真梨幸子のレビュー一覧

  • ツキマトウ 警視庁ストーカー対策室ゼロ係

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    最後に繋がる系の話は好きなので面白かった!

    ほぼ一気読みだけど途中の猫のやつだけん〜て感じだったかな…
    サイコパスだらけでよかった

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    2021年07月17日
  • あの女

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    冗長だと思う描写もありながら、目が離せず次へ次へと読み進めてしまう。
    結局人間は妬み嫉みという負の感情に惹かれてしまう、自分もそうだなと感じた。
    夢か現かわからない部分もあり、整理が難しくちょこっと読むのが疲れるかも。

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    2021年07月17日
  • あの女

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    イヤミス系好きです。

    途中で視点が変わるので、どういうこと?となるときもあったけど、1人1人の女の嫌なところが出てて良かった。

    あと
    「生きるという行為そのものが欲や嫉妬や悪意や殺意に集約されるんです。一方、無欲や寛容や善意や慈悲は、むしろ社会的に作られた要素だと思うんです。」

    という部分が非常に腑に落ちた。

    嫉妬とか悪意ばかりの自分が嫌になるけどそれが人間の根本だと思ったら、性格悪い自分に自己嫌悪しなくなるな、って。それが人間なら仕方ない!と納得w

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    2021年07月15日
  • 祝言島

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    ネタバレ

    ほぼ一気読みしちゃった。読みやすいし引き込まれた。
    イヤミスだけどイヤじゃない…イヤなんだけどイヤじゃない…イヤだけど読まされちゃったな。

    また読み直したくなっちゃう一冊!

    あと内容と全く関係ないのですが小学館文庫って紙がちょっとツルツルしてるのかな?気持ちよかったです。

    追記:読み終えてすぐに、ちょうどTVでロボトミー手術の特集を見る機会があり、それを見たらうわあ、本当に本当だったんだ!という気持ちがわき出た。
    アイスピック状の手術道具や、眼窩の奥の頭蓋骨の薄い部分に穴を開けるなどなど…。
    細部を知ったら、より恐ろしさが増したし、再読したくなりました。

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    2021年06月30日
  • イヤミス短篇集

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    1999年の同窓会
    いつまでも、仲良く
    シークレットロマンス
    初恋
    小田原市ランタン町の惨劇
    ネイルアート

    の5作品が収録されている。

    どれも、救いがない、だから心地が良い。
    私は、ネイルアートが好き。

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    2021年06月07日
  • 向こう側の、ヨーコ

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    ネタバレ

    A面とB面のヨーコ。
    向こう側はパラレルワールドなのかしらと思っていたらまさかの別人。
    面白かったぁ。

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    2021年05月29日
  • ツキマトウ 警視庁ストーカー対策室ゼロ係

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    真梨幸子『ツキマトウ 警視庁ストーカー対策室ゼロ係』角川文庫。

    今月は『祝言島』に続き2冊目の真梨幸子。連作短編風ストーカー・イヤミス小説。真梨幸子がついに警察小説形式のイヤミスを書いたのかと期待したのだが、いつも通りの作風だった。『警視庁ストーカー対策室ゼロ係』は脇役的にしか登場しない。

    様々な偏執的なストーカーによるストーキングの形が連鎖していき、全てが一本の糸でつながるという技巧的な作品。

    『警視庁ストーカー対策室ゼロ係』が捜査協力を依頼する『先生』の正体は……

    登場人物同士の複雑怪奇な関係性は相変わらずで、それを理解するのに少し疲れるが、あくまでもそれが真梨幸子のイヤミスを堪能

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    2021年05月22日
  • 人生相談。

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    短編集かと思いきや、全てが繋がっていて、さすが真梨幸子!と思いました。
    登場人物も多く、昔と今を行ったり来たりするので、整理しながら読むのが大変ですが、とても面白い作品です★

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    2021年05月19日
  • 祝言島

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    真梨幸子『祝言島』小学館文庫。

    過去と現在の時間軸と登場人物の相関、ストーリーがかなり入り組んだ真梨幸子らしいイヤミス。

    余りに伏線が多く、ラストに至るまで右へ左へとストーリーがうねり、本当に納得のいく結末まで辿り着くのかと不安ななるのだか、それは杞憂に終わった。

    2006年に新宿と赤坂で起きた連続殺人事件の犠牲者、演劇会のカリスマと呼ばれる一ノ瀬マサカズ、元ポルノ女優の七鬼百合、女優の国崎珠理を巡る恐るべき因縁の背後にある『祝言島』の真実とは。ラストに全てがつながるという非常にテクニカルな小説。

    本体価格830円
    ★★★★

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    2021年05月12日
  • ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで 万両百貨店外商部奇譚

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    これこれ真梨幸子って感じのイヤミス感。
    最初はちょっとした人間関係の拗れとかすれ違いを軽いタッチで書いている作品かなっと思ったけど、後半色々な人間関係が絡んできて、良いミステリになってきた。

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    2021年05月03日
  • 女ともだち

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    ドロドロ〜。
    おもしろ〜い。

    でも人間関係が複雑すぎて最後のオチに怖さがあるんだろうけど、その怖さが理解出来ずよく分からなかった、、、。

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    2021年04月25日
  • お引っ越し

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    短編集ということで読みやすいです。
    帯に「あれ?と思って読み直してゾッとする」「必ず解説まで読んでください!」とかなり期待を煽る文句があったので解説を楽しみにしていたのですが、期待しすぎたのか、私の理解が足りないのか、9割くらい「んー。気づいてたけど??」となりました(笑)
    でも普通に楽しく読める小説です☆

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    2021年04月14日
  • 女ともだち

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    お得意のタワマン&女のしがらみ満載です!
    途中までは週刊誌の一読者のような、野次馬心満載で読み進められますが、最後は切なすぎます…
    子どもへの虐待、ダメ、ゼッタイ!

    ところで真梨さんの中でタワマンが成功の象徴なのでしょうか?笑
    私は一軒家の方が好きです(←どうでも良い話)笑

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    2021年03月30日
  • 深く深く、砂に埋めて

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    有利子みたいな女性とは関わりたくない!と思う反面、生い立ちが可哀想すぎて、手を差し伸べたくなる複雑な気持ち…
    映画化するなら沢尻エリカでやってほしいな。

    あと真梨さんにしては珍しくタワマン&女のしがらみが出てこない小説です笑

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    2021年03月30日
  • アルテーミスの采配

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    AVという題材をうまく使って、興味が先に、ミステリーが後から追ってくる展開。面白かった。続編ないのかな。

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    2021年03月16日
  • お引っ越し

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    ★★★★
    再読本。
    改めて読み返したら怖かった。
    夜読みたくないくらい。
    前回はよく考えず興味のままにどんどん読み進めていたけど、「机」の本当の持ち主と「壁」の本当の犯人をよく考えて読むととても怖い。

    全部の話がリンクして、解説まで面白い。
    殺人鬼フジコの時もそうだったけど本一冊を通して全てが作品なのは真梨先生ならではだなと思う。

    読み終わったあとは家の軋みも怖い。
    お隣も怖い。
    引っ越しするのも怖い

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    2021年03月10日
  • 孤虫症

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    ネタバレ

    まさかの結末だった。怪しい人が、麻美→奈美→(夫→アコ→山下らへんの主婦→梶原)とどんどん変わるから何を信じればいいか分からなくなってた。やばい人だと思ってた麻美はそこまでやばくなくて、実際には梶原やマンションの主婦がおかしい人だったのには驚いた。色んな登場人物の中身を色んな角度から見れた気がする。一つの角度からでは見えないこともあると思った。確かに主婦たちの不穏な空気は感じてたけど、まさか最終的に主婦たちが主犯だとは思わなかったし、アコがこの話のキーになるとは思わなかった。「孤虫症」っていうのも最初はなんかの比喩みたいなものなのかなって思ってだけど、実際に存在するとは思わなかった。あと最後人

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    2024年12月06日
  • 私が失敗した理由は

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    久しぶりにめちゃくちゃ疲れる読書だった。
    読後感は、やり切った…
    とにかく登場人物が多い、そして関連事項が多いため気を張って読む必要がある!

    ただ最後にスッキリ繋がったことと、真梨さんの遊び心が好きなので、読後感は良し。
    とても!おもしろかったです…。
    最後ホラーだったけど。

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    2021年02月23日
  • ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで 万両百貨店外商部奇譚

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    ここの所軽くて明るい話ばかり読んでいたので、久しぶりにどっぷり重い話が読みたくなり積読消化。中盤までは割と?コミカルな話が続きますが、以降は重いイヤミスが続いていい感じです。マネキンなるほど、となりました。

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    2021年02月22日
  • イヤミス短篇集

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    真里幸子さんのイヤミスエッセンスを感じることができる軽い読後感
    隙間時間に読むのにちょうど良い
    「初恋」この手の話は食傷気味な筈なのに気持ち良いくらい書き手の思うとおりヤラれてすっきり

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    2021年02月22日