真梨幸子のレビュー一覧

  • 殺人鬼フジコの衝動

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    終始陰鬱な気持ちにさせられる(褒め言葉として書いています)作品でした。こちらまで負の連鎖が憑ってきそうで途中で放り出したくなりますが、本を閉じることができません。あとがきも気を抜いてはいけません。最後の最後まで翻弄されます。
    真梨幸子さんを知ったのは、長江俊和さんの作品『掲載禁止 撮影現場』の解説を執筆されているからです。長江俊和さんと似たテイストの作品を世に送り出している方らしいと感じて興味を持ち本書を手に取りました。
    期待通り、嫌な気持ちを植え付けられ、負の心理描写満載の作品でした。次に読む作品も「フジコ」がタイトルに含まれている『インタビュー・イン・セル殺人鬼フジコの真実』を読むつもりで

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    2025年10月01日
  • 鸚鵡楼の惨劇

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    全編を通して陰惨な雰囲気がまとわりつき、読後感も悪い。面白かったんだけど、あまりにも暗い気持ちになってしまった。人には薦められない、自分一人で楽しみたいタイプの本。

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    2023年11月03日
  • 三匹の子豚

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    タイトルだけでは中々中身を想像出来ませんが、昔読んだ絵本のタイトル❣️中々ここからあの物語の展開は想像しませんでしたがこれが本当の意味で怖い絵本なのではないかと思います。絵本は子供達に人生の教訓を教えているのでは無いかと思います。桃太郎にしてもシンデレラにしても...無意識のうちに子供達に人生の教訓を私達は読み聞かせしているのかも...

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    2023年10月22日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

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    ネタバレ

    前作に引き続き面白かった。
    フジコの方は(ミスリードはさておき)話の展開がなんとなく読めた上で転がるストーリーを追っていくために読み進める手が止まらないという感じだったけど、今作は核心というか、茂子と健太の目論見が不透明で不気味なまま展開していくのを、真相が知りたいがためにどんどん読み進めてしまう感じだった。後半からは一気読みしてしまった。
    事件のモデルが北九州なだけあって、グロくて胸糞なところも怖かった。

    ただ、自分の読み込みが浅いだけかもしれないけど、肝心の健太が巧妙な詐欺師かつサイコパス殺人鬼になれたのかという理由がいまいち分からなかったことだけ残念。結局「血の業」ってことなのか?
    Q

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    2023年10月16日
  • 孤虫症

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    キモすぎる!!(褒めてる)
    終盤のスピード感のある回収がハラハラドキドキ!!
    誰も幸せにならないけど面白い作品だった。
    メンタル弱い人は注意。
    こんなキモい話、よく思いつくなあ(褒めてる)

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    2023年10月14日
  • みんな邪魔

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    オチはなんとなく分かるのに
    展開が気になってスラスラ読めた

    このトリックにはまんまと引っかかった
    もう一回読み返したくなるおもしろさがあった
    更年期になりたくない。自分がどうなるか怖い

    呪いって、因果応報やなって思った

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    2023年10月09日
  • みんな邪魔

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    女の嫌なところギュッと煮詰めて余すところなく提供してくれてます。
    ちゃんと騙してくれるし。真梨幸子さん期待を裏切られません。

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    2023年09月02日
  • 6月31日の同窓会

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    「地獄への道は、”善意”で舗装されている、、、」

    人は外側だけで中身は分からない。
    「嫉妬する人は理由があるから疑うわけじゃではなく。疑い深いから嫉妬するのです。」この言葉が読み終わった後にでてきた。
    どろどろでイヤミスで私の好きな要素だらけで一気に読んだ。
    これから真梨幸子の作品を読みたいと思える作品だった。

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    2023年08月27日
  • 孤虫症

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    同著者の「私が失敗した理由は」で取り上げられており、本当にあった本だったので読んでみた。

    うーん、この気持ち悪さたまらん笑
    五十嵐さんの「リカ」のようなサイコホラーとはまた違ったテイストのサイコホラー、、
    バイオよりの。

    最後の閉め方とかも余韻があって好きでした。
    読む人は選ぶと思うが

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    2023年08月10日
  • 坂の上の赤い屋根

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    ネタバレ

    いやー、真梨幸子節炸裂という感じ。良いイヤミスだった!

    読み進めるごとに様々な事実(らしきもの)か明らかになるのだが、「本当にこれが真実なのか?」「もしくは、真実の一部に過ぎないのではないか?」というモヤが晴れないまま物語は進行していく。
    それは、全てが語られないことであったり、何となくの違和感であったり。
    それが終始拭えないままどんどんと降り積もっていくので、後味の悪さだけでなく、読んでいる最中もずっと暗く重い気分を味わい続けることができます。(褒めています)



    最後に真相がわかった後は、ほんとにスッキリ。でも、当然黒幕はお咎めなしなので、後味の悪さもしっかりあります。

    いやー、橋本

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    2023年08月01日
  • クロク、ヌレ!

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    いつもの作風と違ってコミカルでサクサク読める、とても好きな作品だった。

    登場人物は全員おかしい人ばっか、話の進み方もなるほどって感じ、フジコのイメージとは全然違う作品だった。

    真里幸子さんの小説は、ちゃんと解決して完結するし、読んだ後に納得がいくから好き。

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    2023年07月30日
  • まりも日記

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    真梨幸子『まりも日記』講談社文庫。

    自虐的な連作短編風猫ミス小説。

    何とも判然としないストーリーなのだが、ドロドロした感じは、いかにも真梨幸子らしい。女流作家の数奇な激動の人生を傍らでひっそりと眺める猫のまりも。

    猫という生き物は余り媚を売ることが無く、我関せずという感じで、なかなか手強い生き物である。それでいて、突然懐いて来るのだから、全く不思議だ。


    『第一話 まりも日記』。猫の奴隷と化した憐れな独身女性の物語を描くイヤミス風猫日記。猫を飼い始めてから、坂を転げ落ちるように破滅へと向かう女流作家。

    派遣社員で食いつなぐ年収200万円弱の売れない女流作家が猫を衝動買い。僅か5万円と

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    2023年07月07日
  • カンタベリー・テイルズ

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    パワースポットにまつわる短編集。
    表題のカンタベリーテイルズが特に不穏。一癖も二癖もある登場人物に終始翻弄された。
    後書きとのギャップもすごい。真梨先生のお人柄がなんだか可愛くてエッセイも読みたくなる〜

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    2023年06月25日
  • 聖女か悪女

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    誰が1番悪いのだろうと考えながら読みました
    騙し合い、憎みあいの繰り返しでうんざりしそうでした
    私はまだ未成年なので大人になるとこんなに汚いのか、と絶望しそうになりながら読み進めました
    最後までみんながみんなお互いが騙されていると見下している
    そんな最初から最後まで心象悪い小説と感じました

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    2023年06月23日
  • 孤虫症

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    まんまと騙されてしまった、恐ろしい話だった…
    語りの視点の変化が秀逸で、最後に「そうだったの?!」とびっくり。
    ページは多いが続きが気になるのでさくさく読める!
    読んでるこっちが狂いそうなくらい精神病者がリアルで、
    なんだかむずむずしてしまった…
    そしてオチが怖すぎる。タワマンの人間関係、恐ろしい…
    さすがイヤミスの女王!

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    2023年06月13日
  • あの女

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    売れっ子作家・珠美 vs. OL作家桜子…とでも書いておこう。
    嫉妬・妬み・僻み…帯にも書いてあったそのままだが、共感しすぎて怖い。
    分かる、分かる…て私、大丈夫???

    イヤミスはあまり好きでなく、手を出せないでいたが、いや〜…こりゃ面白い。ハマりそうです。

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    2023年06月12日
  • パリ警察1768〈新装版〉

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    時代背景と海外もので読みにくさは多少あったけど、ラストの真相はさすがの真梨幸子さん。
    この手のラストはやっぱり好き。
    そしてパリの地下にはいまでも、、。

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    2023年06月11日
  • 人生相談。

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    各章それぞれの物語のように見えて、少しずつ結末に繋がっているのが面白かった

    各章初めによろず相談室に投稿されたお悩み内容を
    誰が書いたものかを考えながら読むのが楽しかった。

    1回読むより周回して読むと、より理解できる話だろうなと思った

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    2023年06月02日
  • 縄紋

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    ネタバレ

    面白かった。
    この作家さんは#猫で認識していて、小説を読むのは初めてでしたが、とても読みやすくほぼ一気読み。『縄紋黙示録』という自費出版予定の小説原稿をめぐってSFファンタジーなのかなという小説内容と現実のミステリっぽい展開が螺旋のようにつながっていってちょっとメタ小説ぽい感じ。なぜか途中無性に怖い怖い。宇宙レベルでスケールが広がったかと思うとすとんと話が現実に落ち着いたり、読んでて不思議な浮遊感のある小説でした。
    ハハとかカカとかアラハバキが出てくる段で何か吉野裕子っぽいな~と思ってたら参考文献の筆頭でした。「蛇」読後の衝撃を小説にした感じ?

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    2023年05月31日
  • 私が失敗した理由は

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    ネタバレ

    登場人物が多い上に章ごとに視点が変わるけど、それぞれインパクトが凄くて、この人誰だっけ?という事になりにくかった

    イメージしていた人物像が全然違ったり、この人は成功したかと思ったら殺されたり、小さなどんでん返しがたくさんあるような感じで面白かった

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    2023年05月23日