真梨幸子のレビュー一覧

  • 極限団地―一九六一 東京ハウス―(新潮文庫)

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    何やら不吉な感じの表紙に惹かれて購入。

    テレビの『リアリティショー』とは、整形とかダイエットの密着、アイドルオーディションからデビューまで、大家族の日常、無人島生活、警察24時とか…演出の無いドキュメンタリーのことである。

    この小説はテレビ局の特別番組として、1961年(昭和36年)の団地暮らしを体験するというリアリティショーを製作することになり、出演者は2組の家族で、3ヶ月を団地で生活すると各500万円の謝礼がもらえるとのこと。このお金で新たな家族の幸せを掴もうと、すぐに応募者は決まり、不自由な暮らしを2組の家族は始めるが…実は番組を面白くさせるためのテレビ曲の思惑があった。そして負の感

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    2025年03月02日
  • フシギ

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    ラスト15ページ、戦慄のどんでん返し…そんな紹介が書いてあったので、手に取ってみた。ちょっと不吉な表紙のイラストだし…

    事故物件、都市伝説、呪い…ちょっと夜に一人で読むには怖い話が展開していく。死者からの定期的に届くメールは、想像するとめちゃくちゃ怖い!

    後半にかけてゾクゾクとする嫌〜な感じが加速。そして最後の章では、紹介文にあるように、『え?』ってなるネタバレ。誰もがページをさかのぼり、これまでのやり取りを読み直しそう。

    しかしながら、最後の事実を踏まえると、この小説はドラマ化、映画化は無理だろうなあ…たぶんこのオチは表現できないと思う。

    ああ、言いたい…この小説のオチを言いたい…←

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    2025年03月02日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

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    表紙はなんだか意味深だ。

    公園でホームレスの女性(さっちゃん)が謎の死を遂げる。彼女がなぜ死んだのか興味を持った祐子という女性が、さっちゃんのこれまでの人生をなぞり、関係者の話から事件の核心に迫っていく。最後は真梨幸子さんらしい、あるどんでん返しがあり『え?どういうこと』となる。…真梨幸子さんって、『さちこ』と書いて『ゆきこ』って読むんだね…←これがヒント。

    第三者の証言から人物像を浮き彫りにしていく手法は、以前読んだ山田宗樹の『嫌われ松子の一生』を彷彿する感じだった。

    またこの小説は、過去に実際にあったホームレス女性が渋谷のバス停で撲殺された凄惨な事件がモチーフになっている。ある事件を

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    2025年03月02日
  • 教祖の作りかた

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    とにかく怖い。
    文字情報でグロが大量に一気に渡され、想像のし過ぎで何度か本を閉じて休憩したほど。それでも構成が素晴らしく上手くて、「眠れなくなる!」と思いながら止められなかった。最後の締め方だけうーんという感じだが、それ以外は素晴らしかった。初めての真梨幸子作品だったので、その特性を知らぬままかわいい装丁に惹かれて手に取り、そこからは想像出来ない内容に面食らってしまった。

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    2025年03月01日
  • 4月1日のマイホーム

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    同じ作者で、限界団地も良かったので読んでみました。本作もあっという間に読めて面白かったです。人間の心理や欲望、プライドが表現されながら、ミステリー要素もありました。

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    2025年03月01日
  • あの女

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    イヤミスと言えば真梨幸子だと思う!
    女同士の妬み、相手を陥れて自分が這い上がろうと何でもする感じが本当にドロドロしていてある意味面白い。
    寝たきり状態になっているのが珠美かとミスリードされていたり、阿部定や遊郭なんかの話も出てきてまさにイヤミス。
    ストーリーの整理ができないとこもあったけど、こんな感じが真梨さんらしくて良い!

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    2025年02月27日
  • 5人のジュンコ

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    ネタバレ

    「さたけじゅんこ」という連続殺人犯の周りで起きる事件について、悪意のバタフライエフェクトがテーマになっている。5つの漢字の違う「じゅんこ」の物語が描かれるが、恐ろしいのはどの物語においても「さたけじゅんこ」が関わっているように見えて実は全くそうではないところだ。主人公たちは怨恨、貧困、嫉妬など人間誰しもが陥る可能性がある状況にあり、それが閾値を超えた時に殺人に至る。物語の中には出会い系サイトが出てきており、読み進めるほど、かの有名な結婚詐欺のあの人と「さたけじゅんこ」を結び付けて考えてしまうが、それがミスリードの仕掛けとなっている。エピローグも秀逸。個人的には極刑を待つのみのさたけじゅんこが、

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    2025年02月26日
  • 極限団地―一九六一 東京ハウス―(新潮文庫)

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    面白い!登場人物が意外と多いのと、複雑なストーリー・伏線なので一気読み推奨。自分は時間を空けてしまったので誰が誰だか後半よくわからなくなってしまった(私が悪いけども)

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    2025年02月25日
  • 教祖の作りかた

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    面白かった!
    最初っから完全に騙されてて、途中からおっと?どういうことだ?と気づき始め最後に答え合わせ!
    イヤ〜な後味が残るけどそれもまたいい!
    この作者の他の作品も読んでみたいな〜

    追記
    作者、聖女か悪女の人か〜
    確かに読んだことのある文体で宗教というか組織がテーマなの似てるわ!

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    2025年02月21日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    一生本を読んで暮らせるなら、
    人生と引き換えでもよいか?

    そこで得た報酬を娘たちに残し
    サラッと宇宙へ旅立てる?

    ふとそんなことを考えた。

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    2025年02月14日
  • 教祖の作りかた

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    ネタバレ

    久しぶりに真梨さんの本を読みました。やっぱり面白い。
    最初は同窓会での再会からの、ドロドロ展開になるのかと思ったら(少しなりましたが)過去のバラバラ事件から宗教問題が出てきて、終盤に進むにつれ、登場人物に対してのミスリードっぽいのもあって、気になって一気にさくっと読み進めました。
    厚木(うちから比較的近い)っていうのに親近感が出てこともあり、ほんとにありそうな事件だな~っていう感じでした。

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    2025年02月11日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

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    イヤミスと言えば真梨幸子!
    だけど今回の作品はイヤミス感がまだ軽い感じがした。

    さっちゃんが殺されて、犯人を探しているのに重くなく軽いタッチでストーリーが進んでいくし、出てくる人物のキャラが全員個性的!笑
    犯人が分かってからも、その後のストーリーがあって結局何なんだ?と知りたくなりページを捲る手が止まらなかった。
    お腹いっぱいといった感じ。

    ただ生きていて、どこでどう人生が転落してしまうのかというとこは誰しもにあり他人事ではない。
    私的には面白かった!

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    2025年02月09日
  • 教祖の作りかた

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    おもしろかった。勢い止まらず最後まで読めた。
    大どんでん返しというよりかは、じわじわとひっくり返される感じ。
    この人の違う本も読んでみたい。

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    2025年01月24日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    見たことのある名前の作家さんがたくさんの、ぜいたくな1冊。
    私は呉勝浩さんのお話が1番印象的だった。他の本にもあたりたいと思う。
    多崎礼さん、岸田奈美さん、米澤穂信さんは何作か読んだことがあり、短編でも“っぽさ”が出るなと感じる。様々な「これが最後の仕事になる」が読めて良かった。

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    2025年01月21日
  • ウバステ

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    前期高齢者の本格的な老後の不安の本?おひとり様…他人事ではない!
    と、気負って読み進めるけど、割合冗長な感じ。

    主人公の自分はまだお年寄りではないと言う足掻きがみっともないなぁ。と思うのは彼女の年齢まで20年もないからだわね。自分も同じようになりそうで、悪い見本を見ている様。
    そんな感じでグダグダして終わるのかなぁ。

    だと思っていたのに。
    最後の章で急転直下。
    嫌〜な終わり方だった。

    余談ですが。
    ガッツリ昭和の人間なのに、各章のタイトルの昭和歌謡がガンダーラしか分からず…Youtubeで確認した。

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    2025年01月14日
  • みんな邪魔

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    やべぇ、やべぇ。ミステリーだけど、心の暗部のミステリー。謎のあるミステリーではなく、人の心の不定形さから来る人の心にまつわるミステリー。
    うわぁ、と思いながら、楽しんでしまう。臭いと思いながら、つい嗅いでしまう、みたいな癖になる感じ。

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    2025年01月11日
  • カウントダウン

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    余命半年。お掃除コンシェルジュらしく、いろいろ片付けて納得のいく最期を。というテーマでこんな展開になるなんて。さすがの真梨幸子。

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    2025年01月06日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

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    今の時代、誰が誰にでもなってしまう危うさと脆さがある。
    そうならない為に踏ん張って生きている。
    "イヤミスの女王真梨幸子"至極の一冊

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    2025年01月04日
  • 教祖の作りかた

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    するすると引っかからずに読める
    他の真梨作品に比べると、登場人物もそこまで多くないので相関図を描かなくても大方掴めた

    視点が操作されていて、最後には「あ!そういうこと!?」と気づけて面白い
    ただ、読後にずしんとくるいや〜な感じは薄め(イヤではあるけど)起きている事件は凄惨だけどなぜか全体的に軽めな印象
    ノンストップで進んでいく感じが、イヤミスというよりも、ヒトコワ?ホラー?

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    2024年12月31日
  • シェア~諍い女たちの館~

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    新宿に残された未開発地に建つ古家が舞台
    昔、別れた父から偶然相続した女が始めたのがシェアハウス。この土地がバブル期から地上げ対象になっていて、地上げ屋と所有者、占有者で争われていた。シェアハウスの住人が次々と失踪、死体となって見つかる。
    犯人は誰なのか?6人の住人とオーナーの一族への疑惑が次々と変わる。
    面白い

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    2024年12月30日