真梨幸子のレビュー一覧

  • 6月31日の同窓会

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    女性同士の妬みとか嫉妬とか、ドロドロした感情がリアルに描かれていてさすが真梨幸子〜‼️と思いながら読んでました^ ^要所要所で伏線回収されていく感じがめちゃくちゃ面白かったです!
    「地獄への道は善意で舗装されている」というフレーズがかなり印象に残りました^^

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    2024年04月21日
  • 私が失敗した理由は

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    真梨幸子さんの本はやっぱりとっても面白くて読む手がとまらない。
    ただ自分の頭が悪くいせいで登場人物が多くて伏線回収が難しい、、
    もう一度読みたい!といつも思います。
    孤虫症読みたいな

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    2024年04月04日
  • みんな邪魔

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    ネタバレ

    自分も年齢的に他人事ではないので気をつけようと思いました…(笑)えない

    ミレーユの話が1番エグい。
    他の登場人物は身近にいそうだけど
    実際にはドラマでしか見たことないような人たちだったので
    そこまで胸糞感がなくすらすらと読めて楽しかった!



    終盤にもちゃんと そうだ、ミステリーだったわ!という仕掛けもあって面白かった

    しかし…
    あの嫌な終わり方はいっそ清々しかったなあ

    終わらない青い六人会
    一生やっててほしい

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    2024年04月03日
  • フシギ

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    ネタバレ

    完全に騙されました。冒頭の「私自身が体験した…」とか「個人名とかにはエフェクトかけてある」とかあったから、知らず知らずのうちに主人公はご本人だと思ってしまってた…
    確かに、主人公が誰ってどこにも言及されてなかった。個人名どころか、性別も何もかも。。スイーツ盛り合わせを頼んだとか、ファッションにやたら詳しいとか、多分そういうことから私が勝手にご本人が主人公って思い込んでしまったんだろうね(泣)

    帯に「事故物件」ってあったから、事故物件がメインテーマかと思ってましたが、さわりだけでした。でも、ホラー味があって面白く読み進めることができました。

    途中から日付が気になりだして、新しい日付が出てきた

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    2024年03月17日
  • 縄紋

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    歴史的な雑学がいっぱいで読みすすめるのが個人的にちょっと難しかったけど、続きが気になってするする読んだ

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    2024年01月28日
  • フシギ

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    騙された。
    ホラーでもありミステリーでもあり。
    〈フシギ〉がよく合う物語でした。
    面白かった。
    続きが気になる呪いでもかけられているのだろうか…最後まで一気読み。

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    2024年01月05日
  • 初恋さがし(新潮文庫)

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    後半で畳み掛けるように登場人物がどんどん繋がっていく感じが面白かったです!イヤミス大好きなので大満足でした^ - ^

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    2023年12月20日
  • 孤虫症

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    ネタバレ

    続きが気になって一気読みしちゃいました!
    叙述トリックによるどんでん返しめちゃくちゃよかったです^_^
    梶原さん、山上さん、吉田さんたちの嫉妬や脅しを巡ったドロドロや麻美と奈未の母親のエピソードなど、全体を通して普通の感覚では理解できない女たちの描写が多い中で、麻美がゆり子の笑い方を不快に感じるシーンなど絶妙に共感できてしまう些細な描写もあったのが個人的に好きで面白かったです!
    元々真梨さん好きでしたが、デビュー作がこんなに強烈だったと知ってより好きになりました^_^

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    2023年12月11日
  • フシギ

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    真梨幸子『フシギ』角川文庫。

    連作形式の混乱混迷の恐怖のイヤミス。

    見事なミスリードと次から次へと襲い掛かる恐怖の連鎖。あの人がアレでアレがコレして、こうなったのかと頭の中がぐるぐると。

    次々と新たな人物が登場しては不審な死を遂げたり、失踪したり、或いは失踪したはずの人物が再び登場したりと読者を混乱の渦に巻き込みながら、数々の都市伝説で恐怖を煽りながら、主人公の作家の日常が少しずつ壊れていく様子を描く。


    本作の語り手の作家がヨドバシ書店の尾上まひるという編集者と出会ったことから次から次へと不可思議な怪異と遭遇する。

    やがて、尾上まひるは瑕疵物件のマンションから転落死するが、その後も

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    2023年12月06日
  • 鸚鵡楼の惨劇

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    1962年の惨殺事件に端を発する。1991年の高級マンションでの諍い。そして2013年まで、半世紀にわたって繰り返される忌まわしき事件!この文言だけで…理解できるかなぁ…と、心が折れそうになる。しかしながらいざ読み始めてみると、ページを捲る手が止まらない。あの時のあの人がこの人で…と、真梨さんにしては分かり易いと言ってもいいぐらいの人間関係。そして腑に落ちた。まぁ内容はもちろんイヤミスの女王の肩書は伊達ではない。さすが真梨さん、期待通りの嫌らしい面白さだった。鸚鵡って80年も生きることもあるんだ。解説が黒木瞳さんだった。

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    2023年12月02日
  • 私が失敗した理由は

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    読まずにはいられない、、
    それがこの「私が失敗した理由は」の感想。
    そして、
    こわい、もあるし、え…もあるし、わかった!!もあったし、でも結局騙されたし、たしかたしかあれ…うわどういうこと、
    こんなかんじです。本気でおもしろかった。

    一通り読んで、途中で、だよねだよね!犯人はこのひとだよね!!とかわかった気でいたけど、
    作者の真梨幸子さんが書きたいことってそんなことじゃないんだよなって落ちた。
    わたしがわかったと思ったことなんて、ほんの一部分でしかなくて、
    なんか もやっと、だけど考えたこともない角度からチクチクと針で刺されて
    最終的には脇腹から中心にかけてぐにゃぐにゃって掻き回されてて、

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    2023年12月01日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

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    読む順番を間違えてはいけない小説です。「殺人鬼フジコの衝動」を読んだ後、本書を読むと言う順番を守った方がよいです。そして、間髪いれずに読んでしまうことをお勧めします。本書を読み終わった後、一作目の後書きを読み返しました。いろんな伏線があり、きっちり回収しつつ、後味の悪い事件を追体験できような作品です。
    一気読みしてしまう危険書籍です。

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    2023年11月07日
  • 孤虫症

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    ネタバレ

    いいねぇ。夢に出てきそうな、自分も大丈夫だろうかと心配していまうような、そして好奇心ですぐに調べてしまうくらいの気味悪さといいぞくぞくする感じ。
    このような目には見えない菌やウイルスは本当に怖い。知れてよかった。
    普通に学びになった。

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    2023年10月23日
  • 6月31日の同窓会

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    ネタバレ

    真梨さんの作品のイメージが一気に変わった。以前はグロテスクホラーのイメージだったが、正統派ミステリーだった。いいじゃん!「6月31日の同窓会案内が届くと死ぬ」という都市伝説。伝統女子校・蘭聖学園の卒業生が巻き込まれ、連続死。OGの弁護士・松川凛子の前に複数相談に来るが、その後に死亡したことを知る凛子。結構早い段階で犯人はこの人でしょ!と予想し当たった(^^♪真梨作品、以前読んだフジコの衝動、あれはヤバかった。この本ももう少しグロテスクでもよかったかな?時系列が複雑系は嫌いなのだが、何とかなりました。⑤

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    2023年08月26日
  • 坂の上の赤い屋根

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    ネタバレ

    久しぶりの真梨幸子作品、イヤミス感が堪らない。

    人それぞれの行動は、何がその人を突き動かすのか?
    金か、愛か、名誉か…。
    それぞれの家族背景や生まれ育った環境から培われる、自分に足りないものや自分がどんな手を使ってでも手に入れたいと思うものの大きさは計り知れない。
    もしも自分が大事件を犯すことがあるとすれば、何を目的とするんだろう、などと考えてしまった。

    読んでいる最中の不快感、落ち込み様、読み終わったあとのスッキリしなさが本当に癖になる。

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    2023年07月31日
  • えんじ色心中

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    真梨幸子さんのデビュー後第2作目。ライターをしながらマニュアル作成で、なんとか社会の一端にしがみついている久保。

    それでも生活が苦しく、派遣会社にも登録するが、なぜか生活は苦しくなるばかり。そんなとき、16年前の殺人事件が注目され、久保は自分を思い出してかけるが。

    いまやイヤミスの大家とも言える真梨さんだが、この作品はイヤミスというより、社会派サスペンスに近いかな。

    でも、単なるミステリよりもサイコパス系を得意とする真梨さんの原点のような気がする。この閉塞感、絶望感は他では味わえない。

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    2023年07月17日
  • ふたり狂い

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    奴らのような輩のことを、世間一般では狂ってると呼ぶのでしょうけれど、読んでいるとこの話の登場人物全員狂ってるのではないか?と錯覚してしまいます。実は奴ら全員が狂っていて…ちと登場人物の把握に手擦りましたが、後味の悪い流石のイヤミスでした。

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    2023年07月15日
  • あの女

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    ミステリーを読んだのが初めてだったので最後まで読めるか心配でしたが面白すぎてすぐ読み終わってしまいました…
    「共感しすぎて怖い」という誘い文句に少し疑問を持ちながら読み始めましたが、この作品を表すにはこの表現しかないなと納得させられました。

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    2023年06月22日
  • 6月31日の同窓会

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    登場人物が多くて混乱しそうになるが、面白くてページを捲る手が止まらず。
    登場人物の綽名が、いいスパイス。

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    2023年05月16日
  • 6月31日の同窓会

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    真梨幸子さんのミステリーってラストで度肝を抜かれるようなものが多くて好きなのですが、今回のもなかなかでした。このタイトルにもある、6月31日の同窓会っていうのが読んでいるうちに怖さを感じるし、最後まで読んで驚きの展開に本を閉じてからしばし呆然としてました。ホントに一気読みでした。

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    2023年04月15日