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Posted by ブクログ
怪盗探偵山猫シリーズ2作目。
暴力団や外国人マフィアを狙い、叩きのめしていく正義の集団「ウロボロス」。
彼らの行為は、一見すると正義の行いのようにも見えた。
けれど、本当の目的は別にあった。
とにかく展開が面白い。
二重三重に考えつくされた山猫の作戦と、真の黒幕を引きずり出す手法は、いかにも今のネット社会が反映されている。
前作で顔見知りになった勝村と山猫の、住む世界は違っているはずなのに、どこか通じあっているバディぶりが楽しい。
神永さんの別の物語と少しだけリンクしている遊び心も、気づいたときにはちょっと嬉しかった。
真生が決断した自分への責任の取り方もいい。
けっして逃げることなく、自分なりの責任を取ろうとするのは勇気がいることだ。
真生にかけた山猫の言葉は、ちゃんと真生の中で生きている。
突然届けられたメールも、「やることが憎いね、山猫」と言いたくなるような。
山猫なりの真生に対する励ましなのだろう。
次はどんな展開が待っているのか。
クールな山猫と、彼を取り巻く勝村たちの活躍が楽しみだ。
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