朱野帰子のレビュー一覧

  • 泣きたい午後のご褒美

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    読んだ人がそれぞれのライフステージに応じて何かしら前向きになれる物語が詰まってる感じ。
    登場人物がみんな前向いてるから。
    私の今に刺さったのは彼と彼女の秘密と夜だったけど、もうちょっと歳をとったら、浮島 イルフロッタントを読んで救われる日が来るような気がするし、究極のホットケーキと紅茶占いは頭の中で映像化できてこのシリーズもっと読みたいって思った。

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    2025年06月10日
  • 泣きたい午後のご褒美

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    おもしろい作品が多くて、よかった。朱野帰子さんの『痛い人生設計を作る、ルノアールで』は、偏見に満ちた編集者をギャフンと言わせるパートが超気持ちよかった。痛いと言われようと、最高よ!竹岡葉月さんの『不純喫茶まぁぶる』もとても面白かった。作品中作品なのかな?変わった構成だったけど、一味も二味も楽しめる作品だった!

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    2025年06月04日
  • ほろよい読書 おかわり

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    audible98冊目。

    前作が良かったので、わたしも「おかわり」しました。

    お酒も本も好きな身に、ピッタリしっくり、おすすめします。
    子どもの頃大好きだった「読書」が、大人になるにつれて「課題」のための読書になったり、読み始めるとすぐに爆睡してしまうになったりと、わたしの中では紆余曲折を経てきましたが。

    やっぱり、読書はたのしい。
    お酒もおいしくて、たのしい。
    大人になってから楽しむ読書も、とても良い。

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    2025年06月03日
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)

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    表紙のイメージからコメディタッチかなって、読んでみたけど、企業戦士達との対決っていうかどうやって定時で帰れるようにするかってシビアなお話だった。24時間戦えますか?って、戦う気もないけど、ササッと読めてスッキリしたお話でした。

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    2025年05月15日
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)

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    「わたし、定時で帰ります。」
    題名がいいよね
    スカッと気持ち良い感じがすでに好きです

    読んでみると
    嫌〜な職場の人達に
    ずっとイライラしてました笑

    でも主人公結衣の
    一生懸命闘う姿に目が離せなくなり
    いつのまにか一緒に
    苦しみもがいて闘って
    最後にはちゃんと
    スカッと気持ち良い展開に。

    ちょこっとトキメキな
    恋の行方も気になる!
    続き読みたくなる!

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    2025年05月15日
  • わたしの名店

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    大好きな作者さんの想い出の名店たち。
    私の世界にいなかった新たな作者さんとの出会いもあり!
    まだ知らない名店が知れたのと作者さんたちの人となりが分かるエピソード満載。Wでお得感満載(笑)。

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    2025年05月09日
  • 駅物語

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    5章の冒頭が泣けた。
    それまでの4章も良かったけれど、そんな奇跡のようなこと物語の中だけだと、ちょっと思ってしまってる自分もいて、でもその物語の中にぐっと惹き込まれてる自分もいるのも事実で。
    だからこそ5章の冒頭が泣けた。

    400ページ弱の長編だったけど、あっという間。
    出雲さんの言葉も、直の言葉もズシッとくる。空っぽの自分。それを埋めようとする自分。
    直と周りの駅員さんとの関係性が少しずつ変化していくのもよかった。

    朱野帰子さんの作品は「わたし、定時で帰ります」のドラマを観て、原作1作目を読んで以来。おもしろかった!

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    2025年05月06日
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)

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    ネタバレ

    会社のためではなく、自分のために会社がある
    22卒で入社した私は、残業はほぼしたことがない。
    今の環境に感謝しつつ、時間あたりで自分の生産性を上げる主人公みたいに時間を区切って働くなど工夫して集中して働いて定時に帰れるように頑張ろうと思った。

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    2025年05月06日
  • 駅物語

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    主人公の駅員さんを筆頭に、東京駅に関わる人達が少しずつ、触発し合って成長して行く物語。
    この物語を読んで、私が以前スマホを線路に落とした時に拾ってくれた駅員さん、出口の場所を教えてくれた駅員さん
    その人達の優しさに再度感謝しました!
    毎日、電車通勤をしていると、運転手さんもホームに立っている駅員さんも改札にいる駅員さんも当たり前に感じて意識する事が無かったけど、いつも使っている駅の駅員さん達は、どんな人達が働いていて、安全を守ってくれているのか周りの駅員さん達に感謝しなければなぁ。と思える素敵な物語でした。

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    2025年04月30日
  • くらやみガールズトーク

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    ネタバレ

    対岸の家事のドラマをみて原作者が気になったので手に取った一冊。
    タイトルからブラックな女子トークの話か…?と
    思いきや、なかなかのホラー!!
    鏡の男を読み終わってこわくなったので
    日の出ている時間に読み切りました。笑

    子育て真っ只中世代として『獣の夜』は分かりみが過ぎる…!!抱っこした時にふと気づく、我が子の真っ白に輝くすべすべ肌と自分のカサカサくすんだ手のコントラストを見るたびに話中の「人間をやめた」というフレーズを思い出すようになりました。
    自分はどうあれ絶対にこの子は守らなければと思う気持ちは本当に獣の本能でしかない。人間も所詮は動物なんだなと思い知らされる。

    『花嫁衣裳』の気持ち悪

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    2025年04月28日
  • ほろよい読書 おかわり

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    お酒をテーマにした5人の作家による短編集。
    青山美智子さんの「きのこルクテル」が好き。
    美人のバーテンダーとお酒の飲めない青年の思いをつなぐノンアルコールカクテル。
    彼女の趣味であるきのこ栽培を通して二人の距離が近づいていく。
    心が穏やかになる優しい作品。

    他の4作品も読み応えがあった。

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    2025年04月25日
  • 会社を綴る人

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    ネタバレ

    ドジで失敗ばかりしている男が文章だけは好きで、という設定の小説。うまく潜り込んだ製粉会社で、いい文章を書いたりしてほんわかという感じのお話かと思っていたら、途中から展開していっていいお話。たんなる出来リーマンだと思っていた兄とその嫁がいい人だったりして、ジーンとも来た。最後に社史編纂にまつわる謎解きっぽいのがあったが、これって蛇足じゃないかと思った。

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    2025年04月04日
  • 会社を綴る人

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    できればその後、も読みたかった。
    物足りず3よりの4。


    御徒町でやっていた文庫本ガチャ500円で巡り合った本。思っていたよりお仕事小説ではない。(かなりフィクション感ある)どちらかといえばラノベっぽい。リアル感はないけど、なんだか自信を貰えるような、そんな感じ。

    対岸の家事の人なんだね、読みたいと思ってた。思っていたより軽い書き口だった。

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    2025年04月01日
  • ほろよい読書 おかわり

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    物語を味わい深いものに引き立てている、お酒の存在。色んな気持ちを吐き出すためのお酒。いいものだな…と思った。5人の作家さんのそれぞれの色が感じられて、楽しめました。

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    2025年03月14日
  • ほろよい読書 おかわり

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    色んな作家さんの色んなお酒にまつわる物語が詰まっててもっと読みたいのに〜ってところで終わっちゃってあと一口食べたいのに〜ってゆう感じでもうちょっと食べたいけどお腹いっぱいぱんぱん食べたら美味しかったよりも苦しいが勝ってなんかもったいなくなるから結局腹8分目が1番幸せだと思うんだけどわかってるんだけどお腹いっぱいまでたべる幸せも知ってるから食べちゃうんだよね。でもこの本に関しては腹8分目の美味しさ。前に読んだ1冊よりも大人っぽい話が多かった気がする!

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    2025年03月10日
  • ほろよい読書 おかわり

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    好みに合ったり、そうでなかったり。
    アンソロジーは、お酒のおつまみのよう。
    奥田亜希子さんは、初めて知った作家さん。他の作品を読んでみようかなと思った。
    きのこルクテルとタイムスリップ、よかった。タイムスリップは、タイムスリップしてなくて、よかった!

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    2025年03月03日
  • 会社を綴る人

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    真面目すぎて融通が利かず普通の人ができることができないアラサー男(紙屋)がなんとか就職できたのは老舗の製粉会社で、配属されたのは総務部!
    営業部からは目の敵にされた総務部で、何か会社の役に立てるのかと思いきや、絶望的にポンコツ過ぎ。
    他部署からも同僚女性からも馬鹿にされ、どうなるのかと思ったけど、唯一の特技である文章を書くことで、社外宛文書、社史の編纂…少しずつ会社での自分の存在を認めさせ、居場所を見つけていく。

    『インフルエンザ予防接種』の社内メールを紙屋くんが書いたことで、普段なら見向きもされない旧態依然の営業マン達が予防接種を受けに来るシーンは、ちょっとスカッとしたなあ。
    最後のネタバ

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    2025年02月28日
  • 対岸の家事

    匿名

    購入済み

    専業主婦、外で働く主婦、両方の幸せと辛さが少しわかった気になりました。専業主婦いいなと思ってたけれど、専業主婦は家事に育児に完璧さが求められると思うと、しんどそうだと思いました。子育ては難しいですね。

    #タメになる

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    2025年02月16日
  • ほろよい読書 おかわり

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    「ほろよい」というくらいだから
    もっとフワフワした優しいストーリーかと
    油断していたら、思いの外面白かった。

    青山先生の話は安定の読みやすさとほっこりさ。
    それでいて飽きさせない伏線回収。
    1話目に持ってこられたから、その後のストーリーが似たようなものだと思い込み、いい意味で裏切られた。

    牡蠣の話も、途中から「え!?そっちか!」とドキドキしたし、一穂ミチさんは刺激的でさらにドキドキした。

    タイムスリップはもう少し深いところまで描いてほしいなと物足りなさは感じたが、最後の締めくくりとしては後味がよかった。

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    2025年02月07日
  • 駅物語

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    朱野さんの小説は、やっぱり一気に読み切りたいです。お仕事小説でもありながら、姉弟の愛情物語でもありました。感動的です。

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    2025年02月02日