真梨幸子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読みやすい文体で、あっという間に引き込まれて気づけば読み終わっていた。
時代・家庭に呪われて生きていると感じる気持ちは、わからなくはない一方で、そうなりたくない・そうやって自分を呪うように生きたくはない、みたいな、共感と嫌悪感が入り混じった気持ちになる。そんな感情を掻き立てる登場人物が次から次に現れて、自分と重ねてしまって、だんだん真相に迫る面白さもあって…。
でも終わってみれば、自分も「#公賀さんは私かもしれない」とか言って人の死を自分の慰めに使ってる人と変わらず、全然真相に近付いてなかったんじゃないか、というような気持ちにもなる。
いやおもしろかった。 -
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