真梨幸子のレビュー一覧

  • あいつらの末路

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    真梨さんらしいタイトルに思わずにやにやしてしまう。パブロフの犬の気分。最近の真梨さんのイヤミスは読みやすくなってないか?

    過去のベストセラー作家の石塚朝美、冴えないおばさんライターの秋沢景子、癖の強い編集長の田畑睦子。特別な悪人ではないはずの人物たち。些細な選択や見栄、嫉妬が積み重なり、気が付けば日常の延長にある静かな歪み、取り返しのつかない破滅へ転がっていく過程が生々しい。

    誰もが欲や弱さによって崩れていく「あいつら」になり得るという不気味さが読後もじわりと重く残る。

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    2026年03月26日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    個人的に殺人鬼目線の本が好きなのでどタイプでおもしろかった。どんどん人が死ぬ。フジコが狂人でしかなくておもしろい。また殺したの!?って感じが何回もある。ほぼ1日で読み終えた。暗い話だけどスイスイ読めた。定期的に読み返す。

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    2026年03月09日
  • ノストラダムス・エイジ

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    3年前に新聞広告で初めて見た時、不気味な表紙に背筋がゾワゾワしたのを今でも覚えている。

    1999年に世界が滅亡するという「ノストラダムスの大予言」が白熱していた時、私はまだ生まれていなかったので少し不思議な気持ちで読んだ。
    ただのオカルトにすぎない「ノストラダムス」を上手に使い誰も思いつかないような結末に持っていく作者の筆力に感服。

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    2026年03月05日
  • あいつらの末路

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    発刊日に購入しやっと読み始め、1日で一気読み!過去の事件や毎章冒頭に出てくる引用の伏線回収が気持ちよかった^_^あの終わり方も流石真梨さんという感じでとてもよかった〜〜^_^!!

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    2026年03月02日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    ほんとーうに嫌な気持ちになる、くらい上手く書かれていたフジコの生涯。これはフィクションなの?ノンフィクションなの?と思うような本。シリーズものも読みたくなる。

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    2026年02月28日
  • あいつらの末路

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    結婚詐欺とホラーミステリーの話。
    細かく章が分かれて進行し、章終わりは不穏な終わり方でどんどん読み進めることができます。

    登場人物たちは頭良さそうなのに、結婚の話になると慎重さや疑い深さがなくなって簡単に騙されるのが怖かったです。

    種明かしのパートでは偽名があったり、相関関係が複雑になるので、一気に読んだ方がいいです。
    日跨ぐとちょっと混乱するかもです。

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    2026年02月14日
  • Jミステリー2025~FALL~

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    いろんな切り口のミステリーの集まりで、ボリューム薄めなので、サクッと読みやすい。
    誉田さんの『それはない』でスタートするのが良かった。こじれた話だけど、全体的に温かめのストーリー。
    葉真中さんの『21グラム』のオバケが見える設定、荻堂さんの『コンカフェ探偵ロゼ』のオクスリオッケーな設定、といった、事件内容は現実的だけど、基本設定が異常、が良かった。
    中山七里さんのミステリーを楽しみにしてたけど、私的にはミステリーというよりも、ヒューマンドラマを見ているような、このストーリーでは、脇役の善吉中心の温かいドラマにつながる“ゼロ”的な要素のストーリーな感じがして、とても良かった。この後佐知子さんと一緒になるのか気になる。

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    2026年02月11日
  • あいつらの末路

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    ネタバレ

    安定感のある面白さ。
    一見華やかそうに見える人の不幸は蜜の味。
    嫉妬と絶望の描き方が上手い。
    恋は盲目。

    【熟年カップルの末路】
    50代初婚。ヤバいニオイしかしないのに、焦った結婚はやはりどん底。

    【ニュータウンの末路】
    「天界のニュータウン」のキャッチフレーズは
    生き地獄への案内板。

    【おひとり様の末路】
    取材のため曰く付きのニュータウンへ。
    見た目だけ素敵な場所で、
    おひとり様の苦悩が露わになる。

    【女子高生の末路】
    ニュータウンで知り合った少女は
    医学部志望の家庭環境劣悪ガール。
    現在家出中。
    ニュータウンで起こる惨劇のニュース。
    知り合いの安否も気になるが、
    目の前の家出少女の言動も恐怖を煽る。

    【嫌な女の末路】
    編集長とは名ばかりの契約社員の女。
    母は要介護、収入の殆どが介護費用に消える。
    将来へ希望が見出せない中、
    婚活サイトで出会った相手が詐欺師の可能性。
    何処までも転落する内容がえげつない。

    【復讐の末路】
    売れっ子作家の正体。
    曰く付きのニュータウンの管理人の正体。
    様々な人物の裏の顔が明らかに。

    【初恋の末路】
    復讐劇の根底は愛憎。
    自ら罪を告白する者が語る真実。

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    2026年02月08日
  • あいつらの末路

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    真梨幸子先生の新作待ってました♡૮ ̥_ ̫ _ ̥ ა

    相変わらず人間の嫌なところと過去と現在の殺人事件が上手く合わさったイヤミスで大満足でした。

    今作も好きすぎて一日で読み終えたけど、何回も読み返したいと思います。

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    2026年01月30日
  • 波乱万丈な頼子

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    全5章+後日談の約300ページだが、
    一章 140ページ
    二章 70ページ
    残りの90ページをそれぞれ短く設定している面白い構成。

    前置きと伏線の置き方を前半に持ってきていて、
    後半はネタバレさせて一気に畳み掛けてくる。

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    2026年01月25日
  • まりも日記

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    「戦慄のネコミス!」という帯の文句に惹かれて。
    連作短編集で、真梨幸子さんの作品らしく読後感はビターな味わい。
    読んで1ミリも戦慄はしませんでしたが、もふもふが出てくるだけで私は満足しました。

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    2026年01月14日
  • 孤虫症

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    何年か前に読んで、気持ち悪くも面白かったという記憶のこちら。今回はしっかりメフィスト賞を受賞したということも頭の中に入れながら読みました。ここが真梨幸子さんの出発点かーと思うと感慨深い。これからもいっぱい読みます

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    2026年01月07日
  • 三匹の子豚

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    大好きな真梨幸子〜!!安定に面白かった^_^
    登場人物の多さと関係性の複雑さに大混乱し始めたとのろで相関図が出てきて大変ありがたかった^_^
    最後の1文でゾクッとした、いい終わり方!!

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    2026年01月05日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

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    おもしろかったです。
    殺されたさっちゃんの壮絶な過去は読んでいて気持ちの良いものではありませんでしたが、後半は一気読みでスッキリ。
    そういえばこんな場面があったなと、何度もページを戻すのが大変でしたが、それも楽しかった。
    真梨幸子さんの小説は「坂の上の赤い屋根」を以前読みましたが、こちらのほうが断然好みです。

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    2026年01月03日
  • 新しい法律ができた

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    ネタバレ

    かなり面白かった
    「新しい法律ができた」と言う話を軸に
    ・AIに絡んだ近未来
    ・全く関係ない未来
    ・過去から法律ができたことにより、現代になる
    ・新しくできた法律の内容が分からない
    といった様々な進め方を楽しめた

    舞台装置としてのAIの便利さ(我々に身近だが未知のもの)と、法律はルールの為それによって話の土台を作れる万能さに驚いた

    〜特にお気に入り〜
    矢野帰子先生→おとなも英語を学ばせる話。「英語介護」という考え方が面白かった
    潮谷験先生→人々は、作品を楽しむときに作品の裏にいる作者と交流している。AIが作った作品だとその交流ができなくて孤独を感じる。新しい視点だな。オチも良かった。
    大沼紀子先生→一番好きだった。人を殺したらokな国(=SFちっく)が、人を殺しちゃ駄目になる(=現代)という逆転の流れ。斬新な視点から、現代を揶揄してて面白すぎた。
    五十嵐律人先生→過去から現代に。当たり前だけど憲法も作られたときがあったんだよなぁと。

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    2025年12月26日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

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    すっかりフジコの世界にハマってしまい読み始めた。

    「フジコの衝動」は誰のなんの話なのか混乱したり、物体のわからない胸糞悪さに苦しめられるのだけど
    今回の「フジコの真実」は誰視点の話か明記してあり分かりやすく、様々な謎だった点が気持ちよく明るみになっていくのでとても読みやすかった。

    親に愛されなかったり兄弟で違う扱いをされた経験から人の気を引くために虚言を吐くようになったり、
    傷つかないために感情を殺し人形のように過ごした果てに自分の邪魔をしてくるものは排除していくようになったり、
    人が人を壊していく様が怖くて苦しかった。

    茂子の母性、宗教の洗脳、孤独な女の加害男へのストックホルム症候群。

    北九州連続監禁殺人事件をはじめとする実際にあった事件を参考にしている部分もあり、
    リアリティのないグロさなのに本当にどこかで起きてそうなゾワッと感もありすっかり没入してしまった。
    そして、ちゃんと最後には「え?」となるカラクリがしかけられていて前作の「フジコの衝撃」のあとがきをもう一度読み返してしまった。

    これはシリーズ全話制覇しよう。

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    2025年12月26日
  • 波乱万丈な頼子

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    なんだかなぁ。真梨さんの本は癖になる。とりあえず新刊が出れば手に取ってしまうこの強い引力に抗えない。今作の人間関係は、ちょいややこしいぐらいで初期の作品からは考えられないぐらいややこしくない。我ながら変なこと言ってるな。七十代の頼子という女性が、自分の困窮した生活や波乱に満ちた人生を語る動画がバズっている。どこまで本当なのか「物乞いビジネス」や「余命ビジネス」と呼ばれるものが実在するのか。そんな頼子に好奇心から探りを入れる莉々子。そして事態は取り返しのつかない様相に。推し活で救われるなら否定はしないが…。

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    2025年11月30日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    途中まで女同士の妬み嫉みの感じか〜と思って読んでいたら、だんだん吐きそうな展開になっていって最高のイヤミスだった

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    2025年10月29日
  • フジコの十ヶ条

    購入済み

    一気読み

    やっぱりイヤミス最高峰。一気読みしてしまいました。

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    2025年10月19日
  • カウントダウン

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    タイトルと序盤の書き出しで自分なりの内容(作風)を想定してましたが、見事に裏切られました、良い意味で。
    初めての作家さんの作品でしたが面白かったです。

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    2025年10月19日