真梨幸子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ラスト15ページ、戦慄のどんでん返し…そんな紹介が書いてあったので、手に取ってみた。ちょっと不吉な表紙のイラストだし…
事故物件、都市伝説、呪い…ちょっと夜に一人で読むには怖い話が展開していく。死者からの定期的に届くメールは、想像するとめちゃくちゃ怖い!
後半にかけてゾクゾクとする嫌〜な感じが加速。そして最後の章では、紹介文にあるように、『え?』ってなるネタバレ。誰もがページをさかのぼり、これまでのやり取りを読み直しそう。
しかしながら、最後の事実を踏まえると、この小説はドラマ化、映画化は無理だろうなあ…たぶんこのオチは表現できないと思う。
ああ、言いたい…この小説のオチを言いたい…← -
Posted by ブクログ
表紙はなんだか意味深だ。
公園でホームレスの女性(さっちゃん)が謎の死を遂げる。彼女がなぜ死んだのか興味を持った祐子という女性が、さっちゃんのこれまでの人生をなぞり、関係者の話から事件の核心に迫っていく。最後は真梨幸子さんらしい、あるどんでん返しがあり『え?どういうこと』となる。…真梨幸子さんって、『さちこ』と書いて『ゆきこ』って読むんだね…←これがヒント。
第三者の証言から人物像を浮き彫りにしていく手法は、以前読んだ山田宗樹の『嫌われ松子の一生』を彷彿する感じだった。
またこの小説は、過去に実際にあったホームレス女性が渋谷のバス停で撲殺された凄惨な事件がモチーフになっている。ある事件を -
Posted by ブクログ
ネタバレ「さたけじゅんこ」という連続殺人犯の周りで起きる事件について、悪意のバタフライエフェクトがテーマになっている。5つの漢字の違う「じゅんこ」の物語が描かれるが、恐ろしいのはどの物語においても「さたけじゅんこ」が関わっているように見えて実は全くそうではないところだ。主人公たちは怨恨、貧困、嫉妬など人間誰しもが陥る可能性がある状況にあり、それが閾値を超えた時に殺人に至る。物語の中には出会い系サイトが出てきており、読み進めるほど、かの有名な結婚詐欺のあの人と「さたけじゅんこ」を結び付けて考えてしまうが、それがミスリードの仕掛けとなっている。エピローグも秀逸。個人的には極刑を待つのみのさたけじゅんこが、
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Posted by ブクログ
ネタバレ真梨さんの本を目に付くものから読んでいるところ。
AV業界がテーマであり、普段露わにならない部分への怖いもの見たさからどんどん読み進めてしまった。
鮫島さんは恨みを晴らそうとターゲットをAVに出演せざるを得ないようにしていたけれど、もとは詐欺商法をしていたのだから自分が騙されることもありえるだろう。序盤は気の毒に思っていたが、視点が変われば、シャワーをせびってくるような人は煩わしかっただろう。
馬場さんが一番気の毒。
この話だと、AV女優になることは、親族に殺意を抱かせるほど落ちたものと言われているが、男優はそこまでではないように思う。なぜ女優だけ?