朱野帰子のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ対岸の家事のドラマをみて原作者が気になったので手に取った一冊。
タイトルからブラックな女子トークの話か…?と
思いきや、なかなかのホラー!!
鏡の男を読み終わってこわくなったので
日の出ている時間に読み切りました。笑
子育て真っ只中世代として『獣の夜』は分かりみが過ぎる…!!抱っこした時にふと気づく、我が子の真っ白に輝くすべすべ肌と自分のカサカサくすんだ手のコントラストを見るたびに話中の「人間をやめた」というフレーズを思い出すようになりました。
自分はどうあれ絶対にこの子は守らなければと思う気持ちは本当に獣の本能でしかない。人間も所詮は動物なんだなと思い知らされる。
『花嫁衣裳』の気持ち悪 -
Posted by ブクログ
真面目すぎて融通が利かず普通の人ができることができないアラサー男(紙屋)がなんとか就職できたのは老舗の製粉会社で、配属されたのは総務部!
営業部からは目の敵にされた総務部で、何か会社の役に立てるのかと思いきや、絶望的にポンコツ過ぎ。
他部署からも同僚女性からも馬鹿にされ、どうなるのかと思ったけど、唯一の特技である文章を書くことで、社外宛文書、社史の編纂…少しずつ会社での自分の存在を認めさせ、居場所を見つけていく。
『インフルエンザ予防接種』の社内メールを紙屋くんが書いたことで、普段なら見向きもされない旧態依然の営業マン達が予防接種を受けに来るシーンは、ちょっとスカッとしたなあ。
最後のネタバ -
匿名
購入済み専業主婦、外で働く主婦、両方の幸せと辛さが少しわかった気になりました。専業主婦いいなと思ってたけれど、専業主婦は家事に育児に完璧さが求められると思うと、しんどそうだと思いました。子育ては難しいですね。