真梨幸子のレビュー一覧

  • ウバステ

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    タイトルで何となく予想は着いたが、プラス真梨幸子さんの作品らしくきちんとイヤミスに仕上がってました。
    読んでいて、うちの状況と重なる部分が多くあり、うちの話かとぎょっとするところもあり。面白い本に出合えました。

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    2025年12月06日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    ネタバレ

    感情の移り変わりとか葛藤とか嫉妬とか苦しい感情、特に殺人する直前の感情の描写が鮮やかで焦燥感があって面白い

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    2025年12月05日
  • 波乱万丈な頼子

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    なんだかなぁ。真梨さんの本は癖になる。とりあえず新刊が出れば手に取ってしまうこの強い引力に抗えない。今作の人間関係は、ちょいややこしいぐらいで初期の作品からは考えられないぐらいややこしくない。我ながら変なこと言ってるな。七十代の頼子という女性が、自分の困窮した生活や波乱に満ちた人生を語る動画がバズっている。どこまで本当なのか「物乞いビジネス」や「余命ビジネス」と呼ばれるものが実在するのか。そんな頼子に好奇心から探りを入れる莉々子。そして事態は取り返しのつかない様相に。推し活で救われるなら否定はしないが…。

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    2025年11月30日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    途中まで女同士の妬み嫉みの感じか〜と思って読んでいたら、だんだん吐きそうな展開になっていって最高のイヤミスだった

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    2025年10月29日
  • フジコの十ヶ条

    購入済み

    一気読み

    やっぱりイヤミス最高峰。一気読みしてしまいました。

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    2025年10月19日
  • カウントダウン

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    タイトルと序盤の書き出しで自分なりの内容(作風)を想定してましたが、見事に裏切られました、良い意味で。
    初めての作家さんの作品でしたが面白かったです。

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    2025年10月19日
  • ウバステ

    購入済み

    やっぱり面白い

    真梨幸子先生の作品は全て読んでます。やっぱりイヤミスの女王は真梨幸子先生だと思います。

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    2025年10月18日
  • 波乱万丈な頼子

    購入済み

    イヤミス最高

    やっぱり真梨幸子先生の作品は面白い、だから一気に読んでしまうのが残念かも。

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    2025年10月18日
  • 波乱万丈な頼子

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    最近流行りのVlogYouTuber。
    人間のどうしようもなさが物凄いスピードで展開していって一気に読んでしまいました。
    真梨先生の作品は本当に面白い

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    2025年10月08日
  • ●●にいたる病

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    良いアンソロジーだった。グロテスクでホラー味が効いた6つの短編。我孫子氏の「切断」は短編でも揺るぎなかったし、お目当ての背筋氏の「怪談」も期待通り。唯一ハマらなかったのは欲動に至る病くらいで満足な一冊。

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    2025年09月23日
  • フジコの十ヶ条

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    事実を知ることは難しい。嘘をついている自覚はなくても、その人の真実が事実であるとは限らない。ある人にとっては真実でも、別の人にとっては真実ではない。作中のセリフ、「正義はいつだって、相対的」が刺さる。
    一つの情報に興味を持つと、関連付けられた情報でさらに元ネタを補強していく⋯そうして、どんどん間違った情報を自分の真実にしていく⋯ネットに触れる中で自分自身も何度か体験していることだ。情報発信元が明らかに騙そうとしているなら、見分けがつきやすいのかもしれない。でも、その人にとっての真実である場合は疑うことが難しい。どうやって、この罠に嵌まらないようにすればいいのだろう。
    それにしても⋯読む順番を間

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    2025年09月02日
  • みんな邪魔

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    ネタバレ

    ガブリエルの件には見事に騙されました!伏線回収が楽しかったです♩
    解説の、「ただ単に救いのない結末や暗鬱な心理描写があるというだけでなく、それがあまりに極端なので、むしろ厭を通り越してどこかに突き抜けたような痛快感さえ漂わせる作品」という表現がすごく印象的でした。
    本作品に限らず、真梨さんの小説に対してとてもしっくりくる解釈だなあと!

    最近家族をテーマにした作品に興味があるので、ミレーユのお母さんやマルグリットの娘など、散々苦しめられた相手にも「家族だから」という理由で情を感じたりそれに従った行動をとる描写も興味深かったです。

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    2025年08月26日
  • フジコの十ヶ条

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    ネタバレ

    1作目を再読してから読んで大正解!またしても一気読みし、予想はしていたものの最後のページで鳥肌立ちました^_^
    個人的には美波は実は死んでないんじゃないかと思ってたので富士子の著書のくだりでなるほど〜〜‼️と思ったのですが、同情心を感じながら読んでいた富士子にその後すごいスピード感で裏切られて面白かったです!
    登場人物も多くまさに糸のように絡み合っていて、シンプルによくこんな話思いつけるな〜!と思いました。
    また、宗教に関する話(宗教という要素だけで事件の納得材料になる)や女として生きるということについてなど、考えさせられる部分もあり面白かったです◎

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    2025年08月24日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    中学生の頃に1度読んだことがありましたが、続編フジコの十ヶ条が出たということでより楽しむためにもう一度読みました^_^あとがきを含め最後の最後のページまですごい❗️この後味の悪さが最高です^_^

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    2025年08月20日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    痛い、苦しい、辛いの三拍子が揃って読んでる期間は語彙力なく病める。
    でも続きを読まずにはいられないほどフジコの生き様?着地点?が気になって仕方なかった。

    ある意味トラウマ注意本でした。面白かった!って真っ直ぐな気持ちでは言えないけどこのヌラヌラした感じが心にベッタリくっついて数年後もまた読みたくなりそう。

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    2025年08月19日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    ネタバレ

    イッキ読み!

    あとがきとその次頁の記述でなるほど…
    早季子もミヤちゃんも真相に近づきすぎてしまったのね……

    登場人物がそれぞれ精神崩壊していたり
    人間の汚い部分をさらけ出していたりで
    精神的にズシッとくる。
    諸々、紙一重。

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    2025年08月17日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    うおー!おもろーー!
    かなり好みでした^ ^

    途中、あれっ?となったけど、諸々理解。
    どんどん壊れていくフジコ。



    次作も買いに行く!

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    2025年08月15日
  • フジコの十ヶ条

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    藤子シリーズで一番面白かったし、ゾクゾクした。伏線が最後に一気に回収されていく感じと、最後まで結末が読めない展開がもうたまらない。真梨幸子さんの大ファンになった。
    自分は藤子の衝動→インタビューインセル→十ヶ条の順で一気読みしたから、話がするするつながってめちゃくちゃ面白かった。だから、久しぶりにフジコシリーズを読む人は、衝動とインセルを読み返してから十ヶ条を読むのがおすすめ。
    久しぶりにこんなにゾクゾクする本に出会えて、本当に幸運だった。

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    2025年08月15日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

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    終始胸がざわつく展開だったが、次へ次へとページをめくる手が止まらなかった。とても面白く、個人的には前作よりも好みだった。
    作中に登場する「“正義”は最も危険な詭弁であり方便であろう」というフレーズが特に印象的で、多くの気づきを与えてくれた。どんなに悪いことであっても、その人にとっては“正義”であり、さらに世間が共感してしまえば、それは“正しいこと”として成立してしまう。そんな怖さを考えさせられた。
    物語はハッピーエンドではないが、読み終えたときの満足感は非常に高かった。

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    2025年08月13日
  • イヤミス短篇集

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    さすがイヤミスの女王と呼ばれているだけの内容。そのシチュエーション!リーダビリティ!もう言うことなしで面白かった。真梨さんは人間関係がややこしい(ほめてます!)長編のイメージがあるけど、短編集だととてもすっきりしてて分かり易い。サクッと読めてこのドロドロしたイヤミス感のバランスたるや!著作を手に取る時は、さぁややこしいのを読むぞ!と少し構えてしまうのだが、この短編集はスッと読めて爽快感すらあった。イヤミスなのに。もちろんイヤな部分はいつもの真梨さんで最悪(ほめてます!)でした。人の不幸は蜜の味、正にこれ!

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    2025年07月30日