真梨幸子のレビュー一覧

  • フジコの十ヶ条

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    なぜこんなにも性悪な人が揃うんだ…というくらいみんな表裏があり、私利私欲のために他人を蹴落とす(なんなら殺す)のを厭わない。二作目に引き続きフジコ本人は一切出てこないけど、フジコが悪いやつじゃなく感じるくらいに。
    真梨幸子さんの本は他にも読んだけど、やっぱりフジコのシリーズが一番驚きの連続。最後までショックだった。ほかの方も言ってたようにまだ続きそう。。。

    宗教はジョーカーのようなもので、どんなことでも「宗教絡みだ」と言えばみんな納得してしまう。というのはとても納得。そのとおりだと思う。それが宗教の恐ろしさだけど、日本はその傾向が強いように思う。分かりやすく宗教でなくても、何かに盲信し、その

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    2026年09月08日
  • 鸚鵡楼の惨劇

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    評価低いけど、おどろおどろしさや不吉な感じは個人的に好きだった。でも確かに、セックスの描写が多く、苦手意識を持つ人もいるだろうなと感じた。
    十二社での出来事は現代で全く同じこと起きないが、現代でも重なることや同様のことは起きている。変わらないなと悲しくもなった。
    やっぱり結末が「そこなんだ」と思うものだったので★一つ削除

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    2026年09月06日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    ネタバレ

    これもう全部のガチャハズレじゃんね
    冒頭は早季子の過去なのね

    カルマなぁ
    親のようにしか生きられないを最後断ち切ったと言ってもいいと思うがカルマも何も皆殺しされてるんよね…

    裕也は死んでよかった

    茂子と小坂さんのお母さんやり手すぎる

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    2026年09月05日
  • 坂の上の赤い屋根

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    本作は桐谷健太さん主演でWOWOWでドラマ化されてます。
    実の娘とその恋人による医師夫婦殺人事件を背景にして新人の女性作家と法廷画家の女性、2人の女性の視点から事件の真相に迫っていきます。
    きっとこの2人の女性はどこかで交錯するんだろうなぁと思いながら読み進めていくと思いもよらぬ展開に。
    真梨ワールド、しっかりとイヤミスでした。
    茗荷谷駅(東京都文京区)と思われるエリアのへんな知識が増えました。

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    2026年08月31日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

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    【インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実】

    終盤での怒涛の伏線回収に脱帽…!わぁーー!!よく読んでれば気づいたじゃん!のオンパレードで記憶消してもう1回読みたい笑
    しかも真梨さんの他作品とリンクしてる…?読まねば…これは真梨幸子沼ですわ

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    2026年08月30日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    フジコの小学生時代が凄惨すぎる:( ;˙꒳˙;):ネグレクト、虐待、いじめ。その環境で生き延びるのに必死だった藤子。難しいな…「藤子が悪い」で終わらせられたらどれだけラクか…難しい(´・_・`)

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    2026年08月30日
  • ●●にいたる病

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    いろんな作家さん達の『◯◯にいたる病』アンソロジー

    殺戮にいたる病が凄く良かったので、たまたま見つけたこちら即買いしました

    やっぱり面白い!!
    真梨さんも背筋さんも良かった
    個性溢れるストーリー達

    最後は『いたらぬ病』だったけど(笑)
    ぞわっとするよー

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    2026年08月29日
  • 坂の上の赤い屋根

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    ネタバレ

    もう正直に読まない癖がついてしまっているので、黒幕については見当がつき、当たりました

    それでも真相や人物の正体について、読者を翻弄しながら読ませる文章はさすがだなと思いました

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    2026年08月21日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    「バレなきゃ悪くない」
    これが藤子の行動原理であり、愛と美への執着が行動理由だった。バレなきゃいい、の考え方は少なくない人が甘えとしてもってるものだ。それが繰り返され、慣れ、悪化すると、癖化した犯罪になる。日々、小さなことでも「バレなきゃいい」で動いたらだめだなと教訓になった。
    藤子は嫌いな母と同じ道を歩むことに気づいていながらもそれを肯定し続けた。知らないうちに母を学んでいて、親子関係はその人を構成する重要な役割であることが分かる。これは現実世界でもその通り。
    藤子に殺された無関係な人々は、少なくとも藤子と接してる間は悪い人ではなく、殺されたことに関して無念でしかない。でも藤子が苦しみ続けた

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    2026年08月12日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

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    真梨幸子らしいイヤミス。転落していく登場人物たちの人生模様が描かれる。バブルの時代も就職氷河期もそれぞれの苦労があったんだなぁと不憫に思った。

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    2026年08月08日
  • まりも日記

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    猫飼いの性で、猫と名のつくものに惹かれる。
    猫のミステリー? と読み始め、初めは「何だ、ただのブログ本か」と思いきや、途中から、まりもさんが、様々な人と出会っていったストーリーが、最後思わぬところで糸が絡み合い、何とも不気味な猫ミステリーとなっていた。
    そして、作者のシメの一文「虚実ごちゃ混ぜ」の新しい感覚のミステリー。

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    2026年08月07日
  • 坂の上の赤い屋根

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    ネタバレ

    ・「青田彩也子は、刑務所内でなにか事故に遭ったらしいわよ。そのせいですべての記憶を失ってしまったんですって。全生活史健忘。いわゆる記憶喪失ってやつ。自分の名前はもちろん、自分が誰なのかすら分からなくなるやつよ。つまり、自分が犯した罪も完全に忘れてしまった。そうなると、なんで自分が刑務所にいるのかが分からない。それで、弁護士が動いてね。異例中の異例だけど、出所が認められたってわけ」

    ・東京拘置所は、「文京区両親強盗殺人事件」で死刑を言い渡されていた大渕秀行が、房内で首をつって自殺を図り、翌日に死亡したと発表した。拘置所によると、シャツを引き裂き窓の鉄格子に結んで、首をつっているのを職員が見つけ

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    2026年08月02日
  • ●●にいたる病

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    流石名だたる人達だけあって面白かった。

    「いたる病」っていう大元のテーマがあるのに書く人が変わるだけでこんなにいろんな角度で楽しめる本になるのかと驚いた。

    最後だけ「いたらぬ病」なのはなんでやねん!と思ったけどそれは触れないでおこうと思います。

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    2026年07月31日
  • あいつらの末路

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    初めはお高く止まった女の転落話の連続短編集だと思っていた
    確かに連作短編集だったけど…
    ラスト数行でおお…となって、タイトルを見てゾッとした

    朝子視点の文章が読みづらいのも焦りまくってて大混乱な感じが伝わって良い

    本当に大混乱だった

    生きている人間が1番怖い

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    2026年07月29日
  • ●●にいたる病

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    ネタバレ

    我孫子武丸『切断』
    もはや十八番。犯人の男が渦中の女の子自身(もう一つの人格)。ちゃんとどんでん返しとして成立しているし、トップバッターとして良かった。

    神永学『欲動』
    タナトスに魅入られる人、というのはよくあるテーマ。挿入部分が玲子ってことには気づいたけど、担任教師か…ありがちな罠に何度もしてやられる…よくできた話!

    背筋『怪談』
    最後の台詞にゾクッ…!怪談すぎる!
    途中であ〜そんなもんか〜と思わせときつつ、ちゃんとオチてオモロくて狡い!一番◎

    真梨幸子『コンコルド』
    う、うーん暫定最下位かも

    矢樹純『拡散』
    叙述トリックではない…だと…。まあ全部そうでもね、うん、おもんないからさ。

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    2026年07月25日
  • お引っ越し

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    真梨幸子さんらしい、読みやすい短編集。
    なさそうでありそうな、ホラー味が強い作品だったが、面白かった。
    個人的に、もう引っ越しをする必要がないのでホッとしている笑

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    2026年07月25日
  • フジコの十ヶ条

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    殺人鬼フジコが記したとされる十ヶ条のメモによって引き起こされる事件の数々

    フジコシリーズの中では言いようのない不気味感が少なく、軽く読めると思ってたが、終盤辺りで「うわぁ…」と持ってかれてしまった
    最後まで気が抜けない
    が、何故か惹き込まれる

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    2026年07月22日
  • あいつらの末路

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    3時間で一気読み。途中からなんとなく展開が予想できてしまった点だけマイナス。真梨幸子さんらしい女のイヤ〜な部分が満載。憧れ、嫉妬、妬みはどんなに仲が良い関係にも潜む心情。何がきっかけでいつ表面化するかは、、、ほんとイヤだね〜あぁ、面白かった。

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    2026年07月17日
  • フジコの十ヶ条

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    相変わらずサクサクと殺人が行われ、フジコの十ヶ条がそれぞれの殺人事件のキーワードと符合していく。
    米井富士子が受動的に関わる事件と思われたのだが、なかなかにフジコはその正体を読者に予想させない。
    最後に無罪請負人の弁護士まで処理してしまう徹底的な殺意は、まさにフジコの猟奇性を際立たせている。

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    2026年07月17日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    鬱屈とした展開が続く。
    解説にあった“素晴らしい嫌悪感”という表現が的を射ている。
    苦しい表現、痛々しい感情が続いていくのに、読む手が止められない。
    どんな終わり方をするのか、期待を込めて読み進めたが、そのまま終わる。実は娘の話だった!というどんでん返しオチかと思ったら違っていた。
    このまま終わるのか…と残念に思っていたら、あとがきで高評価確定。なるほど、と感嘆してしまった。
    はしがきとあとがきの構成が素晴らしい。
    内容が陰湿、口悪く言えば胸糞悪い展開しかないので、人に勧めるのは憚れるが、解説にもあった通り、世の中の濁った部分を見たい時にはいいかもしれない。
    人に勧めにくいという意味では星3だ

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    2026年07月09日