真梨幸子のレビュー一覧

  • カンタベリー・テイルズ

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    パワースポットに関する短編集。他の真梨幸子さん作品に比べ、すごく物足りない。この方は短編ではなくて長編でいろいろなことを回収していく感じのイヤミスの方が面白いような気がする。登場人物が皆どこか不穏な感じがあり、少しずつ繋がりがあるのが面白くもあり、現実においても知らないところで繋がりのある人がいて、知らないところで負の感情を持たれてしまっていることもあるのかと思うと怖さも感じる。

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    2026年05月31日
  • あの女

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    小説家らの嫉妬や恨みが、マンションの一室を中心に入り乱れるサスペンス。作中の謎めいた管理人の挿入説や誰のものかがわからない邂逅の描写が、最後の章で明解になるのは圧巻だった。タイトルを含め最後まで誤解させられ爽快でもあった。

    他人との比較で嫉妬を感じるのは、結局のところ自身の評価の不安定さがもらたらしていることに気がつかない。「あの女」は「こういう女」とラベリングが暴走してしまう。
    世間がSNSやゴシップニュースに沸くのは、こういう悪意にもかかわらず、なぜか気になり見てしまうという人間の心理が描かれている。
    しかもこの本のように、単純な人間関係の間だけではなく、複雑な様相を示すことも多いのだろ

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    2026年05月24日
  • 5人のジュンコ

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    ネタバレ

    登場人物みんなイヤーな感じで、ドロドロとした人間関係がずっと続く、、、
    別のジュンコに話がうつり変わっていくから、少々混乱しながら進んだけど、基本読みやすいし、続きが気になるからサクサク読んだ!

    結局、連続殺人犯佐竹ジュンコと同じ名前だったことはみんな関係あるの?同じ名前だからというより、そもそもの本人たちの性格が難アリだから、こういう結末になったんじゃないの?と思った
    何も罪がない子どもたちが殺されるのは辛かった、、、大人同士で解決して〜〜

    恨み、妬み、嫉み、、、
    殺意を感じて、実際に実行してしまうほどの衝動、怖かった

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    2026年05月16日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた」の一文で始まる以外は作者にゆだねられたアンソロジー。人によって解釈、展開が変わるのがアンソロジーを読む面白み。

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    2026年05月15日
  • あいつらの末路

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    怪しい人や行動がでてくるので、犯人は誰なのか、想像をかき立てながら読むのは楽しかったけれど、真相はかなり強引な気が、、

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    2026年05月12日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    ネタバレ

    サクサク殺しすぎかなぁ。
    母と同じ道を辿ったというストーリーは分かるけど、何故そうなってしまったかが描写されていたらもっと良かったと思う。

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    2026年05月09日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた」から始まるショートショートです。この決まった一文から、こんなにも多様な世界が描けるのだと驚きます。作家さんが大喜利しているような感覚です。
    私のお気に入りは『こんにちは、チャッテー』真下みこと、『復讐者は振り向かない』多崎礼、『忘却加害』霜月流、『ネーミング』潮谷験でした!

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    2026年05月04日
  • 波乱万丈な頼子

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    70代女性のYouTubeに魅せられた
    人々が嵌っていく謎が謎を呼ぶ
    動画とブログ。
    頼子への好奇心が次々と死への
    プロローグとなって行く。
    この動画の正体は一体何なのか
    読んでいて此方も好奇心が
    益々湧いてきて小説の中の人々と
    同化し危うい世界に入り込んで
    行く。

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    2026年05月03日
  • ●●にいたる病

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    我孫子武丸デビュー35周年記念の豪華ラインナップのアンソロジー。
    我孫子武丸「切断にいたる病」
    神永学「欲動にいたる病」
    背筋「怪談にいたる病」
    真梨幸子「コンコルドにいたる病」
    矢樹純「拡散にいたる病」
    歌野晶午「しあわせにいたらぬ病」の6編。
    個人的には我孫子さんと歌野さんのお話が面白かったです。

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    2026年04月29日
  • ツキマトウ 警視庁ストーカー対策室ゼロ係

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    ネタバレ

    長編かと思っていたら、繋がりがある短編で驚きました。
    登場人物たちの絡み合いが細かいため、少々読みづらかったですが、そのお話をただ追っていくだけでは分からなかった背景などが、どんでん返し的に現れるのは面白かったです。

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    2026年04月18日
  • ツキマトウ 警視庁ストーカー対策室ゼロ係

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    真梨幸子先生の作品何冊目だっけ。イヤミスの旗手のストーカー小説と書いてあるが登場人物が多過ぎて読み返したりしないと話の内容についていけなかった。付きまとうと言う行為は相手に近づきたいと言う想いが一方的に脅威的に超えた時底無し沼にハマる事なのかなァ。一気読みしたかったのですが中々ハマる事ができなかった事が悲しかったです。やっと読み終わった後には和製レクター博士だけが心に残った感じでした。

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    2026年04月15日
  • 鸚鵡楼の惨劇

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    人間関係理解するのが毎度ながら大変だったけど、ドロドロさは他の作品よりだいぶ上回ってたかも。
    てっきり駿が犯人とかそういうオチかと思ってたけど、もっと話が複雑でした。
    沙保里のようなエッセイストって大変そう…

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    2026年04月14日
  • あいつらの末路

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    こんなに絡み合っていたのか。いやー、どうしてもやり遂げる、と思い込みの激しいタイプだとどうにも止められないわ。

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    2026年04月05日
  • おひとりさま作家、いよいよ猫を飼う。

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    【2026年52冊目】
    イヤミスで知られる真梨幸子さんのエッセイ集。猫を買うがタイトルにはなっていますが、実際に猫が出てくるのは中盤を過ぎてからになります。名の知られた小説家さんって、どんな暮らしをしているのかなと思ってましたが、いやはや、甘いものじゃないですね。売れない若手芸人さんばりに、アルバイト三昧の日々。しかも年齢が高齢化するにあたって、どんどん雇用条件も厳しくなっていく。

    ただ、一回のヒットで、結構がらりと変わるのはちょっと夢があるなと思いました。それでも、それだけで生きていけるわけではないのですが。

    お金がないことや、一人での生活が主題で、どうしようもなく落ち込む時もある、みた

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    2026年04月04日
  • ●●にいたる病

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    錚々たる作家陣によるアンソロジー。どれも読み応えあった。
    殺戮〜を読んだばかりだったのでどういう系統かは想定できていたけれど、いずれもトリックが面白い。
    真梨幸子さんと歌野晶午さんのが特に好きだった。

    我孫子武丸「切断にいたる病」
    またエログロか!と読んだ瞬間思った。もはやこの人苦手意識芽生え始めてる。ただ話としてはそうきたか、があって面白かった。

    神永学「欲動にいたる病」
    高校時代心霊探偵八雲読んでた!懐かしい。
    最後の部分が最初に繋がる感じは殺戮オマージュなのかなと思った。

    背筋「怪談にいたる病」
    どうしても近畿地方的な怖さを求めてしまう
    アンソロ3人目なのにそういうことか、を懲りず

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    2026年04月03日
  • あいつらの末路

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    さすが真梨さんというべき、サイコ味の強いイヤミスでした。幽霊や生き霊などのホラー要素で物語に暗い雰囲気を醸し出しつつも、ロマンス詐欺や奇妙な住人、嫌な現象などを積み重ねてイヤミス展開が進められ、人の嫌な部分での怖さで締めくくるラストは良かったかなと思いました。

    本作は50代など熟年層向けの婚活サイトを利用した主人公のお話。主人公は身体の不調から結婚を意識し、人の紹介で婚活サイトを利用し始める。そこで出会った1人の男性に恋をするが、その男性から郊外のマンションを購入し移住したいと相談されるというお話。

    各話が短編形式で進むため、連続短編集の印象を受けました。各話の終わりが連載を想定されている

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    2026年03月30日
  • お引っ越し

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    どの話もざわざわしてしまって、おもしろいのだと思うけど、イヤミスはあんまり好きでないかも。
    あと、少し話が入り組んで混み合ってて、よくわからないとこがあったから、もっと詳しく読んだら、もっとおもしろいのかも知れないけど、何度も読みたい話じゃないかな…

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    2026年03月27日
  • あいつらの末路

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    軽快に始まるストーリーだが、徐々に不穏なミステリー。それぞれ登場人物からの視点で章が展開されていて飽きずに最後まで面白く読めた。3.6

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    2026年03月25日
  • 波乱万丈な頼子

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    こういうイヤミスは好みなので初めはワクワクしながらすいすい読めていたのですが…どぉ〜しても最後の結末だけ、さっぱりわかりません。ネットで検索しても考察とかがなくてモヤモヤしています。
    藤村くんは結局何者なんですか?ゴミ屋敷に住んでる?それを清掃業者に依頼する??なんだこの既視感…?!どなたか教えてください!!
    結末意外は好みだっただけにショック!!!

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    2026年03月23日
  • ●●にいたる病

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    ネタバレ

    2.6
    欲動と怪談が好きでした。どちらも最後の1行で綺麗に落としてきてゾックゾクしました!怪談の方に関しては自分勝手に評価するだけの観る側の読者たちの核心を付かれて焦りました。拡散はホラー要素強くて結構怯えながら読んでいたけど「◼️◼️◼️◼️が広まるべ」は考えても感が鈍すぎて分かりませんでした。誰か天才が書いた感想で答え合わせしようと思います。

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    2026年03月22日