教育作品一覧

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  • GIGAスクールはじめて日記 Chromebookと子どもと先生の4カ月
    4.0
    フツーの公立小学校の教室にChromebook がやってきた! ICT 操作に不慣れな中、つまずきを一つ一つ着実に乗り越えていった毎日を担任の先生自らが記した日誌は、身近なあるある事例が満載です。 学校教育へのICT 導入を牽引し続ける中央教育審議会委員 堀田龍也先生ほか強力な研究チームで行なわれたChromebook 導入の実証実験実験がつぶさに記録され、研究的視点による解説も詳細かつわかりやすい。 当該校の校長や同僚、教育委員会担当者からのコメントも示唆に富んで、これからGIGA スクールへと向かう現場の先生の入門書として最適です。オールカラー。 【目次】 ◆情報端末がやってくると教室がどうなるかを調べるプロジェクト ■実践1カ月目——Chromebook が教室にやってきた  第0週 端末の設定  ほか  ●その頃、西久保学級では ◆研究者の視点1 GIGA スクールとキーボード入力 ◆校長より ■実践2カ月目——機能を見極める  第5週 これまで使った機能をさらに掘り下げる ほか ●その頃、西久保学級では ◆研究者の視点2 棚橋学級のDX ◆同僚より ■実践3カ月目——「共同」から「協働」へ  第9週 使える機能を増やす ほか ●その頃、西久保学級では ◆研究者の視点3 棚橋学級のICTスキル ◆教育委員会より ■実践4カ月目——操作スキルをアップグレード  第13週 さらなるスキルアップを目指して ほか ●その頃、西久保学級では ◆研究者の視点4 棚橋学級に何が起こったか ◆研究者の視点5 両学級の子どもたちに身についたICT操作スキル ◉本書と連動した素材一覧サイトのご紹介 ほか 【著者】 棚橋俊介 静岡県焼津市立豊田小学校・教諭 焼津市立豊田小学校は、西焼津駅に隣接しており,児童数約1000人の大規模校。 自身は教員8年目。情報主任および焼津市 情報教育推進委員を歴任。新型コロナウイルス感染症対策による休校措置を通してICTの必要性を強く感じ,これまで子どもたちがICTを活用して学ぶ授業づくりに取り組んできた。 堀田龍也 東北大学大学院情報科学研究科・教授1964年熊本県天草生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。博士(工学)(東京工業大学)。 東京都公立小学校・教諭,富山大学教育学部や静岡大学情報学部・助教授,メディア教育開発センター・准教授,玉川大学教職大学院・教授。文部科学省・参与等を経て,2014年より現職。 教育再生実行会議初等中等教育WG・有識者,中央教育審議会・委員等を歴任。2021年より日本教育工学会・会長。 佐藤和紀 信州大学教育学部・助教 1980年長野県軽井沢生まれ。東北大学大学院情報科学研究科修了,博士(情報科学)。東京都公立小学校・主任教諭,常葉大学教育学部等を経て,2020年より現職。 文部科学省 教育の情報化に関する手引 執筆協力者,同児童生徒の情報活用能力の把握に関する調査研究 委員,同ICT活用教育アドバイザー等を歴任。2021年より日本教育工学会・代議員。 三井一希 常葉大学教育学部・専任講師 1982年山梨県北杜市生まれ。熊本大学大学院教授システム学専攻修了,修士(教授システム学)。山梨県公立小学校・教諭,台北日本人学校(台湾)・教諭を経て,2020年より現職。 文部科学省 ICT活用教育アドバイザー,焼津市 教育の情報化アドバイザー,北杜市立小中学校ICT活用教育研究会アドバイザー等を歴任。 渡邉光浩 鹿児島女子短期大学児童教育学科・専任講師 1969年 宮崎県宮崎市生まれ。宮崎大学教職大学院 修了,教職修士(専門職)。宮崎県公立小学校・教諭を経て,2018年より現職。鹿児島県 かごしま「教育の情報化」推進連絡協議会委員。
  • GIGAスクール・マネジメント ー「ふつうの先生」がICTを「当たり前」に使う最先端自治体のやり方ぜんぶ見た。
    4.0
    GIGAスクール構想により、いよいよスタートした児童生徒1人1台への端末導入。文部科学省の調査では97.6%の自治体で、20年度内に端末の導入を完了しました。一方で、学校現場からは、ただでさえ多忙な中、端末導入に対応しきれていないという先生方の声も聞こえてきます。 そんな中で参考にしたいのが、熊本市教育委員会の先駆的な取り組みです。同教委は、2016年に起きた熊本市地震の復興を担う人材を育成するという目標を掲げ、2018年度からiPadの導入を開始。2020年にコロナ禍で全国の学校が一斉休校した際には、学校と家庭の端末を駆使して、オンライン授業を実現しました。熊本市のICT整備率は2017年度までは20政令指定都市中19位という状況だったことから、一連の出来事は教育界で「熊本市の奇跡」として一躍有名になりました。 現在、熊本市では、「ふつうの先生」が、ごく「当たり前」に、端末を気軽に利用しています。ICTが「苦手」で「嫌い」だった先生が、授業で「イキイキ」と活用しているようなケースもゴロゴロ転がっています。 通常、学校教育の事例集は「学習指導案」が掲載され、体裁も「横書き」です。でも、本書には指導案は一本も載っていませんし、体裁も「縦書き」です。加えて、教育書としてはかなりライトな構成になっています。それは、「読み物」としてサクサク読み進めてもらい、読み終わった後に「これならできそう」「やってみようかな」と思ってもらうような本を目指しているからです。 全国には、1人1台の端末が導入されることに、煩わしさや不安を感じている先生もいることでしょう。初めてのことですから、当然です。そんな方は、ぜひ本書を読んでみてください。きっと「なあんだ。そんなことでいいのか」と肩の荷が下りると思います。
  • 偽書が揺るがせた日本史
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    教科書にも載せられ、私たちの「常識」の一部を形作ってきた書物・文書のなかにも「偽書」と判明したものもある。そこで、古代以降、「偽書」と呼ばれる書物に秘められた奥深さを検討し、日本史におけるもうひとつの「真実」を探る。
  • 偽書『東日流外三郡誌』の亡霊 荒吐の呪縛
    3.0
    1巻2,145円 (税込)
    東北の古代~中世史を書き換えようとした壮大な偽書『東日流外三郡誌』。役小角の墓、安東水軍の構想がいかに捏造されたかを、「プレ三郡誌」に遡り徹底的に論破する、明解な解説。
  • 魏志倭人伝と大和朝廷の成立
    -
    1巻792円 (税込)
    論争決着のカギを握るは、卑弥呼の娘・壹与 邪馬台国の場所はどこにあったのか。 2000年経った今でも答えが出ない理由は、その読み方の曲解にあった。 古くからの言葉がなお残る沖縄の方言に着想を得た著者が斬新奇抜に 古代史最大の謎解明への道を切り拓く――。 ヴェールに包まれた日本の起源に迫る最新論考。 確たる資料のない日本の“空白の4世紀”。 その間に、倭国の人々の文化は驚愕の変貌を遂げていた。 邪馬台国はどこにあり、大和朝廷はどう興ったか。 そして私たちはどこから来たのか――。 国際化する社会で生きる現代人必読、東アジア全土の 歴史とつながりを捉え直す、日本史新定説の登場。

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  • 魏志倭人伝の謎を解く 三国志から見る邪馬台国
    4.0
    考古学調査と並び、邪馬台国論争の鍵を握るのが、「魏志倭人伝」(『三国志』東夷伝倭人の条)である。だが、『三国志』の世界観を理解せずに読み進めても、実像は遠のくばかりだ。なぜ倭人は入れ墨をしているのか、なぜ邪馬台国は中国の東南海上に描かれたのか、畿内と九州どちらにあったのか。『三国志』研究の第一人者が当時の国際情勢を踏まえて検証し、真の邪馬台国像に迫る。「魏志倭人伝」の全文と詳細な訳注を収録。
  • 魏晋清談集-『世説新語』を中心として-
    -
    感動と快感をもたらす言葉と行動によって語り伝えられる魏晋時代の人物。三国志の英雄や竹林の七賢をはじめ、3~5世紀に生きた貴族、武人、文人の精神、時代のエートスを警抜で機知に富むだ表現で活写する短篇342条を抄訳。
  • 魏の武帝 曹操 正邪を超越した史上屈指の英傑
    3.5
    希代の姦雄か、全能の超人か。後漢末の戦乱から頭角をあらわし、三国魏の基礎を築いた一代の英雄・曹操。その出自から、並み居る群雄を制して魏国を起こすまでの足跡を辿る。幾多の毀誉褒貶をいったん解体し、当時の政治・社会との距離をはかりつつ相対化し、知られざる実像に迫ろうと試みた。
  • 岐阜県のお城・館一覧
    NEW
    -
    全1巻2,475円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 滋賀県に続く岐阜県版。カラー版城館地図では、『岐阜県中世城館総合調査報告書』以外にも新たにわかった城を多数掲載。著者が参考文献等で調べた城館や城主、築城・廃城年も収録。巻末索引付の便利な一冊。
  • ギフテッド 天才の育て方
    3.0
    ギフテッドといわれる発達に偏りがあるが、天才的な才能を持つ人たちがいる。彼らの紹介や子どもの頃からの教育の仕方、才能の伸ばし方などを解説。障害児教育の場から天才児を育てる可能性に言及し、彼らの価値や能力、独特の世界を一般の方に啓蒙する。
  • ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法
    3.5
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ギフテッド(才能ある)の子どもを伸ばす本。 教育現場では、様々な困り感を持つ児童生徒がいます。知的機能が極めて高いものの診断はつかないが発達障害特性を持つ子どもや、人との関係は維持できるものの学校生活の枠組みに合わない子どもなど、知的能力が高いがゆえに理解されず必要な支援が受けられないでいます。 本書は「ギフテッド」と呼ばれる子どもや知能の高い子どもの個性を知り、伸ばす方法についてわかりやすく解説します。保護者が我が子を支えるコツを専門の大学関係者と当事者、その保護者たちが執筆しました。 本書のねらいは、子ども一人一人の特性を見極めて理解し、少しでも保護者が子育てできるようにするための書籍です。願わくば、子どもにも読んでもらって自己理解が深まるように、イラストやまんがで、直感的に理解し、読みやすく工夫をしました。親の言葉や当事者手記も掲載し、学校側の理解を促すきっかけになる内容です。アカデミックな部分と全国組織の親の会「ギフテッド応援隊」にも参加してもらっています。(「はじめに」より一部抜粋) 発達障害とギフテッドの違いなど、まさにいま、子どもの才能ある個性を知り、伸ばす方法が満載となったギフテッドの解説書です。 ※電子書籍なので、本文中に書き込むことはできません。必要に応じてメモ用紙などをご用意ください。 ※一部カラーが含まれます。 (底本 2021年11月発行作品)
  • 偽満州国論
    5.0
    評論家・武田徹の「共同体論」三部作、文庫化第二弾のキーワードは「満州」。近代日本における国家イメージは、満州を舞台にいかに展開されたか。
  • 疑問だらけの幼保無償化
    値引きあり
    4.5
    無償化=タダじゃない!? 「幼児教育・保育無償化」の問題点を緻密な取材に基づき検証する! 昨年10月にスタートした幼児教育・保育無償化。一見、保護者の負担を減らし、幼児教育・保育の施設に安定的な収入をもたらすように思える制度だが、不安を訴え、疑問を呈する関係者の声が高まってきている。本当に保護者、そして子供のための制度なのか。制度の「真の狙い」は何なのかを探る渾身のリポート! 保護者が真に望むのは無償化よりも保育士・幼稚園教諭の待遇向上。 実態は人手不足に拍車をかける、「質」を軽視した制度だった――。
  • 疑問氷解
    -
    毎日小学生新聞DIGITAL 「疑問氷解VOL1」が刊行 ★子どもの素朴な疑問に毎小編集部が総力を挙げて取材!  毎日小学生新聞の大人気コンテンツ「疑問氷解」が電子書籍になりました。  犬の鼻はなぜぬれているの?  液体ソープはなぜ泡になる?  雷はどうしておきるの?  太陽が消えたらどうなるの?  キリンの首はなぜ長い?  貯金箱はなぜブタの形なの?  ものに名前があるのはなぜ? ……など、編集部に寄せられた子どもたちの素朴な疑問に、毎小編集部が総力を挙げて取材。イラストや写真をまじえた楽しく分かりやすい解説で、読者の疑問を「氷解」させます。よりすぐりの30の疑問を掲載しています。  子どもはもちろん、お子さんの質問に答えられないお父さん、お母さん、今さら聞けない大人も、こっそり読んで子どもに解説して自慢しちゃいましょう。科学、歴史、文化、哲学まで幅広い疑問がいっぱいです。  ★「毎日小学生新聞」とは  1936(昭和11)年、日本にある子ども向けの新聞ではもっとも長い歴史を持つ新聞です。世界に取材網を持つ新聞社が分かりやすくニュースを解説。このほか科学、歴史、文学など、子どもの好奇心に答えながら、生きた知識が身につくコンテンツも満載。すべての漢字にふりがながついているので、小学校低学年はもちろん、外国人の日本語教材としても適しています。  学習指導要領では、子どもたちが新聞を読んで、社会をより深く理解する学習が盛り込まれています。中学入試の時事問題対策にも役立ちます。対象年齢は小学1~中学生。
  • 逆算子育て術 ゴールから考えるSFA教育メソッド
    -
    本書はSFA(ソリューション・フォーカスト・アプローチ)と呼ばれる心理療法を子育てに応用した、全く新しい子育て本です。 SFAの真髄は、現時点で子どもができていないこと(=課題)に目を向けるのではなく、その先の理想の姿(=ゴール)を描き、そのために利用できるもの(=リソース)を広げていくという一連の流れにあります。 親なら誰しも自分の子どもに「できる子」になってほしいと願います。しかし、じつは「できる」ということは単なる結果であって、本当に望んでいるゴールではないのです。 さらに本書にはSFA教育メソッドの解説に加えて、実際の行動に落とし込んでいただけるよう、6つのワークを収録しています。ぜひ夫婦や家族でじっくりと取り組んでみてください。
  • 逆算式勉強法なら偏差値40でも医学部に入れます
    2.0
    1巻1,155円 (税込)
    センター試験・私大医学部の入試を突破するための、最高の戦略がここに!入試本番まで、どんな計画で勉強すればいいのか。出題者の「ねらい」は、どうすれば見抜けるのか。医系予備校主宰歴18年のベテランが現場で培い、今も実践している方法をぜんぶ明かします。現役生、浪人生、30歳をすぎた“高齢”受験者など、だれでもすぐ実行できる究極の必勝法、それはゴールから見通しを立てる「逆算」の発想にあり。
  • 逆説の世界史2 一神教のタブーと民族差別
    3.9
    2~3巻1,628~1,683円 (税込)
    「逆説史観」の新たなライフワーク、第2弾。 『逆説の世界史』シリーズは、超人気ベストセラー『逆説の日本史』の著者による新たなライフワーク。待望の第2弾は、多神教信者の多い日本人には分かりづらい「一神教の世界」がテーマです。 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教それぞれの「神」の誕生と「聖典」の成立にかかわる謎を解明しながら、現代まで続く民族・宗教の対立の深層に迫ります。 混迷する世界のニュースをより深く理解するために、「逆説史観」によって分かりやすく解説した必読の入門書です。 「ユダヤ民族差別を生んだ根源は『マタイによる福音書』」「ローマ・カトリック教会がタブー視するキリスト教の大矛盾」「ダンテの『神曲』がイスラム教社会で「禁書」となる理由」「シーア派とスンニー派の抗争とムハンマドの血脈」「聖地エルサレムは誰のものか」「十字軍遠征がもたらした憎悪の連鎖」「最大最強だったオスマン帝国が衰退した要因」「中東和平をこじらせる最大の障害」等々、日本人が知っておくべき一神教世界の基礎知識を解説。 『逆説の世界史』は小学館のウェブサイト「BOOK PEOPLE」で連載。 【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
  • 逆説の日本史 別巻1 ニッポン風土記[西日本編]
    3.7
    1~5巻704~858円 (税込)
    ベストセラー歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』が10倍面白くなる「別巻シリーズ」第1弾! この「別巻シリーズ」は、井沢元彦氏が『逆説の日本史』で書ききれなかった「ニッポンの真実」を、より深く味わうための必読書です。 第1弾は「ニッポン風土記[西日本編]」。 〈同じ気質のグループは現在の「県」ではなく昔の「国」で捉えたほうがいい〉というのが持論の井沢氏が、五畿(大和・山城・河内・和泉・摂津)、山陽道(播磨・備前・備中・美作・備後・安芸・周防・長門)、山陰道(丹波・丹後・但馬・因幡・伯耆・出雲・石見・隠岐)、南海道(紀伊・淡路・阿波・讃岐・土佐・伊予)、西海道(豊前・豊後・筑前・筑後・肥前・壱岐・対馬・肥後・日向・大隅・薩摩)の38国のお国柄と気質に迫ります。 「なぜヤマトが大和となり、日本の総称になったのか?」「平清盛が安芸に厳島神社を建てた狙い」「坂本龍馬の心に火をつけた土佐の“いごっそう”魂」「西郷隆盛や大久保利通など維新の志士を育てた薩摩の郷中教育」……。 全国津々浦々を訪ね歩き、逆説史観で読み解いた「平成版人国記」の決定版!
  • 虐待から子どもを守る!~教師・保育者が必ず知っておきたいこと~
    -
    1巻1,188円 (税込)
    虐待から子どもを守る!  児童虐待は、社会的な問題と認知されながらも、教師や保育士などの教育の専門家にさえ、いまだに必要な知識が十分に浸透しているとは言えず、発見が遅れ虐待で死亡する子どもが後を絶たない状況が続いています。  本書は、毎日子どもと関わる機会をもち、第一発見者の3割近くを占めると言われる教師や保育士向けに、児童虐待から子どもを守り保護者を支援するための知識をまとめた本です。  児童虐待の現状や原因、早期発見のポイント、虐待を発見したときの対応の仕方、虐待をしてしまう親や虐待される子どもの心理などについて、最新の研究成果を踏まえ、事例なども入れながらわかりやすく解説します。  今、この瞬間にも虐待に苦しむ子どもたちを一人でも多く救うために、教師・保育者のみならず、子どもに関わる全ての人に読んでほしい1冊です。
  • 虐待したことを否定する親たち 孤立する親と子を再びつなげる
    4.3
    「早くして。何分かかってるの!?」「何よ、その目……」。四歳の娘マミちゃんの食事の時にイライラしてしまった咲希さんは、思わずマミちゃんを拳で叩いてしまいます。その拍子に椅子が転倒し、マミちゃんの額には痣が……。その痣を保育園が発見し、児童相談所によりマミちゃんは「保護」されることに。児童相談所で咲希さんは「あれはしつけだ」と言って虐待を認めません。この時、咲希さんは心の中で何を求めているでしょうか。支援者が彼女に対してできることは、何でしょうか。虐待した親と、その子を再び結びつける活動を行っている著者が、親子の「安心基地」をつくるために必要なことを語ります。たとえば、虐待した親とのコミュニケーションでは、中途半端なスキルを使っても、親との「回路」を開くことはできません。ここで言う「回路」とは、親と対話ができる、お互いに話を聞くことができる信頼関係といった意味です。(1)「子どもってね、○○ですよね」と一般化する/(2)「よく頑張っているね。すごいね」と褒めるように心がける/(3)十分に話を聞かずにアドバイスをする/(4)「また言ってるな」と取り合わないようにする/(5)よくわかってもらうようにと、丁寧な説明を頻繁にする/(6)傾聴に終始する これらは支援者が日常的に使っている支援のスキルです。ですが、実は「親との『回路』のできない働きかけ」です。このような対応は親とのつながりを生まず、親と支援者とを遠ざけます。では、支援者はどのように親や子に接するのが望ましいのか。児童虐待に携わる仕事をされている方はもちろんのこと、一般の家庭や学校、さらには職場のコミュニケーションにおいても大切な「観察」の習慣について、多くの困難を経験した上で得た知見を伝えます。
  • 逆転した日本史~聖徳太子、坂本龍馬、鎖国が教科書から消える~
    4.0
    ★鎌倉幕府の始まりは、イイクニ(1192)でもイイハコ(1185)でもない。 「漢委奴国王」の金印は偽物だった? 生類憐みの令を出した将軍綱吉はじつは名君だった。 教科書変貌でひもとく、大人は知らない日本史新説! 「縄文人たちは竪穴式住居に住んで、狩猟生活をしていた」「聖徳太子は推古天皇の摂政として新しい国づくりを行った」「1192年、鎌倉幕府が開かれた」 学生の頃、歴史の授業で習った記憶があるだろう。しかし、新しい発見や歴史研究により、歴史も日々更新され「進化」している。 例えば、冠位十二階の制や憲法十七条を定めた飛鳥時代のヒーロー・聖徳太子も、少し前の教科書では「推古天皇の改革に協力した」と脇役として書かれ、研究者の間ではその存在すら疑問視されていたが、最新の研究では再評価されるようになっている。 「イイクニ」として語呂合わせで覚えた鎌倉幕府については、全国に守護・地頭を置いて武家政権を獲得したのが1185年、1192年は源頼朝が征夷大将軍になった年であり、いつ鎌倉幕府が成立したかについては諸説あっていまだに定説がない。教科書でも2段階にわけて紹介している。また、源頼朝として教科書に載っていた肖像画は、本人ではないとの説が強くなり教科書からは姿を消した。 江戸時代は「鎖国」といわれるが、付き合いをやめたのはスペイン、ポルトガルだけで、オランダや中国、朝鮮とはそのまま莫大な取引きを続けていた。 本書では、高校教師歴27年、「世界一受けたい授業」でもおなじみ河合敦先生による、教科書を切り口にした歴史の新説や、教科書では紹介されない不都合な日本史などを紹介する。あなたの知っている「歴史」はもう古いかも!?
  • 逆転のイギリス史 衰退しない国家
    3.0
    ●世界でもっとも注目されている国の意外史 ブレグジット(英EU離脱)がどのように進むかで世界中の注目を浴びているイギリス。本書は、イギリスが長期間にわたって世界経済のリーダーであり、自生的に産業革命をなしとげたことによって覇権国家となったという通説に対して、イギリスはもともと弱小国であり、産業革命ではなく、金融業によって覇権国家になり、現在もその金融力のおかげで衰退しないと論じる、従来のイギリス史のイメージを逆転させるユニークな内容。政治から経済まで様々な知られざるエピソードを交えて弱小国が大国に成り上がるまでを解明します。
  • 逆転の世界史 覇権争奪の5000年
    3.8
    ◆目からうろこの意外な世界史、面白くなくては歴史学ではない! 世界史を5000年の長さでとらえると、国際的なヘゲモニー(覇権)をめぐる壮大なドラマが見えてくる。EUのような地域統合を先取りした中国を中心とする「先進地域アジア」を、劣悪な環境下にあった後進地域ヨーロッパがなぜ逆転できたのか。そして21世紀、再びアジアがヘゲモニー奪還に挑む構図は、この先どこへ向かうのか。人類の誕生、秦・漢の成立から、大英帝国、アメリカの時代、「一帯一路」までの興亡史をコンパクトかつスリリングに説き起こす、かつてない世界史解説書です。 ○なぜか日本人は「アテネ」を過大評価している ○秦の始皇帝は、EUの先取りをして地域経済統合をしていた ○グーテンベルクの活版印刷発明は、経済の革命だった ○大英帝国が繁栄したのは「手数料資本主義」のおかげ ○アメリカは国連や世界銀行など国際機関を利用して世界の覇権を握った ○「一帯一路」では中国はヘゲモニー国家にはなれない…… 「意外な真実」から世界の歴史の裏側を覗けば、現在の国際社会の秩序、未来の姿も浮き彫りになります。
  • 逆転の大戦争史
    5.0
    ペリーによって砲艦外交の屈辱を嘗めた日本は 西周(にし・あまね)が、「侵略は善」たる「旧世界秩序」を学ぶ。 朝鮮を併合した日本にしかし、満州国は認められなかった。 一九二八年に世界は大きく変わっていたのだった。 「旧世界秩序」。戦争は合法、政治の一手段。戦争であれば 領土の略奪、殺人、凌辱も罪に問われない。しかし、経済封鎖は違法。 「新世界秩序」。戦争は非合法。侵略は認められない。 経済封鎖と「仲間外れ」によって無法者の国を抑止する。 が、どんな失敗国家も侵略されず内戦の時代に。 「パリ不戦条約」という忘れられた国際条約から 鮮やかに世界史の分水嶺が浮かび上がってくる。 【もくじ】 序章 一九二八年という分岐点 第一部 旧世界秩序 第一章 戦争を合法化したオランダ人弁護士 第二章 四五〇の宣戦布告文書を分析する 第三章 殺しのパスポートをいかに得たか 第四章 経済制裁は違法だった 第二部 移行期 第五章 戦争はこうして違法化された 第六章 日本は旧世界秩序を学んだ 第七章 満州事変は新世界秩序の最初の試金石だった 第八章 新世界秩序の勝利 第九章 ソ連を組み込む 第一〇章 ナチスの侵略を理論化した政治学者 第一一章 ニュルンベルグ裁判の論理を組み立てる 第十二章 戦争犯罪を個人の責任として裁く 第三部 新世界秩序 第一三章 一九二九年以降、永続的侵略は激減した 第一四章 国の数が増えたのには理由がある 第一五章 失敗国家の内戦 第一六章 「仲間はずれ」という強制力 第一七章 イスラム原理主義は違う戦争を戦う 終章 国際主義者たちを讃えよ
  • 逆転の大中国史 ユーラシアの視点から
    -
    〈中華は漢民族の国〉は幻想だ! 今の中国を解くキーワードは「コンプレックス」、正しい中国史を正視しない限り中国は歴史に復讐されるだろう。 中華人民共和国「内モンゴル」で生まれ、北京で文化人類学を学んだ著者は、「漢民族」が世界の中心だという中華文明の価値観に、次第に違和感を覚える。 日本に留学し梅棹忠夫氏に師事、ユーラシア草原を調査するうち、従来の常識とは全く違う、価値観の逆転した中国史が形成された。 それは「中国四千年の歴史」という漢民族中心の歴史観からの逆転である。 大陸を縦横に駆け、開かれた文明を担ってきたスキタイ、匈奴、鮮卑、ウイグル、チベット、モンゴルといった周辺の遊牧民こそ、この地の歴史を作り上げてきた主役なのだ。 黄河に文明が花開いたころ、北の草原にはまったく別個の独立した文明が存在した。 漢人がシナを支配して「漢帝国」を称していた時代にすら、北方には別の国家が存在していた。 我々が漢民族国家の代表、中国の代名詞と考える「唐」ですら、実は鮮卑の王朝である。 現在の中国人は、こうした真実の歴史を覆い隠し、自分たち「漢民族」が世界の支配者であったという幻想にしがみついている。 絶えざる批判精神と綿密な実地調査で描き出す、諸民族が織り成す雄大な歴史絵巻! 解説・川勝平太
  • 逆賊と元勲の明治
    4.0
    明治日本の現実の歴史過程に対して、生身の人間の個人的意思や言動、個性などは、いかなるかかわり合いを持っていたのか。西郷隆盛の「銅像建設問題」、危機の時代における「長老」の役割、政治家・明治天皇の伊藤博文への信頼と不満、軍人・山県有朋の日露開戦反対論など、先入観とフィクションを排した透徹した視線で「歴史」と「人間」を論じる。(講談社学術文庫)
  • 牛乳は子どもによくない
    3.5
    「児童・生徒の体位の向上」のため、学校給食で牛乳が強制されるようになってから六十年が経つ。この間確かに子どもの平均身長は伸びたが、その理由がカルシウムとは関係なく、単に食べ物が豊かになったためだとしたらどうだろう。そして、牛乳ががんの原因になる可能性があるとしたら……? 著者は牛乳に含まれている女性ホルモンが、女性の乳がんと男性の前立腺がんの最大の誘因であると考える。さらに、英国王立医学協会終身会員であるジェイン・プラント氏が唱えた、成長因子IGF-1が乳がんの原因になるという仮説も紹介する。さらに、高タンパク質食である牛乳を飲むと、骨粗鬆症をむしろ助長する可能性があることも指摘。バター、チーズなどの乳製品、さらに牛乳を多く含んでいるパンや洋菓子を好む大人にも注意を促す。その上で、非妊娠牛から安全なミルクを生産し輸出する、日本の酪農の新たなモデルを提案する。
  • 行間力
    -
    「読解力は人間洞察力! 空気が読めない“KY”は読解力の低下が原因!」という国語作文教育の第一人者が、古今東西の名作を題材に「行間」の読み方を伝授。勉強も仕事も、読解力で差をつけよう!

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  • 行儀よくしろ。
    3.7
    「教育論」となると、学校教育を論じることになりがちだ。しかし、世の大人にとってもっと身近な、自分がすべき教育のことを忘れてはいけない。お葬式でどういう態度をとるか、困っている人をどう助けるか…などは文化の中にあることで、その文化を継承させていく責任が大人にはある。美しい日本人を育てるための教育論。
  • 行事のおりがみ いっぱい ひらがな折り図ダウンロード 折りたいモチーフを選べる
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 こどもの日、七夕、クリスマス、節分、ひな祭り…季節の行事を楽しんで、あそびにつながる「行事のおりがみ」をたっぷり68案、紹介。子どもの手指の巧緻性に合わせて作品を選べます。コーナーに掲示できる「ひらがな折り図」ダウンロードコンテンツ付き。
  • 〈玉砕〉の軍隊、〈生還〉の軍隊 日米兵士が見た太平洋戦争
    4.0
    「降伏は名誉」とする米兵と、捕虜となることを恥、自決を名誉と考える日本兵。「バンザイ突撃」は、「9時から5時まで戦う」米兵の目には自殺行為にしか映らなかった。究極の文化衝突の場、戦場で両軍兵士は何を目にし、互いの認識をどう変えたのか――。日米元兵士への緻密なインタビュー調査を通して、「兵士」の誕生から戦地における彼らの思想と行動までを比較文化的観点から探究。「戦闘の社会学」が解明する、戦場の真実。(講談社学術文庫)
  • 漁民の世界 「海洋性」で見る日本
    3.0
    日本人の中には「海」がある。なぜ田植えのときにイワシを食べるのか。山村でも神事の供え物には海の魚を使うのか。日本文化の基層としての海洋性。村落共同体ともノマドとも異なる漁民たちの「ゆるやかな定住」。知られざる海の生活から見えてくる「もう一つの日本」。柳田国男以来の硬直した日本観の見直しを迫る画期的論考。(講談社選書メチエ)
  • ギリシア史 上
    -
    1~2巻1,650~1,760円 (税込)
    『新版世界各国史17ギリシア史』のハンディ版。著しい世界情勢の変化にそった現代史も加筆。昨今の古代ギリシアを古代西アジアとの連関のなかで捉える傾向も、本書における古代ギリシアの位置づけにおいて明確である。上巻では序章および古代からビザンツ時代までを扱う。
  • ギリシア神話入門 プロメテウスとオイディプスの謎を解く
    4.5
    古代ギリシア人は、神が定めた運命は不変だと考えた。だがペロポネソス戦争を経て、その思想は変わる。神話と史実を行き来し、オイディプス王、プロメテウス神話が暗示する人類の根源的な人間観に迫る。 ※本文中に〔*〕が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。
  • ギリシア人の物語1―民主政のはじまり―(新潮文庫)
    4.4
    1~4巻825~1,320円 (税込)
    古代ギリシアで民主政はいかにして生まれ、いかに有効活用され、見事に機能したのか? なぜ現代まで脈々と続く哲学や科学、芸術の起源となることができたのか? そこには数少ない市民で強大な帝国ペルシアと対峙しなければならない、苛酷な状況があった――。ギリシア人なくしてローマ人なし。「ローマ人の物語」以前の世界を描き、現代の民主主義の意義までを問う著者最後の歴史長編全四巻。
  • ギリシアの僭主政
    -
    1巻7,480円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 前古典期のギリシアでは,アテナイのペイシストラトスの支配を始めとして各地に僭主政が簇出したとされ,それらには貴族政から民主制に到る発展において重要な役割が賦与されてきた.本書は,そのような従来の学説をあらためて検討し,ギリシア僭主政の本質を衝く新たな解釈を提示する.
  • ギリシア文化史1
    5.0
    現代のさまざまな国家形態、政治思想、さらに哲学、弁論、文学・芸術の諸ジャンルにおける精神活動は、原型をほとんど古代ギリシアに見いだすことができるだろう。この天才的な民族の創造物にあらゆる面から深い考察を加え、文化史家としての力をすべて結集することで、ブルクハルトの『ギリシア文化史』は成立した。その史観の類を見ぬ深刻さ、厳しく率直な人間観、深い洞察力と広い視野により、古今の史家の試みをはるかに凌駕して、この畢生の大著は歴史の真実に肉薄する。第1巻は、ギリシア人とその神話、ポリスとそこで展開された僭主制や民主制を語る。
  • ギリシア文明とはなにか
    4.3
    オリエント・ギリシアを包含する「東地中海文化圏」の視点から独自の史観を展開。地中海世界は「東」と「西」に分かれている。ギリシア文明は、エジプト・ペルシアなどオリエント「先進国」のはざまのローカルな「東地中海文明」だった。その小さなギリシアが歴史の僥倖によりオリエントを征服し、西洋文明の源泉となる。「自由」と「海」の小さな文明が歴史に残した偉大な足跡を辿る。(講談社選書メチエ)
  • ギリシア・ポリスの国家理念 その歴史的発展に関する研究
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 ギリシアの都市国家の歴史的発展に関する研究。エーゲ海の雄大な古代世界に展開するデーモスとコイノンの二つの国家理念の葛藤を描いた画期的業績。 【目次より】 序言 目次 序説 都市国家と世界帝国 「自治と自由」誕生のオリエント的背景 前篇 ポリス理念の形成と展開 デーモスからパトリオス・ポリーテイアまで 第一章 ポリス生成期のデーモスとアゴラ 第二章 テュラニスとイソノミアの間 植民運動の 'back influence' を中心に 第三章 クレイステネース改革とデーモス 第四章 前五世紀アテーナイ国家の一断面──ストラテーギアの発展に見る 第五章 アテーナイの「寡頭派革命」について ポリーテイア論の構成との連関 第六章 スパルタ混合政論の確立と展開 エプォロス職の位置づけを中心に 中間考察 ポリス理念史の岐路としてのヘラス連盟 はじめに──ポリス理念史の岐路としてのヘラス連盟 第一章 シェネドリオン考 「エイレーネー」の制度化とその限界 第二章 ストラテーゴス・アウトクラトール考 後篇 ポリス理念の拡大と変容 「コイノンとしてのローマ帝国」に至る はじめに ポリーテイアとしてのコイノン 第一部 コイノン 拡大されたポリス理念 第二部 ヘレニズム王権とポリス理念 第一章 コイノンの立場より見たるアンティゴノス王朝の性格 第二章 セレウコス王朝に於ける植民運動と国家統一の問題 第三部 ローマ世界に於けるポリス理念 第一章 ギリシア=ローマ両国家理念の交錯 混合政論の推移に見る 第二章 ポリス市民の描くローマ帝国像 その前提と達成 結論 コイノンの発展のローマ的限界 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 合阪 學 1937年生まれ。大阪大学名誉教授(文学博士)。元追手門学院大学文学部、大阪大学文学部教授。 著書に、『ギリシア・ポリスの国家理念』など、訳書にサルッティウス『カティリーナの陰謀』(共訳)などがある。
  • 儀礼と権力 天皇の明治維新
    4.0
    儀礼的行為を通じて天皇が「万世一系の体現者」として、「文明的君主」として〝振る舞う〟ことは、近代初期の日本における天皇の重要な役割だった。近代国家・日本と天皇の関係に、儀礼論的アプローチから迫った画期的試み。
  • 議論の日本史
    5.0
    「定説」と「新説」 どちらが勝った負けたではない。 没利害的な「真摯で健全な議論」が歴史学を前進させる! 13の史実の深層がばっちり理解できる! ・「権門体制論」と「東国国家論」 ・「鎌倉幕府の成立年次」探る ・「承久の乱」をめぐる新説 ・北条時宗は「救国」の英雄か ・鎌倉幕府を倒したのは、後醍醐天皇か ・「応仁の乱」の本質 ・異なる「江戸幕府成立年」の定義 ・「鎖国はなかった説」の盲点……など
  • 銀河物理学入門 銀河の形成と宇宙進化の謎を解く
    3.0
    銀河に秘められた宇宙進化のシナリオ! 宇宙誕生後まもなくして生まれた天体、それが銀河である。銀河の形成と進化の過程はまさに宇宙進化そのものの歴史だ。銀河の質量、大きさ、環境を知りつくすことからブラックホールやダークマター、ダークエネルギーといった目に見えない物体の正体が浮き彫りになる。宇宙の誕生と進化がわかる宇宙の教科書。
  • 銀座カフェー興亡史
    -
    1巻2,112円 (税込)
    銀座とカフェーのめくるめく物語。 銀座史研究の第一人者による、銀座のカフェー(喫茶店)の詳細な歴史と、多彩な文化人たちの臨場感あふれる、エピソードの数々――。
  • 銀座四百年 都市空間の歴史
    -
    「銀座の空気」はこうして作られた。江戸の誕生から町人地としての発展、明治の煉瓦街建設からモダン都市成立、そして戦後の変容。魅力あふれる銀座という街の空気は、幾重にも重ねられた、都市の歴史が作り出したものだった。都市研究者が自身の足で街を歩きつくし、資料を丹念に読み込み、銀座の構造と進化の過程を鮮やかに描き出す。(講談社選書メチエ)
  • 〈銀の匙〉の国語授業
    3.9
    灘校で中学3年間をかけて『銀の匙』1冊を読みこむという授業を続けてきた橋本先生の教育論。「国語はすべての教科の基本であり、学ぶ力の背骨」という伝説の教師が国語の学び方を伝えます。「早急に答えを求めてはいけない、すぐに役立つものはすぐに役立たなくなります」など「学び」の原点に気づかされる1冊。

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  • 銀の世界史
    3.0
    一六世紀、南米ポトシ銀山で採掘された銀は、大量にヨーロッパに流入、世界中をかけめぐった。このとき地球をひとつの単位とする近代世界=グローバリゼーションという革命的状況が出現した。世界史は「銀の流れ」でつかむことができる。英国の綿工業・産業革命・覇権、黒人奴隷、プランテーション、スペインの凋落、オランダ独立、近代資本主義の誕生、コーヒーや茶の流行、明治の近代化、アヘン戦争、日清戦争……。銀で弾けた世界史のダイナミズムを、中心と周辺の関係から描き出す!
  • 女王(クィーン)とプリンセスの英国王室史
    -
    1巻495円 (税込)
    なぜ世界から「英国王室」は注目されるのでしょう。本書では、二人のエリザベス(エリザベス一世とエリザベス二世)を軸にして、メアリ、ダイアナ、キャサリンまで、英国王室の歴史を紐解くとともに、王権とはどういうものか、現代社会における王家の在り方とは何かを解説。日本の「皇室」との違いや、「英国王室」が生まれ変わり続ける源流に迫ります。まさに、日本人のための「英国王室」入門書といえる一冊です。新書版から大幅に加筆修正した電子版。 はじめに 英国王の現在・過去・未来 第一章 女王の治世は繁栄する[英国史を彩った女王たち] 第二章 離婚したさに国教会創立……?[宗教改革と最悪の混乱] 第三章 無敵艦隊になぜ勝てたのか?[エリザベス一世の戦争] 第四章 大英帝国の斜陽がはじまった[エリザベス二世の戦争] 第五章 王権の影の悲劇とは?[メアリとダイアナ] 第六章 人気なくして王位なし!?[岐路に立つ王権] 電子版のための補遺「もの言うプリンセスの登場」 ●林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • クイズ大人の日本史221
    -
    小学生のころ、「明治維新は何年だ?」「鎌倉幕府を開いたのは誰だ?」……、一人の子どもが教科書を片手に質問すると、ほかの子どもがわれ先に手を上げて答える。正解なら「ピンポン」、不正解なら「ブー」とブザーの真似をする。まさに「クイズごっこ」。こんな遊びをしたことはありませんか。本書は、古代から戦国、江戸、近現代まで、そんな「遊び」の要素を取り入れた、全問3択式のクイズで、楽しみながら日本史に関する雑学力を試せる面白本だ。たとえば、奈良時代、官吏たちの出勤時間は現在の何時ごろだった? 東大寺の大仏は大仏殿に鎮座しているのに、鎌倉の大仏はなぜ屋外に? 今では誰もが普通に遣っている「演説」という言葉、これを作ったのは誰? こんな問題を221問集めた。友だちと、家に帰って子どもたちと、「ピンポン」「ブー」とやりながら、日本史のミニ知識を増やすのも面白いのでは。日本史ファン、雑学ファンにお勧めの一冊。

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  • クイズ思考の解体
    4.3
    1巻4,800円 (税込)
    東大卒クイズ王・伊沢拓司の待望の新刊!執筆2年のALL書き下ろし。クイズを愛しすぎた時代の寵児が「クイズ本来の姿」を長大かつ詳細に解き明かす、クイズの解体新書。「東大王」やQuizKnock創設でクイズ界を牽引する伊沢氏の思考過程が見えてくる!
  • クイズで88本ノック 最強クイズ集団からの“謎解き”挑戦状
    3.8
    1巻999円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人気「QuizKnock」がつくる謎解きクイズを88問収録。クイズ好きにはたまらない本。小中学生向け月刊誌「ジュニアエラ」の人気連載「謎解きクイズノック」に掲載された問題に加え、オリジナル問題も約30問。伊沢拓司さんらのクイズ座談会入り。
  • QuizKnock クイズで学ぶ47都道府県
    -
    1~2巻1,210~1,320円 (税込)
    YouTubeチャンネル登録者数177万人突破!(2021年10月現在) 東大卒クイズ王伊沢拓司率いる知識集団「QuizKnock」が、47都道府県のクイズ本を刊行。 47都道府県の知識を、QuizKnockオリジナルのクイズを解きながら楽しく身につけることができます。 各都道府県にまつわるクイズを、親しみやすい3択クイズ形式でお届け。 量もたっぷり、大人気Webメディア「QuizKnock」からの厳選ピックアップに書き下ろしを加えたクイズが250問以上! 社会科の勉強用としてはもちろん、クイズ番組では鉄板の「47都道府県ジャンル」の問題にも強くなれる!? QuizKnockメンバーのテーマ別スペシャル座談会や、ライター陣による都道府県別エピソードも盛り込み、子どもから大人まで楽しめる1冊に仕上がりました。 解答の解説やおまけのコラムも読んで、意外と知らない日本の隠れた魅力をたっぷり味わってください!
  • 空海・龍馬とユダ、復活させたり
    5.0
    1巻2,420円 (税込)
    ユダヤ人の故郷、聖書の舞台は四国の説もあるその地で なぜに空海、龍馬なのか? なぜユダ、ジーザスへと繋がるのか? 唐人駄場がレムリア、ムーのエネルギーを再興するキーになる?! どんどん進むドクタードルフィンの宇宙開き、神開き! もはやメディアも、政治も、経済も、教育も、そしてあなたも、 全てが変わらざるを得なくなりました!覚悟ください! 過去生と弥勒の世が交錯する宇宙無限大の高次元ドラマ! ドクタードルフィンに与えられた88次元からのミッション 今回は行き先にも心当たりがなく、行く意味も全く知らせてもらえないままの道行となった! 初日ホテルの食事会の13人横並びが暗示だったのか? これはもしかして最後の晩餐のシーン? 疑いが確信となった最終日、ついにユダの存在が明らかになった!

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  • 「空間」から読み解く世界史―馬・航海・資本・電子―
    4.5
    乾燥地帯で始まった穀物栽培、騎馬による異文化統合、大陸を結ぶ大西洋支配、地球規模の産業革命、そして無限大のネット空間……人は自らの活動空間を拡大していくことによって進化を遂げる。時間軸からではなく、六つの「空間革命」という枠組みによって文明誕生から今日までを通観してみると、全く新たな世界史像が現れてきた!
  • 空間・時間・人を拡げる 保育環境の構成 ―これまでの枠を超えれば「ワクワク」がみえてくる
    -
    本書では、空間・時間・人の三つの観点から既存の枠を広げることで、子どもの好奇心・探究心の「ワクワク」が深まった事例を通して環境構成のあり方を考える。通園バスの過ごし方、土曜保育、調理員や用務員の活躍などを紹介し、環境構成を考える研修等でも活用できる。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※紙版とは異なる表記・表現の場合があります。また、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • 「空気の研究」の研究 ゲーム理論と進化心理学で考える大東亜戦争開戦と御聖断のサイエンス
    -
    1巻1,650円 (税込)
    「空気」は理論的に説明できる! 「空気」は理論的に説明できる! 終戦の御聖断は3回あった! 開戦の理由は誰もが知っていた! 対日石油全面禁輸の意外な真相とは? ベンダサンの名義で語った本音! 旧日本軍の一下級将校だった山本七平氏が、その生死をさまよう過酷な体験をベースにし、日本人のために全身全霊で書き上げた『「空気」の研究』。しかし、40年以上たっても、彼の労作が現実にほとんど影響を与えていないことは、極めて不思議なことであると同時に悲しいことです。本書は、このことについての私自身のための備忘録です。(「まえがき」より) 【目次】 まえがき 序章 「空気の研究」の研究 【ミニ知識】山本七平氏と『「空気」の研究』について 第一部 大東亜戦争「意志決定」のサイエンス 第一章 開戦のサイエンス 【コラム】国民的人気があった東條英機 第二章 ゲーム理論のサイエンス 【コラム】空気を読まないがゆえに成功した新幹線 第三章 情報戦のサイエンス 【コラム】大東亜戦争の開戦は真珠湾攻撃ではない 第四章 御聖断のサイエンス 【ミニ知識】地方政治における「御聖断」 【コラム】オレンジ計画とレインボー・プラン 第五章 開戦を回避する方法はあったのか 【ミニ解説】開戦は「英霊に相すまぬ」からか 【コラム】源氏物語と戦艦大和の共通点 第二部 古代史のオマージュとしての近代日本 第六章 日本教とは何か 【コラム】日本人は本当に平和的な民族なのか 第七章 日本教のサイエンス 【コラム】日本人は本当に平和的な民族なのか あとがき 主な参考文献 【著者】 金澤 正由樹 金澤 正由樹(かなざわ まさゆき) 1960年代関東地方生まれ。山本七平氏の熱心な読者。社会人になってから、井沢元彦氏と池田信夫氏の著作に出会い、歴史に興味を持つ。以後、独自に日本と海外の文献を研究。コンピューターサイエンス専攻。数学教員免許、英検1級、TOEIC900点のホルダー。
  • 空気を読まない「がっこう」悩みごと相談
    -
    1巻2,090円 (税込)
    言うことをきかない生徒、不登校、いじめ、マスク問題、モンスターペアレント、管理職の横暴、定額働かされ放題、給特法、主幹教諭、役に立たない組合……困った、どうしよう、だれに聞けばいい? 何に対しても忖度しない著者だからできる的確なアドバイス。考えるヒント。
  • 空襲の史料学 : 史料の収集・選択・批判の試み
    -
    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小さな都市でも決して見逃すことなく焼きつくした大戦末期の米軍B‐29部隊の大空襲のことを忘れないでほしい。63年前の歴史の真実を著者自身が行った10年来の調査研究によって明らかにし、次世代へ伝える。

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  • 空白の日本史
    3.7
    その時、実際には何があったのか? 歴史の「穴」を検証する! 建前ではなく、本質がスッキリわかる! 歴史というのは、時とともに多くの人の手によって積み重ねられていくものです。しかし、途中で、歴史に空白が生まれてしまうことも起こりえます。では、この「空白」を、いかにして埋めるのか。それが、僕たちのような歴史研究家たちの仕事のひとつでもあります。本書では、日本史の中に潜む、九つの歴史的空白を取り上げ、僕なりの解釈でその「穴」を埋めていくという試みを行っています。その「空白」を見つめることで、新たな「日本」という国の歴史像が浮かび上がってくるはずです。(本文より) 【目次】 第1章 神話の世界 ――科学的歴史の空白―― 第2章「三種の神器」のナゾ ――祈りの空白―― 第3章 民衆はどこにいるか ――文字史料の空白―― 第4章 外交を再考する ――国家間交流の空白―― 第5章 戦いをマジメに科学する ――軍事史の空白―― 第6章 歴史学の帰納と演繹 ――文献資料の空白―― 第7章 日本史の恋愛事情 ――女性史の空白―― 第8章 資料がウソをつく ――真相の空白―― 第9章 先達への本当の敬意 ――研究史の空白――
  • クェーサーの謎 宇宙でもっともミステリアスな天体
    4.2
    クェーサーの正体は、超大質量ブラックホールだった!?クェーサーはどのように生まれ、そしてどこに消えたのか? クェーサーは太陽の1兆個分の明るさをもつ宇宙で一番明るく、そしてもっとも遠い天体だ。宇宙誕生後10億年頃に現れ、現在の宇宙ではほとんど観測されない多くの謎に包まれたクェーサーの正体とは? 最新の観測データからその実体に迫る。
  • 「食える子」を育てる親が考えるべきこと
    -
    子を持つ親はいつの時代も迷い、悩んでいる。変化の激しい時であれば、なおのことだろう。 AI時代でも、世界のどこにいても、たくましく食っていける人間になってほしい。我が子にこう願う親は、少なくないはずだ。 ではそのために、親は何をすれば良いのだろうか? 今日からすぐに実践できる「食える子を育てる」ための子育てノウハウ。 【目次】 第1部【天才と考える】ChatGPT時代の子育て新ルール(清水亮) •ChatGPTは子育てに使える •AIが使えない子には残酷な未来 •シケタイの方がAIより悪い •ChatGPTで無価値化する能力は •さらばサイコパス無双時代 •世界を変えるのは「気の持ちよう」 •マインクラフトを子どもがやるべき理由 •ピアノとサッカーが育む「無力感」 第2部【図解】「難関を乗り越える子」を育てる科学 第3部【正解】お金より「朝ごはんと図書館」。 賢い子が育つ秘密(浜野隆・お茶の水女子大学教授) •学力と年収の相関は大都市でくっきり •学力が高い子の親は何をしている? •本との関わり方に大きな差 •子育て、それは循環的な営みだ •子どもの「安全基地」になれているか? 第4部【簡単】開成元校長が伝授「家庭でできる最も優れた教育」 •子どもから話を引き出せ •正しい褒め方はこれだ •テックエイジに絶対必要なもの •「好きなのに苦手」の克服方法 •「子どもに何を学ばせよう?」は傲慢 •解雇されない安心感が日本をダメにする •やる気があればむしろチャンスの時代 第5部【地方留学】都会を離れて子どもを育ててみない? ・北海道で親子3人滞在、いくらかかる? •「北の大地でバナナは育つか」という学び •頭ではなく「心」を鍛える •地方高校への留学が倍増中 •中学で不登校→大学で演劇専攻 •高知の県立高校から海外大へ •計算式ではなく「概念」を学習 •「一方的に解き方を押し付けられない」 ※本書は経済メディア・NewsPicksで特集され、現在も有料提供されているコンテンツを電子書籍向けに再編集した作品です。肩書、業績、法律などはすべてリリース時のものです。 "
  • 苦学と立身と図書館 パブリック・ライブラリーと近代日本
    -
    1巻2,860円 (税込)
    いまでこそ「自習」する場所として活用されているが、公共図書館はいつ・どのようにして勉強・独学の空間になったのか。明治期からの近代化のなかで、勉学の情熱を抱えた青年・女性たちに果たした図書館の役割とは何だったのか。 明治初期の唯一の無料公開図書館である東京書籍館の成立と展開をたどる。そして、音読の禁止を背景にして、弁護士・医師・教員の資格試験の勉強空間として図書館を使う利用者が増えたことを掘り起こす。一方で、図書館での独学を軽んじる社会的な風潮もあり、そういった独学をしていた専門学校や社会人経験を経た大学入学者に対して差別があった事実も指摘する。 加えて、雑誌「成功」から当時の社会的な成功のあり方、独学と立身出世の関係を読み解き、学歴社会への移行も描出する。 これまで正面から取り上げられてこなかった「図書館と勉強」をめぐる独特な文化を掘り下げて、近代日本の風俗や社会的な感性も浮き彫りにする。
  • 公卿会議―論戦する宮廷貴族たち
    4.5
    天皇家を支えた貴族層のうち、大臣らトップクラスを公卿という。律令制の導入以降、国政の重要案件については、公卿たちが集まり、会議を行って方針を決めた。現在の内閣の閣議に相当する。藤原道長の頃に定まった宮廷政治のあり方は、院政の成立、承久の乱、建武の新政などを画期として変化を遂げながらも、南北朝時代まで続いた。貴族の政務の実態を解説し、日本の合意形成プロセスの原型というべき公卿会議の変遷をたどる。
  • 公暁―鎌倉殿になり損ねた男
    3.0
    1巻1,100円 (税込)
    公暁とは、鎌倉幕府二代将軍頼家の子息であり、三代将軍実朝を殺害した人物として広く知られている。しかし、その母や育ちなど、謎が多い人物でもある。実朝暗殺事件は、『吾妻鏡』および『愚管抄』をはじめ多くの史料に記載されているが、公暁の経歴を伝える史料は極めて少ない。また、この事件に絡んで『吾妻鏡』に登場する人物達の業績の多くが他の史料に見当たらない。そのため、公暁に関する研究は十分進んでいない上、公暁の周辺人物達に関する研究も多くはない。そこで、本書では、公暁およびその兄弟について入手しうるすべての歴史史料を体系立てて説明し、これらの史料から生ずる様々な疑問を提示・解消していく。
  • 公家源氏―王権を支えた名族
    4.2
    源氏と聞いてイメージするのは頼朝や義経に代表される武士だろう。だが古代から近世にかけ、源朝臣の姓を賜わった天皇の子孫たちが貴族として活躍する。光源氏のモデルとされる源融、安和の変で失脚した源高明、即位前に源定省と名乗った宇多天皇など、家系は二十一流に及ぶ。久我家、岩倉家、千種家、大原家など中世や幕末維新期に活躍した末裔も数多い。藤原氏とともに王権を支え続けた名族の全貌。
  • 公家新制の研究
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「公家新制」は、平安中期から南北朝時代にかけて天皇・上皇の勅旨に基づいて制定された成文法典の呼称である。別名、制符(せいふ)ともされる。最古の新制は、947年に村上天皇が出した新制6ヶ条と呼ばれている。長保元年(999年)に一条天皇・藤原道長体制下で出された長保元年令11条は、後の新制の定形となった。「公家新制」の変遷に時代の変化を読み取る。 【目次】 序文 序章 はしがき 一 公家新制とは何か 二 平安・鎌倉時代の公家新制一覧表 第一章 公家新制の成立 天暦一・一一・一三新制 第二章 平安時代の公家新制 一 天延三年及び天元五年の新制 (一)天延三年新制の史料 (二)天元五年新制の史料 二 一条天皇と新制 (一)永延一・三・五新制 (二)永延一・三・七新制か (三)永延一・五・五新制 (四)永延二・四・一四新制 (五)正暦年代の新制 (イ)正暦一・四・一新制 (ロ)正暦符 (六)長保年代の新制 (イ)長保一・七・二七新制 (ロ)長保二・六・五新制 (ハ)長保三・壬一二・八新制 三 長和二・四・一九新制 四 白河・鳥羽両院時代の新制 (一)永久四・七・一二新制 (二)庄園整理令 第三章 後白河上皇時代の公家新制 一 保元・治承の新制と建久の新制との関係 (一)保元一・壬九・一八新制(保元一年令と略称) (二)保元二・一〇・八 新制(保元二年令と略称) (三)治承二・壬六・一七新制 (四)治承二・七・一八新制 (五)治承三・八・三〇新制 (六)建久年代の新制と鎌倉時代の新制の関係 二 保元・治承年代の新制各説 (一)保元一年令 (二)保元二年令 (三)治承二・七・一八令 三 建久二・三・二二新制(建久I令と略称) 四 建久二・三・二八新制(建久II令と略称) 付録 興福寺の寺辺新制 第四章 鎌倉時代の公家新制 一 建暦二・三・二二新制 付録 「けちうのしんせい」 二 嘉禄一・一〇・二九新制 三 寛喜三・一一・三新制 四 延応二・三・一二新制 五 建長五・七・一二新制 六 弘長三・八・一三新制 七 文永一〇・九・二七新制 八 正応五・七・?新制 第五章 公家新制と武家新制の関係 一 鎌倉幕府施行の新制一覧表 二 延応二年の関東新制 三 弘長一年の関東新制 四 結び 索引 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 公家たちの幕末維新 ペリー来航から華族誕生へ
    3.8
    ペリー来航から明治維新まで、この15年を彩るさまざまな物語は、志士をはじめとする武家を主人公として描かれることが多い。 一方、公家たちは歴史のうねりに翻弄される優柔不断な脇役として描かれてきた。 しかし、公武合体から王政復古まで、彼らが果たした役割は大きい。 天皇復権のため、志士たちを煽り、大名を相手に種々の交渉を重ねたのは有名無名の公家たちである。 日本史の画期で奔走した彼らの奮闘に迫る。 ■□■目次■□■ 序章 朝廷のしくみ 第1章 政治に関与する公家たち 1853~58年 第2章 公武合体の季節 1859~61年 第3章 京都の政局 1861~62年 第4章 攘夷をめぐる激闘 1863~64年 第5章 朝廷の内と外 1865~66年 第6章 王政復古への道程 1867年 第7章 維新の功労―公家華族の誕生 1868~91年 終章 公家にとっての維新
  • 久坂玄瑞の妻 小説 吉田松陰の妹・文子
    -
    平成27年NHK大河ドラマの主人公である吉田松陰の妹・文の前半生を描いた、昭和18年出版の幻の作品を緊急復刊&電子化! 誕生から少女期、松陰の愛弟子・久坂玄瑞との出会いと別離を鮮やかに描き出す。
  • 草木とともに 牧野富太郎自伝
    3.0
    「植物は人間がいなくても、少しも構わずに生活することができるが、人間は植物がなくては一日も生活することができない」(「牧野一家言」)。近代植物分類学の権威である牧野富太郎は、独学で植物学をおさめ、数多くの新種を発見した。50万点もの標本・観察記録や『牧野日本植物図鑑』などの著作も残している。94年にわたる生涯のすべてを植物研究に捧げた彼の人生に沿いながら選ばれ、編まれた名随筆集。解説・いとうせいこう
  • 草戸千軒
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 広島県福山市の市街地を流れる芦田川の河川敷からよみがえった草戸千軒町遺跡。発掘に携わった著者が、当時の街を解説。
  • 草の根のファシズム 日本民衆の戦争体験
    4.2
    日中戦争,アジア太平洋戦争を引き起こし,日本を崩壊させた天皇制ファシズム.その被害者とされてきた民衆がファシズムを支えていたこと,そして戦争末期の悲惨な体験から戦後デモクラシーが生まれたことを民衆が残した記録から明らかにしてゆく.従来の戦争観に根本的転換をもたらした名著,待望の文庫化.【解説=加藤陽子】

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  • 『公事方御定書』研究序説 『寛政刑典』と『棠蔭秘鑑』収録『公事方御定書』
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 18世紀半ばになった幕府の内規集。8代将軍徳川吉宗が裁判,行政の準拠とすべく編纂させたものである。著者のライフワークであった本書は、一部未完であるが、「公事方御定書」の研究書として重要である。その構成の全貌が目次から読み取ることができる。 【目次】 序言 一 『寛政刑典』に対する位置づけ 1 『寛政刑典」位置づけの二説 2 菊池駿助氏の『寛政刑典』に対する位置づけ 3 『寛政刑典』位憧づけ誤謬の原因 二 『寛政刑典』を町奉行所編纂法典と解する根拠 1 『寛政刑典』の町奉行所編纂法典の根拠 2 『寛政刑典』に収録の新規定 三 『寛政刑典』の成立と廃棄 1 『寛政刑典』の成立時期 2 『寛政刑典』の編纂者 3 『寛政刑典』の実効性 4 『寛政刑典』の廃棄時期 5 『寛政刑典』編纂の意義 四 宝暦『御定書』固守(『棠蔭秘鑑』収録『公事方御定書』成立)の背景──その一 古法墨守への執着 1 形式(体裁)上での対応 2 実質(内容)上での対応 五 宝暦『御定書』固守(『棠蔭秘鑑』収録『公事方御定書』成立)の背景──その二 宝暦『御定書』に内在する弱点と改正の煩雑 1 法源としての地位の低下 2 欠陥刑罰、刑法などの内包 3 法源の多様性と身分による適用法の差異 4 既存の法秩序を無視した新法の乱発 六 宝暦『御定書』固守(『棠蔭秘鑑』収録『公事方御定書』成立)の背景──その三「御定書懸」三奉行の多忙と怠慢 七 宝暦『御定書』を通じてみた近世後半期の幕府裁判法体制の実態 1 宝暦『御定書』に対する時勢適応、便宜主義的改正 2 大名、幕府諸奉行、代官などにみられる手限仕置権の拡大、強化 3 宝暦『御定書』に規定されない佐州水替人足差遣および江戸石川島人足寄場収容といった刑罰の重用 八 『公事方御定書』研究における今後の課題 1 課題の領域 2 寛保、宝暦両『御定書』の定本確定 3 特定時期における宝暦『御定書』の本文確定 4 幕府裁判法制史上における寛保、宝暦両『御定書』の位置づけ 5 明治新政府の宝暦『御定書』に対する評価 結語〔原稿不完全〕 あとがき 吉田正志 服藤 弘司 1921~ 2005年。法制史学者、東北大学名誉教授。九州帝国大学卒。近世武家法が専門。 著書に、『幕府法と藩法(幕藩体制国家の法と権力1)』『大名預所の研究(幕藩体制国家の法と権力2)』『大名留守居の研究(幕藩体制国家の法と権力3)』『刑事法と民事法(幕藩体制国家の法と権力4)』『相続法の特質(幕藩体制国家の法と権力5)』『地方支配機構と法(幕藩体制国家の法と権力6)』『『公事方御定書』研究序説――『寛政刑典』と『棠蔭秘艦』収録『公事方御定書』』、『幕末御触書集成 全6巻別巻』(石井良助共編著)『三奉行問答(問答集)』(共編著)『火附盗賊改の研究 史料編』(共編著)『藩法史料叢書 2 金沢藩』(共編著)『御触書集成目録』(石井良助共編)などがある。
  • 楠木正成 知られざる実像に迫る
    4.0
    日本史上屈指の名将、「大楠公」楠木正成。記録上の活動期間はわずか五年に満たず、その実態はベールに包まれている。日本中世史研究者で楠木正成の再評価の第一人者である生駒孝臣による、『太平記』『梅松論』の検討に加え、実証研究をもとに楠木正成の実像に迫る論考。さらに、明治以降の千早赤阪村周辺の顕彰活動を尾谷雅比古がまとめた論考も収録。楠木正成の過去の実像と現在の受容をまとめた一冊。 南北朝時代から明治維新にいたるまで日本史上最大の名将とうたわれた楠木正成は、明治以降は「大楠公」と称され皇国史観のもとで忠臣としての側面が過剰に評価され、戦後になるとそれが反転して「悪党」のイメージが押し出されるようになってきた。このように時代の背景によって評価が変転してきたことが、楠木正成の実像の把握を難しくしている。しかし近年の実証主義的な研究が進むにつれ、『太平記』に描かれている英雄的描写だけではなく、武将・官僚・商人など、多面的な顔と才能を持つ人物であったことが明らかになってきている。また、楠木正成が活動し、楠公誕生地や国史跡の千早城跡などがある千早赤阪村では「千早赤阪楠公史跡保存会」が結成され、正成ゆかりの地を整備し、普及活動に努めている。 日本中世史研究者で楠木正成の再評価の第一人者である生駒孝臣による、『太平記』『梅松論』の検討に加え、実証研究をもとに楠木正成の実像に迫る論考。さらに、明治以降の千早赤阪村周辺の顕彰活動を尾谷雅比古がまとめた論考も収録。楠木正成の過去の実像と現在の受容をまとめた一冊。

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  • 薬で読み解く江戸の事件史
    4.0
    1巻1,320円 (税込)
    ●家康が配合した「萬病圓」は江戸一の名薬だった/●漂泊の俳人・小林一茶が愛飲した強壮薬の正体/●幕末の歴史を変えた島津斉彬怪死の謎を解く/●天然痘から急死へ、孝明天皇の容態書を読み解く 薬が動かした知られざる日本史秘話!
  • くそじじいとくそばばあの日本史
    3.3
    1~2巻946~979円 (税込)
    貪欲に、したたかに、歴史を生き抜いた老人たち。 100歳過ぎまで政界に君臨した僧侶、柴田勝家の最期を記したおばあさん、実はエロ爺だった一休さん、老いて盲目になっても書き続ける曲亭馬琴……など、知られざる老人たちの逸話が登場。 また、江戸時代にもあったご長寿ブームや昔もあった8050問題など、現代社会にも通ずる高齢者問題にも着目。 古典から読み解く、パワフルな生き方の秘訣とは――?
  • 百済観音の正体
    3.0
    正史『日本書紀』は、蘇我氏が物部氏を「だまし、滅ぼし、財を奪った」と記す。それならばなぜ、権力を掴んだ蘇我氏は、敗者である物部系の王を擁立したのか。来歴も作者も不明な、たぐいまれな造形美で知られる仏像「百済観音」に導かれるようにして辿り着いた意外な真実とは――。人気の歴史作家が、百済観音と法隆寺との関係、7世紀の日本外交史を紐解きつつ、大豪族・物部氏と美貌の仏像をめぐるミステリーを解き明かす。『百済観音と物部氏の秘密』を改題。
  • 口で言えれば漢字は書ける! 盲学校から発信した漢字学習法
    5.0
    1巻1,485円 (税込)
    目の見えない子たちが漢字を正確に書いた! 本書は、長年、盲学校の教師として指導に当たってきた著者が、漢字がわからないために苦労している生徒達の姿を目の当たりにして、目の見えない子でも漢字がたやすく学べる学習法を考案するまでの経緯と、さらには、この新しい漢字学習法を現在著者が在職している小学校で実践して、そこでも着実に成果を上げつつある姿を紹介したものです。 著者考案の漢字学習法、すなわち「部品の組み合わせ学習法」「漢字のタイトル・音訓セット学習法」は漢字の苦手な小学生でも、楽しみながら学ぶことができる画期的な方法です。 【ご注意】※レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
  • 宮内官僚 森鴎外 「昭和」改元 影の立役者
    -
    〈「昭和」は完璧な元号だった〉 「大正」は過去にベトナムで使用済みの「不調べ」の元号だった。明治天皇后には誤った追号が贈られてしまっていた……。歴史の重みを失った近代日本の綻びを正すため、鴎外が最後に挑んだのは元号制度の整備だった。それまで使われたことがなく、由緒正しい漢字を重ねた完璧な元号「昭和」は如何にして生まれたのか? 「令和」改元の深層に迫った政治記者が、膨大な公文書の中に隠された晩年の暗闘に初めて光を当てる! ◎軍医トップに登り詰めたキャリア官僚として「早出晩退」で事務処理能力を発揮 ◎本業に差し障る文筆活動が黙認された背景に元老・山県有朋の後ろ盾があった ◎牧野伸顕宮内大臣の大規模リストラと対決 〈不可解な「遺書のナゾ」 「宮内省陸軍の栄典は絶対に取りやめを請ふ」    ⇒軍医総監に上り詰めたのになぜ? 「余は石見人森林太郎として死せんと欲す」    ⇒故郷・津和野に愛着は無かったはずなのになぜ? 〈目次〉 はじめに 第一章 『普請中』の近代日本  一、混迷の「大正」改元  二、昭憲皇太后はなぜ誤りなのか  三、宮内省VS. 内務省  四、『帝諡考』から『元号考』へ  五、漢学官僚の系譜 第二章 宮内官僚 森鴎外  一、山県有朋の人脈  二、四つの歴史編纂事業  三、官制改革の影  四、大衆化する皇室  五、未完の歴史叙述 第三章 官憲威力の容喙  一、着手しなかった事業  二、伊東巳代治総裁との確執  三、山県支配の崩壊  四、近代国家の「虚」を見つめる  五、遺言の謎 終 章 遺された思い  一、鴎外なき「昭和」改元  二、「石見人として死せんと欲す」 あとがき 主要参考文献一覧
  • 国が溶けて行く ヨーロッパ統合の真実
    -
    1巻495円 (税込)
    ユーロ通貨から見るヨーロッパ統合・分裂の歴史  ナポレオンやヒトラーが、当時の世界では最高レベルの軍事力をもってして、ついになしえなかったヨーロッパ統合が、平和裏に実現したことは、地球の反対側にいる我々日本人も、もっと注目し、高く評価しなければならない。今、人類は「国が溶けて行く」時代を迎えようとしているのではないか…。  スコットランド独立論争はなぜ否決されたのか? なぜ英国はユーロに参加しないのか? ギリシャの財政危機から日本が学ぶべきことは?  ヨーロッパ統合の歴史を振り返りつつ、ユーロの今日的意義を考える一冊。 ●林 信吾(はやし・しんご) 1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。
  • 国衆
    3.6
    戦国時代を知るうえで、戦国大名と同様にその動向が注目される「国衆」とはなにか。「国衆」提唱者が豊富な事例を基に詳細に解説。
  • 国のうた
    3.0
    ハイドン作曲のドイツ。芝居の劇中歌だったチェコ。世界一長いギリシャ……。神を讃え、自由や平等を謳い、兵士を鼓舞する等、国歌はときに国威発揚に利用され、あるいは愛国心や独立心の発露とされてきた。「歴史の伝承者」であるその歌詞からは、各国のリアルな「顔」が見えてくる! 世界84ヶ国の原文・訳文を収録。エピソードや地図に加え、面積・人口・通貨・言語ほか基本データも充実した、見て楽しく読んで役立つ必携版。
  • 国造―大和政権と地方豪族
    4.0
    古墳時代から飛鳥時代にかけて地方行政のトップにあったのが、有力豪族が任命された国造である。だが、その実態は謎も多い。本書は、稲荷山鉄剣銘に刻まれた「ヲワケ」の名や、筑紫の磐井など国造と関連する豪族、記紀の記述を紹介しながら、国造制とは、いつ施行されたどのような制度で、誰が任命され、いつ廃止されたのかまでを描き出す。さらに奈良時代以降に残った国造がどのような存在であったのかなどを解説する。
  • クビライの挑戦 モンゴルによる世界史の大転回
    4.0
    13世紀初頭に忽然と現れた遊牧国家モンゴルは、ユーラシアの東西をたちまち統合し、世界史に画期をもたらした。チンギス・カンの孫、クビライが構想した世界国家と経済のシステムとは。「元寇」や「タタルのくびき」など「野蛮な破壊者」というイメージを覆し、西欧中心・中華中心の歴史観を超える新たな世界史像を描く。サントリー学芸賞受賞作。(講談社学術文庫)
  • くぼてんきの「天気のナンデ?」がわかる本―――「天気」に関する100の謎について、ズバリ解説
    -
    1巻1,430円 (税込)
    「ZIP! 」で、お天気キャスターとして出演中、 気象予報士・防災士のくぼてんき初めてのお天気本。 「空と雲」「雨と雪」「風と台風と雷」「気温」「天気予報」について、 100の「ナンデ?」をズバリ解決します。 防災士としての観点から、 いざというときに身を守るためのアドバイスもたくさんちりばめた、楽しくて役に立つ一冊! 「気象予報士になり隊! 」のメンバー、 ミケ、ふるゾウ、ケロピたちと一緒に、お天気の不思議を学びましょう。 雲をつくる実験や、生き物による天気予報の方法など、 自由研究のテーマ選びにもぴったりです! ※漢字にはすべてふりがなを付けましたので、  小学校低学年のお子さまにも楽しく読めます! ■『天気』に関する100の謎についてズバリ解説 ・空はどうして青いの? ・雨はどうして降るの? ・台風の風で人が飛んじゃうことはあるの? ・人間は最低・最高何℃くらいまで耐えられるの? ・小学生でも気象予報士になれるの? ■目次 ●第1章 空と雲のナンデ 1 空はどうして青いの? 2 虹はどうやってできるの? 3 虹をみたいときはどうすればいいの? 4 どうして虹は七色なの? 5 月は何色? 6 空が一番きれいに見えるのはいつ? 7 どうして夕方になると影が長く伸びるの? 8 どうして冬は夜(暗い時間)が長いの?  ・地球が太陽の周りを回ると、どうして夏と冬で日の長さが変わるの? 9 空はどこまで続いているの? 10 雲はどうやってできるの?  ・上昇気流はどうして起こるの? 11 雲はどうして浮いているの?   他 ●第2章 雨と雪のナンデ ●第3章 風と台風と雷のナンデ ●第4章 気温のナンデ ●第5章 天気予報のナンデ ■著者 くぼてんき 気象予報士、防災士、子ども環境管理士、紙芝居師 1983年生まれ、大阪府出身。 気象予報士と防災士の資格に加え、東京都が認定する 大道芸人ヘブンアーティストのライセンスも持っている。 小学校、商業施設、さまざまなイベントなどで 「天気」「環境」「防災」をテーマにした講演、ワークショップなどを行う。 2018年4月~2019年3月、テレビ神奈川の気象キャスター。 2019年4月~、日本テレビにて放送中「ZIP! 」の人気気象キャスターとして活躍中。
  • 球磨焼酎 本格焼酎の源流から
    -
    知恵を出し技を磨いて進化を試みる職人たちの気概を伝える! 《焼酎の中の焼酎》 ◆米焼酎の500年◆米から生まれる米焼酎のうまさとは何か。伝統の味を守りながら、先人の知恵と技に学び、工夫を重ね進化を試みる職人たちの活気に満ちた気概を伝える。 ▼米焼酎がつくられ、飲まれ始めた中世の頃から現代までのおよそ500年間の歴史をたどり、焼酎の中で最も古くから飲まれている《米焼酎》の世界を掘り起こす。▼製法の変遷や風土の特性を通して、球磨焼酎の魅力、おいしさの秘密に迫る。▼球磨焼酎をこよなく愛した文人墨客、庶民の呑み方を紹介。飲酒好きな人たちからいかに厚く支持されてきたかを知ることができる。▼球磨焼酎の伝統を育んだ球磨・人吉地方の名所旧跡や民間習俗も紹介。 【目次】 【著者】 球磨焼酎酒造組合
  • 熊野から読み解く記紀神話~日本書紀一三〇〇年紀~
    4.0
    根の国=死と再生の地、熊野 大和朝廷に恐れられた熊野の真の姿とは! 日本書紀編纂から一三〇〇年。 熊野三山のご神体は、巨木であり、巨岩であり、滝である。 自然を崇拝する原始宗教が色濃く残る熊野は、神話において出雲との共通項が多く、どちらも死を連想させる。 日本書紀にイザナミの埋葬地と記されている熊野、花の窟。 オオクニヌシは、木の国(紀伊国)から、スサノヲの治める根の国へ行った。 死と再生の地である「根の国」こと熊野の姿に、熊野に深い縁を持つ5人の筆者が迫る。 スサノヲの熊野とアマテラスの伊勢 ~暮らしの中に生きる記紀神話~ 池田雅之(早稲田大学名誉教授) 熊野神話と出雲神話 ~太平洋文化と日本海文化から読み解く~ 三石学(みえ熊野学研究所運営委員長) 魂のゆりかごに還る  中上紀(作家) 熊野から日向神話の里へ 桐村英一郎(三重県立熊野古道センター理事) 熊野と渡来 ~彼方から寄り来るもの~ 秦まゆな(日本文化案内人)
  • 熊野観心十界図という誘惑 東アジアの死霊救済儀礼をめぐる精神史
    -
    1巻3,960円 (税込)
    熊野比丘尼による地獄極楽の絵解きで知られる熊野観心十界図.極彩色の迷宮のような画面の奥に目を凝らすと,東アジアの死霊救済儀礼の豊穣な世界へと通じる道筋が見えてくる.その原型となった朝鮮の〈甘露図〉へ,さらにその背後にある中国の〈水陸画〉へ,絵画の来た道を遡りながら読み解く,生と死を巡る東アジア精神史.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

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  • 熊野と神楽
    -
    中世以降、個性的な展開をとげた熊野信仰を、湯立、縁起の伝播、神楽の生成を軸に、花祭や彦山との対比、修験の役割にも目を配りつつ分析、聖地熊野の根源を探りあてる。
  • 図説 日本の城と城下町⑨ 熊本城
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 築城の名手である加藤清正がつくり、細川家が支えた鉄壁の城・熊本城。多くの武士が住み、平和な世にあっても戦いへの備えを忘れなかった堅牢な城下町・熊本を探訪する。現地写真のほか古地図や絵図、地形図を駆使して、歴史の地層を掘り起こし、町に秘められた物語と痕跡をたどる。城郭を中心に発展してきた町の歴史・文化を探訪するシリーズ第9弾。熊本で生まれ育ったフリーアナウンサー・武田真一氏の巻頭インタビュー収載。
  • 組合・会社・社会 フランス会社法におけるソシエテ概念
    -
    1巻5,170円 (税込)
    民法の「組合」と会社法の「会社」と別異に解する日本と異なり,フランスでは,多様な会社形態がすべて「ソシエテ」概念の下に整理されている.これは何を意味するのか.ソシエテ概念を手がかりに,「会社とは何か」を問い直す.日本のこれまでの会社観・会社法制のあり方にも反省を迫る,画期的な研究.

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  • 雲井にあげよ~ふくい城物語~
    -
    タイトルは柴田勝家の辞世の句「夏の夜の夢路はかなき跡の名を雲井にあげよ山時鳥」から引用しています。 福井の城は、歴史上重要なポジションになっていることも多く、その城には名だたる城主の存在がありました。歴史背景や人物は背景まで城を通して感じて頂ける作品になっています。 2011年5月から8ヶ月間にわたって中日新聞と日刊県民福井に連載された内容に3つの城を追加して製作された書籍です。 <目次> 丸岡城 金ケ崎城 敦賀城 玄蕃尾城 後瀬山城 小浜城 杣山城 大野城 北ノ庄城 福井城
  • 蜘蛛 なぜ神で賢者で女なのか
    -
    蜘蛛が網を作ると、「恋しい人がやってくる」と喜んだ平安貴族。弥生人はその姿を銅鐸に刻み、ペルーの古代人はナスカ台地の砂漠に描き、ギリシアから北米まで、蜘蛛は世界の神話に数多く登場する。 時に畏れ、嫌い、崇め、慈しむなど、評価は極端。なのに、なぜか惹かれずにはいられない……。 人と蜘蛛のそんな不思議な関係を、日本中世史研究家が貴重な図版・史料とともに丁寧に考察。 蜘蛛愛好家の筆者だからこそ見えてくる、新しい歴史研究! 「内容紹介」 清少納言は、現代人よりもはるかに虫好きだったのだ。いささか厄介な虫たち、蠅、蟻、蚊、蚤について、「憎し」と言いながら、面白がってその生態を見つめ、魅力的に描写した女性がいた。清少納言である。(中略) 蜘蛛についても、網にかかった白露を、「をかし」「あはれ」の両方を使って絶賛している。 こうした眼差しは、どこへ行ってしまったのだろうか。いま、人間が虫に対して抱いてきた感情、心性、文化を見直し、つき合い方を考えることは、急務であると思われる。 ―――本書 はじめに より 目次 はじめに 第一章 遺跡の蜘蛛・神話の蜘蛛  1 蜘蛛とはどんな生きものか 2 蜘蛛の考古学 3 世界の神話の蜘蛛たち 第二章 敵の名は土蜘蛛 1 征服神話の中の土蜘蛛たち 2 土蜘蛛は蔑称か 第三章 蜘蛛に寄せる恋の歌 1 蜘蛛に寄せる恋の歌 2 東アジアのめでたいしるし 3 蜘蛛と七夕 第四章 空を飛ぶ蜘蛛 1 雪迎え――空飛ぶ蜘蛛の発見 2 漢詩と和歌に詠まれた遊糸 3 「かげろふ」をめぐる混乱 4 『かげろふ日記』の「かげろふ」とは何か 5 十二単を飾る糸ゆふ 第五章 蜘蛛は神仏のお使い 1 蜘蛛は知る者、賢い者 2 あの人も蜘蛛に助けられた 第六章 妖怪土蜘蛛登場 1 蜘蛛嫌いの萌芽 2 寺蜘蛛の登場 3 よみがえった土蜘蛛 第七章 民俗と遠い記憶 1 相撲を取る蜘蛛 2 蜘蛛の昔話 3 夜の蜘蛛・朝の蜘蛛 おわりに ――蜘蛛はともに生きる仲間 参考文献
  • 公文式“プリント狂”時代の終わり
    3.0
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 計算・文字・英語の膨大なプリント。しかし、公文式プリントの徹底検討の結果は? 七〇年代からの日本の学校のテスト競争を勝ちぬくための反復プリント訓練によって大流行した公文。しかし、学校がテスト体制から転換するいま、公文教育はどうなる?

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  • クライシスアクターでわかった歴史/事件を自ら作ってしまう人々
    3.0
    ・なんと世界各地で事件の被害者を演じる"クライシス・アクター"が一般公募されていた?!いったいどうなってるんだこの世界~~ ・嘘で塗り固められた歴史に証拠画像で「真実」を突きつける! ・ベンジャミン・フルフォードかく語りき 大衆を操る一番の方法はテロです。そして、人々の恐怖を利用して、歴史を操る人々がいることもまた事実なのです。彼らはもはや"病気"としか言いようがありません。だからこそ私達が知恵をつけ、世の中を変えていくしかないのです。 「事件が起きて、得をするのは誰だ?」 そのような視点を持って、いま世の中で起こっていることを見回してほしい。 そして世界で起きている事件を理解するためには、歴史を見ないといけない。偽られてきた歴史を知らなければ、みんな羊みたいに騙されてしまう。もうこれ以上、騙され続けてはいけないのです。 ・あの有名な処刑シーンも、ISISが所有する専用スタジオでの撮影だった ・パリ同時多発テロ、シャルリーエブド、エボラウィルス、ISIS、尖閣デモ、オウム事件、真珠湾攻撃...世界が震撼した"あの事件" の裏では、クライシス・アクターたちが大活躍! ・英語でネット検索する人はみんな知っている。「イスラム国」を作ったのは欧米権力筋だ! ・共和党のジョン・マケインとISISのトップ、アル・バグダディが一緒にいるのはなぜ?!アメリカとISISがグルである"証拠写真"がなんとニュース番組で使われていた。 ・アメリカ政府も捏造を認めたぞ!オバマがサンディフック小学校銃乱射事件で殺害された女の子とうっかり(?)記念撮影?! ・疑惑の残るサンディフック小学校銃乱射事件。銃で撃たれたことを嬉々として語る被害者に、会見前に笑みを浮かべる娘を殺された父親の「本心」とは? ・パリ同時多発テロの現場には、逃げた人々の血や足跡が残されていない。消された監視カメラの映像、不自然な死体、亡くなったはずの人が携帯電話で自撮り?!一体何が起こったの? ・デモ隊に入れば大金がもらえて麻薬もやり放題!アメリカの国務省がこんなトンデモナイ組織を運営していた?! ・あのテロも、このテロも...すべては"計画通り"だった?!政府が認めた53件の<自作自演事件>リストと、その衝撃の内容が明らかに ・2015年「エコノミスト」の表紙はパリ同時多発テロ事件を予言していた!さらに、2016年の「エコノミスト」から見る今年の動向とは?――どうなる2016年の世界? ・大衆を操る一番の方法はテロを起こすことだった。古代から自作自演の手法は権力者たちに利用され、世界最古のやらせ事件は旧約聖書にも載っている! ・オウム事件が起きた当日、得体のしれない液体を積んだ気球が日本に数多く上陸していた。それにも関わらず、報道からは情報が一切消されてしまった?! ・プーチン大統領は少なくとも6人は存在する?!歴代のプーチンの写真を比較してみると、明らかに耳や口や顎が異なっている! ・エボラの発祥地と石油の分布地が重なり合っているのは偶然かそれとも...?アメリカ政府はエボラの特許を出願し、アフリカに生物兵器の研究所を所有していた。 ・純粋な志を持った人たちさえもが利用されている?国境なき医師団は乗っ取られ、いまや陰謀の工作要員に...

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  • クラウゼヴィッツのナポレオン戦争従軍記
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦争はいかに遂行されるべきか。将たるものいかに決断すべきか。孫子と並び称されるクラウゼヴィッツの戦記。

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  • クラウドで育てる 次世代型情報活用能力 ~Google for Educationによる新しい学び~
    3.5
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 GIGAスクールでどんな力を育てるのか?  GIGAスクール構想のもと、全国の学校において一人一台の端末配布とクラウド環境の整備が進んでいます。導入された環境の中で子供たちにどのような情報活用能力を身につけさせ、各教科等の学びにどう溶け込ませるのか。それが今、全国の学校現場の切実な課題です。本書は、そうした課題解決への展望を示し、現場の先生方をサポートする一冊です。  ICT教育や教育工学に関する第一人者たちが本書のために集結。学校現場におけるクラウドソリューションにおいて圧倒的シェアを占めるGoogleの支援のもと実施した研究プロジェクトの成果をまとめ、現場でのクラウド環境活用のヒントとして提示します。  編者は、現行学習指導要領作成やGIGAスクール構想推進に深く関わった堀田龍也氏と山内祐平氏。本文は、このお二方が章ごとに異なる有識者たちと対談し、そこに補足執筆した内容から構成されています。 (底本2021年 5月発行作品) ※この作品はカラー版です。
  • クラシック音楽の歴史
    3.4
    人物や事件、概念、専門用語をトピックごとに解説。時間の流れ順に掲載しているため、通して読めば流れも分かる。グレゴリオ聖歌から二十世紀の映画音楽まで。「クラシック音楽」の学び直しに最適な1冊。
  • 暮らしの中で知る漢字のヒミツ 漢字ル!世界 (一) 漢字のヒミツ
    -
    1~5巻220円 (税込)
    日々何気なく使っている漢字。中国に行ってみて驚いた。同じ漢字文化圏なのに、読めそうで読めない、分かるようで分からない漢字。私たちの常識では通用しない漢字に溢れている。そんな経験をした人もいるかもしれません。どうしてそのようなことが起きているのか。そもそも漢字はどのようにしてできたのか。中国語と日本語の漢字ではどのような違いがあり、どのようにして変わってきたのか。漢字のヒミツ〈一〉では「漢字のヒミツ(成り立ち)」から探っていきます。
  • 暮らしの年表 流行語 100年
    -
    1巻1,430円 (税込)
    この100年を日本人はどう暮らしてきたか。1911(明治44)年から2010(平成22)年までの、身近な出来事を豊富に盛り込んだ年表と、時代を映す流行語の辞典を組み合わせたユニークなクロニクル。エッセイ・コラム・写真のほか、ヒットした商品・曲・本・映画などのプチデータも充実。「あの頃」のイメージがあざやかに立ち現れる。<永久保存版>※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • クラスが明るく前向きに! 叱るより効く! 声かけフレーズ50
    -
    1巻2,200円 (税込)
    「なんだかクラスの雰囲気がよくない」 「子どもが言うことを聞いてくれない」 そんなことに悩む若手からの相談をよく受けます。 そんなときにちょっと振り返ってみてください。 子どもにしてほしいことをはっきり伝えていますか?   意外に「あたりまえだからわかってくれているはず」と、 どういう意識をもってほしいのかを子どもに伝えてないことが多いのです。 「え? こんな基本的なことまで言葉にして言わないといけないの?」 と、びっくりするかもしれません。 しかし、子どもにはっきりと目指してほしいイメージをまっすぐに伝えると、 こんなにクラスの雰囲気は変わります! 子どもを叱るより前にクラス全体に伝えるべき言葉があります。 とりわけ「効く言葉」「使える言葉」だけを この1冊にまとめました!

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  • クラスが安定する! 教師の言葉かけ
    3.0
    1巻1,980円 (税込)
    どの子も納得し、クラスが安定する言葉かけ満載! 叱り方・褒め方から、トラブル時の指導、子どもの協調性・主体性を生み出す言葉かけまで、どんな場面でも必ず使える言葉かけをご紹介します。 子どもの心を理解した言葉かけをすることで、クラスの雰囲気がパッと変わります! 「子どもたちが話を聞いてくれない」 「叱られ慣れている子には、どう指導したらいいの?」 「ネガティブな子の励まし方がわからない」 そんなお悩みも一気に解決! クラス全員に伝わる効果抜群の指導方法がわかる、必読の1冊です。

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