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海月の骨
小説現代長編新人賞から鮮烈デビュー 注目の新鋭・待望の第二作! 損壊遺体を直す納棺師を描いた『アフターブルー』で読書界隈騒然 次なる舞台は「特殊遺品整理課」 看取られなかった人生に、最後に寄り添う人がいる――。 特殊清掃の最前線。 二人の遺品整理士は部屋を片づけ、「生きた証」を見届ける。 「部屋には、そこで生きた人の人生が詰まってる」 異臭を放つ孤独死の現場を清掃し、遺された物を処分する【特殊遺品整理課】。 床を覆う無数のゴミ、家族との写真、子どもの工作品、謝罪を綴ったノート、お揃いの食器――。 清掃が終われば、そこで生きた人の痕跡は一つ残らず消えてしまう。 現場を担う水生と鳴海は、遺された部屋を手掛かりに、誰にも看取られず逝った見知らぬ他人の人生を想像する。 なぜ孤独な最期を迎えたのか。 遺された品々は何を語るのか。 故人の生きた証と向き合う日々はやがて、傷を抱えた孤独な二人の「今」をも変えていく。 -
面白すぎて時間を忘れる「スパイ」の世界
『VIVANT』『SPY×FAMILY』のリアルがここに!戦争、政治、経済…歴史の裏には、必ず「スパイ」の影がある!派手な銃撃戦に、映画のような華麗な活躍…スパイにはこうした印象がある。だが実際は、この世界ほど映画と現実がかけ離れたものはない。そこにあるのは、地道な情報戦や人間らしい失敗の数々だ。本書では、知られざるスパイの実態を解説する。◆「スパイ」とは、いったい何者なのか?◆聖書が明かす「世界最古の職業」としてのスパイ◆ハーバード合格より難しい!?「CIAの採用プロセス」◆「ハニー・トラップ」の甘くない現実◆「拷問」は有益か、有害か――アメリカの仁義なき戦い◆「日本の最高機密」を盗んだ男、ゾルゲの伝説◆歴史を動かした「スパイの裏切り」◆日本の秘密組織「別班」は実在するのか?ミステリアスで刺激的な「スパイの世界」へ、ようこそ! -
メイドインアビス
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っていた。アビスの不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていく。アビスの緑に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?幻想と機械が入り混じる大冒険活劇、第一巻!★単行本カバー下イラスト収録★ -
神の庭付き楠木邸
田舎の新築一軒家の管理人を任された楠木湊。実はそこは悪霊がはびこるとんでもない物件……のはずが、規格外の祓いの力を持っていた湊は、知らぬ間に悪霊を一掃してしまう! すっかり清められた楠木邸の居心地の良さに惹かれ、個性豊かな神々が集まってくるように! 甘味好きな山神や、そのモフモフな眷属、酒好きの霊亀……。そして、気づけば庭が常春の神域になっていて!? さらには、湊の祓いの力を頼りに、現代の陰陽師も訪ねてくるほどで……。 お隣の山神さんたちとほのぼの田舎暮らし、はじまりはじまりです。 -
グッドナイト、アイラブユー
各国に住む母の友人に彼女の死を伝える旅に出ることになった、大学生の大空。はじめて訪れる異国の地で、彼はさまざまな人と出会い、母の死を受け入れ、また成長していくが……!? 宝島社「このマンガがすごい!2022」オンナ編1位『海が走るエンドロール』のたらちねジョンが描く人間賛歌! -
面白すぎる!幕末史の授業――ドラマチック講談×最新歴史研究で一気にわかる
薩長同盟、江戸無血開城、戊辰戦争 などの有名な事件から知られざるエピソードまで! 人々の思惑が複雑に絡み合い、 全貌がつかみにくい激動の幕末を、 ドラマチック講談 × 最新歴史研究で一気に紐解く! 2027年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』で描かれる、 天才幕臣・小栗忠順の時代を大解剖! ●最新研究でイメージが覆る! 幕末の新常識 講談の後には、歴史作家・河合敦が最新研究をもとに史実を解説。 近年の研究成果から見えてきた新しい幕末像を紹介します。 ・長州藩は実は幕府に忠実な藩だった!? ・「船中八策」は本当にあったのか問題 ・誤解され続ける井伊直弼 ・西洋式の巨大な星形要塞・五稜郭のひみつ ・池田屋事件の真相は……? など 坂本龍馬、西郷隆盛、小栗上野介、土方歳三、高杉晋作など、 幕末の志士たちの破天荒な生き様から恋模様まで、 講談師・神田蘭師匠が臨場感たっぷりに語り、 NHK「歴史探偵」でおなじみの河合敦先生が、 最新研究をもとにわかりやすく解説します! ■目次 ・はじめに ・幕末史年表 ・幕末人物相関図 ●PART1 長州・薩摩・幕府――それぞれの幕末史 ・1時間目 長州藩から見た幕末 長州藩の若者たちが大暴れして幕府を倒しちゃった件 長州藩は実は幕府に忠実な藩だった ・2時間目 薩摩藩から見た幕末 チェスト関ヶ原でちょっとズルもするでごわす 薩摩藩の運命を変えたのは絶望的な借金!? ほか ●PART2 あの事件はなぜ起きた?――そうだったのねの幕末 ・1時間目 桜田門外の変 井伊直弼をそんなに責めないで! 幕府内の派閥争いが幕府の力を弱めた ・2時間目 公武合体と寺田屋事件 外様でもやれます。薩摩藩、政治の中心へ ゆらぐ幕府と意気揚々の薩摩藩 ほか ●PART3 超有名なあの人もこの人も――俺たちの幕末 ・1時間目 西郷隆盛 官軍 ⇒賊軍 ⇒名誉回復 ⇒そして偉人となった西郷どん 新政府の中心人物として活躍しましたが・・・ ・2時間目 高杉晋作 恋も人生も型破りだった高杉晋作 新作の人生をかたちづくった友の存在 ほか ■著者 河合敦(かわいあつし) 歴史作家。1965年、東京都町田市に生まれる。青山学院大学文学部史学科卒業。 早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。 都立紅葉川高等学校、都立白鷗高等学校、文教大学付属高等学校などをへて現在、多摩大学客員教授。 早稲田大学で非常勤講師もつとめる。 著書は『早わかり日本史』(日本実業出版社)、「侍は「幕末・明治」をどう生きたのか」(扶桑社)、 「豊臣一族秀吉・秀長の天下統一を支えた人々」(朝日新聞出版)、 『戦国武将は戦がないとき、何をしていたのか』(ポプラ社)など多数。 その他「歴史探偵」(NHK)、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)、 「大人が知らない日本史の新常識」(BSフジ)、「にっぽん! 歴史鑑定」(BS-TBS)、 「ごごカフェ」(NHKラジオ)など、テレビやラジオにも多数出演。 「ぬけまいる~女三人伊勢参り」「大富豪同心」「大奥 Season2」などNHK時代劇の時代考証も多く手がける。 [受賞歴] 第17回 郷土史研究賞優秀賞(新人物往来社主催) 第6回 NTTトーク大賞優秀賞 2018、2021年雑学文庫大賞(啓文堂主催) ■著者 神田蘭(かんだらん) 講談師。東京都生まれ埼玉県育ち。 女優・ナレーター・パーソナリティーとして活動する傍ら、 寄席で講談の魅力に惹かれ、2004年に神田紅師匠へ入門。 4年半の前座修業を経て、BS笑点の若手大喜利メンバーに抜擢される。 2008年に二ツ目昇進、2018年5月に真打昇進を果たす。 歴史をこよなく愛し、「木村長門守重成の最期」「南部坂雪の別れ」「伊達政宗の堪忍袋」など 数多くの古典ネタを持つ一方、婚活をテーマとした講談をはじめ、 歌、踊りを取り入れたレビュー講談「ココ・シャネル」「田中絹代」などを発表。 また、「北条政子」「樋口一葉」「和泉式部」などの女性を主人公にした創作講談から、 古典、新作、文芸講談まで幅広い演目を手がける。 「趣味どきっ! 源氏物語の女君たち」(NHK-Eテレ)、「バラエティー生活笑百科」(NHK)、 「ラジオ深夜便『近代日本150年 明治の群像』」(NHKラジオ)などテレビ、 メディアでも活躍し、長寿番組「恋する日本史」(JFNラジオ)にはレギュラー出演中。 著書に『女と男の恋する日本史講談』(辰巳出版)、『恋する日本史講談』(ぶんか社)がある。 -
セカンドハーフ戦略 人生後半戦、何を捨て、何を始めるか
『レバレッジ・リーディング』から20年、日本人の生き方をアップデートし続ける著者が本音で書き下ろし! 著者累計77冊、300万部突破! 6つの再設計で人生後半戦のライフスタイル・仕事を見直せば、 幸福で豊かな生き方が手に入る―― プロローグ 57歳、初めてタップした日 僕のセカンドハーフ(後半戦)は、ここから始まった 第1章 人生後半は、戦い方を組み直す――後半戦の再設計(1)戦い方 第2章 面白がれなくなったら、老いは始まる――後半戦の再設計(2)感情 第3章 身体のOSを入れ替える――後半戦の再設計(3)身体 第4章 新しいことは、実験でいい――後半戦の再設計(4)始め方 第5章 「とりあえずビール」はやめた――後半戦の再設計(5)配置 第6章 55歳、料理ゼロから鮨を握る――再設計を、実際にやってみる(1)鮨 第7章 乗せられる側から、操る側へ――再設計を、実際にやってみる(2)ヨット 第8章 後半戦は、仲間と広げる――後半戦の再設計(6)つながり方 終章 後半戦は、もう始まっている――セカンドハーフ戦略を、いま動かす 「20年前、僕は人生の前半を加速させる本を書いた。 今度は、人生の後半を更新する本を書きたい」 -
妊娠・出産の「痛み」について知りたくなったら最初に読む本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【お産の「痛み」を上手に乗り越えるために】 妊娠・出産にともなう痛みは、女性にとって大きな不安のひとつ。本書は「どんな痛みがあるの?」「どうやって乗り越えるの?」「無痛分娩ってどんなお産?」という疑問に、専門家である助産師&産科医&麻酔科医が医学的知識とやさしい視点で丁寧に寄り添います。はじめての妊娠にも、出産経験のある方にも役立つ、安心と理解を深める一冊です。 -
ミレイ先生のアドラー流“勇気づけ”保健指導
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【アドラー心理学に基づく初の保健指導の本】 アドラー心理学を基本とした「アドラー流勇気づけ保健指導」の実践書。保健指導の現場で役立つ勇気づけの技法(意思カクニン、ヨイ出し、プロセスに注目する、アイ・メッセージ、リフレーミングなど)を、「実践的な会話例」をつけてわかりやすく解説。産業医療職(保健師、看護師、管理栄養士)が抱えているさまざまな悩みやトラブルへの対処方法も事例でわかりやすく紹介。 -
清楚誠実に生きていたら婚約者に裏切られたので、やり直しの世界では悪役令嬢として生きます
「逃げるのは無理だよ、ミアーナ・カロリーヌ」人生やり直して3度目、悪役令嬢としてエリオット王子を振る計画があっさり返り討ちに―!?心優しく才能溢れる子爵令嬢・ミアーナは光属性の魔法使い。だが再婚した父は明るい義妹を溺愛し、ミアーナを冷遇するように。さらに婚約者からも義妹の方が可愛いと婚約破棄を言い渡され、ミアーナは闇属性へ落ちしてしまう―…。憐れに思った神様は、光属性に戻るための人生やり直しの機会を与えるが、絶望したミアーナは闇魔法で人の愛を壊すことに。誰もが憧れる完璧な王子・エリオットに狙いを定めるが、王子の方が1枚上手で捕まってしまい!?不敵に笑う王子から言い渡された処遇とは…!!? -
深く考える力
あなたの中には、「想像を超える叡智」が眠っている。本書は、深く考えるとは、「賢明なもう一人の自分と対話すること」と語る著者が、これまで誰も語らなかった5つの心理技法と32の随想を紹介。論理思考を超えた叡智が湧き上がる1冊。 (本書の主な内容)●誰の中にもいる「賢明なもう一人の自分」 ●我々の能力の発揮を妨げる「無意識の自己限定」 ●直観を閃かせる究極の技法 ●才能の開花を妨げる「迷信」 ●「明日、死ぬ」という修行 「実は、我々、誰の中にも、心の奥深くに、想像を超える賢さを持つ『もう一人の自分』がいる。我々の能力を分けるのは、そして、人生を分けるのは、その『賢明なもう一人の自分』の存在に気がつき、その自分との対話の方法を知っているか否かである」(本書「第一部 賢明なもう一人の自分」より) ※本書は、2018年2月に刊行された『深く考える力』に加筆・修正し、文庫化したものです。 -
メン地下くんとリア恋くん
【性欲つよつよアイドル×清純スケベファンのえちえちシークレットラブ!】 進学で上京してきたばかりの雪音幹也は、路上でビラ配りをしていたメンズ地下アイドル・レオに一目惚れをしライブに初参戦する。 ライブ後のチェキ特典会で指チューの洗礼を受け、しっかりとガチ恋営業をされた雪音はレオにめちゃめちゃに抱かれる夢を見てしまうが―― レオもまた、「ああいう童貞くんをセックス漬けにして自分に依存させたい」と考えていて…!? -
いつか僕らが死ぬ前に
両親からの愛情をもらえずに生きる貴族の子エヴァン。 厳しい教育を受ける彼だが、不釣り合いにも被差別種族である獣人の弟ルシアンがいた。 無関心を装っていたエヴァンだったが、暴力に怯える弟を無視することはできず、声をかけ施しを始める。 エヴァンの優しさに応えるように徐々にルシアンも表情を柔らかくなっていった。 身分差がありながらもきごちなく兄弟として絆を深めていくが、両親は二人の仲を良しとしなかった。 このままでは引き裂かれ、再び時間を共にすることができなくなる。 暴力と差別から逃れる為、そして二人で生きていくために、少年たちは家を飛び出した。 -
プラスティック・ユー【電子限定描き下ろし漫画付き】【コミックス版】
一流企業で営業トップの最所充(さいしょみつる)は父親がグループ会社の会長ということもあり、七光りだと揶揄されないよう常に結果に執着し、自分にも他人にも厳しく社内では恐れられていた。 ある日マンションで水道管が破裂してしまい部屋が水浸しになってしまったせいで、しばらくの間大家所有のボロアパートで生活することに。 天井が落ちそうなほど老朽化が進む部屋に鳴り響く騒音に、苛立ちを隠さず隣の部屋に苦情を言いに行くと、出てきたのは両耳がピアスだらけの怪しい雰囲気を纏う大学生・拓実(たくみ)だった。 彼は見た目の派手さとは裏腹に話すと穏やかな人柄をしていて、最所も少しずつ警戒をといていくのだが――! ◆収録内容◆「プラスティック・ユー」全7話/単行本収録描きおろし漫画(9P)/電子限定描きおろし(おまけ漫画4P) -
ニューヨークスタイルのマフィンとスコーン、ビスケット
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「MATSUNOSUKE N.Y.」のレシピ本第3弾。 本書ではアメリカンベーキングの原点ともいえる ビスケット、スコーン、マフィンのレシピを中心にご紹介しています。 アメリカ留学中にシャロル先生から教わったレシピのほか、帰国後に一緒に考えたレシピもあります。 基本をきちんと守れば、失敗することはほとんどありません。 アメリカンベーキングを囲むひとときが、あなたにも幸福をもたらしますように。 ■Chapter 1■Biscuits プレーンビスケット/バターミルクビスケット/ベストビスケット/ 全粒粉ビスケット/グランドママのビスケット/ Column|ショートケーキ3種(アップル、ピーチ、ストロベリー) フラッフィビスケット/フェンネル&ディルシードビスケット/ フレイキービスケット2種(ローズマリー、ベーコン)/リコッタビスケット Arrange|カントリーハム&チェダーチーズビスケットサンド ■Chapter 2■Scones プレーンスコーン/クランベリー&ウォルナッツスコーン/ブルーベリースコーン/ オレンジ&カレンツスコーン/オートミールスコーン/ シナモン&レーズンオートミールスコーン/チョコレートスコーン/ スウィートポテトスコーン/クリームスコーン/クリームカレンツスコーン Column|オールドブレックファーストブレッド ■Chapter 3■Muffins ブルーベリーマフィン/バナナマフィン/コーヒーマフィン/ アップルストゥルーズルマフィン/ポピーシードマフィン/ コーンマフィン/バナナココナッツマフィン/ カプチーノチップマフィン/シナモンマフィン/ アップルナッツマフィン/モーニンググローリーマフィン/ ベジタブルマフィン ■Chapter 4■Brownies,Corn Bread,Quiche,Pie ベーシックブラウニー/ブロンドブラウニー/ ファッジブラウニー/ゴールデンコーンブレッド/ Arrange|ゴールデンコーンブレッドサンド キッシュ/ベジタブルパイ -
システムの非線形論理 ――世界を創造的に組み直す
世界が多様化する仕組み 異質な事象の連動=「二重作動」とは。哲学の新生面を開く! 物質と運動、光と色彩、個体と関係性。相互に異質な事象が連動し、多様な世界が展開されることをシステム論的に考察。哲学の新生面が切り拓かれる。 === 「システム」とは、個体の集合が固有の性質を帯びる事態である。それは活動の持続とともに現れるが、そこにはいかなる論理が働いているのか──。本書はシステムの歴史を端緒として、ライプニッツ、ドイツ観念論、西田幾多郎、メルロ=ポンティ、構造主義の潜在的な可能性を考察しつつ、世界が多様化する仕組みを浮かび上がらせる。システムについてとりわけ根源的に迫ったのがオートポイエーシスであり、異質な事象の連動=「二重作動」の概念が世界の実相を顕在化させる。言語の向こう側へと踏み込み、変化し続けるものとして哲学の新たなかたちを問うた渾身の試論。ちくま学芸文庫オリジナル。 【目次】 システムの風景―はじめに 第1章 「システム」の歴 第2章 物質と運動 第3章 神の弁護士――異質なものの連動・ライプニッツのモナド論 第4章 様々な問題――システムが直面する難しすぎる難問 第5章 心の位相空間と創発的システム、あるいは西田幾多郎の想い出 第6章 現象学的詩人――メルロ= ポンティ 第7章 オートポイエーシス――個体化するシステム 第8章 カップリング――システムの連動 第9章 文化的先験的過去――構造主義 終 章 システムの非線形論理 あとがき 参考文献 -
戦略の罠
■『国家の罠』から20年。 佐藤優が再び問う「罠」の正体。 かつての成功は、なぜ組織を滅ぼすのか。 戦後日本が遠ざけてきた文献には、 ルールなき世界を生き抜くための戦略が隠されていた。 『国体の本義』『作戦要務令』、満洲国関連資料―。 敗戦後、長く公的空間から退けられてきた戦前・戦中期のテキストを、 作家・元外務省主任分析官の佐藤優が、 現代の国家・組織・個人を守るための「生存戦略」として読み直す。 ■かつての成功が、未来の失敗を生む 本書が明らかにする「戦略の罠」とは、 かつて成功をもたらした戦略が、環境の変化によって 失敗の原因へと反転する現象である。 組織は成功すると、その成功モデルを正解として固定する。 しかし、世界の前提が変われば、 かつての強みは硬直化を招き、自らを縛る罠となる。 高度経済成長の成功体験。 グローバル化の成功体験。 アメリカ依存の成功体験。 戦後日本を支えてきたこれらの前提は、 いまや国家・企業・個人の判断を狂わせる「罠」になりつつある。 ロシア、中国、アメリカ、中東をめぐる秩序が揺らぎ、 世界は新たな帝国主義の時代へと入りつつある。 自由主義、民主主義、市場経済という戦後秩序の正統性が揺らぐなか、 国家、宗教、暴力、ナショナリズムの力学が、再び世界を動かし始めている。 ■いま必要なのは、勝つ戦略ではなく、生き残る戦略だ この不安定な時代に必要なのは、「勝つため」の戦略ではない。 生き残るための戦略である。 戦前日本の文献を、断罪するのでも、礼賛するのでもなく、 未来を読むための「知的資源」として掘り起こす。 国家、企業、組織、そして働く個人は、過去の成功にとらわれず、 変化の時代をどう生き延びるべきか。 佐藤優がいまの日本に突きつける、新たな戦略論。 ■こんな方にオススメ ・世界情勢の変化を、表面的なニュースではなく構造から理解したい ・日本企業や日本型組織の行き詰まりに危機感を持っている ・過去の成功体験が通用しない時代の戦略を考えたい ・戦前・戦中期の文献を、現代の知的資源として読み直したい ・国家・組織・個人の「生き残り方」を学びたい ■本書の構成 序文 世界の秩序が崩壊した現実世界 序章 なぜ、戦前日本を「OS」として読むのか 第1章 『国体の本義』に見る「理念OS」と組織の持続力 第2章 旧日本陸軍の行動マニュアル『作戦要務令』に学ぶ 第3章 国家OSの巨大実験――満洲国の誕生と滅亡 第4章 現代日本の「戦略の罠」――組織の機能不全と個人が生き残る道 第5章 個人の「戦略の罠」――組織に潰されないための「撤退戦」 -
世界の破滅を信じた人たちのとんでもない世界史
世界の終わり、最後の審判、終末などの考えは、地震、隕石、大洪水、戦争、疫病などへの恐怖とともに、世界の歴史でつねに物議を醸してきた。陰謀やカルト教団、預言者たちの驚くべき物語。 「世界の終わり」と「終末の日」に取り憑かれてきた人類史 『メガトン級「大失敗」の世界史』著者による、全く新しい人類史! 黙示録、最後の審判、文明崩壊、予言、カルト教団、集団パニック、大洪水、干ばつ、飢饉、大火、隕石、地震、疫病、戦争……。 「世界の破滅」には、最後の審判、ハルマゲドン、キリストの再臨、蘇る死者、カルト教団、核戦争、宇宙戦争、パンデミック、世界終末時計などのイメージがある。 本書ではそのすべてが取り上げられている。多くは、太古以来のじつにさまざまな終末の予言と、その預言者、予言を信じて終末に取り憑かれてきた人たちだ。 著者によれば終末には予言がつきもので、「世界の終わりが迫っている」という予言で、人は終末が来ると信じ、その預言者を信じる。 1530年代にわずか数年の間に終末教派の指導者になったヤン・マティアスは街を占拠し、君主司教を追い出したが、最終的に訪れたのは世界の終わりではなく本人の終わりだった。彼は君主司教の軍に囲まれて切り刻まれた。 強烈なのは、おそらくメアリー・ベイトマンだ。 1806年、彼女が飼っているめんどりが産んだ卵の殻に「キリストの再臨が迫っている」という文字がはっきりと刻まれていた。人々は終末が迫っている兆候だとばかりに次々と見物に訪れ、メアリーは見物料として1ペニーずつ徴収し、最後の審判で天国に入れてもらうための紙切れまで販売した。 あたり前だが悪事はバレてしまう。産み落とされた卵に自分で文字を書き、その卵をめんどりの腹に押し込んで戻し、もう一度産ませていたのである。根っからの詐欺師だった。 他にも、エイリアンが宇宙船に乗ってきて洪水から救ってくれると信じた預言者や、最終的に集団自殺を行う終末カルトの指導者などが次々と登場するが、予言が当たったという例は、この本にはない。 終末の予言は、歴史を何千年遡ろうと的中したことがないのである。 それでも、人はなぜか終末の予言と預言者を信じ、終末が訪れるのを期待を込めて待つ。 しかし終末とは、決して訪れないただのフィクションなのだろうか。 核戦争、AI、気候変動など。本書では、学校で習わなかった世界史の逸話がちりばめられていて興味が尽きない。 著者 トム・フィリップス Tom Phillips ロンドンを拠点に活動するジャーナリスト兼ユーモア作家。ケンブリッジ大学で考古学、人類学、歴史学、科学哲学を学び、バズフィードUKの編集ディレクターとして、深刻な報道からユーモア記事まで幅広く扱ってきた。テレビや議会でコメディーを披露。その後は、ニュース記事の事実関係の真偽を確認する慈善団体フルファクトの編集に携わる。おもな訳書に『メガトン級「大失敗」の世界史』『とてつもない噓の世界史』(いずれも小社刊)がある。 訳者 寺西のぶ子(てらにし のぶこ) 京都府生まれ。翻訳者。訳書に、ラティ『資本主義で解決する再生可能エネルギー』、ブース『英国一家、日本を食べる』『英国一家、日本をおかわり』、ジャクソン『不潔都市ロンドン』、タッカー『輸血医ドニの人体実験』、レヴェンソン『ニュートンと贋金づくり』、シャンキン『スパイゲーム』など多数。 -
好き好き大好き愛してるからね
エッチが下手という理由で彼女にフラれ続けている平凡大学生・亮太は、モテ男の幼馴染・凪の提案で、エッチの練習をすることに。 てっきりヤる側かと思ったら……ヤられる側ってマジかよ!? 最初はありえないと思っていた男同士の行為。 それなのに、気づけば凪のテクにメロついてしまい、自分からオネダリしてしまう始末……。 「彼女なんか作んなくていいよ」 「可愛くて情けないとこ、見せるの俺だけにしてね」 ただ一緒にバカやってる幼馴染の関係だと思っていたのに、耳元で囁かれる凪の言葉は、熱と執着を帯びていてーー。 国宝級イケメンクズDD ✕ チョロかわ平凡DD のアッパーラブコメ、開幕!! -
発達ゆっくり息子と双子娘の愛すべきポンコツな日々 分冊版
昔から生理不順だったカッカ。「結婚したらすぐに不妊治療を始めたい」と夫にも伝え、入籍後すぐに産婦人科を受診することに。そこで、分かったこととは…? 発達のんびりな息子と一卵性双子の2歳娘を育てる漫画家・かっかさんの、ちょっとポンコツでドタバタな日常を、クスッと笑える視点で描いた子育て奮闘記。 -
異常心理犯VS未来視探偵
「触れた相手の未来が見える」高校生・高山恭一は人の未来を見てしまうことを恐れ、極端に人との交流を避けていた。 しかしある時、同じクラスで変わり者の天才・白村拓の手に触れてしまい、何者かに惨殺される拓の未来を見てしまう。 拓を襲う人物と、巷をにぎわせている若い女性ばかりを狙う連続殺人犯は同一人物なのか? 未来が見える恭一と頭脳明晰・拓の高校生バディが正体不明の殺人鬼に立ち向かう! -
つくることとAI 生成と複製のあいだで
絵を描くこと、曲を作ること、文章を書くこと。 そのプロセスを楽しむすべての人へ。 Artificial Intelligence(AI)=人工知能、とりわけ昨今急速に普及した「生成AI」を題材に、AIの進化が人間の「つくる」という行為にもたらす光と影を浮き彫りにし、創造性のあるべき未来像について考察した一冊。 生成AIの登場により、私たちの仕事や創作活動は劇的な変化を遂げています。誰もが簡単にそれらしい文章や音楽、絵を生み出せるようになった一方で、その見かけの生産性向上の裏で起きている本質的な変化に目を向けている人は多くありません。 生成AIとは何か。どのような仕組みで発展しているのか。私たちの創造性を拡張する存在なのか、自動化の道具にすぎないのか。本書では、生成AIがもたらす影響を5つの切り口から整理し、経済性の話が支配的なAIをめぐる議論に、創作というレンズを通すことで全く異なる論点を提供します。 筆者自身の実践的なプロジェクトやAIの探求の歴史を紐解きながら、効率化を極めたAIの先にある、人間とAIが共創するオルタナティブな未来を照らし出します。自らの手で「つくる」ことを手放さないために、私たちはAIとどう向き合うべきか。AIの本質を知ることで、創作行為の価値がかつてないほど鮮明に見えてくるはずです。 -
オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~
ディアネン市包囲網を破ろうと奮闘していたエルフィンド軍騎兵集団は、兵站の不備と練度不足で自壊していく。迎え撃つオルクセン軍は近代的な野戦戦術と砲兵運用に加え、虎の子の大鷲空中団を投入し空爆まで駆使して勝利を目指す。いよいよ戦局は佳境へ。刮目必死のシリーズ第7弾! ※特装版の小冊子には描き下ろしのSS&漫画が収録されています。 本編は通常版と共通の内容です。重複購入にご注意ください。 書き下ろしSS「グレフトル砦の戦い」/描き下ろし漫画「紫煙の向こうに」 -
冒険しない私の異世界マニュアル
「へぁ?」 平凡な女子大生の紗良はいつもと同じように何の疑問もなく、家のドアを開けた。 しかしそこは、見慣れた日常ではなく、殺風景な川べりで、みたこともない魔獣が跋扈する「異世界」だった。 紗良に残されたのは「異世界マニュアル」と書かれた謎のノートだけ。 マニュアルから学んだスキルを身に着け、火をおこし、魔獣を手懐ける紗良の異世界ライフがこうして始まる。 -
峠鬼
遥か昔の倭の国の、神代と人世のその間。神々が人間と共存していた時代。 村を司る神・切風孫命神への生贄に選ばれた少女・妙(みよ)は、避けられぬ死に怯えていた。 しかし、神と相対し対話する異能を持つ道士・小角(おづの)との出会いが、彼女を窮地から救い出す……! みなしごの少女と、壮麗の道士、そして鬼の少年。時代や次元さえも超越した、神々を巡る旅が始まる! 俊英・鶴淵けんじが、古代神話にファンタジーやSFの視点を加えて描き出す、全く新しい“古代日本”像。 特別小冊子「青騎士」に掲載され大きな注目を集め、ハルタ本誌での連載を獲得した話題作が、1・2巻同時刊行! -
モンガータの旅人よ【分冊版】
1965年、北大西洋・シュエルデン国ケンズ島。 両親を船の事故で亡くしたオリジは「死なない船をつくる」と決意し船大工を志すが、ひょんなことから、いまだ舟葬文化の残るこのケンズ島で葬送舟を作ることになる。 死をお金にしていく葛藤に苦しむオリジに、相棒のアルトと”モンガータの旅人”が見せた景色とは……。 【モンガータの旅人】[名] 北大西洋・シュエルデン国における故人の俗称。モンガータとは夜海に灯る月光の道のことであり、そこに送り出された故人が旅人にたとえられたことに由来する。この舟葬文化は20世紀初頭の経済成長により消滅しかけているが、ケンズ島では現在も継承されている。 出典:『シュエルデン国史 第3集』より一部抜粋 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。 -
オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~
「銃と魔法」の時代。 オーク族を筆頭に多数の魔種族を擁する連合国家オルクセンと、美しいエルフたちの国エルフィンド。 歴史的対立を深める両国家の国境で、オークの王グスタフと、故国を追われたダークエルフ氏族長ディネルースは、運命の邂逅を遂げた……。 平和なエルフの国を、野蛮なオークが焼き尽くす――そんな「異世界ファンタジーあるある」の常識を覆した異世界戦記がここに誕生! -
九重さんの極甘愛撫 スパダリ上司が溺愛したくて迫ってきます。
「我慢しないで 声出せばいいのに」期待に甘く疼く奥を大きくて硬いもので満たされ…。九重さんにだけはイカされたくないのに――「おはよう 今日も好きだよ」イケメンで部下からの信頼も篤くて仕事もできる九重さんは、毎日飽きもせずに私に告白してくる。どうせからかってるだけに決まってる…!「そんなに好きなら キスのひとつくらいできるんじゃないですか」偶然乗り合わせたエレベーターの中で挑発すると、突然口付けられて…!?「かわいい また好きになっちゃうな」彼の本気を理解らせるような溺愛sexに絶頂がとまらない…!過去のトラウマから<恋愛は二度としない>と決めてるのに…。九重さんの極甘愛撫で身も心も蕩かされる――。 -
新しい恋愛
ドキリ、共感。 芥川賞受賞のロングセラー『おいしいごはんが食べられますように』著者 短編の天才が見透すあなたの本音! 言えなかった心のもやつきに気づく恋愛小説。 ★宇垣美里 大人になった私たちは 好きなだけでは愛せない 正しい恋だけしてられない ★朝井リョウ(「群像」2024 年 10 月号掲載の対談より) 好きと思う気持ちの中にある、その人そのものに向いた部分、その人が置かれている状況や条件に向いた 部分、それ以外の部分。そういう、感情を分解されるような感覚 ★大森時生 この小説を読んで、恋愛がしたくなった。恋愛はグロテスクで嫌悪の対象だ。だからいい。だからし たい。 ★麻布競馬場(解説より) リアルであること。僕がサラリーマン作家、あるいはいち読者として著者を心の底から信頼している のは、まさにその点にある。 ロマンチックから逃げる二十五歳のわたしと「今の」恋愛を語る中学生の姪(新しい恋愛)。内緒で付き合っていた先輩社員の別な一面に心が揺らぐ(花束の夜)。身に覚えのあるごくあたりまえの好意と悪意。好きって一体なんだっけ……。見逃していた生感情にドキリとさせられ、共感にもだえる五つの短編。 「花束の夜」 ひそかにつきあっていた先輩社員が退職、その送別会の夜に……。 「お返し」 バレンタインデーに渡されたのは、チョコレートだけではないのかもしれない。 「新しい恋愛」 プロポーズされたくない25歳の私と、まっすぐに恋愛を語る中学生の姪の2日間の物語。 「あしたの待ち合わせ」 狛村くんはずっと私が好きだ。私は好きではなけれども、手放したくはない。 「いくつも数える」 50歳課長の「年の差婚」をきっかけに社内に広がるモヤモヤと思いがけない波紋。 -
警視庁異能処理班ミカヅチ
彼らは、事件を解決せず救わず、 ただ「処理」する。 内藤了待望の新シリーズは、 警視庁の底に棲むやつらを描く、 前代未聞の警察×怪異の物語! ☆☆☆ ヤクザに追われ、アルバイト先も失った霊視の青年・安田怜は、 路上で眠っていたところ、サラリーマン風の男に声をかけられる。 曰く 「すこし危険な、でも条件のいい仕事を紹介しよう」 「場所は警視庁本部――」 警視正は首無し幽霊、同僚も捜査一課も癖の強いやつばかり。 彼らは人も怪異も救わない。仕事は、人知れず処理すること――。 桜の代紋いただく警視庁の底の底、彼らはそこにいる。 -
いいご身分だな、俺にくれよ ~下剋上揺籃編~
貴族転生×下剋上!? 転生した異世界で王を目指せ! 事故で死んだ高橋修は、とある恋愛ゲームの異世界・ウェルロッド侯爵家の次男アイザックとして生まれ変わった。だが、義兄からはいじめられ、初恋の相手には既に婚約者がいて――…と異世界でも難しい環境下にいることを自覚し、ある決意をする。「いいご身分だな、俺にくれよ!」 義兄を殺し、権謀術数を駆使して成り上がりを目指す10歳になったアイザックの下剋上を描く異世界ファンタジー、激動の第1巻!【連載時のカラーページを完全収録!】 -
モンガータの旅人よ
1965年、北大西洋・シュエルデン国ケンズ島。 両親を船の事故で亡くしたオリジは「死なない船をつくる」と決意し船大工を志すが、ひょんなことから、いまだ舟葬文化の残るこのケンズ島で葬送舟を作ることになる。 死をお金にしていく葛藤に苦しむオリジに、相棒のアルトと”モンガータの旅人”が見せた景色とは……。 【モンガータの旅人】[名] 北大西洋・シュエルデン国における故人の俗称。モンガータとは夜海に灯る月光の道のことであり、そこに送り出された故人が旅人にたとえられたことに由来する。この舟葬文化は20世紀初頭の経済成長により消滅しかけているが、ケンズ島では現在も継承されている。 出典:『シュエルデン国史 第3集』より一部抜粋 -
団地の恋人
想乃は駆け出しの絵本作家。次作が決まらず悩んでいたある日、遠縁のおじさんから古い団地の一室を相続する。 その団地には小さなカフェがあり、異界から来たお姫さま・ユリアが明るく働いていた。 お魚のパンや、こけももジャムのクッキー、ミルクに浮かべたふわふわクリームパン。ユリアが作るお料理は、どこか不思議で、けれどあたたかく美味しい。 月に一度、満月の夜。ユリアはドレスを着ておめかしし、大好きな国王陛下をお迎えする。 自分たちの絵を描いてほしいと頼まれた想乃は、優しく恋しあう二人の姿を、スケッチブックに描き留めてゆく。あのとき団地で起こったこと、恋も友情も、涙も笑顔も、輝く奇跡も全部……。 現代のおとぎ話。 「わたしは待つのが辛くなったとき、ごはんやお菓子を作ると気持ちが落ち着くの。 あの人に作ってあげたい、この人に食べてほしい。そんなことを考えながらお鍋のスープをかきまぜたりパンを丸めたりしていると、だんだん楽しくなるのよ」 -
フレドリック・ブラウンSF短編全集
奇抜な着想、軽快なプロット、巧妙な話術で、短編を書かせては随一の名手、フレドリック・ブラウン。SFや推理小説はもとより、怪奇小説や寓話などその多岐にわたる活躍の中から、111編のSF短編すべてを新訳で収めた決定版全集を待望の文庫化。第一巻では、1963年9月に創元SF文庫の記念すべき第一弾を飾った『未来世界から来た男』を、原書に準じた本来の収録作・収録順とし、解題と新版解説を付してお送りする。タイムマシンで20世紀半ばのアメリカを訪れた未来の歴史研究者を待つ数奇な運命を描いた表題作をはじめ、47編を収録。/【目次】序文=バリー・N・マルツバーグ/意地悪/雪男/こだま/灰色の悪夢/緑の悪夢/白の悪夢/青の悪夢/黄色の悪夢/赤の悪夢/不運続き/ばあばの誕生日/猫泥棒/家/起死回生/失われた大発見その1──透明人間/失われた大発見その2──不死身/失われた大発見その3──不死/脅迫状/退場/趣味と実益/報復の艦隊/ロープ魔術/致命的な失敗/ユースタス・ウィーヴァーのつかのまの幸福(1)/ユースタス・ウィーヴァーのつかのまの幸福(2)/ユースタス・ウィーヴァーのつかのまの幸福(3)/遠征隊/輝くひげ/ジェイシー/ファースト・コンタクト/馬かしあい/山上に死す/ハンス・カルヴェルの指輪/クマんにひとつの/いまだ終末にあらず/魚の流儀/三羽のふくろうの子/最後の恐竜/やさしい殺人講座全十回/未来世界から来た男/存在の檻/愛しのラム/おれとフラップジャックと火星人/悪ふざけ/漫画家/ギーゼンスタック一家/ジ・エンド/収録作品解題=牧眞司/ノート(旧版解説)=厚木淳/新版解説=勝山海百合 -
ファザーシッター ~問題パパのしつけ承ります~
「またゲームしてる…」家事と育児で日々疲労困憊の妻・春美は家の事より自分の趣味であるスマホゲームを優先する夫に頭を悩ませていた。「えー?風邪?俺仕事あるから移さないでね」ーーある日、春美は連日の疲れから体調を崩してしまうが、夫は心配する様子もなく朝からスマホゲーム三昧。夫の娘への愛情は確かにあるが、ほとんどの事を妻に丸投げで精神的に追い込まれていく春美……。そんな時、友人からの勧めで子供の事だけでなく家全体の問題を解決してくれると言う『伝説のベビーシッター』の存在を知り、勢いで依頼をする事に。世の母親が抱える問題をたちまち解決してくれると噂のベビーシッターに期待を抱く春美だったが、当日家に訪れたのは、イメージとはかけ離れた男性シッターで……!? -
彼氏が欲しかった
妻にゲイであることがバレて刺された四十路男・高井颯太。 死ぬ間際、謎の男から【他殺の場合、やり直しの権利がある】と言われ、目が覚めると大学生の自分に戻っていた! しかも『女の子と初体験をする』合コンがある日の朝。 死んだあとくらい正直でいたいと、女の子の誘いを断る高井だったが、怒った女の子に酒をぶっかけられ、合コンを途中退場する。 追いかけてきてくれた友達・槇尾の家で飲み直すことになり、流れで「ゲイかもしれない」と告白すると──… 「じゃあ、試してみる?」と槇尾に誘われて…!? 【収録作品】彼氏が欲しかった1~5/おまけ(描き下ろし) ★単行本カバー下画像収録★ -
純情エッチング
エロ漫画誌でのデビューを目指す美大生の女子、卯月ノノは編集部から何度もボツを食らう。「男性キャラの心情がつかめていない」と指摘され続けた彼女は、「わからないなら直接聞くしかない」と決心し、同級生の男子、ハルに真剣に問いかけるのだが…。 -
異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。
秋津みどり享年二十七。神様から能力もらって異世界に転生しました! 与えられたスキルは、人間以外の生物に好かれること。それ以外は平々凡々な私だけど、ハイスペックな家族に見守られつつ、異世界ライフを満喫してる。ファンタジーな動物たちをもふもふしたり、なでなでしたりするの毎日。何やらきな臭い動きもあるけれど、神様に振り回されつつ、チートな仲間たちと一緒にがんばってます! 「小説家になろう」発、「ネット小説大賞」受賞の異世界もふもふファンタジー! -
16年目の復讐~奴らを地獄に送るまで【電子単行本版】
高校での過酷なイジメ、不可解な妹の死。渡辺優真は人生に絶望し、引きこもっていた。15年後の誕生日――優真の家に3人の強盗が入る。それは高校時代、優真をイジメていた男たちだった! 奴らの口から語られる衝撃の真実。15年前のあの日、3人は妹に何をしたのか? なぜ妹は死を選んだのか――すべてを知り、すべてを奪われた優真はついに復讐を決意する。その1年後…かつて内気だった優真は生まれ変わっていた。奴らを地獄へ送るために!! 【※この作品は話売り「16年目の復讐~奴らを地獄に送るまで」の電子単行本版です】 【収録内容】 「16年目の復讐~奴らを地獄に送るまで」第1話~第4話 -
これは我々夫婦のことで、
時は戦国。長岡忠興は家の存続のためだけに生きていた。それが当然だと疑わずに―――。家臣としての忠誠の証として突然命じられた婚姻。その相手はまさかの異形の娘で…。 -
隣の席の聖女様は俺にこっそりスカートの中を教えてくれる
「…本当に穿いてないのか?」 「気になるなら確認、する?」 不健全な聖女様とこっそり紡ぐ、甘い甘い恋の物語。 『今日は、白だから』 綺麗な姿勢で隣の席に座る銀髪の美少女・早乙女聖良。 彼女は誰とでも分け隔てなく、どんな相手にも優しく接するクラスの“聖女様”である。 しかし――。 『今日は黒』 彼女のポケットから落ちた黒い布を拾ったことがきっかけで、毎日届くようになった謎のメッセージ。 聖女様は“スケスケのえっちなやつ”が好きらしい。 こちらの反応を伺うようにたくしあげられるスカート。一方的に押し付けられる甘美な誘惑。 『今日は、穿いてないから』 これは不健全な聖女様とこっそり紡ぐ、甘い甘い恋の物語。 ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください -
真綿の檻
電子コミック150万DLのメガヒット作! 古風で地味でおとなしそうな女性…それが榛花の印象。 幼い頃から親の手伝いばかり、結婚してからは夫に尽くす毎日。 そんなある日、母が負傷し介護を要求されることに。反発する夫に、榛花の親は「離婚して帰ってこい」と榛花に告げる。 しかし、それに榛花が返した言葉は、あまりにも予想外で強烈なものだった…!! 電子コミックが口コミで大ブレイク!「親に対する感情、共感した」「母親目線の物語もあって感動した」「この結末は予想できなかった!」などの感想が殺到。 累計1億円以上を売り上げた力作です! -
大江戸イノベーション【分冊版】
とあるベンチャー企業の若手社長・榊は、階段から落ちた時になぜか江戸時代にタイムスリップしてしまう。 突然のことに戸惑う榊だったが、何はともあれ金を稼ぐことが先決。 まずは、居候先の潰れかけの茶屋を現代の知識と持ち前の経営スキルを使って立て直す! 令和の社長が江戸時代で日本一の商売人を目指す、成り上がりストーリー開幕! 分冊版第1弾。 ※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。 -
月歌の始まり【自費出版】
自費出版の週刊連載漫画!!書いててめまいしちゃう… 鬼の少女、小紅を助けたのはスケベな坊主にして 日本一のつわ者、桃太郎であった! 鬼退治を終えた桃太郎のその後を描く週刊少年漫画風自主連載漫画! 漢字が多いね -
GURU
異次元からデーモンが出現して20年――。襲撃は続くものの、魔法と魔法陣を持つ者「ウィザード」たちにより、人々は平穏な日々を送っていた。しかし、デーモンが突如凶悪化し、並のウィザードでは対処困難に…。状況打破の鍵を握るのは禁忌を犯した魔女、ユエリとソレーユ。世界の命運は最凶の魔女2人に託された――!! 禁忌を犯した最凶の魔女2人が大暴れ! 世界を揺るがす魔法×百合ファンタジー!! 異次元からデーモンが出現した20年前。ヴァチカンが中世からの秘匿を破り、「魔法」を世界に向けて公開。これにより、魔法と魔法陣を持つ者「ウィザード」が復活した。デーモンの襲撃を抑えながら世界は平穏を取り戻していたが、突如デーモンが凶悪化。状況打破の鍵を握るのは禁忌を犯した魔女、ユエリとソレーユ。最凶の魔女2人に世界の命運が託された――。 -
君主で読み解く世界史
共和政=善、君主政=悪ではない? 君主について考えることは、統治制度について考えるということ――。 君主政=古い、悪/民主政=新しい、善といった単純な図式ではなく、君主とは何なのか、なぜ現代の世界は君主を残した国となくした国とに分かれているのか、歴史をたどりながら、多角的に、本質的に君主という存在を考えていく。米中露はもちろん、人間社会の統治やリーダーが何かを知ることのできる一冊。 好評を博した『帝国で読み解く近現代史』に引き続き、再び東西の歴史に通じる二人の歴史家が縦横無尽に語る。 【目次】 序章 なぜ今、君主なのか 第1章 王とは何か、皇帝とは何か 第2章 君主政の展開 第3章 君主政の多様化 第4章 二つの発明――立憲君主政と共和政 終 章 君主政の現在 あとがきがわりの対談 -
新版 地球生まれで旅育ち ヤマザキマリ流人生論
漫画家・文筆家・画家――数々の表現方法で活躍するヤマザキマリの原点とは。 14歳での欧州一人旅、母や北海道という土壌、世界各地で見てきたものから生まれた表現者としての覚悟、生きる意欲をもたらした芸術の道など、2019年上梓の『地球生まれで旅育ち』に大幅加筆修正を加えた一冊。 「怒濤と言ってもいい私のこれまでの人生も、最終的にはこうした判断力や事象に振り回されないタフさをもたらしてくれたのだと思うと、無いよりはあってよかったと感じている。自分という生き物は、私たちが思っているほど、弱くはない。」――「はじめに」より <目次> 第一章 私の原点……芸術との出会い、母のこと 第二章 女性論 強さ、賢さ、美しさ。 第三章 表現論 生きることは表現すること。 第四章 芸術論 私を育むもの。 第五章 ローマ論 歴史を背負う人々。 -
「メンター」の教科書
◎メンターについての知見を余すところなくまとめた1冊 「メンター」とは、メンティ(相手)のキャリアや人生の“導き手”となる存在のことです。 そのためにメンターが身に付けておくべき手法を「メンタリング」と言います。 本書は、メンターとして身に付けておくべき心構えやメンタリングの内容、組織としてメンター制度を取り入れる際の注意点まで、「メンター」に関する知見をまとめた1冊です。 ◎メンターとしてすぐに使える具体的テクニックを紹介 メンターの仕事の醍醐味は、自分の経験をメンティとシェアすることで、メンティの成長を見届けられる点です。 メンターの成功体験ばかりでなく、失敗談や後悔してきた経験も、メンティの成長の糧になる可能性があるのです。 ただしそのためには、自身の経験を的確にメンティに伝える必要があります。 本書は、 ・メンターが担う役割とスキル ・メンティの意欲を削ぐメンターのタイプ ・関係構築・傾聴・深堀り・アドバイス・クロージングまでの流れ など、メンターとして知っておくべき事例やテクニックを余すところなく紹介しています。 すでにメンターとして活動している人はもちろん、これからメンターになりたいと考えている人、メンター制度を取り入れたい企業の担当者まで、メンターにかかわるすべての人に読んでもらいたい1冊です。 -
日中15年戦争
「戦争へのあこがれ」に抗して 多様な人びとの視点とともに描く全体像 1931年から1945年まで15年の長きにわたる戦争で、日本はどの国にまけたのか? 多様なひとびとの視点を通して全体像を復元する。解説 一ノ瀬俊也 === 1931年から1945年の15年にわたる戦争で、日本はアメリカにのみならず中国にも敗北したのだ 著者は、陸軍の企図・満州利権・戦費調達など国内の政治経済的背景に加え、中国側の論理も含めて戦争の経緯を解く。生々しい戦場の実態や兵士の証言など、個々人にも強い焦点をあてた著者特有の記述が、戦争の真の全体像を浮き彫りにし、戦後日本社会の深層に与えた影響も説明する。歴史教育現場からの発言を続けた著者が豊富な史料を交え、人間の内なる「戦争へのあこがれ」に抗すべく、平和への熱情を注ぎこんだロングセラー。 【目次】 概観 日中戦争と太平洋戦争 一つの質問/忘れられた感覚 第1章 中国革命にはむかうもの 国民革命と日本/山東出兵 「田中外交」の展開/張作霖爆殺事件 第2章 乾いた大陸 満州事変 一九三一年九月十八日 日中十五年戦争の開始/ゼロアワーへの道 満州事変はなぜ起こったか/関東軍と陸軍参謀本部 ある「謀略」の構造 第3章 満州占領 「王道楽土」の現実 たたかいの日々/「満州国」の誕生 第4章 上海のたたかい ある「序曲」 「爆弾三勇士」/「国際都市」上海のたたかい/上海停戦協定 第5章 万里の長城をこえるとき 「ドミノ理論」のゆくえ 国際連盟・脱退/「王道楽土」の幻影/「華北分離工作」の形成 第6章 統一中国への道 大長征 よみがえる中国共産党/「幣制改革」 経済統一の進展/西安事変 第7章 日中全面戦争の開始 「七夕」の夜の銃声 蘆溝橋事件/一九三七年夏・東京/「支那事変」の成立 第8章 苦悶する中国 南京「陥落」/第二次国共合作の成立 八路軍の誕生 第9章 「国民政府を対手とせず」 いわゆる「不拡大派」の敗退/近衛声明/どこへゆく? 近衛内閣 第10章 たたかいの日々 徐州・漢口・広東 一九三八年 徐州 「対支消極持久」方針の成立/『麦と兵隊』ノート/一九三八年 漢口・広東 第11章 生と死の構造 ひもじさの間奏曲/まずしき兵站線/死者たちの群像 苦痛のカルテ 第12章 北のくにの「銃後」 「赤紙」がきた/「銃後」万華鏡 第13章 もう一つの「中華民国」 ある「偽国」の成立 汪兆銘工作/「中華民国」政府の成立 和平交渉の終末点 第14章 「点と線」への道 華中と華南のたたかい/百団大戦 八路軍が反撃する/八路軍のたたかい方 ただ一つの「秘密の兵器」 第15章 「軍国化」の経済構造 軍国財政と国民生活/国家総動員法の成立と展開/軍国日本の土台 戦争が社会を変える 第16章 ある「共和国」の誕生 「辺区」の抵抗の構造 巷にて/晋察冀辺区のなりたち/「辺区」展開図 第17章 ある中国理解者の生涯 尾崎秀実の生と死 尾崎・ゾルゲ事件/彗星の出現/ある死刑囚の最期 “Ecce Homo” 第18章 日中戦争から日米戦争へ 日中戦争と日独伊三国同盟/日中戦争と日米交渉 第19章 たたかいのはてに 12枚のカード たたかいのなかのたたかい 終局 文庫版解説 戦争の全体像復元の壮大な試み 一ノ瀬俊也 -
AGI 人間を超える知能は文明をいかに変容させるか
“超知能AIで人類は絶滅する”のではない。 文明を〈再設計〉するべき時が到来したのだ! もはや、AIの存在は私たちの日常の前提となった。 そしていま、人間と同等に広範な知的能力(論文読解、動画制作、経営戦略策定、数学の証明、翻訳、物語の執筆など)を持つ「汎用人工知能 Artificial General Intelligence」すなわちAGIの出現が、目前に迫っている。 「次のトークン(単語)を予測する」だけにすぎないものが、なぜ人間を凌駕しうるのか? それは本当に実現可能なのか? 実現後に、科学は、社会は、そして文明はいかに変容するのか? すでにサイエンスの現場では、「研究の自動化」が現実的なものになりつつある。 そうした事態をはやくから予見し、「AI駆動科学」を長年追究してきた研究者が、 悲観論にも楽観論にも与せず、透徹した現状認識のもと、知能の制御と文明の再設計という課題に、明快に答え、深く問う。 人間の知能のみを想定した科学、社会、経済、政治はすでに成り立たないことが明白となったいま、 基礎知識から、人類文明の未来像、日本の戦略と政策実装まで、いま考えるべきことを一望し、AGIと人間が共存するための「原理」を真摯に構想する。 あらゆる分野の意思決定者、そして明日を展望するすべての人に向けた一冊。 [「まえがき」より] 本書は、AGIが人間を超えるかどうかだけを問う本ではない。AGIによって何がなお人間に残るのか、そして何を守るべきなのかを問う本である。 [本書で示される問いの例] なぜいまAIが飛躍したのか 予測はなぜ理解に近づくのか 知能爆発は起きるのか なぜAGIは制御を要するか/なぜ制御は構造的に困難か 制度設計は間に合うのか 意識の問題は迂回できるのか 近代の価値はなぜ揺らぐのか 政治哲学はAGIに応えられるか 民主主義と人権はAGI時代にも必要か なぜ第三極として「日本」が必要なのか 次世代に何を残すか [本書の内容] はじめに 第1章 まえがき 第2章 AGIとは何か 第3章 AGIはなぜ可能か 第4章 知能に限界はあるのか 第5章 AGIはなぜ危険か 第6章 知能爆発はどこへ向かうのか 第7章 知るとは何か──AGIと科学 第8章 AI駆動科学 第9章 AGIは知をどう変えるか 第10章 AGIで社会はどう変わるか 第11章 AGI時代に人間であるということ――構成的多元主義へ 第12章 AGI時代にどう備えるか あとがき -
初夜に「愛することはない」と言った旦那様が、私にご執心なんですが!? webtoonアンソロジー
ーー政略結婚ですもの。愛がある婚姻だとは思っていませんわ。 ですが。 「愛することはない」って、それ、初夜に宣言なさることですか!? そんな旦那様、こちらからお断りですわ! 自由に楽しく奥様ライフを満喫させていただきます!! おかしいですわ。 放っておけばおくほど旦那様の熱視線は絡んできますし、贈り物や愛の言葉まで……。 旦那様、「愛することはない」とおっしゃったのはあなたですわ。 私の愛がほしいのなら……わかっていますわよね? LINEUP =============== 「永遠に生きていてほしい」三香(小説&原作)/青代理鶴(ネーム)/ししゃも(線画)/狗尾草(背景)/杏木(着彩仕上げ) 「継母と継子の愛され奮闘記」さち(小説&原作)/Saku(ネーム&線画)/狗尾草(背景)/Gomanoera(着彩仕上げ) 「結婚したこと忘れてる!?︎ 幼なじみが全力で口説いてきます」七篠りこ(小説&原作)/夏瀬ひびき(漫画) 「お飾りの妻は、剣聖の夫と愛の切っ先を交わす」紙吹みつ葉(小説&原作)/Gomanoera(漫画) 「君を愛するためではない」と子どもを押し付けてきたのに、なぜか物陰から仲間にしてほしそうに見つめてくる。」笛路(小説&原作)/スマートゲート =============== ハッピーエンド確約の読み切りwebtoonを収録した珠玉の5作品!! 「小説家になろう」の人気作品も収録したwebtoonアンソロジー!! *本作品は「初夜に「愛することはない」と言った旦那様が、私にご執心なんですが!? webtoonアンソロジー 【小説付き】 1」から小説部分を除いた再編集版です。重複購入にお気を付けください。 -
女子寮の乙女たち
河原颯平は、ある日突然監禁されてしまう。目を覚ますと、そこには5人の美女がいた。じゃんけんで順番を決めた彼女たちは、代わる代わる颯平と性行為をする。最初は戸惑ったもののまんざらでもない颯平は、半年間という期限の中で一人一人の名前を覚えながら深く交わっていく。 -
メルヘン・ガール・ランズ!!!
【購入者限定 電子書籍版特典あり】 当コンテンツを購入後、以下のURLにアクセスし、利用規約に同意の上、特典をお楽しみください。 歌舞伎町に"おとぎ話"なんてない。 欲望が渦巻く街「歌舞伎町」。そんな街に迷い込んだおとぎ話のお姫様。お姫様はなんとか元居た世界に帰ろうとするも、帰る方法が分からず、歌舞伎町で生活をすることに。そこで一冊の絵本と出会う。その絵本のタイトルは「白雪姫」。どうやらそこに書いてあるのは自分の物語で――。白雪姫in歌舞伎町 ニュー・シンデレラ・ストーリー開幕! (C)2025 Ubik┴(C)2025 Abendsen -
人生は逆算できるのか
いい学校→いい仕事=いい人生なのか? 学校でも親からも「将来の計画を立てよう」「そのために努力しよう」と言われるけど、そうしないと本当にだめなのだろうか? 人生はプロジェクトなのだろうか? 〝自分を生きる〞練習を始めよう。 学校では「計画を立てよう」「そのために努力しよう」と言われるけど、これって誰のためなのでしょう? ちゃんとしないと後悔するのは自分!? 人生はプロジェクトではありません。どんな仕事があるのかよく知らないのに、将来のため、と予測をして、大学選びをするなんて、おかしな話です。人生を逆算して先取りしておけば、将来に対する不安は無くなる、のでしょうか? 人生は一直線に進むものではありません。途中で迷ったり、違和感を無視できなくて進路を変更したり、分からなくて立ち止まったり、考え方が変わったりすることもあります。答えを求めるのではなく、今の自分を信じて一歩踏み出してみよう。 === 【目次】 第一章 前提を疑う――キャリア教育とは何か 第二章 動機を疑う――「人生計画」「招待設計」「進路選択」がもたらすもの 第三章 能力観を疑う――不安と蜜月な「能力」 第四章 生き方を疑う――途上の自分をどう信じるか? 第五章 自分に戻る――「見せる安心」から「感じる安心」へ 終章 持ち帰る――「感じる安心」を耕すレッスン帳 === -
石原莞爾 ――信仰に導かれた戦略家
ユートピアのための戦争は正しいのか 昭和陸軍の「異端児」として名高い石原莞爾。「最終戦争」を唱え、満州事変を計画し、実践した。だが満州国設立後、日中戦争の拡大に反対し、一線を退く。そうした経歴から、石原の戦争責任については様々な評価がこれまで与えられてきた。戦争のみならず永久平和と世界統一のユートピアも論じた彼の多様な主張の背景には、独自の日蓮仏教信仰運動がある。その宗教性を理解しなければ、日本陸軍を大きく動かした思想を見落とすことになる。日本の近代思想に潜む宗教性を研究してきた著者による石原莞爾理解を刷新する一冊。 === 【目次】 第一章 日蓮主義との出会い――信仰者の夢 1 一青年将校の世界観形成 2 日本社会の問題とどう向き合うか 3 将校たちの日蓮信仰 4 石原にとっての日蓮主義 第二章 世界最終戦争論の構想――軍事思想家の誕生 1 漢口での生活 2 はじめての洋行 3 戦争の論理 4 宗教としての戦争 第三章 世界統一――弥勒の世界をめざして 1 世界統一と永久平和 2 イデオロギーの怪物 3 進化する人類 4 分断を超えるユートピア 第四章 東亜連盟への期待――宗教的指導者の改革戦略 1 昭和維新 2 追いやられる夢 3 理想の支持者たち 4 朝鮮人の居場所 第五章 女性解放者の実践――日蓮仏教の龍女成仏 1 女性解放という戦略 2 家庭という前線 3 婦人の昭和維新運動 終章 最後の夢――戦後の歩み 1 敗戦と戦後 2 遺される思想 3 石原主義 === -
中学からの勉強は、こう変わる。 はじめての自学自習のキホン
「将来のために、勉強をしておいたほうがよさそう」 ということはわかってはいる。 でも正直なところ、やる気にならなかったり、友だちとゲームをしたり、おしゃべりするほうが楽しくて、 「できることなら、ずっと好きなことをしていた~い!」 そんなふうに思うことは、ありませんか? この本では、「そもそも、どうして勉強しなくちゃいけないの?」というギモンに始まり、中学からの勉強法、定期テスト対策、進路の考え方まで、中学生の勉強にまつわるさまざまな悩みに、塾などでの個別指導3000人超えの野英利香先生がこたえていきます。 中学に入学したら、最初に読んでおくと、3年間の勉強がとてもラクになる1冊です。 -
「手放し」のすすめ ―明け渡しの道―
手放すと、すべてが好転する! 『パワーか、フォースか』の著者が放つ、 あらゆるメソッドを超えた究極のメソッド 低次の感情を手放し、高次の感情に至る最強のテクニック 「本書は、真に人生を変える一冊です。」(ウェイン・ダイアー) ベストセラー『パワーか、フォースか』ではホーキンズ博士は意識エネルギーを 1~1000のスケールで体系化し、「恥(~20)」から「悟り(700~)」 までの意識のレベルを提示しました。 本書『「手放し」のすすめ』では日常でできる「手放し」によって、意識のレベルを上昇していく過程が明らかにされます。 また、「手放し」によって意識のレベルを上げていく中で、著者自身が経験した奇跡についても詳細に記されています。 本書は、健康、創造性、経済的成功、感情的な癒し、仕事の充実感、人間関係、性生活、そして精神的な成長など、人生のあらゆる側面において役立ちます。 また、精神衛生、心理学、医学、自助、依存症からの回復、そして精神的な成長の分野で働くすべての専門家にとって、かけがえのない供給源となるでしょう。 困難を優雅に乗り越え、より強く、より回復力のある自分へと成長する方法を学びましょう! *** 「どれくらい長く苦しみ続けたいのか?」 「いつ手放す覚悟があるのか?」 そして、「いつになったら『もう十分だ』と思うのか?」ということです。 ネガティブな感情に固執したがっているのは、私たちの中の「小ささ」です。すなわち意地悪で、心が狭く、自己中心的で、競争心が強く、ケチで、策略的で、不信感が強く、報復的で、批判的で、縮こまっていて弱く、罪悪感と恥に支配され、虚栄心に囚われているような部分です。そういった部分には、エネルギーはほとんどなく、自らを消耗させ、自己価値を低下させる行動に導きます。自己嫌悪、終わりのない罪悪感、罰を求める心、病気への傾向は、すべてこの「小さな自分」から生まれます。果たして私たちは自分をこの部分と同一視したいのでしょうか? この部分にエネルギーを与えたいのでしょうか? 私たちはそのように自分を見たいのでしょうか? もしそうなら、他人も同じように私たちを見るでしょう。 これらのテクニック、すなわちネガティブなものを手放し、ポジティブなものへの抵抗を手放す方法を取り入れると、遅かれ早かれ、突如として、自分の真の姿についての包括的な認識に至ります。これは一度体験すると、決して忘れることはありません。世界がかつてのように私たちを脅かすことはもうないのです。 *** 「感情を手放すとは、それを批判したり判断したり抵抗したりせずに、そのまま存在させることです。感情をただ観察し、修正しようとせずにそのまま感じることなのです。その感情を手放す意志さえあれば、やがてそれは消えていきます。 感情にラベルや名前をつけるのではなく、単にその感情を感じ、その背後にあるエネルギーを手放しましょう。感情を『恐れ』とラベルづけする必要はなく、そのエネルギーを認識すれば手放すことができます。」 「恐怖そのものを手放すことは素晴らしい実験です。恐怖を恐れなくなれば、私たちはそれがただの感情に過ぎないと気づきます。実際、恐怖はうつ状態よりもはるかに耐えられるものです。」 「私たちはもう一つ、意識の法則を学ぶことができます。それは、恐怖は愛によって癒されるということです。」 (6章「恐怖心」より) 「プライドや自己過剰評価を手放すと、それらに代わって内面的な安定が生まれます。」 (9章「プライド」より) 「受容のレベルでは、多くのブロックが明け渡された結果、自分の愛が自らの存在の本質から自然と放射されていくのです。 この愛のエネルギーが私たちの内なる本質であり、ブロックが取り除かれるとそれが自然と、自動的に現れることを発見します。これこそが偉大なマスターたちが語る『真の内なる本質』、つまり『真我』です。」 (11章「受容」より) 「絶え間ない明け渡しを続けた後に、大いなる静けさと平和が訪れることがあります。それはしばしば、大きな内面のブレイクスルー(突破)として現れます。」 「最終的には、『赦す』という考えそのものを手放します。『誰かを赦す』ということは、私たちがまだその人物や状況を『間違っている』と見なしていることを意味し、したがって赦しが必要だと考えているのです。真の明け渡しとは、そのような見方を完全に放棄することです。 (12章「愛」より) 「もはや分離した自己の感覚はなく、『私』という代名詞は消え去り、意味をなさなくなりました。その代わりに、すべてであるという認識がありました。それは常に存在し、これからも存在し続けるものでした。」 (13章「平和」より) 「対人関係のレベルで感情を見つめ直すとき、私たちは意識の新たな法則を発見するでしょう。それは、私たちの感情や思考は常に他者に影響を与え、関係に影響を及ぼすということです。」 「感情を手放すと、それはより高次の感情に置き換えられます。感情を認識し、受け入れる唯一の目的は、それを手放すためです。明け渡しとは、感情を変えようとせず、ただその感情を経験することを赦すことを意味します。抵抗こそが感情をそこに留まらせる原因なのです。サレンダーするということは、ただその感情を経験し、それを変えようとしないことを許容することです。抵抗こそが、その感情をそこに留めている原因なのです。」 (18章「人間関係」より) 【目次】 1章 はじめに 2章 手放し(レッティングゴー)のメカニズム 3章 感情の解剖学 4章 無気力と抑うつ 5章 深い悲しみ 6章 恐れ 7章 欲望(願望) 8章 怒り 9章 プライド 10章 勇気 11章 受容 12章 愛 13章 平和 14章 ストレスと身体疾患の軽減 15章 心と身体の関係 16章 手放すことの恩恵 17章 変容 18章 人間関係 19章 仕事における目標達成 20章 医師よ、自らを癒せ 21章 質問と回答 -
ハヤブサ消防団
【田園暮らしのミステリ作家vs美貌の歴史ミステリ作家】 ドラマ化&柴田錬三郎賞受賞の大ヒットミステリ、待望のシリーズ新作登場! ミステリ作家の三馬太郎が自然豊かな八百万町ハヤブサ地区に移り住んで数年。地元消防団の一員としても忙しい毎日を過ごすうち、とある文学賞にノミネート! 最大のライバル候補は、今をときめく美貌の歴史ミステリ作家・北原未南。だが、未南に不可解な疑惑が持ち上がる。 一方、八百万町では、ある若い女性が我が子を残して川から水死体で発見されていた。事件の真相を探るうち、太郎は町を揺るがす巨大な疑惑に巻き込まれて・・・・・・。 【集英社創業100周年記念作品】 ■著者プロフィール: 池井戸 潤(いけいど・じゅん) 作家。1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、11年『下町ロケット』で直木賞、23年『ハヤブサ消防団』で柴田錬三郎賞を受賞。 主な作品に「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『ロスジェネの逆襲』『アルルカンと道化師』ほか)、「下町ロケット」シリーズ(『ガウディ計画』『ヤタガラス』ほか)、『シャイロックの子供たち』『空飛ぶタイヤ』『民王』『七つの会議』『陸王』『ノーサイド・ゲーム』『花咲舞が黙ってない』『アキラとあきら』『俺たちの箱根駅伝』『ブティック』がある。 -
大宮アルディージャはなぜ外資に買収されたのか?~日本サッカーとスポーツビジネスに起きた「革命」~
史上初の100%外国資本クラブ「RB大宮アルディージャ」の誕生。レッドブルという巨大資本の本格参入は、日本サッカー界の歴史を大きく変える衝撃だ。2兆円に迫るプレミアリーグとの絶望的な経済格差、そして「移籍金で稼ぐ」という世界基準の欠如。レッドブルが導入する最先端の育成とクラブ経営哲学を解き明かし、外資参入という「黄金の好機」を武器に、Jリーグが世界市場へ逆襲する道筋を鮮烈に描き出す。 -
〈身〉の構造 身体論を超えて
前著『精神としての身体』で、心身二元論では我々が具体的に生きている身体のダイナミックスは捉えられないとした著者は、本書では、皮膚の内にとざされた身体という固定観念を取り払い、身体を超えた錯綜体としての〈身〉を追究。さらに、空間が均質化して「身体は宇宙を内蔵する」という身体と宇宙との幸福な入れ子構造が解体している今日、我々にとってどのようなコスモロジーが可能かを問う。 -
生きとし生ける音【電子特典付き】
漫才やコントで唯一無二の世界観を作り出してきた 人気お笑い芸人、男性ブランコ・平井まさあきが初の小説の執筆に挑戦! 「そよそよ」や「こぽこぽ」、「ほろっ」など『音』を表現する言葉「オノマトペ(擬態語・擬声語)」をテーマに書かれた短編小説集。 平井まさあきが贈る、優しさと驚きに満ちた13編の物語。 突如主人公の部屋に現れたバスケットボールサイズの黒い球体。空間に浮き上がった不思議なその物体は、よく観察してみるとそよそよと“吸引”をし続けていて――。(「そよそよ」より) 大きな空のキャンバスに夜空を描く仕事をする「夜塗師(やとし)」。彼は、誰にも知られず、同じ夜を20年以上描き続けていた。ある日、父を亡くしたばかりの気の強い少女と出会い、お互いの孤独を癒していく。その先に見えた景色とは。(「ツー」より) ※電子書籍特典として著者の直筆メッセージ画像を収録しています。 -
知性大全 AI時代に不可欠な力
シリーズ110万部『アウトプット大全』著者・樺沢紫苑 最新刊! AI時代に命運をわける「知性」について、全網羅した初の本 自ら問いを立て、考え、行動するために。 習慣力、決断力、読解力、文章力、対話力、地頭力、思考力…… すべての能力をアップデートせよ。 ◎CONTENTS CHAPTER1 「知性」とは何か?――知識を行動に変える 知性とは? 知性と知能 自分の頭で考える 共創する 知性サイクルを回す 他 CHAPTER2 「知る」――インプットの質と量を改善する アンテナを立てる 好奇心を刺激する 読解力を養う ノイズを減らす SNSを育てる 他 CHAPTER3 「考える」――本質的な思考力を鍛える 整理する 立体的に考える 問いを立てる 壁打ちする 仮説を立てる AIに残す 自分で書く アイデアを出す 他 CHAPTER4 「決断する」――意思決定でスピードを上げる 決断して、行動する 書いて整理する 3つに絞る 決断を減らす ルール化する プランBを用意する 数値化する 期限を決める 他 CHAPTER5 「行動する」――最初の一歩で現実を変える 特性を理解する 言語化する TO DOリストを書く オリジナリティの注入 徹底的に磨く 編集する 覚悟を決める 他 CHAPTER6 「フィードバックする」――修正力を高めて成長につなげる 未来へ向けて準備する AIにフィードバックさせる 最適解を導く AIに質問させる 視座を変える ポジティブ・フィードバックする 反証する 炎上を防ぐ 他 CHAPTER7 「整える」――自分の心と体に向き合う 心と身体を整える ぐっすり眠る 規則正しく眠る AIをカウンセラーにする 脳を育てる 運動する 日記を書く 悪口を手放す 他 CHAPTER8 AI時代にあえてすべきこと ――人間本来の力を磨く (紙の本を)読む 体験する リラックスする リアルに会う 美意識を磨く 料理する 外に出る ボーッとする 他 -
極限の漂流118日間
■「ページをめくる手が止まらない!」とUSAトゥデイ絶賛! ネロ・ブック・アワード「Nero Gold Prize 2024 Book of the Year」。ニューヨーク・タイムズ「2025年 TOP 10 BOOK OF THE YEAR」。米国版のタイトルは『A Marriage at Sea』でアマゾン「9400超レビュー★4.3」でジャンル1位独走中。 ■アドレナリン全開の航海アドベンチャーと心を揺さぶるラブストーリーが融合! なぜ私たちは難しい人を愛するのか、そして想像を絶する118日間の漂流で、人はどう生きるかを問いかける。 ■冒頭、太平洋ガラパゴス諸島沖でふたりを乗せた船は、巨大クジラと突如衝突。30代のモーリス(夫)とマラリン(妻)は海に投げ出される。この118日間のサバイバルの没入感がたまらない。 ■本書は数々の受賞歴がある著者のデビュー作。訳者は『ファスト&フロー』など数々の名著を訳してきた村井章子氏。USAトゥデイが「小説のような最高のノンフィクション」、フィナンシャル・タイムズが「アドレナリンが出てくる」と評するように小説のように読める。とても53年前の実話とは思えない。数ある漂流記でも、無線機を持たない夫妻が太平洋に118日間投げ出された実話は珍しい。 また、本書には数々の海の野生動物(マッコウクジラ、アオウミガメ、サメ、シャチ等)が登場するが、なかでも死の危機に直面したマラリンが返り血をものともせず、ウミガメと死闘を繰り広げるシーンは壮絶だ。マラリンのどんなことがあろうと、前向きな精神は感動的。また、第3部以降は、人生とは、愛とは、強さとはを深く考えさせられる。読者は、漂流記の好きな人を軸にラブストーリー好きや野生動物好き、翻訳ノンフィクション好きを想定しながらも、このようなテーマを読んだことのない人にも読みたくなる装丁に仕上げる。 -
記憶とツリーハウス
台湾版スタンド・バイ・ミーの誕生! 少年たちは親に逆らい 自由を求める旅に出た―― 台湾版「スタンド・バイ・ミー」の誕生! 「記憶とはこんなに不完全で、暗号のように時間をかけて解読するしかないのだ」 故・天野健太郎氏絶賛! 【あらすじ】 僕の人生最初の記憶は、3歳で神棚の前に跪かされ、百元札を盗んだ咎で両親と祖母から叱責されているものだ。でも、この記憶は本物だろうか……? 台湾のとある都会の片隅、夜市と花街で名を馳せる猥雑な下町で、僕ら3人――僕、翊亞(イーヤー)、阿煌(アーホァン)は育った。12歳の夏休み、僕らは廃屋の敷地にそびえるマンゴーの樹にツリーハウスを造り、大人たちが禁じた境界線の向こうを眺めながら、この街から脱出する秘密の計画を立てた。 時が経ち、暗号学を教える大学教授の職を失い、幼い娘の世話に専念する僕の元に、ピアニストとして名声を得ていた翊亞の訃報が届く。「こんな日が来るのを俺はとっくに知ってた」阿煌の言葉をきっかけに、僕は暗号を解くように、過去の記憶を手繰り始める――。
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