真梨幸子のレビュー一覧

  • 女ともだち
    お得意のタワマン&女のしがらみ満載です!
    途中までは週刊誌の一読者のような、野次馬心満載で読み進められますが、最後は切なすぎます…
    子どもへの虐待、ダメ、ゼッタイ!

    ところで真梨さんの中でタワマンが成功の象徴なのでしょうか?笑
    私は一軒家の方が好きです(←どうでも良い話)笑

  • 深く深く、砂に埋めて
    有利子みたいな女性とは関わりたくない!と思う反面、生い立ちが可哀想すぎて、手を差し伸べたくなる複雑な気持ち…
    映画化するなら沢尻エリカでやってほしいな。

    あと真梨さんにしては珍しくタワマン&女のしがらみが出てこない小説です笑
  • アルテーミスの采配
    AVという題材をうまく使って、興味が先に、ミステリーが後から追ってくる展開。面白かった。続編ないのかな。
  • お引っ越し
    ★★★★
    再読本。
    改めて読み返したら怖かった。
    夜読みたくないくらい。
    前回はよく考えず興味のままにどんどん読み進めていたけど、「机」の本当の持ち主と「壁」の本当の犯人をよく考えて読むととても怖い。

    全部の話がリンクして、解説まで面白い。
    殺人鬼フジコの時もそうだったけど本一冊を通して全てが作品...続きを読む
  • 私が失敗した理由は
    久しぶりにめちゃくちゃ疲れる読書だった。
    読後感は、やり切った…
    とにかく登場人物が多い、そして関連事項が多いため気を張って読む必要がある!

    ただ最後にスッキリ繋がったことと、真梨さんの遊び心が好きなので、読後感は良し。
    とても!おもしろかったです…。
    最後ホラーだったけと...続きを読む
  • ご用命とあらば、ゆりかごからお墓まで 万両百貨店外商部奇譚
    ここの所軽くて明るい話ばかり読んでいたので、久しぶりにどっぷり重い話が読みたくなり積読消化。中盤までは割と?コミカルな話が続きますが、以降は重いイヤミスが続いていい感じです。マネキンなるほど、となりました。
  • イヤミス短篇集
    真里幸子さんのイヤミスエッセンスを感じることができる軽い読後感
    隙間時間に読むのにちょうど良い
    「初恋」この手の話は食傷気味な筈なのに気持ち良いくらい書き手の思うとおりヤラれてすっきり
  • 鸚鵡楼の惨劇
    様々な伏線が最後に繋がります。そうだよなと思わさせられました。途中で嫌な気分なる、まさにイヤミス感満載の作品でした。
  • お引っ越し
    真梨幸子さんと言えば、毎回ちょっと癖のある毒を含んだ文章を書かれる印象がありますが、やはり今回の短編集もそれが随所に表れていました。

    全体的に会話が多い事もあり、テンポ良く読めましたが、内側から開かない非常口など脳内映像でイメージしただけでゾッとする様なホラー感満載の作品集でした。

    読後、しばら...続きを読む
  • 深く深く、砂に埋めて
    最後の結末、唸ります。イヤミスではあるが、主人公の魅力と悲しさを理解できる部分もあって、読後の嫌な感は薄い。
  • 向こう側の、ヨーコ
    相変わらずの真梨幸子ワールド、人間関係の絡み方の複雑さに最後まで翻弄された。夢遠くに存在すると思っていた人が現実にどんどん近づいてくる恐怖。でもそれは現実なのか、はたまた夢なのか…
  • 向こう側の、ヨーコ
    構成がA面B面と特徴的で、
    この先どうなっているのか読み進めるのが楽しかった。
    どろどろとした感情が心のどこかにある女友達。

    それはズルいでしょ、とも思ったけれど、
    実際にありそうなラストにゾッとした。
  • 6月31日の同窓会
    特集で気になっていた真梨幸子さん。久しぶりに一気に読んでしまった作品。個人的にはスタートからのエネルギー全開がエンディングへの期待値を上げ過ぎてしまった感アリ。しかしながらこの私が本を一気に読むなんてそんなに出来ないことなので、とにかく別の作品も読んでみたい。
  • 女ともだち
    過去の描写が辛い。
    まともじゃないことって、頭の中で一つ何かを掛け違えてしまうだけで疑いもなくできてしもうのかな?
    救われてほしかったのに…そこはイヤミスですね。面白かった。
  • 私が失敗した理由は
    登場人物が多いので一気読み必須。最初の登場人物の悩みは、最後にはなんだっけ?となるくらい、要素がたくさん。真犯人は結局あの人だけど、あの事件の犯人も?これは読み返し必須。
  • 孤虫症
    うん、気持ち悪かった!寄生虫&エロ&ミステリー。文章をじっくり想像すると「ファーーーーー!!!」と叫びだしたくなるので淡々と読んだ。セックス依存症の奥様のお相手の男性陣が、続々と死んでいく。皆一様に原因不明の大量のブツブツを発生しながら死亡。そういえば、最近奥様の体調もどうも良くない。これは如何に。...続きを読む
  • 孤虫症
    週に3回他の男と体を重ねる事を習慣にしている女。どこか嫌悪感を持っていたこの作品をひたすら見ぬ振りして来たが、いざ読んでみると面白い。

    真梨幸子の作品は私の頭が足らず、常にこんがらがるのだが、デビュー作との事もあり複雑な伏線は多くは無く比較的読み易かった。
    言い回しの違和感や粗が多い部分も感じるが...続きを読む
  • 人生相談。
    好きな物語の進行!人生相談から話が始まってそれらが繋がって最後の結末を迎えるっていうのが、繋がった時の気持ちよさがたまらなくて快感です。
  • 向こう側の、ヨーコ
    途中頭が混乱する箇所もあったけど、人間関係のどろどろ感がリアリティーある!真梨幸子さんらしい一冊で、物語のテンポがすき!
  • あの女
    2人の女性作家
    三芳珠美と根岸桜子
    いがみ合い
    珠美がマンションから転落して植物状態になる
    誰が突き落としたのかという謎は最後に解決する

    夢の話と現実がぐちゃぐちゃになって、今誰の目線で語られているのか見失いがちでしたけど、面白く読めました

    タイトルのあの女って誰のことでしょうね