【感想・ネタバレ】泣きたい午後のご褒美のレビュー

あらすじ

どんなときでも「喫茶店」でのひと休みと「物語」が私たちを癒してくれる。お茶の時間に交錯する人間ドラマを紡ぐ短編集。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

良すぎた!!!!
青山美智子さんと小川糸さんのお話を読みたくて買ったけど、それ以外の初めて出会った作家さんたちのお話があまりにも良すぎて、1話1話余韻に浸ってたら読むのに時間がかかってしまった…。

どのお話もすごく素敵なお店(喫茶店)が舞台で、ああこんなところに行きたいなあ…と思いながら物語に吸い込まれていった。
元々お目当てだったお二人の短編ももちろん良かったけど、個人的に斎藤千輪さんと竹岡葉月さんのお話が刺さった。
特に竹内さんのお話、いいお話だ〜と思ってたら「!?!」な展開になって、そしてさらに「???」となって…。
こんなほっこり話で一転二転することあるのかとびっくり。

ここで出会った作家さんたち、せっかくだから他の作品もぜひ読んでみたい。

0
2025年09月20日

Posted by ブクログ

本を読んで作中に出てくる食べ物が食べたくなったのでできる限り食べてみた!コメダでウィンナーコーヒーを初めて飲んでお気に入りになった!
あと、喫茶店でナポリタンも食べてみました。マッシュルーム入ってたしタバスコかけたら美味しかった新たな発見で嬉しい!しかも厨房ちらっと見たら作り置きしてあって同じだ!って思いました。
作中みたいな素敵なティールーム開きたくなりました。

0
2025年08月26日

Posted by ブクログ

喫茶店や食べ物にまつわる短編集。
どの話も良かったし最後の小川糸さんの話は悲しいけどおもしろかった。

0
2025年07月20日

Posted by ブクログ

6人の作家さんの其々の喫茶店を舞台にした短編集
青山美智子さんの素敵なはじまかりから
小川糸さんの終わりくる死ぬことに対し少しだけ恐怖が和らぐようなお話まで、どの話もとても魅力的で登場する食べ物の飲み物は美味しそうだった。
織守きょうやさんのお話は初めて読んで他のお話も読みたくなるくらいドキドキしました。

0
2025年07月03日

Posted by ブクログ

喫茶店、カフェ、ティールーム、ジャンルは似ているけど全く違う場面場面が浮かぶ短編集。
複数の作家さんの作品を少しずつ楽しめる、ほっこり系でした。

0
2025年06月23日

Posted by ブクログ

ずっと読みたかった本をようやく読めた。
サクッと読める短編集。
お気に入りは究極のホットケーキと紅茶占い
全部ほっこり心の温まるお話だった。

0
2025年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

お気に入りは斎藤さんの「究極のホットケーキ〜」

ペパーミントグリーンの洋館で頂くイブニングティー。この家とティーサロンの主・橘琴葉は、付き合っている彼氏とのやり取りが何処かチグハグで、何かを隠している気がするとお客さんに相談され…

まさかの異文化の違いでここまで考え方が違うとは思いませんでした。日本の文化が海外では通用しないのが面白かったです。

0
2025年05月07日

Posted by ブクログ

喫茶店が舞台の6人の作家さんのアンソロジー。

それぞれの個性を感じられて面白く読めました。中でも朱野帰子さんの『痛い人生設計を作る、ルノアールで』はとても痛快で楽しかったです。ウィンナーコーヒー、私も好きだけど馬車の御者の飲み物だったとは知らなかった〜。

織茂きょうやさん、初めて読みましたが『彼と彼女の秘密と彼』は好みのお話でした。

そして小川糸さんの『浮島 イルフロッタント』は喫茶店といっても視点が他の方とは違っていて、尚且つ日々適当に食事を済ませる事がある私には考えさせられるお話でした。

0
2025年10月17日

Posted by ブクログ

青山さんと小川糸さんを目当てに読んだ。
二人はもちろんよかったけど、他の人たちも面白かった。
特に斎藤千倫さんのお話が面白かった。
軽快でとても読みやすい。昔のコバルト文庫を思い出して懐かしい雰囲気の話だった。

0
2025年10月11日

Posted by ブクログ

カフェ、喫茶店、お茶屋。
ちょっとした食事と飲み物を提供する場で交錯する市井の人々の物語を6人の作家さんが綴った短編集。

特に印象深かったのは、朱野帰子さんと織守きょうやさん、小川糸さんの物語。
朱野帰子さんからは、マウントを取る編集者に心を踏みつけられても、絵空事のような夢を事実にした学生時代の友達に勇気をもらって、立ち向かっていく姿にスカッとさせられた。

織守きょうやさんからは、心の内を誰かに明かすのも、誰にも明かさないのも自由。
相手から打ち明けられたからと言って、自分自身が話したくなければ話さなくてもいいという事を考えさせられた。

小川糸さんからは、人生の最後に食べたい物から垣間見える、その人の大切にしていた記憶に思いを巡らせた。
私が最後に食べたい物はなんだろう?
それを考えれば、自分の人生で何を大切にしているかが見える気がする。

今まで読んだことのない作家さんでも、短編集で気に入ったら一冊丸ごと1人の作家さんの作品を読んでみようと思うので、読んでみてよかったです。

0
2025年10月03日

Posted by ブクログ

どの作家さんの物語も素敵で、すぐに読み終わりました!個人的には、朱野帰子さんの物語が、爽快感があって、読んでいてスカッとしました。小川糸さんの物語も、大切な人がいる身としては、もし自分に同じ事が起こったら...と、気付けば感情移入しながら読んでいたりと、どの物語も世界観に引き込まれ、とても面白かったです。

0
2025年09月02日

Posted by ブクログ

カフェで、喫茶店で、茶屋で。
様々な悩みを抱えた人達が、ほっと一息つける場所。
そこには心を温めてくれる、美味しい料理や飲み物がある。

6つの短編、どれも素敵でしたが、織守きょうやさんのお話が一番お気に入りです。

0
2025年08月13日

Posted by ブクログ

喫茶店を舞台にした短編集。アンソロジーで、お気に入りの作家さんから新しい出会いまで。素敵な場所が多くて、喫茶店巡りをしたくなりました。隙間時間にササっと読めた一冊。青山さんの話が読みたくて手にしましたが、すごく短くて、もっと読みたかったな。

0
2025年07月23日

Posted by ブクログ

全部ではないけど、ほぼほぼ喫茶店を題材とした良質の短編集。読んだことのない作家のかたもいましたが、その方の作風もわかってよかったかも。楽しめます。

0
2025年07月09日

Posted by ブクログ

読んだ人がそれぞれのライフステージに応じて何かしら前向きになれる物語が詰まってる感じ。
登場人物がみんな前向いてるから。
私の今に刺さったのは彼と彼女の秘密と夜だったけど、もうちょっと歳をとったら、浮島 イルフロッタントを読んで救われる日が来るような気がするし、究極のホットケーキと紅茶占いは頭の中で映像化できてこのシリーズもっと読みたいって思った。

0
2025年06月10日

Posted by ブクログ

おもしろい作品が多くて、よかった。朱野帰子さんの『痛い人生設計を作る、ルノアールで』は、偏見に満ちた編集者をギャフンと言わせるパートが超気持ちよかった。痛いと言われようと、最高よ!竹岡葉月さんの『不純喫茶まぁぶる』もとても面白かった。作品中作品なのかな?変わった構成だったけど、一味も二味も楽しめる作品だった!

0
2025年06月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

青山美智子の本かと思ったら違った。しかし新しい作家との出会いがあった。
■青山美智子「サロンエプロン」★★
短い。この本における客寄せパンダ。
■朱野帰子「痛い人生設計を作る、ルノアールで」★★★★
おもしろい!大谷翔平の人生設計を「痛い」という視点が最高。言われてみればそのとおり。いまだからなるほどすごいと思うが、これを普通の高校生が書いていたらたしかに痛い。学歴至上主義の編集者も痛い。これは作者の実話だろうか。こんな編集者ほんとにいそう。
■斎藤千輪「究極のホットケーキと紅茶占い」★★★
ちょっとした日常系ミステリーの感じ。
自力で解答にたどり着けなかった。悔しい。
■竹岡葉月「不純喫茶まあぶる」★★★
メタ小説。おもしろいが、同じ構成の話はどこかにありそう。私は初めてだったので楽しめた。
■織守きょうや「彼と彼女の秘密と彼」★★★
マスターは実は夫婦でなく同棲している姉弟でしたという最後のオチが受け入れられない。血の繋がらない姉弟ならいいのだけど。教師と生徒が仲良すぎるのも違和感。女子生徒がタバコ持ち歩くのも無理ある。好きな人のものだからと持ち歩くか。開けてあるならにおいも気になる。マスターは何歳の設定か?
■小川糸「浮島 イルフロッタント」★★★
設定を理解するのに時間がかかる。方言にする必要はあるのか理解できない。夫に会うところまで見たかった。

0
2025年11月30日

Posted by ブクログ

昔ながらな喫茶店に行きたくなるようなお話が多かった。不純喫茶まぁぶるが特に印象的。本屋さんで眠れぬ夜のご褒美とセットで展開されており、一緒に購入しました。

0
2025年11月26日

Posted by ブクログ

どんなときに喫茶店で過ごしたくなるだろうかと考えてみた。
それは、たんにモーニングをしに…だったり、ランチの時間が過ぎてしまって、どうしようかと迷ったときだったり、ひとりになりたいときだったりで…そう考えるとやっぱり少しの休息をとりたいときなんだろう。
それは癒しの時間を必要としているからかもしれない。
泣きたい午後とは、そんないろいろな想いの詰まった短編集である。


「サロンエプロン」〜青山美智子
憧れのカフェでのアルバイトは恋してる気分。

「痛い人生設計を作る、ルノアールで」〜矢野帰子
高校時代の親友と貸し会議室で語る。

「空極のホットケーキと紅茶占い」〜斉藤千輪
まさか中国出身とは…カルチャーギャップに驚く。

「不純喫茶まぁぶる」〜武岡葉月
古本屋街に近くて太麺ナポリタンが美味しい店に来る常連は。

「彼と彼女の秘密と彼」〜織守きょうや
マスターがあらゆる告白を受け入れる店。

「浮島 イルフロッタント」〜小川糸
こちらとあちらの世の中間にある茶店でのこと。





0
2025年11月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

青山美智子の新作だと思ったら、違ったのでちょっと残念。喫茶店のオムニバス。織守きょうやがホラーで笑。
最後の話で「餅が大好きで、最後は餅を喉に詰まらせて死んでしまった。最後の詰まった餅を吸い取られてしまってそれが心残りで、ナカマ茶屋に餅を食べに来た」て話で笑った。吸い取るよね

青山美智子 『サロンエプロン』
カフェの店員の仕事がんばろう!

朱野帰子 『痛い人生設計を作る、ルノアールで』
小説家になったけどあまり売れない。私立校卒の編集者に公立はつまらない人間しかいないと「下」に見られる。公立高校のとき同級生に面白い女がいて、久しぶりに連絡をとると(40歳くらい)、「痛い人生設計をつくろう」と言われ、高校のときよく行ったルノアールで会議室を借りる。
痛い人生設計っていうのは、叶いそうにない計画、みたいな感じ。
彼女は自分の人生を愛しているから

やりたいことをやりたいって言うことを痛いなんて思わせちゃだめだって

斎藤千輪『究極のホットケーキと紅茶占い』
不気味だと思った恋人の行動は単なる文化の違い。
恋人は中国で育ったのだった。日本人と中国人のハーフ

竹岡葉月『不純喫茶まぁぶる』
漫画家が行けない純喫茶の話を作る。

織守きょうや『彼と彼女の秘密と彼』
マスターが告白を聞いてくれて、秘密を漏らさない喫茶店。主人公は同級生の女子のかばんからたばこを見つけてしまう。(ぶつかってかばんの中身が出た)。それを相談。その同級生の女子も「盗んでしまった」とマスターに相談。偶然聞いてしまう。主人公はその女子が気になり、恋だと気づく。
主人公は教師にも遠回しに相談。しかし、偶然その女生徒が教師に恋をしていると気づいてしまう。
マスターの秘密は自分の姉と恋愛関係にあり同棲していること。

小川糸『浮島 イルフロッタント』
死んでから天国に行く前に、最期に食べたかったものを提供してくれる『ナカマ茶屋』主人公はそこで働いている?
主人公は自転車で走ってるときに上からなにか落ちてきて死んだ。死んだことに気づかず3年。同棲していた彼氏に新しい奥さんが出来ていて自分が死んだとしる。その人が死ぬのをナカマ茶屋で待ってる

0
2025年11月14日

Posted by ブクログ

喫茶店から始まった短小説 そういえば最近は喫茶と言う店も少なくなり、ほとんどファミリーレストランと言う名前 喫茶店と言うなじみの店で、ゆっくりコーヒーでも飲みたい気分だが店がない、時代と共に変わって行くのか本の上だけの喫茶店かも。

0
2025年10月22日

Posted by ブクログ

どれも良かったけど飛び抜けてこれが良かったというのはなかったかな。
すごく偉そうな感想で申し訳ないですが⋯

0
2025年09月28日

Posted by ブクログ

朱野さんと、織守さんの話が良かった。新しく、読みたい作家さんが広がった。
最後の小川糸さんの話が、あんまりヒットしなくて、全体的に星3でした。

0
2025年07月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

喫茶店にまつわる短編集。
全作通じてほっとできる話で、安心して読むことができた。

ルノワールは、おもしろかった。
パワーあふれる話にワクワクした。
お互いがビッグではなく、そこそこなのがとてもよい。
偏向主義の編集のことなんて、吹っ飛んだのではないだろうか。
私も落ち着くルノワールでは、時々時間をつぶさせてもらっている。

まぁぶるはおかしくて、ん?となって読み返してしまった。
お昼ご飯は、もちろんナポリタンを食べた。

ラスト浮島は、じんわりした。
読みながら、母はお煎餅をいただいてから昇っていったのだろうと思った。
食べさせてあげたかったから、このお話に少し救われた気持ちになった。
私は何をオーダーするだろう。
考えておこう。

2025/07/20 10:59

0
2025年07月20日

Posted by ブクログ

喫茶店をめぐる6つの短編集。
どれも興味深く読めた。特に不純喫茶まぁぶるが心に残った。喫茶店のナポリタン、食べたくなった。

0
2025年07月20日

Posted by ブクログ

午後の喫茶店を舞台にした6編からなる短編集。短編ながら、設定がしっかりして其々面白かった。お馴染みのルノアールを舞台にした「痛い人生設計を作る…」に元気を貰った。ルノアールを見る度にヨンとモッカが作戦会議をしてる場面を妄想しそうだ。

0
2025年06月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【収録作品】
青山美智子「サロンエプロン」
朱野帰子「痛い人生設計を作る、ルノアールで」
竹岡葉月「不純喫茶まあぷる」
斎藤千輪「究極のホットケーキと紅茶占い」
織守きょうや「彼と彼女の秘密と彼」
小川糸「浮島 イルフロッタント」

喫茶店でのひとときを描く短編集。

0
2025年06月10日

Posted by ブクログ

お茶の時間それはカフェで喫茶店で洋館で…6人の作家さんの それぞれのお茶の時間のお話。こういう本て 知らなかった作家さんに出会えるから素敵だなーと思う。今回は織守きょうやさん。爽やかに終わりそうなところに思わぬ足跡を残されました。

0
2025年06月01日

Posted by ブクログ

「喫茶店」に心癒される6人の作家さんによるアンソロジー。短編ながら読み応えがありました。
青山美智子さんに始まり、終わりの小川糸さんの物語はライオンのおやつ、と勝手に結びつけて読んでしまいましたが、あたたかい話で良かった。
朱野帰子さんの「痛い人生設計を作る、ルノアールで」も良かった。織守きょうやさんの「彼と彼女の秘密と彼」も最後ドキッとしたけど良かった。

0
2025年05月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は「喫茶店」をテーマにした6人の
作家さんによるアンソロジー、どの作品も
面白かった。個人的には自分のことをわかって
くれる友達って大切だなと思った
「痛い人生設計を作る、ルノアールで」、
予測していた展開にもうひつと秘密というか
予想していなかった展開があった
「彼と彼女の秘密と彼」、おいおいすげぇ~
妄想だななんて思った「不純喫茶まぁぶる」
なんかも面白かった。
喫茶店でゆっくりホットケーキや
ナポリタンが食べたくなる一冊でした。
久しぶりにウィンナーコーヒーでもいいな。

0
2025年05月31日

「小説」ランキング