真梨幸子のレビュー一覧
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短編が最後は1つに結びついていくのが面白かった。しっかり読まないと分からなくなってしまう。一度読み終わり、もう一度読み直して納得がいく感じ。相変わらずの女性の嫌な部分(マウント、嫉妬など)を全面に押し出してくるのが好きだった。Posted by ブクログ
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60年前の1961年の生活そのままで、3ヶ月間生活するというテレビのリアリティショー。2組の家族が、古い団地に住み込んで、リアルに暮らす、というだけの企画のはずが、そこにはテレビ局側の思惑が。それに翻弄される2組の家族。が、それだけなら、単なるイヤミスも、それだけにとどまらないのは、やっぱり真梨さん...続きを読むPosted by ブクログ
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真梨ワールド全開でした。
短編が繋がっているとこが、また面白い。
しかし、怖い。女性の様々な怖さを感じた。
心の闇と病みの深さが怖い。
カンタベリー、テイルズのカワイさんが怖い。めちゃ怖い。目黒さんはさいご理由がわかったのかな、、。真由美さんカップルは、どうしてそうなってしまったのか、、。真由美の思...続きを読むPosted by ブクログ -
60年前の団地体験リアリティーショーに出演することになった2家族。ギャラは500万円。はたして無事に3ヶ月の撮影を終えることができるのか。
もう設定からして何かが起きなきゃおかしいと…最後の最後は読めませんでしたが。久々のイヤミスらしいイヤミス。楽しめました。Posted by ブクログ -
著者のブログ、エッセイという内容
全編、猫かと思ったらそうではなく
後半が猫でした
ブログ記事が多く感じましたが
楽しく読めました
猫のマリモさん、かわいいです
マリモさんにあげてる肉が高級すぎてびっくりでした
ブログ読んでると親しみがわきましたPosted by ブクログ -
良い意味で騒がしくスピーディーな展開。過去の事件に絡む人物がリアリティーショーを通して犯人を炙り出す。しかし犯人確定まで一度では落ち着かないのが真梨先生。クセのある登場人物、多し。Posted by ブクログ
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1960年代は東京オリンピックが開催されたり新幹線が走り始めたりと、高度成長期のど真ん中だった。私が生まれたのは1960年代の初めだが、生まれ育ったのが九州の片田舎だったので、道路はまだまだ舗装されておらずオート三輪が土煙を上げながら走っているという感じで、高度成長期のイメージとは少々異なる雰囲気だ...続きを読むPosted by ブクログ
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実際にあった事件を連想させる内容でひたすら怖い
けど、最後に「あーこう繋がってるのか!」となるところはさすがイヤミス
「殺人鬼フジコ~」とリンクしてる内容なので読み返したくなったけど、あっちも胸クソ悪くなる作品なので(この場合誉め言葉かも)たぶん読まない・・・読めない・・・Posted by ブクログ -
まんまと騙されてしまった。
どういう展開になるのか…
目が離せなくて一気読みしたのだが、ラストまでこうなるのかと参ったなとしかいいようが無い。
60年前の団地生活を家族で体験して500万という企画につられ、このリアリティショーに参加した2組の家族を巻き込んで殺人事件が起きる…という話。
それが60...続きを読むPosted by ブクログ -
一九六一年の団地での暮らしを再現するというリアリティショーに参加した二組の家族。高額の報酬につられ、不便で不自由な生活に耐えようとする彼らに降りかかる数々の災難。それを陰で見ながら何かを企む制作サイド。これはリアルなのか、それともやらせなのか。やがて起こる事件と、団地を舞台に起こった過去の事件の関連...続きを読むPosted by ブクログ
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p.247 : 「鮮やかだな」サツキは、つい、そんな賛賞を口にした。
特別 この言葉がやたら出てくる。特別な存在になった女たちがただ、ひたすらに殺されていく。特別だから殺されていく。
最後まで濃厚だったなぁ。
続編がある意味がわかった。読むべき。
読むべき〜!!!Posted by ブクログ -
全ての話が繋がっていて面白い
引き込まれて一気に読めた
ただ、そこわざわざレクター博士を持ってくる必要あったかな?とは思ったPosted by ブクログ