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Posted by ブクログ
冒頭いきなり「日本の男の子達のグループの歌声はキャンキャン、ニャンニャン、ヒィヒィ、という甘ったれた鼻声」「子犬と子猫と子ども(それも全員が少し音痴)が一緒にはしゃいで大騒ぎしているように聞こえる」だって!最初から大笑い。
こんな風に悪口が言えるようになりたいが、金井さんのような見識も覚悟もない身には絶対に無理。本書でもまあ見事な悪口が出てくる出てくる。自分もフン!と思う人(中田英寿・村上龍)がバッサリやられてるのが小気味いいのはまあ当然として、結構好きな人(ジュリー・田村正和)への悪口を読んでも笑っちゃうのが不思議だなあ。
金井さんの「天敵」ヒデさんについては、ご自身もお書きになっている通り「ほっておけばいい」んじゃないかなあ。最後の方は食傷気味。確かに前々から、なんでマスコミ業界の男性達はそんなに中田が好きなのか疑問だったけど。辻仁成とどっちが上かというナルシストぶりがなぜバッシングの対象にならないのかなあ、と。金井さんが中田を情緒的に賛美するある種の人たちを「オトメチック・マッチョ」と呼んでいて、なるほど!これには膝を打ちました。それにしても、もうヒデさんのことはいいです。
それより何より、表紙を見たとたん「トラーだ!トラーだよ!」と声を出してしまった。「ペット・ロス」などという言い方は歯牙にもかけない金井さんだが、文章から生きていたトラーの気配が立ち上ってきてちょっと胸が詰まる。
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小説・文芸
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