心はどこへ消えた?

心はどこへ消えた?

作者名 :
通常価格 1,500円 (1,364円+税)
紙の本 [参考] 1,650円 (税込)
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作品内容

この20年、心は消滅の危機にさらされている。物が豊かな時代は終わり、リスクだけが豊かな時代がやってきたからだ。人々は目の前のことでせいいっぱい。心はすぐにかき消されてしまう。社会にも、身近な人間関係にも、そして自分自身の中にさえも、心というプライベートで、ミクロなものを置いておく余裕がない。それでも心は見つけ出されなければならない。自分を大切にするために、そして、大切な誰かを本当の意味で大切にするために。ならば、心はどこにあるのか? その答えを求めて、臨床心理士は人々の語りに耳を傾けた――。現れたのは、命がけの社交、過酷な働き方、綺麗すぎる部屋、自撮り写真、段ボール国家、巧妙な仮病など、カラフルな小さい物語たちだった。

『居るのはつらいよ』で第19回大佛次郎論壇賞受賞、紀伊国屋じんぶん大賞をW受賞した気鋭の著者が「心とは何か」という直球の問いに迫る、渾身のエッセイ。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
エッセイ・紀行 / エッセイ
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春e-book
ページ数
256ページ
電子版発売日
2021年09月03日
紙の本の発売
2021年09月
サイズ(目安)
4MB

心はどこへ消えた? のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年09月28日

    以前読んだデイケア本が面白すぎてびっくりし、こちらも手に取りました。臨床経験や自身の体験から考えたことを紹介されている中、
    「根源的なことを問い続ける姿勢」が今とてもしっくりしました。
    学問ではなく仕事での支援のことだけれど、長く続けていると「そもそもどうして」と立ち止まり振り返ることが減ってしまい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月26日

    さすが東畑先生、という感じがしました。
    ユーモアあふれる中にも、いまの社会の課題の本質を突いていると思います。

    通して読んで、最後はじわっと泣けました。
    自分自身や、すべての人の中にある心の傷を、優しく引き受けてくれる本です。

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    Posted by ブクログ 2021年09月17日

    “不完全さを許せないと、私たちは人と一緒に居られなくなってしまう。”(p.105)


    “「わかってくれない」は私たちの人生のデフォルトだと思うのだ。”(p.137)


    “たとえば子どもが仮病を訴えているなら、エビデンスの提供を求めるのではなく、脚本に沿ってケア役を演じてあげる。心配してあげ、休養...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月13日

    週刊文春に連載されていたときもときどき読んで楽しんでいたので、こうしてまとめて読めてうれしい。連載開始がちょうどコロナの感染拡大とかぶっていて、それが週刊連載という形で瓶詰めのように保存されているのも貴重だし、そのなかから東畑さんが、パンデミックという大きな物語に吹き飛ばされた小さな物語=心を見つけ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月13日

    色んな人の心を感じた時間でした。
    そして、私の心も。
    この本を読みながら、過去現在未来の私に想いを馳せました。

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    Posted by ブクログ 2021年11月14日

    コロナ禍の命がけの社交、過酷な働き方、段ボール国家…。今ほど心が蔑ろにされている時代はない。それはなぜかを解き明かすとともに、心の在り処を探る。心を取り戻すための小さな物語が満載。『週刊文春』連載を書籍化。

    軽いけど重い話だった。

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    Posted by ブクログ 2021年11月05日

    心理学者のいろいろなカウンセリングのお話が聞けて良かったです。読んでいておもしろくもありながらいろいろ考えることができました。

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    Posted by ブクログ 2021年10月29日

    ユーモアのある文章で楽しく読める。そして難しいことを、易しく表現してくれるので分かったような気になる。ただ読み終わってみて、これからの生きる指針が得られたかと言えば、霧の中にいるような感じもする。▼<下級動物霊の夜>心理学者も人の子。環境が変われば人格が変わる。誰かの人格を変えたければ、優しくしてあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月23日

    臨床心理士ならではの目線や解釈になるほどなぁと思いつつ、軽快な語り口で心地よく楽しく読めました。
    難しいビジネス本でもなく、小説でもなく、今このコロナ禍を生きる人々とのリアルな接点を客観的に読めることは、みんないろいろあるんだよなと実感できて癒されました。

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    Posted by ブクログ 2021年10月11日

    すごく心に沁みた…。
    心は物語を求めている。
    人の物語で癒される自分を発見。
    筆者のカウンセリング受けたくなる。そして続編を期待したい。

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