真梨幸子のレビュー一覧

  • 殺人鬼フジコの衝動

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    ネタバレ

    救いのない話が延々と続き、登場人物に対して胸糞悪くなっていきます。

    序盤から中盤にかけては、フジコの両親、Kくん、クーコ、みさりん、ノンノン、コサカさん、裕也、杏奈、記者の人、終盤にかけては、裕也の両親、小野田さん、茂子(叔母さん)、コサカさんのお母さん…。

    この中でKILLしてもいいと思うのは、フジコの両親、Kくん、裕也くんくらいかな。

    正直に言うと、死んで溜飲が下がったのは上記の人たち。

    共通項としては、上記の人たちは、人間の(この小説ではフジコへの)「尊厳」を一定のラインを越えて蹂躙していると感じたこと。

    でも、フジコが殺めたのはそれとは別の人たちでもありました。コサカさん、美

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    2026年08月15日
  • 三匹の子豚

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    全然関係ない世界が次第に近付いてくるわくわく感が好き。
    ページ数は多くはないが人間関係が複雑でちゃんと読まないと置いてけぼり感が……と思っていたら最後の方に相関図があったから脳内の整理ができた。
    いやにタクシーの描写が出てくるなと思ったらオオカミでしたか。
    男の人はモテすぎ!次女と三女は交流があったからそこで繋がるのはわかる。でも長女は?実は長女も他の姉妹と繋がりあったのか?
    そうじゃなければ、偶然出会って関係をもつっていうのはいささか強引。
    その上娘もとってなるといくらお話でもちょっとなー。
    出てくる子供の名前は皆季節になっているけどこれは特に意味がなかったのだろうか。

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    2026年08月14日
  • 坂の上の赤い屋根

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    実写を見てなんだかしっくり来ず原作を読もうと思って見たが、小説そのままを実写化していてほぼ正確に再現されていた。

    最後で一捻りあるが、ことの流れが急すぎて結局真相はなんだったのか?と実写の方でも感じたが、小説側も似たような雰囲気を感じた。

    主犯の女の子の話が色々出てくる割には本人の心情や具体の話はあまり出てこずで、そこの掘り下げや事実何がどうなったのかをもう少し知りたかった。

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    2026年08月13日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    ネタバレ


    終盤にKくんが出てきたところで、すっかりその存在を忘れており、「こいつ誰だっけ?」と序盤に戻りました。
    フジコの恋人の裕也について、杏奈との馴れ初めが書かれてなかったので、なぜそんなに杏奈にこだわるのか理解できませんでした。
    フジコの印象については、『ハサミ男』(殊能将之)よりも『リカ』(五十嵐貴久)のほうが感覚としては近い気がします。
    愛した男ですら、邪魔になればいとも簡単に片付ける。
    怒りに任せて「煩い!」だの「死んじゃえ!」だの連呼する。
    この辺りがとくにリカっぽいと思いました。
    リカの場合は、モードに入ると、句読点なしで呟きまくり、最後の方には同じ言葉を連呼します。
    物語終盤の連続殺

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    2026年08月12日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

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    ネタバレ

    文字になっていない部分に薄ら寒い恐怖がありました。
    恐怖(1)学生の下田健太が担任を教室に閉じ込めてリンチした場面。
    担任の呻き声と流血の描写、その後の飛び降り自殺の流れから、一体密室で何されたんだ?
    恐怖(2)村木里佳子が、下田家で壁越しにきいたタカダさんの断末魔の叫びが途切れたところで「あ、死んだ」と悟るところ。
    恐怖(3)Gテレビが下田茂子の家を盗撮していることがわかった場面で、吉川サツキが井崎に言った「村木さんが体を張ってるってことよ」の台詞。
    具体的な描写はないですが、カメラが仕掛けられたキッチンに映ってないところで、村木里佳子が下田健太に何をされているか想像したら寒気がしました。

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    2026年08月12日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

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    下田健太が残酷すぎる…。しかも藤子と違って、語り手ではないから感情や背景がわからない。胸糞悪いだけだった。次でそのあたりも明らかになるのだろうけれど…。前作の設定のいくつかをどんでん返しされた。しっくりこない部分もあるけど、2人の育ての親の特徴を、藤子はしっかり引き継いでいたのだなと思った。ここに下田健太の行動理由はうっすら表れてる。
    現実でも身体の一部を削ぐ行為はよくあるけど、フェチで集めたいわけではなく、マーキング的な行為?人間ってその純粋な残虐性がどこまでも闇深い。

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    2026年08月12日
  • 新しい法律ができた

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    超短編集。
    こういったいろんな作家さんが書いている短編集を読んで、新しい作家さんとの出会いを見つけることができるのも良いところだと思います。
    ロマンスもミステリも理論も、いろいろな味付けの作品がありました。
    自分的に赤川次郎さんの超短編なんて読んだことなかったのですが、さすが面白かったです。

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    2026年08月03日
  • 極限団地―一九六一 東京ハウス―(新潮文庫)

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    リアリティショーを題材にした作品だが、単なるサスペンスではなく、現代のSNS社会やコンプライアンス、視聴者心理まで絡めた内容で、よくここまで踏み込んで書いたなという印象が強く残った。

    序盤からテンポが良く、一気に読み進められる読みやすさがある一方で、番組側の演出や登場人物の行動には「そこまで都合よく進むだろうか」と感じる場面も多く、リアリティラインには最後まで乗り切れなかった。

    終盤は怒涛の展開で次々と真相が明かされるが、どんでん返しを重ねたことで驚きよりも情報整理が優先になってしまい、読後は「ギリギリ理解できた」という感覚。もう少し余韻を持って真相を受け止められる構成なら、さらに評価は変

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    2026年08月02日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    ガチガチのイヤミス。
    目をそむけたくなるほど刺激的で、容赦のない描写の連続に、何度もページを閉じそうになりました。

    それでも「なぜここまで描き切るのか」と引き込まれ、何とか読み進めていくうちに、物語の底に隠された緻密なミステリ要素に気づかされます。
    危うく、ただの衝撃作として読み流してしまいそうになるほど、自然かつ巧妙に仕掛けられた構成には本当に驚かされました。

    ただのイヤミスではないところ、この本が人気である理由がわかる気がします。

    感情を揺さぶられる読書体験をしたい方、一筋縄ではいかないミステリを探している方におすすめしたい、強烈なインパクトを残す作品です。

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    2026年08月01日
  • 波乱万丈な頼子

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    真梨幸子だなぁ〜って感想、この人のはどれもそうだけど文章なんだけど漫画の吹き出しが合いそうな感じで。スルスル読めてあっという間に読み終わるんだよな。
    今もあいつらの末路読んでるけどおもろいね。また後で感想書きます

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    2026年07月27日
  • 6月31日の同窓会

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    はじめは淡々と進んでいき、
    個々の章で出てきた人物(カタカナ→漢字へ)を結び付けながら読み進めていく感じでした。
    女子校ならではの"下の名前"や"あだ名呼び"により、キーマンを分かりにくいようにしている。

    個人的には後半三分の一くらいからが面白くなった。
    ・まともそうに見えた人が一番やばく、
    ・犯人っぽい人が身近にいて、
    ・学園の外部入試組の新事実が衝撃的だった。

    女ならではのドロドロ、偏見、見栄。
    すべて混ぜこぜな感じ。
    ―――――――――――――――――――――――――――――
    ●あらすじ
    蘭聖学園という、初等から短大まで一貫女子校。
    (地元では

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    2026年07月22日
  • ●●にいたる病

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    『殺戮にいたる病』に捧げられた、珠玉のアンソロジー。豪華な作家陣が名を連ねる。
    各作家さんの個性がそれぞれ輝いた作品達でした。様々な病が描かれてます。どれも面白かったが、特に我孫子先生と歌野先生の作品が良かった。

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    2026年07月17日
  • 極限団地―一九六一 東京ハウス―(新潮文庫)

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    ほぼ10年振り真梨幸子の14冊目。イヤミス小説の女王と言えば、湊かなえよりも真梨幸子を推している。湊かなえは読まず嫌いなのかな、世間では圧倒的に湊かなえが人気がある。読まない原因は、ベストセラー『告白』がピンとこなかったから。

    表紙からしてホラーテイストを感じる。さぞかし、おどろおどろしくおぞましいお話なのかと...内容は1961年の時代を再現した、テレビのリアリティショー参加募集から、二組の家族が選ばれる...実はその裏では、別の脚本があり極秘に事が運ばれていたのだった。テンポ良く話は進み、後半の予想を裏切る種あかしも、ヒネリは効いていたのだが、今一つ感がぬぐえない。

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    2026年07月17日
  • 極限団地―一九六一 東京ハウス―(新潮文庫)

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    素材が微妙なのもあるのか、導入からあんまり引き込まれないんだけど二転三転の展開など結末に向けては楽しめた部分はあった。

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    2026年07月15日
  • あいつらの末路

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    真梨さんの作品に必ずといっていいほど登場する常に何かにイライラしているババア達がバブル期にできた地方のニュータウンで起こる殺人事件と過去の未解決事件を追いつつ、毎度のことながら女特有のドロドロ、ギスギス感たっぷりで解決していくミステリー。

    真梨さんらしい作品。
    とっても読みやすい。

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    2026年07月10日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    一番似たくない母親に似ていくフジコ

    その過程が現実離れしすぎてて、入り込みきれなかった


    2026年 38冊目

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    2026年07月07日
  • あいつらの末路

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    目次から短編なのかなと油断して読み始めたら、全然短編じゃなかった…。話の展開、チョイスが真梨さんらしい。

    熟年の婚活詐欺、郊外のニュータウン殺人事件、女の二面性…嫌な展開がてんこ盛り。実際あったら困るけど、小説では楽しめる。
    不穏な終わりかたも良かった。

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    パワーカップルの末路
    ニュータウンの末路
    おひとり様の末路
    女子高生の末路
    嫌な女の末路
    復讐の末路
    初恋の末路

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    2026年07月06日
  • ●●にいたる病

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    短編集なのでサクサクと読み終わった。
    どんでん返しになるように話が進められているのだけど、1話ずつが短いので少し消化不良だなあ。
    しあわせにいたらぬ病は好きだった。

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    2026年06月20日
  • 三匹の子豚

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    序盤からイヤーな雰囲気がプンプン。
    その後の展開にわくわく。
    複雑に絡みあった人間関係が最後にはキレイにまとまって立派なイヤミスの完成。
    面白かったです。

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    2026年06月19日
  • ●●にいたる病

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    我孫子さんあまり読んだことなく、グロさに引いた。ぞわぞわじめじめする作品の中、真梨さんの「コンコルドにいたる病」は様子が違って好み。

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    2026年06月18日