真梨幸子のレビュー一覧

  • 坂の上の赤い屋根

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    真梨幸子『坂の上の赤い屋根』徳間文庫。

    長編イヤミス小説。

    見事に騙された。冒頭からイヤなテイストが随所に散りばめられ、張り巡らされた伏線と捻りが連続する真梨幸子らしい作品である。

    18年前に起きた残虐な殺人事件の真相と犯人たちのその後。事件を掘り起こそうとする女性たちの腹黒い企み。そして、もう1つ……言えない。

    18年前に起きた『文京区両親強盗殺人事件』。被害者の娘の青田彩也子と恋人の大渕秀行とが、人格者と評判も高かった開業医夫婦の身体中を切り刻み、コンクリート詰めにして埋めるという残虐な事件。

    18年後に、ある女性新人作家の手によりこの事件をモチーフにした小説が轟書房の週刊誌で連

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    2022年07月21日
  • 初恋さがし(新潮文庫)

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    調査事務所を開設した光子。彼女の元に身元調査を依頼しにやってくる人々をめぐる物語。

    登場人物に隠された殺意に気づかず全く見当違いをしていたせいで、あの惨殺事件の犯人は予想外。
    まさにイヤミスの女王、真梨幸子センセイ…

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    2022年06月02日
  • アルテーミスの采配

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    業界の闇系はよく流れてきてもスルーするタイプだったけど、これはリアルなので(それにしては巧妙すぎるけど)実際に起こっていることのようで、読んでいる間何回も業界のことについて調べてしまった。

    登場人物多いけど、全員がしっかり絡んでいるのでラストも満足でした。たまにいるポッと出の黒幕だけは許せないので、

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    2022年03月08日
  • 深く深く、砂に埋めて

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    真梨幸子さんの小説は何冊か読んでいますが、本作が今までで1番好きです✨男を次々と蝕んでいく悪女。頭では理解していながらも引き込まれていく男達… 彼女の描き方がまた絶妙にずるい

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    2022年01月18日
  • お引っ越し

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    ネタバレ

    それぞれの章は、世にも奇妙な物語のような感覚。
    それが読み進めるうちに「ん?これって...ちょっと待って」と頭をフル回転させてちょっと違和感に気付く。
    それが読み進めれば進めるほど違和感が大きくなって、最後に繋がって動悸が始まる感じ。
    イヤミスというよりは、ホラー。
    そして最後の最後、フィクションです。の次の文章でクスっとしてしまう、なんとも言い難い後味。
    読み終わって全てが繋がった気がするけれど、まだ気が付いていないリンクがある気がしてならない。
    もどかしさが残っています。
    みなさんもそうでしょうか?

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    2021年07月12日
  • 向こう側の、ヨーコ

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    真梨さん作品にしては登場人物が少なく、とても読みやすかったです!
    終盤犯人が分かって「えっ!」となり、最後の最後に「えええ???」となりました(笑)

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    2021年05月19日
  • カウントダウン

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    お得意の女のドロドロした内容ですが、今までのドロドロと違う、少しなんだか切ないドロドロです。
    「有終の美」を飾って亡くなるのが幸せなのか、それでも生き延びたほうが幸せなのか、色々考えさせられます。

    最後は主人公の妹があのようなことになりましたが、私的には妹の旦那が一番制裁を受ければいいのに、と思いました笑

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    2021年04月21日
  • あの女

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    素直に読んでたら最終、頭が混乱!
    さすがとしか言いようがない真梨幸子さん!
    女の嫉妬はほんまに怖ぇ…

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    2021年04月01日
  • 私が失敗した理由は

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    ネタバレ

    どこかで『あの人』にチェックされているかもしれないから声を大にして言おう、「この本、サイコーです!」と…(笑)。いやー、冗談抜きで大好きな作品でした。

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    2021年02月08日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    面白い

    とにかくイッキに読んでしまいました。
    最後の方の展開は素晴らしく、よくできたストーリーだと思います。

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    2021年01月08日
  • 私が失敗した理由は

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    あれれー?
    意外と評価低いですね!
    個人的には、すごく楽しみました^^
    小説の中に自分を登場させるところと、自分の作品をネタにしちゃうその内容もブラックで、なんか面白い・・・。
    最後まで読んで、、ん?って思って、今、2度目を読んでいます。
    怪しい人物が多すぎて、ちょっと推測しにくかったです(笑)
    まあそれが作者の意図でしょうけど。
    真梨幸子さん、なんかドロドロしてて好きです(笑)

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    2020年11月21日
  • カウントダウン

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    前半読んで想像するのとは全く違うエンディングが待っている。
    大ドンデン返しの連続。

    それを反芻するために、久々に最初から読み返してみたい、と思う本だった。

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    2020年09月20日
  • カウントダウン

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    真梨幸子さんのお話は伏線回収がとにかくすごい!
    比較的、この本は他の本よりもシンプルで頭の中で整理しやすかった。
    久しぶりに真梨幸子さんの本を手に取ったけど、スッキリ感に満足。
    主人公の亜希子は本物のお掃除コンシェルジュだわ。
    なんだかんだで、自分自身に嫌気がさしていた彼女だと思うけれども、最終的にあなたが一番ハッピーなのでは!おめでとう

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    2020年08月30日
  • 殺人鬼フジコの衝動

    購入済み

    途切れることなく陰鬱な世界

     人情として、不幸な人がただ不幸なままでいるよりも、一度幸せになってから再び不幸になる方が読んでいてつらいだろう。

     その点で言うと、この作品の主人公フジコはずっと不幸なままなので、読者としてフジコの不幸に関して段々と慣れていく。いくら読み進めても、もう落ちるところまで落ちてしまうしかないと、諦めの気持ち以外は出てこなくなってしまう。生育環境に同情はするものの本人の歪んだ性格も相まって、「いつかは幸せになってほしい」と思うことも出来ない。


     それでも「あとがき」には衝撃を受けてしまう。フジコはもうどん底で、これ以上不幸にはなり様がないと思っていても、これこそが本当の不幸なのだと

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    2020年05月21日
  • おひとりさま作家、いよいよ猫を飼う。

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    今回はイヤミスではなく真梨幸子先生の人生を綴ったエッセイです。
    イヤミス好き、真梨幸子ファンの僕にはたまらない作品でした。
    Twitterもよく拝見しているので発する言葉にはとても関心がありますが。
    私生活。
    なんとも先生らしい。という感じ(「知った風に書くな」と先生に言われそうですが(^○^))。
    個人的には勝手ながら僕自身とタイプも似ているし、猫を飼ってるなど共通項を見つけてほくそえんでいます。
    本作は少しでも作家『真梨幸子』に近づける。そんな作品となっております。

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    2019年08月24日
  • おひとりさま作家、いよいよ猫を飼う。

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    「はじめに」の部分で共感できたのと、イヤミス作家の日常が気になったのと、で購入。歌謡曲のとことか好きなドラマの話とか結構楽しく読めた。紹介されてた『深く深く、砂に埋めて』が気になるので読みます。

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    2019年06月23日
  • おひとりさま作家、いよいよ猫を飼う。

    購入済み

    真梨幸子さん、最高!

    真梨幸子さんの小説は全て読んできました。
    イヤミス大好きな私は、正直エッセイはどんなんだろう?と、あまり期待してあませんでしたが(すみません^^;)

    これまた!実に面白い!
    真梨幸子さんの世界観がドンピシャでした。
    イヤミスも最高ですが、ユニークも最高です!
    それとは別に。
    あとがきは心を打たれました。

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    2019年05月21日
  • おひとりさま作家、いよいよ猫を飼う。

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    本が売れずに苦労していた2009年から、『殺人鬼フジコの衝動』でブレイクした2011年などを含めた2017年までのブログやエッセイなどを再編した作品。

    序盤の苦労話は、書き下ろしでもない本作品が出版されるほどの人気作家になるオチを知っているだけに『ゲゲゲの女房』級の安心感を持って面白おかしく読める。

    全体的にほのぼのした話だが、あとがきの最後の4行が心に刺さる。さすが、イヤミスの女王。

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    2019年04月12日
  • アルテーミスの采配

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    アダルトビデオ業界の闇……

    AV女優をアダルトビデオ業界に斡旋するプロダクションZEGEN
    ZEGENの社長鮫川しずかよりAV女優の生態を本にする企画があがりそのライターとして雇われた名賀尻龍彦。彼は五人のAV女優を紹介されインタビューをする。
    最初の女優は東城ゆな、名賀尻は嘘で固められた彼女の本性を暴く為に色々な事を聞きやっと本名と職業を聞き出す事に成功する。しかしその名前も職業も嘘だった。
    紹介してもらった五人の女優のインタビューが全て終わった。
    名賀尻に東城ゆなが殺害されたと連絡が入る。しかも東城ゆなの携帯電話の最後の履歴が自分だった為警察にマークされていると。
    冗談じゃない。殺したの

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    2019年04月10日
  • 深く深く、砂に埋めて

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    初めて登場した時から狂ってた。いや、狂い始めた瞬間から物語が始まったのか。

    愚かだが、巨大な愛を前にして愚かじゃない人などいるのか。

    胸が締め付けられつつも、心に残る作品。

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    2018年08月26日