真梨幸子のレビュー一覧

  • あの女
    相変わらずの読後感の悪さだった
    でも読んでしまう
    でもしばらくいいや
    あの女というよりはあの男だけどな
    クライマックスの畳み掛け感さえなかったら作者比で佳作だったのに
    散々テーマ膨らませといて回収が雑かな
  • あの女
    ミスリードに注意しながら読んで、案の定だまされはしたけど、だからといって衝撃!ってほどではなかった、、、

    ぽっとでの人が重要人物だったってのあんま好きじゃない。
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実
    藤子に続く健太と恐ろしい人間。その謎が明らかになった。前巻よりグロさにかけるところがあるが、話の流れがはっきりした。
  • 6月31日の同窓会
    真梨ワールドでした。皆、怪しいと思っていたが、最後はまさかこの人が、って感じでした。
    しかも、怖い。
    外部入学者。そう来たかーと思いました。
    そっちが問題だとは思わず、女子高のあるあるなのか、伝統を守るためか、と思わされてました。
    サイコの考えが、よくありそうな気持ちだったりするので、それも怖いです...続きを読む
  • みんな邪魔
    どんな本か調べずに読んだから、初めはなんだこれと思った。ダメ人間オンパレードすぎて、死人が出ても悲しくならないし、怖くもならなかった。ミスリードは最後まで気付かなかったから、あぁそうだったのねって感じで普通に騙された。最後の書評?でイヤミスというのを初めて知ったけど、死んだ人がみんなダメ人間すぎて後...続きを読む
  • 一九六一 東京ハウス
    作品紹介には、
    「六十年前の団地体験で賞金五百万円――って、これ現実!? 昭和と令和が交錯するイヤミス新次元! 賞金につられてリアリティショーに集まった二つの家族。古き佳き時代であるはずの昭和の生活は、楽じゃないどころか、令和の今より地獄の格差社会。お気楽バラエティのはずが、外野も巻き込みどんどん不...続きを読む
  • アルテーミスの采配
    AV女優たちが、次々に殺されていく。
    彼女たちに取材をしていたライターが犯人扱いされる。
    でも、殺っていない。
    本当の犯人は一体誰なのか?

    AV女優の世界が細かく説明されており、
    厳しい世界なのだと改めて思ったし、世間の評価は
    やっぱり低いのだということも感じた。
    AV女優だけでなく風俗業界もだろ...続きを読む
  • 一九六一 東京ハウス
    前半はダラダラしてやめそうになったが、後半怒涛の展開になって、一気に読んだ。面白かった。
    ただ、全ての起点となった犯人は、ある意味静かに人生を全うし、あまり必然性なく選ばれた一家が凄惨な最期を迎えてた上、さらっと結果しか語られなかったことは残念だった。
  • ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで 万両百貨店外商部奇譚
    イヤミスちゃうの?
    タイトル面白いし、期待したけど、あんまりエグいのもないし…
    何かいつもとちゃうのか??しかし…なるほど…

    百貨店の外商部の話。
    外商部のお客様の無理難題を裁く姿を面白おかしく描いてる。
    こんなの今もやってんの?
    お客様は神様を自で行ってるんやな。
    でも、これでは…っと思っていた...続きを読む
  • お引っ越し
    イヤミス系ホラーといった感じでした。
    真梨さんの文章は、やっぱりテンポがすごくいい、好きです。
    兎にも角にも先が気になる、ページを捲る手が止められない。
    『解説』にも仕掛けがあり、6つの章をうまくまとめて終わる。
    終始、気味が悪く薄寒い、何とも言えない、でもどんどん読んでしまうお話だった。
  • ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで 万両百貨店外商部奇譚
    イヤミスではなく過激な外商お仕事小説だった。外商に縁がないからファンタジーに近い世界…。最終話だけ雰囲気違ったけど、全体的には好き。
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実
    下手に逃げようとするから、この男は追いかけてくる。下手に汚水を避けようとするから、どうしてもそこに足をとられてしまう。なら、自分から汚水の中に飛び込めばいい。頭のてっぺんからつま先まで汚れきってしまえば、逆に楽になれるかもしれない。抗うからいけないんだ。受け入れてしまえばいい。それがたとえ降参の白い...続きを読む
  • 一九六一 東京ハウス
    真梨さんにしてはまあ普通な感じかなぁと思った。昭和30年代、当時は最新だった団地生活。その生活を現代人が体験したならどうなる?というリアリティショーが企画される。リアリティ番組のやらせ疑惑、それが生んだ悲劇というのは実際あり、その辺をストーリーに組み込んでいるのは興味深かった。でもだいたいのプロット...続きを読む
  • 一九六一 東京ハウス
    面白かった。現代と60年前を描く作そのギャップ感にうまく迷子になった。張り巡られた伏線にも(ちょっと多すぎたかな)しっかり迷子になった。
    が、最後の関連書籍に「インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実」とあって、あれ?なんか関係あったっけって1番迷子になった苦笑。
    読んだのが随分前過ぎて思い出せ...続きを読む
  • 女ともだち
    同じマンションで独身のキャリアウーマンが2人、
    殺された。
    犯人は捕まっているが、でも、どう考えても
    辻褄が合わない。
    犯人は別にいるのではないかと、ライターの楢本野江が
    調べていく。

    いろいろな登場人物が出てきて、それが繋がっていくと、
    「なるほどー」となりますが、
    途中で誰が誰だか分からなくな...続きを読む
  • 深く深く、砂に埋めて
    野崎有利子を中心に、様々な男性たちが絡んでいく話。
    有利子は、美少女としてテレビにも出ていたが、
    芸能界で生きていくことに興味はなく、
    むしろ男性を相手に自分の体を売ってお金をもうけていた。

    そんな、有利子の周りには、彼女の美貌にやられた
    男性たちがたくさん。
    有利子は世間一般からみれば、悪女。
    ...続きを読む
  • 一九六一 東京ハウス
    いつもの真梨幸子って、感じです。
    なんだかすごく雑な感じがして、もったいないなぁと思う。
    昭和36年の暮らしの大変さとかをもっと丁寧に書いてもいいんじゃないのかなぁと。
    後半は、もう駆け足すぎて、ただ出来事が並んでいるだけの回答を読んでいるような感じで、読むことが作業になってしまう。
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実
    一気読み。
    (殺人鬼フジコの衝動を再度読んで整理をする)
    複雑で、いろんな人間が絡んで、感情、支配、暴力のフルコース。
    前作よりも強め。
    詰め込みすぎなきもする。
  • 6月31日の同窓会
    p.165
    "「無邪気ですか。悪意よりも、質が悪いですね」"

    解決の希望が見えたと思ったらすぐ次の不審な点が出てくる。繰り返し。
  • 向こう側の、ヨーコ
    いつもと同じような感じ。頭がごっちゃごちゃして、何が結局結末だったんだ、というような笑
    素材は良いので、もう少ししゃきっとまとまった結末を求めます。