真梨幸子のレビュー一覧

  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    「新しい法律ができた」で始まる短編集。古今東西の人気作家さんが顔を揃える。好みに合う話、合わない話さまざまなのは仕方ない。

    0
    2025年08月29日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    オムニバスで24人?が お題にそって
    一行目は ”新しい法律が出来た”です。
    それぞれに 面白かったのですが、最後の最後に シリアスな一遍が入ります。まあそうだろうと、法律は国民を守るための物でないとなりません。
     私的には "モう、デストピア”が、好きです。

    0
    2025年08月26日
  • 孤虫症

    Posted by ブクログ

    賛否両論ある作品だと思うが私は面白く読めました。特にメフィスト賞受賞作だけあり、色々な意味でインパクトの強さを感じた。サイコホラーな雰囲気で読み進めるうちにどんどん引き込まれました。また作品内で扱われている孤虫症は実際に日本にも僅かとはいえ実例があるらしく、怖さがありました。

    0
    2025年08月25日
  • 殺人鬼フジコの衝動

    Posted by ブクログ

    不遇すぎるフジコ。親が悪かったのか、運がなかったのか、それともこれはカルマなのか。
    終わりの視点がかわってるのが良い落とし所に思えました。

    0
    2025年08月24日
  • ウバステ

    Posted by ブクログ

    ダークでポップなタイトルに惹かれて、なんとなく手に取る。
    真梨幸子さんの本を初めて読んだけど、全く想像と違う、いや想像を絶する内容だった。
    老いについて、死について、35歳の私にとっても、恐怖でしかない内容。30年後に読んだら、もっともっとホラーに感じるんだろうなと思う。

    本当に面白かった。

    0
    2025年08月18日
  • フジコの十ヶ条

    Posted by ブクログ

    これは久しぶりのヒット。ちょっとムリ流れはあるが、終わり方がよかった。またフジコシリーズを再読しようと思ったり

    0
    2025年08月16日
  • 殺人鬼フジコの衝動

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    星4.3

    んーおもろい。
    何度か読んだけど、まだおもろい。

    テンポがよい。
    読む手止まらなくなるやつ。


    おもいっきりネタバレする。


    まず、時系列確認。
    初めて読んだとき、ラストで

    んんんん?

    となって、紙に書いて整理して

    うひょー、おもろい

    ってなった。


    んで、時系列確認。
    ただし、これは私の解釈。
    この小説は構造が特殊だから、作者による客観視点が皆無。
    この文章自体を物語の当事者が書いてるわけで、その真相がはっきりと書かれているわけではなくて。

    続編で明らかになるところもあるのだけど、一旦このフジコ1作目のみからの、私の解釈。


    高津区一家惨殺事件
    章の「2」

    0
    2025年08月12日
  • 殺人鬼フジコの衝動

    Posted by ブクログ

    人気って聞いて、フジコシリーズを3冊まとめて買ってみた。
    めちゃくちゃ共感できる話ってわけじゃなかったけど、虐待をしてしまう心理に、どこか理解できてしまう部分があった。
    前半は、主人公が殺人鬼になっていく過程が細かい心理描写と一緒に描かれていて、かなり引き込まれた。
    でも後半はちょっと消化試合感があって、少し飽きがきたのも正直なところ。
    とはいえ、あとがきで物語や背景について細かく解説されていて、読み終わったあとの満足感はちゃんとあった。
    残りの2冊も読むのが楽しみ。

    0
    2025年08月11日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    話題作、人気の作家たちによる"新しい法律ができた"の一文から始まる短編集。同じような短編集の5冊目。めくる度にうわっ、今度はこの人か~とワクワクしながら読めます。個人的に一番良かったのは五十嵐律人さんの憲法のお話でした。
    殺人や男女関係のエピソードあり、中学校から。
    金子礼介「ルパちゃん」
    日野瑛太郎「推し活制限法」
    朱野帰子「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」
    阿部智里「つるべを取られて」
    真下みこと「こんにちは、チャッテー」
    須藤古都離「虚法」
    嶋戸悠祐「国家殲滅フットボール法」
    多崎礼「復讐者は振り向かない」
    風森章羽「コロシヤとユキオンナ」
    名倉編「Touch la

    0
    2025年08月11日
  • 殺人鬼フジコの衝動

    Posted by ブクログ

    殺人は駄目な事とは思うけど、それを作り出してしまったフジコの悲惨な環境。満たされない思いが悲しかったし,最後のあとがきが衝撃でした。

    0
    2025年08月10日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

    Posted by ブクログ

    多くは語りません
    殺人鬼フジコの衝動→私は、フジコ→インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実→殺人鬼フジコの衝動

    で読みました
    登場人物の見え方も最初と変わる

    まだ最新作の『フジコの十ヶ条』は読んでないので、時期を置いて手に取ろうと思います。

    0
    2025年08月07日
  • 教祖の作りかた

    Posted by ブクログ

    真梨幸子さんの作品は混乱させられることが多いけど、この作品は比較的わかりやすかったかな?
    どっぷりハマる人の痛さって傍観してる人からするとなんとも言えない蜜の味かもしれない

    0
    2025年08月04日
  • 4月1日のマイホーム

    Posted by ブクログ

    最初はホラーと見せかけて、ただのご近所トラブルミステリーかと思ったが、中盤以降怒涛の展開だった。大体の登場人物の性格が良くなく(とはいえ誰しも内心ではそんなものかも知れない)、視点が次々変わるために感情移入はしにくいが…。

    0
    2025年08月04日
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実

    Posted by ブクログ

    複数人の男女をリンチの末殺害した罪で起訴されたが、無罪となった男、健太は茂子の息子で、フジコの従兄弟だった。
    被害者と関係者の証言からリンチ事件の真相、フジコの出生が判明。
    相関図があればより面白い!

    0
    2025年07月29日
  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    多分夕木春央さんの本を探してたどり着いた本。「これが最後の仕事になる」という一文から始まるショートショートのアンソロジー。これがシリーズ3作目のようだ。こういうのがあったとは知らなんだ。大好きな米澤穂信や真梨幸子のも入ってた。他にも今をときめく作家さんが多いけど、知らなかった初読みの人も。まぁこれだけの規模だからな。そしてショートショートは読みやすいけど、やっぱ印象に残らないんだよなー。インパクトにかけるというか。あと全然意味不明というか、面白くないのもちらほら。まぁ好みだからな。

    0
    2025年07月27日
  • 殺人鬼フジコの衝動

    Posted by ブクログ

    再読。学生時代に読んだため何も覚えておらず、あまりにショッキングな展開が怒涛の勢いで起こるものだから読書疲れを起こしてしまった。(それくらいのパワー)
    次ババヤガの夜読もうと思ってたけど、少し優しい世界とか美味しいものの小説を挟もう…

    0
    2025年07月26日
  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    1遍6ページなので、隙間時間にぴったりでした。
    五十嵐律人さん、秋吉理香子さん、呉勝浩さん、桃野雑派さん、白井智之さん、夕木春央さん、一穂ミチさん、米澤穂信さんなどなど。
    読んだことがある作家さんの作品がいっぱいで、とても楽しめました。

    0
    2025年07月24日
  • 殺人鬼フジコの衝動

    Posted by ブクログ

    構成も最高で読んでる間のテンポ感も気持ちがよく、内容は胸糞悪いすごい小説だと思った。
    解説で、「社会を生きるうえで人が自然と見て見ぬふりする社会のルールを、感情として文章にしている点が魅力」というようなことを書かれていたけど、特に本作においては「バレなきゃ悪いことじゃない、だからこれくらいしてもいいかな?」の葛藤がその程度を誇張して描かれていた点がそれにあたるのかなって思った。

    0
    2025年07月15日
  • これが最後の仕事になる

    Posted by ブクログ

    同じ書き出しで始める短編集。ストーリーそのものがおもしろいというよりは、作家の個性を楽しんだり、「同じ書き出しでもこれほどバリエーションがあるなんて」とアイディアそのものもを楽しんだりできる1冊だと思った。

    0
    2025年07月13日
  • フシギ

    Posted by ブクログ

    事故物件ホラーと思って読み始めたが、
    予想とは違いイヤミスな展開だった。

    作家の体験談というかたちで語られる。
    各章で新たな人物や出来事が登場し、
    話は少しずつ広がっていくので、
    「どう着地させるのか」と思いながら読んでいたが、
    ラストでは伏線が回収される。

    不気味さと後味の悪さが
    じんわり残るクセのある一冊。
    イヤミスが好きな人には刺さると思う。

    0
    2025年07月12日