高層建築物の世界史

高層建築物の世界史

1,320円 (税込)

6pt

3.5

高層建築物は、時の為政者の権力や自己顕示欲、富を象徴する一方で、ランドマークとして人々に親しまれる存在でありました。同時に、その都市のスカイラインや景観をつくってきました。高層建築物は、いわば人類が歩んできた軌跡を象徴するモニュメントと言えるのではないでしょうか。世界で、日本で、どんな高層建築物が、どのように建てられてきたのか。そして、なぜ人類は高層建築物を希求してきたのかを探ります。

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高層建築物の世界史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2015年05月25日

    ピラミッドからブルジュ・ハリファまで,「技術」ではなく「文化」に焦点を当てた建築物の「高さ」の歴史。
    扱う建造物は古代から現在まで幅広いが,特に鉄&ガラスという材料革命を経てシカゴやニューヨークに摩天楼が林立するようになる19世紀末からの記述が厚く,中でも第二次世界大戦以降にその「文化」が世界各地に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年05月09日

     高層建築物をめぐる世界史。高層建築物というと、20世紀や21世紀につくられたアメリカ、日本、シンガポール、台湾、ドバイなどの高層ビルが浮かんでくる。この本では古代メソポタミア、古代エジプト、イスラム建築、日本の城など様々なものが取り上げられている。その分、通常の新書よりも1.5倍程度の厚さになって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月23日

    ・東京は羽田空港の離着陸安全のため、都心部で高さ制限がある
    ・摩天楼は、鋼鉄、ガラス、エレベーターによってできた
    ・高層建築物は、権力、高さを求める本能、景観、経済性、競争、ランドマーク、復興や発展のシンボル
    ・高層建築物は不況のシグナルとなってきた。好況期に立て始め、できた頃には不況期
    ・ヒトラー...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年08月08日

    東工大の、景観・都市計画、建築・都市計画法制史を専門にされている先生が、古代から現代に至るまでの高層建築物の歴史を纏めた本。構造や材料的なお話ではなく、背景や意味合いを中心に書いているので、ド文系の私でもとっつき易く読めました。
    新書の割に400ページ超と、物量がハンパ無いのですが、写真もちょこちょ...続きを読む

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