ユーザーレビュー 興亡の世界史 通商国家カルタゴ 栗田伸子 / 佐藤育子 おもしろ。ポエニ戦争は入り込みやすくおもしろかった。 “「よくもシチリア へ渡ってくるなどということをやってのけたものだ、もし我々との友好関係が維持できなければ ローマ人はもはや海に手を浸して洗うことすらできなくなるぞ」 というのが、ディオドロスの伝えるカルタゴの使節の脅し文句である。 「海の問題...続きを読むで師匠ぶるのはやめたほうがいい。我々ロー マ人はこれまでも陸戦において師匠面をしたエトルスキ、ギリシア人をことごとく弟子として追い抜いて倒してきた。 相手の楯、隊形、攻城兵器をそっくりそのまま採用することによってだ。 今度はカルタゴ人が海戦を教えてくれるというならそうしてみろ。 すぐに弟子が師匠を追い抜くのを見ることになる」” どっちも強者ムーブやはすぎ。 Posted by ブクログ 興亡の世界史 通商国家カルタゴ 栗田伸子 / 佐藤育子 フェニキアとカルタゴの歴史をこれだけじっくり読んだのは初めてである。チュニジアでカルタゴに実際に行ったときのことが思い出される。 Posted by ブクログ 興亡の世界史 通商国家カルタゴ 栗田伸子 / 佐藤育子 カルタゴっていうか、前半分は本国のフェニキアの話。拡大期で鬼畜とかしたローマの最大のライバルになったゆえに、歴史から抹消されて(悪い部分のみ記録に残った)可哀そう。にしても、歴史に残るハンニバルは凄いけど。 Posted by ブクログ 佐藤育子のレビューをもっと見る