真梨幸子のレビュー一覧

  • 三匹の子豚

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    これぞ真梨幸子さんらしい作品。こいつはなんか変だなと思っていた人がその人から見たら語り手の方がおかしかったとか、誰に感情移入するか、誰を主人公として見るかで感じ方が変わる。まあ現実にも往々にしてあることですね。

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    2024年05月13日
  • 坂の上の赤い屋根

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    見事に騙された·····!イヤミス覚悟で読んでいたが、途中で頭が混乱した。最後の伏線回収でなんとかスッキリしたが、モヤモヤは残った·····。

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    2024年05月09日
  • 縄紋

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    歴史が好きな人におすすめの作品。
    とても面白かった。
    千駄木やおばけだんだん、文京ふるさと歴史科や小石川植物園など、この本のゆかりの地巡りがしたくなる。

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    2024年05月18日
  • 縄紋

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    ネタバレ

    真梨幸子さん、女同士のドロドロ系のイメージが強かったけれどこちらはまた全然違う読み味で面白かった。こういう参考文献がズラっと出てくる小説は勉強になる雑学も多くて好き。後半は誰が嘘をついているのかわからない、「信頼できない語り手」の要素もあってわくわくさせられる。
    結局『縄紋黙示録』は出版されたのか、反響はあったのか、五十部靖子の裁判はどうなったのかなどわからないまま結末を迎えてしまうのがちょっと心残り。

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    2024年05月05日
  • みんな邪魔

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    名前を覚えられないタイプなので、最初は読むのに苦労しました。相関図がないと読むのを諦めてたかもしれません…
    最初はまさしくイヤミスの名の通り、出てくる人がみんなどうしようもないし、嫌な話だと思ってました。
    最後に怒涛の伏線回収で綺麗に終わらせたところがスッキリしました!小説にしかできないトリックですね。

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    2024年04月24日
  • 孤虫症

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    自分が恵まれていると感じたい登場人物の語りから始まるこの物語。途中から語り手の切り口が変わってどんどん物語がどろっとしてく感じがよい。まさかそんなことになろうとはという展開だった。読み終えたら孤虫症というタイトルに深みを感じれるはず。

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    2024年04月22日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    2024.04.21
    読み比べができることがよい。
    誉田哲也の姫川玲子の新作はうれしい。
    五十嵐貴久は昔からからファン。

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    2024年04月21日
  • ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで 万両百貨店外商部奇譚

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    外商員のお仕事かと思えば、推し活があったり復讐劇があったりで、最後に外商につながるというのがなかなか面白い。
    サクサク進んでいたのに、最後はそうくる?のイヤミスだった。

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    2024年04月21日
  • フシギ

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    冒頭、事故物件にまつわるマンションの話から始まる。その後色んな話を交えながら、伏線を回収しつつ、1つの流れに集約していく。。
    筆者自身が語りかけ説明しながら進むドキュメンタリー風に思わせる小説。
    今大流行の事故物件ものから始まるが、さすが真梨さんである。そのへんのブロガー崩れが書いたものとは筆力が違う。全体的に平易で読みやすい文章だが、イヤミスの女王真梨さんらしい緻密で悪意ある人物描写としっかりした構成で、秀逸なホラーサスペンスになっている。

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    2024年04月14日
  • 孤虫症

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    常に読者を落ち着かない気分にさせてくれる小説。『殺人鬼フジコの衝動』を読み、著者のデビュー作品を読みたくて手にしました。ねっとりとした空気感と不穏な雰囲気の登場人物たちに、感情移入できるキャラクターはおりませんでした。
    嫌な気持ちを引きずりつつ最後までページをめくる手を止められません。

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    2024年04月11日
  • 5人のジュンコ

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    WOWWOWでやってたドラマ「坂の上の赤い屋根」が面白かったので、この方の作品を読んでみたいと思って初読み。

    ジュンコという同じ名前の人が出てきて、少しずつ繋がっていくのが面白かった。
    同じ名前同士って、なんか他人と思えなくて特別なのもわかる。
    けど、途中あまりにもヘビーで理解出来ない感情の渦に飲み込まれそうで、ちょっとしんどくなった…

    そしてオチがイマイチわかりにくいかな?
    「坂の上の赤い屋根」も最後がイマイチ雑だったような。

    でも人間の持つ黒い感情、自分にもある出来れば蓋をしたい感情を書くのがとても上手い。

    しかし次はちょっとハッピーな作品が読みたくなりました。笑

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    2024年04月07日
  • アルテーミスの采配

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    過去読んだ著書の中で一番不快な気分になった。先が気になってページを捲る手は止まらなかったけど、面白さというよりも早く読み切ってしまいたいって気持ちのほうが強かった気がする。親が憎ければ子も憎い、最悪な復讐劇に次ぐ復讐劇。母親が母親としての立場で酷い目に遭ったりするシチュが本当に苦手だなと思った。女として読むのもしんどかったけど、女が読んだ方が楽しめる話ではあるんだろうな。

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    2024年03月30日
  • みんな邪魔

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    なんか色々身に覚えがありすぎてこわかった。これから自分もああなっていうのかも?みたいに感じてゾッとした。要介護になった母親の描写がきつくてつらい。でも真梨幸子で読んだ作品の中で1番面白かった気がする。

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    2024年03月29日
  • 縄紋

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    ネタバレ

    縄文時代を調べたくなる話。
    初めての真梨幸子さん。おもしろかった。最後の終わり方……新型コロナも何か関係あったんじゃ…?!とドキドキする文章でした。
    つい最近サピエンス全史の最初だけ読んでいたからか、ネアンデルタール人の件はすんなり入ってきた。物事にタイミングってあるんだね。変なところで嬉しかったです。

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    2024年03月26日
  • えんじ色心中

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    真相の章までは『誰がどの人?』と思いながら読み進めるペースもめちゃくちゃ早かったけど、真相の章に入る直前から混乱(笑)
    理解は出来たけどモヤモヤは残る。

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    2024年03月15日
  • 聖女か悪女

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    一気読み。真梨さんの作品はいつも女性の妬み嫉みが描かれるけど、今回は男性含めて人間の色んな汚いが織り込まれていたなと思う。国のためのルール・倫理を無視して快楽に走る金持ちってのは本当にいるのかも知れない。自分もいつか⚫︎される側になると思いつつも自分だけは上手くやってる、転がしてるって慢心の世界。後半のグロテスクな描写はサイコ系の漫画で見た絵が脳内でミックスされながら再生された。ここが胸糞と評価されていたところかー!と思いながら読み終えました。この一気読みできちゃう胸糞な疾走感が個人的に好きです。

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    2024年03月11日
  • 孤虫症

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    ネタバレ

    久しぶりの真梨作品。
    安定のドロドロイヤミス

    地の文っぽいところとそうじゃないところが混ざってた理由がわかってスッキリしたけど、最終的に誰も幸せじゃない終わり方すぎた…
    謎の感染症×女の嫉妬こわすぎる。

    やっぱりイヤミスの女王はレベルが違う。

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    2024年03月06日
  • フシギ

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    語り手がいつの間にか変わっているような感覚に何度も陥り何ともフシギ・・・ホラー要素たっぷりのフシギ。全てがひとつに繋がったとき、ハッとする。後に不気味な感じが残る。

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    2024年03月05日
  • 三匹の子豚

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    個人的に好き。犯人が意外で、冒頭の何でこの話を?って内容がちゃんと意味があって繋がっていく。先が気になって一気読みだった。満足。

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    2024年02月27日
  • 鸚鵡楼の惨劇

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    ――

     ホラー、ミステリ、サスペンスにとって死は血であり、性は肉であると。


     友人と話題にしたので再読。再読でもこんなに面白いなんてまじで…
     グロテスクなエンタメ。1962年の西新宿、なんて如何にもな舞台からはじまる物語はそこから半世紀、根深く渦巻く呪怨のような情念に支配され…ってこれはもう騙しに掛かっているかしら。
     前提として、とてもよくできたミステリ。モチーフはどろどろに重い性愛なのだけれど、ずっしりと腹にくるそのテーマをこんなふうに読ませるのは技量。終盤、ジェットコースターみたいにすべての伏線やミスリードが回収されていく、その間は快感で、真梨幸子素人のわたしなんかは意外と希望的

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    2024年02月18日