真梨幸子のレビュー一覧

  • 縄紋
    私にとって縄文時代を題材にした本は3作品目!
    そして真梨幸子さんの作品も3作品目!!

    今回の縄文時代は雑学みっちり系!!!

    原始から現代まで続く謎の信仰
    世界滅亡の危機!?
    東京都内で起きる謎の殺人事件と原始の時代の繋がり?

    主人公の校正者、興梠の下に自費出版予定の小説『縄紋黙示録』の校正依頼...続きを読む
  • ノストラダムス・エイジ
    ハンドルネーム:イエヤスはオフ会の最中に世界線Aから世界線Bにジャンプする。そしてさらに世界線Cにジャンプして…。パラレルワールドものが好きなので気になって読んでみた。しかし当然、SFではなくミステリー。
    途中いかがわしい描写があって、うへえとなるが、この作者の小説を初めて読んだので、これが標準の作...続きを読む
  • 殺人鬼フジコの衝動
    終始陰鬱な気持ちにさせられる(褒め言葉として書いています)作品でした。こちらまで負の連鎖が憑ってきそうで途中で放り出したくなりますが、本を閉じることができません。あとがきも気を抜いてはいけません。最後の最後まで翻弄されます。
    真梨幸子さんを知ったのは、長江俊和さんの作品『掲載禁止 撮影現場』の解説を...続きを読む
  • 鸚鵡楼の惨劇
    全編を通して陰惨な雰囲気がまとわりつき、読後感も悪い。面白かったんだけど、あまりにも暗い気持ちになってしまった。人には薦められない、自分一人で楽しみたいタイプの本。
  • 一九六一 東京ハウス
    真梨幸子さんらしい、いろんな事件が入り組んだ話だった。リアリティーショーで自殺が起きたことや役割を意識して人間が動くことや。あの心理実験にも触れられていて、ほんと人間とは恐ろしいものよ、と思う。かわいそうな小池一家も結局みんな母に殺されただなんて、真梨幸子らしいひどすぎる結果。こういうのを面白いとい...続きを読む
  • 三匹の子豚
    タイトルだけでは中々中身を想像出来ませんが、昔読んだ絵本のタイトル❣️中々ここからあの物語の展開は想像しませんでしたがこれが本当の意味で怖い絵本なのではないかと思います。絵本は子供達に人生の教訓を教えているのでは無いかと思います。桃太郎にしてもシンデレラにしても...無意識のうちに子供達に人生の教訓...続きを読む
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実
    前作に引き続き面白かった。
    フジコの方は(ミスリードはさておき)話の展開がなんとなく読めた上で転がるストーリーを追っていくために読み進める手が止まらないという感じだったけど、今作は核心というか、茂子と健太の目論見が不透明で不気味なまま展開していくのを、真相が知りたいがためにどんどん読み進めてしまう感...続きを読む
  • 孤虫症
    キモすぎる!!(褒めてる)
    終盤のスピード感のある回収がハラハラドキドキ!!
    誰も幸せにならないけど面白い作品だった。
    メンタル弱い人は注意。
    こんなキモい話、よく思いつくなあ(褒めてる)
  • 殺人鬼フジコの衝動
    虐待する人は子供時代に自身も虐待を受けている場合が多いというけど、藤子も母のようになりたくないとは思いつつもやはり同じことを繰り返してしまう。人殺しなんて全く理解できないけど、
    最初の殺人に至るまでの藤子の叔母や叔父との生活や友達や学校での立ち位置や関係に悩む気持ちを知ると、自然と何故か惹き込まれて...続きを読む
  • みんな邪魔
    オチはなんとなく分かるのに
    展開が気になってスラスラ読めた

    このトリックにはまんまと引っかかった
    もう一回読み返したくなるおもしろさがあった
    更年期になりたくない。自分がどうなるか怖い

    呪いって、因果応報やなって思った
  • 殺人鬼フジコの衝動
    人に勧めては絶対にいけないと思う。読んでグロすぎたと後悔していました。全然ミステリーとかの部類ではないのですが主人公や登場人物、さらには読書までが救われないという壮絶なお話なのですが!
    もしかしたら起こっても不思議ではない闇を見つけてしまいました。
  • 殺人鬼フジコの衝動
    読み応えがあって面白いイヤミスだった。
    最初のイジメ描写はキツイものがあったけど、その後「母のようにはならない」と言いながら爆速でフラグを回収していくフジコがこの先どうなるのか気になりどんどん読み進めてしまった。
    終盤、あ〜なるほどそういうことね!となったのも束の間、あとがきまで読むとまた印象がガラ...続きを読む
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?
    いつもの真梨さんって感じです。
    いろんなことが浅く盛りだくさんに詰め込まれている感じ。

    バブル世代 VS. 氷河期世代
    じゃあワタシ自身は何世代なんだろう?って考えながら読んだ。
    自分はバブルだと思っているんだけど、wikiなんかで調べたら、書いてあることと噛み合わないような。変だなぁ。
    バブル...続きを読む
  • みんな邪魔
    女の嫌なところギュッと煮詰めて余すところなく提供してくれてます。
    ちゃんと騙してくれるし。真梨幸子さん期待を裏切られません。
  • 6月31日の同窓会
    「地獄への道は、”善意”で舗装されている、、、」

    人は外側だけで中身は分からない。
    「嫉妬する人は理由があるから疑うわけじゃではなく。疑い深いから嫉妬するのです。」この言葉が読み終わった後にでてきた。
    どろどろでイヤミスで私の好きな要素だらけで一気に読んだ。
    これから真梨幸子の作品を読みたいと思え...続きを読む
  • 殺人鬼フジコの衝動
    ずっと重くて苦しくて暗いお話だった
    ミステリー要素はあんまりなく自叙伝のような感じ
    フジコの半生があまりにも可哀想で同情してしまった
  • さっちゃんは、なぜ死んだのか?
    面白かったけど、、、、
    やっぱり最後が震える、、、。
    犯人がまさかの、、、。
    色んな登場人物がいるから誰なんだと
    読み進めたり、読み返したりして
    終わりを迎えるころには、、、。

    猫の虐待、アッシーくんetc...
    色んなことが繋がってて怖い(笑)
  • 孤虫症
    同著者の「私が失敗した理由は」で取り上げられており、本当にあった本だったので読んでみた。

    うーん、この気持ち悪さたまらん笑
    五十嵐さんの「リカ」のようなサイコホラーとはまた違ったテイストのサイコホラー、、
    バイオよりの。

    最後の閉め方とかも余韻があって好きでした。
    読む人は選ぶと思うが
  • インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実
    何年か前に『殺人鬼フジコの衝動』を読み、合わせて買っていたのを読み終わりました。
    恐怖で人間を支配したり操る事の恐ろしさが、非常に後味悪く見事に描かれています。最後は血生臭さのオンパレードです。
  • 坂の上の赤い屋根
    いやー、真梨幸子節炸裂という感じ。良いイヤミスだった!

    読み進めるごとに様々な事実(らしきもの)か明らかになるのだが、「本当にこれが真実なのか?」「もしくは、真実の一部に過ぎないのではないか?」というモヤが晴れないまま物語は進行していく。
    それは、全てが語られないことであったり、何となくの違和感で...続きを読む