シリーズ2作目
今回は前時代的な価値観を押し付けてくるクライアントからの受注コンペのお話
結衣も管理職になり、「定時で帰る管理職」という存在で会社のイメージを打ち出したい社長と、裁量労働制に戻したい他の役員との相違
定時で帰る管理職で尚且つ数値目標も達成するという実績を作るため、新たな案件の受注は
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急成長しているスポーツ用品メーカーのフォースはジェンダーやハラスメントに塗れたCMで炎上し、それまでWebマーケティングを委託していたベイシックとの契約を解除し、新たな委託先を探していた
体育会系のブラック企業であるフォースは、前時代的なパワハラやセクハラが横行しているが、そんな会社からの受注を取れるのかどうかなお話
追加の登場人物と既存の人の変化
甘露寺:結衣が中華料理屋でリクルートした新人。自称「大型ルーキー」だけど、その実態は言うことを聞かない問題社員。
桜宮:ベイシックからの転職。「女」を武器にしているように見えるが……
野沢:過干渉の母親を持つ新人。門限が19時、自分の意志がないように見えるが、実は……
加藤:将来に悲観的な新人。SNSの裏垢で仕事の愚痴をこぼす。
グエン:ベトナム出身の大学院生インターン
来栖:三谷と共に運用に異動。今でも結衣を慕っている様子
フォースの人たち
吉川:脳筋
竹中:トランス:
榊原:マウンティング:
藤堂:ダイナソー。広報部長。
草加:研究員
押田:広報担当役員。元高校球児。
前作の主題はインパール作戦だけど、今回は忠臣蔵
創作部分が多分に含まれるけど、なぜここまで日本人に支持されてきたのか?
浅野内匠頭はなぜ抜いたのか?大石内蔵助の板挟みな中間管理職っぷり。勇気を持って戦った方が大きな傷を負わなければならないのか?
結局は上司次第なところがありますからねぇ
会社の方針がどうあれ、まともな上司であれば部下は救われると思う
結衣に実績を作るために晃太朗が頑張っているけど
傍から見たら、定時で帰る管理職のしわ寄せが晃太朗に行ってるだけと思われるんじゃないですかね?
何にしても歪な組織に思える
それにしても、前作にも増してお仕事ファンタジーだな
フォースがここまで大きな会社になるとは思えないんだけど?
働き方もそうだし、商品の機能向上もなしに何でここまで売れてるんですかね?
ってか、こんな会社潰れてしまえばいいのに
あと、晃太朗の過去が判明
某大学のアメフト部の事件みたいに、監督は直接指示しているわけじゃないところがいやらしい
これだから体育会系は嫌い
そんな晃太朗の洗脳はいつになったら解けるんですかね?
それはそうと、「壁を蹴る」はウケた
あと、甘露寺のプレゼンや、社長が雇うと決めた理由とかもね
ハンターハンターのネテロ会長か?w
野沢さんの妄想っぷりもなかなか
でも、生モノの妄想を職場で晒すというのは、ある意味でハラスメントじゃねぇのか?w
桜宮さんに関してはミスリードにやられた
というよりは、物語の定番を意識しすぎた読み方をしてた
総評として
やはりフィクションとは言え、パワハラやセクハラなどの現場を見せられるのは気分が悪い
個人的には、そんなもの法的に正しい方法でばっさばっさ斬ってしまえばいいと思うんだけど、まぁ実際にそれをやっても被害者が叩かれるば場合もあるのが世間の風潮かもね