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本書は、コンピュータの原理としてのチューリング・マシンを解説するとともに、決定問題を解決した有名な「チューリング・マシンの停止問題」も分かりやすく説明します。さらに計算量と、7大難問の一つ「P=NP問題」についても、わかりやすく解説します。(ブルーバックス・2014年2月刊)※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
...続きを読むPosted by ブクログ 2018年08月05日
予備知識ゼロでも理解できるように書いてあるチューリングマシンのすごく丁寧な入門書。
チューリングは抽象的なモデルを組み立てることで決定問題を解いた。つまり、決定問題を解くという目的のために「チューリングマシン」を作り出したわけですね。それはゲーデルのゲーデル文と同じように画期的なアイデアで、結果、...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月24日
人間の行う足し算引き算から”計算”を説き起こし、機械にその計算をさせるには”計算の手順”(アルゴリズム)が必要になり、さらにオートマトン、チューリングマシンの解説と進んでいく。
プログラムを書く上で必須な”計算量”の説明がとてもわかりやすい。この計算量とP=NP問題の解説は簡潔でわかりやすく、この...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月17日
大学の授業で必要だったので読んだ本。
チューリングマシンについてはすでに勉強していたため特に目新しいことはなかったけれど、先にこの本を読んでいたら理解がもっとスムーズにできたかもしれない。
後半にある計算量についての話が、今まで見たことあるけれどよくわからなかったことが説明されており楽しく読むこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月10日
チューリングマシンをメインの題材として計算機科学の専門知識をあまり持たない読者にもわかるように「計算」とは何かを平易な言葉で考察している。
そもそもチューリングマシンが考案されるきっかけとなったのは、ヒルベルトの出した課題である決定問題である。この問題を解くためには「計算」を数学的に厳密に表現する...続きを読む
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