興亡の世界史 モンゴル帝国と長いその後

興亡の世界史 モンゴル帝国と長いその後

1,265円 (税込)

6pt

4.0

13世紀初頭にチンギス・カンが興した「大モンゴル国」は、ユーラシア全域をゆるやかに統合して、東西の大交流をもたらした。この大帝国は、従来は「元朝」と呼ばれ、中国史やアジア史の枠でのみ語られがちだったが、近年は、この「モンゴル時代」を、世界史の重大な画期とみなす考え方が、「日本発信の世界史像」として、内外に広まりつつある。壮大な歴史観と筆力で多くのファンを持つ著者が、新たな世界史の地平を描き出す。

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興亡の世界史 モンゴル帝国と長いその後 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年01月19日

    ユーラシア大陸全体をダイナミックに動かしたモンゴル帝国。
    現在の中東情勢、中央アジアに影響を与えていたとは。

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月14日

    海の世界史に対抗する、陸の世界史。
    定説、思い込みを乗り越え、モンゴルが残したものを見つめなおそうとする本作。

    著者の思い入れが強く出過ぎている感もあるが、従来語られてきたモンゴル観が剥落し、歴史を見つめる目が少し変わった気がする。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年01月08日

    モンゴル軍の軍事的な意味での強さが伝わっているのは、ヨーロッパやロシアが自国の歴史を喧伝するために過大評価してきたもの、つまり西欧中心史観が根底にあることを著者は繰り返し説いている。実際のモンゴル軍は情報収集と内部工作に長け、戦わずしてバグダードまでもを開城させていたという。確かに、従来のモンゴル軍...続きを読む

    1
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年11月05日

    モンゴル帝国はユーラシアからヨーロッパにかかる広大な世界を征服し、統治した。
    本書は、疾風怒濤のごとく各地へ攻め入って暴れまくり殺しまくったという、モンゴルの従来のイメージを全く覆すもの。
    当時はヨーロッパもロシアもたいした文明国ではなく、また、モンゴルが野蛮なやり方で諸国を蹂躙したという事実はなく...続きを読む

    1

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