作品一覧

  • 時計の科学 人と時間の5000年の歴史
    値引きあり
    4.1
    1巻539円 (税込)
    人類が「時間」の存在に気付いたのは、いまから5000年以上も前のことです。太陽の動き利用した「日時計」から始まり、周期を人工的につくりだす「機械時計」の誕生、精度に革命を起こした「クオーツ時計」、そして時間の概念を変えた「原子時計」まで、時代の最先端技術がつぎ込まれた時計の歴史を余すところなく解説します。
  • 時計の常識
    -
    1巻539円 (税込)
    【SF科学雑学エッセイ「時の常識」】 時という不思議なSF、科学の世界に飛び立ってみませんか? Q&Aでよくわかる暮らしのなかの“時”の疑問。長年このテーマに取り組み「時の研究家」として世に知られる著者が簡明に答えるSF科学雑学エッセイ。 ・【天文学者】は天体の動きの中から正確な地球の時間を導き出そうと試みを重ね、 ・【物理学者】はモノに付随する時間の働きを解明しようと努力し、 ・【哲学者】は「時」そのものに真正面から取り組み悩み、 ・【文学者】は言葉によって時間の表現を試み、 ・【音楽家】は時間を舞台に自分のテーマに挑み…… というように、人類は、『時』を解明するために、それぞれの分野で数千年の努力を重ねているのですが、まだ結論が出せていません。 それだけ人間にとって『時』のテーマは大きいのです。 お気に入りの時計を眺めながら、“身近でありながら不思議な時の世界”に旅立ってみませんか? 五〇〇〇から六〇〇〇年間にわたる先輩たちの試行錯誤や研究成果をかじってみると、新たな時の世界が拓けてきます。 ≪目次≫ ●第一章 知っているようで知らない時計のこと ・時計の文字盤の数字はなぜ12から始まるのか ・針が左回りの時計があるのはどこか ・街角や駅の大時計に秒針がないのはなぜ? ・日本で最初に造られたのはどんな時計? ・世界初の機械式時計はいつ造られたか? ・女性は腕時計をなぜ手首の内側にするの? ・カタログの時計はなぜ一〇時八分なのか ・デジタルとアナログ、正確なのはどっち? (中略) ●第二章 わかってきた体内時計の不思議 ・ヒトの腹時計に科学的な根拠はあるのか ・体内時計の一日も二四時間サイクルか? ・腹時計ってホントにおなかの中にあるの? ・ヒトはどんなメカニズムで目覚めるのか ・ミツバチの生物時計は体内型か、体外型か? ●第三章 乗るたびに疑問の乗り物の“時” ・カー・ナビができたのは精密時計のおかげ? ・鉄道マンの時計は普通の時計とどこが違う? ・鉄道にとっての標準時がなぜ重要だったか ・新幹線を実現させたのはどんな時計? ・船の出発・到着時刻ってどんな状態のこと? ・航海の位置確認に時計が必要なのはなぜか ・リンドバーグはどうやって現在位置を確認したか ・飛行士はなぜ腕時計をして宇宙に翔ぶのか
  • 時の常識
    -
    1巻539円 (税込)
    【SF科学雑学エッセイ「時の常識」】 時という不思議なSF、科学の世界に飛び立ってみませんか? Q&Aでよくわかる暮らしのなかの“時”の疑問。長年このテーマに取り組み「時の研究家」として世に知られる著者が簡明に答えるSF科学雑学エッセイ。 ・【天文学者】は天体の動きの中から正確な地球の時間を導き出そうと試みを重ね、 ・【物理学者】はモノに付随する時間の働きを解明しようと努力し、 ・【哲学者】は「時」そのものに真正面から取り組み悩み、 ・【文学者】は言葉によって時間の表現を試み、 ・【音楽家】は時間を舞台に自分のテーマに挑み…… というように、人類は、『時』を解明するために、それぞれの分野で数千年の努力を重ねているのですが、まだ結論が出せていません。 それだけ人間にとって『時』のテーマは大きいのです。 お気に入りの時計を眺めながら、“身近でありながら不思議な時の世界”に旅立ってみませんか? 五〇〇〇から六〇〇〇年間にわたる先輩たちの試行錯誤や研究成果をかじってみると、新たな時の世界が拓けてきます。 ≪目次≫ 第一章 未来の“時”はこう変わる ニューヨークへの日帰り旅行は実現するか コンピュータはヒトの時間意識まで変える? 宇宙船で使われているのはどの国の時間? 国際宇宙ステーションで使われる標準時とは? (中略) 第二章 あらためて知りたい標準時の決め方 一年の始まりは何を根拠に決められたの? 一週間はどうして七日なの? 一日はなぜ二四時間なのか 一秒の長さはどうやって決まったのか 一秒未満の単位はどうして一〇進法なの? うるう秒はどんなタイミングで入れるの? (中略) 第三章 素朴な“時”の疑問 浦島太郎伝説がタイムトリップだとすれば 日本人がせっかちになったのはいつから? せっかちから脱却する方法は? 古畑任三郎はなぜ時間にこだわるか 電話の報時サービスが始まったのはいつ? (中略) 第四章 知っていると便利、最新“時のマナー” パーティではなぜ「遅刻が礼儀」なのか? 時間厳守はなぜ必要か 早めに到着しておくメリットとは? (中略)

ユーザーレビュー

  • 時計の科学 人と時間の5000年の歴史

    Posted by ブクログ

    人類が時を測るためにつくった時計の歴史を紹介。
    前半は日時計・水時計・火時計・砂時計などいろいろな昔の時計の紹介。
    中盤あたりから駆動のエネルギーにゼンマイが登場し、そこから脱進機構のメカニズムの説明と時間信号源(振り子など)の紹介がメインになっていく。最後はデジタル時計の登場から電波時計の説明などの後、時間を定義する原子時計を紹介して終わる。

    一冊読むと時計史がわかるかなりいい本。

    0
    2024年12月26日
  • 時計の科学 人と時間の5000年の歴史

    Posted by ブクログ

    時計の歴史を、その技術的な発展から書かれています。古代から太陽や水といった自然を利用し、そこからどのようにして時の概念を生み出したのか。その後しばらくは正確さとの戦いであったこと。そして次に小型化としての腕時計の時代。デジタルの時代へと。正確さは究極にまで進化し、一般人には不要なレベルにまで達するも、その真価が新しい時の概念を生み出したこと。時計に対する人々の歴史。それを読んでいると、人類の発展の歴史そのものが、ここに凝縮されていることを感じます。

    0
    2018年04月01日
  • 時計の科学 人と時間の5000年の歴史

    Posted by ブクログ

    1日は24時間で、1時間は60分で、1分は60秒。ずーーーっと当たり前
    のこととして疑問を持たずに生きて来た。でも、最初に時間という
    概念を思いついた人がいるんだよね。改めて考えると凄いわ。

    太陽の動きによって、木や岩の影の長さや方向が変わるのを見て、
    時間の存在に気がついたのだそうだ。そこから人類は「時間」を
    知ろうとする努力を積み重ねて来た。

    本書は人類が「時間」に出会ってから、それを知るために時計を
    作った歴史のお話である。

    面白いわぁ。特に古代の時計の話の数々は魅力的。日時計から始まっ
    て、水時計、火時計、砂時計、花時計など。どれも試行錯誤しながら
    改良を加え

    0
    2017年12月28日
  • 時計の科学 人と時間の5000年の歴史

    Posted by ブクログ

    身近な機械ながら、具体的な構造について全然知らないため、読んでみた。
    最初の章では「時間の発見」として、過去の文明が時間をどのように認識していたか、どのように取り扱っていたかを説明し、そのあとに「機械式時計の発明」「腕時計の誕生」「クオーツ、デジタル時計」について、発明の経緯や発明当時の時代背景と一緒に説明があり、非常に興味深く読むことが出来た。
    また、著者が時計の販売店の出身ということもあり、戦後以降の各メーカー毎の発明やその販売路線など、細かい部分の分析があり、面白かった。
    クオーツ時計の基本的な仕組みは知っていたが、実際に実用化するためには様々な工夫が必要だったことを知り、壁掛けのクオー

    0
    2025年05月25日
  • 時計の科学 人と時間の5000年の歴史

    Posted by ブクログ

    時計の技術的な進歩が社会を変えていく様が面白かったです。時計の構造の説明がいちいち細かくそれはそれで面白いのですが、技術革新により異業種からの参入があったり、質の担保への要請からの規格化や監査があったり、技術を独占しようとするも代替技術が現れて廃れたり、行きすぎた質の追及が市場で受けなかったり、ビジネス本としても面白いです。

    0
    2019年04月11日

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