朱野帰子のレビュー一覧
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「新しい法律ができた」
の一文から始まる25個のショート・ショート。
25人の作家たちが各々の世界を作り出していく。ほっこりするものやかなり作り込まれたトリックを忍ばせているもの、思わず肝が冷えるものなど、"新しい法律"というテーマをどう使うかが如実に表される。新しい読書体験だった。
「Touch law if you can」 名倉編
途中まですごく楽しい話だと思っていた。
「ある死刑囚の回顧録」 真梨幸子
最後の最後にタイトルを読むと本当に肝が冷える。あまり他人事とは言えないのだ。
「もう、ディストピア」大沼紀子
何故人を殺してはいけないか。その問いに、殺人が許容されて -
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6人の作家の短編集。
大人気青山美智子さんはおもろいけどええ話すぎる印象やって、今回は思いっきりポエミー。
そういうとこやぞ!と言いたくなった。いや、ええねんけどね。
期待薄…と思いつつ次、『痛い人生設計を作る、ルノアールで』これは面白かった、人生まだまだこれから新しいこともできるんやな!と励まされた。
著者は朱野帰子さんという方で同い年。同い年やからわかることてあるよね。
そこから更に3連チャン喫茶店。喫茶店オムニバスやったっけ?とタイトルを見たけど、テーマは午後のご褒美のはず。
作家てサテンしか行くとこないんかいと思った。どれも面白かったけどね。
最後、これまた人気作家の小川糸さん。好 -
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ネタバレ青山美智子の本かと思ったら違った。しかし新しい作家との出会いがあった。
■青山美智子「サロンエプロン」★★
短い。この本における客寄せパンダ。
■朱野帰子「痛い人生設計を作る、ルノアールで」★★★★
おもしろい!大谷翔平の人生設計を「痛い」という視点が最高。言われてみればそのとおり。いまだからなるほどすごいと思うが、これを普通の高校生が書いていたらたしかに痛い。学歴至上主義の編集者も痛い。これは作者の実話だろうか。こんな編集者ほんとにいそう。
■斎藤千輪「究極のホットケーキと紅茶占い」★★★
ちょっとした日常系ミステリーの感じ。
自力で解答にたどり着けなかった。悔しい。
■竹岡葉月「不純喫茶ま -
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どんなときに喫茶店で過ごしたくなるだろうかと考えてみた。
それは、たんにモーニングをしに…だったり、ランチの時間が過ぎてしまって、どうしようかと迷ったときだったり、ひとりになりたいときだったりで…そう考えるとやっぱり少しの休息をとりたいときなんだろう。
それは癒しの時間を必要としているからかもしれない。
泣きたい午後とは、そんないろいろな想いの詰まった短編集である。
「サロンエプロン」〜青山美智子
憧れのカフェでのアルバイトは恋してる気分。
「痛い人生設計を作る、ルノアールで」〜矢野帰子
高校時代の親友と貸し会議室で語る。
「空極のホットケーキと紅茶占い」〜斉藤千輪
まさか中国出身とは -
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ネタバレ青山美智子の新作だと思ったら、違ったのでちょっと残念。喫茶店のオムニバス。織守きょうやがホラーで笑。
最後の話で「餅が大好きで、最後は餅を喉に詰まらせて死んでしまった。最後の詰まった餅を吸い取られてしまってそれが心残りで、ナカマ茶屋に餅を食べに来た」て話で笑った。吸い取るよね
青山美智子 『サロンエプロン』
カフェの店員の仕事がんばろう!
朱野帰子 『痛い人生設計を作る、ルノアールで』
小説家になったけどあまり売れない。私立校卒の編集者に公立はつまらない人間しかいないと「下」に見られる。公立高校のとき同級生に面白い女がいて、久しぶりに連絡をとると(40歳くらい)、「痛い人生設計をつくろう」 -
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ドラマが先行してしまったが、読んでよかった。ドラマはかなり小説に忠実に作られていたのだなどと思ったのは、ドラマに引っ張られているのだろうか?ま、どっちでもいいや。とにかく、すごく共感できるところだらけだった。
専業主婦をしていた時期もそこそこ長く、現在はフルタイム(しかも残業あり)。乳児、幼児の頃に働いていたワーママとは比べものにはならないかもしれないけど、どちらの大変さもわかる。でも、私の頃はまだ専業主婦は絶滅危惧種ではなかった。だから、毎日遊んでもらえる友達もいたし、公園に行けば、誰かしら遊んでいる親子がいた。それでも、平日の昼間は本当に長かったし、一時期は本当に産後うつ、育児うつになり -