ビジネス・実用 - ブルーバックス作品一覧

  • 地球の中身 何があるのか、何が起きているのか
    4.6
    物理・化学・生物学を総動員し、地震波観測・理論的考察・高圧高温実験を組み合わせ、地球の中身とその歴史の謎を解く! ターゲットは地表から深さ6400キロの中心部まで、現代から46億年前の地球誕生まで。 世界で初めてマントル最下部の主要鉱物(ポストペロフスカイト)を実験室でつくりだした著者が、地球科学の最前線へと誘う! 宇宙に浮かぶ大きな球体である地球――わたしたちはその表面の様子しか見ることができない。しかし、科学の進歩が「地球の中身」の理解を可能にした。 ・地球内部にはどのような物質が詰まっているのだろう? ・その物質はじっと同じ場所にとどまっているのだろうか? ・誕生したばかりの地球の中身はどんなふうだったのだろう? ・なぜこの惑星には海があり、生命が繁栄できたのだろう? 地球科学は答えを見つけつつある。 マントルには色とりどりの鉱物があり、その下には液体の鉄の層がある。それらは沈み、浮かび、動き回っている。そして、地球深部の現象が地表環境――海があり、生命が活動する場所――に大きな影響を与えていることがわかってきた。 答え合わせだけでなく、謎解きのプロセスを知ることで、さらなる謎まで見えてくる。あなたの「地球観」を一変させる一冊。 【目次】 序章 地球の中に潜る前に 第1部 現在――地球は何でできているのか? どんな活動をしているのか? 第1章 地球を覆うもの――大気、海、地殻 第2章 地球の白身――マントルは何でできているのか? 第3章 地球の白身は動き回る――プレートテクトニクスとマントルの対流 第4章 地球の黄身――コアの構造と運動 第5章 白身と黄身が殻を決める――3つの層の相互作用 第2部 過去――「生命の惑星」はどうやってできたのか? どのように進化してきたのか? 第6章 はじまり――地球誕生からマグマオーシャン、生命の誕生まで 第7章 進化――地球の過去を復元する 第8章 謎――地球はどうして生命を宿すことができたのか
  • 地球は特別な惑星か? 地球外生命に迫る系外惑星の科学
    4.0
    地球のほかにも、生命を宿す惑星はあるのだろうか? そのような惑星をどうやって探せばいいのだろうか? 理論と観測の両面から、系外惑星と地球外生命の探査の最前線を解説する! 地球外生命を探す場所として真っ先に思い浮かべるのは、火星や土星の衛星ではないだろうか――いずれも地球と同じ太陽系内の天体だ。しかし、宇宙には生命を探すべき天体がもっとたくさん存在する。 1995年、初めて太陽系外の惑星が発見された(その偉業を成し遂げたマイヨール博士とケロー博士は、2019年にノーベル物理学賞を受賞)。それは、地球から約50光年離れたペガスス座51番星のまわりをたった4日で公転する巨大なガス惑星だった。その後、世界中の天文学者が太陽系外の惑星(系外惑星)を探し、発見を報告してきた。その数は4000個を超えている。 最初の1個だけでなく、これまでに見つかった系外惑星の多くが、太陽系のどの惑星とも似ていない。不思議な軌道で公転する惑星がたくさん見つかっている。とすると、太陽系は特別な存在なのだろうか? また、どのような軌道を回る惑星であれば生命を育めるだろうか? 一部の系外惑星については、軌道だけでなく大気組成までも観測できるようになっている。そして、系外惑星の大気に生命活動の兆候を見つけようとする挑戦もはじまりつつある。「第二の地球」の発見は近い! 目次: 第 I 部 系外惑星探査小史――太陽系の理解から第二の地球の可能性まで 第1章 私たちのふるさと――天の川銀河、太陽系第三惑星、地球 第2章 最初の系外惑星が見つかるまで――挑戦、失敗、常識はずれの惑星 第3章 ケプラー計画がもたらした革命――画期的なアイデア、試練、膨大な発見 第 II 部 系外惑星探査の現在――探し方の進化と見えてきた世界 第4章 系外惑星の探し方――あの星に惑星はあるか? 第5章 系外惑星の多様性――事実はSFより奇なり 第6章 系外惑星が教えてくれたこと――太陽系は特別か? 地球は特別か? 第 III 部 第二の地球、発見前夜――ハビタブルプラネット探査とアストロバイオロジー 第7章 さらなる探査へ――第二の地球は見つかるか? 第8章 あの惑星はどんな世界なんだろう?――系外惑星大気の調べ方 第9章 系外惑星とアストロバイオロジー――宇宙に生命の兆候を探す
  • 地球はどうしてできたのか マントル対流と超大陸の謎
    3.7
    マントル対流と大陸移動からひもとく最新地球科学入門書。 大陸はなぜ動くのか? 超大陸はどのように誕生し、分裂したのか。この謎を解き明かすカギを握るのが地球内部に存在するマントル。大陸移動の謎をさらにおいかけていくと、マントルの動きが、ときに気候変動や極移動にまでかかわることが明らかになってきた。「マントル対流」と「大陸移動」をキーワードにダイナミックな地球の進化を読み解いていく。
  • 地球はなぜ「水の惑星」なのか 水の「起源・分布・循環」から読み解く地球史
    4.5
    地球は「水惑星」と呼ぶにふさわしい天体です。しかし、地球の水に関する根本的な謎がいまだに解明されていません。特に、「起源」「分布」「循環」という3つの謎は地球科学の未解決問題です。地球科学者たちが最先端でどんな斬新な発見をし、どんな魅力的な挑戦をしているかを本書は伝えます。「水」は、地球史をいかに語るのでしょうか。地球科学の全体像を俯瞰する本書は、「地球を知りたい」人にとって最良の入門書です。
  • 地球46億年 気候大変動 炭素循環で読み解く、地球気候の過去・現在・未来
    4.4
    地球46億年気候大変動の謎に迫る・地球を「生命の星」に変えた大酸化イベントはなぜ起きたのか? ・温室効果ガスは現在のなんと6倍! 白亜紀の超温暖化を引き起こした犯人は ・1000年以上、待機から二酸化炭素を隔離する驚異の熱塩循環とは ・最短で数年で10℃以上の寒冷化が起きた「意外な理由」 ・「温暖化が進めば、海面が10~60m上0m上昇」東京水没を示唆する最新シミュレーションの中身
  • 地球46億年 物質大循環 地球は巨大な熱機関である
    -
    地球は、活動し、生きている惑星である。地球を構成するさまざまな物質は、そのかたちを変えながら、長い時間をかけて循環している。それにともなう多様な物質の多様な反応もじつは、熱い物質からは揮発性物質が放出され、冷たい物質には揮発性物質が入り込むという、非常にシンプルな原理で理解することができる。マントルの対流、大陸地殻の成長と循環、二酸化炭素の循環は、揮発性物質の出入りによって、さまざまな物質に変化しながらおこなわれていることがわかる。そして、それらの循環、揮発性物質の出入りは、地球が熱機関であることによって駆動されている。地球の成り立ちそして進化を、俯瞰した目で眺め、解説した地球科学の新しい入門書。 主な内容 プロローグ 第1章 太陽系の元素と揮発性物質 第2章 太陽系惑星と原始の地球 第3章 地球の物質循環 第4章 ゆっくり変化した地球 第5章 物質循環の中の生命の誕生 第6章 二酸化炭素と大陸地殻 第7章 粘土:冷たい環境でできた物質 第8章 親銅元素とウランの循環 第9章 熱機関である地球 エピローグ
  • 地球をめぐる不都合な物質 拡散する化学物質がもたらすもの
    4.3
    かつて社会問題にも発展したダイオキシンに代表される化学物質による環境汚染だが、国を挙げた排出規制や環境技術の革新によって排出量は減り、問題は解決したように思われていた。しかし、近年、工業化の進展が著しい中国などの新興国や先進国の環境中に蓄積された化学物質が、大気や降雨、海流などを通じて、世界各地に拡散していることがわかってきた。汚染はダイオキシン類にとどまらず、水銀やヒ素などの重金属、様々なプラスチック製品が微細に分解されたマイクロプラスチック、直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質PM2.5など多種多様に及ぶ。こうした化学物質は、排出源からはるか遠方の北極や南極などにも広がり、海洋生物や極地に住む原住民の体内には無視できない量の化学物質が蓄積されていることが明らかになってきた。環境中に放出された残留性有機汚染物質は、ひとたび生体内に入り込むと、そこに長期間とどまる。厄介なことに、環境中では低濃度であっても、食物連鎖を通じて生態系の上位に向けて生物濃縮が進み、アザラシ、アシカ、セイウチ、イルカなどの鰭脚類や鯨類では、驚くほどの高濃度になることが知られている。たとえば、西部西太平洋に棲むスジイルカが、海水中の1000万倍もの高濃度でポリ塩化ビフェニルを蓄積しているという報告もある。また、ヒトについても、成人には影響を与えることのない微量な化学物質であっても、化学物質に感受性の高い幼児期に化学物質に触れると、その後の成長や免疫機構に無視できない影響を与えることなどが危惧されている。第一線の環境化学の専門家たちが、様々な視点から「地球規模の化学物質汚染」についての深刻な状況を報告する。プロローグ 地球をめぐる不都合な物質とは第1部 人類が作り出した化学物質が地球を覆う第1章 世界に広がるPOPs汚染ー海生哺乳動物の化学物質汚染と途上国のダイオキシン汚染第2章 マイクロプラスチック「不都合な運び屋」第3章 水俣病だけではない「世界をめぐる水銀」第4章 古くて新しい不都合な物質「重金属」ー四大公害病から越境汚染まで第5章 知られざるPM2.5-何が原因? どこからやってくる?第2部 不都合な化学物質は、私たちにどのような影響をもたらすのか?第6章 メチル水銀が子どもの発達に与える影響を探る第7章 化学物質が免疫機構に異常を引き起こす-免疫かく乱とアレルギー疾患第8章 毒に強い動物と弱い動物ー解毒酵素を介した化学物質との攻防エピローグ 化学物質をめぐる対立
  • 地磁気逆転と「チバニアン」 地球の磁場は、なぜ逆転するのか
    3.7
    2020年1月17日、日本初の地質年代「チバニアン」がついに誕生! 千葉県市原市の地層「千葉セクション」が、地質時代の国際標準模式地(GSSP)に認定されました。 日本の地名に由来する地質年代(地球の歴史区分)が誕生するのは初めてのことです。 地質年代を決定するのに重要なカギを握っていたのが、「地磁気の逆転」。 この千葉セクションには、もっとも最近、地磁気(地球の磁場)が逆転した貴重な記録が残されています。 地球の磁場は、過去に何度も逆転しているということが記録からわかっているのですが、 最後の逆転は約77万年前――私たち人類は、この地磁気逆転を経験したことがありません。 人類が誕生する前の地球で、何が起こったのかを教えてくれるのが、この地層なのです。 いったいなぜ地球には磁場があるのか。 なぜ地磁気は逆転するのか。 次に地磁気が逆転するのはいつなのか。 そのとき、この地球はどうなってしまうのか。 ――地磁気逆転のメカニズムは、地球科学最大の謎ともいえる重要なテーマとなっています。 チバニアン認定のための研究・申請プロジェクトをリードしてきた著者が、チバニアン命名の意義を分かりやすく解説し、地磁気逆転の謎に迫ります。 ■おもな内容 ・チバニアン命名の意義 ・地質年代とは? ・地磁気とはなにか ・地磁気逆転の発見 ・地磁気の変動 ・いったいどうやって地磁気を測るのか ・地磁気はいつから存在するのか ・もしも地磁気がなかったら ・次の地磁気逆転はいつなのか ……など
  • 知性を鍛える 大学の教養数学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 数学は現代を生きる人に欠かせない教養の一つ。その数学を理解する鍵となるのが、Σ、lim、dy/dx、∫ydxといった記号たち。こうした記号には、無限をどう扱うのか、空間をどう表現するのか、面積や体積をどう求めるのかといった数学の思想や原理が込められています。難解にみえる記号は、複雑で抽象的な問題を誰もが同じく扱えるように、作られたものなのです。数学の再入門に最適の一冊。(ブルーバックス・2014年6月刊)
  • チューリングの計算理論入門 チューリング・マシンからコンピュータへ
    4.1
    本書は、コンピュータの原理としてのチューリング・マシンを解説するとともに、決定問題を解決した有名な「チューリング・マシンの停止問題」も分かりやすく説明します。さらに計算量と、7大難問の一つ「P=NP問題」についても、わかりやすく解説します。(ブルーバックス・2014年2月刊)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 超越数とはなにか 代数方程式の解にならない数たちの話
    3.3
    無理数の中には、さらに「超越数」と呼ばれる不思議な数たちがいます。πやe、2のルート2乗がその代表です。超越数は無理数の中でも、「代数方程式の根にならない無理数」のことです。つまりπやeは、どのような代数方程式を作っても、その根になることはありません。本書では超越数の性質やその調べ方を、できるだけ易しく解説します。数学好きの読者へのプレゼントです。(ブルーバックス・2015年4月刊)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 超常現象をなぜ信じるのか 思い込みを生む「体験」のあやうさ
    4.4
    「自分の目で見たこと」は信じてよいか?UFO、虫の知らせ、星占い……。科学的には証明できないことも、実際の体験をとおして信じてしまう。しかしその「体験」は、本当のできごととは限らない!超常現象の実在を信じてしまうのは、人の思考システムの本質がかかわっている。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 超絶難問論理パズル アタマの底力をひきだす72問
    5.0
    『史上最強の論理パズル』『論理パズル「出しっこ問題」傑作集』の著者による「論理パズル」シリーズ! ひらめきの快感を満喫できる傑作論理パズル集。見かけは難問、かなりの難問、人によっては超難問など様々な「難問」を収めた論理パズルの新作問題集。数少ないヒントの中からポイントを見抜き、推理力を駆使し、問題を解くうちに自分の知らなかった能力が目覚めていく! (ブルーバックス・2013年9月刊)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 超対称性理論とは何か 宇宙をつかさどる究極の対称性
    4.3
    この宇宙にはまだ多くの謎が残されています。自然界に存在する4つの力のうち、3つまでは標準理論で説明できますが、4つ目の重力を素粒子物理的に理解することには成功していません。こうした問題を解決し、重力まで含めたすべての力を統一的に理解する可能性を秘めているのが、「超対称性」とよばれるまったく新しい対称性です。「なぜこの宇宙が存在するのか」という根源的な問いに答える究極の理論に迫ります。
  • 超ひも理論とはなにか : 究極の理論が描く物質・重力・宇宙
    3.6
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 究極の理論「超ひも理論」を完全に理解する。強い力、電磁力、弱い力、重力。素粒子に働く四つの力を統一できる唯一の理論と考えられている「超ひも理論」を、わかりやすく解説した物理ファン待望の一冊。(ブルーバックス・2004年5月刊)
  • 直感を裏切る数学 「思い込み」にだまされない数学的思考法
    3.5
    レジが2つになれば行列は半分になる、は本当? マンホールに落ちないふたは円形だけか? 平均寿命より長生きできる人は全体の半分だけ? その直感、間違っています! センスやひらめき、直感を過信せず、地道な思考の積み重ねを大切にするのが数学。時として専門家でさえ間違いを犯してしまう「思い込みの罠」を紹介しながら、論理的に考え、正しく本質を見抜くための数学的思考法をひもときます。(ブルーバックス・2014年11月刊)
  • 直感を裏切るデザイン・パズル 脳と勝負する
    -
    不思議な視覚現象を使った「デザイン・パズル」。直感では解けない、あっと驚く傑作を集めました。普段、視覚からの情報や直感に頼ってばかりいると、誤った判断をしてしまうことは意外と多いもの。デザイン・パズルを解くことで、普段は使わない脳の部分が活性化され、あなたの潜在的な「直感力」を鍛えます。子供からビジネスマン、もの忘れが気になってきた方まで。(ブルーバックス・2015年8月刊)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • チーズの科学 ミルクの力、発酵・熟成の神秘
    4.0
    ネズミが顔を出しそうな穴あきチーズ、学校給食が懐かしい三角形のチーズ、あなたは「チーズ」と聞いて何を思い出す? じつは人それぞれにイメージが違う変幻自在さこそが、地球の食品にほかにない、チーズならではの特徴なのです! その秘密は母から子へ与えるミルクの力にあります。そして、ミルクを乳酸菌やカビの力で発酵・熟成させるという大発見を人間は考えました。文化と科学の両面から、この奥深い食べものに迫ります。
  • 痛覚のふしぎ 脳で感知する痛みのメカニズム
    3.5
    日常生活のさまざまな場面で体験する「痛み」。痛みは、生きていくうえでの防御機能のため、警告の役割もしています。私たちが受ける刺激は、皮膚下の侵害受容器を活性化させ、感覚神経を通って脊髄に伝わり、大脳で痛みとして認識されます。体内で起きている「痛み」のメカニズムを解説します。
  • つながる脳科学 「心のしくみ」に迫る脳研究の最前線
    3.8
    ものごとを考え、記憶し、日々の出来事に感情を揺さぶられる……謎めいていた脳のはたらきが、明らかになりつつある。グリア細胞とニューロン、進化と可塑性、場所細胞と空間記憶、情動と消去学習、海馬と扁桃体とエングラムセオリー――頭の中には、さまざまな「つながり」があった!?9つの最新研究から、心を生み出す脳に迫る!
  • 低温「ふしぎ現象」小事典 0℃~絶対零度で何が起こるか?
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 凍った魚が蘇る「生体冷凍保存術」。最高の美味を極める「冷凍と解凍の科学」。本当は恐ろしい「低体温症」の話。無風なのに真横に煙がたなびく南極大陸の怪奇。ダークマターを捉える超ヘビー級の低温液体。電気抵抗がゼロになる「超電導」や、壁を這い上がる忍者液体「超流動」。氷点下をはるかに下回る世界で、なぜ「ふしぎ現象」が生じるのか、低温技術で何ができるかを網羅した「温度別」読む事典。(ブルーバックス・2011年12月刊)
  • 天体衝突 斉一説から激変説へ 地球、生命、文明史
    3.4
    6550万年前、直径10~15kmの小惑星が、地表に対して約30度で、南南東の方向から地球に衝突した。衝突速度は秒速約20kmと推定されている。衝突地点周辺では時速1000kmを超える爆風が吹き、衝突の瞬間に発生する蒸気雲は1万度を超えた。この衝突によって引き起こされた地震はマグニチュード11以上と推定され、300mに達する津波が起こった。巻き上げられた塵が太陽光を遮り、「衝突の冬」が始まった。
  • テンプレート式 理系の英語論文術 国際ジャーナルに学ぶ 伝わる論文の書き方
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 論文を英語で書くことになった。何から手をつけよう。日本語で書いてから英訳するか、英語で直接書くか。精度が高まったといわれる人工知能(AI)を使った機械翻訳で英語に翻訳しようかとも考えるが、出力結果が正しいかどうか判断しづらい。  本書は、このような悩みを抱える理系研究者を対象としています。ネイティブ話者にひけをとらず、かつネイティブにも非ネイティブにも伝わりやすい英語論文の書き方を、「アブストラクト」と「タイトル」に焦点をあてて解説しており、非ネイティブの英語話者が、国際ジャーナルに論文を投稿するのに必要な英文ライティングスキルを最短で習得することを目的としています。(まえがきより) 日本人が英語の論文を書く際に、どのような問題があるのか? そこで、長年、理系の英語論文の校正・さまざまな大学(理系)での英語論文執筆を講義してきた著者が、そのコツを伝授します。 ★本書では、「国際ジャーナル」に掲載された、インパクトファクター(論文引用回数)の高い論文を実例として掲載し、意図がはっきりと伝わるシンプルな英語論文の執筆を目ざします ★さらに中盤以降では、理系論文のさまざまな場面で使われる内容に即した「テンプレート」を掲載します。書きたい論文の内容がきまれば、テンプレートを用いることで、容易に「明確な」英語論文が作成できるという実践的な内容になります。 ★また、現在では一般的になりつつある「機械翻訳」を利用したさいの注意するべき点や上手な使い方までも伝授します この一冊を手元に置けば、迷わず、読み手の目を惹く、本当に「伝わる」英語論文が書ける!
  • 天変地異の地球学 巨大地震、異常気象から大量絶滅まで
    3.5
    天変地異にはサイクルがある。人新世の地震・洪水から生命史46億年で繰り返す大量絶滅、銀河を回る太陽が起こす破局までを一望!
  • DNA鑑定 犯罪捜査から新種発見、日本人の起源まで
    3.4
    親子鑑定に犯罪捜査、災害被害者の特定まで、「社会の必需品」のDNA鑑定。知らないではすまない基礎を、類書にない平易さで解説。
  • DNAの98%は謎 生命の鍵を握る「非コードDNA」とは何か
    3.8
    サルとヒトで遺伝子はほとんど同じなのに、なぜ見た目はこんなにも違うのだろう? ヒトゲノムのうち遺伝子部分はわずか2%。遺伝子ではない「98%」にヒトの秘密が隠されていた! かつてはゴミ扱いされた"ジャンクDNA"が生命の謎を解き明かす。
  • DNA複製の謎に迫る 正確さといい加減さが共存する不思議ワールド
    5.0
    DNA複製とは一体どういう反応なのだろうか? 私たちの体の細胞が分裂するとき、細胞の中では必ず、DNAが複製される。生命現象の根幹を担うこの反応は、一糸乱れぬ正確さで行われると考えられがちだが、じつは思った以上に不完全で、結構"いい加減"なのである。なんともユニークで"人間くさい"複製のしくみを知れば、「えぇっ!?こんなふうにやってるの!」と驚きの声を上げられるに違いない。
  • デジタル・アーカイブの最前線 知識・文化・感性を消滅させないために
    3.5
    古来、人類はさまざまな「知」を記録し、蓄積してきました。だからこそ人類は地球生物の王者たりえたといえます。ところが、このかけがえのない知的財産がいま、次々と失われています。劣化する活字・映像、守るべき人々がいなくなり消滅する芸術や伝統技術。このままでは現代は、後世から見て「記録が空白」の時代となってしまいます。この危機に瀕した「知」を守り、未来に遺そうという取り組みが「デジタル・アーカイブ」です。(ブルーバックス・2015年2月刊)
  • 電気発見物語 見えないものが、どのように明らかになったか
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 発明、発見の跡をたどれば、電気が分かる! 家には100Vの電気が来ていて、100Wの電球を1時間ともすと100Wh。30Aの契約で、月に400kWA使ってるけど、これって? 見えない電気がどうして発見され、どのようにその正体が明らかにされてきたか、歴史をたどれば、電気が何だかよく分かるようになる! (ブルーバックス・2002年4月刊)
  • 【電子オリジナル特典付】いやでも物理が面白くなる〈新版〉 「止まれ」の信号はなぜ世界共通で赤なのか?
    4.7
    【電子版限定特典付】ほんとうは驚くほど面白い物理の話。理科コンプレックスがあっという間になくなる! 肉屋の肉はなぜ美味しそうに見える? 人工衛星はなぜ地球を周回できる? 朝日や夕日はなぜ赤い?カウンター・パンチはなぜ強烈? 圧力鍋はなぜ短時間で煮える? 紫外線が皮膚がんを起こすのはなぜ? 宇宙船内は無重力状態じゃなかった! ──すべての答えは「物理」が知っている!
  • 伝承農法を活かす家庭菜園の科学 自然のしくみを利用した栽培術
    3.7
    古くて新しい栽培術! 古くから伝わる伝承農法では、化学肥料や農薬は用いられず、自然のしくみが上手に活用されています。こうした農法を科学的に解説しながら、畑の耕し方、土作り、コンパニオンプランツ、病害虫の防除、種採りまで、家庭菜園で必要と思われる技術を網羅。(ブルーバックス・2009年2月刊)
  • データで検証 地球の資源 未来はほんとうに大丈夫なのか?
    3.7
    森林、レアメタル、水産資源……現実はここまで来ている! 2050年、世界の人口は92億人に達するだろう(国連人口部による2006年時点での推計)。転換を迫られる原子力中心のエネルギー政策、巨大市場化するインドと中国、ますます加速する低価格と大量消費、資源の枯渇は、すでに現実の問題になっている。食糧は、エネルギーは、水は、レアメタルは……最新のデータで資源の未来を検証する。(ブルーバックス・2011年11月刊)
  • 東京鉄道遺産 「鉄道技術の歴史」をめぐる
    3.2
    明治・大正・昭和の貴重な鉄道施設を専門家が解説! 東京に集積する「鉄道遺産」の数々。日本初の鉄道が開業した東京には、明治以来、数多くの路線が建設されてきた。そのため、あらゆる時代、あらゆる種類の鉄道構造物が集積し、今も鉄道輸送を支え続けている。東京に残された「鉄道遺産」を研究の第一人者が解説する。駅舎や施設の貴重な歴史的写真・図版をカラーで豊富に掲載。保存版の一冊。(ブルーバックス・2013年5月刊)
  • 統計学が見つけた野球の真理 最先端のセイバーメトリクスが明らかにしたもの
    3.8
    野球の必勝法とはなにか? 統計学的にその答えを追求し、メジャーリーグの「お荷物」を 常勝軍団に変身させ、一躍その名を知られた「セイバーメトリクス」。その進化はとどまる ところを知らず、野球場で起きているあらゆることを「数字」にするため新しい指標が次々 に考案されている。さらにテクノロジーの発達は、選手やボールの動きの精密な計測を可能 にし、それらビッグデータの解析によって、野球というスポーツの本質さえ解き明かそうと している。はたして野球とは、どのような競技なのか? 日本のセイバーメトリクス研究の 第一人者がRSAA、wRAA、UZR、UBR、フレーミングなどの新指標を駆使しながら、本当 に勝利に結びつくプレーと戦術について考察する。 大谷翔平の「二刀流」はMVPに本当に値するのか、スワローズ&バファローズの史上初の W下剋上はなぜ起きたかも、数値を見れば一目瞭然! ・投手の評価は「守備」や「運」に大きく左右されている ・打者の本当の貢献度を「得点」に換算してみると ・守備の「うまさ」をどうすれば正確に測れるか ・盗塁は70%以上成功しないと「赤字」である ・犠牲バントの「損益分岐点」は出塁率でどのくらいか ・球審のジャッジは実はかなり「恣意的」である ・「勝負強さ」をどう数値化するか などなど、野球の見方がいやでも変わる新知見満載! 目次 序 章 セイバーメトリクスの歴史――草創期から「革命」まで 第1章 セイバーメトリクスの原理――どのように「数値化」するのか 第2章 投手の指標――どこまでが「責任」なのか 第3章 打撃の指標――「得点創出能力」をいかに表すか 第4章 セイバーメトリクスの可視化――「下剋上」の原動力とは 第5章 パークファクター――野球は「場所」によって変わる 第6章 守備の指標――「未開の領域」に光を当てる 第7章 走塁の指標――「足」でどれだけ稼げるのか 第8章 総合指標――「二刀流」を評価する 第9章 セイバーメトリクスの革命――テクノロジーが明かす真実 第10章 プロ野球の未解決問題――これからのテーマ
  • 統計ソフト「R」超入門〈最新版〉 統計学とデータ処理の基礎が一度に身につく!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 研究からビジネスまで、全世界で使われている「R」を最速で使えるようになる本! 〈メジャーアップデートしたR 4.2に対応!〉 データの特徴把握から解析法、最適モデルの選択まで、実例を用いてデータ分析のプロセスを体感できる! 統計学者が開発したフリーの統計処理ソフトとして爆発的人気を博し、いまやデータ解析のスタンダードとなった「R」。 本書最大の特徴は、「R」を使いこなすための補助ソフト「Rコマンダー」を用いた、難解なコマンド入力不要の解析手法を紹介する点にあります。 操作解説がわかりやすいことに加え、統計学の基本もていねいに説明されており、「R」の活用法と統計処理の基礎を一気に習得できます! 【実用に役立つ豊富な巻末付録も収録!】 ・演算子一覧表 ・関数一覧表 ・統計用語集……ほか 著者紹介: 逸見 功(へんみ・いさお) 東京都生まれ。東京工業大学大学院総合理工学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。専門は統計学および行動計量。日本赤十字看護大学看護学部教授などを経て、現在、日本赤十字看護大学名誉教授。著書に『ワークシート式 失語症言語訓練講座』(三輪書店)、訳書に『入門 時系列解析と予測』(シーエーピー出版)、『バーンズ&グローブ 看護研究入門』(エルゼビア・ジャパン)などがある。
  • 統計でウソをつく法
    3.7
    世の中には統計が氾濫している。「平均」とか「相関関係」とか言って数字やグラフを示されると、怪しい話も信じたくなる。しかし、統計数字やグラフは、必ずしも示されている通りのものではない。目に見える以上の意味がある場合もあるし、見かけより内容がないかもしれないのだ。統計が読み書きの能力と同じぐらい必要になっている現在、「統計でだまされない」ためには、まず「統計でだます方法」を知ることが必要だ!
  • 時計遺伝子 からだの中の「時間」の正体
    4.3
    体内時計とは何か? 生体リズムはどのように生まれるのか? 時計遺伝子は、様々な体の機能に関わっていた! ・生体リズムの乱れが、生活習慣病を引き起こす ・深夜にコンビニに行くと元気になるのはなぜか ・「朝日を浴びると良い」「寝る前のスマホは良くない」理由とは ・「寝る子は育つ」の本当の意味 ・時差ぼけを解消する薬ができる? ・ブルーライトはなぜ体に良くないのか? ・朝型・夜型を決める遺伝子があった ・分子レベルでみた「規則正しい生活」が大切なわけ ――遺伝子レベルで体内に何が起きている? 睡眠、血圧、体温、ホルモン分泌…… 体の中で起きているほとんどの生理現象は24時間の生体リズムを示します。一体なぜか。 その謎に答えを出したのは、2017年のノーベル生理学・医学賞のテーマにもなった「時計遺伝子」でした。 37兆個の全細胞に存在する時計遺伝子が臓器のリズムを作り、脳の視交叉上核という小さな部位が司令塔となって、全身の「時間」を司っていたのです。 哺乳類における生体リズム研究の第一人者が、その分子機構から、睡眠障害・生活習慣病の関係までを解説。 【主な内容】 第1章 からだのリズムを作る時計遺伝子 第2章 生体リズムはどこで作られるのか? ――時計中枢の発見 第3章 時間情報の送信ルートを特定せよ ――脳から全身の臓器に至るまで 第4章 時計遺伝子は細胞分裂の時間も決める 第5章 光と時計遺伝子の深い関係 ――「朝日を浴びると良い」理由 第6章 生活習慣病と時計遺伝子 ――高血圧を分子レベルで解明する 第7章 時差ぼけはなぜ起こるのか? ――生物が初めて直面したリズム異常 第8章 視交叉上核の謎を解く ――朝型・夜型遺伝子の発見と睡眠障害治療薬の可能性 第9章 睡眠と時計遺伝子 ――霊長類の時計と睡眠覚醒リズム 第10章 なぜ生物は体内時計を持つようになったのか ――からだの「時間」を作る様々なメカニズム
  • 時計の科学 人と時間の5000年の歴史
    4.0
    人類が「時間」の存在に気付いたのは、いまから5000年以上も前のことです。太陽の動き利用した「日時計」から始まり、周期を人工的につくりだす「機械時計」の誕生、精度に革命を起こした「クオーツ時計」、そして時間の概念を変えた「原子時計」まで、時代の最先端技術がつぎ込まれた時計の歴史を余すところなく解説します。
  • 解ければ天才! 算数100の難問・奇問 たかが算数 されど算数
    1.0
    この本に収められている問題のほとんどは中学入試に出たもので、小学校で習った知識だけで解けるハズのものばかりです。では、中学生以上の人なら解けるかというと……そう簡単にはいきません。どのように考えればよいのか途方に暮れるような難問、パズルの本そのままというような奇問、アッと驚く見事な答えが用意されている名問などなど、たかが算数とバカにしてかかるとひどい目にあうような問題ばかりです。全部を解ければ天才※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • トポロジカル物質とは何か 最新・物質科学入門
    4.6
    ■「対称性の破れ」が生んだ新物質!■ 超伝導、スピン流、量子ホール効果、 ベリー位相、マヨラナ粒子……。 物質科学の気になるキーワードが 数式なしで、しっかりわかる。 ■物質科学を一変させた、量子の不思議。何がそんなにスゴイのか?■ 人類の物質観を革新する物質群、 「トポロジカル物質」のしくみに詳しく迫る。 そのカギは「対称性の破れ」にあり。 物質の根源となる基礎的な量子現象を 数学や物理学の基礎知識を前提とせずに解説。 超伝導、スピントロニクス、マヨラナ粒子、 そして量子コンピュータにつながる 驚くべき無数の応用が将来に待っている! ■おもな目次■ 序章 バーチャル空間で物質を観る 〈第I部 ノーベル賞に見る物質科学 トポロジカル物質への前奏曲〉 第1章 原子から量子物理学へ 第2章 原子から物質へ 第3章 物質は量子効果の舞台 〈第II部 バーチャル空間で物質を観る 量子物理学での表現法〉 第4章 運動量空間とは 第5章 バンド構造 物性科学の基礎 〈第III部 トポロジカル物質とは何か〉 第6章 仮想磁場 電場が磁場に見える 第7章 トポロジカル絶縁体とは 第8章 電子波の位相 第9章 トポロジカル物質ファミリーと応用
  • トポロジー入門 奇妙な図形のからくり
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「本書は中学生およびその課程を履修されて、さらにそれ以上の学修をされている方や実社会に活躍する人たちに、トポロジーの内容の基礎を紹介するとともに、子息を持たれる親御さんたちに、マルと三角がなぜ同じか……という、最も基本の問題を解説することに意を用いた」(著者まえがきより)誰もが単語は知っているけれど、多くの人はよくわかっていない「トポロジー」。『四次元の世界』『マックスウェルの悪魔』などブルーバックスで科学啓蒙書の傑作を数多く残してきた都筑卓司先生が、このトポロジーも数式をほとんど使わず楽しく解説してくれた伝説の名著が、ここに新書版として復活!まずは下準備として、片道切符を使ってどのように日本中を迂回しながら旅行するか、という話からはじまり、ジョルダンの定理、一筆書きとオイラー・グラフ、ケーニヒスベルグの橋、といった事例の解説を丹念に重ねた後、トポロジーの意義について解説。続いて日本地図の県ごとの塗り分けから多色問題について触れ、メビウスの輪の理屈を解説し、クラインの壺、カタストロフィー理論にまで到達。旅行ブックのように楽しく読めて、それでも一通りの概念を知ることができる堂々たる入門書として、現代の読者に自信を持っておすすめできる一書です。冒頭に『「%」が分からない大学生』著者の芳沢光雄・桜美林大学教授による解説つき!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • トポロジーの発想 ○と△を同じと見ると何が見えるか
    4.0
    数量的世界観を超える「ゴム膜の幾何学」のふしぎ!三角形や五角形などの図形の各辺の長さや、曲がり具合、面積、角度といった目につきやすい情報を取り去り、裏に隠された根源的な本質を見極める──量を捨象して質に注目する幾何学がトポロジーです。そうすると円や三角形や星形など、伸ばしたり、縮めたり、曲げたりして重ねられるものは同じものと見なすことができます。その発想の本質と応用をやさしく解き明かします。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 道具としての微分方程式 偏微分編 式をつくり、解いて、「使える」ようになる
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 偏微分方程式への偏見がなくなる画期的な入門書! 身近な現象から偏微分方程式を作り、解いて、味わう。 数式のもつ物理的な意味が みるみるイメージできるようになり、 読み終わる頃には「使える」ようになる。 研究・開発の現場で偏微分を使いこなしてきた著者が、 ユーモラスにていねいに解説。 本書は、世界で最も、丁寧に、愛情をもって偏微分方程式を語っていると自負している。 偏微分方程式は、まったく変でも偏でもなく、現実を表現できる便利な道具なんだということを、私は言いたかったのです。(本書より) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 道具としての微分方程式 「みようみまね」で使ってみよう
    3.5
    英語を勉強していて意味のわからない単語に出会ったとき、その単語を英国人が実際に使っている現場に行き、まねをして使ってみると、自ずと意味がわかってくることがよくあります。これは数学にも当てはまります。とかくむずかしいと敬遠されがちな微分方程式ですが、最初に全部を理解してから進もうとするのではなく、とにかく本書で著者のまねをして方程式をつくり、展開してみてください。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 長生きする入れ歯 科学的根拠に基づく知識と治療法
    3.0
    東京医科歯科大学歯学部附属病院長「入れ歯の神様」が40年間の経験・知識・技術を全部明かした! 入れ歯の学問・技術は奥が深く、歯科医の間でも難しい分野とされている。しかし、どんな症例でも、よく噛める入れ歯を作ることは可能。東京医科歯科大学で40年にわたり治療・研究を続けてきた「入れ歯の神様」が、基礎知識から治療法、手入れ方法までを科学的にわかりやすく説明した1冊。よく噛める入れ歯は、生活の質を高め長生きにもつながるのである。「噛める入れ歯」へ、決してあきらめないでください! (ブルーバックス・2007年3月刊)
  • 流れのふしぎ 遊んでわかる流体力学のABC
    4.1
    「流体」には、常識をくつがえす「ふしぎ」がひそんでいる! 楽しみながら、流体力学の基本が学べます。空気や水に代表される「流体」には、さまざまなふしぎな性質があります。身の回りにあるものですぐにできる遊びを通して、まずは流れに親しみ、そのふしぎさに触れてみましょう。難しそうに思えて、じつは身近な「流れ」のなぞとその原理をわかりやすく教えます。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 「流れる臓器」血液の科学 血球たちの姿と働き
    4.0
    血液についての「真っ赤なホント」の話! ミクロの細胞たちの驚くべきシステム。血液は固まらないから流れ、流れるから固まらない!? ヘモグロビンは酸素を運ぶが、炭酸ガスは回収しない!? 血液の凝固と止血とは似て非なるシステム!? 血液型性格診断のウソを見破った実験とは!? (ブルーバックス・2009年2月刊)
  • なぜヒトの脳だけが大きくなったのか 人類進化最大の謎に挑む
    4.0
    なぜ、ヒトだけが脳を進化させ得たのか? 脳がそれほど有用な器官であったのなら、なぜ他の動物では発達しなかったのでしょうか? 脳が大きくなるために、ヒトにはどんな変化が起こったのか? 手、二足歩行、声、思考、寿命、社会……そして、この大きな脳を支えるために発達したインフラとは? 生物としてのヒトが大成功している最大の原因が、発達した脳であることは、誰もが認めることです。しかし、ヒトの脳がなぜこれほどまでに大きく発達してきたのかは、まだまだ解明されていない、人類進化史の中の最大の謎のひとつです。霊長類の形態比較を研究する著者が、全く新しい視点からこの難問に挑みます。(ブルーバックス・2007年1月刊)
  • 謎解き・海洋と大気の物理 地球規模でおきる「流れ」のしくみ
    3.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 海と大気に働く不思議な力! すべての謎を解くかぎは「コリオリの力」にある! 高低差がない海に、海流があるのはどうしてだろう? エルニーニョが近隣諸国だけでなく、遠い日本にも影響をおよぼすのはなぜだろう? 大海原や広大な空でおきる不思議な現象の数々を演出する「コリオリの力」の正体に迫りながら、海洋物理学から気象学、気候学までわかりやすく解説する入門書。(ブルーバックス・2003年7月刊)
  • 謎解き・津波と波浪の物理 波長と水深のふしぎな関係
    5.0
    先を急ぐ波、ゆっくり進む波。孤高の波、群れる波。生まれたての波、成熟した波。そして、海底を感じる波、感じない波――。波が海底を感じるとはどういうことか? 波のふるまいを左右する「波長」と「水深」のフクザツな関係とは? 身近なふしぎ現象を、数式なしでわかりやすく解き明かす。(ブルーバックス・2015年7月刊)
  • 謎解き・人間行動の不思議 : 感覚・知覚からコミュニケーションまで
    4.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テストでわかる人間の不思議な能力と行動! 人ごみの中で自分の名前だけを聞き取ったり、見えない線が見えたり、つり橋で出会った人を好きになったり、人間の不思議な行動とその能力を例題を通して解説する。(ブルーバックス・2009年10月刊)
  • なっとくする数学記号 π、e、iから偏微分まで
    3.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 数学や物理で出てくるさまざまな記号。ふだん使い慣れた+や-の持つ意味や、「-(-1)はなぜ1か」といった当然のことも、詳しく知るとより数学的な感覚を理解できます。また、中学や高校で習った忘れかけている記号の学び直しや、認識を新たにすることで、科学本の読書に役立つことも。大学で習得する偏微分の記号などまで含め、記号を通して幅広く数学を学べて知識を深められる1冊です。 小学校から使っている記号、中学、高校で勉強した記号、大学の数学レベル、と読み進めていくうちに、今まで難解に感じていた分野に関してもスッと頭に入ってくる作りになっています。 また、読むだけでためになる、ちょっとした雑談の種になるようなこともあり、初心者でも10代からでも楽しく読めます。 ハイレベルの数学につまずいていた人の学び直しから初心者のチャレンジまでにも役立ち、記号から数学の本質に迫ります。 理系学生の事典的存在として重宝された『なっとくする数学記号』(2001年刊)をまとめ直して刊行します。
  • ナノカーボンの科学 セレンディピティーから始まった大発見の物語
    4.0
    黒鉛ともダイヤモンドとも違うまったく新しい構造をもった炭素の新物質、フラーレン、カーボンナノチューブ、ナノピーポッド……。「ナノカーボン」と総称されるこれらの新物質は、異分野の研究者の交流のなかで、ある日、偶然に発見された。急進展する「ナノカーボン」研究と共に歩んできた著者が、思いがけない展開と興奮に満ちた大発見の裏側をつぶさに語る。(ブルーバックス・ 2007年8月刊)
  • 波のしくみ 「こと」を見る物理学
    -
    水の波、音、弦の振動、光、電波…… 波の物理学は、「もの」(媒質)ではなく、「こと」がどのように起こるかに注目し、その中に目ざとく「こと」の秩序を見出した。波から生みだされた物理学や数学の概念の豊富さは、他を圧倒している。波の物理現象を俯瞰しながら、波という「こと」のしくみを覗いてみよう。(ブルーバックス・2007年11月刊)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • なるほど高校数学 三角関数の物語 なっとくして、ほんとうに理解できる
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高校の数学って、こんなにやさしかったんだ! 「相似」さえ知っていれば大丈夫。三角関数が「まるごと」わかる。高校で学ぶ数学を、テーマ別に「わかりやすく、自由に、広がりを実感できる」ように語る、新シリーズ。意欲的な中学生から社会人まで、教科書にはない、ほんとうの数学のおもしろさを味わおう。(ブルーバックス・2005年5月刊)
  • なるほど高校数学 ベクトルの物語 なっとくして、ほんとうに理解できる
    3.0
    高校の数学って、こんなに役に立つんだ! 基礎知識が全くなくてもベクトルが理解できる。高校で学ぶ数学を、テーマ別に「わかりやすく、自由に、広がりを実感できる」ように語る、新シリーズ。ベクトルとはなにかから、ベクトルの計算、図形への活用、線形代数の入り口までを、誰でも理解できるように、ゆっくり語ります。ベクトルというのは、単なる矢印です。ただしその矢印を、足したり引いたり、2倍したり、あたかも数のように扱うことができます。ベクトルは、磁気や電気、重力など、自然界の力の理解には欠かすことができません。また、2次元や3次元の図形を調べるときにたいへん有用です。本書はベクトルについてまったく基礎知識がなくても、十分に理解できるように書かれています。(ブルーバックス・2008年5月刊)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 難関入試 算数速攻術 発想と思考力の勝負!
    -
    中学の入試問題はつるかめ算や植木算、面積図など、特別なテクニックが必須だと思っていませんか? 実は、シンプルな思考法を積み重ね、ちょっとした工夫を加えるだけで驚くほどすっきり解ける良問の宝庫。良い問題を速く正確に解くことを追求していけば、自然と理解は深まり、さらに様々な解法を学ぶことで、これまで気づかなかった算数の面白さも見えてきます。大人から子供まで楽しめる中学入試の傑作選の登場です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 二重らせん
    3.8
    生命科学の基礎を築いた大発見の舞台裏 ワトソン博士ノーベル賞受賞から50年を記念して新書化 DNAの二重らせん構造はどのように発見されたのか 共同発見者のフランシス・クリック、モーリス・ウィルキンスらとの出会いから、「多才な巨人」ライナス・ポーリングの猛追をかわして、二重らせん構造の発見にいたるまでの、その舞台裏をワトソン博士が赤裸々に綴った感動のドキュメント。
  • 日本の原子力施設全データ 完全改訂版 「しくみ」と「リスク」を再確認する
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「全廃炉」でも、原子力との付き合いは50年続く――。原子炉全54基+関連施設を網羅した「読むデータブック」。炉のタイプ、出力、所在地、建設費、主なトラブル、海抜・海岸からの距離、業務内容……。「どこに何があり、何をしているのか」がすべてわかる。原発から燃料加工・再処理施設、大学や企業が持つ研究炉まで、数ある原子力施設の全貌を知る──。(ブルーバックス・2012年2月刊)
  • 日本の深海 資源と生物のフロンティア
    4.0
    身近にありながら、海面の下を見通すことができないために、深海は永く未知の世界であった。しかし、調査船などの進歩もあり、いま、深海は少しずつその真の姿を私たちの前に現している。深海大国・日本。ようやくわかりはじめてきた、その豊かで変化に富んだ海の姿を紹介する。(ブルーバックス・2013年7月刊)
  • 「日本語から考える英語表現」の技術
    3.5
    文法や単語はわかっているのに、いざ、英語で話そうとすると自分の「言いたいこと」が言えない。英語を学習する日本人の多くが突き当たるこの壁は、日本語のしくみを理解して、発想を変えることで乗り越えられる。英語表現力を高めるために、あえて日本語から考える5つの処方箋を紹介。
  • 日本人の「遺伝子」からみた病気になりにくい体質のつくりかた
    4.7
    「生まれ持った遺伝的な体質」は変えられる! 最新科学が示す「日本人が健康になる秘訣」とは? ・コメが日本人の遺伝子を大きく変えた ・「日本人の体質」に合わない食事が寿命を縮める ・認知症、心筋梗塞、脳梗塞の発症率に影響……「気の持ちよう」が遺伝子の働きを変えるこれだけの根拠 ・日本人と中国人でも「遺伝的な体質」はけっこう違う ・日本人は内臓脂肪がつきやすく、一見痩せていても高血圧と糖尿病に注意が必要 ・動物性脂肪は、違法薬物よりも強力な依存症を引き起こす ・強力ながん遺伝子を持っていても、運動で発症率を下げられる ・日本人の糖尿病、高コレステロール、肥満に効く「ある穀物」 親から受け継いだ遺伝子は生涯変わらないから、 がん、糖尿病、認知症、高血圧、肥満など、さまざまな病気のリスクや体質は 「遺伝的なものだし仕方ない」と思っていませんか。 しかし、近年のゲノム生物学の進歩によって、 生活習慣や環境で遺伝子の働きが変わり、 「病気のなりやすさ」も変わることが明らかになってきています。 日本人の遺伝子と体質の特徴を捉えていくと、 どうすれば遺伝的なリスクを抑え健康に過ごせるかが見えてきます。 ■主な内容 第1章 体の「設計図」が健康と病気をつくる 第2章 日本人の「遺伝子」と「体質」にはどんな特徴があるか 第3章 遺伝子についた小さな傷が病気を引き起こす 第4章 設計図の違いだけで「なる病気」は決まらない
  • 日本人のための声がよくなる「舌力」のつくり方 声のプロが教える正しい「舌の強化法」
    4.3
    声のコンプレックスの元凶は「舌力」不足だった! 舌の筋力が足りない「低位舌」「前位舌」は、発声・滑舌を阻害するだけでなく、顎の変形を引き起こし、姿勢、呼吸、運動能力、知的活動にまで悪影響をおよぼす。美しく印象のよい日本語を話すためにも必須の「舌力」が身につけば、見た目も若返り、職場や学校での人間関係もよくなる! 簡単にできて効果絶大の「舌力」トレーニングを実践して、明日からの人生を変えてみよう!
  • 日本の伝統 発酵の科学
    4.2
    味噌、醤油、納豆、清酒、酢、漬物、鰹節──。微生物を巧みに使いこなし、豊かな発酵文化を築いてきた日本。室町時代にはすでに麹菌を造る「種麹屋」が存在し、発酵の技術は古来から職人技として受け継がれてきました。多様な発酵食品の歴史をたどりながら、現代科学の視点からも理にかなった伝統の技を紹介、和食文化を支える世界に類を見ない多彩な発酵食品、その奥深い世界へと読者を誘います。
  • 日本列島の下では何が起きているのか 列島誕生から地震・火山噴火のメカニズムまで
    4.1
    日本列島はつねに火山と地震の活動に見舞われてきた。私たちが地表で観察する数々の地学現象は、地球深部で起こる「何か」に由来する。地球科学者はその「何か」を特定すべく努力を続けてきた。列島の地学現象のすべてが、「水」によって結びつくことが明らかにされつつある。日本のトップランナーが、現代地球科学の基礎となるプレートテクトニクスから、最新の成果である地球内部の水の動きまでを徹底的に解説する。
  • 日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語
    3.8
    伊豆半島衝突、富士山噴火、海に沈んだ東京・大阪・京都、消えた縄文文化、移動する琵琶湖、瀬戸内海をナウマンゾウが闊歩する──。1500万年前、ユーラシア大陸の東の端から分かれて生まれた日本列島。現在、私たちが目にする風景・地形も、時代をさかのぼると全く違った顔を表します。本書ではおもに100万年前以降を中心に、複雑な地形に富んだ列島の成り立ちを解き明かします。驚きに満ちた日本列島史!
  • 入門者のExcel VBA 初めての人にベストな学び方
    4.1
    手順通りにやれば必ずできるから、VBAのプログラミングが楽しくなる。VBAを使うと、面倒な複数のExcel操作をワンクリックで実行するしくみを作れます。本書は、典型的なVBAのプログラムを書きながら、基本的な文法を少しずつ学んでいくものです。「数行書いて動作確認」を繰り返して進むので、手順通りにやれば、未経験者でも挫折せずに、必ずVBAのプログラムを書けるようになります。(ブルーバックス・2012年4月刊) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 入門者のJavaScript 作りながら学ぶWebプログラミング
    3.8
    JavaScriptは、Webページに表示される画像や文字列などを、閲覧する人の操作に応じて自由自在に変えられるプログラミング言語です。本書では、1つ1つ作例を作り、動かしながらJavaScriptの基本を少しずつ学んでいきます。手順通りにやるだけで、HTMLやCSSの未経験者でもJavaScriptの使い方が必ずマスターできます。(ブルーバックス・2014年1月刊)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 入門者のPython プログラムを作りながら基本を学ぶ
    4.5
    実用度ナンバーワン言語のPythonをはじめよう! Pythonは、AIの開発やデータ分析、統計など何かと話題の分野で必須のプログラミング言語です。本書では、3つのプログラムを作り、動かしながらPythonの基本からちょっとした応用を学びます。1つ1つの手順を丁寧に解説するので、書いてあるとおりにプログラムを作っていくだけで自然とPythonの使い方や特長をマスターできます。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • 入門者のLinux 素朴な疑問を解消しながら学ぶ
    3.8
    さまざまな事情からLinuxを使い始める(学び始める)人が増えています。そうしたLinux初心者がまず戸惑うのは、コマンドを使って操作する点ではないでしょうか。WindowsやMacならマウスを使う操作を、なぜコマンドで行うのか。本書では、実際に数々のコマンドを打ち込みながら、その理由を学んでいきます。本格的にLinuxを学び始める前に知っておくと便利なことを、さくっと読める一冊です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ニュートリノ天体物理学入門 : 知られざる宇宙の姿を透視する
    3.1
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ノーベル賞学者が明かすニュートリノの世界。ニュートリノの質量がゼロでないとしたら。宇宙が生まれた1秒後の世界から、大統一理論の再構築まで、スーパーカミオカンデの最新データから宇宙の実像に迫る。(ブルーバックス・2002年11月刊)
  • 『ネイチャー』を英語で読みこなす : 本物の科学英語を身につける
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 科学英語を習得し、最先端の科学を理解する科学雑誌のなかで最も権威のある『ネイチャー』をお手本に、科学論文の読み方や英作文、入試対策まで例題豊富に紹介。正攻法から裏技まで、理系をめざす学生必読。(ブルーバックス・2003年6月刊)
  • 「ネイティブ発音」科学的上達法 おどろきのストレッチ式発声術
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 さよなら、カタカナ・イングリッシュ! ネイティブ独特の「英語の響き」は、ダイナミックな口筋の動きと、メリハリを効かせた“省エネ発音”が生んでいる。日本語特有の「控えめな」筋肉の使い方から脱出して、英語らしく響かせる「口」と「舌」を手に入れよう。初学者はもちろん、中級以上の「壁」を破るのにも最適な「ストレッチ式」を、開発者が初公開! (ブルーバックス・2014年9月刊)
  • 猫のなるほど不思議学 知られざる生態の謎に迫る
    4.1
    マジメに笑える! 「へんないきもの」猫の謎に迫る。面白いのに役に立つ「猫の科学書」。人気ブリーダーとして国内、海外で実績を残した著者がミステリアスな猫の生態を徹底分析!奔放な性生活から長生きさせる秘訣まで、面白くて役に立つ、とっておきの知識を伝授します。(ブルーバックス・2006年3月刊)
  • ネットオーディオ入門 オーディオ史上最高の音質を楽しむ
    4.5
    残念なことに、CDは開発された30年以上も前の規格のままで、スタジオマスターの音質の大部分は「捨てられて」いました。ところが、スタジオマスターと同一の録音データが、手軽に手に入るようになりました。それが、ハイレゾリューション音源(ハイレゾ音源)です。本書では、ハイレゾ音源を中心にネットワークオーディオ(メディアレスオーディオ)の導入の仕方を説明するとともに、音源の入手方法も丁寧に解説します。
  • 熱とはなんだろう : 温度・エントロピー・ブラックホール……
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 エントロピーはなぜ増え続けるのだろうか? 熱の正体は? エントロピーの正体は? マクスウェルの悪魔はまだ生息しているのか? ブラックホールのエントロピーって? 物理ファン待望の「熱」の決定判。(ブルーバックス・2002年11月刊)
  • 熱力学で理解する化学反応のしくみ 変化に潜む根本原理を知ろう
    3.7
    複雑怪奇に映る化学反応も、「自由エネルギー」で驚くほど明確に理解できる。化学反応はもちろん、私たちが日々経験している変化は、すべて非常に単純な原理に従っています。これが「熱力学の法則」です。キーワードは、エンタルピー、エントロピーそして自由エネルギーです。本書は熱力学の考え方を易しく説明しながら、化学変化が起こる原理を解説します。(ブルーバックス・2008年1月刊)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 脳からみた自閉症
    4.0
    「完璧な脳」なんてどこにもない! 脳ができあがるまでのプロセスは、気が遠くなるほど複雑で精巧なもの。だから、ほんのちょっとしたバグは誰にでも起きている。実はそれが、その人の「個性」となるのだ。しかし、そのバグがときに「発達障害」となり、「自閉症」と呼ばれるものにもなる。では、どんな場合に、「障害」となるのか? 神経発生学の第一線で活躍する著者が、かつてないアプローチで発達障害と自閉症の本質に迫る!
  • 脳からみた認知症 不安を取り除き、介護の負担を軽くする
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ある日突然、ネクタイが結べなくなる。妻の顔がわからなくなる。そのとき脳で、何が起こっているのか? 5歳刻みで発症率が倍増する。予防のカギは、40代からの生活習慣が握っている――。専門医が語る「認知症のすべて」(ブルーバックス・2012年10月刊)
  • 脳とコンピュータはどう違うか
    4.0
    物質からできている脳に、意識が宿るなら、究極のコンピュータは意識をもつか? 脳とコンピュータは、どこが同じで、どこが違うのか? 人間は、意識をもつコンピュータを創ることはできるのか? それとも、脳は永遠のミステリーなのだろうか? 脳とコンピュータを比較しながら、認識、知能、意識の根本に迫る、脳科学とコンピュータ科学のユニークな入門書。
  • 脳内不安物質 不安・恐怖症を起こす脳内物質をさぐる
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不安・恐怖症やパニック発作には、ある物質が関係している! 今も昔も私たちは、さまざまなことから不安や恐怖を抱くものだが、多くの場合、その不安・恐怖は一過性で、いつのまにか忘れてしまうものだ。ところが、最近のストレス社会を背景に、不安や恐怖に“とりつかれた”ようになる不安・恐怖症や、突然激しい不安が襲うパニック発作によって日常生活が困難になる人が日本でも増えている。こうした病的な不安・恐怖は心理学的カウンセリングを中心に治療が行われてきたが、現在ではいくつかの脳内物質と脳の機能障害が関係していることが明らかになり、治療法も変わりつつある。本書では、不安・恐怖症とパニック障害の物質的原因を新しい知見でさぐり、効果的な治し方を紹介する。(ブルーバックス・1997年8月刊)
  • 脳の栄養失調 脳とダイエットの危険な関係
    3.5
    糖分が不足すると→脳力が低下し、糖尿病になる。肉が不足すると→うつになる。痩せは→肥満と同じくらい短命。脂肪が不足すると→更年期障害が起きる。"体によいダイエット"が脳にはダメージに! 糖分と脂肪を目の敵にし、肉より野菜という"ヘルシーな食生活"が、かえって糖尿病をまねき、うつや脳力低下をもたらすことがある。大脳生理学から見た、ホントは危ない健康常識。肉や砂糖もきちんと食べよう! (ブルーバックス・2005年12月刊)
  • 能力はどのように遺伝するのか 「生まれつき」と「努力」のあいだ
    3.5
    能力は遺伝するのか。そもそも「能力」とは何か。そして「遺伝」とは何だろうか。実はわからないことだらけの領域を第一人者が解説!
  • 脳を活性化する性ホルモン 記憶・学習と性ホルモンの意外な関係
    -
    老人性痴呆症、骨粗しょう症、更年期障害も女性ホルモン・エストロゲンの作用がわかればこわくない。正しい知識と治療法で、20代からはじまる老化にきちんと対処しよう。物忘れ、不安、動悸、腰痛、無気力、尿失禁、関節痛、不眠、食欲不振、肩こり、めまい、便秘、憂うつ、のぼせ……こんな症状、思い当たりませんか? 早めの予防と治療で対処しましょう。
  • 脳を司る「脳」 最新研究で見えてきた、驚くべき脳のはたらき
    4.1
    なぜ、私たちは「特別」なのか?――その答えはここにある。 心のはたらき、知性、ひらめき…… ニューロンだけではわからなかった、 「人間らしさ」を生み出す、知られざる脳の正体 脳のはたらきは、ニューロンが担っている ――この常識が覆されようとしている。 脳の中には、知られざる「すきま」があり、 そこを舞台に、様々な脳活動が繰り広げられていたのだ。 細胞外スペースに流れる脳脊髄液、 その中で拡散する神経修飾物質や細胞外電場、 そして、脳細胞の半分を占めるグリア細胞。 私たちの心や知性の源は、ここにあるかもしれない。 「神経科学の王道」に挑む、新しい脳科学が誕生! ◆おもな内容 ・寝ている間に流れる「水」が脳内を掃除している ・認知症と脳を流れる水、睡眠の意外な関係 ・脳の若さの秘訣は「すきま」にあった!? ・脳の「すきま」に拡散する物質が気分を決める ・ワイヤレス伝送のような脳の信号伝達があった! ・電気を流すと頭が良くなる? 神経回路がシンプルな人ほどIQが高い? ・知性やひらめきと関係する「もう一つの脳細胞」 ・脳科学から考える、脳を健康に保つ方法 ……など ◆目次 プロローグ 「生きている」とはどういうことか 第1章 情報伝達の基本、ニューロンのはたらき ――コンピュータのように速くて精密なメカニズム 第2章 「見えない脳のはたらき」を“視る”方法 ――脳研究はどのように発展してきたか 第3章 脳の「すきま」が気分を決める? ――細胞外スペースは脳の“モード”の調整役 第4章 脳の中を流れる「水」が掃除をしている? ――脳脊髄液と認知症の意外な関係 第5章 脳はシナプス以外でも“会話”している? ――ワイヤレスな情報伝達「細胞外電場」 第6章 頭が良いとはどういうことか? ――「知性」の進化の鍵を握るアストロサイト エピローグ 「こころのはたらき」を解き明かす鍵 ――変化し続ける脳内環境が生み出すもの
  • はじめての解析学 微分、積分から量子力学まで
    4.5
    アルキメデスからニュートン、フーリエ、そして量子力学。変化を記述する数学、解析学の面白さが分かる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • はじめての機械学習 中学数学でわかるAIのエッセンス
    4.0
    飛躍的な進歩を遂げている機械学習を、難解な数式・プログラミングなしで解説する画期的入門書! 中学数学の知識だけでAIのエッセンスがわかる。 近年、著しい進歩を続ける機械学習。センター入試の英語の試験では機械学習を使うことで、200満点中185点をとることに成功し、将棋や囲碁ではもはや人間が太刀打ちできないレベルの能力を獲得。画像処理にいたっては、フェイク画像はもちろんのこと、オリジナルのキャラクターを造形できるところまで到達している。今後のビジネスや研究を続けていくうえでもはや無視できない存在になりつつある「機械学習」だが、言葉ばかりが先走りして、その本質を理解している人はごくわずかだ。「機械学習」とはいかなるものか、なぜ、近年飛躍的な進歩を遂げることができたのか。機械学習の専門家であり、科学出版賞を受賞した書き手として知られる田口善弘氏が、難解な数式やプログラミングをいっさい使うことなく、機械学習の本質を丁寧に解説する。 本書が取り扱う機械学習の手法 ・k近傍法 ・主成分分析 ・多次元尺度構成法 ・線形回帰 ・線形判別 ・ロジスティック回帰 ・マルコフ過程 ・決定木 ・ベイジアンネットワーク ・カーネルトリック ・ニューラルネットワーク ・深層学習(ディープラーニング) ・CNN ・モンテカルロツリーサーチ ・GAN ・BERT ・量子暗号 ・量子アニーリング
  • はじめてのゲーム理論 2つのキーワードで本質がわかる
    3.4
    経済学の分析道具として発展したゲーム理論は生きるための多くの知恵も与えてくれる。「利己的な人」を想定したナッシュ均衡と、「全員の利益」を最大化するパレート効率性が一致しないジレンマ。その解決のために考えられるさまざまなメカニズム・デザインと、理想のルール設計は不可能であるとする不可能性定理──人間社会の限界をも示唆するゲーム理論を学んで、したたかに生きよう。(ブルーバックス・2012年8月刊)
  • はじめての量子化学 量子力学が解き明かす化学の仕組み
    -
    化学の本質は電子にあり! 量子力学に支配された電子が、分子の形を決め、色を生み出し、化学反応を引き起こす。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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  • はたして神は左利きか? ニュートリノの質量と「弱い力」の謎
    4.3
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 不思議なことにニュートリノは左巻きスピンのものしか発見されない。この世界と「鏡の中の世界」との対称性の破れに密接にからむ「弱い力」のなせるわざだ。物理学者を悩ませ続けた「弱い相互作用」の複雑なしくみをわかりやすく解説する。(ブルーバックス・2001年8月刊)
  • 発達障害の素顔 脳の発達と視覚形成からのアプローチ
    3.4
    発達障害――自閉症、ADHD、ディスレクシア、ウィリアムズ症候群、アスペルガー症候群などを感覚の特性としてとらえることで新しい治療と対応の可能性が見えてくる!
  • 発表の技法 計画の立て方からパソコン利用法まで
    -
    日本人は人前で発表するのが下手だという。苦手だともいう。原因ははっきりしていて、トレーニング不足にある。上手な発表には、訓練とコツが欠かせない。演技力も話術も必要だ。本書では、〈発表大好き〉な著者が、発表の基本にある考え方と計画の立て方、時間の配分、効率的な訓練法、パソコンを徹底利用するビジュアル要素の作製や、その選択のテクニックを科学的に伝授する。英語を含むやや高度な発表までをやさしく解説。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 早すぎた男 南部陽一郎物語 時代は彼に追いついたか
    4.7
    生誕100年に紡ぐ、「理論物理学の巨人」の初めての本格的伝記!   ――南部理論の前では、2012年に発見され「質量の起源」として喝采を浴びた     ヒッグス粒子も、巨象にひれ伏す小さなアリでしかない。――(本書より) 日本が生んだこの途方もなく大きな才能は、常人には理解しがたく、そのため、彼の生涯最高傑作 「自発的対称性の破れ」にノーベル物理学賞が授けられたのは発表後50年近くがたってからだった。 いつしか彼は、人々から「魔法使い」とも「予言者」とも呼ばれるようになった。 これまで語られなかった天才の実像を浮き彫りにし、「南部マジック」と呼ばれる数々の新理論は どのように生まれたのか、そこに彼の「人間」はどう関わったのか、彼はなぜ米国に移ったのか、 などを解き明かす。 〔成功と失敗が交錯する南部陽一郎の生涯〕 ・素粒子物理を志していたのに、物性物理の講座しかない東大にうっかり入学してしまったことが、  のちの「マジック」の種になった。 ・留学したプリンストン高等研究所では成果が出せず絶望状態に陥り、日本では教授職にあったのに、  「ポスドク」扱いでシカゴ大学に移った。 ・シカゴ大学で出会った物性物理の新理論が気に入らず、いらだち、しかしやがて恋に落ちたことで  生まれたのが「自発的対称性の破れ」の理論だった。 ・発表前に新理論の内容を明かしてしまい、ほかの研究者に先に論文に書かれるという痛恨のミスを  犯した。 ・90歳になっても、宇宙を記述する理論として流体力学に関心を寄せ、その研究に情熱を傾けていた。 「自発的対称性の破れ」「量子色力学」「ひも理論」などの新理論のなりたちを理解しながら、 生涯、現役の科学者を貫いた生き方に心打たれる、「科学」を忘れつつある日本人必読の書! (目次) 第1章 福井の神童 第2章 東大理学部305号室の住人 第3章 天国か地獄か、米プリンストン 第4章 自発的対称性の破れ 第5章 南部理論が生んだヒッグス粒子と電弱統一理論 第6章 クォークめぐるゲルマンとの対決 第7章 ひも理論VS量子色力学 第8章 「予言者」南部とノーベル賞 第9章 福井新聞記者が見た南部の素顔 第10章 生涯、現役の科学者
  • 犯罪の心理学 なぜ、こんな事件が起こるのか
    2.5
    人を悪に走らせるものは何か? 犯人の動機は何だろう、またその性格や生活環境は? 「小平事件」や「津山事件」など世間を騒がせた大犯罪を紹介しながら、人を犯罪に走らせた要因に迫る。〈本書は、1990年3月、講談社ブルーバックス(B-816)として刊行されました。〉
  • 「場」とはなんだろう : なにもないのに波が伝わる不思議
    2.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 だれにでも「場」がわかる、実感できる本。相対性理論も量子論も、すべての近代物理は「場」がその出発点となった。わかっているようで実はよくわからない「場」を、だれもが実感として理解できる本。(ブルーバックス・2000年11月刊)
  • パズルでひらめく 補助線の幾何学 “魔法の補助線”を見つけよう
    -
    もう一度、味わってみませんか? 補助線1本ですっと解けた、あの爽快感! 補助線を使って、魔法のように解く。いくら考えても解けなかった難問が、1本の補助線ですっと解ける快感! 見方を変える。発想を転換する。ひらめきを鍛える。あなたは、"魔法の補助線"をいくつ見つけることができるでしょうか。入門から超難問まで、選りすぐりの76題。中学生から楽しめます。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 光触媒とはなにか 21世紀のキーテクノロジーを基本から理解する
    3.0
    なぜ光触媒で防汚、消臭・脱臭、空気や水の浄化、抗菌・殺菌、防カビ・防藻ができるのか? なぜ曇り止めや冷房が可能なのか? これ以上になにができるのか? 光触媒には酸化チタン以外に、なにがあるのか? 最新のテクノロジーを基礎から学び、なにが、どう働くのかを正しく理解するための一冊。
  • 光と色彩の科学 発色の原理から色の見える仕組みまで
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜわれわれに色が見えるのか? 同じ赤でも自ら光を発する赤と光の反射によって見える赤は違って見えるのか? 色を認識する視覚と脳の関係、色と光の物理的・化学的関係、色と心の関係、光を使った最先端技術まで光と色彩のさまざまな話題が満載。(ブルーバックス・2010年10月刊)
  • 光と重力 ニュートンとアインシュタインが考えたこと 一般相対性理論とは何か
    4.3
    1665年、ペストの流行で閉鎖された大学を去り、孤独の中で次々と大発見を成し遂げたニュートン。それから240年後、特許庁で働きながらひとりで特殊相対性理論を作り上げたアインシュタイン。ともに孤独を愛し、研究に没頭することを好んだ二人の天才をとらえたテーマ「光」と「重力」を通して、彼らの思考にせまります。(ブルーバックス・2015年8月刊)
  • 光と電気のからくり 物を熱するとなぜ光るのか?
    3.7
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 電線内を電子が動くのが電流。では、電波は、アンテナから電子が飛び出したのでしょうか? 物が見えるということは光が目に入ってくることを意味する。では、その光はいったいどこからどう発生したのか? 静電気にはじまり、電気と磁気の関係、光と電磁波の正体、原子の構造と光の発生のメカニズムまで、目で見るようにわかりやすく解説する。(ブルーバックス・1999年7月刊)

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