【感想・ネタバレ】教祖の作りかたのレビュー

あらすじ

​あなたの”教祖(推し)”は誰ですか?
恋も不倫もアイドルも宗教もお酒も子育ても……沼に入ったら地獄へズブズブ!
沼落ちミステリ



「同窓会で不倫しちゃっただけなのに」
郊外のペンシルハウスに暮らす普通の主婦、奥寺色葉は夫と息子との3人暮らし。ある日引きこもりでゲーム実況YouTuberの息子に1千万の税金の督促状が届きーー。家のローンもあり、夫は詐欺にあっている。そんなお金、払えるわけがない。そんな時、高校の同窓会で久しぶりにあった同級生とついつい不倫をしてしまいーー。弁護士の彼に「節税のために、宗教法人をやれば?と持ちかけられるが。
まさかこんなことになるなんて!
あなたの平凡ないつものある日、天使のラッパが鳴り響き、汚れた世界の終焉が訪れる。
「日本人ほど神を信じたがる国民はいません」

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

内容はヤバいが、グイグイ引き込まれて一気に読んでしまった。読み手にストレスを感じさせずに、真実が徐々に明らかになるのが、爽快でした。内容はヤバいけど。

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2025年03月07日

Posted by ブクログ

久しぶりに没頭した。
前読んだ作者の本はどろどろの同窓会がテーマということくらいしか印象に残っていなかったためこういう作風も書かれると知り非常に驚いた。
内容はまさにカルト宗教ホラー、タイトルそのもの。
しかし今まで読んできた同種の本よりも複雑な人間関係と暴かれる真実が絡み合い圧倒的に面白かった。
人間関係が円状で繋がっているのもまた良い。

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2025年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さすが真梨幸子面白かった
サクサク読めた
表紙の絵がかわいい
教団を一から作っていく話しかと思ってたけど全然違った
宗教団体自体は割と勝手に発展してる感じ

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

真梨幸子さんの作品は混乱させられることが多いけど、この作品は比較的わかりやすかったかな?
どっぷりハマる人の痛さって傍観してる人からするとなんとも言えない蜜の味かもしれない

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2025年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 表紙も好みだし、ストーリー展開もブラックジョーク的で好み。楽しく通読できたのだけれど、「あれ?結局どういうことなんだっけ?」っていうところはあった。

 時系列的な話は割と最初からあたりはついていた。登場人物が訳わかんなくなっちゃったな。もっとちゃんと細かく読めばよかった。

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2025年05月09日

Posted by ブクログ

くだけた口語寄りの地の文とスピーディーな展開のおかげで、サクサク読める。
伏線を小出しにする、ちょっと読み進めると「はーんこういうことなのかな…?」と少し予想が立つ、でももうちょっと読み進めるとミスリードされていたことに気づく、「あれ!?」と思ってもっと読み進めると、大きな伏線回収が来て「やられた」と思う……。そんな感じで飽きずに読め進められる作品だった。
ただ少し構成が複雑なので、伏線っぽいところを意識的に拾いつつ読まないと、読み終わった時にハテナが浮かんでしまう人もいそう。
自分は楽しく作者の手のひらの上で踊ることができ、モチーフである「教祖」の扱い方も好みだったので、機会があれば作者の他作品も読んでみたい。

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2025年03月16日

Posted by ブクログ

とにかく怖い。
文字情報でグロが大量に一気に渡され、想像のし過ぎで何度か本を閉じて休憩したほど。それでも構成が素晴らしく上手くて、「眠れなくなる!」と思いながら止められなかった。最後の締め方だけうーんという感じだが、それ以外は素晴らしかった。初めての真梨幸子作品だったので、その特性を知らぬままかわいい装丁に惹かれて手に取り、そこからは想像出来ない内容に面食らってしまった。

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2025年03月01日

Posted by ブクログ

面白かった!
最初っから完全に騙されてて、途中からおっと?どういうことだ?と気づき始め最後に答え合わせ!
イヤ〜な後味が残るけどそれもまたいい!
この作者の他の作品も読んでみたいな〜

追記
作者、聖女か悪女の人か〜
確かに読んだことのある文体で宗教というか組織がテーマなの似てるわ!

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2025年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりに真梨さんの本を読みました。やっぱり面白い。
最初は同窓会での再会からの、ドロドロ展開になるのかと思ったら(少しなりましたが)過去のバラバラ事件から宗教問題が出てきて、終盤に進むにつれ、登場人物に対してのミスリードっぽいのもあって、気になって一気にさくっと読み進めました。
厚木(うちから比較的近い)っていうのに親近感が出てこともあり、ほんとにありそうな事件だな~っていう感じでした。

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2025年02月11日

Posted by ブクログ

おもしろかった。勢い止まらず最後まで読めた。
大どんでん返しというよりかは、じわじわとひっくり返される感じ。
この人の違う本も読んでみたい。

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2025年01月24日

Posted by ブクログ

するすると引っかからずに読める
他の真梨作品に比べると、登場人物もそこまで多くないので相関図を描かなくても大方掴めた

視点が操作されていて、最後には「あ!そういうこと!?」と気づけて面白い
ただ、読後にずしんとくるいや〜な感じは薄め(イヤではあるけど)起きている事件は凄惨だけどなぜか全体的に軽めな印象
ノンストップで進んでいく感じが、イヤミスというよりも、ヒトコワ?ホラー?

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2024年12月31日

Posted by ブクログ

最初から絶対ミスリードを仕掛けてくると

分かっているのに

なかなか分からないもどかしさ

登場人物がみなうさん臭い(笑)

主人公すら怪しいんですから



最後は 気持ちよく

なるほどなぁ と騙される

お見事でした

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2024年12月12日

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息子の税金対策に、不倫した同級生の弁護士から宗教法人を引き継ぐことをすすめられた色葉。夫も了承した矢先に弁護士が殺される。
最後はまさかの展開でした。

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2024年12月10日

Posted by ブクログ

タイトルから宗教的な話かと思ったら、すごいお話でした。税金の支払いを逃れるために宗教法人にするとか、自分の信じるものに妄信する人間の怖さ、傍から見ると異常なのにそれが子供の頃から当然の環境にいることにより洗脳された人間の怖さを感じた。結果、人間って怖いなっていう、真梨さんの作品って人間が怖いのが多くて読んでいて背筋がぞわってなる感じがあります。

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2024年11月17日

Posted by ブクログ

装丁が好み、タイトルも面白そうと、事前情報なしでなんとなく手に取り、一気読みできた。
休眠している宗教法人を悪いことに利用するというのは聞いたことがあるが、ふむふむこういうストーリーもあるのかと興味深い。次はどうなる?さてどうするの?と、ぱたぱたと展開していくスピードが速くて面白い。
最近は人間の陰の部分を描いたものをあまり見ないようにしているのだけれど。辛くなるから。でも、作り手の匙加減が好みだったら大丈夫なのかなぁ。
最後も本を閉じ終わって、イヤ~な(←ほめてる)後味もよいです。

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2024年10月31日

Posted by ブクログ

虚実織り交ぜながら描くカルト宗教と人間たちの闇、これは読み始めたらノンストップだ。
真梨幸子というと極めて露悪的に人間を描くのに文体はバタバタとしていてコミカルだ。でも作中で起きている事は顔面が引き攣るほどの惨劇である。
物語が奇妙な方向に歪むのは流石の展開だし、本作は読者を煙に巻いてとんでもない所に着地させる。面白い。

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2024年10月30日

Posted by ブクログ

期待を裏切るゾッとする小説(夏にはよかったです。)

正直、『教祖の作りかた』ってタイトルだったので、宗教の作り方の小説かと思っていました。
でも全然、ゆるい内容ではなくなかなかヘビーな内容で唖然としました。
それでも、読む手が止まりませんでした。

読んでいくうちに色々な状況が垣間みえ、真相を早く知りたくてあっという間に読んでしまいました。

途中で混乱する部分がありますけど、しっかり読むと理解できました。
たまには、怖い小説もありですね。

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2024年08月15日

Posted by ブクログ

最近は真梨幸子さんの本をよく読んでいます。今回もさすがのイヤミスで読み進めるほど展開が広がって黒幕かもと思う人がどんどん出てきて予想出来ない結末でした。少しグロさもあったりしますが先が気になってあっという間に読んでしまいました。真梨さんの小説は宗教がキーワードになる物語が多い気がします。洗脳とか個人個人の考え方の違いって怖いなあと改めて思わされます。

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2025年09月14日

Posted by ブクログ


安定の読み応え。

独特の真梨幸子さん節に言葉のチョイス、
人間の腹の中と狂った欲望をあけすけに
暴き尽くす毒っぷりは今回も圧巻。

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2025年06月25日

Posted by ブクログ

毎度毎度の真梨幸子ワールド!
今回は人間相関も分かりやすいと思って終盤まで読み進めたけど…。
終盤から結局どんでん返し的になり、時系列が頭の中がめちゃくちゃになり…笑
すんなりはいかないのが真梨幸子作品とわかって読んでますが、今回も結局前のページに戻って進んでの行ったり来たりでした。

少し時間置いて再読かな…笑

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2025年06月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

去年の今頃、新刊案内として出ていて気になった『教祖の作りかた』(真梨幸子)。

5日間かかってようやく読めた…!!!

あらすじ読まずしてタイトルで選んだ結果…

ありそうで怖〜いゆっくりジワジワ来る感じ、まるで夏の湿気が喉元に居座っているようだった…。

「表紙のイラストかわいいのに」と思っていたけど、奇妙さで言えば納得です…!

途中時系列がに違和感を感じると思いつつ話を読み進めたら合っていたので、

そこは「自然な感じに流されんかった!!!」とスカッとしました。

そして…

最近知人と「推し」についての話をしたり(男女問わず低音ハスキーボイスはかっこいい)、本でお金のロンダリング(浄化)の話を読んだりと、

なかなか本の内容以外でも繋がる何かがあって不思議。

何なんだ…笑

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2025年05月23日

Posted by ブクログ

やっぱ宗教は怖いな。特に新興宗教ってやつは。神だのメシアだの言ってる人はヤバい奴だわ。最後まで犯人は見破れず。

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2025年05月02日

Posted by ブクログ

設定としてはすごく好きで、最初はかなり前のめりで読めてたんだけど…
途中からいらない表現が目について、気になりすぎて入ってこなかったな…。残念。

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2025年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2025/01/22予約 2
夫とYouTuberで引き籠りの息子と3人で暮らす奥寺色葉は、息子の未払い税金1,000万円の督促に驚き悩む。そんなとき、色葉は同窓会に出て、弁護士になった同級生に宗教法人を作り税金を逃れる方法を提案される。
というとんでもないストーリー。
目線と時間が次々変わるので、こま切れより一気読みがおすすめ。現実離れした世界を味わえる。

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2025年01月30日

Posted by ブクログ

一体何を読まされているのか…と思いつつ、次々予想を裏切られる展開であれよあれよと読み進んでしまって、一気に読み終わった。読み終わった後もまだ夢見てるみたいな感覚。

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2025年01月04日

Posted by ブクログ

相変わらず真梨幸子さんの作品は怖い(笑)
でも面白いです!
最後まで誰が黒幕か分からなかった。
「教祖」って誰でもなれるんだけど、やっぱりカリスマ性が必要ですよね。

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2024年11月15日

Posted by ブクログ

息子は引きこもりyoutuberで夫は詐欺にひっかかり自身はアル中の奥寺色葉。気分転換のため出席した同窓会で再会した西脇と不倫関係になってしまう。実は大人気ゲーム実況者だった息子へ税金1000万の督促状が届き困っていたところへ、西脇から宗教法人は非課税の為「妙蓮光の会」という宗教法人を継承しないかと勧められる。夫も乗り気になり、契約しようとした矢先に、西脇のバラバラ遺体が発見される…

表紙のイラストが病み可愛い。けど、中身は全然可愛くなくて結構グロい!
色葉やその周辺の人物視点と、引きこもりの久斗視点で物語が進むが、この久斗が一体誰なのか、ミスリードに誘われラストにはお前だったのか…!の連続で楽しめた。登場人物がそんなに多くないので真梨作品にしては珍しく混乱せずに読めた。
この後味の悪さはさすが真梨幸子、これぞイヤミス。

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2024年11月02日

Posted by ブクログ

安定のイヤミス感で面白かった。
それぞれの登場人物を把握するのに時間がかかるけど、この「誰がこのセリフを話してるのか」がよくわからなくなるところが、ある意味真梨さんの小説の良さ。
宗教団体っていろいろ謎。

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2024年10月21日

Posted by ブクログ

登場人物全員が愚か。引きこもりの息子は所詮厨二病なので、本物には勝てない。精神病棟に入れられても信者が多くて出てきてしまう。オカルト雑誌って今も盛んなのか気になる。

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2024年10月11日

Posted by ブクログ

同窓会で再開したイケメンの生徒会長と不倫しただけなのに…その日から、同級生たちが次々と死んでしまい…いったい、私の周りで何が起こってるの?

ドロドロとした関係性はさすが真梨さん。ただ、このトリックは安易すぎやしませんかね。後半は謎解きというより、惰性な感じが否めませんでした。

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2024年10月08日

購入済み

少しズレてる

この作品、なんの予備知識もないまま、タイトルに惹かれ読みました。最初から、あらら〜、そう言う感じ?の連続で、テンポよく読めました。が、最後まで読んで、え?え?となり、すぐに、再度、読み直しました。なるほど、それに気がつかなかったのは、不覚としか言いようがない。読後は非常にスッキリしない。しかも、間違ってるし。少しズレてるところが怖い。

#怖い #ドロドロ #ダーク

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2025年06月16日

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