女の家庭

女の家庭

850円 (税込)

4pt

3.8

弱電会社の社員の夫とともに、娘を連れてパリから日本に戻った永子。同居する姑や小姑とのトラブル、娘の教育問題……外交官の両親をもち海外暮らしが長かった永子は、想像を絶する日本的な気苦労のまっただ中におかれる。忍従の先の幸せが、はたしてあるのか? そんな中、陰ながら永子を支えるひとりの男の存在で心は揺れ動く。“家庭”という迷宮の光と影を描き出す、傑作人間ドラマ。

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女の家庭 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年11月15日

    嫁、姑、小姑バトル。

    姑、小姑の性格が悪すぎるんだけど、主人公に分がありすぎて、そこがまた面白く読める。

    自分にこんな姑いたら絶対無理。この人だからやっていけてると思う。

    0

    Posted by ブクログ 2015年11月22日

    すっきりとはしない、けれど現実的にはこれが理想なんじゃないかなという結末。
    書かれたのが昭和51年辺り、なら「夫の家族は他人」という考えをすっぱり表明して見せたこの小説は、相当前衛的なものだったんじゃないだろうか。
    何にせよ、夫が「自分の家族は妻と子」と思ってくれるのは幸せなことですね。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年12月03日

    初版が昭和だけあって時代を感じる場面が多々あった。一軒家だからと鍵をかけて留守にするのが不用心だとか携帯がない時代ですれ違う場面だとか。それでも永子さんの奥ゆかしく品があり嫁としては完璧な女性には感心してしまう。こんな嫁がきてくれたら万々歳だ。こんな姑、小姑がいる夫にはいくら夫に問題なくとも現代なら...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年01月18日

    人から勧められた日本の女性作家さんの中に平岩弓枝さんがいたので、一冊読んでみようとおもってこれを読んでみた。

    どひゃー。
    って、なんども声が出ちゃうぐらいの男性主体の時代の「出来たお嫁さん」のお話。
    昭和51年の作品だから、わたしの親よりも上の世代の「結婚生活」が描かれてる。

    夫はエリート。
    ...続きを読む

    0

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