前334年に東方遠征に出発し、ペルシア帝国を征服。たった10年で地中海からインダス川にいたる大帝国を築き上げた秘密と、ローマ帝国の皇帝崇拝など後の歴史に大王が与えた影響力を解明する。

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興亡の世界史 アレクサンドロスの征服と神話 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年10月17日

    興亡の世界史。

    いかにして、あれほどの広大な土地を征服したのか、彼のエピソードや当時の世界情勢などを考察しながら、読み解いていく。

    ワクワクして読んだ。

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    Posted by ブクログ 2019年11月10日

     「ぺルシア・アジア世界へのギリシャ文明の浸透」と一般に解されている「ヘレニズム」。ここに西洋文明の東洋に対する優越というバイアスを嗅ぎ取った著者は、東洋へのペネトレーションを驚くべき迅速さで達成し、古代ギリシア的価値観の体現を目指したアレキサンドロスの生涯と業績にフォーカスし、その背景に当時の東洋...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    伝説のベールの向こうにいるアレクサンドロスとは、どんな姿なのか。
    いろいろな立場の人が自分の立場に都合良く作り上げたアレクサンドロス像
    その向こう側の姿を追っていった結果、それはもはや人では無く、むしろ本人が望んだような『不滅の名声』を手に入れた英雄であり、むしろ『叙事詩』そのものであったという…
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    Posted by ブクログ 2016年12月16日

    2016/4/24
    アレクサンドロスも興味深いが、父フィリッポスも興味深い。父の野望を息子が引き継いだのかも。そして対戦相手のペルシャ帝国のことが知りたくなった。ヘレニズムの国々も知りたい。どんどん知識欲が増えてくる。アフガニスタンは急峻な山河が多くそれぞれ部族単位で生き延びている。いろんな征服者が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月21日

    240121004

    アレクサンドロスもそうであるように、いかなる人物もその時代から自由ではありえない。アレクサンドロスは古代ギリシア人の価値観を追求するなかで空前絶後の帝国を築いた。私たちが歴史を見るときはそのような考えで見つめるべきである。

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    2020年10月02日

    新しい大王の姿が見られます。

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    Posted by ブクログ 2020年01月16日

    アレクサンドロス大王の征服について、帝国の拡大だけでなく支配体制などから批判的な考察もされている。個人的に興味深かったのが神格化と古代ギリシア的価値観について。後世への影響と名誉が英雄として今でも語り継がれる原動力というのは凄いなぁと思う

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