朱野帰子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
小路さんがいらっしゃるので購入。
電車移動時間等におすすめな読みきりサイズの短編集。
宮下さんはスコーレNo.4のみ読んだことがあり、他の方々の作品は初めて読みました。
本というキーワードを多角的な視点でピックアップして物語が展開しています。
「メアリー・スーを殺して」は、二次創作の畑を通ってきた身としては、お、俺を殺してくれ、と思うような暗黒時代を思い出させるような、そんなリアリティのある空気にえぐられました。面白かった。
やっぱり大好きな作家さんということで贔屓目もりもりな気もしますが、「ラバーズブック」がとても好きです。読み返したい短編。短絡的じゃなくて完結していてなおかつ重量がある -
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Posted by ブクログ
良いと思ったところとして、様々なシーンが映像としてありありと浮かぶ。わかりやすいドラマとして頭の中で描きやすい。組織の一員として行動したことがある人なら、思い通りにならない歯痒さや、考え方の対立で、共に行動することの難しさに悩むなど、なにかしらで共感を抱くところがある。
無茶な会社のあり方を、インパール作成など軍の行動になぞらえるのも面白いと思った。
残念と思ったところは、読んでいて苛立ちを覚える割合が多い割には、解決が妙にあっさりしているように感じた。主要キャラとそれぞれ対立するが、「え、それで納得するの?負けを認めるの早くない?」と争ってた割にはサクッと終わるな、という印象。苛立ちのストレ -
Posted by ブクログ
喫茶店にまつわる6編の短編集です。
泣きたい午後ってどういうことかな?と思いましたが、答えは出ていないものの、
なんとなく、午後のちょっと悲しい時とか、寂しい時とか、そんな時に読んでみると、少し心が和らぐ、そんな小説だったのかな?と。
ワタシが喫茶店を利用する時は、
・自分の心身を癒したい時
・本を読みたい時
・時間潰し
かな。
どの作家さんも心残るものでしたが、その中でも矢野帰子さん、斎藤千輪さんの話はまた読みたいと思いました。
この文庫本を持って久々にルノアールに行きたい!!!と思ったし、
喫茶店のホットケーキが食べたい!!と思った。
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