配信予定・最新刊

作品一覧

  • 南極の氷から探る地球大変動 氷床融解の連鎖はいつ、どのように起こるのか
    NEW

    ビジネス・実用

    -
    1巻1,430円 (税込)
    【直木賞作家 伊与原新氏、絶賛!】 「本書を通じて誰もが南極を探検できる。気候変動をめぐる知の探検だ。 厚い氷も融かす研究者たちの熱量に、未来への希望が見えた。」 近未来、海面上昇で日本の大都市は沈むのか―― 講談社科学出版賞受賞の南極研究者による、至高の科学ノンフィクション! 世界最大の淡水の貯蔵庫、南極氷床。もしすべて融ければ、世界の海面は約58m上昇する。 近未来、温暖化の進行によって「氷床融解の連鎖」が始まりうることが、最新研究で明らかになった。 問題は、それが「いつ」起きるのかということだ。 かつて冒険家たちが目指した未知の大陸・南極は、地球の未来を知るための「研究の場」となった。 過去の氷床変動を紐解き、急激な氷床融解のメカニズム、そして今後の海面上昇の実態に迫る。 ■おもな内容 第1章 融解する南極氷床 ――動き出した氷の大陸 第2章 世界の果てには何があるのか ――未知の南方大陸と極点到達レース 第3章 氷床の下には何があるのか ――近代サイエンスの幕開けと南極氷床の姿 第4章 南極地域観測隊 ――岩と氷から解き明かす南極氷床の歴史 第5章 地層と氷が語る南極氷床の歴史 第6章 南極氷床はどのように変化してきたのか ――極限のフィールドワークから探る 第7章 未知の南極氷床融解メカニズムとティッピングカスケード 第8章 南極氷床の不安定化メカニズム 第9章 南極と地球の今と未来 「この話は、遠い極地のできごとと思うかもしれない。しかし、いま南極で起きている変化は、私たちの未来と確実につながっている。そのつながりは、私たちが思っている以上に、すでに現実のものになりつつある」 ――プロローグより
  • 地磁気逆転と「チバニアン」 地球の磁場は、なぜ逆転するのか

    ビジネス・実用

    3.6
    1巻1,210円 (税込)
    2020年1月17日、日本初の地質年代「チバニアン」がついに誕生! 千葉県市原市の地層「千葉セクション」が、地質時代の国際標準模式地(GSSP)に認定されました。 日本の地名に由来する地質年代(地球の歴史区分)が誕生するのは初めてのことです。 地質年代を決定するのに重要なカギを握っていたのが、「地磁気の逆転」。 この千葉セクションには、もっとも最近、地磁気(地球の磁場)が逆転した貴重な記録が残されています。 地球の磁場は、過去に何度も逆転しているということが記録からわかっているのですが、 最後の逆転は約77万年前――私たち人類は、この地磁気逆転を経験したことがありません。 人類が誕生する前の地球で、何が起こったのかを教えてくれるのが、この地層なのです。 いったいなぜ地球には磁場があるのか。 なぜ地磁気は逆転するのか。 次に地磁気が逆転するのはいつなのか。 そのとき、この地球はどうなってしまうのか。 ――地磁気逆転のメカニズムは、地球科学最大の謎ともいえる重要なテーマとなっています。 チバニアン認定のための研究・申請プロジェクトをリードしてきた著者が、チバニアン命名の意義を分かりやすく解説し、地磁気逆転の謎に迫ります。 ■おもな内容 ・チバニアン命名の意義 ・地質年代とは? ・地磁気とはなにか ・地磁気逆転の発見 ・地磁気の変動 ・いったいどうやって地磁気を測るのか ・地磁気はいつから存在するのか ・もしも地磁気がなかったら ・次の地磁気逆転はいつなのか ……など

ユーザーレビュー

  • 地磁気逆転と「チバニアン」 地球の磁場は、なぜ逆転するのか

    Posted by ブクログ

    ◯この本は一言でまとめるとプロジェクトX。いつものブルーバックスよろしく、噛み砕いた説明で、地学の歴史から最新の研究まで網羅しているものの、読み物として面白いのである。
    ◯地学に対する知的好奇心を満たすように読み進めていたが、終盤に至って、それまでとは異なり、不穏な空気に包まれる。「団体」の登場である(調べてみると、どうも個人のようだ)。なんのことだと二度見した。注釈がここまでに記載されていたいわゆる注釈ではなく、筆者の思いが溢れている。団体からの抗議、妨害活動が語られ始めるのだ。
    ◯学術的なものがどのように合意されていくのか、過程を知らない者にとっては、様々な紆余曲折やよく分からない拘りの元

    0
    2020年07月06日
  • 地磁気逆転と「チバニアン」 地球の磁場は、なぜ逆転するのか

    Posted by ブクログ

    チバニアンという単語は聞いたことがあったけど、何を指しているのかは全く知らない。そんな状態で読んでみたらおもしろかった。
    紀元前77~13万年の間が地質年代チバニアンとして命名された。巨大な磁石としての地球の性質を分かりやすく解説してくれる一冊。

    ■方位磁針は真北を差さない。平面方向にズレる(偏角)地球の中心方向も差している(伏角)
    ■レーマンのP波観測に関する論文のタイトル「P´」がカッコいい(中二的に)
    ■地球の外核は導電性の液体金属から成り、核の表層部と深部の密度差による対流(地球ダイナモ作用)で磁場が生成させる。
    ■地球の地磁気は何度も逆転していた。発見したのはフランスのブルン、明ら

    0
    2023年06月10日
  • 地磁気逆転と「チバニアン」 地球の磁場は、なぜ逆転するのか

    Posted by ブクログ

    チバニアンが報道されていた時、何か素晴らしい発見が日本であったんだという程度で地磁気逆転も名前を知っている程度だったが、基本知識から丁寧に説明がありわかりやすかった。地球科学の分野はまだまだ理論が大きく変わり得る発展途上な学問なのだと感じた。

    0
    2021年02月13日
  • 地磁気逆転と「チバニアン」 地球の磁場は、なぜ逆転するのか

    Posted by ブクログ

    千葉県市原市地層の GSSP 認定と、更新世「チバニアン」期命名のニュースは記憶に新しいところ。その旬を逃さずに、地磁気研究の歴史、基礎から最新の研究成果までを網羅した著作を出版に漕ぎつけたブルーバックス編集部の手腕は驚きを通り越して、人外の何かを見ているようだ。池谷裕二、中川毅などの著者発掘に続く快挙で、最近のブルーバックスは本当に元気だ。

    惜しむらくは本書にも触れられている「団体」の存在だが、論理と理性が主体的役割を果たす学術研究の世界と言えども、こういった障害を乗り越えられなければ、事は成せないのだと思ってあきらめるしかない。そういう障害をものともせず、GSSP認定と地磁気の謎の究明に

    0
    2020年08月04日
  • 地磁気逆転と「チバニアン」 地球の磁場は、なぜ逆転するのか

    Posted by ブクログ

    チバニアンが話題になったことを思い出して興味を持った。

    磁石が北を指すことが当たり前のように生活しているが、地磁気が逆転していたという事実には驚いた。そして、いまでも地磁気は動き続けていることが興味深かった。
    地球の内部構造を図巻などで見かけるが、そういえば地球の内部をどのように観察したのだろうと思っていた。地震で地球の内部を観測したというのは、地震は多くの人々の命を奪うと同時に気づきを与えてくれていると感じた。
    様々な科学者が地磁気の観測をしようとしてきた歴史も感じた。

    0
    2026年01月25日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET