朱野帰子のレビュー一覧

  • ほろよい読書 おかわり

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    シリーズ一巻目が好きだったので、大好きな一穂ミチさんの作品も入ったおかわりを。

    一穂さんのゾワっとする話も良かったのだけど西條さんの「タイムスリップ」を読んで一人で小洒落たおつまみと頂く日本酒が恋しくなって、それだけのために一時帰国したくなった。

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    2026年07月01日
  • 対岸の家事

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    乳幼児のいる専業主婦の孤独や辛さは経験者にしかわからないと思う。今振り返れば笑い話のようなことも、その最中では思い詰めて苦しかった。そんな事を思い出しながら読んだからかな、つい自分と重ねては腹が立ったりかなしかったり…何度も感情移入してしまった。当時はまだ専業主婦で子育てしている人の方が私の周りには多かったから、近所の人とおしゃべりしたりできたけど、今はそんなママ友を探さないと見つけられないんだと思う。共働きで子育てする人も、専業主婦で子育てする人も、どちらが偉いとか大変とかじゃなくて、みんなが穏やかで幸せに毎日を過ごせたらいいな。だって、辛かった子育ても過ぎてしまえは幸せだったと思える事を知

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    2026年06月18日
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)

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    タイトルで興味を惹かれて
    主人公の生き方かっこいいなと思いました。
    仕事は生活の一部で賢く働きたいなと感じました。

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    2026年06月18日
  • ほろよい読書 おかわり

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    一穂ミチさん目当てで読み始めた一冊。

    序盤は、読んでいる間はそれなりに気分が高揚して、まさにタイトル通り「ほろよい気分」にはさせてくれる。だけど、いざ読み終わってみると、あとに残る余韻があまりにもサラリとしすぎていて、どこか物足りなさが残る読後感だった。

    お目当ての一穂ミチさんの一編を読み終えたときは、思わず「やったね!」と心の中で思った。やっぱりこの作家の描くものは毒薬だ!「ほろよい」どころか悪酔いしそうな、人間の不穏な心理描写は健在で、この強烈な一杯は楽しめた。

    他にも、下戸だと言い出せない青年の葛藤を描いた一編には、男だからこそ「飲めない」と言えないリアルな空気感を感じて、身につま

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    2026年06月18日
  • ほろよい読書 おかわり

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    普段、読まない作家さんたちの短編集。
    酒飲みな私としては、外せないタイトル。
    思わず手にとってしまった。以前、同シリーズ読んだ時はエッセイが多かったような記憶が。今回は小説オンリー。酒飲みのストーリーは酒飲みにしか理解できない、いや下戸男子の話もあった。とりあえず読書しながら1人飲みが好きな私には、あっという間に、読み終わり。

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    2026年06月14日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    「痛い人生設計を作る、ルノアールで」がすごく面白かった。

    私も高校、大学でこういう友達がいたのに、疎遠になってしまった。
    東京にきて、私立女子校と公立共学との格差を感じたのも思い出す。
    今なら大したことないよ、って笑えるのにあの頃は、教養の格差とか思っていた。

    でも今となっては、こういう雑多な環境で気の合う友達と過ごす時間がかけがえないものだとわかる。

    ルノアールっていうのもいい。
    ベローチェでもいいかなぁ。

    痛い人生設計を友達と笑いながら私も作りたい

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    2026年06月10日
  • 対岸の家事

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    私は未婚で子供もいませんが、でも「女性ばかり家事をする」という風潮への数々の鋭いコメントが共感の嵐でした!
    隣の芝は青く見える。みんな人には人の地獄がある。
    そう思わされました。

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    2026年06月05日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    オムニバスで書かれているストーリー。全て独立した話だけど、テーマとして喫茶店が存在する。
    こんな喫茶店、あったらいいなぁと思うほっこり優しいはなしの詰め合わせ本。

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    2026年05月22日
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)

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    ドラマが面白かったので本も気になって読んでみた。
    私は定時で帰りたいけどつい仕事にのめり込んでしまうタイプでもある。
    いろんな人の気持ちが分かる!となったり分からない!となったり。
    あまり社会人経験がないので、こういうものなのかなと他人の会社を体験できる感じで面白かった。
    仕事って悪いものじゃないんだよな、付き合い方だよなと実感中。
    読みやすいのでサクサク読める。続きが読みたいので次も読む予定

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    2026年05月17日
  • 科学オタがマイナスイオンの部署に異動しました

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    科学オタが、自身の科学知識を活かして
    色んな商品をバンバン売り出し業績を上げまくる系のスカッとした内容かと思ったら…

    全然違いました!!!

    科学オタがめちゃくちゃ苦しんでました。
    科学が好きすぎるが故に!

    親とか姉の話は、必要なのかなー?って
    読み進める中で感じてましたが…

    残り数ページ、姉の母乳育児に対する気付きからラストまで
    怒涛の勢いで迫ってくるものを感じ、ストーリーに没入し、読み終わりの満足感がとても良い作品でした!

    良いよね!科学って!
    私も科学とか宇宙とか大好きです!

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    2026年05月08日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    ネタバレ

    青山さんに惹かれて読んだがあまりの短編すぎに閉口した。初の織森きょうやさんの初々しい高校生の話はよかった。小川糸さんはさすがの作品だった。

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    2026年04月29日
  • わたしの名店

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    テーマごとにお気に入りの店ととっておきの一皿、それにまつわるエピソードがまとめられた1冊。
    大好きな作家の澤村伊智が寄稿しているというので読んだ。澤村伊智、なかなかエッセイなどは書かないので……。
    タイトルの通り、書き手がこよなく愛する料理のことを書いているのと、そうに至ったエピソードがあり、読んでいて楽しかったし料理の描写がおいしそう。お腹すく。
    前後で読んでいた本がわりと重めだったからいい息抜きになった

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    2026年04月29日
  • 会社を綴る人

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    仕事のできない男が、唯一の取り柄である「文章を書く」事で会社に居場所を作ろうとする話

    朱野帰子さんは、相変わらず現実感の乏しいファンタジーお仕事小説を書く人だなぁという印象

    優秀な人達の一家の中で、何をやらせても失敗ばかりのダメ男の紙屋(仮名)
    派遣先をクビになり、再就職を試みていたところ
    面接前に会社の社史を取り寄せて読み、その歴史に感動した事を履歴書に書き、面接も何故か受かってしまう
    いざ総務の仕事を任されると、やはり失敗ばかり
    そんな中、総務の責任は果たしたとばかりに「予防接種の案内」を定型文で社員に知らせてほしいという上司からの依頼を受ける
    そこで紙屋は定型文ではなく「心のこもった

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    2026年04月27日
  • 会社を綴る人

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    仕事が出来ないから、文章を書くことで生き残る決意をした会社員の一人称での描かれ方が緻密で、何より文章と言葉を大切にすることが書かれた素敵な作品だった。

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    2026年04月18日
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)

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    ネタバレ

    3.7

    p323
    会社だけの人間になるな。人生を楽しめ。色んな人に会え。世界を広げろ。そういう積み重ねがいい仕事をつくる。

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    2026年04月20日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    おなじみの一行目一緒ショートショートのシリーズ。今回は初読みの作家さんが多かった気がする。特に最初の方、ロボットとかAIとかが続いて、大丈夫かいな、と思ったけど、真梨幸子さんや東川篤哉さんはちゃんと違うテイストで来ててさすがと思った。殺人が罪ではないという世界から、死刑等の罪になるという法律ができた、という大沼紀子「もう、ディストピアじゃん」は皮肉が効いてて特に印象的。面白かった。五十嵐律人「革命夜話」も違う切り口でとても良かった。敗戦後の混乱の中、食うにも困っている頃に、理想を夢見て日本国憲法を作った人がいたんだ、ということに改めて気付かされたわ。ありがたいことだ。

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    2026年04月06日
  • ほろよい読書 おかわり

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    こういう話、すき。お酒のアンソロジーで、どの作品も面白かったです。「オイスターウォーズ」を読んでから牡蠣が食べたくなりました。個人的に1番好きなのは、「タイムスリップ」。女1人で居酒屋に入るのって勇気が必要だけど、お店に入って、日本酒の知識をいろいろ教えてもらって、素敵だな…と思いました。話のオチが、理解するのに少し時間がかかって、どういうこと?ってなりましたが、面白かったです。
    どの作品も、人間模様が素敵で世界観に引き込まれました。

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    2026年04月05日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    六人の作家さんの短編集。
    わたし自身、喫茶店とカフェが大好きなので❤️

    この本の中では、
    織守きょうやさんの作品がとても好きでした。
    (実は初読み)

    最後のオチもとても素敵で。

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    2026年04月02日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    青山美智子さんの本を探していて出会いました。

    あまり短編は好きではないけど、こんなふうにさくっと終わる話もたまにはいいかな、と思いました。

    他は織守きょうやさんの『彼と彼女の秘密と彼』がよかったです。

    小川糸さんの『浮島 イルフロッタント』
    ウッフ・ア・ラ・ネージュは知っていましたが、これは知りませんでした。作ってみたくなりました。

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    2026年04月01日
  • 対岸の家事

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    ネタバレ

    朱野帰子さんの「対岸の家事」を読みました。ドラマの原作。通読してみて、ドラマは細部はもちろん違うけど、割と原作に忠実に作られている印象を持った。あとがきに「私は働く女性」を書いてきたという朱野さんの言葉。家事、特に小さな子供子育ては立派な労働であるということがこの本の主張。家事をやったことが無い人は、家事は誰でもできることと思ってその大変さを見くびっている。そして、専業主婦は今やマイノリティ、絶滅危惧種であるにも関わらず、社会が専業主婦を前提に設計されている。そういう矛盾を彼女は描きたかったということなのかな。ドラマは賛否両論らしい。おそらく、家事を顧みない輩は、このドラマを見て、とても居心地

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    2026年03月30日