小説の検索結果

非表示の作品があります

  • 王子と乞食
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史上実在の英国国王ヘンリー8世の死からその息子エドワード6世即位までの期間を背景に、人間の残酷さと優しさを、皇太子エドワードと少年トムを主人公に“とりかえばや物語”として描いた初の歴史小説。

    試し読み

    フォロー
  • アメリカの爵位権主張者
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 産業社会が開花する19世紀末のアメリカ社会の混乱を鋭く体現した奇想天外な物語。『金メッキ時代』の15年後の2カ月間を描く本書は、空想癖のある爵位権主張者と、平等主義に憧れる英国の子爵との奇妙な出会いを描く傑作。本邦初訳。

    試し読み

    フォロー
  • ハンス・カロッサ全集 第4巻 美しい惑いの年/学位授与/ミュンヒェンへの移住
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 第1次世界大戦に取材した文学のうち、『ルーマニア日記』をはじめ、その真摯な生き方の記録ともいえる文章で、人々に勇気と希望を与えてきたカロッサの作品を、初邦訳作も含め全篇新訳でおくる決定版全集。各作品には原則として、原注・訳注をあわせた後注を付し、さらに翻訳担当者による解説を付した。第4巻には、カロッサの幼年時代から青春時代を自伝的に描いた作品群の中から『美しい惑いの年』(相良憲一・濱中春共訳)と、二つの小品『学位授与』『ミュンヒェンへの移住』(相良憲一訳)を収録。

    試し読み

    フォロー
  • アブドゥッラー物語
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 19世紀のマラッカに生まれ,白人たちのマレー語の教師として働いたマレー人の,マレー語による自伝。マラッカの変容,シンガポールの建設など,植民地の実態と西欧各国の植民地政策を記録。

    試し読み

    フォロー
  • 大本神諭火の巻
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 幕末に丹波の福知山に生まれ,大工の夫に先立たれて生活の辛酸をなめつくした出口ナオは,明治25年,突然神がかりとなり,神政による理想の平和世界の実現を説く。本書はその大本教義の真髄を伝える。本巻は,明治31年から同43年までの「筆先」。

    試し読み

    フォロー
  • 義経記 1
    小説・文芸
    -
    1~2巻2,750~2,860円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 義経を愛する「判官びいき」が育てた非運の英雄「義経」の物語。民衆のつくりあげた数多くの「義経」イメージの祖型と,その成立過程を解明する豊富な注を加えた現代語訳。第1巻は,巻一から巻四,物語の発端,義朝の都落ちから,頼朝に追われた義経の都落ちまで。巻末に解説を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 魏書釈老志
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 漢代に中国に伝来した仏教と,中国固有の民間宗教である道教の,6世紀にいたるまでの通史。中国中世の宗教史を知るうえでもっとも重要な文献。懇切丁寧な訳注に長文の解説を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 貞丈雑記 1
    小説・文芸
    -
    1~4巻2,750~3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 室町?江戸時代の武家社会のしきたりを集大成し,有職故実の古典とされる名著。生活の細部まで,手にとるようによみがえる。漢文部分を読み下すなど本文を読みやすくし,原本の体裁にそって挿図を収録。第1巻は,巻一から巻四まで。

    試し読み

    フォロー
  • 菅江真澄遊覧記 1
    小説・文芸
    -
    1~5巻2,750~2,860円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 天明3年(1783),30歳で故郷三河を出発し,信州から東北・北海道までを巡歴,後半生を旅に送り秋田で没した稀有な旅行者の記録。客観的で人間愛にみちた眼で常民の生活と民俗をつづる。各巻に内田による収録各編の解説を載せる。第1巻は,天明3年から5年,伊●路,姥捨山,越後,秋田,津軽,岩手などをめぐる7編。巻頭に「菅江真澄というひと」(内田),菅江真澄年表を収載。

    試し読み

    フォロー
  • 中国の酒書
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 「何をもって憂を解かん,ただ杜康(酒)あるのみ」。中国の造酒史上もっとも詳細に醸造法を記した『北山酒経』と,酒に関する名物と故事を集めた『酒譜』。ともに宋代の酒書で,整ったテキストとしては中国最古のもの。

    試し読み

    フォロー
  • 懲毖録
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 豊臣秀吉軍の侵入をうけた朝鮮は,現代,なお全土に爪痕をのこす惨禍に見舞われた。判断力を失った李朝要人と勝手気侭な明国軍の間にあって,局面打開の任にあたった著者の,苦悩の記録。

    試し読み

    フォロー
  • 東洋における素朴主義の民族と文明主義の社会
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 東アジアの歴史の歩みを文明主義(漢民族)と素朴主義(遊牧民族)の相克としてとらえ,東アジア文明史をダイナミックに描いた著者会心の著。この書が対象とする時代(宋代まで)以降を論じた「東洋的近世」も併録。

    試し読み

    フォロー
  • トルキスタンの再会
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 天津で結婚したオウエンとエリノアは,1927年の春,雪に埋もれた新疆の塔城で再会した。ウルムチ,トルファン,カシュガルをへてラダックのレーにいたる,楽しくも苦しい民族学的な新婚旅行記。

    試し読み

    フォロー
  • ニーティサーラ
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 権力がなければ,弱肉強食の「魚の道理」が支配しよう__権力の本質,政治の基本原則に関する箴言にみち,マキアヴェリの『君主論』をはるかに凌駕するインド的戦略思考の古典。

    試し読み

    フォロー
  • 入唐求法巡礼行記 1
    小説・文芸
    -
    1~2巻2,750~3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 平安初期に入唐した天台宗の僧円仁の求法旅行記。10年にわたる苦難の記録は,9世紀なかば,武宗の仏教排撃(会昌の法難)の体験記としても名高い。足立喜六の遺稿に塩入良道が補注を加えた。第1巻は,出発から入唐,五台山にいたるまで。巻末に塩入の解説を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 抱朴子外篇 1
    小説・文芸
    -
    1~2巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 文章と徳行,貧窮と栄達,友人との交わり,人を見る目,博学のすすめ,酒のいましめ,などなど,中世中国の生活の知恵が縦横に語られる本書は,処世術の一大宝庫でもある。別に「内編」を本文庫(512)に収める。第1巻は,巻一から巻三十まで。

    試し読み

    フォロー
  • 前野蘭化 1
    小説・文芸
    -
    1~3巻2,750~2,970円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 『ターヘル・アナトミア』の翻訳をリードして『解体新書』を実現した前野良沢(蘭化)を中心に,黎明期の蘭学にするどくせまる基本文献の復刊。第1巻は,『解体新書』以前の蘭学を見通し,青木昆陽と良沢のオランダ語学習と翻訳の過程を追う。

    試し読み

    フォロー
  • 将門記 1
    小説・文芸
    -
    1~2巻2,750~3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 10世紀半ば,関東一円を征服して「新皇」を称し,死後も英雄伝説の主人公として語り伝えられた平将門。その一代を述べ,史書としても初の軍記物として重要な作品に,詳細な注を付しておくる。第1巻は,戦いの発端から,将門が源経基に謀反の意ありと訴えられるまでの経緯。

    試し読み

    フォロー
  • ミール狂恋詩集
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 冷淡な恋人に対する情熱的な求愛者の片想いを切々と詠む,インドの定型抒情詩ガザル。その澄んだ調べにのせて,中世インド最大の詩人ミールが狂おしいまでの恋心を歌う。

    試し読み

    フォロー
  • 八代集 1
    小説・文芸
    -
    1~4巻2,750~3,520円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 『古今集』から『新古今集』までの8つの勅撰和歌集。平安朝文学の精粋として,古来,日本文学の規範とされてきた。江戸時代の木版本を底本に,勅撰集相互,説話,歴史物語,歌学・歌論への引用を注記。第1巻は,『古今集』『後撰和歌集』。

    試し読み

    フォロー
  • 遊歴雑記初編 1
    小説・文芸
    -
    1~2巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 19世紀前半,文化・文政期のころ,隠居の僧十方庵大浄敬順は携帯コンロと煎茶道具を携え,江戸内外の名所旧跡を訪ね歩いた。道行く人,道の草木,風の色をもふかい愛情でつづり,200年前の江戸を髣髴させる。第1巻は,上と中。

    試し読み

    フォロー
  • ラーマーヤナ 1
    小説・文芸
    -
    1~2巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 賢明にして勇敢なラーマ王の活躍,理想の女性シーター王妃,恐ろしい人食い羅刹や魔物の出現,猿のハヌマト王の手柄話など,今なお人びとの間に生きつづけるインドの英雄伝説。初の原典完訳。第1巻は,少年の巻。解題を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 列子 1
    小説・文芸
    -
    1~2巻2,750~3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 荘子に先だつ思想家,列禦寇に仮託された中国古代の一大説話集。原始道家の「道」の哲学を継承しながら,道家の哲学を幅ひろく展開する。神怪伝奇の虚構文学の先駆けをもなす。第1巻は,天瑞,黄帝,周穆王,仲尼。解題を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 魯迅「野草」全釈
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 激動する近代中国の社会を描いて同胞に覚醒をよびかけた魯迅。散文詩集「野草」は,その文学を凝縮し,作品世界を理解するうえで不可欠なものである。新たな訳に加え,テキストを丁寧に読みこんだ意欲的な注解をこころみる。

    試し読み

    フォロー
  • ミリンダ王の問い 1
    小説・文芸
    -
    1~3巻2,750~3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 仏教は,ギリシア的論理をとり入れることによって,世界宗教としての普遍性を獲得した。紀元前2世紀のインドで,支配者たるギリシア人王と仏教長老の対話のかたちで語られる聖典。第1巻は,第2編第1章第2まで。中村元の解説を付す。

    試し読み

    フォロー
  • ペルシア放浪記
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 貧窮と障害から身を起こし,トルコからテヘランをへて,ボハラ,サマルカンドへと大旅行をしたハンガリー出身の東洋学の鬼才の自伝。托鉢僧に身をやつした旅は,苦難にみち生命の危険におびえる惨憺たるものだった。

    試し読み

    フォロー
  • 日本疾病史
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 呉秀三博士らとともに日本医学史の分野にはじめて鍬入れした著者が,『日本医学史』についで著した名著の覆刻。本書は,長いあいだ悪霊に悩みつづけた日本の民衆の苦難にみちた闘いの記録ともいえる。

    試し読み

    フォロー
  • 日本雑事詩
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 明治10年,初代駐日公使の書記官として来日した著者が記した精細な日本研究と明治風俗誌。200項目余の詩と散文で構成された本書は,明治の日本を浮き彫りにする貴重な文献である。

    試し読み

    フォロー
  • ナスレッディン・ホジャ物語
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 中世トルコの奇知縦横のナスレッディン・ホジャは,イスラム文化圏の多くの笑話の主人公になっている。庶民的英知の持ち主としてもてはやされ,その実在に異説もある“トルコ版一休さん”の,故態をとどめる500余話。

    試し読み

    フォロー
  • 徳川慶喜公伝 1
    小説・文芸
    -
    1~4巻2,750~3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 幕末・維新期の通史として最高水準にあるといわれる本書は,財界の大御所渋沢栄一が旧主の汚名をそそぐため明治26年に企画したもの。以後25年におよぶ歳月を費やして完成された。第1巻は,慶喜の誕生と幼児期について記す第1章から,安政の大獄にともなう隠居謹慎を解かれる第7章まで。巻末に解説を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 東方への私の旅
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 第一次世界大戦後のモロッコの反乱と中国の大革命は,その後の世界各地の民族運動に大きな衝撃を与えた。この渦中に飛び込んだアメリカの若いジャーナリスト,シーンが生き生きとつづる革命と革命家群像。

    試し読み

    フォロー
  • 長安の春
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 詩に歌われ,栄華を誇った唐の都の物語。わが国東洋史学の泰斗石田博士の麗筆とふかい蘊蓄により,「詩」にまで高められた名随筆のかずかず。『唐史叢抄』その他に増訂をほどこして定本とした。

    試し読み

    フォロー
  • 女大学集
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 貝原益軒の「女子を教ゆる法」(通称「女大学」)以降,それを論評・演繹するかたちで数多くの女子教訓書が出版され,それぞれの「婦人論」が唱えられた。そのなかから,福沢諭吉などによる10編を収める。

    試し読み

    フォロー
  • お経様
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 幕末尾張の農婦きのに,最高神如来様から遣わされた金毘羅様がついて語る。「諸人を済度させたいばかりに苦労するほどに,心に誠を持てよ,信心して成仏せよ」。100年以上も秘蔵されていた聖典を公開。

    試し読み

    フォロー
  • 江戸参府紀行
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 文政6年(1823),長崎出島の医者として来日したジーボルトが,わが国文化史に残した足跡は大きい。本書は,同9年の江戸への旅を軸に,当時の風俗・地理を記した名著の口語新訳。

    試し読み

    フォロー
  • 赤松則良半生談
    小説・文芸
    -
    1巻2,750円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 長崎海軍伝習所に学び,咸臨丸で渡米,のち幕府最初の留学生として6年間オランダで造船術などを学んだ赤松則良。本書は,出生から幕府瓦解による帰国にいたる半生を語った赤松の談話を,嗣子の範一がまとめたもの。

    試し読み

    フォロー
  • 実存と人生[新装版]
    小説・文芸
    3.0
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 カフカ、没後100年 カフカの世界、それは名状しがたい不安の告白であり、日常生活における〈ある闘い〉の記録である。深い実存の寓意は、あらゆる解釈を受け入れると同時に鋭く拒否する。それは一面では、難解さを表わすものかもしれないが、汲めどもつきぬ豊かさ、魅惑の証でもある。 本書はブロート版全集の『田舎の婚礼準備』と『日記』の巻から、アフォリズムのすべてと、比喩、そして生活表明に関する文章を訳者によるオリジナル編集でおくる。カフカのテクストは、長いものにせよ短いものにせよそれぞれが独自の振幅と強度を有すると同時に、それらすべてに「カフカ的」としか言いようのない何かが通底している。本書に収められた小さなことばの群れもまた、そうした「カフカ的」なものの結晶である。生きることと書くこととが相即不離のカフカにとって、本書はいわば、「彼自身によるカフカ」であり、その箴言と比喩の迷宮へとわたしたちをいざなう。 一六 籠が鳥をさがしに出かけた 二二 おまえはやらなければならない宿題そのものなのだ。あたりにはどこにも生徒はいない。(本文より)
  • 中国民衆叛乱史 1
    小説・文芸
    -
    1~4巻2,772~3,168円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中国2000余年の歴史の真の主役は誰だったのか? 興亡をくり返す政府にひきかえ,自分たちの世界をみずからの手で築こうとした民衆叛乱こそ,中国の歴史を動かす原動力だった。第1巻は,秦から唐,陳勝・呉広の乱から黄巣の乱まで。
  • 大唐西域記 1
    小説・文芸
    -
    1~3巻2,772~3,168円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 7世紀前半,唐の僧・玄奘三蔵はインドへの求法の旅にでて,苦難の末に大部の経典をたずさえ帰国する。その間,遊歴・伝聞する国は百数十。世界旅行記中の白眉と賞される書を,綿密な注釈で読む。第1巻は,ガンダーラまで。解説を付す。
  • 朝鮮旅行記
    小説・文芸
    -
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 19世紀末のロシア人による朝鮮踏査報告5編をおさめる。社会構成,重大な政治事件から,悲惨な庶民の生活や農業事情にいたるまで,当時のようすがいきいきと描きだされる。
  • チベットの報告 1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 18世紀初期,イエズス会のイタリア人宣教師デシデリは,十数年にわたる滞在ののち,チベットの自然,社会,宗教や伝道活動,旅の見聞について詳細な記録をのこした。2世紀をへて公刊された古典の本邦初訳。
  • 小さくも重要ないくつもの場面
    小説・文芸
    3.3
    1巻2,772円 (税込)
    いくつもの秘密は家族をどこへ連れていくのか 『マグヌス』で知られるフランスの著名な小説家が、互いの関係を模索する再構成家族の姿と秘密を詩的に描いた中篇小説。 幼い頃から母のいないリリは、赤ん坊の頃の自分の写真を見て、自分はいったいどこから来たのか、母はどこへなぜ行ってしまったのかと疑問を抱いてきた。父の再婚により、新たに四人の兄姉ができるが、継母ヴィヴィアンや異母兄姉との関係を模索しながらも心からは馴染めずにいた。 ある日、家族そろって出かけたピクニックで写真を撮るため、子どもたちはぎゅうぎゅうに身を寄せ合った。それが悲劇につながるとは知らずに……。 やがて兄姉たちがそれぞれの道に進んでいく一方、リリはどこへ向かえばいいのかわからず、左翼グループと共同生活をしてみたり彫刻に打ち込んでみたりするものの、どれも長続きせずさまよう。 タイトルが示すとおり、小さいがひとつひとつが何らかの働きや意味をもつ多くの出来事の連なりで構成されている。リリは愛する人を見つけ、自分の居場所にたどり着けるのか。知りたかった秘密は明らかになるのか。喪失を抱えながらも、時の重なりを感じ、自己や他者と向き合うことの尊さを静謐に描く。
  • 都風俗化粧伝
    小説・文芸
    -
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 美しくありたいという女心は,いつの世にも変わらない。本書は美人になるための実用絵入り百科ともいうべき,江戸後期のファッション・ブック。ニキビ・ソバカスの手入れ,紅白粉のつけ方,髪型,かぶり物,等々。
  • 日本の茶書 1
    小説・文芸
    -
    1~2巻2,772~3,069円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 はじめ薬として飲まれた茶は,やがてその風味を愛されて文人の間に流行し,「わび」文化の主役として彼らの思惟をふかめた。その多様な展開のあとを,諸文献によって再構成する。第1巻は,『喫茶養生記』『喫茶往来』『山上宗二記』『分類草人木』『古田織部伝書』『南方録(覚書)』を収録。巻頭に「茶書の歴史」(林屋)を付す。
  • 氷上旅日記[新装版]:ミュンヘン―パリを歩いて
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,772円 (税込)
    「あのひとを死なせるわけにはいかない。ぼくが自分の足で歩いていけば助かるんだ」――重病の親友の快復を願かけて、ミュンヘンからパリへ向かい、雪と氷のなかを彷徨し、魂に呼応するような風景と忘れられたような人びとに出会う……。ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才が綴る孤高の幻視行。 最新作『歩いて見た世界』の監督による孤高の幻視行 鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督は、人間と自然の壮大なドラマをテーマにした映画で広く知られる。『アギーレ・神の怒り』『フィツカラルド』など初期の代表作から最新作『歩いて見た世界』まで、野心的な作品は高い評価を受け、数々の映画賞を受賞している。 一九七四年十一月、ヘルツォークはパリにいる友人の映画評論家ロッテ・アイスナーが重篤と知らされる。自分の足でパリまで歩いていけば、アイスナーの病は治る……と願をかけ、真冬のミュンヘンを発つところからこの日記は始まる。 痛む足をひきずりながら、死んだような小さな村をいくつも通り過ぎ、空き家に泊まり、田舎道を彷徨する。あるときは、自分がまだ人間の姿をしているのを確かめようとガソリンスタンドのトイレに駆け込む。やがて寒さに凍えるカラスを兄弟のような感情を抱くようになり、リンゴの実がすべて落ちるまで木を揺さぶった直後の静寂に、孤独と疲労が頂点に達する…… 研ぎ澄まされた感覚で、魂を震わすような自然に身を投じるヘルツォークならではの眼差し。極寒のなかをひたすら歩く真摯な姿と、狂おしいまでの思いが読者の心を打つだろう。
  • 平原のモーセ
    小説・文芸
    5.0
    1巻2,772円 (税込)
    中国東北部発世界文学行き。 中国現代工業の一大拠点だった瀋陽市鉄西区は、90年代の改革開放の波に乗れず経営破綻が相次いだ。地元出身の著者が土地に息づく5つの物語を掬った初の邦訳短編集。新文芸誌「GOAT meets」掲載で大反響! 文革の記憶を引き摺る家族と、工場にリストラされた父娘。 連続殺人事件を機に運命は交わる。(「平原のモーセ」) 貧民街に暮らす少年はある日、非行少女と石炭工場に忍び込む。(「グラードを出る」) その冬、僕は父と離れて街外れの教会に住む叔母のもとへ向かった。(「光明堂」) 亡き父の言葉を残し、伯父は闇夜に飛び立った。(「飛行家」) 小説家は、他人の未発表原稿に、自分しか知らぬはずの真実を見た。(「北方は無に帰す」)
  • 中国昔話集1
    小説・文芸
    3.0
    1~2巻2,772~2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中国の昔話、その広くて深い世界を総ざらいした待望の集成。ドイツの中国学者エーバーハルトが著した『中国昔話のタイプ』に基づき、編訳。第1巻には122話を収める。
  • 文芸東西南北
    小説・文芸
    -
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古今東西の文献を博捜し,ユニークな視点から明治・大正文学史を考証的に研究した“最後の文士”木村毅の代表作。泉鏡花,島崎藤村らの大家から,今や忘れ去られた小説家まで。
  • ブリス・モンタージュ
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,772円 (税込)
    全米批評家協会賞受賞作品 本書は、中国出身の米国作家リン・マーの長篇『断絶』に続く第一短篇集。前作は、移民の女性が米国のミレニアル世代の一員として根無し草的な生活を送るなか、パンデミックとゾンビという物語形式を借りて、グローバル資本主義の制度に組み込まれた人生の虚無感、今世紀の米国社会の空気を巧みに切り取ってみせた。 同様に若い女性を主人公とする本書においても、移民にとっての「ホーム」はどこなのかという問いや、醒めた距離感を保つ一人称の語り口など、マーの作風は前作から連続している。ただし本書では、人間関係における暴力や、存在の孤独という、マーの中核的主題がより前景化され、人と時代に対する鋭い観察眼と、物語を組み立てていく手腕の凄みが際立っている。 本書の評価は非常に高く、〈全米批評家協会賞〉と〈ストーリー・プライズ〉を受賞、『ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー』では、「予測不可能な展開を見せ、読了後も心に残る」と評され、短篇の名手としてもマーの才能を確かなものとしている。「ロサンゼルス」「オフィスアワー」「明日」ほか、不可思議な語り口と冷徹な観察眼が冴える8編を収録。 [目次] ロサンゼルス オレンジ G イエティの愛の交わし方 戻ること オフィスアワー 北京ダック 明日 謝辞 訳者あとがき
  • 螢草
    値引きあり
    小説・文芸
    -
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「縁側近くの庭先で泰山木が咲いている。梅雨曇りの思い空を支えて、木蓮に似た盃状のこの大きな白い花は、軒先から程遠からぬところで豊かな幅の広い花びらをひらいているが、匂いは溢れて、部屋の真中にぽつねんと坐っている私の皮膚にまで深くしみてくる。 木斛や松などと一緒に、東向きの縁側に沿ってならんでいるのだが、ここで花を見るのは始めてである。家へ入るのに、隣の家の向う横についている細い貝殻道を通って迂廻して来なければならない。その隣の家の門あたりまでくると、花の匂いはもう私に呼びかけてきた。 ・・・ 戦争中でもこのように穏やかだったのだろうか、と思った。 この内海の、平凡な、単調な風景は、自分の家の池のように親しいのであったが、長い戦争の歳月は、苛立たしいほどの空白を私に押しつけてくる。それはあまりにかたくなで、眼前のこの内海に対する私の感覚が、屡々錯覚であるかのような戸惑った思いを抱かせる。私は、なにやら違った歳月の中を歩いてきた旅人のように、遠慮深い眼で、久しぶりの海の青さに見とれていた。」(「序の章」より) 【目次】 序の章 轉身 螢草 柿ノ木坂 落落の章 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 発禁本の世界
    小説・文芸
    -
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明治期から戦時下、当局の検閲にて発売頒布禁止の処分を受けた「発禁本」。その蒐集家として知られる城市郎のコレクションを開陳!
  • 名場面で愉しむ「源氏物語」
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,772円 (税込)
    読み手によってさまざまな解釈の可能性を与える「源氏物語」。ひと癖、ふた癖……ひねった視点で読み解く安田流源氏本が登場!
  • 講談落語今昔譚
    小説・文芸
    -
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 落語・講談の起源から人情噺の末路まで,実見にもとづいた珠玉のエピソードを交え自在の筆で語る,話芸についての日本初の通史。厳密な校訂・注記をほどこし,詳細な索引を付す。
  • 桂太郎自伝
    小説・文芸
    -
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 長州閥嫡流の軍人・政治家として生き,日英同盟・日露戦争・韓国併合を主導した桂は,ニコっと笑ってポンと相手の肩をたたくところから“ニコポン宰相”とよばれた。半生の叙述から,明治政界と人間桂の姿が浮かびあがる。
  • 中国の茶書
    小説・文芸
    -
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『茶経』『茶録』『大観茶論』など,中国の代表的な茶書10種を翻訳し,詳細な注を付したもの。「茶」に関する基本書として,また日本の「茶道」の源泉を示すものとして,研究上欠かすことのできない史料。
  • 朝鮮奥地紀行 1
    小説・文芸
    -
    1~2巻2,772~2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『日本奥地紀行』(240)につづく,イサベラ・バードのアジア紀行第2弾。1894年の甲午農民戦争と,それをきっかけとする日清戦争__19世紀末の朝鮮の実態を直接見聞したイギリス女性の貴重な記録。 第1巻は, 第18章まで。
  • 東洋紀行 1
    小説・文芸
    -
    1~3巻2,772~2,970円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者はオーストリアハンガリー帝国の軍人で地理学の研究者。上海・京都などの都市,アイヌの人びと,中国の餓死者の群れ,敦煌への旅の途上の景観など,19世紀後半のゆれ動くアジアが活写される。第1巻は,ボンベイ,カルカッタ,シンガポール,上海,京都,函館など。解説を付す。
  • 良寛歌集
    小説・文芸
    -
    1巻2,772円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 万葉風ともいわれる自在な歌によって多くの人に親しまれる僧良寛。「良寛の歌は,人間即歌である」__歌人・吉野秀雄が敬愛する良寛の歌境を解説し,その歌心・考証力のすべてをあげて1267首に校註を加えた古典的名著の復刊。
  • 彼女はマリウポリからやってきた
    小説・文芸
    3.0
    1巻2,772円 (税込)
    半世紀以上を経て娘が探し当てた亡き母の生 ロシアとウクライナの血を引くドイツ語作家が、亡き母の痕跡と自らのルーツを見いだす瞠目の書。 母エウゲニアは、著者が10歳のとき若くして世を去った。幼い娘が知っていたのは、母がマリウポリで生まれたこと、第二次世界大戦中、両親が強制労働者としてウクライナからドイツに連行されたこと、曾祖父が石炭商人、祖母がイタリア人だったらしいことくらい。母の運命を辿ろうとこれまで何度か試みたが、成果はなかった。ところが、2013年のある夏の夜、ふと思い立ってロシア語の検索サイトに母の名前を打ち込んでみたところ、思いがけずヒットする。ここから手探りの調査と驚くべき物語が始まる。 「ここ一年ほど悲しい姿ばかりが報道されたウクライナのマリウポリだが、その多文化都市としての輝かしい歴史と、そこに生きた作者の親族の運命が、この小説には知的なユーモアと息苦しいほどの好奇心をもって描かれている」(多和田葉子氏) ウクライナの船主、バルト・ドイツの貴族、裕福なイタリア商人、学者、オペラ歌手など、存在すら知らなかった親類縁者の過去が次々と顕わになり、その思いもよらぬ光景に著者は息を呑み、読者もそれを追体験する。忘却に抗い、沈黙に耳をすませ、失われた家族の歴史(ファミリーストーリー)を永遠にとどめる世紀の小説。ライプツィヒ書籍見本市賞受賞作。
  • レーモン・クノー 〈与太郎〉的叡智
    小説・文芸
    -
    1巻2,772円 (税込)
    与太郎は、ほんとうに馬鹿なのか? 馬鹿げた話やデタラメな話を「与太話(噺)」というが、これは古典落語にしばしば登場する〈与太郎〉から来ている。与太郎とは、定職にもつかずブラブラしていつも失敗ばかりの粗忽者、なのになぜかのんきで楽天的なお調子者といったところか。 フランスにも、この与太郎キャラを描くのが抜群に巧い作家がいる。レーモン・クノー(1903-76)である。代表作は映画化もされたスラップスティック・コメディ『地下鉄のザジ』や、たった一つの出来事を99通りの文体で書き分けた『文体練習』など。実験的文学集団「ウリポ」の中心的メンバーとしても知られ、ガリマールの『プレイヤード百科事典』の監修責任も務めた。 深刻ぶったり難解ぶったりするのが大好きなフランス現代小説において、しかも第二次世界大戦前後という切実な時代に、知の巨人のようなクノーは『わが友ピエロ』、『ルイユから遠くはなれて』、『人生の日曜日』といった作品で、「世の中ついでに生きている」ようなのんきな男たちを次々に創り出した。それはいったいなぜか──。クノー小説における愛すべき〈与太郎〉たちを通し、我々の通念を揺さぶる「知」や「真実」を問う。
  • 禅と浪漫の哲学者・前田利鎌:大正時代にみる愛と宗教
    小説・文芸
    -
    1巻2,772円 (税込)
    荘子をひもとく、新宗教と自由恋愛の時代! 夏目漱石の「最後の弟子」が愛したのは、平塚らいてうの姉だった──。自由を欣求した前田利鎌の遺稿をもとに、近代日本の思潮をさぐる評伝。 東工大教授になってまもなく32歳で夭折した前田利鎌は、東京帝大哲学科卒。スピノザやニーチェなど西洋哲学、荘子や禅などの仏教哲学を幅広く研究した宗教哲学者だった。 〈利鎌は漱石の門に最年少で入り、学び、書き、淪落の恋を識り、座禅に我を忘れ、生に身を焦がし、燃え盛りながら死んでいった。/孝子とらいてうも同様だ。大正の爛熟したデカダンスの徒花というなかれ。3人は旧弊な社会風紀や硬直した倫理、常識に抗った。自らに由って立つ近代人の肖像、自由と解放、照応と合一、天才と超人、各々がそれらを希求した〉(諏訪哲史「推薦者の言」より)。 らいてふの姉・孝子、漱石ら知識人─日本のフェミニズムと近代文学のはじまりとが画されたところで懊悩した人々を、貴重な資料をもとに書き上げたノンフィクション。
  • ハムレット! ハムレット!!
    花やかな文豪達による<新>ハムレット競演。 収録作品は以下の通り。 巻頭8ページ口絵(4色)「ハムレット」をテーマにした銅版画=描き下ろし 巻頭詩 谷川俊太郎「初夏のハムレット」=書き下ろし      * 太宰治「新ハムレット」(長篇小説) 芥川比呂志「ハムレット役者」(「タイツ」「三度目の正直」「太宰治とともに」エッセイ三篇) 志賀直哉「クローディアスの日記」(短篇小説) 小林秀雄「おふえりや遺文」(短篇小説)      * ランボオ(小林秀雄訳)「オフェリヤ」*詩 (ランボオの同じ詩を二人の訳者で収録) ランボオ(中原中也訳)「オフェリア」*詩      * 大岡昇平「オフィーリアの埋葬」(短篇小説) ラフォルグ(吉田健一訳)「ハムレット――或る親孝行の話」(中篇小説) 福田恆存「ホレイショー日記」(中篇小説)      * 小栗虫太郎「オフェリヤ殺し」(最後に異色ミステリ二作=中篇小説) 久生十蘭「ハムレット」 ※この作品はカラーが含まれます。
  • 津波を乗り越えた町々 東日本大震災、十年の足跡
    小説・文芸
    5.0
    1巻2,772円 (税込)
    東日本大震災から十年。日本写真学会の正会員であり、「3.11を忘れない写真家の会」代表を務める谷口雅彦氏が10年間、被災地に通い続けてカメラに収めた6万枚超の写真の中から厳選して一冊にまとめたドキュメンタリー写真集。東北地方の被災直後の状況と、10年間で町が生まれ変わるプロセス、そして再生した現在が収められている。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • まんが 星の王子さま
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,772円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「まんが」で読み直す世界的ベストセラー。 世界的ベストセラー『星の王子さま』の翻訳まんがです。 原文を読み解き、その作品世界を「まんが」として表現しました。 翻訳・文は、長年この企画をあたためていた奥本大三郎。『ファーブル昆虫記』の完訳でおなじみのフランス文学者です。今回のまんが化にあたり一般に流布されている表現をあらため、より物語世界がわかりやすい自然なニュアンスにしました。 「まんが」は、絵本作家でありイラストレーター、そして本書のデザインも担当した、やましたこうへいです。関連資料にあたっては細部の正確さにこだわり、詩情豊かな珠玉の作品となりました。 文章では読み飛ばされがちな場面も、絵があればこそ、原作者の想いに気づくことがあります。たとえば王子さまは夕陽を見ることが好きで、パイロットと砂漠の夕陽を見に行くという短い章があります。このシーンの美しさや、夕陽を浴びた王子さまの寂しさは、まんがだからこそより伝わり、理解されます。 そのほかにキツネとの哲学的な会話、砂漠から帰ってきたパイロットの日常など、文章ではなかなか想像できない、美しくも切ない新たな「星の王子さま」をお届けします。 ※この作品はカラー版です。
  • 黄金の軍鶏
    小説・文芸
    3.4
    1巻2,787円 (税込)
    賭けに飛び込め! 運命を挑発しろ! ガルシア=マルケスをはじめ数多の作家に影響を与えたラテンアメリカ文学ブームの先駆者にして、メキシコの国民的作家フアン・ルルフォ。 デビュー作『燃える平原』、不朽の名作『ペドロ・パラモ』に続く、その文学的終着点が、本邦初訳でついに登場!! メキシコのとある田舎町。片腕の不自由なディオニシオ・ピンソンは、町の知らせを大声で触れ回るお触れ屋をささやかな生業として、病身の母と貧しく暮らしている。 ある夜、闘鶏で深手を負った一羽の軍鶏を譲り受けたところから、彼の人生は思いもよらぬ方向へと転がりはじめることとなる。 やがて息を吹き返した"黄金の軍鶏"は、闘鶏で勝ち続け、富と名声を彼にもたらす。 こうして町から町へと渡り歩き、賭けと歓声の中に生きる道を見出したディオニシオは、ある日、妖艶で抜け目のない巡業歌手ラ・カポネーラと出会う。世知に長け、男たちの欲と金のにおいを嗅ぎ分ける彼女と行動をともにして、彼は勝負の世界の裏側を知り、ますます運に身を委ねてゆくのであった。 欲望と勝利の陶酔、目に見えぬ運命の鎖に引きずられ、孤独な男が行き着く先は……。 巨星が放つ最後の閃光! ガルシア=マルケスとカルロス・フエンテスの脚本によって映画化もされた、欲望と宿命の物語。

    試し読み

    フォロー
  • 黒い空
    レイキャヴィク警察の犯罪捜査官シグルデュル=オーリは、友人から厄介な相談を受けていた。妻の姉夫婦がいかがわしい写真を撮られ、それをネタにゆすられている。表沙汰にならないように写真のデータを取り戻してほしいというのだ。恐喝者である女性の家に行ってみると、女性は頭から血を流して倒れており、シグルデュル=オーリ自身も何者かに殴られて昏倒してしまう……。犯罪捜査官エーレンデュルが行方不明のなか、同僚のシグルデュル=オーリが自らが巻き込まれた殺人事件の捜査を進める。北欧ミステリの巨人の人気シリーズ第8弾。
  • B:鉛筆と私の500日
    小説・文芸
    3.8
    1巻2,799円 (税込)
    新型コロナウイルスのパンデミックで隔離生活を強いられた16ヶ月間、イラストレーターにして作家のエドワード・ケアリーは、毎日1枚の画(え)を描き、SNSに投稿していった。偉大な作家や芸術家、歴史上の人物、小説の登場人物、さらに人間だけではなく、動物や鳥、植物や建物、風景に至るまで描きに描いた500点ものスケッチと、それにまつわる36篇のエッセイを収録。ケアリーらしさ満載のスケッチ集としても、時代を切り取るエッセイ集としても楽しめる珠玉の一冊。/解説=マックス・ポーター
  • スウェーディッシュ・ブーツ
    小説・文芸
    4.2
    1巻2,799円 (税込)
    小島に一人で暮らす元医師のフレドリックは、就寝中の火事で住む家も家財道具もすべて失った。その後警察の調べで火事の原因が放火であったことが判明、フレドリックは保険金目当ての自作自演だと疑いをかけられてしまう。ところが、火事はそれだけではおさまらなかった。付近の群島の家々が続けて放火されたのだ……。幸い死者は出ていない。犯人の目的はどこにあるのか? 〈刑事ヴァランダー・シリーズ〉で人気の北欧ミステリの帝王最後の作品。CWAインターナショナルダガー受賞。
  • 羽族の国―思草(佐々木信綱歌集)評釈
    小説・文芸
    -
    1巻2,799円 (税込)
    敗戦直後の、精神的、物質的貧困の中で、却て高揚した精神によって書かれたもの。鶏、百舌、雲雀、千鳥…長年作句の対象にした山禽野鳥の姿を、歌、散文で描く書。 (※本書は1994/7/1に発売し、2022/6/9に電子化をいたしました)
  • 願うのは私に禁じられたこと
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,800円 (税込)
    だから私は、彼を監禁する──。  韓国で累計150万部。  20代30代の女性読者に支持され続け、  破壊力では『82年生まれ、キム・ジヨン』を超える  と評される韓国女性文学最大の問題作。  女性のための電話相談員を務める大学院生カン・そんな彼女には大きな計画があった。男に対する幻想を女に抱かせる男に復讐するために、人気男優ペク・スンハを拉致し、監禁する。それは男たちが女たちにやってきたことであり、知性に秀でる自分が挑むに足る完全犯罪だから。そう彼女は信じる。  そして周到な準備が完了したある日、カン・ミンジュはペク・スンハを誘拐する。ソウルの集合住宅の一室で、奇妙な監禁生活がはじまって……。  1992年に発表されるや、韓国で激烈な賛否両論を引き起こした本書は、刊行以来、韓国の若い女性読者の支持を受けて版を重ね、現在では累計150万部を達成。韓国女性文学最大の問題作、ついに日本解禁です。
  • 長安のライチ
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,800円 (税込)
    「このミス」1位のエンタメ王の映画化原作 映画化! 中国で興収150億円突破の大ヒット! 『両京十五日』で「このミス」1位となった中国のエンタメ王、 いまもっとも注目されるエンタメ作家・馬伯庸の最新作。 『三体』を手がけた訳者が太鼓判を押し、 『超高速!参勤交代』の原作者・脚本家、土橋章宏氏も感嘆、  誰が読んでも面白いノンストップ不可能任務エンタメ! 長安の下級官吏・李善徳に大出世のチャンスが舞い込んだ。近々おこなわれる楊貴妃の誕生を祝う宴に合わせて、妃の大好物であるライチの蜜漬(レイ枝煎)を調達し、長安の王宮に届ければよいだけ。簡単なプロジェクトだ。だが命令を受託した李は、おそるべき事実に気づく。 命令書が改竄されていたのである。届けねばならないのは「レイ枝鮮」、すなわち生のライチ。ライチは1日で変色、2日で香りが変じ、3日で腐るという。産地から長安まで2500km。こんな命令を実行するのは、神にも仙人にも不可能ッ――! 刻々と迫る楊貴妃の誕生日。李善徳は産地に出張し、輸送ルートを踏破し、地方官僚の妨害に苦しめられながらも、知恵と努力を振り絞る李善徳。任務に失敗したら文字通り首が飛ぶ。 そしてついに、プロジェクト決行の時が来た! だが計画を裏切るアクシデントが次々に襲いかかる! 唐代の社畜が挑む長安までの2500kmライチ急送作戦。 このインポッシブル・ミッション、果たして成るか?
  • 日本蒙昧前史 第二部
    小説・文芸
    4.2
    1巻2,800円 (税込)
    日本の戦後史をいろどった様々な事件に立ち会った人々の視点を 自由自在に乗り換えていく語りが高く評価され、 第56回谷崎潤一郎賞に輝いた『日本蒙昧前史』から4年。 パンダ来日、人気俳優同士の不可解な結婚、 中東危機によるオイルショック……語りのスタイルはそのままに、 著者の筆先は新たな事象にもぐりこんで「あの時代」を描き出していく。 著者みずから「ライフワーク」と公言する、 疾走感あふれる叙事的長篇、待望の第二弾。
  • ACT!
    小説・文芸
    5.0
    1巻2,800円 (税込)
    『クライマーズ・ハイ』『日本のいちばん長い日』の巨匠監督が描く青春物語。 ハリウッドで女優デビューしながら道半ばに終わった母の無念を晴らすべく、単身ニューヨークの演劇学校に飛び込んだ日本人青年。 人種の坩堝の演劇学校で経験する、驚くべきメソッドの数々。 やがて彼の前に「大きな謎」が立ちふさがる―― 役所広司さん、推薦! 「原田眞人監督、74歳にして初の本格書き下ろし小説。舞台は、ニューヨーク! 世界に打って出ようという若者たちに、ぜひ読んで欲しい作品です」
  • ビリー・サマーズ 上
    小説・文芸
    4.1
    1~2巻2,800円 (税込)
    作家デビュー50周年に放つ、至高のクライム・ノヴェル 狙いは決して外さない凄腕の殺し屋、ビリー・サマーズ。依頼人たちには、銃撃しか能がないちょっと抜けた男を装っているが、真の顔はエミール・ゾラを愛読する思慮深い人間であり、標的が悪人である殺ししか請け負わない。 そんなビリーが、引退を決意して「最後の仕事」を受けた。収監されているターゲットを狙撃するには、やつが裁判所へ移送される一瞬を待つしかない。狙撃地点となる街に潜伏するための偽装身分は、なんと小説家。街に溶け込むべくご近所づきあいをし、事務所に通って執筆用パソコンに向かううち、ビリーは本当に小説を書き始めてしまう。 だが、この仕事は何かがおかしい……。ビリーは安全策として、依頼人にも知られぬようさらに別の身分を用意し、奇妙な三重生活をはじめた。そしてついに、運命の実行日が訪れる――。
  • ファイナル・ツイスト
    小説・文芸
    3.9
    3~4巻2,800~3,000円 (税込)
    ドンデン返しの魔術師の最新作、早くも登場! 父を殺した民間諜報会社ブラックブリッジに挑むコルターの復讐戦。知略を駆使したインテリジェント・スリラーの真骨頂。三部作完結。
  • 異能機関 上
    小説・文芸
    4.1
    1~2巻2,800円 (税込)
    【恐怖の帝王、作家50周年を前に王道のSF巨弾が待望の邦訳!】 異能の少年少女を拉致する謎の機関〈研究所〉。 彼らは子供たちの超能力を利用して何を企図しているのか。 冷酷なるくびきから逃れるため、少年は知恵をめぐらせる。 ------------------------ ミネソタ州ミネアポリスに暮らす12歳の少年ルークは、両親こそごく平凡だが、優秀な子供の特待校に通う神童だ。彼にはちょっとした特殊能力があった。ふとしたときに、周りのごく小さな物品をふれることなく動かしてしまうのだ。と言っても、それは他人が気づくほどのことでもない。 一流大学MITの入学内定を勝ち取ったルークだが、ある夜、3人の不審な男女が眠る彼をかどわかす。目覚めたルークが見たのは、自分の部屋そっくりにしつらえられているが、何かが違う一室だった。扉の外は自宅とは似ても似つかぬ、古びた大きな施設。そこには様々な少年少女が拉致され、自室と似た部屋を与えられて戸惑いながら暮らしていた。 目的も知れぬこの〈研究所〉で、残忍なスタッフや医師に、気分の悪くなる注射や暴力的な検査を繰り返される少年少女たち。彼らの共通点は「テレキネシス」か「テレパシー」の超能力を持っていることだった。 ルークは黒人少女カリーシャ、反抗的な少年ニック、幼く泣き虫だが強いテレパシーをもつ男の子エイヴァリーらと知り合うが、一定期間検査を受けた子供はひとり、またひとりと〈研究所〉の別棟〈バックハーフ〉へ連れ去られ、決して帰ってこないのだった。ルークはこの不穏な施設からの逃亡計画を温めはじめる――。
  • モンスター・パニック!
    小説・文芸
    4.3
    1巻2,800円 (税込)
    『WORLD WAR Z』で世界のホラー・ファンを唸らせた才人ブルックスの新作モンスター・スリラー 映画製作進行中! 作家マックス・ブルックスのもとに届いた手記。それはレーニア山噴火後、廃墟となって発見されたエココミュニティの住人が残したものだった。未だ原因が明かされていない集落全滅の真相とは? 武器も食糧もないひとびと。地面に刻まれた人間そっくりの巨大な足跡。闇にひびく咆哮。森の中に散乱した動物の死骸。そして牙を剥いて襲い来る凶暴な群れ。傷だらけになった人間たちの反撃、果たして成るか? 偽ドキュメンタリー形式の衝撃作。
  • 真夜中の密室
    わが名は〈解錠師〉。 いかなる鍵も錠前も僕の敵ではない。 名探偵ライム、3年ぶりの新作。 ボーン・コレクター、コフィン・ダンサー、ウォッチメイカー、スキン・コレクター、そして……。 名探偵ライムに頭脳戦を挑むのは、密室に煙のように忍び込む怪人〈解錠師/ロックスミス〉。 怪人VS名探偵の興奮に満ちた現代謎解きミステリの新傑作。 〈ロックスミス〉と名乗る男が夜のニューヨークに跳梁していた。厳重に鍵のかかった部屋に侵入し、住人に危害を加えることもなく、破った新聞紙に書いたメッセージを残して去った。犯人はいかにして短時間で錠を破ったのか。犯行は無差別なのか、それとも被害者を結ぶ線があるのか。この奇怪な犯人の真の目的は何か。ニューヨーク市警からの依頼で、四肢麻痺の科学捜査の天才リンカーン・ライムが捜査に乗り出した。だがライムは警察内部の政争にまきこまれ、別件の裁判での失態を機に契約を解除されてしまった。このまま捜査を続行すれば逮捕される危険すら……。 密室を破る怪人〈ロックスミス〉VS現代の名探偵リンカーン・ライム。警察も敵に回り、犯罪組織に命を狙われながらも、名探偵はあくまで知力で戦いに挑む。そしていくつもの事件と謎と犯罪がより合わさったとき、多重ドンデン返しが華麗に発動する! ――ウォッチメイカーを思い出してるでしょ。 ――この二人は似た者同士だ。どちらも利口で、戦術に優れている。いわば闇の芸術家と呼べる点も似ている。それにどちらも機械式の装置に妄執を抱いている……。 “怪人VS名探偵”の興奮に満ちた現代謎解きミステリの新傑作。
  • ドストエフスキーの預言
    小説・文芸
    4.5
    1巻2,800円 (税込)
    ドストエフスキー生誕200年記念出版。 かつて外務省でモスクワ大使館に勤務した著者は、ソ連邦の崩壊に立ち会うことになった。宗教を否定する社会主義の理想が潰え、ふたたび神を求める時代が始まった。 そうした事態を19世紀にすでに預言していたと著者が考えたのが、文豪・ドストエフスキーである。 『カラマーゾフの兄弟』のかの有名な「大審問官」は、はたして何を示しているのか? 『罪と罰』でラスコーリニコフはなぜ回心したのか? 外交官としての仕事のかたわら、ドストエフスキーを解読する日々が始まった。 尊敬するチェコの神学者・フロマートカや、同じくチェコの哲学者・政治家のマサリクの著作が大いなる手助けとなる。 そして、モスクワとプラハを往還する著者の思索の旅は、ついに終わりの日を迎える?? 現代史の現場から生み出された、これまでにないドストエフスキー論。
  • 星なき王冠(クラウン)【上下合本版】
    小説・文芸
    -
    1巻2,805円 (税込)
    灼熱の世界と氷の世界―― 人が住めるのはその2つの世界の境界線のみ。 破滅の迫る中、世界を救うための危険な旅が始まる――。 構想十年――〈シグマフォース〉のジェームズ・ロリンズによる大型ファンタジー・シリーズ、遂に日本上陸! 自転が止まった惑星〈アース〉――片側は灼熱の世界、もう片側は暗闇に閉ざされた氷の世界。 生命を維持できる環境はその2つの世界の境界線――星を帯状に取り巻く「クラウン(王冠)」と呼ばれる細長い地域のみ。 そんなクラウンに暮らす盲目の少女が、月が落下して世界が滅ぶ夢を見る。 しかし、戦争の足音が忍び寄りつつある世界では、誰も破滅の前兆の話など聞きたいとは思わない。 彼女の予言が現実のものになるのか――より重要なのは、どうすれば破滅を阻止できるのか…… それを突き止めるのは彼女とその仲間たちの手に委ねられる。 ◉著者――ジェームズ・ロリンズからのメッセージ 「構想に10年、執筆に数年、そして読者の皆さんに長らく辛抱していただいた末に、本書をようやく出版できた。 この壮大な物語を誇りに思うとともに、それが皆さんの手元に届くと考えると胸が高鳴る。 このシリーズの誕生に関して、科学スリラーの作者がどんな経緯で叙事詩的なファンタジーの執筆に手を出したのかを説明しておこう。 この物語は私のルーツへの回帰に当たる。 創作活動を始めてまだ間もない頃、私はジェームズ・ロリンズとしてスリラーを書く一方で、ジェームズ・クレメンスの名前でファンタジー作品も書いていた。 『星なき王冠』はこの2つの人格を融合させたもので、ジャンルにまたがる「科学ファンタジー」とでも呼ぶべき作品だ。 さあ、『星なき王冠』にようこそ。私と一緒に皆さんも新しい世界への第一歩を踏み出してくれることを願う。」 〈あらすじ〉 自転が止まった惑星〈アース〉では、常に太陽の光を浴びる灼熱の世界と永遠の夜が続く氷の世界に二分され、人間はアースを環状に取り巻くその狭間の「クラウン」という地域で暮らしている。ハレンディ王国のブレイク修道院学校で学ぶ盲目の少女ニックスは、ある事件をきっかけに目が見えるようになり、同時に不思議な力を手にする。その力が彼女に見せたのは「ムーンフォール」――月の落下によるアースの破滅という未来。隣国との戦争を控えた王国では、ニックスの予言を巡って国王や側近の思惑がうごめき、軍を派遣して彼女を宮殿に連れてくることに決まる。そんなある日、ニックスは修道院学校に迫る危機を予知する。自らの新たな能力に戸惑いつつ、ニックスは学校と町を脅威から救おうと試みる。
  • [合本版]大聖堂(上中下) 全3巻
    小説・文芸
    -
    1巻2,812円 (税込)
    12世紀のイングランド。放浪の建築職人トムは、衰退した壮麗な大聖堂復活をめぐる波瀾万丈のドラマに巻き込まれていく……折りしも、イングランドに内乱の危機が! スパイ・冒険小説で知られるベストセラー作家フォレットが10年以上の構想を練って世に送り出した「大聖堂」シリーズ。その魅力を存分に味わえる3巻合本版の登場です。幾多の魅力的な人物が織り成す壮大な物語をぜひお楽しみください。
  • 水棲生物  水の底のアフリカ
    小説・文芸
    -
    1巻2,816円 (税込)
    アカデミー・フランセーズ賞フランス語文学賞、全アフリカ文学賞、アマドゥ・クルマ文学賞……カメルーン出身のドキュメンタリー監督による、賞総なめの衝撃作! ジェンダーをめぐる差別が根強く抑圧的な社会で「自分」を生きるために闘う人を映しとる! 貧富の格差、女性差別、性的マイノリティへの弾圧。 家父長制と因習に縛られ、権力闘争が渦巻く国ザンブエナ。かつて教師として働いていたカトメは、野心的な政治家の妻として夫を支えるかたわら、親友のアーティスト、サミーの創作活動を支援していた。反体制的な表現者、そして同性愛者であるサミーの個展の幕開け、それは二人の運命の新たな扉でもあった。 私たちは皆、水の底で生きている。
  • 寂聴 源氏物語
    小説・文芸
    3.0
    1巻2,816円 (税込)
    読みやすく美しい瀬戸内寂聴の現代語訳で甦る、史上最高の恋愛小説。350万部のベストセラー、寂聴訳「源氏物語」が一冊で読める!全五十四帖から再編集した入門書にして決定版。解説(高木和子)、あらすじ、主要人物紹介、主要人物系図付き。 私が源氏物語の現代語訳を手がけたのは、日本が世界に誇る最高の文化遺産であるこの千年前の傑作小説を、すべての人々に読んでもらい、日本人として生れた心の誇りを取りもどしてほしいと願ったからであった。光源氏という絶世のハンサムで、あらゆる才能を生れながらに恵まれた主人公が、次々起すラブアフェアは、二十一世紀の現代でも決して旧(ふる)くはない。どれほど文明が進んでも、人間の心というものは、千年前も今も、根本に於てはほとんど変らないし、人を愛する喜びと悩みもまた、千年をへだてても一向に変っていないからである。 ――瀬戸内寂聴
  • インディゴ
    小説・文芸
    3.0
    1巻2,816円 (税込)
    オーストリア・シュタイアーマルク州北部に、ヘリアナウという全寮制の学校がある。インディゴ症候群を患う子供たちのための学園だ。この子供たちに接近するものはみな、吐き気、めまい、ひどい頭痛に襲われることになる。新米の数学教師クレメンス・ゼッツはこの学園で教鞭をとるうちに、奇妙な事象に気づく。独特の仮装をした子供たちが次々と、車でどこかに連れ去られていくのだ。ゼッツはこの謎を探りはじめるが、進展のないまますぐに解雇されてしまう。その15年後、新聞はセンセーショナルな刑事裁判を報じる。動物虐待者を残虐な方法で殺害した容疑で逮捕されていた元数学教師が、釈放されたというのだ。その新聞記事を目にした画家のロベルト・テッツェルはかつての教え子として、ゼッツが手を染めたかもしれない犯罪の真相を追いかけていく──軽快な語り口と不気味さが全篇を覆い、独特な仕掛けがさまざまな読みを可能にする。既存の小説の枠組みを破壊して新しい文学の創造を目指した、神童クレメンス・J・ゼッツの野心溢れる傑作長篇。 ◆円城塔氏 ナイフのような思考回路に指を滑らせていく これは人が読んでよい類いの書物であるのか ◆山本貴光氏 私はなにを読んでいるのか? デジタルゲームで遊ぶときのように、 つぎつぎと現れる多様な断片の組み合わせから、名状しがたい意識が創発する これは、近づく者を狂わせる複合現実小説(Mixed Reality Fiction)だ

    試し読み

    フォロー
  • 楽園事件
    小説・文芸
    3.0
    1巻2,816円 (税込)
    転落死した男が隠し持っていた紙片に隠された秘密とは? 『新青年』に懸賞付きで翻訳連載された「楽園事件」が89年ぶりに再刊。日本探偵小説界隆盛の礎を築いた天性の才人・森下雨村による名訳が本邦初訳テキストでよみがえる!  J・S・フレッチャーの代表作「ダイヤモンド」も併せて収録。
  • 葬儀屋の次の仕事
    小説・文芸
    4.0
    1巻2,816円 (税込)
    ロンドンの寂れた商店街に佇む名家の屋敷。教養ある血筋を襲う怪事件! アルバート・キャンピオンが暴く、葬儀屋の“次の仕事”とは……?
  • ロードシップ・レーンの館
    小説・文芸
    -
    1巻2,816円 (税込)
    小さな詐欺事件が国会議員殺害事件へ発展。複雑に入り組む疑惑の人脈に渦巻く謎また謎。アノー探偵、最後にして最大の事件! ロードシップ・レーンの館に隠された秘密とは……。
  • 暴流の人 三島由紀夫
    小説・文芸
    -
    1巻2,816円 (税込)
    内面に渦巻く暴力性と、冷え冷えとしたニヒリズムを個人の問題としてでなく、近代の病として世に問うた三島由紀夫。死後50年、その内なる叫びを掬い取った決定的評伝。
  • 新しい小説のために
    小説・文芸
    -
    1巻2,816円 (税込)
    小説の中の「私」とは、誰なのか?新世代の小説家たちが切り開いてきた現代文学の新たな地平の持つ意味を、小林秀雄以来の文芸理論を徹底的に検証しつつ探った、まったく新しい小説論。「役割を終えた」近代文学を更新する!
  • 春雨物語という思想
    小説・文芸
    -
    1巻2,816円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「もののあはれ」の共同幻想や、『雨月物語』の対幻想という「物語」空間を拒否し、そこから限りなく遠ざかりつつ、なおそのことによって「物語=寓ごと」を示そうとする『春雨物語』の戦い、あるいは抗いを“読む”。

    試し読み

    フォロー
  • 志賀直哉の〈家庭〉: 女中・不良・主婦
    小説・文芸
    -
    1巻2,816円 (税込)
    志賀直哉の小説には、なぜ女中や不良が描かれるのか。女中や不良は、家庭という平凡な小説の舞台を、その境界領域から撹乱し、サスペンスに満ちたものに変えてしまう。同時代評や初出誌の広告なども参照しながら、志賀直哉の中期作品を丹念に読み直す。

    試し読み

    フォロー
  • 徴用中のこと
    小説・文芸
    -
    1巻2,838円 (税込)
    陸軍徴用の地・シンガポールでの苛酷な実態と人々の姿を、死を見すえた細密な観察眼でとらえ淡々と描いた、井伏文学の特質を伝える長編。――「私たちは従軍中も入城後も、新聞社関係の特派員からときたま原稿を頼まれたが、私の原稿は検閲で没書になるのが多かつた。たいてい没書になつた。その原稿は、そのつどリュクサックに蔵つて置き、日本に帰るとき束ねて持ち帰つた。今、その古原稿で当時の記憶を呼び起こしながら、この原稿「徴用中のこと」を書いてゐる。」(本文より)
  • 【合本版】ゼロ・シリーズ(全4巻)
    小説・文芸
    5.0
    1巻2,838円 (税込)
    「おまえは、ソ連機を撃ち落とせるか?」バーンズの挑発に「ゼロ」と呼ばれた男は目をそらせた。しかし、幻の撃墜マーク二個を持つその男、航空自衛隊一等空尉・那須野治朗は、次に自らがなすべきことを知っていた――。沖縄近海での米軍秘密実験の裏に隠された国際的陰謀が、いま明らかになる! 航空機小説の世界に新たな地平を開く、先駆にして最高峰、シリーズ全4巻を一冊に。
  • タイタニア(全)
    小説・文芸
    4.8
    1巻2,838円 (税込)
    宇宙の覇権を握るタイタニア一族。その支配にかすかなひびわれが生じた。無名の提督ファン・ヒューリックが、四公爵のひとりアリアバートがひきいるタイタニア軍を破ったのである。誰も予想しておらず、望んでもいなかった勝利をきっかけに、歴史が動きはじめる。宇宙とタイタニアの命運はいかに!? 本書はシリーズ全5巻を一冊にまとめた特別版です。
  • 鎮魂曲 短篇集
    値引きあり
    小説・文芸
    -
    1巻2,849円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「作家にはいつも人生の大きな問題で騒がしい言をたてる人があり、また好んで身辺さじに眼をとめて、さりげなくかたるタイプがある。そんないわば小さい作家の小さい作品にしばしば私たちが深く心を動かされるというのも、つまり私たちがパスカルのいう葦の葉で、ささやかな人生の悲喜にもうち砕かれたり、心おどらせたりする存在だからにちがいない。結城君はこのささやかなものを大切にし、その一本一本の糸をたどり織りあわせて、入念で美しい人生図を浮上させる名人だ。見かけはあくまで燻銀のように光を沈めて典雅ななかに、時の思いがけないパセテッィクな慟哭を迸らせるものがあるのは、氏が熱い浪漫家の夢を心の奥に秘めていて、いつもつねに死と隣り合いで住んでいるからであろう。一行一行を遺書のつもりで書くことはこの作家の戒律であるらしい。この寡作の良心の作家の久しぶりに世に問う作品集が少しでも多くの人の眼に触れることを願わずにいられない」(底本・オビより) 【目次】 「鎮魂曲」 「湖畔」 「夜の庭」 「インドネシアの空」 「木蓮」 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 夕べの旋律
    値引きあり
    小説・文芸
    -
    1巻2,849円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。 本書は、散文集である。 【目次より】 鎌倉住まい 春信 再生の歌 内と外(1) 内と外(2) 秋 早春 鎌倉随想 音楽 バッハへ傾く心 古い手箱と「別れの曲」 オーヴェルニュの歌 笛とレコード モーツァルト スカルラッティ 一枚のレコード 『ヨハネ受難曲』について ブルーノ・ワルター バイヤールの印象 「目ざめよと呼ばわる声す」 三詩人 『高村光太郎全詩稿』のために 「蝉を彫る」 星座早見 『道程』との出会い 「ぼろぼろな駝鳥」 千家元磨の人と作品 千家元磨の詩の解説 賢治を憶う 思い出の山 上高地行 山と音楽 思い出の山と人 夜明けの山の写真に添えて ひとりの山 書評 串田孫一さんの『ゆめのえほん』 『東京回顧』 石川翠詩集 三人の永遠の音楽家 余録 ロマン・ロランの声 電話寸感 信州の酒に寄せて 自然の音 初めて『郷愁』を読んだころ 「井荻日記」について 私のヘルマン・ヘッセ(1) 私のヘルマン・ヘッセ(2) 白山小桜の歌 『ベートーヴェンの生涯』 「此の家の以前の子供」 デュアメルの訳書に添えて 一詩人のブールデル見学 後記 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 尾崎喜八詩文集1:空と樹木
    値引きあり
    小説・文芸
    -
    1~10巻2,849~3,580円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 詩人、随筆家、翻訳家、また、クラシック音楽への造詣も深い著者は、山や自然を描いた詩や散文の秀品を多く残した。 本書は、詩集である。 【目次より】 空と樹木(大正十一年) 四四篇 海へ 健康の朝 カルナヴァル・ロマン カテージ・メイド 野薊の娘 スコットランドの娘 田舎娘 暁を呼ぶ声 テニスの試合 夜の樹々と星と私と 悦び 散歩 嵐の翌朝 冬空を讃う 雨後の住来 スイート・ピー 芝生 朝 ボン・ボック 田舎の夕暮 蝉 胸の松明 小景 窓から 雨 友だちが帰ったあと 雲と落日 四十雀 藪鶯 生活 新らしい季節 帰り道 冬の田舎 欅に寄す 或る宵 井戸端 雪 台所 東京へ 雪どけの日から 小さい墓地 収穫 幸いの日 雲雀 高層雲の下(大正十三年) 四二篇 新らしい風 高層雲の下 野の搾乳場 河口の船着 最後の雪に 野の小川 私の聖日曜日 音楽 夕ばえにむかって 明るい窓 ヴェルアーランを憶う 若い主婦 昆陽先生の墓にて 古いこしかた 草上の郵便 村の盂蘭盆 我が家の台所 裏道 日没の時 静かな夏 土用の入 水際 晩夏 秋風 女等 母 九月の樫 海 秋の朝 古典の空 樹木讃仰 朝狩にて 花崗岩 健康 もず 蹄鉄打ち 落葉 冬の木立 眠られぬ夜のために 日の暮 蛇窪に別れる 自我の讃美 曠野の火(昭和二年) 三六篇 小作人の墓銘 曳船の舵手 老教授 ひとり者の最後の春 靄 大根 冬の林 私の古い長靴 春を待つ間 久濶 天然の一日 麦 初夏の小屋 平戸島への消息 西瓜 老いたる樫 小鳥 積乱雲 秋の歌 朝の半時間 隼 かがやく稲田 夜あけの嵐 兜虫 甲州街道の牛 冬の蠅 朝の甲州街道 土と落葉と水溜り 冬 私のかわゆい白頭巾 夕暮の歌 菫 精神的寂静 クリスマス 青い鳥 故郷にて 後記 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 共同討議 ドストエフスキーの哲学
    値引きあり
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 19世紀ロシアの大文豪にして思想家ドストエフスキーの哲学的な意味を、和辻、高坂、唐木、西谷、森の5人が徹底的に読み解いた快著。 【目次】 第一章 ドストエフスキーとその時代  唐木順三 ドストエフスキーの哲学的意味 将来の哲学への示唆 ドストエフスキーの思想的境位 ドストエフスキーの生涯 ドストエフスキーの芸術 ドストエフスキーの思想 『おとなしい女』 ドストエフスキーにおける芸術と哲学の葛藤 リアリティの問題 ドストエフスキーにおける主体的リアリズム 第二章 ドストエフスキーにおける「人間」の問題  西谷啓治 ドストエフスキーの人間観 ドストエフスキーの人間観と人間としてのドストエフスキー ドストエフスキーの人間理念 ドストエフスキーにおける美の問題 ドストエフスキーの自由観 美と愛の問題 ニーチェとドストエフスキー 悪魔の問題 スタヴローギンの解釈 自由と自殺について ドストエフスキーと哲学者たち 第三章 ドストエフスキーにおける「革命」の問題  高坂正顕 人間とロシア的なるもの ロシアと西欧 社会主義と革命 ドストエフスキーと西欧精神 ドストエフスキーと社会主義 スラヴォフィールとインテリゲンチャ 予言者ドストエフスキー 第四章 ドストエフスキーにおける「神」の問題  森 有正 神の問題 罪悪の問題 キリストの問題 信仰の基礎としての共同存在 罪と共同存在 世界悪と復活 ロシア的宗教性の特質 第五章 ドストエフスキーと現代  和辻哲郎 ドストエフスキーの残した問題 倫理の世界と合理主義 倫理と宗教 知性と宗教 絶対の立場と相対の立場 ドストエフスキー受容の問題 ドストエフスキーと新しき哲学 参考文献 和辻 哲郎 1889-1960年。哲学者、倫理学者、文化史家。 東京帝国大学文科大学哲学科卒業。法政大学教授、京都帝国大学教授、東京帝国大学教授を歴任。日本倫理学会会員。文化勲章受章。 著書に、『ニイチェ研究』『ゼエレン・キエルケゴオル』『偶像再興』『古寺巡礼』『日本古代文化』『日本精神史研究』『原始基督教の文化史的意義』改版『原始キリスト教の文化史的意義』『原始仏教の実践哲学』『人間の学としての倫理学』『続 日本精神史研究』『風土 人間学的考察』『カント 実践理性批判』『面とペルソナ』『倫理学』『人格と人類性』『孔子』『尊皇思想とその傳統』『日本の臣道 アメリカの國民性』『ホメーロス批判』『國民統合の象徴』『ポリス的人間の倫理学』『ギリシア倫理学史』『ケーベル先生』『イタリア古寺巡礼』『鎖國 日本の悲劇』『近代歴史哲学の先駆者』『埋もれた日本』『日本倫理思想史』『日本芸術史研究』『桂離宮』『自叙傳の試み』『故国の妻へ』『妻 和辻照への手紙』『黄道』『初旅の記』『仏教倫理思想史』『沙門道元』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • サタンタンゴ
    小説・文芸
    3.0
    1巻2,851円 (税込)
    2025年度ノーベル文学賞を受賞したクラスナホルカイ・ラースローのデビュー作にして代表作。 ハンガリーのある寂れた農場で、住人たちはかつての村のリーダーが戻ってくるという知らせを受ける。彼らは居酒屋に集い、酔って踊ったり、牽制しあいながら男の帰還を待つ。ある人妻はこの来訪を不遇からの救いとみなし、ある男はこの英雄に疑いのまなざしを向ける。 泥濘に沈む村を舞台に、死んだはずの男の帰還が見捨てられた人々を狂乱の渦へと突き動かす。 永遠に続くかという雨の中、裏切りと救済、陰謀と悲劇が交錯する。 終わりのない強靭な文体が描く、絶望の果ての世界とは。 タル・ベーラ監督により7時間の叙事詩的映画に変容された、空前絶後の傑作。 2014年ベスト・トランスレイテッド・ブック・アワード、2015年マン・ブッカー国際賞受賞。 【書評の一部】 「終末的な恐怖の渦中で芸術の力を再確認させる」——ノーベル文学賞選考委員会 「現代ハンガリーの黙示録的な巨匠」—— スーザン・ソンタグ 「クラスナホルカイのビジョンの普遍性は、現代文学の小さな関心事をはるかに上回っている」——W・G・ゼーバルト 「その時、私は思ったのです。何かを書かねばならない。もっと深い層における「世界」そのものについて書かねばならないと」 ——クラスナホルカイ・ラースロー(2012年8月24日、『ガーディアン』紙) 装丁:松本久木

    試し読み

    フォロー
  • 終りに見た街/男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉
    小説・文芸
    -
    1巻2,851円 (税込)
    山田太一の戦争にまつわる珠玉シナリオを集成!(すべて初活字化) 戦時中にタイムスリップしてしまう家族を描く衝撃作『終りに見た街』(2005年リメイク版)、 今まで活字化を許可されていなかった 『男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉』、 その他映画のための未発表シナリオなど全4篇+掌篇・講演を収録。 『ふぞろいの林檎たちV/男たちの旅路〈オートバイ〉』に続く 山田太一未発表・未活字化シナリオ集第2弾。 *ある日突然、戦時中の昭和19年にタイムスリップしてしまう平凡な家族。彼らは敗戦間近の食糧不足・国家総動員そして大空襲の時代を生き残ることができるのか……衝撃的な結末が話題となった『終りに見た街』は1981年に小説として発表され、翌年ドラマ化、さらに2005年にリメイクするほど山田太一自身思い入れのある作品である。今回リメイク版を初の活字化。 *鶴田浩二主演の名作ドラマ『男たちの旅路』シリーズの掉尾を飾るスペシャル版〈戦場は遙かになりて〉は、今まで待望されながらも山田太一が活字化を許可していなかった。今回初の単行本収録となる。 *中国残留孤児問題を取り上げた映画シナリオ『唐津湾夕景』(1975年)、アラブ紛争地域に住む日本人を描く舞台作品『砂の上のダンス』の映画化シナリオ(2000年代)はともに未発表作品。 *附録として掌篇「叔父さんの下町」(単行本未収録)、戦争体験を語る貴重な講演(抜粋)を収録。 編・解説 頭木弘樹 はじめに(頭木弘樹) 叔父さんの下町 終りに見た街 男たちの旅路 スペシャル〈戦場は遙かになりて〉 砂の上のダンス 唐津湾夕景 少年期の飢餓体験ーー講演「テレビとわたしーーわたしの作品を通してーー」より 収録作品について(頭木弘樹)

    試し読み

    フォロー

最近チェックした作品からのおすすめ