真梨幸子のレビュー一覧

  • ●●にいたる病

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    流石名だたる人達だけあって面白かった。

    「いたる病」っていう大元のテーマがあるのに書く人が変わるだけでこんなにいろんな角度で楽しめる本になるのかと驚いた。

    最後だけ「いたらぬ病」なのはなんでやねん!と思ったけどそれは触れないでおこうと思います。

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    2026年07月31日
  • あいつらの末路

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    初めはお高く止まった女の転落話の連続短編集だと思っていた
    確かに連作短編集だったけど…
    ラスト数行でおお…となって、タイトルを見てゾッとした

    朝子視点の文章が読みづらいのも焦りまくってて大混乱な感じが伝わって良い

    本当に大混乱だった

    生きている人間が1番怖い

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    2026年07月29日
  • ●●にいたる病

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    ネタバレ

    我孫子武丸『切断』
    もはや十八番。犯人の男が渦中の女の子自身(もう一つの人格)。ちゃんとどんでん返しとして成立しているし、トップバッターとして良かった。

    神永学『欲動』
    タナトスに魅入られる人、というのはよくあるテーマ。挿入部分が玲子ってことには気づいたけど、担任教師か…ありがちな罠に何度もしてやられる…よくできた話!

    背筋『怪談』
    最後の台詞にゾクッ…!怪談すぎる!
    途中であ〜そんなもんか〜と思わせときつつ、ちゃんとオチてオモロくて狡い!一番◎

    真梨幸子『コンコルド』
    う、うーん暫定最下位かも

    矢樹純『拡散』
    叙述トリックではない…だと…。まあ全部そうでもね、うん、おもんないからさ。

    歌野晶午『しあわせにいたらぬ』
    最後はいたらなくなってもた…旦那じゃなく息子という落としもありつつ、事件そのものもちゃんと一捻りあり。メッセージ性もあり。

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    2026年07月25日
  • お引っ越し

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    真梨幸子さんらしい、読みやすい短編集。
    なさそうでありそうな、ホラー味が強い作品だったが、面白かった。
    個人的に、もう引っ越しをする必要がないのでホッとしている笑

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    2026年07月25日
  • フジコの十ヶ条

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    殺人鬼フジコが記したとされる十ヶ条のメモによって引き起こされる事件の数々

    フジコシリーズの中では言いようのない不気味感が少なく、軽く読めると思ってたが、終盤辺りで「うわぁ…」と持ってかれてしまった
    最後まで気が抜けない
    が、何故か惹き込まれる

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    2026年07月22日
  • あいつらの末路

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    3時間で一気読み。途中からなんとなく展開が予想できてしまった点だけマイナス。真梨幸子さんらしい女のイヤ〜な部分が満載。憧れ、嫉妬、妬みはどんなに仲が良い関係にも潜む心情。何がきっかけでいつ表面化するかは、、、ほんとイヤだね〜あぁ、面白かった。

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    2026年07月17日
  • フジコの十ヶ条

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    相変わらずサクサクと殺人が行われ、フジコの十ヶ条がそれぞれの殺人事件のキーワードと符合していく。
    米井富士子が受動的に関わる事件と思われたのだが、なかなかにフジコはその正体を読者に予想させない。
    最後に無罪請負人の弁護士まで処理してしまう徹底的な殺意は、まさにフジコの猟奇性を際立たせている。

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    2026年07月17日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    鬱屈とした展開が続く。
    解説にあった“素晴らしい嫌悪感”という表現が的を射ている。
    苦しい表現、痛々しい感情が続いていくのに、読む手が止められない。
    どんな終わり方をするのか、期待を込めて読み進めたが、そのまま終わる。実は娘の話だった!というどんでん返しオチかと思ったら違っていた。
    このまま終わるのか…と残念に思っていたら、あとがきで高評価確定。なるほど、と感嘆してしまった。
    はしがきとあとがきの構成が素晴らしい。
    内容が陰湿、口悪く言えば胸糞悪い展開しかないので、人に勧めるのは憚れるが、解説にもあった通り、世の中の濁った部分を見たい時にはいいかもしれない。
    人に勧めにくいという意味では星3だが、読み続けさせる文章力と見事な構成を評価して星4としたい。

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    2026年07月09日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    ネタバレ

    殺人鬼なのかもしれないが、犯行自体は非常にあっさり進んでいき(一部すごい描写はあったけど)、
    1番のテーマは虐待や周囲の人間の悪意や気のかわりの早さなど、結構人間の醜い部分なのかな?と個人的には感じた。
    突然最後のあとがきで伏線回収する様に様々なことが明かされていくのは疑問に思っていたこともあったので、
    少しスッキリした。
    事実…ではないよね…?

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    2026年07月08日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    ネタバレ

    自分にとって都合の悪い人を消してもバレなければいいと考え、殺人を次々と犯していく藤子のサイコパスっぷりに怖くなります。が、そんな殺人鬼に対して同情してしまう気持ちも不思議と芽生える魔力を感じる物語でした。業に絡め取られ、なりたくないと思っていた自分の母親のように彼女自身もなっていっているという負の連鎖に辛くなります。どこかで彼女がこの運命から抜け出せる点は無かったのか…。しかしその運命に翻弄されることさえも叔母に計画されていたかのような含みのある終わり方に更にぞわっとしました。

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    2026年07月08日
  • ●●にいたる病

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    ネタバレ

    前半はイマイチ…。〇〇にいたる病への期待に過剰に反応しすぎているというか、堅いというか、気張りすぎというか。しかし後半矢樹さんと歌野さんはさすがでした。面白かったです。

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    2026年07月07日
  • ノストラダムス・エイジ

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    ぶっ飛んでいて現実味がないのに、顔を上げても本を閉じても不穏さが消えなくてぞわぞわする

    私が生きてるこの世界は本物…?家族は?友達は?恋人は?本当に実在するの??

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    2026年06月22日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

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    どこまでも人間の脆い部分を追求して
    逃げずに、向き合って直視できる人じゃないと
    書けないような作品だった…
    真梨幸子さんは、いつもすごいな
    その上で社会全体の動きも知る、すごすぎる……
    他の本でも女性がメインに描かれることがあるけれど
    今回も新しい視点で面白かった(T^T)
    ⁡
    年齢で変わってくる周りからの見え方とか
    自分が置かれた状況をおかしいと思いつつも
    逃げられないところまで来てしまって
    その快楽に溺れたこともあるけれど
    それを人にはオススメしない、止める
    ⁡
    当たり前のことかもしれないけど
    魂を削ってまでする事なのだから
    それを、人にオススメというか
    アドバイス含めて、やってみたら?とは
    あまり言えないのが当然で、良かったんだなと
    ⁡
    自分が置かれている現状と小説の世界が
    シンクロしている部分もあるから
    本当に小説っておもしろい……!
    ⁡
    言葉に出来なかった感情を文章にしてくれたり
    ほんとうに、ありがたいね、大事にしないと
    ⁡
    ほんとにおもしろかったー!!

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    2026年06月12日
  • ●●にいたる病

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    色んなどんでん返し物語がテンポよく進んで面白がった!雪山の話はゾッとした、、

    ひとつの話が短いととんとんと話が進んで読みやすかった。

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    2026年06月11日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    一家惨殺事件の生き残りの少女が、伝説の殺人鬼になるまでの物語。
    虐待、いじめ、痴情のもつれ⎯
    救いようのない負の連鎖に初めから終わりまでずっと胸糞悪いのに、終盤に「あれ、これって…」と気づいてからはページを捲る手が止まらなかった。

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    2026年06月07日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

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    真梨さんの作品は、まさにイヤミスの代表と言われるとおり読後感が相変わらず良くはない。
    今回も真梨ワールド満載で、複雑な生い立ちや人間関係、女性達の悲しい人生など読んでいて辛くなってしまうが、先が気になり、スラスラ読んでしまった。
    「さっちゃん」の壮絶な人生にはいろいろ考えさせられ、意外なラストを迎えるが、また真梨さんの作品を読みたくなった!

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    2026年06月05日
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?

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    日本の何処にでもいる様な仕事も人生も上手くいかない人は何かに責任転嫁させたがる。バブル世代と氷河期世代と言う時代ガチャや親ガチャまたは毒親貧困。
    何故人は他人と自分を比べたがるのか?そこからは何も生まれない気がするけど。人間の闇はなんでも無い所から生まれるのかもしれない事をこの作品を読んで一番に思った。
    イントロダクションで叔母のさっちゃんは何故死んだのか?と問題提起する事で次の章「氷と泡」「棘」「fの呪い」が一気に読めてしまう。そして最後に「アイビーハイム」で謎が解ける。結局殺人なんてその人にしか解らない逆恨みか復讐心なのです。
    だからさっちゃんは私だったかもしれないし貴方だったかもしれない。そーいうことなのに何故被害者は女性が多いのか?(昨今のTVでもNETでも)
    きっと女性特有の就職しても結婚で仕事を辞めるか続けるか、出産で仕事を辞めるか続けるか?人生の分岐点で選択肢がたくさんあり、選択毎に人生がまるで違ってしまう事がたくさんあり過ぎる事ですよね。導かれる様に彼女の過去に触れどんどん犯人像が見えてくるんだけどそれは流石に真梨幸子先生はスンナリ犯人を教えてくれないのです。いつもの様にどんでん返しがあったんです。まぁ仕方がない事ですね。ちょっと出て来ただけの人がえーそうなのってなっちゃうだよね〜楽しんで読んでみて下さい

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    2026年05月27日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

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    前作は哀しさも入り交じった人間の嫌な部分のイメージだったが、本作は個人的に忌避感MAXの人間の恐ろしさを感じる
    ルポ形式も若干入っていて内容とは裏腹に文章は読みやすく、それが尚、ドロっとした感覚を直接的に伝えてきた

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    2026年05月24日
  • 孤虫症

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    ネタバレ

    新感覚のホラー体験のような内容だった。
    生々しさと気持ち悪さで読む手が止まらなかった。ドM????
    性行為の体験がある人だったら少し怯えるかも…
    どんな虫なのか興味あるが、見たら頭から離れそうにないと思うのでこのまま知らぬまま面白かったと記載する。

    ☆一番恐ろしいのは、嫉妬と悪意ですよ。人も殺す、恐ろしい凶器ですよ。

    敏樹さんは、小説書いたのが違う人だとちゃんと
    分かっていたのがすごく愛が伝わった。

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    2026年05月21日
  • ふたり狂い

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    実家にあったので読んでみた。

    短編だが、一つの世界でのお話なのでスピンオフっぽく、「あの人か」と思い出しながら読んだ。

    人怖でゾクゾクできて面白かった。

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    2026年05月17日