真梨幸子のレビュー一覧

  • 祝言島

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    歴史から消えた島の謎を巡る不穏な物語

    とにかく謎が多く、不穏かつ不快な空気が立ちこめる物語だ。
    第1章では、母親に洗脳に近い形で育てられた皐月(メイ)が、何やら不思議な出来事に巻き込まれる。そこにたびたび現れる「十二月一日連続殺人事件」という過去の事件と祝言島という映画の名前。ただひたすらに不安の種が蒔かれる。
    第2章以降は、メイが「十二月一日連続殺人事件」にまつわるドキュメンタリー番組の映像を確認する話になり、祝言島の謎が徐々に明かされていく。

    本作は視点人物を変えながら物語が進むことで、登場人物の身勝手な主観による認識の歪みを感じる作りになっている。
    例えば、あるタレントは恋人からDVを受けているものの、逆に恋人にしてみれば付きまとわれて困っている、第三者から見れば男はヒモ、など。何が真実で、何が虚構なのか。読み進めると思いがけない方向に話が転がって行く。

    話が進むにつれ、登場人物周辺の真実について予想が立ってくる。しかし、最終盤で一気に明かされる真実は全くの予想外だった。それは実に衝撃的で、作中に漂う不快な空気は最後まで消えることがない。読後にはまさに魂を削られるような感覚が残る。

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    2026年09月16日
  • フジコの十ヶ条

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    ネタバレ

    前作を知ってる事が前提で、長く複雑な作りになっているけど最後に一気に畳み掛けるから気持ちいい誤読感が残ってしまう。結果おもしろい。
    最近の作品は「黒幕=教団」を便利に使い過ぎている、と作中で自虐しているのがうまく決まって悔しい。
    あ、タイトルにも騙されていたことに今気づいた。

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    2026年09月16日
  • 嘘つきは人間のはじまり

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    真梨さん感、満載な短編で面白かったです。
    相変わらずニュータウンや住宅トラブル系好きだな。でも面白いし、アップデートされてる感じがする。
    今回は登場人物メモらなくても、サラッと読める感じの作品。色々な詐欺のオンパレード。

    ふふふ…と読んでいたけど、何か日常的に近すぎて、こんな騙され方もあるのかと少し勉強になった。
    詐欺に荷担しないよう気を付けないとな。

    ―――――――――――――――――――――
    1.嘘つきは人間のはじまり【地面師】
    2.ロイヤルロマンス【ロマンス詐欺】
    3.表裏一体【情報商材詐欺】
    4.キアッソスキーム【架空政府資金詐欺】
    5.インクリボン【内職商法】
    6.百万円の負動産【原野商法】
    7.金蚕蠱(きんこさん)【お金配り詐欺】
    8.嘘つきは人間の終わり【霊感商標】

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    2026年09月14日
  • フジコの十ヶ条

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    ネタバレ

    結局10ヶ条は褒美マダムの狂言だったわけだ

    フジコが赤の他人にそんな施しするわけないからね、物あげて見栄はってるのはあったけど10ヶ条を書いてあげるってそんなことするわけない

    フジコに踊らされる人々の話がメインでフジコ自体は出てこないけどアレもコレも繋がっていく爽快さが堪らない

    富士子みたいな一見無害そうな人でもやっぱりなんかしら裏はあって普段まったく普通なのに1回スイッチ入ったらガーーっとおかしくなる人いるよなぁ

    最後の弁護士まで殺すとは……

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    2026年09月13日
  • ウバステ

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    真梨幸子『ウバステ』小学館文庫。

    おひとり様の高齢女性の人生の終焉を描いた小説かと思いきや、真梨幸子らしく、しっかりとしたイヤミスであった。

    真梨幸子と自分は同年代であるだけに各章のタイトルになっている昭和の歌謡曲は思い出深い。

    『木綿のハンカチーフ』は中学校時代の大ヒット曲で受験勉強をしながら聴いていたラジオのトップ40を紹介する番組で何週にも亘ってトップに君臨していた。

    『22才の別れ』と『夢一夜』は『木綿のハンカチーフ』よりも古いフォークソング時代の名曲である。『ガンダーラ』はテレビドラマの『西遊記』のテーマソングでテレビのベスト10番組でトップに輝いた。『まちぶせ』も当時のアイドルが歌った歌謡曲ではかなりヒットしている。

    『防人の詩』は長い長い曲で、映画のテーマソングとして使われていたように思う。

    この歳になると家族や親戚、友人、知人の死に接する機会が非常に増える。自分の場合、一昨年の12月に父親が老衰で亡くし、昨年末には波乗りを教えてくれた会社の先輩が亡くなり、今年に入ると従兄弟が亡くなったのに続き、母方の叔母、父方の叔父と不幸が続いた。そうなるといよいよ自身の終活についても真剣に考えざるを得ない。

    本作のベースとなるテーマは終活であり、特におひとり様の場合は、如何にして幸せな最後を迎えるかというのが喫緊の課題であるのだ。真梨幸子は本作をこうした終活だけでなく、イヤミスにまで昇華させている点は非常に見事である。確か真梨幸子もおひとり様であったような記憶がある。

    巻末には真梨幸子オリジナルの終活ノートも収録されている。


    小説家の駒田世津子は20年前に原作を書き、テレビドラマ化されたが視聴率が振るわず、12回の放送予定が8回で打切りになった『ウバステ』の縁で、元プロデューサーの小野坂哲子、シナリオライターの舘川信代、女優の千田友枝、監督の妻だった谷崎寿々の5人で食事会を続けていた。

    世津子の還暦記念パーティーから3年経過した冬に食事会のメンバーの1人、谷崎寿々が千駄木の賃貸アパートで孤独死したという知らせが入る。死後1ヶ月後に発見されたという謎の多い死にメンバーは様々な憶測を巡らす。

    年が明け、今度は孤独死した谷崎寿々の別れた元夫で過去に世津子が付き合っていた映画監督の梶谷が不審死を遂げ、食事会のメンバーには谷崎寿々と梶谷から遺書とも読み取れる年賀状が届いていた。

    相次いだ2人の死に疑問を覚えた世津子は、舘川信代に誘われて、寿々の住んでいた賃貸アパートに向かうと、そこは、世津子が若かりし頃、当時交際していた梶谷が住んでいた部屋だった。

    やがて、世津子は自身の小説の『ウバステ』のモデルとした高級老人ホーム『ユートピア逗子』の秘密と都市伝説に触れることになる。

    本体価格850円
    ★★★★

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    2026年09月13日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    前半はミスリード的に真犯人と思われる人物を追い詰めていく、それらしい反応も見られるため、真犯人か。と思いきや、
    突如冤罪と思われていた人が認める。
    そこから急展開や場面展開の激しさから徐々に話が分からなくなってきてしまった。
    とても不思議な小説で、たのしかった。

    最終的には、主人公が呼び寄せたような犯罪で、
    本心はなかったものの、辻褄は色々合うような展開に。

    キチンと1度では理解が難しく、
    ずっと推理しながら読み進めていった。

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    2026年09月11日
  • ノストラダムス・エイジ

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    Z世代は知ってんのかな?私が初めて知ったのは小学生くらいだったような…。

    1999年7月にアンゴルモアの大王が降りてきて地球は滅亡する…当時半信半疑だったのを思い出す。じゃどうせ滅亡するんなら今更勉強しても仕方ない!お金も浪費しなくちゃ!なんて思った記憶がある。(笑)

    この本、登場人物は少ないけど時系列がごちゃごちゃして頭の中で整理しにくい。平行世界と見せかけて?みたいな。結局黒幕は誰だ?イエヤス?いやゴンベエ?はたまた?

    人間には搾取される側と搾取する側、そして全てをぶち壊すぶっ飛んだ人の3種類があるそうだ。

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    2026年09月09日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

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    ネタバレ

    フジコの従兄弟の話が主体

    まあ本当は従兄弟じゃなくて異父兄弟なわけだけど

    フジコの一連の事件を補強する形なのでこれでワンセットなんだろうけど、フジコの殺人はある種の爽快感があったのに下田家の話って胸糞悪いだけなんだよな

    これで補強されることにより殺人鬼フジコがちょっとチープになった感ある

    衝動最後で美也子も殺されたのかと思ってたので実は生きてたのは良かった
    でも美也子も人を操って殺人させたように想像できるから結局直接であれ間接であれ殺人する血筋ってことなのかな

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    2026年09月09日
  • フジコの十ヶ条

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    なぜこんなにも性悪な人が揃うんだ…というくらいみんな表裏があり、私利私欲のために他人を蹴落とす(なんなら殺す)のを厭わない。二作目に引き続きフジコ本人は一切出てこないけど、フジコが悪いやつじゃなく感じるくらいに。
    真梨幸子さんの本は他にも読んだけど、やっぱりフジコのシリーズが一番驚きの連続。最後までショックだった。ほかの方も言ってたようにまだ続きそう。。。

    宗教はジョーカーのようなもので、どんなことでも「宗教絡みだ」と言えばみんな納得してしまう。というのはとても納得。そのとおりだと思う。それが宗教の恐ろしさだけど、日本はその傾向が強いように思う。分かりやすく宗教でなくても、何かに盲信し、その通りに動いてしまうとどこかで行き過ぎたり踏み外したりするのだろうな…。

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    2026年09月08日
  • 鸚鵡楼の惨劇

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    評価低いけど、おどろおどろしさや不吉な感じは個人的に好きだった。でも確かに、セックスの描写が多く、苦手意識を持つ人もいるだろうなと感じた。
    十二社での出来事は現代で全く同じこと起きないが、現代でも重なることや同様のことは起きている。変わらないなと悲しくもなった。
    やっぱり結末が「そこなんだ」と思うものだったので★一つ削除

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    2026年09月06日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    ネタバレ

    これもう全部のガチャハズレじゃんね
    冒頭は早季子の過去なのね

    カルマなぁ
    親のようにしか生きられないを最後断ち切ったと言ってもいいと思うがカルマも何も皆殺しされてるんよね…

    裕也は死んでよかった

    茂子と小坂さんのお母さんやり手すぎる

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    2026年09月05日
  • 坂の上の赤い屋根

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    本作は桐谷健太さん主演でWOWOWでドラマ化されてます。
    実の娘とその恋人による医師夫婦殺人事件を背景にして新人の女性作家と法廷画家の女性、2人の女性の視点から事件の真相に迫っていきます。
    きっとこの2人の女性はどこかで交錯するんだろうなぁと思いながら読み進めていくと思いもよらぬ展開に。
    真梨ワールド、しっかりとイヤミスでした。
    茗荷谷駅(東京都文京区)と思われるエリアのへんな知識が増えました。

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    2026年08月31日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

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    【インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実】

    終盤での怒涛の伏線回収に脱帽…!わぁーー!!よく読んでれば気づいたじゃん!のオンパレードで記憶消してもう1回読みたい笑
    しかも真梨さんの他作品とリンクしてる…?読まねば…これは真梨幸子沼ですわ

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    2026年08月30日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    フジコの小学生時代が凄惨すぎる:( ;˙꒳˙;):ネグレクト、虐待、いじめ。その環境で生き延びるのに必死だった藤子。難しいな…「藤子が悪い」で終わらせられたらどれだけラクか…難しい(´・_・`)

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    2026年08月30日
  • ●●にいたる病

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    いろんな作家さん達の『◯◯にいたる病』アンソロジー

    殺戮にいたる病が凄く良かったので、たまたま見つけたこちら即買いしました

    やっぱり面白い!!
    真梨さんも背筋さんも良かった
    個性溢れるストーリー達

    最後は『いたらぬ病』だったけど(笑)
    ぞわっとするよー

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    2026年08月29日
  • 坂の上の赤い屋根

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    ネタバレ

    もう正直に読まない癖がついてしまっているので、黒幕については見当がつき、当たりました

    それでも真相や人物の正体について、読者を翻弄しながら読ませる文章はさすがだなと思いました

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    2026年08月21日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    「バレなきゃ悪くない」
    これが藤子の行動原理であり、愛と美への執着が行動理由だった。バレなきゃいい、の考え方は少なくない人が甘えとしてもってるものだ。それが繰り返され、慣れ、悪化すると、癖化した犯罪になる。日々、小さなことでも「バレなきゃいい」で動いたらだめだなと教訓になった。
    藤子は嫌いな母と同じ道を歩むことに気づいていながらもそれを肯定し続けた。知らないうちに母を学んでいて、親子関係はその人を構成する重要な役割であることが分かる。これは現実世界でもその通り。
    藤子に殺された無関係な人々は、少なくとも藤子と接してる間は悪い人ではなく、殺されたことに関して無念でしかない。でも藤子が苦しみ続けたのも事実で、こんな殺人鬼が育ってしまったことをどう阻止できたのか。(フィクションだけど現実にもあるから)考えないといけないと思う。

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    2026年08月12日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

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    真梨幸子らしいイヤミス。転落していく登場人物たちの人生模様が描かれる。バブルの時代も就職氷河期もそれぞれの苦労があったんだなぁと不憫に思った。

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    2026年08月08日
  • まりも日記

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    猫飼いの性で、猫と名のつくものに惹かれる。
    猫のミステリー? と読み始め、初めは「何だ、ただのブログ本か」と思いきや、途中から、まりもさんが、様々な人と出会っていったストーリーが、最後思わぬところで糸が絡み合い、何とも不気味な猫ミステリーとなっていた。
    そして、作者のシメの一文「虚実ごちゃ混ぜ」の新しい感覚のミステリー。

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    2026年08月07日
  • 坂の上の赤い屋根

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    ネタバレ

    ・「青田彩也子は、刑務所内でなにか事故に遭ったらしいわよ。そのせいですべての記憶を失ってしまったんですって。全生活史健忘。いわゆる記憶喪失ってやつ。自分の名前はもちろん、自分が誰なのかすら分からなくなるやつよ。つまり、自分が犯した罪も完全に忘れてしまった。そうなると、なんで自分が刑務所にいるのかが分からない。それで、弁護士が動いてね。異例中の異例だけど、出所が認められたってわけ」

    ・東京拘置所は、「文京区両親強盗殺人事件」で死刑を言い渡されていた大渕秀行が、房内で首をつって自殺を図り、翌日に死亡したと発表した。拘置所によると、シャツを引き裂き窓の鉄格子に結んで、首をつっているのを職員が見つけた。

    犯罪者本人が事件について調べる。
    それほどイヤミスではなかったけど最後にもある通り嫉妬や執着など生々しく描かれる複雑な人間心理や、最後の最後まで気が抜けない驚きの展開に、中毒になるんだろうな。

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    2026年08月02日