真梨幸子のレビュー一覧

  • 深く深く、砂に埋めて
    【2022年73冊目】
    帯に騙された感がある。発行はこちらの方が先、なのですが、「女ともだち」の帯に「深く深く、砂に埋めての前に読んでください」と書いてあったので素直に従いました。…絶対こっちを先に読んだほうが良かった。どのくらい2つの話が重なってるかというと10%くらいなので、やはり作者さんの思考...続きを読む
  • 女ともだち
    【2022年72冊目】
    私の理解力が足りなくて、つまりどういうことだってばよ?!って度々なりがちなのが真梨幸子さんの作品なのですが、今回も「えっ?」ってなったまま終わりました。置いてかないで…タイトルの意味を回収して終わった感じではありますが、最後の最後で混乱させられる感じでした。
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    読み始め、またこの感じ?
    と思ったら夢オチで良かった

    そっから中盤までは面白く読めた

    でも途中から視点が変わりまくると
    はぁぁ…ってなり
    読むスピードも落ちた

    ラストはまたまたありきたりな感じで…
    ちょっとガッカリ

    シェアハウス
    胎児ミイラ
    きらきらネーム
    持続化給付金詐欺

    こういうワード...続きを読む
  • 一九六一 東京ハウス
    真梨幸子さんの小説は好きで何冊か読んでいます。「ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで」「更年期少女」「聖女か悪女」あたりが特に好みです。

    こちらは現代にいながらも昭和の団地くらしをする家族のリアリティショーで起こる事件のお話。ふたつの家族が賞金500万円のために、それぞれ裕福な家庭と慎ましい家庭の...続きを読む
  • お引っ越し
    イヤミスの女王の筆が冴えるサイコミステリ!と書かれているのも頷ける。
    引っ越しにまつわる6つの連作短篇集。
    最初の扉から恐い。
    そして、棚〜机〜箱〜壁〜紐と続くのだが、恐いのにページを捲るスピードは速くなる。
    最後の解説だけでも背筋からゾワ〜とする。
    ヤバいやつだった。
    「アオシマさん」は、どこにで...続きを読む
  • みんな邪魔
    イヤミスが好きならば推す!
    本名と通称が違ってたり、他にも色々あるからそこがちょっとややこしポイント。

    でも、ママの介護をする話は、あまりにもひどくてしんどかったな。

    最終的に意外な結末で最後まで楽しめました。

    まとめ→更年期に気をつけよう!笑
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    父から相続した古い民家をリフォームしてシェアハウス「さくら館」に。キラキラネームの4人を含む6人の女達が住人として集まる。床下から五体の胎児のミイラが発見されたり、さくら館に関わる人が次々と死んでいく。あ〜真梨さんらしい。誰も彼もが怪しいし、一体どういう事なの?と気になり一気読みでしたが、相変わらず...続きを読む
  • あの女
    後味の悪さでは、真梨幸子を超える作家は
    そう居ないと思う。
    今回も女性小説家2人のドロドロとした
    関係には影に男あり。
    夢と現実を生きつ戻りする植物状態の女
    の正体は?
    不動産屋の瑕疵的物件を背景に
    繰り広げられる物語が、ありとあらゆる
    ピースが読者に思考させ
    最後の最後に、すべてのピースがハマった...続きを読む
  • 6月31日の同窓会
    登場人物が多くややこしくなるので、イッキ読みがお勧め。最後は意外な展開でなかなかでしたが、イヤミス感がもっともっと欲しいです。
  • 女ともだち
    登場人物みんな負けず嫌い。マウント取りたがり。誰とも友達になりたくないですね。「深く深く、砂に埋めて」も気になります。
  • 殺人鬼フジコの衝動
    1回目は途中で気持ち悪くなって読み進めることができなくなった。
    2回目は最後まで読んだ。はしがきとあとがきを読んでびっくり。
    よくできているなと感心。
  • 私が失敗した理由は
    ややこしい!
    まず名字が旧姓交じりなのと、ペンネーム的な名前が出てくるのと章ごとの話し手が誰なのか最初分かりにくい所がややこしい!
    でも面白いし文体は最高に読みやすい。
  • 坂の上の赤い屋根
    途中まではとても面白くて読み進める手が止まらなかったが、終わり方はかなりご都合主義で拍子抜けしてしまった。
    最後の「腐った蒸しパン」のところだが、ミチルを殺したのは結局大渕ではなく橋本ということでいいのかな?
    優しい姉と言っていたが、最後の自供(?)のとおり、両親が優秀な姉ばかり気にかけるのが許せな...続きを読む
  • ツキマトウ 警視庁ストーカー対策室ゼロ係
    今まで読んだ真梨幸子さんの中ではあっさり嫌ミスでしょうか。
    短編ということもあり嫌ミス特有の心の奥がザワッとする感覚はあまりなかったです。
    短編で微妙に繋がってたり、繋がっていなかったりしますが登場人物が多く、誰が話してるいるのか分からないところもあり、読んでは戻っての繰り返しでした。
    元旦那の元妻...続きを読む
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    「一九六一 東京ハウス」もこの作品も
    真梨幸子作品にしては物語がしっかりしている印象。前はもっと破茶滅茶だったような‥

    物語の構成は割としっかりしているものの
    登場人物が多く、色々な人の立場にコロコロ変わって語られるから、誰目線の話しだっけ?と途中分からなくなった。
    そういう意味ではやはり破茶滅茶...続きを読む
  • 初恋さがし(新潮文庫)
    きっともう一回読めば、ちゃんと理解?もう少しわかるんだろうけど、それをしたいなぁって思うほどではない。
    ちょこちょこ、えーっ!?って感じることはあれど、あれ、この人どこで出て来たっけ?って思ってしまった。
  • 6月31日の同窓会
    私は女友達がほとんどいない。というか男友達も含めて、友達というものがほとんどいない。はっきり言うと、2人、だ。
    友達という概念は人それぞれ違うと思うけれど、私には深く狭くが1番心地がいい。
    何度も引っ越しているというのもあるが、こんなだから、同窓会というものに参加したことがない。案内すら届いたことが...続きを読む
  • お引っ越し
    解説も含めて楽しめるサイコミステリー。
    全部の話が少しずつリンクしていて、最後は解説でなるほど!と思うことも。
    短いので二日で読み終わった。
    どの話も不気味だけれど、結末はまぁまぁ予想出来るのでそこはマイナスポイント。
    不穏な空気漂う会社の電話番のパートを始めた主婦の話の「机」が好きだった。
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実
    多分、藤子さんが主人公の小説が先に出ていたのかな?これから読んでしまったからわかりにくかったけど、とにかく複雑な人間関係だった。。
  • みんな邪魔
    単行本化前の更年期少女ってタイトルすごいな、、。でもまさにそんな感じで、おしゃれに気取っていても実際は普通のおばさまたちが、昔の漫画のファンクラブで楽しんでる。そこで起こるドロドロ。
    イヤミスですが、漫画家の正体とか、殺人事件も絡んできてなかなか面白かった