国内ミステリー作品一覧
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2.0手紙に記されたおぞましい秘密、無気味に交差する猜疑と憎悪 所沢にある二世帯住宅の二階に引っ越した共働き夫婦の阿部なつきと数彦。大家の兄弟夫婦が同居する予定だったが、兄夫婦の海外赴任で間借り人を探していたのだ。一階は大家の弟夫婦・河野祐二と史子。夫婦二組の奇妙な同居は、二人の女に軋轢をもたらし、なつき宛ての手紙が消失したことで、運命の歯車は予期せぬ展開に…。心理の奥底に潜む歪んだ陥穽を捉えた長編ミステリー。 ●新津きよみ(にいつ・きよみ) 1957年、長野県生まれ。青山学院大学卒。旅行会社、商社のOLを経て、88年に作家デビュー。『最後の晩餐』『意地悪な食卓』(角川ホラー文庫)、『手紙を読む女』(徳間文庫)、『記録魔』(祥伝社文庫)など著書多数。『正当防衛』『匿名容疑者』『生死不明』『トライアングル』はテレビドラマ化、『ふたたびの加奈子』は『桜、ふたたびの加奈子』として映画化された。
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5.0―――――――――――――――――――――― 日米の諜報機関に狙われた男―― 正体不明な勢力、連鎖する謎と危機。 ジャズ×格闘×スパイ×SF! 圧巻の国際謀略活劇、復刊!! ―――――――――――――――――――――― 気鋭のミュージシャン・橘章次郎のもとに舞い込んだ 米国のジャズフェスティバルへの出演依頼。 この突然の大抜擢により、 彼は日米政府をも巻き込む暗闘へと 否応なく巻き込まれていく……。 伝奇×格闘×音楽がセッションする 壮大な国際謀略活劇。初期名作が復刊! 《解説・関口苑生》 ※本書は、2011年刊の朝日文庫『獅子神(バール)の密命』を改題した新装版です。 復刊にあたり、初刊刊行時のタイトルに戻しました。
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4.0殺人現場に遺されていた、パンダの特大ぬいぐるみ入りの段ボール箱。被害者とは別人の名前で伝票も用意されており、集荷直前に何者かに襲われたらしい。音無美紀警部が、なぜぬいぐるみの購入店で直接配送を頼まなかったのか、をヒントに捜査を進めると、被害者の意外な人間関係と真相が明らかになる――。ますます冴える推理と美貌で周囲や事件関係者を驚かせる音無警部と、その部下たちの活躍を描く全5編。だが、少しずつぬいぐるみへの偏愛ぶりが周囲にも知られ始めて……。新たに強烈キャラクターも加わりパワーアップした、ユーモア本格推理〈ぬいぐるみ警部〉シリーズ第2弾。/解説=松尾由美
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-東京近郊の新興住宅地で、コンビニ帰りの主婦が心臓をひとつきという鮮やかな手口で刺し殺された。現場で目撃されたのは、五月だというのに黒いオーバーコートを翻して走り去った男だった。目撃証言を手掛かりに捜査を進める所轄の刑事たち。だが、血痕の付着したコートを発見した後、またもやコートを着た男に近所の主婦が殺害される。焦りを深める捜査陣の前に、事件を嗅ぎ回る奇妙な男が現れた。あまり仕事熱心とはいえない若手の刑事・久保崎は、ルポライターと称するこの男が気になり、接近してみると……。長篇サスペンス・ミステリ。 ●斎藤澪(さいとう・みお) 1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
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5.0怖い話が上手にできたら。美味しいごはんを無代(ただ)にします! 看板娘のお悌が満足する怖い話を聞かせられたら飯が無代になる、という不思議な一膳飯屋「古狸」。 職人修行中の奉公先を追い出された虎太は、鈴の音のような声に惹かれて、金も無いのに「古狸」に入り浸る。 お悌と兄弟三人と母親とで切り盛りする一膳飯屋、菓子屋、蕎麦屋が並ぶ「古狸」。 怪談も幽霊も苦手な虎太は、死神が棲むという長屋を探ることになり……!? そこで虎太が見たものとは! そして、貧乏でそそっかしい虎太の恋は叶うのか? 怪談+美味+謎+笑い+猫……輪渡颯介の楽しさ満載のシリーズ、第一弾!
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-安城沙季は画家を目指す26歳。アルバイトとして中学の臨時美術教師を引き受けた。新しい学校に赴任した直後、先輩美術教師・柴田が石膏の落下によって頭を打って入院してしまう。翌日、沙季も窓ガラスが割れてひたいを切り、同じ病院へ。そしてその夜、沙季が霊安室の階で奇妙な白衣の男を見た直後、柴田の容態が急変して死亡する。警察は殺人事件と見て捜査。柴田の家族・交友関係を手繰っていくと意外な人間関係が浮かび上がり、やがてその糸は沙季自身にも繋がっていて……。長篇ホラー・サスペンス。 ●斎藤澪(さいとう・みお) 1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
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-美人の上に大金持ちの跡取り娘、会った男は一目で陥落という魅力たっぷりの女性・峰子。しかし彼女の正体は、仲間を引きつれて活躍する大泥棒だった。そんな彼女が狙っているのが、大富豪・富森が所有する時価5億円とも10億円とも言われるダイヤ・天使のおちんちん。遺伝子の突然変異で生まれた高い知能を持つねずみの次郎吉をお供に、峰子は天使のおちんちんを盗む予告状を出す。一方、富森が雇った私立探偵の鬼塚は、峰子に一目惚れするものの、次第に彼女のことを疑い始め……。虚虚実実の駆け引きの末に待っていた思わぬ結末とは? ちょっぴりおしゃれでスリルに富んだミステリー小説。
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3.5帝都を騒がす大怪盗ロータスが盗みに失敗した! 東京は浅草の高層建築「凌雲閣」。その一角に飾られた油絵を盗もうとした怪盗は、番人に見つかり絵を置いて逃げたというのだ。この椿事は記者の高広の耳にも届く。ロータスは高広とも天才絵師・礼とも因縁浅からぬ相手、ただ失敗したとは思えない。さらに凌雲閣を再訪すると予告状が出されたとの情報が入り、高広と礼が調査を始める。同じ頃、彼らが再会した安西はロータス一連の窃盗事件の主任検事となっていた。怪盗と検事、今は敵対関係にあるが、かつては友人であり並んで駆けた時代があった。決別した二人がついに相まみえる! 大好評〈帝都探偵絵図〉シリーズ第4弾。
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3.3青山・骨董通りの高級輸入家具店オーナー、洲崎圭二郎。表の顔は、店のショールームで顧客相手に北欧モダンのインテリアをスマートに提案する。しかしその裏ビジネスはセレブ所有の絵画、装飾品、秘匿データなどを盗み出したりすり替えたりすること。このショールームには、まっとうな富裕層と裏の依頼客と二種類が訪れるのだ。盗んだ利益の一部はクラウドファンディングを通じて寄付に回すのが洲崎の信条。なぜかゲイの相棒・宇田川漣を伴い、綿密な作戦のもとハイテクを駆使し、血を流さず鮮やかに奪い取る。オフィスに戻ると、洲崎の裏の顔を知らない天然系美人秘書・垣ノ内美桜が迎えてくれる。だがこの美桜、元CAでありながら武術の達人でもあった。サスペンス&コン・ゲームの連作短編集。
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4.0「怪盗になる」そう宣言した幼馴染の蓮に仲間として引き入れられ、安西省吾は東京地方裁判所検事局を辞めてともに欧州に渡った。異国で成功した手妻師とそのマネージャーという体裁で帰国した二人は、しばらく日本で休養するはずだったが……蓮は揉め事を起こさないという約束をはぐらかし、次々と不可解な出来事に首を突っ込んでいく。帝国ホテルから一晩で消えた金塊、名家に伝わる嫁入道具をめぐる騒動、すべて一等が出る駄菓子屋の籤の謎――怪盗ロータスの華麗なる推理綺譚。〈帝都探偵絵図〉シリーズ、待望のスピンオフ。/【収録作】「グランドホテルの黄金消失」帝国ホテルに持ち込まれた金塊が一晩で消えた。/「特等席」名家に伝わる嫁入道具・貝合わせの行方を追う。/「埋める者 暴く者」湯治のはずが、何故か埋蔵金探しに巻きこまれ……。/「すべて当たり籤」駄菓子屋の籤引きが思わぬ騒動を引き起こす。/「光と影のおむすびころりん」貧しかった寺男の遺品を盗んだ犯人の目的とは。
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4.1美麗の変人&超絶お人好し、ふたりの高校生探偵が、“怪物”に迫る。 ボイルドエッグズ新人賞受賞作『ドールハウスの惨劇』から続く、衝撃の連鎖! 探偵たちが目にしたのは、男子高校生が自分自身を傷つける衝撃の動画だった。 “呪いの動画”の中で、血塗れの少年は加害者たちを告発していた。 動画に隠された真意を追うと、禍々しい事件の幕が開く! 爽やかで凄惨な心ゆさぶるミステリー! 鎌倉にある名門・冬江高校2年の滝蓮司は、眉目秀麗だが変人の卯月麗一とともに生徒や教師からの様々な依頼を解決する”学内便利屋”活動にいそしむ。 よく晴れた秋の日、“凄惨な動画”がSNSで注目を集める。 蓮司と麗一は、動画内で自殺を図り何者かを告発した男子高校生・円城寺蒼と交際していた少女・田崎菜月から、ある依頼を受ける。 ――蒼は何者かに脅迫されていたのではないか。 真実を知ろうと調査を進めるふたりは、“人の闇”と直面する。 良妻賢母と評判の、蒼の母親・貴子、お嬢様学校に通っているはずの菜月、同級生から慕われていたという蒼自身にさえも、仄暗い噂が……。 さらに事件は過去へもその業火を広げてゆく!
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4.0暑く長い夏休み、2年ぶりに小笠原へ帰省した大学生の木村洋介。難病を抱え、次第に弱っていく初恋の女性・丸山翔子に会うに忍びなく、帰りにくかったのだ。竹芝からフェリーでおよそ26時間、平和で退屈なだけが取り柄だったはずの島では、前村長の娘で中高の同級生・一宮和希がストーキングされていると噂が立ち、島一番の秀才と謳われ、医学部を目指していた藤井智之は不可思議な言葉を呟く。どこか不穏な空気が漂うなかで、二つの事件が続けざまに起こる――。常夏の島を舞台に、名手が伸びやかに描いた青春ミステリが、大幅改稿、決定版で登場。/解説=千街晶之
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-「これは金儲けじゃない。腐りきった日本の改革だ。俺は首都東京に性と賭博の楽園を作る」犀門倭人(さいもん・やまと)、通称サイ。巨額の経済犯罪容疑で国外逃亡した若き大物総会屋だ。三年後、彼は極秘帰国すると、突如都心の地下空間にカジノ設備を搬入、韓国美女百人を集めて禁断の王国建設を開始した。はたしてサイの真意は? 一方、サイ検挙に燃える美貌の特捜検事・間部恭子は、執拗な捜査の末、ついにサイの居所を突きとめる……。長篇ピカレスクロマン。 ●広山義慶(ひろやま・よしのり) 1935年大阪生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。児童文学、翻訳、TVドラマの脚本家を経て、1983年『夏回帰線』でデビュー。『女喰い』シリーズ(祥伝社)、『無法戦士・雷神』シリーズ(光文社)などハード・バイオレンスを中心に著書多数。
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3.7公演直前に姿を消したダンサー。 美しき画家の弟。 代役として主役「カイン」に選ばれたルームメイト。 嫉妬、野心、罠──誰も予想できない衝撃の結末。 芦沢央が放つ、脳天を直撃する傑作長編ミステリー! 男の名はカイン。 旧約聖書において、弟のアベルを殺害し、「人類最初の殺人者」として描かれる男──。 「世界の誉田(ホンダ)」と崇められるカリスマ芸術監督が率いるダンスカンパニー。 その新作公演「カイン」の初日直前に、主役の藤谷誠が突然失踪した。 すべてを舞台に捧げ、壮絶な指導に耐えてきた男にいったい何が起こったのか? 誠には、美しい容姿を持つ画家の弟・豪がいた。 そして、誠のルームメイト、和馬は代役として主役カインに抜擢されるが……。 芸術の神に魅入られた人間と、 なぶられ続けた魂の叫び。 答えのない世界でもがく孤独な魂は、いつしか狂気を呼び込み、破裂する。 “沈黙”が守ってきたものの正体に切り込む、罪と罰の慟哭ミステリー。 『汚れた手をそこで拭かない』が直木賞候補、 『火のないところに煙は』が本屋大賞と山本周五郎賞候補。 『許されようとは思いません』続々重版中、 芦沢央が渾身の力を込めて書き上げた超傑作がついに文庫化! 「この小説そのものが、底の知れない沼のようだ。 読み始めたら、逃げられずに沈んでいく恐怖を快楽にかえて、 読み耽るしかない」──角田光代(解説より) ※この電子書籍は2019年8月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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4.3街角に突如現れる「櫃洗(ひつあらい)市一般苦情係」の職員、通称・腕貫探偵。その日彼のもとにやって来たのは一週間ほど前に亡くなったという女性の霊。彼女はベストセラー作家・越沼霞巳(こしぬまかすみ)と名乗るが、その作家は50年前に亡くなっているはずだ。ならば50年前に死んだのは、いったい誰だったのか――? 大人気・腕貫探偵シリーズ。 解説/赤木かん子 ●主な登場人物● “腕貫探偵” 年齢不詳、正体不明な本作の主人公。黒の腕貫=アームカバーがトレードマーク。通称:腕貫さん。 住吉ユリエ 容姿端麗かつ豪快な性格のお嬢様女子大生。腕貫さんを「だーりん」と呼び慕っている。 氷見刑事・水谷川刑事 櫃洗南署の刑事。ときに腕貫さんやユリエの手を借りにくる中年と青年の刑事コンビ。 鳥遊 葵 本作初登場の見目麗しい女装男子。バンド活動をしていたが……。 ●目次● 氷結のメロディ 毒薬の輪廻 指輪もの騙り 追 憶
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3.5TBS連続ドラマ『キワドい2人-K2-池袋署刑事課 神崎・黒木』シリーズ最新作! 真面目な神崎、破天荒な黒木。 真逆な2人の最強のバディが帰ってきた! 池袋のアパートでシングルマザーの死体が発見された。 真っ先に現場に駆けつけた神崎と黒木は、残された幼い娘を前に犯人検挙を誓う。 ところが翌日、2人は突然、捜査本部から外されてしまいーー。 西武と東武の百貨店、サンシャインシティに大型家電量販店、そしてオタクの聖地、乙女ロード。 「池袋」だからこそ、起こる事件がある。 「池袋の治安を守るのが俺たちの仕事だ。困っている人がいたら見過ごすわけにはいかないだろ」 この街は、俺たちを眠らせない。
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-東京の下町で居酒屋「北国」を営む合田勝郎。彼がどこで生まれ、どこで育ったのか、どんな経歴かを、周囲の誰も知らなかった。その彼のもとに、訳ありげな若い女・水沼江美が転がり込む。だが食事に誘おうとした日に、突如失踪してしまう。女も自分と同じ小樽出身であることを男が知った翌日、新小樽新聞の東京支社長・池永実が四谷の支社内で何者かに殺される。池永は小樽出身の作家・小野寺圭に新聞連載「小樽ストーリー」を依頼し、資料集めに奔走していた。この作品で、小野寺は、明治時代の政治家で北海道開拓長官を務めた黒田清隆はじめ、小樽の問題点を正面から書くと勢い込んでいた。ふたつの事件につながりはあるのか? 男はなぜ故郷を追われたのか? 捜査を開始した十津川警部は、事件の真相を探るため小樽に飛ぶが、新聞社の周辺ではさらに不審な動きが……。
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-東京ベイエリアの廃墟のビルで、顔は美しいままなのに首から下は黒焦げ、という奇妙な死体が発見された。被害者は俳優の嶋津諒平。金に汚く女ぐせの悪かった諒平を怨む人間はあまりに多く、かつて恋人だった歩美にもその捜査の手が伸びて来る。マスコミの取材攻勢と刑事の執拗な追跡のなか、惨殺体を造り上げた犯人を探しだそうとする歩美は……。深層心理に潜む“怨念”を描く心理サスペンス。 ●斎藤澪(さいとう・みお) 1944年、東京生まれ。国学院大学文学部国文科卒業。雑誌編集部、広告代理店勤務を経て作家活動に入る。1981年『この子の七つのお祝いに』で第1回横溝正史賞を受賞して小説家デビュー。『赤いランドセル』『冬かもめ心中』『花のもとにて』など著書多数。
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