真梨幸子のレビュー一覧

  • ウバステ

    Posted by ブクログ

    真梨さん、読むたびに「またまた雑だなぁ」とか思うんだけれど、新刊が出れば、やっぱり読んでしまう。
    真梨さんは目の付け所とうかテーマがいいのよね。親の終活とか介護とか、いろいろ気になる年代なので。
    60代で終活は早いだろうとは思うけれど、おひとりさまはおひとりさまで色々あるよね。
    今回のウバステは、人もバッタバッタは死なないし(死ぬけど)、それほど下品でもなく、読みやすかったと思います。昭和歌謡を知らない人には何が何やらだろうね。

    0
    2025年07月03日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     同じ書き出しで、25人の作家さんが25通りの物語を紡ぐ。1編が6ページほどのショートショートだからサクサク気軽に読めるし、様々なジャンルの物語を1冊で楽しめるためお得感がすごい読書時間を過ごした。

     現実の法から奇想天外な架空の法まで、ジャンルもミステリやディストピアものなど、物語の舞台も現代から近未来、果ては明治時代やアメリカの西部開拓時代まで、多種多様な設定の中でその法律が齎す思わぬ影響や人間模様が繰り広げられる。短いながらどの作品もとてつもない読み応えだった。

     法律というテーマ故か、ディストピアものとの相性が特に良かったように感じる。
     ハッとしたのは、今私たちの生きている世界は

    0
    2025年06月28日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

    Posted by ブクログ

    1回目はよく理解できず、2回目にやっとそういうことか!と腑に落ちた。最後は意外な展開で面白かった。
    泡と氷の時代、、経験してないと泡に憧れるが、それぞれの時代で、個人がどう生きるかがやっばり大事なんじゃないかな、、(そうであってほしいという願いも含)

    0
    2025年06月24日
  • 聖女か悪女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった!
    でも、何故か真莉幸子さんの本を読むと、ホラー漫画家の関よしみさんを思い出す。
    最後らへん、首を切られたのは誰だろう。

    0
    2025年06月17日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フジコの衝動を読んで、最新作にいく前に気になって読んでみました。
    今度は衝動に比べて気持ち悪い、性癖がやばすぎ!でした。でも、衝動の最後の伏線が回収されたときの爽快感はすごかったです!読み切ってよかった!

    0
    2025年06月16日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

    Posted by ブクログ

    「殺人鬼フジコの衝動」より面白かった!
    全ての謎が解けて、あらゆる伏線が回収された感じでスッキリ。
    茂子が恐ろしすぎるし、異常すぎだ…
    久しぶりにこの2作品を読んで、ホントにイヤミスの王道と言っても過言ではないし、後味悪すぎ…笑
    とにかく期待も込めて次の「フジコの16ヶ条」を期待して待ちたいと思う!

    0
    2025年05月28日
  • 三匹の子豚

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    真梨幸子作品のイヤなところが全部詰まってる感じ。
    女系家族のしがらみ、職場や友人との人間関係、男女の痴情……こじれにこじれて一周まわってた。笑
    途中から、これ家系図書きたいな…って思ってたら、公式で用意してくれるやさしさ。
    女の嫉妬はこわい、と何を読んでも思い知らされますね。

    0
    2025年05月10日
  • 教祖の作りかた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     表紙も好みだし、ストーリー展開もブラックジョーク的で好み。楽しく通読できたのだけれど、「あれ?結局どういうことなんだっけ?」っていうところはあった。

     時系列的な話は割と最初からあたりはついていた。登場人物が訳わかんなくなっちゃったな。もっとちゃんと細かく読めばよかった。

    0
    2025年05月09日
  • みんな邪魔

    Posted by ブクログ

    濃密なイヤミスにとても痺れた。
    女特有の醜い感情と、更年期からくる不安定さに、他人事とは思えない事態だ。

    0
    2025年05月06日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

    Posted by ブクログ

    「リング」の貞子のように「フジコ」ウィルスが身近な人に感染したかのように展開する話。この手のスピンオフ的な作品は肩透かしをくらう事も多いが、本作は十分に楽しめた。

    0
    2025年04月26日
  • カンタベリー・テイルズ

    Posted by ブクログ

    前半、面白かったです。
    繋がってるとはびっくり。
    真莉幸子さんの本は初でしたが、他も読んでみたいです。

    0
    2025年04月10日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

    Posted by ブクログ

    氷河期世代とバブル世代の見えない確執。
    40〜50代の心臓を直に握りつぶしてくるような感覚。
    きっと当て嵌まる登場人物がいる。

    私は思い切り氷河期世代なので、セキグチさんの気持ちにハマってしてしまった。
    親ガチャ、競争社会、セクハラパワハラ、えとせとら。

    私もさっちゃんになってたかもしれない。
    もしくは… #さっちゃんはあなただったかもしれない

    0
    2025年04月06日
  • ウバステ

    Posted by ブクログ

    ユートピア。理想郷。それは誰にとっての理想なのか。あらゆる人の理想を掛け合わせれば、それらがぶつかり合っていずれ地獄と化す。

    自分が人生を終える時のことなんて正直、さほど興味がない。無縁仏として扱われるならそれも別に。寧ろ、墓を持てば遺された誰かがそれを管理していくという事を考えると、忍びなくなる。誰か適当に散骨でもしてくれ、なんて気持ちも生まれるが法律が簡単には許してくれないだろうし、人生の仕舞い方を考えるのは難しい。と、簡単に言えてしまうのは自分の死を現実的に見据える年齢に至っていないからだろうか。

    高齢社の孤独死、おひとり様問題。施設の問題。現代社会が抱える闇とも言える部分に、真梨さ

    0
    2025年03月30日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    真梨先生の真骨頂でしょうか。
    ジリジリとした、他人から向けられる嫌味が含まれたような、
    殺された「さっちゃん」の印象が、真梨先生らしくてとても好き。

    そして、「さっちゃん」といい、「Nさん」といい
    他人による、他人のフィルターを通して伝えられた印象と、
    マスコミによるドラマティックに作られた印象が交錯することで、
    死んだ本人のアイデンティティが壊されていく感覚が
    何とも気味が悪い描写。

    「死人に口なし」とはこのことか。

    0
    2025年03月30日
  • みんな邪魔

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    真梨さんワールド全開って感じで楽しめた。真梨さんの作品で一番好きかも
    解説に「イヤミスの濃縮還元」みたいなこと書いてあったけど、まさしくその通り笑

    殺人鬼フジコを読んでる時と似たような感覚で、ヤバい女がどんどん転落してく様を「イヤイヤ、ヤバすぎるだろ、どうすんのこれ…」と苦笑いしながら読む手が止まらない感じ

    エミリーとミレーユの章が特に印象的だったな〜、本当どうしようもなさすぎて笑

    物語の要となるガブリエルと秋月については、ミスリードに引っかかることなく読めたので、騙された〜とはならなかったけど、まぁ面白かった。

    それを踏まえてのあのラストもいい。
    青い6人会もジャンヌの呪いも、一生続

    0
    2025年03月28日
  • ウバステ

    Posted by ブクログ

    ミステリとしては引き込まれ足りなかったけど、人生、おひとりさま、終活についてリアルに考えるにきっかけにはなりました

    0
    2026年01月22日
  • 教祖の作りかた

    Posted by ブクログ

    くだけた口語寄りの地の文とスピーディーな展開のおかげで、サクサク読める。
    伏線を小出しにする、ちょっと読み進めると「はーんこういうことなのかな…?」と少し予想が立つ、でももうちょっと読み進めるとミスリードされていたことに気づく、「あれ!?」と思ってもっと読み進めると、大きな伏線回収が来て「やられた」と思う……。そんな感じで飽きずに読め進められる作品だった。
    ただ少し構成が複雑なので、伏線っぽいところを意識的に拾いつつ読まないと、読み終わった時にハテナが浮かんでしまう人もいそう。
    自分は楽しく作者の手のひらの上で踊ることができ、モチーフである「教祖」の扱い方も好みだったので、機会があれば作者の他

    0
    2025年03月16日
  • フシギ

    Posted by ブクログ

    読みやすいホラーミステリー。いわゆる叙述ミステリーというやつかもしれない。
    イヤミスの巨匠というイメージの作者さん、やっぱりとても上手い。
    タイトル通り、何となくフシギな状況や出来事が何気なくというか当たり前のように綴られていた。
    霊や怨念が人に何かを為したり、見えたりすることは本当にあるのだろうか?そんな疑問もするっと。まあどちらでもいいか、と思われた。
    途中から何となく疑ったけれど、これ本当は最初からトリックとして書かれたのか、まったく普通に書かれたのか、どちらなのだろう。もし後者だとしてら自分の読解力に自信無くすわー。
    ほどよく怖くて謎とフシギと、古墳だの稲荷だのと伝奇めいたところもあっ

    0
    2025年03月14日
  • 坂の上の赤い屋根

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    騙されたけど、夢オチに似たもやもや感はあった。青田サヤカと大渕ヒデユキの起こした事件を取材する記者本人が記憶喪失した青田サヤカという展開に驚いたが、実は人為的にスクープを作り出して金儲けしようとする編集者の橋本と大渕ヒデユキの罠であり、語り手が記者のイイダチヨ、大渕と獄中結婚したレイコと進んで最後の数ページまでは橋本の視点にならないため語り手たちと同様に読者も騙されるという構造になっている。『5人のジュンコ』もそうだが嫉妬、貧困など人間の弱さから起こる事件について、そこに至るまでの当事者たちの心の機微を描写するのが真梨氏はうまいなぁと感じる。

    0
    2025年03月11日
  • 人生相談。

    Posted by ブクログ

    相変わらずの真梨さん小説の人間関係の複雑さ。
    かなりこんがらがる笑

    新聞記事の人生相談のそれぞれの短編だと思って読んでいたが、読み進めるにつれてそのそれぞれが実は繋がっていて面白かった!
    私的にはうまく出来てるなぁと感心してしまった。
    お見事でした!

    0
    2025年03月10日