【感想・ネタバレ】インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2021年01月16日

前作と合わせて相関図を書きながら読むことを強くおすすめします。
また、前作からあまり間を開けずに読んだ方がいいです。
とにかく登場人物が多く、ぐちゃぐちゃに掻き乱して...というのが真梨幸子さんの特徴ですが、本作は特にその色がよく出ていました。
読んでいくうちに点が線になる感覚がこれほど恐ろしいもの...続きを読むかと、唖然としています。
胸騒ぎの中、読み進めるべきか迷いながらもページを捲る手が止まることはありませんでした。
どんな登場人物も、それに関係する出来事も、全てが伏線だと思って読みました。
こんなに怖い話、もう読みたくないですが、真梨幸子さんの作品以外読めなくなってしまうというのも事実。
本当によくできた残虐な、エログロでした。

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Posted by ブクログ 2020年12月28日

イヤミスです…途中から救いを求めて読んでいました。最悪の結果ではなかった(個人的に)ものの、胸に異物を埋め込まれたような違和感が残ります。ですが面白いです。真梨にハマりそうです。

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Posted by ブクログ 2020年11月28日

まだ楽しませてくれるのか!!!!と思った

初めの方は前作のキャラクターが出て来なさすぎてどこで繋がるんだ……と思っていたけど、後半の怒涛の勢い、そして明かされるあの子の正体!
本当に良かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年03月04日

『殺人鬼フジコの衝動』の続編。
前作の首謀者だった茂子と小坂が登場する。

<はじまり>
静岡県Q市のSケ丘団地の一室に集められた男女7人が凄惨なリンチ及び殺害されたという事件が起きた。
犯人は下田健太と藤原留美子。
留美子は罪を認め無期懲役を言い渡されるも拘置所内で自殺。
下田は無罪を主張し証拠不...続きを読む十分で無罪判決を勝ち取る。


<人物>
下田健太
母親は茂子(フジコの母の妹)。
児童ポルノDVD制作会社、ソーラーシステム委託販売会社、など詐欺まがいの事業をするも借金を負い、逃れるために内縁の妻である留美子と共に茂子のツテでSケ丘団地に隠れ住む。そこで不特定多数の人間を監禁し口座から預金を引き出す計画を立てた。

藤原留美子
芸名・小川ルミとしてアイドルデビューするもハメ撮りビデオが流出しAVへ。その後再現ドラマを中心に女優活動を続けるも妊娠が発覚(父親はナゾ)。その頃下田と出会い行動を共にすることになった。

藤原武雄・久恵
留美子の両親。
行方不明だった留美子を捜索中にSケ丘団地を突き止めるも、団地内で留美子によって殺害される。

北野友莉
12歳のときに下田にスカウトされ児童ポルノDVDに出演。25歳のとき下田にDVDをネタに脅迫。さらにSケ丘団地に呼び出され監禁され、左耳と左手の指を切断される。その後近くの駅で保護され事件を証言したことにより今回の事件が発覚した。

北野正・月子
友莉の両親。
ポルノDVDをネタに下田から金を無心され支払う状況が続く中、下田から友莉を預ってるから引き取りに来いとSケ丘団地に呼び出され監禁。その後下田によって殺害された。

ハヤシダ
下田の愛人で友莉の左耳と左手の指を切断した張本人。下田によって殺害された。

みっちゃん
詳細不明の女で下田がSケ丘団地に来る前から住んでいたらしい。下田の性のはけ口となっていが、下田によって殺害された。

ミノル
留美子が産んだ男児。下田によって殺害された。

※下田の犯行はすべて留美子と友莉の証言で証拠はない


<あらすじ>
一審で無罪判決となり現在控訴中の下田の母・茂子から月刊グローブにインタビューに応じる旨の連絡が届く。
ただし条件として新進構成作家・吉永サツキを同行させるようにとのこと。

喜び勇んで月刊グローブの井崎智彦と村木里佳子は吉永に連絡を取り、共に茂子にインタビュー場所として指定されたSケ丘団地に向かった。

そこに現れたのは団地の管理人・小坂初代。
彼女に案内され茂子と対面するが、些細なことでインタビューは翌日にすると言われる。
しぶしぶ茂子の家を出て3人が食事したとき、吉永から今回同行されることになった推測を聞かされる。

前作の小説「殺人鬼フジコ」は、作者でありフジコの娘である美也子が失踪したことにより頓挫したが、美也子の担当編集者が吉永の兄だった。
その原稿を読んだ吉永はドラマ化に着手。
主人公フジコを藤原留美子が演じ撮影は無事終了。
でも放送直前に茂子からのクレームで中止になってしまったと。
以降吉永は一連の事件を追っているとのこと。

そして翌日、
茂子の家に3人は向かうが、なんだかんだでインタビューを断られる。
その翌日も。さらに翌日も。。

その間も下田の控訴期間は着実に迫っていた。
インタビューで下田が犯人だという証拠を掴もうとしていた吉永は過去のインタビュー資料を読み調査を進める。
月刊グローブの井崎智彦も別方面から調査を開始。
村木里佳子は茂子に気に入られ茂子宅に泊まりこむことに。

4日目、
里佳子は茂子宅で下田と対面。
里佳子は情報を聞き出そうとするが、言葉巧みにかわされる。
町へ出るという里佳子のために下田が車で送ることに。
しかし下田が向かった先は森の中。
車内で殺人犯と2人きりという恐怖で固まる里佳子。
下田は里佳子をレイプする。。。

その後、
里佳子は茂子宅に監禁される。
井崎は里佳子に連絡つけようとするが携帯はつながらず、インタビューを断られ続けているので茂子宅に里佳子がいることも知らず。
吉永はついに下田が殺人犯である証拠を掴んだ!

そんな中、検察は証拠不十分で控訴を断念したとの一報が入る。
下田の無罪が確定した。。。


<オチ>

下田の無罪確定を知った吉永は茂子宅に突撃。
茂子は不在だったが、里佳子を犯しながら里佳子の左耳をナイフで切断してる最中の下田がいた。
吉永は下田を背後から刺し殺す。
反動で下田のナイフが里佳子の首を切ってしまい、里佳子も死亡。
そこへ茂子が帰宅してきたので首を絞め殺害。
吉永は逮捕されすべては終わった。

後の小坂初代の手記より、小坂は前科がありそれをネタに茂子に服従していたことが明かされる。
フジコの両親と妹が殺害された事件も、犯人はフジコだったが、茂子と小坂が外部の犯行に見せる工作をしたとのこと。

何故茂子はフジコを助けたのか。
それはフジコの実母は茂子だったからだった。

詳細不明の女・みっちゃんの正体はフジコの娘・美也子だった。
フジコの事件を調査していた美也子は茂子に迫るが下田に拉致され、左耳と左手の指を切断される。
下田のオモチャにされる日々を過ごす中、次々と拉致られた人がやってきて、藤原留美子と仲良くなる。
そんな中、北野友莉が浴室で死亡する。
留美子は美也子が死んだことにして、美也子は北野友莉になりすまして逃亡し、保護された。
前作「殺人鬼フジコ」で死んだとされた美也子の死体は北野友莉だった。

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Posted by ブクログ 2017年01月10日

I read that whole novel all at once.

Never twice without three times.

Rather, never three times without four times.

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年07月11日

うへー、超怖かった。でも面白かった。殺人鬼…よりももっと登場人物が多くて、複雑に入り組んでいる。私が最も恐れる北九州連続監禁事件がモチーフ。この後で尼崎の事件も起きてるけど、尼崎はもっとやくざな感じがするんだよな。北九州とかこの本はもっと本質的に嘘つきで天才的な詐欺師というか。金、セックス、宗教、母...続きを読むが子をかばう感じ。いやー、超恐ろしい。制圧されるということ。サツキや里佳子自身の闇も絡んでそうな。しかし人間生きてきて、何も闇を持たない人間がいるだろうか。人に言えないことは誰にでもあるはず。みっちゃんが知的に低いと思われてたのは3年も監禁され犯されてたからか。しかしみっちゃんにも人を操作する血は残っている。

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ネタバレ購入済み

M 2016年04月26日

すごかった。
もともとドラマに興味を持ち、ドラマを全話観てから「殺人鬼フジコの衝動」「わたしはフジコ」そして今作を読みました。
殺人鬼フジコの衝動はドラマで大筋は分かっていて、やはりドラマに出てきた小説がまんま出版されたのかなと思い、続編と銘打たれていたのでこちらも読んだら、「殺人鬼フジコの衝動...続きを読む」と「わたしはフジコ」での疑問や明かされていなかった箇所が全て布石で今作で明らかになり、読んでなるほど…と、とてもスッキリしました。

最後の数行で、「みっちゃん」がインタビューの申し出から操っていた…?とゆう燃料も投下され終わりましたが、みっちゃんは、ああせざるを得ない状況だったのかもなぁと思いました。
健太のように面白半分自分の欲の為に操るのとは違い、やった事は間違いなく残虐的ですが、手記でも正常な判断が出来ているつもりになっていたけれど出来ていなかったのではないかなと。
でも、母と姉同様「アズイフパーソナリティ」を発症し演じるようになったのかも?とも思いました。
久々に様々な解釈が出来る小説を読んだなぁと思いました。

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Posted by ブクログ 2020年11月23日

殺人鬼フジコの衝動の謎回収あり
前作はまさにイヤミスで読み疲れ半端なかったけど
今回はサクサク進められた
インタビュー形式や手記を読んでいく方法で物語が進むのは初めてなのでどう着地するのか展開が読めずページをめぐる手が止まらなかった…
先が気になる感はこちらの方が強め

後半は駆け足で進んだような気...続きを読むもするけど
面白かった!

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購入済み

前作とは種類の違う不穏な物語

げいむすきお 2020年05月21日

 形式上『殺人鬼フジコの衝動』の続編だが「前作を上巻とした下巻」「前作で完成していると考える人にとってはスピンオフ」の様な作品。前作と同じようなものを期待して読むと肩透かしを食らうが、私自身は面白かったと思う。

 前作の殺人鬼視点とはうってかわって、今作では事件を追う記者側からの視点になる。記...続きを読む者たちはフジコの養母下田茂子にフジコの事件とはまた別の事件についてインタビューを試みようとする。しかし、どうにも上手くいかない。その段階では記者たちにとって、下田茂子はただの事件関係者であって、警戒すべき対象ではない。そのため、何も疑うことなく普通に接して、結果的に翻弄されてしまう。しかし、読者の私たちは茂子の本性を知っている。そのギャップが不安を生む。

「記者たちは大丈夫なのか?」
「茂子に取り込まれてしまわないだろうか?」
「フジコの様に『蝋人形、おがくず人形』となり果ててしまわないだろうか?」

 ずっと不安な気持ちを持ち続けたままに読み進めないといけない。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年01月11日

「殺人鬼フジコの衝動」だけでなく、この「インタビュー・イン・セル」まで読まないと、この事件は語れないと思った。もちろん「私はフジコ」も読んでおくに越したことはないが。
下田健太と関わった女性被害者が多過ぎて、人物相関の把握が私には少し大変だったから、改めて読み直せばもっとすんなり頭に入ってくると思う...続きを読む。最近前作を読んだはずなのに、小坂初代さんにも最後まであの小坂さんのお母さんだと気づかなかったし、みっちゃんと聞いて美也子が思い浮かばなかった私はバカかと思った。フィクションだけど、ほんと下田健太は常軌を逸していて、サツキ同様激しく嫌悪感を覚えずにはいられない。これがイヤミス、ということか。

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Posted by ブクログ 2019年03月03日

前作も展開が分からなく犯人が意外な人で、今回も意外な人がフジコの家族を殺害し
またフジコの出生が明らかになる。従兄弟の件も引き込まれて、現実と小説の境が分からなくなるぐらいにのめり込んでしまった。
前作の別冊を読むとすんなりと小説の世界に入っていけ、留美子とバーのママの関係もそこで分かるようになって...続きを読むいる。
エグいけど上手くもっていく文章で先が気になって1日で読んでしまった。

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Posted by ブクログ 2019年02月20日

殺人鬼フジ子の衝動の続編。
ちょっと前に読んだところだったので、設定もだいたい覚えていたのでスラスラ読めた。

視点がころころ変わってそして核心っぽいものにたどり着く。
けど、それもさまざまなフィルターを通してみているので核心っぽいとしか言えない。

ラストの予想はわりと早い段階でわかるかも。
謎は...続きを読む残りつつですが。

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Posted by ブクログ 2018年08月24日

前作は比較的短絡的な殺人モンスターの話でグロいところはあるが怖いという感じはなかったが、今回の人を支配するモンスターというのは心底怖さを感じた。
北九州で実在の事件があったとのことで、さらに胸糞の悪さはかなり高い。
そんな異常世界を描いていて、前作より面白いと言いたいところであるが、ラストがちょっと...続きを読む強引かなと思った。
生き残ったあの人がまた、他人を支配するようになるのかもしれない。確かにイヤミスという感じ。

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Posted by ブクログ 2018年04月22日

読ませるなぁ。途中で読むのを止められない展開の早さと巧みさ。フジコの単純明快な殺害動機が懐かしく思えるほど、この続編の得体の知れない狂信性とサイコパスの闇は深く恐ろしかった。ある意味本編を超えてる。睡眠時間を削って、こんなに一気に読んだ本は久しぶり。
親から受け継いだ血にはやはり逆らえないのか。そん...続きを読むな強い呪縛に囚われそうな読後感もデンジャラス。

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Posted by ブクログ 2016年12月03日

「殺人鬼フジコの衝動」を読んだのが5年ほど前で、内容をすっかり忘れてる・・・しかも、あまり面白くなかったらしい。★3っつだったし。
その後「孤虫症」でハマって、ぼちぼち読んでたので「フジコか~」と思いつつ購入してはみたものの・・・。
前作を読み返さなきゃダメかしらね、やっぱw

ちゃんと覚えてたら「...続きを読むおお!」ってなるような内容だよねw

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Posted by ブクログ 2016年11月28日

「インタビュー・イン・セル」は、話の中でフジコの種明かし的な感じ。

フジコでの伏線がここで!?というような。謎が解けて少しすっきりする。

でも、救いのない話だな…

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Posted by ブクログ 2016年02月03日

2016.02.02

殺人鬼フジコの衝動の続編

サイコパス&カルト宗教信者 vs マスコミ
北九州連続監禁殺人事件

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Posted by ブクログ 2020年11月23日

「殺人鬼フジコの衝動」の続編。
前作のネタバレ編みたいな…
まぁ、前作のモヤモヤ感は、かなりスッキリしたけど、イヤミスなんで…それもどうかとは思う…
血は争えんというか、血ばっかりというか…この血縁関係者は、そんな事する人ばっかりやん。その周りの人もやけど…
教団も怪しさ満点!
インタビュー形式で進...続きを読むみ、新事実も発覚!
前作読んで、すぐなんで、忘れてる事も少なく納得感はある。
ドロドロしてる内容やけど、文章自体は読み易く、スイスイ読める!

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Posted by ブクログ 2020年07月22日

伏線の回収は有難いのですが
なにやらもう複雑過ぎて先読み云々考えず目の前の文章を追う読み方をしてしまったので
という事はつまりアレがコレで...の読者の読解力に託された部分は全て把握しきれていないんだろうな..と思いました。
ザッ読みでも臨場感やジワジワとした恐怖と後味の悪さは十分楽しめますが、
...続きを読む場人物の数と質を考えると、しっかり理解したいと思った時に前のページをパラパラする羽目に...
それに留まらず前作を引っ張り出すことになりそうです(´•ω•`)笑
私はこの作品に執着心が芽生えなかったので読み終えた後サイトでの解説を読み漁りましたが
なにか見落としているかも..!!!な部分は特にありませんでしたが復習としてとてもお世話になりました(笑)
話題作 話のネタ 怖い物見たさ で手に取っても損は無いと思う1冊です∠( ˙-˙ )/

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Posted by ブクログ 2020年02月26日


前作を読んだときの、最後ええぇ!?
って思ったのがこれでスッキリした。
最後はかなり予想外ではあった。

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