日本の伝統 発酵の科学

日本の伝統 発酵の科学

1,100円 (税込)

5pt

味噌、醤油、納豆、清酒、酢、漬物、鰹節──。微生物を巧みに使いこなし、豊かな発酵文化を築いてきた日本。室町時代にはすでに麹菌を造る「種麹屋」が存在し、発酵の技術は古来から職人技として受け継がれてきました。多様な発酵食品の歴史をたどりながら、現代科学の視点からも理にかなった伝統の技を紹介、和食文化を支える世界に類を見ない多彩な発酵食品、その奥深い世界へと読者を誘います。

...続きを読む

日本の伝統 発酵の科学 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月17日

    この一冊で、納豆、味噌、醤油、漬物、ヨーグルト、チーズ、酢、みりん、パンの製法(とてもわかりやすい図が載っている)と微生物の働き、その種類が学べます。
    健康診断の結果が気になる世代なので、発酵食品は体質改善に必要不可欠であることがわかり、早速食事に和食をしっかり取り入れようと思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2021年12月07日

    想像していたより本気の科学で、私のポンコツちゃん頭脳では
    読めども読めども眠ってしまい、やっと読破。

    わからないながらも、作者様の発酵への真摯な愛を感じましたし、わずかながらでも身になりました。
    何より、日本人であることを誇りに思える本。

    子供の家庭科にこういうことも教えては如何か。
    本枯節がど...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月25日

    自分は発酵について科学的に詳しく、かつ広いテーマについて知りたかったためこの本を選びました。期待どおりの内容で、様々な知見とその合理性に驚かされました!

    0

    Posted by ブクログ 2018年03月25日

    発酵にまつわる科学について体系的に情報量多く伝えており疑問に感じることもすぐに答えている。素晴らしい。黄麹と黒麹の違い、キモシンの合成、味の素の合成、ワインへの亜硫酸塩の点火どれも疑問に感じていた事柄がわかりやすく伝えられている。

    0

    Posted by ブクログ 2023年05月20日

    最近、発酵食品に興味があって、手に取ってみました。タイトル通り、発酵を科学的視点で解説しているので、化学式が出てきたり、発酵に必要な酵素の名前が出てきたりと、理解できないことも多く、すぐ眠くなっちゃってなかなか読めませんでした笑。
    が、実際に馴染みのある発酵食品の説明に入ると、普段何も考えずに使って...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年05月01日

    納豆や味噌、醤油、漬物、酢などの発酵食品について、発酵に係わる微生物や発酵の仕組みなどを解説した本。表紙には「日本の伝統」とあるが、ヨーグルトやチーズについても、日本の食事に定着した発酵食品として取り上げている。普段から発酵食品を食べようという気になるし、自分で作ってみたくもなる。
    少し前に小倉ヒラ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月18日

    発酵食品を化学的に解説した話しと
    発酵食品にまつわる美味しい話。
    腐敗と発酵の違いとか発酵と旨さの関係とか、発酵によって出来る善玉菌が体に良い事を知って食する方が知らないよりは「あぁ効いてるなぁ」と、より身になる気になれます。

    0

    Posted by ブクログ 2018年06月09日

    妻のお下がり。マイクロバイオームについていろいろ読んだあとだと、応用編みたいな位置付け。
    細菌(だけではないが)の食利用について。
    洋の東西を問わず利用されている発酵について、簡単な化学式と合わせて、製造工程と歴史が紹介されている。発酵が気になった初学者には、文章も読みやすく、ちょうど良い内容。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年02月13日

    献本当たりました。ありがとうございました。おいしゅうございました。いやおもしろでございました。食生活に発酵食品は欠かせないものですが、どのようなメカニズムにより作られるのか、興味深いものでした。日本や世界の発酵文化をつくりだした先人たちの知恵と工夫に感謝せねばなりませんね。14世紀日本で既に麹菌の純...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月13日

    発酵食品と言えば小泉武夫先生なんだが、またちょっと違った切り口というか、「科学」に力点を置いた本。ベンゼン環とか普通に出てきます。つても、固過ぎて数式が多くて読めないブルーバックスでもなく、むしろ、発酵に限らず、人間の五味についての説明とか幅広いところがあって、面白く読めた。

    0

日本の伝統 発酵の科学 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ブルーバックス の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

中島春紫 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す