真梨幸子のレビュー一覧

  • ノストラダムス・エイジ
    『ノストラダムスの大予言』刊行から50年。世紀末の厄災が再び?…
    東京郊外で15人の遺体が発見された。当初は集団自殺とみられたが、他殺の可能性が浮上…
    時系列が複雑で追うのが大変だけど、登場人物が少ないのでサクッと読めました。真梨幸子先生好き。
  • みんな邪魔
    今まで読んだ本では味わえなかったへんなざわつきを感じる本だった。
    ミスリードにしても描写的に若干無理があるように思えた結末だったが驚かされた。
    どろどろした人間関係だけでなくミステリー要素も含んでいて面白く読めた。
  • 4月1日のマイホーム
    いわく付きの土地に建てられた分譲住宅、そこで起こるのは隣人トラブルか土地の怨念か、という話。え、ほんまにこんなことになんの?と半信半疑になった。ある意味真相を知ってからめちゃくちゃ怖くなる、すぐに調べるくらいには。予想外の所から殴られた感じ。
  • 縄紋
    最近YouTubeで縄文時代の都市伝説の解説を観たばかりだったので、都市伝説的目線で読み進めた。
    YouTubeで、この世は疫病戦争天災滅び、、そして再生、その繰り返しだと言っていた。アトランティスやムー大陸が例。まさにこのお話と被るところがあって興味深かった、、そして現実世界でもまさにコロナ、戦争...続きを読む
  • 一九六一 東京ハウス
    真梨幸子さんの本は、中毒性がある。
    不気味なんだけど読むのをやめられず、新刊が出ればまた読んでしまう。

    この作品も、人が抱いてしまうイジワルな気持ちを利用して、その裏をかくっいう、バラエティーじゃなく笑えないドッキリ番組のよう。

    負の感情がポッとわき出る事は誰にでもあり、多くの人は理性でひた隠し...続きを読む
  • ノストラダムス・エイジ
    いつもの真梨幸子!って感じです(笑)
    真梨幸子さん好きならそれなりに楽しめると思います。後味の悪さもいつも通り✨
  • 4月1日のマイホーム
    東京都S区の分譲住宅「畝目4丁目プロジェクト」。
    念願の新居に越してきた住人たちに不穏な出来事が襲いだす。小見出しに日付がふってあるのでこれがカギになるのかな。ぞくぞくと人が死んでいくのだけれど、主婦同士のやりとりがちょっとツボにはまって笑えた。サクッと手軽に読み終えた。
  • ノストラダムス・エイジ
    1999年7月生まれのオカルト好き「世紀末五銃士」。東京小金井市で起きた集団自殺事件から逃れた生き残りが、その真相を解こうとする。

    真梨さんなので、仕掛けは山ほどあるし、一筋縄ではいかないんだろうか、とは思いました。が、結末に「どんでん」はなく、そこに落とし込んだか〜という感じでした。
  • まりも日記
    以前NHKの猫番組に出演していたのを見て、とても印象的だった作家さん。本屋さんでこの本を見つけ、思わず手に取った。
    冒頭の『まりも日記』に真梨さんの面白さが溢れていて好き。
  • ノストラダムス・エイジ
    ノストラダムス!懐かしさと今さらな題材に惹かれました。
    オカルト系ユーチューバーの呼び掛けにより集まった
    1999年7月生まれの5人。
    そして、小金井市で起きた十五人集団自殺でメンバーの1人が巻き込まれる。
    本当に集団自殺なのか?はたまた殺人事件なのか。
    さらに別の殺人事件や失踪も起きてしまう。

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  • ノストラダムス・エイジ
     真梨幸子さんの作品…どうしてかなぁ…ホント真梨幸子さんの作品って、見つけると読みたくなっちゃうんですよねぇ…!読みだすと、止まらない…!!すごく読みやすいし、次の展開が気になる…んだけど、この作品もなんだが、よくわからない感じのまま読み切りました(汗)。

     五島勉さんの「ノストラダムスの大予言」...続きを読む
  • ノストラダムス・エイジ
    ノストラダムスかぁ…そんなには興味ないんだよなと思いつつも、「呪われし1999年7月生まれ――東京郊外で発見された15人の遺体。胸に抱かれた預言書には、「人類滅亡の章」にしおりが挟まれていた。当初は集団自殺とみられたが、他殺の可能性が浮上。被害者には、1999年7月生まれのオカルト好きが集まる“世紀...続きを読む
  • ツキマトウ 警視庁ストーカー対策室ゼロ係
    イヤミス度合いは弱め。
    タイトルからもっと怖いものかと思ったけれど…。
    ヒントも分かりやすくて、答え合わせをしながら読む感じ 。
    短編だけど少しずつ繋がっている。
  • 初恋さがし(新潮文庫)
    短編かと思いきや、繫がっていて伏線が散りばめられていました。読後にまた人間関係を確認しながら再読したいと思う作品でした。
  • 初恋さがし(新潮文庫)
    いつか自分のことを恨んだり憎んだりする人が現れるのではないかと思うくらい、
    普通に生きてた人たちが巻き込まれていて
    だけど、どれも確実に対岸の火事なので
    やはりイヤミスはこうでなくちゃ、という感じ。
  • ノストラダムス・エイジ
    真梨さんの「6月31日の同窓会」「女ともだち」が好きで読みましたが、今回はミステリ、サスペンス、SF、オカルト、その他はYouTubeとか、近代的な犯罪など話題がてんこ盛りで、こんな作品も書かれるのか!と新鮮。
    会話文が主体なので読みやすい。
    タイムリープ要素は、混乱しそうで、意外にわかりやすいから...続きを読む
  • 殺人鬼フジコの衝動
    人に嫌われてはいけない。

    集団行動が重要視される学校という社会において目立ってはいけない感覚的に私が学んだこと。
    フジコの人間関係には同情と共感ばかりで背景を考えるともちろん許せない部分もあるが悲しい物語だなと感じた。
    終始重い空気感で話が進んでいくがその独特の世界観にあっという間に読み切った。
  • 4月1日のマイホーム
    うーむ。相変わらず登場人物が多すぎる。
    A〜E地区の住人だけの話にしてくれたら
    分かりやすいのになぁ

    タイトルに「マイホーム」とつけてる割には
    「マイホーム」じゃない人達が登場してくるし
    もうちょっと統一感がほしかった

    4月1日をテーマに物語を書きたくなって
    後付けで色々設定したんかなぁ?とも
    ...続きを読む
  • 坂の上の赤い屋根
    物語の展開というか、描く目線がどんどん変わっていって、なにが真実でどこが妄想なのかその境界線に自信が持てなくなる。振り回され続けた。
  • 初恋さがし(新潮文庫)
    短編かと思ったら繋がっていた。
    登場人物が多かったり時系列がバラバラだったり、これの主語は誰だってなったり混乱しましたが、最後ゾクってするし伏線が多くストーリーがとても細かい。
    そして登場人物の誰1人にも共感できへんのがすごい。