朱野帰子のレビュー一覧

  • 駅物語
    駅にまつわるそれぞれの人の想い、ストーリーがあることを改めて気付かせてくれる本。

    ゆっくり時にグサッと心に訴えかけてくる言葉もあり、一気に読めた。
    この本を読みながら、自分は仕事に対してこういう裏側のことまでしっかりと想像を巡らせているのか、自問自答することもあった。
    また、普段駅を利用していて、...続きを読む
  • 駅物語
    温かい気持ちになれた1冊。気がついたら、駅員として奮闘する主人公を応援していた。今日もどこかの駅で、素敵な物語が生まれているのだろうか。そう思った。
  • 科学オタがマイナスイオンの部署に異動しました
    序盤では「マイナスイオンの商品を買いがちな友人やその1歩手前の友人(どちらも文系)にオススメしたいなあ」と思いつつ読んでいましたが自分にも賢児の押し付けがましい部分があることに気付かされたり他にも学びがあったので理系の人にこそ読んでほしい作品だなと思いました。
  • 本をめぐる物語 一冊の扉
    8人の作家による本をめぐる物語。切り口が各人各様、装丁の話もあり、作品を生み出す基本エッセンスあり etc。電子書籍が増えてきたけど、やっぱ手に取る本がいいわと感じさせてくれた一冊。本は誰かに届けられる。本は電子書籍に比べ、より沢山の人の気持ち、技術が結集され生まれるを実感。それにしても最近の本はア...続きを読む
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)

    イタいくらいに共感

    ドラマ化されたのに、ドラマは見逃したので
    原作から

    「こういう人、いるよなぁ」と思えていた内は
    ともかく、段々と「うわっ、自分もこの人
    と似たところあるわ」と思ってしまう展開もあ
    り、中々刺激的。


    そういうえぐ味と、それをあの手この手ではね
    除けるに主人公に魅力を感じる
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)

    わたし、定時で帰ります。

    今、テレビドラマになっている事も有り読み始めましたが、非常に面白く
    一気に読み切ってしまいました。
  • 駅物語

    読んで良かった

    とてもステキな一冊。
    満員電車でおしあいへしあいで毎日嫌だけど、
    これ読んでたら
    周りの人だってきっと嫌だろーなこの状態、
    っておだやかに思えた。
    藤原みたいな駅員に会ってみたい(笑)
  • 海に降る
    作中にあるように、宇宙関係に比べたらやっぱ地味な印象で、よく存じ上げておりませんでした深海業界。

    主人公を序盤に広報課にやったり、素人新入社員なんかを登場させて、それを通してさりげなーく読者に業務内容や深海のコトなどをレクチャーしてくれる、と。
    おかげでよくわかりました。ありがたい。

    深ーい深海...続きを読む
  • 海に降る
    深海に降る雪
    わたしたちは未知なるものを尊いと思う
    宇宙という未知 深海という未知
    地球の多くを占める海
    わたしたちはその海の半分も知らない
    海洋ロマンと一言で表すにはもったいない

    物語の中で人が生き
    現実とリンクしながら
    未知なる希望を与えてくれた

    深海6500
    かっこいいなぁ
  • 海に降る
    「海に降る」

    やっぱり本て素晴らしい!
    私をいろんなところに連れて行ってくれる!

    今回は、深海の世界!
    有人潜水探査船のパイロットのお話し。

    人間がこの船に乗っていけるのは深海6500まで。
    まだ、約その倍は深海が続いている。

    未確認の生物はまだまだたくさんいて、食べ物のないこの深海では同種...続きを読む
  • くらやみガールズトーク
    女性が主人公のほの暗い話の短編集。
    ひとつひとつが短くて読みやすい。
    「花嫁衣装」
    花嫁衣装が白いのは、一度死んで、婚家の人間として生まれ変わるという意味があるから。女性が姓を変えるのが当たり前の時代。でも、それまで一緒に生きてきた苗字を捨てていく作業は、自分が死んでいくように感じる。なんだかそのモ...続きを読む
  • ほろよい読書 おかわり
    前作と同じく極上の短編集。どれも良かったけど、どうしてもSNS絡みの話は生々しすぎて読んでてしんどくなる。忖度できず発言し炎上し抹殺され復讐する、って多分この心情を本当に理解できるのは全く同じ目にあった人だけなんだろうな、と思うと美味しそうな描写が全然楽しめなかった。最後のお話の一瞬ファンタジーかと...続きを読む
  • 対岸の家事
    2歳3ヶ月の子供がいる。
    9時から17時まで、息つく暇もなく広告会社で働いている。
    お迎えに行き、アンパンマンを見せながらレトルトのご飯を作り、お風呂に入れたら寝かしつけながら一緒に寝落ちしてしまい、また次の日がやってくる。
    子どもが可愛すぎるし、仕事もやりがいはあるんだと思う。でもぼんやりいつも限...続きを読む
  • わたしの名店
    「わたしの名店」 は、好きなお店と、そこで味わえる特別な一品について、28人の作家の個性的な文章で綴られているエッセイ集です。三浦しをんさんのエッセイを読んだ後には、きっとあなたも、自分にとっての「名店」を探しに行きたくなるでしょう。
    三浦しをんさんの作品 は、どれも読みやすく、心が温まるものばかり...続きを読む
  • 会社を綴る人
    只のエンタメ小説として楽しもうと思っていましたが、営業として意外と参考になることがありました。
    プレゼン資料は話す人に合わせて作ってあげる必要がある。話し慣れている人と慣れていない人では、資料も変えたほうが良い。私は話し下手な方なので、プレゼン資料は読み上げるだけで成り立つものにしたほうが良いのだな...続きを読む
  • ほろよい読書 おかわり
    前作よりも全体的に好きなお話が多かったです。
    前作と話は全く繋がっていないので、こちらだけ読むのもありだと思います。

    「好き」という言葉を使わずに、好きという気持ちを伝えられるのが名文だ。

    というフレーズがなんか良いなと思いました。
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)
    自分の時間も大事にしようと思えて、メリハリつけて働けるようになった気がします😊
    上司にいてほしい主人公!続編も気になる〜
  • ほろよい読書 おかわり
    5つの酒にまつわるお話。

    青山美智子さんのきのこルクテルが一番好きだった。ほわっと幸せな気持ちになる。

    どれも全然違っていて、面白かった。
    こういういろんな人の短編が詰まった本を初めて?読んだけど面白い!!また読みたい!

    テキーラサンライズが飲みたくなって、さっそく飲んだ。
  • ほろよい読書 おかわり
    ほろよい読書とおかわり、2作品読んだ。
    ほろよい読書はお酒が主人公のほっこりした話が多かったが、おかわりは西條奈加さん以外はお酒は脇役といった話だった。
    西條奈加さんのタイムスリップは、題名と昭和レトロのお店から、もしかしてとワクワクしながら読んで、オチもあって面白かった。
    日本酒も名前がとても可愛...続きを読む
  • 駅物語
    わたし定時で帰ります、の著者のお仕事小説
    東京駅で働くってこういうことなんだな、と仕事の裏側が見られるのが楽しくておすすめ。