真梨幸子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ結末ははっきり書かれていてモヤモヤすることはないがそこにいくまでの展開が二転三転してしっかり読まないと置いていかれそうになった。リアリティショーに参加した家族の印象が薄いし、誘導されたからって不倫までするのか?最後も奥さんがおかしくなって家族皆殺すというのも違和感。旦那さん全然出番がなかったからモラハラストーカー男というイメージしかないし、長女の性格は唐突すぎた。参加家族は事件には関係ないから深掘りしなかったのかもしれないが、この家族の変化に違和感を感じながら読んでいたからいまいち入り込めなかった。個人的には現代の家族が昭和にタイムスリップするという設定だけでも面白いからそこに殺人を絡めない話
-
Posted by ブクログ
小説家らの嫉妬や恨みが、マンションの一室を中心に入り乱れるサスペンス。作中の謎めいた管理人の挿入説や誰のものかがわからない邂逅の描写が、最後の章で明解になるのは圧巻だった。タイトルを含め最後まで誤解させられ爽快でもあった。
他人との比較で嫉妬を感じるのは、結局のところ自身の評価の不安定さがもらたらしていることに気がつかない。「あの女」は「こういう女」とラベリングが暴走してしまう。
世間がSNSやゴシップニュースに沸くのは、こういう悪意にもかかわらず、なぜか気になり見てしまうという人間の心理が描かれている。
しかもこの本のように、単純な人間関係の間だけではなく、複雑な様相を示すことも多いのだろ -
-
-
-
Posted by ブクログ
【2026年52冊目】
イヤミスで知られる真梨幸子さんのエッセイ集。猫を買うがタイトルにはなっていますが、実際に猫が出てくるのは中盤を過ぎてからになります。名の知られた小説家さんって、どんな暮らしをしているのかなと思ってましたが、いやはや、甘いものじゃないですね。売れない若手芸人さんばりに、アルバイト三昧の日々。しかも年齢が高齢化するにあたって、どんどん雇用条件も厳しくなっていく。
ただ、一回のヒットで、結構がらりと変わるのはちょっと夢があるなと思いました。それでも、それだけで生きていけるわけではないのですが。
お金がないことや、一人での生活が主題で、どうしようもなく落ち込む時もある、みた -
Posted by ブクログ
錚々たる作家陣によるアンソロジー。どれも読み応えあった。
殺戮〜を読んだばかりだったのでどういう系統かは想定できていたけれど、いずれもトリックが面白い。
真梨幸子さんと歌野晶午さんのが特に好きだった。
我孫子武丸「切断にいたる病」
またエログロか!と読んだ瞬間思った。もはやこの人苦手意識芽生え始めてる。ただ話としてはそうきたか、があって面白かった。
神永学「欲動にいたる病」
高校時代心霊探偵八雲読んでた!懐かしい。
最後の部分が最初に繋がる感じは殺戮オマージュなのかなと思った。
背筋「怪談にいたる病」
どうしても近畿地方的な怖さを求めてしまう
アンソロ3人目なのにそういうことか、を懲りず