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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ノーベル賞学者が明かすニュートリノの世界。ニュートリノの質量がゼロでないとしたら。宇宙が生まれた1秒後の世界から、大統一理論の再構築まで、スーパーカミオカンデの最新データから宇宙の実像に迫る。(ブルーバックス・2002年11月刊)
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Posted by ブクログ
同時にノーベル賞を取られた島津の田中氏の方に目が向きがちだけど、ワタシに取ってはコッチが神様(笑)カミオカンデの小柴教授の御本です。前書きによると、どうやら中学生の教授のお孫さんで3分の1、娘さんで半分は内容が理解出来た…ってんだけど、下手すりゃ自分って中学生以下か?と自信を無くす恐れがあります(滅...続きを読む)前半の専門用語の嵐に耐え抜くことが出来れば面白いけど…まぁ一番面白かったのは教授の自伝かな?(オイ)つか学者面せずに自らをして物理屋と名乗るその生き方がすごくカコ良いです…!(尊敬
知られざる宇宙の姿を透視する~全体の最初と最後は「物理屋に・・・」「やればできる」と同じだが,「素粒子とその間にはたらく力」「星の一生と元素の創生」「宇宙の始まり」が目新しい部分で,素粒子と考えられていた陽子がuudと三つのクォークからなり,クォークは安定した状態では観測できない。そこで電子を陽子に...続きを読むぶつけてベータ崩壊で放出されるニュートリノを観測できれば謎の解明に一歩近づく。ニュートリノは無数に降ってくるので,純水の陽子にぶつかって出来るチェレンコフ光が円錐状に広がるのを観測するためにカオカンデを計画し,運良く超新星爆発を観測して,この装置の信頼度を高めることができたが,まだ謎はあり,太陽から放出されるニュートリノを精確に観測して,理論屋が理論を崩して,新理論が出るのを期待する~電荷素粒子は観測しやすいが,中性子は観測しにくい。見えないから,質量があるかどうかも解らないわけだ。質量があることが観測結果から解明され,従来の太陽モデルにも変更が必要になった。高速K ̄中間子が水素書く用紙と衝突してΩ ̄とKーになりそのΩ ̄が少し走ってπ ̄と中性子に壊れ,中性子が少し走ってガンマ線Aーとに壊れ,ガンマ線は電子と陽電子対に壊れていく・・・Ω ̄の曲がり具合が尋常じゃないんだよね。何年かに数度の超新星爆発よりも太陽観察の方が実績が上がるってのも納得。大マゼラン星雲の超新星爆発が注目を集め,信頼できる装置だと認められたのは素晴らしい偶然だ。こうした基礎物理学の研究が役に立つと素晴らしい。それにしても,理論物理学者を理論屋と呼び,自らは実験屋と呼ぶのは,如何なモノだろうか?
高校入試の面接時に、最近のニュースで興味を持ったことは?と聞かれ、小柴さん田中さんのノーベル賞受賞について語った時のベースになった本。私、理系の物理選択者だけど、教科書もこのぐらい書いてくれたら面白いのになーって思います。
著者は、ノーベル賞受賞物理学者、小柴博士。前書きにあるように素人にも理解できるように書いたらしく分かり易い。が、その反面あまり面白くない。ニュートリノを観測することで「宇宙とは?」という命題に答えるのが著者の学者としての使命であったのだろうから、読者の理解を優先するよりも、事実をダイレクトに伝えるほ...続きを読むうに力を入れても良かったのではないだろうか。
2002年ノーベル物理学賞の小柴さんによる、ご自身の研究分野の解説書。いかにも実験屋さんらしく観測機器の話から入っているのはよいが、説明にぶっきらぼうなところがあり、理解を妨げる。例えば167ページ図6-5で天頂角分布の角度依存性がエネルギーに依存する理由が記述されていないなど。あと巻末の読者チャレ...続きを読むンジでも2乗して1000では?とか。とはいえ、ニュートリノ天文学という分野自体、将来に向けての大きな可能性を感じさせる一冊である。
ニュートリノには質量がある、なんて普通は知らないことを一般に広く知らしめた人物、小柴昌俊氏によるニュートリノ天体物理学の説明本。 本人が中2の孫娘と母に読んでもらい解説を加えたと言っているとおり、分かりやすくしようとしたのかまず自身の半生を振り返るところから始まり、エピソード重視で話が進んでいきま...続きを読むす。 しかし、第3章星の一生と元素生成、第4章宇宙のはじまりあたりからだんだんと難しくなり、理解が困難になってきます。いろんなニュートリノが出てくるけど違いが分からないというか、あまり事柄の相互作用が分からなかったというか。 その後はカミオカンデの取得データの解釈や今後の発展についてのお話。 最後は読者への宿題も残されます。(今では答え出てるんでしょうかね?) 天体物理学の歴史および小柴先生の歴史については流れを理解できましたが、肝心の宇宙誕生については説明できる自信がないですね。もうちょい素直に読めばもっと理解できたかもしれないかな・・・ なお、2002年11月発行の本書ですが、ノーベル物理学賞の受賞は2002年10月。過去作の改訂とはいえ、僅かな期間でここまでの内容を出版した小柴先生にもブルーバックス編集者にもその実力に脱帽です。
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ニュートリノ天体物理学入門 : 知られざる宇宙の姿を透視する
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