真梨幸子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
リアリティショーを題材にした作品だが、単なるサスペンスではなく、現代のSNS社会やコンプライアンス、視聴者心理まで絡めた内容で、よくここまで踏み込んで書いたなという印象が強く残った。
序盤からテンポが良く、一気に読み進められる読みやすさがある一方で、番組側の演出や登場人物の行動には「そこまで都合よく進むだろうか」と感じる場面も多く、リアリティラインには最後まで乗り切れなかった。
終盤は怒涛の展開で次々と真相が明かされるが、どんでん返しを重ねたことで驚きよりも情報整理が優先になってしまい、読後は「ギリギリ理解できた」という感覚。もう少し余韻を持って真相を受け止められる構成なら、さらに評価は変 -
Posted by ブクログ
ガチガチのイヤミス。
目をそむけたくなるほど刺激的で、容赦のない描写の連続に、何度もページを閉じそうになりました。
それでも「なぜここまで描き切るのか」と引き込まれ、何とか読み進めていくうちに、物語の底に隠された緻密なミステリ要素に気づかされます。
危うく、ただの衝撃作として読み流してしまいそうになるほど、自然かつ巧妙に仕掛けられた構成には本当に驚かされました。
ただのイヤミスではないところ、この本が人気である理由がわかる気がします。
感情を揺さぶられる読書体験をしたい方、一筋縄ではいかないミステリを探している方におすすめしたい、強烈なインパクトを残す作品です。 -
Posted by ブクログ
はじめは淡々と進んでいき、
個々の章で出てきた人物(カタカナ→漢字へ)を結び付けながら読み進めていく感じでした。
女子校ならではの"下の名前"や"あだ名呼び"により、キーマンを分かりにくいようにしている。
個人的には後半三分の一くらいからが面白くなった。
・まともそうに見えた人が一番やばく、
・犯人っぽい人が身近にいて、
・学園の外部入試組の新事実が衝撃的だった。
女ならではのドロドロ、偏見、見栄。
すべて混ぜこぜな感じ。
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●あらすじ
蘭聖学園という、初等から短大まで一貫女子校。
(地元では -
Posted by ブクログ
ほぼ10年振り真梨幸子の14冊目。イヤミス小説の女王と言えば、湊かなえよりも真梨幸子を推している。湊かなえは読まず嫌いなのかな、世間では圧倒的に湊かなえが人気がある。読まない原因は、ベストセラー『告白』がピンとこなかったから。
表紙からしてホラーテイストを感じる。さぞかし、おどろおどろしくおぞましいお話なのかと...内容は1961年の時代を再現した、テレビのリアリティショー参加募集から、二組の家族が選ばれる...実はその裏では、別の脚本があり極秘に事が運ばれていたのだった。テンポ良く話は進み、後半の予想を裏切る種あかしも、ヒネリは効いていたのだが、今一つ感がぬぐえない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ結末ははっきり書かれていてモヤモヤすることはないがそこにいくまでの展開が二転三転してしっかり読まないと置いていかれそうになった。リアリティショーに参加した家族の印象が薄いし、誘導されたからって不倫までするのか?最後も奥さんがおかしくなって家族皆殺すというのも違和感。旦那さん全然出番がなかったからモラハラストーカー男というイメージしかないし、長女の性格は唐突すぎた。参加家族は事件には関係ないから深掘りしなかったのかもしれないが、この家族の変化に違和感を感じながら読んでいたからいまいち入り込めなかった。個人的には現代の家族が昭和にタイムスリップするという設定だけでも面白いからそこに殺人を絡めない話