エッセイ・紀行作品一覧

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  • 役者人生、泣き笑い
    3.5
    デビューから50年、何百人もの人生を演じてきた多芸の人・西田敏行。古希を機に、生い立ちや家族、役者人生を赤裸々に明かす初の自伝。監督、俳優、友人との交流や制作等の面白秘話満載!
  • さっぽろ狸小路グラフィティー【HOPPAライブラリー】
    -
    かつては、全道から買い物客が集まった老舗商店街・狸小路。140年におよぶその歴史は、札幌の歴史そのものといえます。そんな庶民とともに歩んできた商店街の明治から現在に至る変遷を、80余店の最新ルポや歴史トリビア、街並みの変遷図などで紹介。 北海道新聞好評連載のルポは、明治・大正生まれの店から平成生まれの店まで、歴史と人物をたっぷり紹介。有名店の意外な歴史や人気の酒場など、古き商店街のディープな魅力にスポットをあてます。 さらに、狸小路の歩みをダイジェストでたどる「狸小路ヒストリー」や、明治から平成までの街並みの変化を丁目ごとに紹介する「街並みの変遷」、さらに著者と狸小路の思い出をつづる「記憶の中の狸小路」など、意外なエピソードや知られざる事実を掘り起こします。 都市の街並みから消えつつある界隈性を、今なお残す狸小路商店街。その歩みと魅力、そして素顔を凝縮した好評シリーズ第4弾。

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  • ワカメちゃんがパリに住み続ける理由
    3.5
    「サザエさん」のワカメちゃんが綴る、愛しくておかしいフランスの真実! お茶の間のアイドル的小学生、磯野ワカメのモデルとなった著者がフランスに住み、はや30年。 この30年もの間に、自由を愛し、自分勝手でしたたかな国に辟易しながらも、そこに根付いた人々の精神、文化の真髄を知ると同時に、 改めて日本の姿を再発見したようです。 例えば、ワカメちゃんの目を通してみると、 ・街角には流行がない(でも、なぜかお洒落に見える)。 ・ドケチ(でも、本当の贅沢を知っている)。 ・モノが少なすぎ(でも、想像力が鍛えられる)。 ・誰もかも、口ぐせが「セ・パ・モア/私じゃない」(でも、なんだか憎めない……)。 ・変化がない(日本と歩み寄ったらちょうどいい!)  etc……苦笑することだらけ! ほかにも、昨今のテロ事件で揺れ動く社会の風景から、政治界ウォッチング、毎日繰り広げられる責任のなすりつけ、 年老いても男・女磨きに余念がない人々、料理教室に勤しむフランス人、街角のお洒落観察など、 フランスの素顔を知るためにぴったりなトピックを、エスプリがきいたユーモアたっぷりに綴ります。 そもそもなぜワカメちゃんは30年前、誰も知り合いのいないフランスに飛んで行ったのか? 今まで明かされなかった思い出話、そして日本への愛情がたっぷり詰まっています。 ●表紙・本文中のイラストはすべて、伯母のDNAを受け継いだワカメちゃんの娘が描き下ろし!
  • 息子ってヤツは
    3.6
    「あんた勉強が好きだから」という言葉を、くり返し使うのがミソである。そういう地道な努力をすること3日間。すると息子は、「さあ、勉強すっかな。オレって勉強、好きだよな」なんてことをいいながら、実際に勉強しはじめたりするから驚きだ。――母子二人三脚で挑んだ受験を描く、抱腹絶倒の奮闘記。フリーマガジン「5L」(ファイブエル)にて好評連載中のエッセイ、ゆづきいづる氏による書き下ろし3コマ漫画を加えて、待望の書籍化。小3~高1までの8年分の珍エピソードに、子育て経験者の女性たちから共感の声、続々!! 母は、勉強嫌いな息子をいかに受験合格に導いたのか?室井流「男育成」のカギがここに!! 「息子には、生きる意味や自分の居場所を見つけてほしい」――。そんな母の願いからはじまった、 地方の中高一貫校をめざす、母子二人三脚による「受験」という闘い。入塾テストから始まり、受験を前にした小学校生活、震災を境に変化した「勉強」の意義......。息子を育てる悩める日々、そして子育てをしているから見えてくる「何かがおかしい」日本社会の姿を、室井節で痛快に斬りつつも、母としての柔らかな感性で綴る。すべての母親の心を揺さぶる、笑いと愛に満ちた、8年ぶりの新刊!
  • 地ぱんドリーム
    -
    福島でパン工場を経営する大橋氏は、過酷な闘病生活を通じて医療のあり方や食の安全に疑問を抱き、新商品の開発に心血を注いできた。国産小麦をはじめ玄米に雑穀、大豆など純国産の原材料にこだわった日本独自のパン「地ぱん」である。そこには常に死と隣り合わせの人生を歩んできた大橋氏の切なる願いが……。医師や福祉関係者などパン業界とは無縁の人々とも手を携え、命がけでパン作りに挑む感動の物語。
  • 今、伝えたい「いのちの言葉」
    3.8
    小児ガンと闘う子供たちと共に歩み続ける一人の小児科医が、「生きることの意味」を問いかける感動のエッセイ
  • 東西南僕【HOPPAライブラリー】
    -
    「見たい聞きたい食べたい飲みたいもの」にあふれた日本は果てしなく面白い。伝統的な食べ物や職人仕事、言葉や習慣など、日本を旅するエッセイ。イラストは安西水丸。

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  • ふと感じた「?」を探るIII わたしたちの文化人類学【HOPPAライブラリー】 北海道このごろFood 記
    3.0
    食をキーワードに日常生活で感じる疑問や、関心ある事がらを研究した論文とエッセイ。

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  • 魂の退社―会社を辞めるということ。
    3.9
    「まっとうに会社で働く人が日本を支えている。それは本当にそうだと思う。  しかし、会社で働いていない人だって日本を支えている。 自営業の人たち、フリーランスで働く人たちは言うまでもない。  さらに、お金を稼いでいない人たち、たとえば専業主婦、仕事をやめた高齢者、何かの事情で働けない人、子どもだって、みんな日本を支えているんじゃないだろうか?  食事をつくる、掃除をする、孫と遊ぶ、何かを買う、近所の人にあいさつをする、だれかと友達になる、だれかに笑顔を見せる――世の中とは要するに「支え合い」である。  必ずしもお金が仲介しなくたって、支え合うことさえできればそこそこに生きていくことができるはずだ。  しかし会社で働いていると、そんなことは忘れてしまう。毎月給料が振り込まれることに慣れてしまうと、知らず知らずのうちに、まずお金を稼がなければ何も始められないかのように思い込み始める。  そして、高給をもらっている人間がエラいかのようにも思い始める。  だから、会社で働いていると、どうしても「もっと給料よこせ」という感覚になる。これは、どんな高給をもらっていても同じである。(中略)  しかし私は、もうその争いに意味を感じなくなってしまった」(プロローグより)  そういう著者が選択したのは、会社を辞め、電気代200円で暮らす清貧生活だった。しかし、著者はかつてないほど希望に満ちていると書く。日々が何より新しい。それは「お金」や「会社」から自由になったことで得たものだ。会社とは、お金とは、人生とは何かを問う。笑って泣けて考えさせられて最後に元気が出る本!
  • あすナロにっき
    4.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生後4日目で拾われて、優しいにんげんの子になったナロ。噂の美猫が、のほほんと暮らす毎日を、写真とまんがで綴る。心がほんわかあったかくなる一冊!
  • ふらり旅 いい酒いい肴 1
    -
    1~3巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国の居酒屋を飲み歩き、関東近県はもちろん各地方の隠れた名店を世に紹介してきた太田和彦さんは、居酒屋放浪記の嚆矢といっても過言ではない。テレビでも 「全国居酒屋紀行」、「太田和彦の日本百名居酒屋」などでお茶の間にもその魅力を伝えてきた。現在、BS11の「ふらり旅 いい酒いい肴」に出演し、あらためて各地の魅力を伝え、おすすめの飲食店、酒場を紹介している。今回は、基本的に年配の夫婦が二人で街を歩き、その地の居酒屋で飲み、食事をするというテイストで展開。もちろん、一人飲みもOK。倉敷、尾道、伊勢、小田原、鎌倉、勝浦、高知、松山、会津、松本、鹿児島、熊本、浅草、八丈島、秋田、鶴岡、神戸などを訪ねる。
  • 現在落語論
    4.1
    ついに出た、「落語論」の新機軸(イノベーション)!! ユニークな活動で注目される談志の孫弟子が、落語の面白さをイチからお教えします。 「立川談志の『現代落語論』からちょうど半世紀というこの節目に、あの頃の家元と同じく30歳前後の自分が『現在落語論』というタイトルでこの本を書く。 16歳で落語の門を叩き、すぐに頭角を現し、27歳で真打となり、メディアでも売れに売れて落語界に確固たる地位を築いていた当時の談志と、26歳で落語の門を叩き、二ツ目になったばかりの自分とを比べることなどできるわけがない。 ただ、現在を生きる落語家であるぼくには、これまでの先輩方がそうしてこられたように、受け継がれてきた落語の面白さを、色あせないようにたえず磨きつづけていく責任があるのだ」 ――「まえがき」より <目次> ●第一章 落語とはどういうものか 何にもないから何でもある 落語の二面性── 伝統性と大衆性 古典落語と新作落語 マクラは何のためにあるのか ●第二章 落語は何ができるのか 省略の美学 使い勝手のよさ 古典落語を検討する ●第三章 落語と向き合う 志の輔の新作落語 談笑の改作落語 擬古典という手法 ギミックについて ●第四章 落語家の現在 吉笑前夜 「面白いこと」への道 落語界の抱える二つのリスク 落語の未来のために
  • 夫婦でインドを旅すると
    4.1
    ※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私たちが出会ったインドはこんなでした。インドの顔は千差万別。きったあなたのインドの旅も、あなたの胸をあたたかくする、素敵な思い出を残してくれるはず。私たちのインドと同じように。
  • バカヤンキーでも死ぬ気でやれば世界の名門大学で戦える。
    4.8
    高校時代、自分の名前しか漢字が読めない、どうしようもないヤンキーだった20代の青年が、家族の助けや仕事を通じて気持ちを入れ替え、死ぬ気で勉強にはげみ、公立大学世界ランキング1位の名門大学UCバークレー校に入学。 世界のインテリたちと闘い人生を変えた話。
  • 愛書狂
    4.0
    「稀覯本余話」「愛書家地獄」「ビブリオマニア」――19世紀フランス、古本道楽黄金時代のフローベール、デュマら、名だたる書物狂いによる〈書痴小説〉アンソロジー。本の病は不治の病。
  • いつも心に音楽が流れていた
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ひとは何故、音楽に心揺さぶられるのか。時を超えくりかえし聴く幸福、そして遙かなる郷愁の地平…バッハ、モーツァルト、ラフマニノフから、愛すべき演奏家たちまで、いのちと響き合う音楽というテーマを通奏低音にした著者初の「人生と音楽」随想集。
  • 上海時代(上) ジャーナリストの回想
    -
    満州事変、第一次上海事変の余韻さめやらぬ昭和八年、聯合通信支局長に就任した著者はが、抗日テロ、西安事件、蘆溝橋事件、そして日中全面戦争へと至る六年間、上海を舞台に取材報道にあたりながら、内外に築いた深い人脈を活かし和平実現に尽力した歴史的証言。日本エッセイストクラブ賞受賞作。
  • 海洋堂創世記
    3.3
    『1Q84』とも『あまちゃん』とも違う狂熱の80年代が、ナショナル・パナソニックの企業城下町で、日夜、繰り広げられていた! 大阪芸術大学に通う〈僕〉が足を踏み入れた、狭い路地の奥の倉庫。まさしくそこが模型づくりの聖地であり、総本山であり、梁山泊である海洋堂だった。そこで、〈僕〉は、館長や専務、ボーメさんら原型師たちとともに、疾風怒濤の日々を過ごしてゆく──。〈世界に一か所しかないガレージキットの聖地で、原型師ではないけれど、自分にしかできない作業を任されているという気持ちは、一種の宗教体験みたいなものだったと思う。[……]ただ、僕らには神も仏もなくて、模型だけがあった。〉(本書より)。海洋堂公認! 本書は、草創期の海洋堂をディープに描く「おたく」な青春グラフィティ。日本のSFが「ニュータイプ」に突入した時代、特撮やアニメへの情熱はもちろん、オタキングこと岡田斗司夫氏との対決や、美少女フィギュアづくりの裏事情まで、現場にいた当事者の目からいきいきと痛快に物語る。海洋堂の「青春時代」はこんなにも物凄かったのか! と驚かされるエピソードが満載だ。
  • 一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ
    3.4
    虐待、育児放棄、家庭崩壊、不倫。「お前は醜い」と実の母から言われ続け、鏡を見ることさえ怖かった少女はなぜ、女優となったのか?愛と憎しみの物語。衝撃の自伝的小説。
  • 楽器と武器だけが人を殺すことができる
    3.8
    若い世代から圧倒的な支持を受ける気鋭の評論家が、「いま一番語りたい作品」を論じた批評集。この国を覆う「見えない壁」を突破するための想像力とは?
  • Ai 愛なんて 大っ嫌い
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    幼児期のたったひとつの父親の思い出から、奔放な母親に翻弄された幼少期、 身長がゆえにいじめられた思春期、荒れた反抗期のなかで見つけたモデルへの道。 アジア人への偏見の中、怒りだけをバネにのし上がっていった二十代。 恋愛、結婚、出産、離婚。引退宣言と母としての葛藤……。 Aiとは、LOVEの愛であり、冨永愛のAiであり、英語のI=「わたし」のAi。 すなわちこれは、2000年代、世界のランウェイを闊歩したトップモデル、冨永愛がはじめて語る、愛と自分自身を探し続けた半生の物語であると同時に、 すべての女性に共通する、「わたし」を探し、居場所を求める、心の叫びの記録でもある。 32歳の今、衣装を脱ぎ、鎧を脱ぎ、メイクを脱ぎ、家族の絆を取り戻し、自分自身を取り戻し、彼女が出会った「本当のわたし」とは? 読むうちに、誰もが、自分と同じ「冨永愛」に涙し、彼女とともに「わたし」に出会い、「愛」に気づき、そして、「再生」していくことになるだろう。
  • 偏愛的作家論
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 石川淳、三島由紀夫、稲垣足穂から江戸川乱歩、久生十蘭、小栗虫太郎まで、著者が偏愛する日本の作家24人への熱いオマージュに満ちた白眉の作家論。

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  • 突然、9歳の息子ができました。 42歳、バツ3、自己破産男の気ままな育児術
    -
    4度目の結婚相手には9歳の息子がいた。マンガ家・倉田真由美と再婚し、露呈した“600人斬り”の過去、週刊誌でスッパ抜かれた前妻との離婚裁判、そして、追い打ちをかけた自己破産…。フツーじゃない環境の中で、フツーじゃない育児を綴った、「日本一まま父らしからぬ男」による、“がんばらない”子育てエッセイ。

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  • 恥の美学
    -
    恥ずかしがり屋さん必見。「恥」と知りつつアート・パフォーマンスとして、東京都知事選にも立候補したことのある秋山祐徳太子が説く「恥の心得」。キャッチフレーズは「恥を知れ、そして恥を味方につけろ!」現代美術家であり、「恥のファンタジスタ」が綴る爆笑エッセイと、祐徳太子の「恥の十七条憲法」を収録。

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  • 変身 Metamorphosis メルトダウン後の世界
    4.0
    NHKアナウンサー、堀潤が米国留学中に制作したドキュメンタリー映画「変身」は上映禁止となり、堀のNHK退職のきっかけともなった。その問題作を活字で再現。堀がサンタスザーナ、スリーマイル、フクシマで見つけた真実とは? 日米の原発が抱える問題点をスクープした衝撃のドキュメンタリー作品。
  • おかしいことを「おかしい」と言えない日本という社会へ
    完結
    3.8
    全1巻1,540円 (税込)
    書下ろし新刊書籍、刊行と同時に電子化!なぜ日本人はもっと真面目に向き合わないの? 歯に衣着せぬツイートがネット上で大人気!エジプトから来た「ファラオの申し子」フィフィが、日本の抱える諸問題に斬り込む!原発、メディア、愛国心、性の乱れ、在日外国人問題…これで国際社会の中であるべき日本人像が見えてくる。
  • たったこれだけの家族 河野裕子エッセイ・コレクション
    4.4
    幻のエッセイ集『みどりの家の窓から』を全篇収録し、未収録エッセイとともに新編集した一冊。飾り気のない体当たりのエッセイからは、人々を魅了してやまない感性の源泉が見えてくる。
  • 世界をひとりで歩いてみた 女30にして旅に目覚める
    4.2
    10代で芸能界にデビューし、電車の乗り方もろくに知らなかった著者が、海外ひとり旅に目覚め、自分で行動を起こす達成感、何にも縛られない自由を経験し、成長していく旅エッセイ。三十路(現在33歳)の女性の本音と、デジタルツールを駆使すれば「海外旅行はこんなにも簡単に楽しめる」という、初心者ならでは視点からの役立つ情報が満載!
  • 大向うの人々 歌舞伎座三階人情ばなし
    4.3
    「中村屋ァ~!」「まってました!」。歌舞伎で芝居の途中に役者に向かって掛けられる絶妙な「掛声(かけごえ)」は、「大向う(おおむこう)」と呼ばれる歌舞伎通の人たちによるもの。学生時代に「大向うの会」に入会し、現在に至るまで活動歴56年の著者・山川静夫が、青春時代、そして大向う、昭和の名優たちとの温かい交流を描きます。
  • 花森安治の仕事
    4.6
    1巻1,540円 (税込)
    花森は編集長として、『暮しの手帖』をどのように作っていたのでしょうか。取材を通して花森という人物に興味を抱いた元新聞記者の酒井寛さんは、花森の没後『暮しの手帖』の編集部員やOBなどから聞き取りを重ね、その仕事ぶりを明らかにしていきます。さらに学生時代や、花森自身があまり触れなかった大政翼賛会時代の資料を発掘することで、社会に発信し続けた、ジャーナリスト・花森の仕事の全体像を浮かび上がらせています。
  • いつもいいことさがし
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 細谷先生は、聖路加国際病院の小児科医として約四十年、病気や障害をかかえる子どもたちのいのちと向き合い、成長を見つめ続けています。『暮しの手帖』で1997年から掲載している随筆は、読む人すべての心にしみこんでいく、温かさがあります。たとえ、あなたが自信をなくしかけたときでも、前向きに生きる力をよびおこしてくれるでしょう。
  • 古本屋の蘊蓄 : 店主たちの書物談義
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近代文学、古典籍から、探偵小説、文庫本、絶版漫画の世界まで店主たちのとっておきの"本の話"を満載!芭蕪自筆本『奥の細道』大発見余話も特別収録。

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  • 詩人という不思議な人々 : わたしの現代詩人事典
    -
    1巻1,540円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者と詩人達との心の交流を通して、詩人とは何者かを考える。主な登場詩人は、横山青娥、西条八十、島崎曙海、小出ふみ子、中村真一郎、岸田衿子(そして谷川俊太郎)、大野順一、村野四郎、串田孫一、笹原常与、堀内豊、片岡幹雄(そして片岡千歳)、新川和江、山本太郎、草野心平、伊達得夫、那珂太郎、嵯峨信之、木原孝一、堀内幸枝、寺山修司他。

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  • 人、中年に到る
    4.0
    足の速さを競う時期は過ぎた。これからは少しずつ生き方に緩やかさを与え、しだいに無為の方へと身を向けさせるべきなのだ……ありのままの思念を綴る、四方田版『随想録』。書下ろし!

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  • 畑の向こうのヴェネツィア
    -
    ヴェネツィア近郊の町ノアーレ。そこに暮らす日本人女性とその家族の四季折々の生活と過ぎ去りし日々への思いを、匂い、音、色彩といった感覚をもとに描いた追憶のエッセイ。

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  • カクテルはいかが?
    1.5
    おうちで楽しむやさしいカクテルレシピ24。簡単な24のカクテルの作り方とカクテルに合う前菜やおつまみを紹介する実用書。世界のバ-を巡る旅のエッセイ&カクテルにセレクトした音楽も魅力的な一冊。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ミサキア記のタダシガ記
    4.4
    「ダ・ヴィンチ」「本の旅人」で四年にわたり連載された人気エッセイが一冊に!twitterの「ツブヤ記」も収録した、シュールで不可思議なエッセイ集登場!
  • 倭詩
    -
    今の私に出来るささやかなことは、きっとこの懐かしさの一つひとつを、歴史から、自然から、人々から掘り起こして、皆さんにお報せすることだ、ということです。私は、自然食品店の店主であります。安全安心な食品を皆様の元にお渡しすると共に、そんな誰もが持っていながら置き去られた遠い日本の記憶、祖先が守って来た大切な断片を伝えることだと確信したことです。これからも、叶う限り書き続けて、世に送り届けたいと願っております。(作者あとがきより)

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  • 場末の文体論
    3.7
    読者をうならせる天才コラムニスト、その原点を語る。ビートルズ、北杜夫、立川談志、ソニー……。オダジマは、いかにしてオダジマになったのか? ネットで大人気コラムを連載する著者が、その心の故郷を初めて明かす。激論を巻き起こした数々の名コラムを生み出した「文章の職人」の秘密に迫る。日経ビジネス オンラインの大人気連載、待望の書籍化!『地雷を踏む勇気』『もっと地雷を踏む勇気』『その「正義」があぶない。』に続く、切れ味するどいオダジマワールドがここに! 津田大介氏との「同郷」特別対談も収録。東京都北区赤羽があの男を育てた!!

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  • あたまの目――人生の見かた
    3.0
    遠いひとより身近なひとのほうがよくわかると、われわれは思っているが、はたしてそうか? 召使いが天才を、親が子を、赤の他人よりも理解しているだろうか? また昭和は江戸時代よりも鮮明だろうか? ひとの日常はまことにパラドックスにみちていて、一筋縄ではいかない。人生にはよく見えない死角があるのだ。本書は、ちょっと知的な心の目で、人間生活の核心をとらえた、役に立つ人生へのヒントである。

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  • 天使のラストメッセージ 新装版
    4.0
    ターミナルケアの現場で、一人のナースが旅立つ天使たちからもらった宝物とは……。 生への思い、家族愛、そして命の尊厳を、ナースとして働いてきた著者が、優しい詩とエッセイで綴ったメッセージ集。 死に対する心の準備をしていない人が多い中、避けられない自分の人生の終わりについて意識することが、今を生きることをもっと豊かにしてくれるでしょう。 「死」の現実をまっすぐに見つめることで、命の大切さや素晴らしさ、生きる勇気を伝える本です。
  • うさぎのビンゴ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イラストレーターの「S」、うさぎの「ビンゴ」、ねこの「てんちゃん」――1人と1羽と1匹のちょうどよい距離感。Suicaのペンギンでおなじみ、坂崎千春による新キャラクターの癒し系コミックエッセイ!
  • 世界路地裏・食紀行 続・商社マン、世界を駆けめぐる
    -
    1巻1,540円 (税込)
    商社マンとして世界中を駆けめぐり、副社長を経て現在は三菱商事顧問である筆者が、食ビジネス(チーズ・ワイン・コーヒー)のネタを探しに世界の隅から隅まで歩き回ってみつけたとっておきのエピソードを、豊富な写真もまじえてユーモアたっぷりに語り明かす。現地に行った人でなければ絶対に知り得ないような目からウロコのおもしろ話が満載!

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  • 澁澤龍彦 西欧文芸批評集成
    4.0
    挫折と不遇に消え去る運命にありながら、俗物主義と楽天的な進歩思想に対して嫌悪と反感を抱き、神秘や驚異の反社会的幻想を作品にした過激な「小ロマン派」たちや「呪われた詩人」たちをはじめ、十九世紀フランスを中心に、幻想、暗黒、怪奇、悪魔、異端、エロスなど各分野を、もうひとつの文学系譜として紹介した珠玉のエッセイ集。

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  • 澁澤龍彦 日本芸術論集成
    4.0
    地獄絵や浮世絵、仏教建築などの古典美術から、現代美術の池田満寿夫や日本画の加山又造、人形の四谷シモン、舞踏の土方巽、状況劇場の唐十郎など、日本の芸術について澁澤が書いたエッセイをすべて収録した集成。「おのれの城に閉じこもり、小さな壁の孔から、自分だけの光輝く現実を眺めている、徹底的に反時代的な画家」だけに興味を抱いた著者の世界観をたどる。

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  • 錦野旦 ツキを呼ぶスター 恐妻のススメ! お金も仕事も引き寄せた!
    5.0
    1巻1,540円 (税込)
    宝くじ獲得金額が、夫婦で総額4500万円を超える錦野旦夫妻。1000万円超を獲得し、そのうえ60歳を越えてもなおスターの称号を維持し、仕事も順調。本書が明かすのが、この2人のバカヅキの秘訣。なんとそれは、錦野旦氏の”恐妻術”なのである! お金も仕事もミラクルも当選も引き寄せる”恐妻術”は、老いも若きもカップルでなくても応用可能!

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  • ステップ by ステップ
    -
    ピアノ教育のオーソリティー、金子勝子先生。 紆余曲折だったこれまでの歩み、こつこつと努力を続けてきた音楽生活、そこから見いだす人生哲学、実践の中でつちかってきたピアノ教育の極意などが、ユーモアたっぷりの文章にぎっしりと詰まっています。 ピアノ教育にたずさわる人、ピアノを学習している人、ピアノを学ぶ子どもを持つ人、さまざまな立場の人が楽しく読めて、参考にできる本です。

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  • まあるいものさし くりょんのモスクワ音楽院だより
    -
    1巻1,540円 (税込)
    日本の学生環境とはすべてが違うモスクワ音楽院。20代のほとんどをモスクワ音楽院で学んだ著者のロシアを語る言葉は時にはユーモアたっぷりに、そしてときには鋭い。モスクワ音楽院に興味がある方は必携の1冊。

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  • 理香りんのおじゃまします!―ピアニスト万華鏡
    -
    月刊『ショパン』に2年間連載された「理香りんのおじゃまします!」が本になりました! 日常の出来事を軽快に綴ったおなじみの連載に加え、ピアノとの出逢いやショパンコンクールなど来し方を振り返り、今後への思いをじっくり語った書き下ろし、編集者からの50の問いに思いつくまま答えた〈問答〉。 明るくチャーミングで気配り上手な理香りん、真面目でストイックで勉強家な理香りん……。その多面的な魅力はまさに万華鏡のよう!

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  • いま君のいる場所だけが、世界のすべてじゃない
    -
    1巻1,530円 (税込)
    日本人の母親とアフリカ系アメリカ人の父のもと、日本で生まれ育ったミックスルーツの副島淳さん。副島さんが物心ついた時には父親はおらず、小学校時代は壮絶ないじめにも遭い、次第に周囲に心を閉ざすように。そんな副島さんにお母さんは「いじめられるのはみんなが淳に興味をもっているから。いつか必ず状況はよくなるよ」と励まし続けたといいます。そんなお母さんの言葉通り、中学に入学して消去法で選んだ部活をきっかけに状況は一変します──。 今ではバラエティー番組やドラマ、映画などで独特の存在感を発揮し、活躍している副島淳さん。そんな副島さんからは想像もできない、「いじめ」「差別」「家庭環境」など、これまでの“山あり谷あり”の人生を全編『本音全開』で語り尽くします。各章の最後には、コラム(「副島 淳 魂の叫び」)を挿入し、さらに深く副島さんが考えていること理解いただけること請け合いです。 自分のことが好きになれない、自分に自信が持てない、自分らしさって何だろう──。そんな悩みを抱えるあなたの心に優しく寄り添ってくれる一書です。 巻末には、副島さんが「芸能界の姉」と慕う、タレント・LiLiCoさんとのスペシャルトークも収録!!!
  • 「乗り鉄」教授のとことん鉄道旅
    5.0
    1巻1,530円 (税込)
    人生をより豊かに楽しむための“旅の極意”満載! NHK「ラジオ深夜便」で月1回放送中の「旅の達人 全国鉄道紀行」書籍化!! JR、私鉄の「全線完乗」を達成した筋金入りの鉄道マニア・宮村一夫がいざなう、機知に富んだ達人ワザが、滋味あふれる鉄道の旅を創造する! 「夏のいざない」「秋のまねき」「冬のあじわい」「春のおとずれ」という「四季」にあわせた4章立てで構成。 四季それぞれの味わい深い旅を楽しむための最適な路線選びのヒントが満載!
  • 猟師食堂
    4.0
    1巻1,529円 (税込)
    店主みずから猟をして、仕留め、解体して、調理して、極上のジビエ料理として提供する……この本ではそんな店を紹介しています。 獲物はシカ、イノシシ、鳥、ときにはタヌキなどさまざま。 猟師であり料理人である彼ら店主が、どんな方法で猟を行うのか? どのようにさばいて獣肉や鳥肉を新鮮に保っているのか? なににこだわり調理しているのか? さらには、命をいただくとき、彼らはなにを感じ、思考しているのか? 獣肉と食のプロである店主とともに、著者でありカメラマンである田中康弘氏が山へわけ入り、あらゆる行程を撮影し、そして食して語るルポルタージュです。 舞台となるのは、東京、愛知、石川、滋賀、大分、佐賀など。 ※デジタル版は、紙の書籍とは内容が一部異なり、表紙画像や目次に掲載している記事、画像、広告、付録が含まれない場合があります。また、本誌掲載の情報は、原則として奥付に表記している発行時のものです。
  • 逃避めし
    3.8
    シメキリ迫る非常時に、なぜか創作料理を作ってしまう。そんな逃避の日々を綴った、著者初の私的料理エッセイ。連載時の文章に加筆し、描き下ろしイラスト多数と、新作『めしまんが』も収録! ―「何も今作る必要はない。だが、そんなときにこそうずくのが逃避の虫である。仕事が遅れるかもしれない、担当編集者に申しわけない。そう思う気持ちこそが、なによりのスパイスだ」(本文より)
  • 悩む人 人生相談のフィロソフィー
    3.8
    悩むって、哲学? ヒデミネさんの回答が、心のヒダにやさしく語りかけます。 知る人ぞ知る通好みのエッセイスト、ノンフィクション作家の高橋秀実。 村上春樹の『アンダーグラウンド』の取材リサーチャー、元ボクサー、 小林秀雄賞受賞者(『ご先祖様はどちら様』)。 一言で語れない経歴の筆者の最新作は、 軽くて深くて、重くても笑える「哲学入門」。 古今東西の思想家たちを、ときにからかいつつ、 われわれにも身近に解き明かしてくれる、 これまた曰く言い難い奇書となりました。 「悩み」を多角度から考察したエッセイに、 新聞紙上での一般の人々からの人生相談も盛り込みました。 老若男女、ひろい層に届いてほしい一冊です。
  • 猫の一年
    4.0
    2006年サッカーW杯から始まる異色のエッセイ 「ことサッカーに関して、男は正直であらねばならない」? イモとマッチョはお断り、縦横な思考が鋭く楽しい異色のエッセイ集 男(メディア)の嘘とイモなスターはお断り、情け容赦なく 言葉のファンタジスタがピッチの外へ蹴り出します! 当代きっての辛口エッセイ! 金井久美子のカラー挿画25点を収録した贅沢な一冊!
  • 人生、心がけ
    -
    立正佼成会開祖 庭野日敬(にわの・にっきょう/1906-1999)による信仰随筆集。 私たちが現実社会を生きていく上で、必ずと言ってよいほどわき起こるマイナスの感情……すなわち「欲にかられてむさぼる心」「怒りにまかせて責める心」「卑屈になって愚痴をこぼす心」。消しがたいこれらの感情(三毒)を制御することで、だれもが心の安定を取り戻すことができる。それがッダの教えの真髄です。 仏教の基本である三法印(さんぽういん)の解説をはじめとして、生老病死の受けとめ方、八正道(はっしょうどう)・六波羅蜜(ろくはらみつ)の実践など、ブッダが説いた教えを現代に生かす16章。

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  • 脚下照顧 信仰者心得帖 正・続
    -
    立正佼成会開祖 庭野日敬(にわの・にっきょう/1906-1999)による信仰随筆集。 現代に生きる私たちが直面する諸問題をとおして、自らの足もとを照らし、心のうちを顧(かえり)みることの大切さを訴えます。旧版『脚下照顧』正・続2冊を合本にした、お求めやすい1巻です。

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  • 瀉瓶無遺 立正佼成会 いのちここに
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    立正佼成会開祖 庭野日敬(にわの・にっきょう/1906-1999)による信仰随筆集。 瓶の水を一滴も残さず次の瓶に移すように、法華経の教えを次の世代に伝えたい。そうした願いが、この一冊にこめられています。仏教徒として、立正佼成会会員として、毎日を生きる心がけの一つひとつを、庭野開祖が実践に基づいてわかりやすく説き明かします。

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  • 反戦後論
    -
    1978年生まれの筆者の周囲にあったのは、茫漠たる郊外――ニュータウンだった。 その出発点から、戦後思想とはどのように映るのか? 大東亜戦争、象徴天皇、三島由紀夫、小林秀雄、福田恆存、柄谷行人、中上健次、 坂口安吾、あるいはロレンス、ピケティ……。思索を深めるにつれ、あらわれて きたのは「政治と文学」という問題だった。 本書は、必ずしも「戦後批判」を志向していない、端的に「戦後よ、さよなら」と言うものだと考えてもらいたい、と筆者は言う。 「いずれにしろ、私は「政治と文学」のけじめを曖昧にしながら、いつかその両者が一致するだろうことを夢見るような「戦後」的な言葉については何の興味もないことだけは断っておきたい。私の描きたかったのは、人間の可能性ではなく、必然性であり、人間の自由ではなく事実だった。」 (あとがきより) いま文芸、論壇界で注目を集める気鋭の批評家が戦後思想に新たな問題を提起する画期的論考! 【目次】 I部―政治と文学 郊外論/故郷論―「虚構の時代」の後に 三島由紀夫の宿命―〈文学―天皇―自決〉の連関について 「象徴天皇」の孤独 宿命としての大東亜戦争 「戦後」よ、さようなら II部―文学と政治 中上健次と私 小説の運命 柄谷行人試論―〈単独者=文学〉の場所をめぐって 福田恆存とシェイクスピア、その紐帯 坂口安吾の「いたわり」 III部―幸福について 「落ち着き」の在処 ロレンスとピケティ―交換可能なものに抗して 小林秀雄の〈批評=学問〉論 落語の笑い―春風亭一之輔の方へ
  • 欠歯生活 歯医者嫌いのインプラント放浪記
    4.0
    歯医者ぎらいが虫歯も欠歯もない口を手に入れるまでの汗と涙の歯科放浪記! ある朝、オムレツを食べているときに歯が抜けた。口の中から出てきたのは、セラミックと銀の三本連結歯と金属片。十年前に治療したインプラントの被せものがとれてしまったのだ。 「一生もの、最低でも十年は持つ」と言われ、七十万円かけてやったのに……。 手術を受けたクリニックに行くと、「完全にやり直しになる」「治療には四百万円かかる」と言われてしまう。 「ここで治療を受けるわけにはいかない!」 そこから、著者の「ちゃんとしたインプラント」探求の長い長ーーーい旅(?)が始まる。 抜けた歯を治したいだけだったのに、しかも長年の歯医者嫌いのツケで虫歯が次々にみつかり、治療する歯が増えてしまう。 あっちもこっちもインプラント治療が必要になり、その費用が筆者の財布を圧迫し……。 いつになっても治療は終わらない。いい歯医者はどこにいる? きちんとしたインプラントはどこで手に入る? 著者は抜けて(または抜いて)なくなってしまった歯を「欠歯」と呼ぶ。 「欠歯生活」が始まったのは2002年。治療は迷走に迷走を重ね、完治したのは2017年。実に15年におよぶ治療と苦闘の記録!
  • もう一人の自分  捨てることからの出発
    -
    立正佼成会開祖 庭野日敬(にわの・にっきょう/1906-1999)による随筆集。 人は誰でも心の中に、夢と希望に満ちあふれた“もう一人の自分”がいるはずです。本書は、人間が本来持っている「可能性」に光を当て、私たち一人ひとりが〈夢に富んだ人生〉〈自信と勇気を持って人生を歩む力〉を自分の中に再発見するきっかけを与えてくれます。前向きな〈わたし〉に出会える書。
  • 見えないまつげ  幸せになるものの見方
    5.0
    立正佼成会開祖 庭野日敬(にわの・にっきょう/1906-1999)による随筆集。 誰もが自分のまつげは見ることができないように、とかく自分の姿というものは、わかったつもりで、わからないものです。そして人は、ときに心の持ち方ひとつで幸せにも不幸にもなるのです。 幸せになるものの見方、心の持ち方を、数々のエピソードを通じて紹介。あなたの人生を幸せに導いてくれる一冊。
  • 人生の杖  新しい自分をつくる
    -
    立正佼成会開祖 庭野日敬(にわの・にっきょう/1906-1999)による随筆集。 信念を持ち、人生を堂々と生きる「心」はどうしたら得られるでしょうか。激動の時代、身心の苦悩にとらわれぬ「自分」をつくる“智慧”について、道元、良寛、鈴木大拙など先師先哲の名言をひもときながら説き明かします。心に染み入る言葉の数々は、現代社会を生きるための羅針盤となりましょう。
  • 人生、そのとき  不安の時代を釈尊と共に
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    立正佼成会開祖 庭野日敬(にわの・にっきょう/1906-1999)による随筆集。 繁栄を遂げた現代社会の陰にひそむ、精神的不安や憎悪の感情――。グローバル時代を迎えた世界は、混迷と対立の相をいっそう深めています。今から2500年前に説かれた釈尊の言葉をかみしめながら、現代人が直面する諸問題の本質に迫ります。人生を前向きに、ベストに生きる“心の指針”を届けます。
  • 合本 考えるヒント(1)~(4)【文春e-Books】
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    【考えるヒント】「良心」について、「平家物語」、「花見」…。さりげない語り口で始まるエッセイは、思いもかけない発想と徹底した思索で、読者を刺激し新たな発見を与える。永遠に読み継がれるべき名著。【考えるヒント2】「私の書くものは随筆で、文字通り筆に随うまでの事で、物を書く前に、計画的に考えてみるという事を、私は、殆どした事がない。筆を動かしてみないと、考えは浮ばぬし、進展もしない…」と述べる著者が、展開した深い思索の過程が本書。もはや古典ともいえる歴史的名著の第二弾。 【考えるヒント3】戦後の混乱する思想界に衝撃を与えた「私の人生観」、柳田国男が目指した学問世界の意義を正確に読み解き、現代知識人の盲点を鋭くついた「信ずることと知ること」ほかの講演を収録、話し言葉による新しい批評表現の可能性を示した画期的な書。「知の巨人」の思索がたどり着いた到達点を示すシリーズ第三弾。 【考えるヒント4】文学史上の奇蹟と言われ、「途方もない歩行者」と評されるフランスの詩人アルチュール・ランボオ、日本の現代詩を語る上で忘れ得ぬ抒情詩人・中原中也。ランボオがこの著者にあたえた啓示が詩人の言葉を再生させ、また、中原と特異な交流を持ったうえでの洞察がいきいきと描かれる。詩人二人との関わり合いから生まれた著者若き日の凜然たるエッセイに、ランボオ詩作品の訳業の一部を収めた魅力的編集の「考えるヒント」シリーズ第四弾。
  • 「クリエイティブ」の処方箋 行き詰まったときこそ効く発想のアイデア86
    3.5
    「創造性」は選ばれた天才にしか許されないという盲信は、アート界最初のスーパースターであるミケランジェロによって出現した。 「才能」はしばしば「生来の能力」と混同される。さらに「才能」と「技術」を混同しているひとも大勢いる。クリエイティブな仕事とは、いわゆるアーティストやデザイナーなどの職種だけにあてはまるものではなく、営業や経理、庶務、技術者などすべてのひとが自分なりの創造性を見つけて役立てられるものである。自分には生まれつき備わっていない、才能が無いから無理であるという思い込みは今すぐ捨てよう! 古今東西からありとあらゆる“クリエイティブな思考で成功した人たち”を調べあげ、研究してきたアーティスト、ロッド・ジャドキンスによる待望の本書は、ダダイスム宣言からノーベル賞受賞経済学者、アンディ・ウォーホルのアトリエからアインシュタインの机まで網羅し、多角的な視点で創造性豊かな成功者たちの方法論を解きあかしていく。どんな仕事につく人でも、自信を持って、自らの才能に目覚め、自分のクリエイティブに気がつき、生きていくヒントが詰まっているのである。 この本の目的は、創造的思考を可能にするコツを、要点を絞ってまとめること。そして、クリエイティブな人たちの思考の裏側を探り、誰にでも応用できるようにすること。さらに、クリエイティブな活動に取り組む人なら必ずぶつかる壁が、どのように乗り越えられてきたかという事例を、読者の皆さんと共有することも目的としている。クリエイティブになるためなら、「自分らしくあること」を自分に許してやらなければならない。もう別の誰かになるのに忙しくするのはやめて、自分には何が響いて、どういうことに反応するのか、じっくり検証してみよう。

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  • アロハ 90歳の僕 ~ゆっくり、のんびり生きましょう~
    値引きあり
    4.0
    高木ブーの全てがここに!90歳の自叙伝。 ザ・ドリフターズの高木ブーさんは、御年90歳。今や加藤茶さんと2人になったドリフですが、新たなコントにもチャレンジし舞台やテレビ番組でも活躍中。またウクレレ奏者としても、日本の第一人者として公演活動を続けている「元気でハッピーな90歳」なのです。 高木ブーさんは、「僕は普通の人」と語ります。「ノンキに長く生きていることが取り柄かも」とも。そして、「今は、毎日が楽しくてしかたがない」と。控えめで、でもいつも自分らしさを貫く高木ブーさんの生き方に触れると、私たちの心は、まるでハワイでそよ風に吹かれたような、穏やかでゆったりしたもの感じるはずです。そんな高木ブーさんが、幼少期からこれまでの日々を振り返り語りおろします。また、縁の深い著名人に“高木ブー”とはどういう人物なのかインタビューし、その“アロハ”な人物像に迫ります。ハッピーで健康なシニアとして生きるヒントが満載の一冊。 (底本 2023年4月発売作品)
  • ラダックの星
    4.2
    1巻1,518円 (税込)
    もっとすごい星空、ここにあったよ。 なぜだろう、昔見た星空を思い出すとき、胸の内には星それ自体の美しさとは別に、ささやかなストーリーが浮かび上がってくる。 その頃大切にしていたものや身の回りで起きていたこと、揺れていた思いの一つひとつが、鮮やかに思い出されてくるのだ。(本文より) 『インパラの朝』から9年――待望の紀行ノンフィクション 北インドの秘境・ラダックへ――。 友人の死と向き合い続けた25日間の星空の旅。
  • みんなの丁寧な暮らし日記 小さなことから始める。私らしく毎日を楽しむ。
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 累計50万部の人気シリーズ。大人気インスタグラマーさんと考える「今」の丁寧な暮らし。 「できることから少しずつ」「丁寧な暮らしが目的ではなく、自分と家族が笑顔で いられることが大事」……人気インスタグラマーさんたち36人の写真日記。 ◆丁寧な暮らしなんて無理だと思う…◆ 「丁寧な暮らし」という言葉が聞かれるようになって久しい昨今です。片付いた 家、手作りご飯、ゆったりとした時間の使い方。そんな暮らしに憧れていても、 実際は毎日忙しくてそれどころじゃない。好きな家事は楽しいときもあるけれど、 疲れているときや苦手な家事は本当に面倒……という人が、今の時代、ほとんど なのではないでしょうか。 ◆それでも丁寧な暮らしに憧れがあるから◆ インスタグラムで見かける「#丁寧な暮らし」「#丁寧な暮らしに憧れる」と いったキーワードと素敵な写真からは、普通の毎日を楽しもう、暮らしを心地 よくしていこうという人たちの、前向きな気持ちが伝わってきます。 どうやったらそんな風に暮らせるのか、知りたいですよね。 ◆十人十色の「丁寧な暮らし」◆ 本書では丁寧な暮らしを意識して暮らしている人、また、丁寧な暮らしを目指して いるわけではないけれど、毎日を楽しんでいる人。自分なりにストレスのない やり方で、暮らしを心地よくしていきたいと工夫している人たちに、小さいけれど 役に立つ工夫や、家事を嫌にならずこなすための気持ちの持ち方も聞きました。 みんな試行錯誤しながら、自分なりのやり方を探しているんですね。共感を持て ますし、とても参考になりますよ。 ―――みんなの今の「丁寧な暮らし」の形、そして私が目指したい「丁寧な 暮らし」ってなんだろう。本書をめくりながら、ヒントを探してみませんか。 ◆巻頭特集:引田ターセンさん&かおりさん夫妻、ワタナベマキさん、エコナセイカツ マキさん ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • みんなの晩ごはん日記
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております】 今日の晩ごはん、何にしよう?料理上手なブロガーさんちの晩ごはん拝見! 主婦にとって毎日の晩ごはん作りは悩みの種です。季節感を出して野菜たっぷり、計画的にバランスよくが理想だけれど、時間と予算の制約もあるし、家族の好みもあったりします。レシピサイトを見てメインの料理は決まったけど、さて副菜はどうしよう……。 本書は料理ブロガーさん11人の晩ごはんの献立写真をたくさん紹介した本です。料理上手で人気の、あのレシピブロガーさんちの毎日の献立は、ためになるヒントがいっぱい! 簡単そうなのに見栄えのする盛り付け、シンプルに焼くだけでおいしそうなメイン料理、揃えたくなる素敵な和食器……など、目からウロコあり、見て楽しくまねして便利な献立がいっぱいです。さあ、今日の夕飯はこれで決まり! スペシャルインタビュー:ヨネスケさん「晩ごはんは愛情ですよ」 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 年収300万円の残念な働き方 1万人に会って分かった年収の壁を打ち破る方法
    3.0
    あなたの努力は間違っている 年収が上がらない理由 教えます 「私の年収、低すぎ…」と悩んでいるあなた、もしかしたら「残念な働き方」をしていませんか?年収180万円、年収300万円、年収500万円……と、年収のステージ毎に取り組むべき課題は違うし、「儲からない業界」で「将来性のないスキル」を身に付けても年収は上がりません。 元・リクルートキャリアのキャリアコンサルタントで、現在は転職Barの店主として1万人以上の人生相談にのってきた著者が、「ダメな働き方」とそこから抜け出すための実践的かつ堅実な方法を教えます! ※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。 【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】
  • みんなの朝食日記
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【本電子書籍は固定レイアウトのため7インチ以上の端末での利用を推奨しております】 人気朝食&レシピブロガー20名による、普通で素敵な朝食拝見 1日の始まりにとる朝食には、他の食事とは違った魅力があります。朝の時間を大切にする人も増えている昨今、毎日の朝食の写真を淡々と記録してブログにアップする朝食ブロガーさんたちが増えています。手間や時間をかけず、凝った食材も使わない、普通といえば普通の朝食。なのに見ているだけで楽しい。朝食ブログには、不思議な魅力があるのです。北欧食器やクロス使いがオシャレでセンスあふれるワンプレート朝食や、ご飯と味噌汁に焼き魚という和朝食、野菜たっぷりで家族への愛情にあふれた朝食などなど、人気朝食ブロガー20名による、おいしそうな普段の朝の食卓の様子を数多く紹介します。コラムとして、人気ブログ「東京モーニング日和」主宰者さんによる、喫茶店&ベーカリーモーニングベスト10も紹介します。 ※本電子書籍は同名出版物を底本とし作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • 断片的なものの社会学
    4.5
    1巻1,510円 (税込)
    ★紀伊國屋じんぶん大賞2016受賞! ------------------------------ 一生に一度はこういう本を書いてみたいと感じるような書でした。――星野智幸さん この本は、奇妙な「外部」に読者を連れていく。 大冒険ではない。奇妙に断片的なシーンの集まりとしての社会。一瞬きらめく違和感。 それらを映画的につないでいく著者の編集技術には、ズルさを感じもする。美しすぎる。 ――千葉雅也さん これはまず第一に、無類に面白い書物である。(…) 語る人たちに、共感ではなく理解をベースにひたすら寄り添おうとするスタンスは、 著者が本物の「社会学者」であることを端的に伝えている。─―佐々木敦さん(北海道新聞) 読み進めてすぐに、作者の物事と出来事の捉え方に、すっかり魅せられた。――唯川恵さん(読売新聞) 社会は、断片が断片のまま尊重されるほど複雑でうつくしい輝きを放つと 教わった。─―平松洋子さん(東京人) ------------------------ 「この本は何も教えてはくれない。 ただ深く豊かに惑うだけだ。 そしてずっと、黙ってそばにいてくれる。 小石や犬のように。 私はこの本を必要としている」――星野智幸さん ------------------------ どんな人でもいろいろな「語り」をその内側に持っていて、その平凡さや普通さ、その「何事もなさ」に触れるだけで、胸をかきむしられるような気持ちになる。 梅田の繁華街ですれちがう厖大な数の人びとが、それぞれに「何事もない、普通の」物語を生きている。 小石も、ブログも、犬の死も、すぐに私の解釈や理解をすり抜けてしまう。それらはただそこにある。[…] 社会学者としては失格かもしれないが、いつかそうした「分析できないもの」ばかりを集めた本を書きたいと思っていた。(本文より)
  • 【電子特典付】人生、山あり谷あり家族あり
    3.8
    【電子書籍特典】 岸田家オフショットを5点掲載(*既出の写真も含まれます) 人生の大きな困難を乗り越えられたのは家族のおかげ。 元気おすそわけエッセイ集。 長男の知的障害を伴うダウン症を受け止めた矢先、最愛の夫が39歳で急逝。 自分が一家の大黒柱となって奮闘中、大動脈解離となり 手術の後遺症で車椅子生活を余儀なくされて――。 死にたいほど落ち込みもしたけれど、前を向けたのは 心の中に生きる夫と大事な子供たちがいてくれたから……。 七転び八起き人生をユーモアまじえて綴ります! 第1章 私の人生を変えた3つの出来事 頼りの娘から「死んでもいいよ」と言われた日 専業主婦歴15年でまさかの再就職活動 今も心で聞く「あほちゃうか」は万能フレーズ 落ち込んでいる時にプラス思考になる方法 まゆ毛とオシャレと私 自信とは自分を信頼してつくるもの 差別していたのは、他でもない自分だった 自分を信じることができれば、怖いものはなくなる 第2章 いつも家族を笑顔にする優しい長男 ダウン症で知的障害のある息子・良太 周りに「知ってもらうこと」、本人に「伝えること」 必要なのは、「特別な存在」にしないための「特別な支援」 職場や学校で障害のある人と接するときは?――良太が教えてくれたこと 山本五十六の教えと信じる力 「ママ、トゥーリ、つくって」から始まる連想ゲーム! 良太とスイミングスクールにまつわるエピソード 第3章 顔も心もパパと瓜二つな頼りになる長女 生まれた時から父親と瓜二つの娘・奈美 誰かを大切にできるのは、誰かから大切にされた人 思い込みと使命感のアドバイスをやめる 親子の対話は、安全地帯を見つけることから アンパンマンは人格を否定しない 「幸せがこわい」と感じた日のこと 第4章 案ずるより産むがやすし、横山やすし! ママにできることはまだあるかい?――赤べこの思いを伝えたい 私の家族はダイバーシティ あなたのおにぎりは、丸ですか、三角ですか 間違えて乗った電車が時には目的地に運ぶ これからの時代に求められるのは「優しい人」 息子が仕事をサボって帰ってきた!? 第5章 岸田家のコロナ物語 「なんか話し方、怖いで」 変化は慣れると役に立つ 「明日仕事ある?」と毎日質問する息子のルール 「大丈夫や! 寝とき! 」 幸せとは何なのかを知れた2020年。幸せに生きると決めた2021年 ビビンバが教えてくれた生きる意味 第6章 「死んでもいいよ」から「生きるんやで」へ さらなる試練 命を助けていただいたこと のんびりのび太くんになろうと心に決めた退院前夜 良太の揺れる心 鬼電の巻 良太の揺れる心 行く?行かない?の巻 聖火の道を歩き……いや、走り終えて
  • こころをそのまま感じられたら
    3.0
    つらい心がなんとなく楽になって、 少しでもほぐれますように。 人の話を聞くのは簡単ではないけれど、 安心して話せる場所になりますように。 そんなことを考えながらの日々を、注目の精神科医が綴ったエッセイ集。 * * * 「こころ」を「そのまま感じる」とはどういうことなのでしょうか。これは僕の中では、以前から自分が大切だと考えている、分かった気にならない、ということにつながっているようです。 分かる、は、感じる、と違います。分かるというのは、腑に落ちるのを目指すことだと思います。曖昧さがあまり残らない印象です。感じる、は腑に落ちない部分や曖昧さがあったとしても、そういうものとして眺める、受けとめるという感じでしょうか。(本書より) * * * 【目次】 1章 居心地のいい場所 ・鉄道趣味  ・くじけないということ  ・居心地のいい場所 ・ナースのAさん  ・加齢ということ  ・「嫌です」  ・正月の当直  2章 曖昧なものを体感する ・曖昧なものを体感する  ・ラッキーさん  ・杜氏と菌とオペラ  ・自分にむいていること  ・『ゴールドベルク変奏曲』 ・自分ごとのように考える ・対等であること  ・バンドと酒づくり ・何者かになりたい 3章 静かな分岐点 ・カンニングをしたこと ・静かな分岐点 ・対話にまつわる諦めや希望 ・はなれている ~はなれているから考えたこと ・瞑想とバナナとオレンジ ・安全・安心があってこそ ・こころをそのまま感じられたら ~「おわりに」にかえて
  • 「吉田自転車」「吉田電車」「吉田観覧車」全3冊合本版
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    吉田戦車が、愛車ナイスバイク号にまたがり、懐かしい近鉄特急に乗り、高所恐怖症なのにチャレンジした観覧車を乗り歩いた!! 笑いすぎて息つく間もない『吉田自転車』『吉田電車』『吉田観覧車』を一気読み!
  • マリコ、アニバーサリー
    3.8
    会議に執筆、今年もマリコは大忙し 去年から勤め人となったマリコは年始から大忙し。 元気を出すためしっかりお餅を食べて、朝ドラの「舞い上がれ!」はかかさない。 理事長になって初めての卒業式。 エッセイよりだいぶ早い「挨拶文の締切」に面喰いつつも、 しっかり書き上げるマリコであった。夏になるころには「週刊文春」の エッセイの担当者であったイイクボ青年が何と社長に就任。 コロナが明けてからは台湾を楽しみ、ルーマニアへの弾丸出張もなんのその。 「週刊朝日」が休刊し、山の上ホテルが休館になったり寂しいニュースもあったけど、 いつでも前向きなマリコに今日も世間の目は釘付けである。 「週刊文春」の人気ご長寿連載エッセイ、ついに35巻!
  • 妻と私・幼年時代
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    慶子、君はやっぱりここにいたじゃないか、 ずっとぼくと一緒にいてくれたじゃないか 日本中を涙で濡らした愛妻看取りの記がいま甦える! 四十年以上連れ添った妻に下った末期癌の診断。告知しないと決め、夫・江藤淳は渾身の看護を続ける。視力の衰え、呼吸困難など病状は進み、診断から約九ヶ月後に臨終を迎えた。自身も重篤な病に冒されるが、気力を振り絞って夫婦最期の日々を記した手記「妻と私」は翌春雑誌に発表され、大きな話題を呼んだ。が、同年夏の雷雨の日、あまりにも有名な遺書をのこし自裁。絶筆となった「幼年時代」、石原慎太郎ら同時代人の追悼文も採録。解説・與那覇潤 目次: 妻と私 幼年時代 追悼 江藤淳氏を悼む 福田和也 江藤淳記 吉本隆明 さらば、友よ、江藤よ! 石原慎太郎 江藤淳年譜 武藤康史編 解説 批評家の最後の闘争 與那覇潤 江藤 淳(えとう じゅん) 1932年、東京生まれ。文藝評論家。慶應義塾大学文学部英文科卒。在学中の56年に『夏目漱石』を上梓。58年に『奴隷の思想を排す』、59年に『作家は行動する』を発表し、評論家としての地位を確立する。『小林秀雄』『成熟と喪失』『近代以前』などの文藝批評のみならず、『海舟余波』『漱石とその時代』などの評伝、『海は甦える』などの史伝も執筆し、『一九四六年憲法――その拘束』『閉された言語空間』など、米国が作った戦後憲法や日本の言説空間を鋭く批判する仕事も続けた。99年没。 ※この電子書籍は、2001年7月に文藝春秋より刊行された文庫をもとにした文春学藝ライブラリー版(2024年2月刊)を底本としています。
  • 近現代音楽史概論B 邦楽ロック随想録
    -
    元バンドマン芥川賞作家が邦ロックを切りまくる 「はっぴいえんど」から「King Gnu」「Ado」まで、この50年の邦楽ロック史を彩ったアーティスト全30組を語りつくす。 ■本書で取り上げるアーティストたち BUMP OF CHICKEN/NUMBER GIRL/54‐71/BUCK‐TICK/椎名林檎/bloodthirsty butchers/PENPALS/Silver Fins/Port of Notes/headphone seminar/相対性理論/進行方向別通行区分/鬼束ちひろ/X JAPAN/初音ミク/King Gnu/クリープハイプ/ART‐SCHOOL/BLANKEY JET CITY/L’Arc~en~Ciel/黒夢/TMN/凛として時雨/小室哲哉/神聖かまってちゃん/サカナクション/宇多田ヒカル/Ado/はっぴいえんど/syrup16g
  • 低コスト生活 がんばって働いている訳じゃないのに、なぜか余裕ある人がやっていること。
    4.2
    <月7万円で、心が満ちる小さな暮らし。>心とお財布にかかる負荷(コスト)を見直し、家賃込み月7万円の生活を実現した著者が少しのモノとお金で暮らすメソッドを紹介する。総再生回数1800万回を誇る人気YouTuber初の著書。
  • 星屑物語
    3.7
    お笑いが、僕の人生の全てを救ってくれた。 お笑いコンビ「パーパー」ほしのディスコ、初めての本。 死を意識するほどの絶望を感じていた少年時代の日々、赤ちゃんの頃から側にいてくれたキリンのぬいぐるみの思い出、人生のどん底で出会った『笑う犬の冒険』に救われた瞬間、高一のときに地元群馬に人気テレビ番組のロケがきて「芸人になる」と決意した日のこと、お笑い養成所時代の衝撃的な出来事、昔から大好きだった歌への想い、複雑な構成の家族のエピソード、捨て猫だったピーちゃん&現在の愛猫みゅう君との出会い、デビューCDの歌詞のモデルとなった彼女の話……。 マセキ芸能社の会員制サイトで連載した原稿を加筆・修正し、書き下ろしを大幅に加えて書籍化。 自身の生い立ちをはっきりと語ってこなかったほしのディスコが、これまで隠してきた素の自分をさらけだして綴った、愛とペーソスがきらめく自伝的エッセイ。 いつか自分の本を出すことが夢だったので、皆さんが元を取れるように精一杯書かせていただきました。「こんなおかしな奴もいるんだから、自分もまだ頑張れるな」と、少しでも思ってもらえたら嬉しいです。(はじめに より) 人が良過ぎて、一周回って逆に良い人。だからこの人には幸せになって欲しい。(クリープハイプ・尾崎世界観さんの帯コメント より)
  • マリコ、東奔西走
    3.7
    なんとマリコが理事長に! まさかの電撃就任。  年明け早々、38年ぶりの書き下ろし小説『奇跡』が大ヒット。 コロナの間隙を縫って行われた3年ぶりの桃見の会も大盛況。 今年もパワフルに東へ西へと大忙しと思いきや…… 世間の予想を軽々と超えてくるのがマリコ流。 なんと母校日本大学の理事長に電撃就任! 大学の「マッチョな体質」を変えるための最初の一歩を踏み出したのだった。 昼間は理事長室に通い、夜には原稿、そして週末は全国を飛び回る。 理事長になっても我らのマリコは止まらない。 「週刊文春」の人気ご長寿連載エッセイ、ついに34巻!
  • 生きるということ
    -
    ガンが再発したことを公表し現在闘病中の著者が、生きるということの根源を見つめるエッセー集。 2013年に陽子線治療でガンを克服したのち、著者は「サンデー毎日」を舞台として社会的発言や平和に向けた提言を続け、大きな注目を集めてきた。 いま再び自らの命の危機と向き合うなかで、平和から遠ざかりつつある日本社会でいかに生きるべきか、また、常識に縛られずに異端として生きる醍醐味とは何かを語り尽くす。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
  • 102歳、一人暮らし。哲代おばあちゃんの心も体もさびない生き方
    4.2
    よく寝てよく食べよくしゃべる。 こんなかわいいおばあちゃんになりたい! 「中国新聞」に“人生100年時代のモデル”として密着記事が連載され、 RCCテレビ「イマナマ!」にも出演し、広島で大人気!  102歳の哲代おばあちゃん、初めての本。 自分らしくご機嫌に老いるためのヒントが満載。 尾道市の山あいの町で畑仕事をしながら一人暮らしを続ける 哲代おばあちゃんの日常を追いながら、「長生きできる八つの習慣」 「生き方上手になる五つの心得」「私らしくいるための五カ条」などを紹介。 哲代おばあちゃんの名言やチャーミングな写真がてんこ盛りで、 読めば「うまいこと老いる」極意がわかり、元気がもらえます。 哲代おばあちゃんの「おいしい長生きレシピ」もカラーで掲載! 「老いるとできないことは増えるし、心がふさぐ日もあります。 でもね、嘆いてもしょうがない。私は自分を励ます名人になって、 心をご機嫌にしておくんです。人を変えることはできませんが、 自分のことは操作できますけえな。 そんなおばあさんのひとり言を集めたような本でございます。 あの世で夫も大笑いして読んでくれとることでしょう」(はじめに より) 石井哲代(いしい・てつよ) 1920年、広島県の府中市上下町生まれ。 20歳で小学校 教員になり、56歳で退職してからは畑仕事。 近所の人からはいまだに「先生」と呼ばれている。 26歳で同じく教員の良英さんと結婚。子どもはおらず、 20年前に夫が亡くなってからは、親戚や近所の人に支えられながら 一人暮らしをしている。100歳を越えても元気な姿が 「中国新聞」やテレビなどで紹介されて話題に。
  • そして誰もゆとらなくなった
    4.5
    『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』に続く第三弾にして完結編。 怒涛の500枚書き下ろし! 頭空っぽで楽しめる本の決定版! 修羅!腹痛との戦い 戦慄!催眠術体験 迷惑!十年ぶりのダンスレッスン 他力本願!引っ越しあれこれ 生活習慣病!スイーツ狂の日々 帰れ!北米&南米への旅etc…… 一生懸命生きていたら生まれてしまったエピソード全20編を収録。 楽しいだけの読書をしたいあなたに贈る一冊です。
  • ”一生美人“力 セカンドステージ---63の気づき
    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    大きな支持を集めた『“一生美人”力~人生の質が高まる108の気づき』、待望の第2弾! 人生の第2幕、「セカンドステージ」をどう生きるのか、そのために日々、何を選択するのか。一生をシックに美しく生き続けるためのヒント、珠玉の言葉にあふれた一冊。
  • なぜか聴きたくなる人の話し方
    4.1
    初の著書が読まれ続けている人気ラジオDJ。コロナ禍で聴く人が増えたラジオだが、なぜ長時間同じ人の話を聴いていたくなるのか。そこには「声だけ」ならではの飽きさせない工夫の数々が。日常の聴く・話す場面で生きるヒント満載の一冊。
  • 猫に教わる
    3.7
    からだを手入れし、歩く。ごくふつうの生活を、大切に生きる 猫の母子から教わったこと。山菜を採り、うどんを作る春の行事。同窓会嫌いの弁。本を棄てる話。滋味ふかい最新エッセイ集。
  • ひとまず上出来
    3.8
    重ねる歳はあるけれど、明けない夜はないはずだ。 CREA連載「●●と▲▲と私」に加え、話題沸騰の推しエッセイ、 楽しいお買い物についての書きおろしも収録。 いまの私にジャストサイズの最新エッセイ集! 四十路、化粧が写真に写らないミステリー/なぜ私のパンツは外に干せないのか/「疲れてる?」って聞かないで/ていねいな暮らしオブセッション2021/「四十代になれば仕事も落ち着く」は幻想です/「愛される」は愛したあとについてくる、らしいよ/#今日の鍛錬/「怒ってる?」って聞かないで/私はちょっと怒っているんですよ/「おかしい」言うことの難しさよ /やりたいか、やりたくないかの二択です/中年の楽しいお買い物/ラブレター・フロム・ヘル、或いは天国で寝言。…ほか50エッセイ収録!
  • ゆるめる準備 場にいい流れをつくる45のヒント
    3.0
    どんな仕事も任せられる安心感と堅実さ、現場対応力で高く評価されている川田アナ。生番組や“大御所”らとの仕事などで鍛えてきた準備の仕方、観察力や伝える力についてのエッセンスを、やわらかさとキレの良さのバランスが魅力の川田流で語る。
  • 丸かじりシリーズ(44) 干し芋の丸かじり
    3.0
    コロナにも負けず、食への追求はとまらない。抱腹絶倒の東海林ワールド、シリーズ第44弾は「干し芋の丸かじり」。干し芋の魔力は何か。昔からの干し芋ファンのショージ君がその魅力を語る!「週刊朝日」連載「あれも食いたいこれも食いたい」から計44本収録。
  • コロナ後の世界
    3.9
    縁故主義、相互監視、正常性バイアス、反知性主義、 “コロナ・マッチョ”、『1984』的ディストピア…… なぜ日本はここまで劣化したのか? ・エビデンスを軽んじ、政治効果を優先させた日本の感染症対策 ・知的無能が評価される「イディオクラシー」(愚者支配)とは ・“母子癒着”する日米関係とディストピア化する社会 ・カミュ『ペスト』に描かれた危機下における大人の市民像 ・「王道」と「覇道」――中国はこれからどうなるのか? ・書物という外部への回路がもつ「コモンの再生」の可能性……etc. 社会の病毒をえぐり、再生への道筋を示す真の処方箋!
  • 心はどこへ消えた?
    3.9
    この20年、心は消滅の危機にさらされている。物が豊かな時代は終わり、リスクだけが豊かな時代がやってきたからだ。人々は目の前のことでせいいっぱい。心はすぐにかき消されてしまう。社会にも、身近な人間関係にも、そして自分自身の中にさえも、心というプライベートで、ミクロなものを置いておく余裕がない。それでも心は見つけ出されなければならない。自分を大切にするために、そして、大切な誰かを本当の意味で大切にするために。ならば、心はどこにあるのか? その答えを求めて、臨床心理士は人々の語りに耳を傾けた――。現れたのは、命がけの社交、過酷な働き方、綺麗すぎる部屋、自撮り写真、段ボール国家、巧妙な仮病など、カラフルな小さい物語たちだった。 『居るのはつらいよ』で第19回大佛次郎論壇賞受賞、紀伊国屋じんぶん大賞をW受賞した気鋭の著者が「心とは何か」という直球の問いに迫る、渾身のエッセイ。
  • 父・福田恆存
    3.0
    戦後を代表する評論家・福田恆存、その最後の日々―― 父・福田恆存と「友達」のように仲が良かった著者は、その影響で演劇の道に進む。 やがて病に倒れ老いゆく父と確執を抱え、悩み、父の名を穢すまいと引導を渡す……。 遺された手紙を紐解き、「鉢木會」での大岡昇平、中村光夫、吉田健一、三島由紀夫らとの交友、 家族への情愛、長く苦しい父子の葛藤を、懐古と悔恨を込めて描く追想記。 (解説・浜崎洋介) ※この電子書籍は2017年7月に文藝春秋より刊行された単行本を加筆修正した文庫版を底本としています。
  • いまでも天国にいちばん近い島 物語と写真で甦るニューカレドニア心の旅
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、昭和41年(1966年)に発刊され、ベストセラーとなり、今なお読み継がれている不朽の名作『天国にいちばん近い島』の物語の舞台となった“ニューカレドニア”の豊かな自然と、そこに暮らす人々の姿を写真撮影し、物語と書き下ろしエッセイをからめて綴るフォト&エッセイである。作品の内容は、著者が「ずっとずっと南の地球の先っぽに、天国にいちばん近い島がある」という父親の話を聞いて、貨物船に便乗してフランス領“ニューカレド二ア”に旅をする感動的な物語である。当時、“天国にいちばん近い”南の島の楽園を夢みて心を熱くした読者は少なくないであろう。珊瑚礁とコバルトブルーの海に囲まれた“いまでも天国にいちばん近い島”ニューカレドニアの自然を美しい写真で綴る本書は、きっと読者の心を癒してくれるだろう。
  • 図書館の外は嵐 穂村弘の読書日記
    4.1
    カーテンの向こうは、激しい雨と風と稲妻。 でも、平気。 だって、私はここにいる。 ――穂村弘の心を捉えて離さない本たち。 「週刊文春」の好評連載「私の読書日記」3年間分を書籍化。 エッセイや評論、絵本や翻訳など幅広く活躍している、歌人・穂村弘が、 絵本、歌集や句集、名作文学に、ミステリ、SF、漫画…… 幅広いジャンルから選ばれた本を丁寧に読み解きます。 【本書で紹介される本たち】 登場人物が三人のミステリー、『ポーの一族』の四十年ぶりの新作、原民喜の童話、ひと夏の物語、ブローティガンが東京を描いた詩集、『おなみだぽいぽい』という絵本、ひめゆり学徒たちの声、「クラムボン」の仲間たち、『交通事故で頭を強打したらどうなるか?』、異形のライフハック、百年前のディストピアSF、大島弓子の単行本未収録作品……
  • 桜庭一樹のシネマ桜吹雪
    4.0
    目を凝らせ、魂をみつけろ―― 少女とヒーローと無数のifに満ちた映画ワールドがここに。 ・音楽の神さま、あの娘を助けて 『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』 ・老いたるロッキーは神話的英雄だ 『クリード チャンプを継ぐ男』 ・SMとは「神の子」を造る戦い 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』 ・中年スパイダーマンが胸狂おしい 『スパイダーマン:スパイダーバース』  ・血塗れの「映画の子供たち」 『GONIN サーガ』……etc. 「本当に観ておもしろい」映画を厳選!  「週刊文春」の人気連載ほか、物語作家ならではの洞察が光る珠玉の映画エッセイ集。
  • ぜんぶ本の話
    3.8
    はじめて読んだ本をおぼえていますか? ページをめくれば溢れだす、しあわせな時間と家族の思い出。さあ本の国へ旅にでよう――。 本書は、文学者の父・池澤夏樹と声優、エッセイストの娘・池澤春菜のふたりが、「読書のよろこび」を語りつくした対話集です。 「本は生きもの」と語る父。「読書の根本は娯楽」と語る娘。児童文学からSF、ミステリーまで、数多くの本を取り上げ、その読みどころと楽しみかたを伝えます。池澤家の読書環境やお互いに薦めあった本、夏樹さんの父母(春菜さんの祖父祖母)である作家・福永武彦や詩人・原條あき子について等、さまざまな話題が登場。さらに巻末にはエッセイ「福永武彦について」(池澤夏樹)、「ぜんぶ父の話」(池澤春菜)も特別収録しています。
  • セカンド・ライン エッセイ百連発!
    3.3
    1巻1,500円 (税込)
    『ビタミンF』で直木賞を受賞した著者の初エッセ-集。バスジャック、池田小事件など「少年」に関するジャ-ナリスティックな視線から、中上健次との邂逅、故郷、家族などの自分史までが情感豊かに綴られる。これ一冊で“重松清”がわかる!!
  • コータリン&サイバラの介護の絵本
    3.7
    「要介護5」のコラムニストが描く、愛と介護の日々。 9年前にくも膜下出血で倒れ、半身麻痺および高次脳機能障害の後遺症が残る神足氏は、現在、奥様に支えられてリハビリの日々を送っています。 当初は、前日の食事を忘れるどころか、食べ方も忘れるほどでしたが、積極的に最新型の車椅子や介護食を試したり、家族でハワイを旅したり、ディズニーリゾートや新国立競技場の進んだバリアフリーな設備を訪れるなど、ポジティブに生活するうち、何と梨を剥けるまでに回復しました。そんな日常が、ユーモラスに描かれています。 さらに、ベストセラー『恨ミシュラン』以来の相棒である西原理恵子氏のイラストが、絵本的魅力を演出しています。 介護に関係されている方は勿論のこと、今は介護に縁のない方にもお楽しみいただけると思います。 あっという間に読めて理解が深まる、いまだかつてない“介護本”です!

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