朱野帰子のレビュー一覧

  • 駅物語
    特に電車にも興味はないけど、朱野帰子さんの本を前に読んで面白かったので、手に取りました

    朱野さんの本はやっぱり面白い
    すぐに引き込まれました

    若菜直がどうして駅員になったのか
    5人の恩人

    同僚
    いろんな角度から駅にいる人たちを観察できる本です

    駅員さんたちの苦労も知れて、安全に毎日運行して...続きを読む
  • 会社を綴る人
    仕事が出来なくても、自分にできることを一生懸命やろうとする紙屋さん(仮)の姿に元気を貰いました。
    渡邉さんのように「お金のため」と言いつつも自分の仕事にプライドをもって取り組んでいる人、実は多いんじゃないかなあと思います。
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)
    ワークライフバランスを考えるきっかけになる。

    何が幸せなのか、働くこと?それとも結婚?

    答えは結局その人次第である
  • くらやみガールズトーク
    八つの短編集
    思ったよりホラーでした
    そして“くらやみガールズトーク”
    納得のタイトルです

    さてさてさんのレビューを読ませて頂き、気になっていた一冊で、初読みの作家さんです

    二【花嫁衣装】
    「結婚前の私はもういなくてね
     いまの私はたぶん別のなにかなの」
    「だから死んだと思うようにしてる」
    こん...続きを読む
  • 会社を綴る人
    頑張っているのに日常が変わらないことを認めたくなくて、他人を見ている気分になりたくなる。
    自分の仕事、自分の日常、自分の人生、自分中心のはずなのにどこか他人事。

    日々懸命に仕事と向き合う自分のために、読みたい本。
  • わたし、定時で帰ります。2―打倒!パワハラ企業編―(新潮文庫)
    パワハラ、セクハラ、こんなにあるのだろうか…。一般企業で働いたことのない私は、ただただ慄くばかりです。でも、熱意を持って人にぶつかり、戦っている登場人物たちに、心から拍手です。
  • 科学オタがマイナスイオンの部署に異動しました
    軽そうなタイトルの割には、内容は重めだった。科学が大好きだったけど、お金がなくて将来は商人になって、お金を稼ぐと決めた主人公。でも似非科学商品を売る部署に異動してしまった。そこでの葛藤と親友とのすれちがいが、よく書かれていたと思う。
  • 会社を綴る人
    「書くこと」にひた向きだからこそできることがある。
    初めはハラハラさせられた主人公自身の社内での立場、周囲との関係性も自らの推進力で変えていく姿に圧倒されました。
  • くらやみガールズトーク
    さて、突然ですが、あなたはある夫婦のこんな会話を聞いてどんな思いを抱きますか?
    
    妻: 『妊娠できるかどうかのチェックって、二人で行くんだよね』

    夫: 『君一人で行くんでしょう?』

    妻: 『不妊の原因って半分くらいは男にあるらしいから… あなたも検査してほしい』

    ...続きを読む
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)
    いきなりですが、次の二つの質問にお答えください。

    問1) あなたは、『定時』に帰っていますか?

    労働基準法で定められた一日の労働時間は八時間、私たちはそんな法律に守られた中でそれぞれの仕事をしています。朝9時始業だとしたら17時、もしくは18時、それが多くの会社員が仕事を終える時間...続きを読む
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)
    お仕事小説。
    結末は、何かが変わったような変わらないような、という終わり方だけど、それがリアルだった。
    人の価値観はそれぞれだし、組織はなかなか変わらない。そんな中で、もがきながら考え、進んでいく主人公が良かった。
    晃太郎との関係性も良かった。自分と違うところがあるから好きになる。
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)
    本当だ読んだことない感じ
    よくある感じかと思ったけど全然違う
    物語として収まりがよい感じでなく、文字が追いつかないくらいの速さで書いてる日記みたい
    一般企業って本当にこうゆう感じなのか…
    「基本的には嫌なことから逃げたいタイプなのだ」って、上司でもそれはそうだよなあ
    人と分かりあうことってやっぱりで...続きを読む
  • 駅物語
    東京駅で働く新人駅員さんのお話。
    登場人物のキャラが濃い。濃すぎる。
    そして新人さんの扱いってほんとにこんな感じなの?いまだったら確実にパワハラで訴えられるよな…?
    というような内容ではあった。
    前半はそんな感じで、あんまり入っていけなかったかな。

    直と同期の犬塚が仲良くなったあたりからは、だいぶ...続きを読む
  • わたし、定時で帰ります。(新潮文庫)
    定時で帰りたい。

    でも帰れない。

    でも帰りたい。

    日本がこんなに働かなきゃいけなくなったのはいつからなんだろうね。

    って思いながら、読んでた。

  • わたし、定時で帰ります。2―打倒!パワハラ企業編―(新潮文庫)
    シリーズ2作目
    今回は前時代的な価値観を押し付けてくるクライアントからの受注コンペのお話

    結衣も管理職になり、「定時で帰る管理職」という存在で会社のイメージを打ち出したい社長と、裁量労働制に戻したい他の役員との相違
    定時で帰る管理職で尚且つ数値目標も達成するという実績を作るため、新たな案件の受注は...続きを読む
  • 会社を綴る人
    「わたし、定時で帰ります」の著者というのは、
    本を購入してから知りました。
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    入社即戦力外通告されたダメリーマン
    「文章の力でこの会社でやっていこうと思います」

    社内の愚痴を密かに綴る開発部のブロガーOL
    「…読書感想文で佳作だった程度で?」

    ...続きを読む
  • 会社を綴る人
    文章力で周囲に認められながら成長する主人公を見て、嬉しくなりました。自分の利益に繋がらなくとも会社のために頑張りたいと思えるってステキなことですね。
  • 会社を綴る人
    書くことが好きで比較的地味な平凡な男性。このご時世ギスギスした世の中だけど本来の仕事への誇りや想い、愛情を見失ってはいけないなぁと思わせるお話でした。
  • 会社を綴る人
    社会に出ていくことが苦手な主人公が、唯一好きな文章を書くことを通して、入ったばかりの会社で奮闘する話。豪華絢爛な経歴を持つ家族の中で悩み、会社の中で煙たがられながら、正直でまっすぐな性格がいつしか会社を少しだけ変える。
  • わたし、定時で帰ります。2―打倒!パワハラ企業編―(新潮文庫)
    結衣と晃太郎は今度こそ元鞘に収まりそうでよかった。忠臣蔵になぞらえたところはいまいちよく分からなかったが、フォースや新入社員の突飛さに笑えた。