朱野帰子のレビュー一覧
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ネタバレおなじみの一行目一緒ショートショートのシリーズ。今回は初読みの作家さんが多かった気がする。特に最初の方、ロボットとかAIとかが続いて、大丈夫かいな、と思ったけど、真梨幸子さんや東川篤哉さんはちゃんと違うテイストで来ててさすがと思った。殺人が罪ではないという世界から、死刑等の罪になるという法律ができた、という大沼紀子「もう、ディストピアじゃん」は皮肉が効いてて特に印象的。面白かった。五十嵐律人「革命夜話」も違う切り口でとても良かった。敗戦後の混乱の中、食うにも困っている頃に、理想を夢見て日本国憲法を作った人がいたんだ、ということに改めて気付かされたわ。ありがたいことだ。
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ネタバレ朱野帰子さんの「対岸の家事」を読みました。ドラマの原作。通読してみて、ドラマは細部はもちろん違うけど、割と原作に忠実に作られている印象を持った。あとがきに「私は働く女性」を書いてきたという朱野さんの言葉。家事、特に小さな子供子育ては立派な労働であるということがこの本の主張。家事をやったことが無い人は、家事は誰でもできることと思ってその大変さを見くびっている。そして、専業主婦は今やマイノリティ、絶滅危惧種であるにも関わらず、社会が専業主婦を前提に設計されている。そういう矛盾を彼女は描きたかったということなのかな。ドラマは賛否両論らしい。おそらく、家事を顧みない輩は、このドラマを見て、とても居心地の悪さを感じているに違いない。自分もそう。最初は多部未華子さんに魅かれてみていたドラマだけど、とても刺激があり面白い作品でした。そして、そのドラマの原作なりえたこの作品が素晴らしいなと思いました。
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対岸【たいがん】川、海、湖などを隔てた向こう側の岸、または反対側の岸を指す言葉
(例)対岸の火事 自分には無関係で苦痛を感じない状況
タイトルの通り、人それぞれの家事。
14際の時に母をなくし家事を一切しない父に青春時代を潰され高校卒業と共に家出。現在27歳。居酒屋店長の旦那と3歳の娘をもつ専業主婦の【詩穂】
35歳、4歳と生後半年の子どもを抱えほぼワンオペのワーママ【礼子】
30歳、バリキャリの妻と入れ替わるように2年の育児休暇をとった交通省に勤めるエリートイケダン【中谷】
専業主婦と兼業主婦のどっちが大変か論争は飽きることなくSNS等で討論されてるけど、隣の芝は青く見えるように無い物ねだり。
家事、育児、仕事にバタバタでゆっくりできる専業主婦を羨む兼業主婦。
1日中、子どもと過ごし下手すれば話し相手は旦那だけ…自分の価値がわからない、仲間が欲しく生き生きと仕事をしている兼業主婦を羨む専業主婦。
そこまでだったら普通のはなしだったかもしれないけど、エリートパパさん中谷(笑)言い味だしてる(*ノ∀`)ノ゙))いやーーいいキャラ(笑)そして奥さんがまた素敵。
本当、人それぞれ。家庭それぞれだからね…
目には見えない隣人の痛み…
辛いときには辛いって助けを求めていいし、休んだっていいんだな。って改めて感じたな。