【感想・ネタバレ】グイン・サーガ132 サイロンの挽歌のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

五代さんよりは、栗本さんに近い感じの文体。
今回はケイロンを襲う災悪について。魔導士や敵国が相手の戦いならいろいろとあったけど、ノスフェラスを彷彿とさせるトルクが今回の相手。
4章では、いつものようにグインの采配がバッチリ決まって溜飲を下げるのだが、なかなかたどり着かなくてやきもきする部分もあったw

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2023年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

グイン・サーガ続編プロジェクト2巻目にあたる132巻「サイロンの挽歌」、著者は宵野ゆめさん。
中島梓(栗本薫)さんが開いたワーキングショップに参加していた直弟子にあたります。
既に外伝を1冊仕上げているとはいえ、その外伝がデビュー作ということで五代ゆうさんの131巻同様不安感で一杯だったのですが……

舞台はサイロン。
外伝1巻の「七人の魔導師」の事件が収束し、皇女シルヴィアが幽閉されることが決まったあとの話。
落ち着くかに見えた舞台にトルク(ねずみ)の大量発生という事態が巻き起こり……

しかしまぁ、よりにもよって最初から主人公(グイン・サーガではグインだけが主人公とは言えないけれども)の物語とは。
正直なところ、読み始めてみると栗本薫さんが描くグインの重厚さが足りない感じを最初は受けましたが、中盤で物語が転がり始めると、展開の速さと登場人物の活き活きとした表現に夢中になりました。

ラストの"引き"は、栗本薫さんや五代ゆうさんと比べると弱いかもしれませんが、十分「続き読ませてくれーっ!」となる位の急展開。

あぁ、買って良かった。読んで良かった。
五代さん、宵野さんのおかげで、ようやくグイン・サーガの世界を覗き見ることを許されたような気持ちになりました。
これで、買わずにいた外伝にも手を伸ばせそうです。

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2013年12月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

黒死病の流行が落ち着いたサイロン。グインの愛妾ヴァールーサは子を身ごもり、シルヴィアは幽閉中。
宮廷で、街中で、不審にトルク出まくり。
街中で、シルヴィアの元侍女クララのゾンビが出て以来(クララのエピソード、どこかの巻であったはずなのだが、覚えていない)、売国妃シルヴィアを殺せ、と民衆反乱。
そして魔道がはりめぐされているサイロン。グインが立ち向かう。
そして、シルヴィアの子を殺したと白状したハゾスに、怒ってそんな仕打ちするかなぁ。が今回の違和感。
何もできない赤子を手にかけるのを嫌がるのはわかるんだけど。なんかね。
とか言いつつ、読み進める。

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2016年10月23日

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