真梨幸子のレビュー一覧

  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    見たことのある名前の作家さんがたくさんの、ぜいたくな1冊。
    私は呉勝浩さんのお話が1番印象的だった。他の本にもあたりたいと思う。
    多崎礼さん、岸田奈美さん、米澤穂信さんは何作か読んだことがあり、短編でも“っぽさ”が出るなと感じる。様々な「これが最後の仕事になる」が読めて良かった。

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    2025年01月21日
  • ウバステ

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    前期高齢者の本格的な老後の不安の本?おひとり様…他人事ではない!
    と、気負って読み進めるけど、割合冗長な感じ。

    主人公の自分はまだお年寄りではないと言う足掻きがみっともないなぁ。と思うのは彼女の年齢まで20年もないからだわね。自分も同じようになりそうで、悪い見本を見ている様。
    そんな感じでグダグダして終わるのかなぁ。

    だと思っていたのに。
    最後の章で急転直下。
    嫌〜な終わり方だった。

    余談ですが。
    ガッツリ昭和の人間なのに、各章のタイトルの昭和歌謡がガンダーラしか分からず…Youtubeで確認した。

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    2025年01月14日
  • みんな邪魔

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    やべぇ、やべぇ。ミステリーだけど、心の暗部のミステリー。謎のあるミステリーではなく、人の心の不定形さから来る人の心にまつわるミステリー。
    うわぁ、と思いながら、楽しんでしまう。臭いと思いながら、つい嗅いでしまう、みたいな癖になる感じ。

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    2025年01月11日
  • カウントダウン

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    余命半年。お掃除コンシェルジュらしく、いろいろ片付けて納得のいく最期を。というテーマでこんな展開になるなんて。さすがの真梨幸子。

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    2025年01月06日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

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    今の時代、誰が誰にでもなってしまう危うさと脆さがある。
    そうならない為に踏ん張って生きている。
    "イヤミスの女王真梨幸子"至極の一冊

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    2025年01月04日
  • 教祖の作りかた

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    するすると引っかからずに読める
    他の真梨作品に比べると、登場人物もそこまで多くないので相関図を描かなくても大方掴めた

    視点が操作されていて、最後には「あ!そういうこと!?」と気づけて面白い
    ただ、読後にずしんとくるいや〜な感じは薄め(イヤではあるけど)起きている事件は凄惨だけどなぜか全体的に軽めな印象
    ノンストップで進んでいく感じが、イヤミスというよりも、ヒトコワ?ホラー?

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    2024年12月31日
  • シェア~諍い女たちの館~

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    新宿に残された未開発地に建つ古家が舞台
    昔、別れた父から偶然相続した女が始めたのがシェアハウス。この土地がバブル期から地上げ対象になっていて、地上げ屋と所有者、占有者で争われていた。シェアハウスの住人が次々と失踪、死体となって見つかる。
    犯人は誰なのか?6人の住人とオーナーの一族への疑惑が次々と変わる。
    面白い

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    2024年12月30日
  • アルテーミスの采配

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    ネタバレ

    真梨さんの本を目に付くものから読んでいるところ。
    AV業界がテーマであり、普段露わにならない部分への怖いもの見たさからどんどん読み進めてしまった。

    鮫島さんは恨みを晴らそうとターゲットをAVに出演せざるを得ないようにしていたけれど、もとは詐欺商法をしていたのだから自分が騙されることもありえるだろう。序盤は気の毒に思っていたが、視点が変われば、シャワーをせびってくるような人は煩わしかっただろう。

    馬場さんが一番気の毒。

    この話だと、AV女優になることは、親族に殺意を抱かせるほど落ちたものと言われているが、男優はそこまでではないように思う。なぜ女優だけ?



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    2024年12月27日
  • 極限団地―一九六一 東京ハウス―(新潮文庫)

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    マンガのような展開でドンドン読み進められました。

    話が二転三転する展開、会話中心でするする読めます。

    2時間ドラマや映画にすると、本よりも驚きが見えやすくて面白そうだなと。

    筆者の作品の中では死んだりするけど、ポップなストーリーでした。

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    2024年12月22日
  • 坂の上の赤い屋根

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    結局どこに重きを置くのかってわからない作品
    悪い意味でなく

    真梨さんワールドに巻き込まれたぁ
    という感じ

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    2024年12月17日
  • ウバステ

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    うそ!やだ!!え!?ほんとに?

    おひとり様の老後を不安に思う、そんな登場人物の日常を描いた作品かと思いきや!!
    これ!ミステリーじゃん!!
    こんな展開になるなんて!!驚きと、持って行き場のない、モヤモヤとした感情が残る、読後感、たまらん!作品でした!!

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    2024年12月16日
  • 祝言島

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    祝言島という存在すら怪しい島に関連した人たちが複雑に絡み合うサスペンス。
    展開に舌を巻くというほどではなかったが、どろどろとした関係性と明かされるごとに凄惨さの増す真実は真梨幸子だなあという感じで自分の好みだった。

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    2024年12月15日
  • 教祖の作りかた

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    最初から絶対ミスリードを仕掛けてくると

    分かっているのに

    なかなか分からないもどかしさ

    登場人物がみなうさん臭い(笑)

    主人公すら怪しいんですから



    最後は 気持ちよく

    なるほどなぁ と騙される

    お見事でした

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    2024年12月12日
  • 教祖の作りかた

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    息子の税金対策に、不倫した同級生の弁護士から宗教法人を引き継ぐことをすすめられた色葉。夫も了承した矢先に弁護士が殺される。
    最後はまさかの展開でした。

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    2024年12月10日
  • 三匹の子豚

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    タイトルが気になって読んでみた。読みやすい。
    母が狂えば子も狂う、連鎖するよね
    虚言の感じも含め、湊かなえの母性を思い出した
    不倫とか隠し子とか、ゴシップは面白いね
    いい意味で入り込みすぎず、芸能人のゴシップ見るテンションで読めて面白かった。

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    2024年12月08日
  • ウバステ

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    小説家・駒田世津子。20年前に書いた「ウバステ」がドラマ化された縁で出会った5人で女子会を続けていた。その中の1人が不審死したと聞き。

    おひとり様の老後そのものがサスペンスですね。自分もだんだんその年齢に近づき、怖いかぎりです。老後の幸せは金次第。

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    2024年12月03日
  • 坂の上の赤い屋根

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    ネタバレ

    この作者さんの本って「親の見栄に子供が巻き込まれる」「子供を自分の所有物みたいに扱う親が多い」「なんか周囲の治安が悪い」って感じで、読んでいてモヤモヤするので取り扱い注意なんだけど、読みやすいのでついつい読んでしまうんだよなぁ……。(今回の一冊を含めて、真っ当な親はおらんのかと思いながらいつも読んでしまう)

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    2024年11月30日
  • みんな邪魔

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    嫌な気分になるのにこういうの好きーー
    嫌になるのに読む手が止まらない!

    絶妙にリアルな感じがまたなんとも言えない。

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    2024年11月23日
  • ウバステ

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    ひとりって不安になるなぁ。お金があればなんとかなるのか? そうであるなら、またお金の不安も上乗せされるじゃないか。あまり先のことを考えすぎないことか。

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    2024年11月17日
  • 教祖の作りかた

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    タイトルから宗教的な話かと思ったら、すごいお話でした。税金の支払いを逃れるために宗教法人にするとか、自分の信じるものに妄信する人間の怖さ、傍から見ると異常なのにそれが子供の頃から当然の環境にいることにより洗脳された人間の怖さを感じた。結果、人間って怖いなっていう、真梨さんの作品って人間が怖いのが多くて読んでいて背筋がぞわってなる感じがあります。

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    2024年11月17日