朱野帰子のレビュー一覧

  • 会社を綴る人

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    劇的に面白い訳ではないのだが、実際は星4あげたいぐらい良い話。

    自信をなくしてる人にオススメ!

    通常業務が何もできない主人公が、人生の中で唯一誇れる事。それは、中学時代に取った佳作の読書感想文。
    そんな主人公が、奇跡的に会社に入社し自分のたった一つの才能を活かし会社の中を変えていく話。

    相手がどんな風にすれば読んでくれるのか、自分よがりではなく相手に伝えるためにはどの様な文章を作るのか、整えるのか。 

    そこが上手く描かれているのが、この本の魅力の一つだと思います。

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    2023年01月27日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ネタバレ

    タイトル通り、一冊の本、もっと言うと、主人公たちにとっての大事な「一冊目の本」との出会い、一冊の本で繋がる人間関係、なんかが軸にあるアンソロジー。さすがは「ダ・ヴィンチ編集」といった感じ。すでに知ってる話もあったが、原田マハ「砂に埋もれたル・コルビュジエ」・小路幸也「ラバーズブック」がお気に入り。その本に出会った時に置かれている自分の状況によってその本に抱く感情は当然変わってくるが、自分にとって運命の一冊とはなんだろうか?

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    2023年01月14日
  • 会社を綴る人

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    ブク友様のレビューから気になって手に取った1冊。
    来年は"言葉"にすごく縁のあることをする予定で、文章も言葉の力を発揮できる1つだと思い読んでみた。
    なるほど勉強にもなったし、作中の紙屋と榮倉さんのその先とかも気になって楽しく読めた。
    紙屋のような同僚と接する機会が多い私にはさほど違和感なくスっと本に入れたけど、イライラしてしまう人もいるのかなと思った。
    仕事がバリバリ出来たり、どんなとこでも順応して働けることも才能だけど、文章だけで人の気持ちを動かせる才能も素晴らしいし羨ましい。
    やっぱり"言葉の力"ってすごいな。
    単なる社内メールだとしても、人の心を

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    2022年12月28日
  • 会社を綴る人

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    文を書くことは、
    思いを伝えること。
    どうしても定型になるのは
    仕方ないんやけど、
    気をつけようと思う。

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    2022年12月17日
  • 会社を綴る人

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    「私、定時で帰ります」の作者のお仕事もの。
    30過ぎても、仕事が出来なさ過ぎて、派遣の仕事もすぐにクビになってしまう主人公の紙屋(仮名)。
    そんな紙屋が、昔読書感想文コンクールで佳作を取ったことだけを取り得に、転職エージェントの協力を得て、製粉会社の総務部の仕事に決まる。
    しかし、コピーもちゃんと出来ない、頼まれた仕事も1日がかり・・・そんな彼に与えられた使命は「仕事をしないこと」
    普通に働いている人からすれば、転職の動機も仕事の出来なさもイラっと来ること100%。
    しかし、紙屋は開発部で働く榮倉さんのブログに触発されて、定例の文書で済むメールも「どのような文章ならば、みんな協力してくれるだろ

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    2022年12月12日
  • 会社を綴る人

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    本屋の平積みで面白そうで購入。
    終盤が少し残念な感じがした。もっと皆んながどうなったか知りたい。
    社史を載せるのは新しいけど、あの情報を載せるなら、他の人の未来を綴って欲しいなと。
    でも、文章の進め方とかは、好きな文章運びで、また今度読んでみよう、っと。

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    2022年10月22日
  • 駅物語

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    東京駅で働く駅員の話。鉄分はそれなりにあるのだが、謎解き、ミステリー要素が多い。目的の5人を探しだしても、イマイチスッキリしないのは何故だろう?

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    2022年06月29日
  • 科学オタがマイナスイオンの部署に異動しました

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    ネタバレ

    *大手電器メーカーに勤める科学マニアの賢児は、非科学的な商品を「廃止すべきです」と言ったばかりに、商品企画部に島流しになる。「マイナスイオンなんて存在しません」。正論を主張する彼は、やがて部の鼻つまみ者扱いに!?自分の信念を曲げられずに日々会社で戦っている、すべての働く人に贈るお仕事小説*

    「わたし、定時で帰ります」の時も思いましたが、表紙のイラスト&書名と内容が一致していない所が意表を突くと言うか、残念と言うか。意外性はありますが、個人的には「賢者の石、売ります」のままで良かったな。

    内容的には、かなりずっしり来ます。似非科学を頑なに拒む主人公と、そんなにも頑なにならざる得なかった過去の

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    2022年06月06日
  • わたし、定時で帰ります。2―打倒!パワハラ企業編―(新潮文庫)

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    シリーズ2作目。
    読みやすいので2日で読破。
    ストーリー自体は変化球がなく、
    進んでいくけど読み応えはあったかな。
    3作目も読んでみよう。

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    2022年04月19日
  • くらやみガールズトーク

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    婚約中の私にまたもや母が貸してくれた1冊。
    なんでですか??
    私が、「結婚し、黙ってたら自分の名字のままでいける風潮の男はずるい」と言ったからですか??
    ……ちなみにそれに対する直接的なアンサーは書かれておりません。
    ホラーテイストの短編もあって、ホラー小説が嫌いじゃない私にはそこそこに楽しめた1冊。
    でも一番怖かったのは(おそらく幽霊の話ではない)、「鏡の男」。なんでしょう、ラストのその先に幸せの欠片も見えないんですけど。

    全体通して、どうしてなかなか、結婚生活に明るさを見いだしにくい内容なのですが、なんというかこう負けないぞという気持ちにもさせられました。
    あと、結婚後にもしこんなこと言

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    2022年04月05日
  • 海に降る

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    面白くてスラスラ読んだ。
    昔からリュウグウノツカイが好きで深海に興味を持っていた事もあり、昔のワクワクしていた気持ちを思い出せた。

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    2021年10月03日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ネタバレ

    田中栄一の作品「メアリー・スーを殺して」。

    所謂オタク女子という人物が小説を書いていて、ある人の言葉を切欠に現実と関わる。
    関わる先は大きくなっていく一方、メアリー・スーは?
    そう、メアリー・スー=中二病となっているが自らが生み出したキャラだ。
    作中のメインヒロインを理想の女性として置き、それに自分を投影していく。
    彼女の作品の中に必ず出てくる彼女の理想が、メアリー・スー。
    没頭していた時代に同じくそれらに没頭していた友人が、少し離れた時間に現れて「あなたの作品が読みたい」と。
    久々に訪れた母校、そこで転寝をした彼女の前に現れたメアリー・スー。

    キーボードを動かし始める動作で物語は終わる。

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    2021年09月11日
  • わたし、定時で帰ります。2―打倒!パワハラ企業編―(新潮文庫)

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    取引先の人の名前は出てくるけど、自社の人事は
    「人事の女性」「人事の男性」のまま。
    フロントで働く人にとってバックオフィスって
    やはりそんなもんか...。

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    2021年08月10日
  • 真壁家の相続

    匿名

    購入済み

    相続物でお約束のドロ沼化する骨肉争い。
    話が進むに連れ失踪した父の秘密や母の過去が明らかにされていく。
    今まで仲の良かった”家族”が揉めていくさまは哀しい。
    香澄の親はどこまでも娘に甘いなと思ったが、
    風子伯母にとっても波子伯母にとってもこの”家族”にとっても
    そんなゆるい可愛い存在に救われておるのかもしれない。
    最後の最後に容子さんにしてやられた。
    植田大介はそこまで魅力的な人でなく残念だった。

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    2022年12月28日
  • 真壁家の相続

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    内容としてはよくある相続の家族揉めだけれど、ピンとこない他人事に捉えてる人が読むと読後は自分のところはどうだろう、と考えてしまうだろう。介護した人が家族に認めてもらえないという状況は辛いけれど、実際には介護する立場にならないと理解できないというのが現実。介護疲れ、老々介護など社会問題となりニュースになることも多く、財産がある人は後に残された者の為に準備をしておく必要がある、と感じた。

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    2021年06月19日
  • 科学オタがマイナスイオンの部署に異動しました

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    科学オタクというからには、さぞかし偏屈な人物が出てくるんだろう。
    そういう期待を、本書は決して裏切らない。

    羽嶋健児は、一流私大卒の大手メーカー勤務。
    イケメンなので、一見高スペック男子。
    が、似非科学を許せない科学オタク。

    科学を信じるあまり、自社の主力商品を完全否定して干される。

    父の末期がん闘病時、不安から怪しげな自然食材に大枚を費やして家に借金を増やした母親とは決裂。
    姉の美空は、助産師やネット情報から、母乳神話や自然分娩神話に絡めとられていく。
    こうした家族を、健児は、「未開人」と呼んで憚らない。

    どこか『私、定時で帰ります』のヒロインを思わせるざらつき加減。
    こういう空気を

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    2021年05月16日
  • 駅物語

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    手軽に読めて心温まる1冊でした。

    駅で起きる奇跡って、ただのお涙頂戴的な内容の詰め合わせかと思って読み始めたけれど、
    いい意味で私にはそこまで奇跡に思えなかったというか、もっと人間味溢れていて読みやすかったです。

    駅員に本当にこんな派手だったりヤンキー気質の人いるのか?という疑問はあるものの、
    若菜の周りの人達がいいキャラしていて、スピンオフも読みたくなる。

    若菜の成長していく様がよかった分、最後の方がちょっとあっさりしすぎた気もしました。
    もっと悩んでもがいて成長していくところも見てみたかった。

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    2021年01月22日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    中田永一(乙一)の作品が収録されていること、そして本にまつわる話のアンソロジーということで購入。
    しかし、朱野帰子「初めて本をつくるあなたがすべきこと」と沢木まひろ「時田風音の受難」以外はすべて『ダ・ヴィンチ』に掲載されたものだった。
    『ダ・ヴィンチ』に掲載される作品は結構クセがあるので苦手だ。
    案の定、この短編集も特徴的というか・・・。


    中田永一「メアリー・スーを殺して」
    おもしろかった。しかし、終盤にかけておもしろさが加速していくような他の乙一の作品と比べると、ややしりすぼみしている。
    あと、主人公の内面の話だと思ってたら外に向き始めたことにもやや違和感があった。
    「メアリー・スー」と

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    2020年10月07日
  • マタタビ潔子の猫魂

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    各話冒頭の、天道辛彦に乗せられた潔子の自虐ネタっぽい行為は笑える。『吾輩は猫である』を連想した。やられたぶんをやり返すみたいな感じがして、あまり仕返し劇にスカッとする気持ちは持てなかった。表紙のイラストは、もう少し、可愛い方向か頼りなさそうな方向によっていたほうがイメージと近かった。

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    2020年09月13日
  • 超聴覚者 七川小春 真実への潜入

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    年金・国債・少子高齢化等の問題について近未来の薬を中心に展開していくストーリーで、今後の日本で「あるかもしれない」未来は少し怖い。

    世代によって変わる「普通の幸せ」について主人公の家庭を通して考えさせられた。母親と対比的におばあちゃんが芯のある人物で好感が持てた。

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    2020年07月18日